JP7058451B1 - 亀裂検出装置 - Google Patents

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Abstract

構造物に発生する亀裂を検出する亀裂検出装置であって、金属シース7a内に無機絶縁材粉末7bを介在させて導線7cを収容しているとともに、亀裂の発生が想定される箇所の想定亀裂Cと交差するように構造物に沿って設けられるMIケーブル7と、溶融状態から硬化することにより接合を成す金属であって、MIケーブル7を、構造物又は構造物に固定された部材に接合する接合部10,15と、導線7cの両端に接続され、導線7cの電気的特性を検出する検出装置9と、を備え、接合部10,15は、想定亀裂Cに対して、交差する方向の一方側及び他方側に存在する。

Description

本開示は、構造物に亀裂が発生したことを検出する、亀裂検出装置に関する。
橋梁や鉄道車両用台車などの構造物は、長期にわたって圧力を受け、かつ、振動することにより、金属疲労を起こし、亀裂を生じることがある。これらの亀裂については、安全管理の観点から早期に発見して対策をとる必要がある。しかし、目視による検査では、検査員の能力や注意力に依存するので、小さな亀裂を見逃す可能性がある。また、検査周期の間に小さな亀裂が成長して、構造物の破断等に至ることがある。そのため、亀裂の発生及びその場所を早期に発見するための様々な亀裂検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示された亀裂検出装置では、硬銅線を被覆して形成された検出線が、橋梁の表面上の亀裂想定箇所に、接着剤で固定されている。そして、検出線の一端側から他端側に向かって常時通電されている。このような亀裂検出装置によれば、検出線が固定された部分で橋梁に亀裂が発生した場合、検出線が断線し、通電が遮断される。これにより、亀裂の発生を検出することができる。
特開2005-156552号公報
本開示が解決しようとする課題
特許文献1において、亀裂検出装置に用いる検出線は、硬銅線を絶縁材により被覆した直径0.3mm以下の被覆銅線である。検出線を構造物の表面上に固定する場合、エポキシ系又はシアノアクリレート系の接着剤の使用が好適である。しかし、これらの接着剤は、長期の使用により、水分、油分、熱、紫外線等の影響を受けて、接着力が低下する。接着力が低下した接着剤に応力が連続して発生すると、劣化が進む。その結果、検出線を保持できなくなる。構造物に確実に保持されていない検出線では、亀裂を検出することができない。また、鉄道車両用台車では、飛び石などの影響によって検出線が断線することもある。この場合、構造物に亀裂が発生したと、誤った検出をすることになる。
本開示は、亀裂検出機能の劣化を長期にわたって抑制し、かつ、亀裂の発生を、より確実に検出できる亀裂検出装置を提供することを目的とする。
本開示の亀裂検出装置は、構造物に発生する亀裂を検出する亀裂検出装置であって、
金属シース内に無機絶縁材粉末を介在させて導線を収容しているとともに、亀裂の発生が想定される箇所の想定亀裂と交差するように前記構造物に沿って設けられるMIケーブルと、
溶融状態から硬化することにより接合を成す金属であって、前記MIケーブルを、前記構造物又は前記構造物に固定された部材に接合する接合部と、
前記導線の両端に接続され、前記導線の電気的特性を検出する検出装置と、を備え、
前記接合部は、前記想定亀裂に対して、交差する方向の一方側及び他方側に存在する、亀裂検出装置である。
本開示の効果
本開示の亀裂検出装置によれば、亀裂検出機能の劣化を長期にわたって抑制し、かつ、亀裂の発生を、より確実に検出することができる。
図1は、鉄道車両用の台車の一例を、台車の進行方向と直交する車幅方向の一方の側面から見た概略図である。 図2は、第1実施形態に係る、亀裂検出装置を構成するMIケーブル及びその近傍の拡大斜視図である。 図3は、図2におけるA-A線矢視部に相当する箇所の断面図である。 図4は、図2におけるB-B線矢視部に相当する箇所の断面図である。 図5は、検出装置の内部回路の一例を示す図である。 図6は、図2の状態から、台車枠に亀裂が発生した場合の斜視図である。 図7は、第2実施形態に係る、亀裂検出装置を構成するMIケーブル及びその近傍の拡大斜視図である。 図8は、図7におけるD-D線矢視部に相当する箇所の断面図である。 図9は、図7の状態から、台車枠に亀裂が発生した場合の斜視図である。 図10は、第3実施形態に係る、亀裂検出装置を構成するMIケーブル及びその近傍の拡大斜視図である。 図11は、第4実施形態に係る、亀裂検出装置を構成するMIケーブル及びその近傍の拡大斜視図である。 図12は、第5実施形態に係る、亀裂検出装置を構成するMIケーブルとその両端近傍の水平断面図である。 図13は、第5実施形態における検出装置の内部回路の一例を示す図である。 図14は、第6実施形態に係る、亀裂検出装置を構成するMIケーブルの水平又は垂直の断面図である。 図15は、第7実施形態に係る、亀裂検出装置を構成するMIケーブルとその両端近傍の水平断面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図1~図15(図5,図13を除く。)は、構造の特徴を示すことを主眼として描いており、各部の寸法は必ずしも実物の寸法に比例した図ではない。
《第1実施形態》
図1は、鋼材やアルミなどの金属からなる鉄道車両用の台車の一例を、台車の進行方向と直交する車幅方向の一方の側面から見た概略図である。他方の側面から台車を見た場合は、図1を表裏反転した形態となる。台車1は、台車枠2と、支持腕3と、車軸4と、車輪5と、軸ばね6とを備えている。支持腕3は、台車枠2に対して揺動可能である。車軸4は、支持腕3の先端側に取り付けられている。支持腕3、車輪5及び軸ばね6は、1台の台車1に4組設けられる。車幅方向の左右一対の車輪5は、車軸4により接続されている。軸ばね6は、支持腕3の先端と、台車枠2の先端のばね座2aとの間に、設けられている。
軸ばね6の上端を固定しているばね座2aは、台車枠2の本体部2bに対して、溶接により、一体に形成されている。溶接部分には、溶接ビード2cが残っている。一般に、構造物に外的な力が働くと、その力によって部材が変形しようとするが、その変形に抗して部材内部に生じる力が応力である。
台車枠2の本体部2bとばね座2aとのつなぎ目近傍には、車両の重量及び線路からの衝撃により、強い応力が生じる。また、応力は、部材表面のわずかな傷、溝、凹凸などの、形状が不連続に変化する部分に集中しやすい。そのため、溶接ビード2c及びその近辺には応力が集中しやすく、長年の使用により、亀裂が生じる場合がある。
図1に示す亀裂想定箇所Pは、応力の集中により亀裂が生じる可能性のある部分である。従って、この部分に亀裂が発生すれば、それを直ちに検出する必要がある。台車1の亀裂想定箇所Pでは、亀裂は縦方向に発生する。そこで、亀裂想定箇所Pにおいて、溶接ビード2cのラインを、亀裂が発生すると想定される「想定亀裂C」として、以下、説明する。
上記の想定亀裂Cと交差するように横長に、台車枠2の表面に沿って、MI(mineral insulated)ケーブル7が設けられている。このMIケーブル7は、金属シース内に無機絶縁材粉末を介在させて導線を収容したもので、信号用の、微小な電流を流すためのケーブルである。MIケーブル7の両端にはそれぞれ、外部ケーブル8の一端が接続されている。2本の外部ケーブル8のそれぞれの他端は、検出装置9に接続されている。
図2は、第1実施形態に係る、亀裂検出装置100を構成するMIケーブル7及びその近傍の拡大斜視図である。図2は、図1における左側のMIケーブル7及びその近傍を示しているが、図1における右側のMIケーブル7及びその近傍についても、左右対称になるだけで、同様である。
図2において、MIケーブル7は、想定亀裂Cと交差している。MIケーブル7は、その両端を除く中間部分が、台車枠2の表面に、例えばレーザ溶接により形成された接合部10により、固着されている。レーザ溶接の接合部10は、想定亀裂Cをまたいで、MIケーブル7の延びる方向(軸方向)の中央及びその近傍に連続して形成されている。従って、接合部10は、想定亀裂Cに対して、これに交差する方向の一方側及び他方側に存在していることになる。接合部10は、溶接やろう付けなどのように、溶融状態から硬化して金属接合を成すものであり、堅牢である。
MIケーブル7の両端には金属スリーブ11が取り付けられている。金属スリーブ11を介して引き出された絶縁被覆付きの外部ケーブル8は、検出装置9に接続されている。なお、外部ケーブル8に代えて、電線管に被覆電線を通したものを用いてもよい。
図2に示すように接合部10がMIケーブル7に沿って連続して形成されているのは一例であり、これに限定されない。例えば、不連続に、スポット状に何箇所かレーザ溶接を行ってもよい。但し、想定亀裂Cに対して、これに交差する方向の一方側及び他方側で、少なくとも一か所、MIケーブル7を確実に台車枠2の表面に金属接合した状態となっていることが必要である。
図3は、図2におけるA-A線矢視部に相当する箇所の断面図である。MIケーブル7は、外側の金属シース7aと、その内側に高密度に固く充填された無機絶縁材粉末7bと、中心の1本の導線7cとを備えている。接合部10は、台車枠2の表面と金属シース7aとを互いに一体化させるように、金属接合を成している。
金属シース7aは、オーステナイト系のステンレス鋼で、外径は3.0mm、肉厚は0.3mmである。また、導線7cはニッケル線で外径は0.7mmである。オーステナイト系ステンレス鋼は、クロムとニッケルが入った合金鋼であり、耐食性が高く、防錆処理が不要で、堅牢な金属である。また、一般に、市場に出回る全ステンレス鋼の半分以上がオーステナイト系であることから、当該ステンレス鋼は、入手が容易な材料である。なお、材質及び寸法は一例に過ぎず、これらに限定される訳ではない。例えば、金属シース7aの外径は1.0mm以上、3.0mm以下が好ましい。1.0mm未満では取り扱いが難しくなる。3.0mmを超えると、亀裂に反応して破損する確実性が若干下がる。
レーザ溶接は、アーク溶接などの他の溶接法に比べ、入熱が少なく、熱影響が小さい溶接法である。レーザ溶接を用いた場合には、金属シース7aへの熱影響を最小限に抑え、導線7cへの熱的な影響を抑制することができる。従って、台車枠2にMIケーブル7を固着する際のMIケーブル7の損傷を抑制することができる。
なお、レーザ溶接に代えて、ろう付けを行うこともできる。ろう付けも、溶融状態から硬化して金属接合を成すものであり、堅牢な接合である。
上記のように、MIケーブル7は、外皮が金属製(金属シース7a)であることから、レーザ溶接によって台車枠2と一体化して固定することができる。そのため、頑丈で、環境に対しても安定しており、水分、油分、熱、紫外線等に対して高い耐久性を有する。しかも、MIケーブル7が台車枠2と一体化しているため、ひとたび台車枠2に亀裂が発生すると、これに感度良く反応して破損する。
図4は、図2におけるB-B線矢視部に相当する箇所の断面図である。MIケーブル7の両端において、金属シース7aは金属スリーブ11の内周面に接合されている。導線7cは、絶縁被覆8b付きの外部ケーブル8の導線8aに接続されている。金属スリーブ11内は、絶縁物(例えばガラス)のシール部16によって封止されている。シール部16により、導線7cから外部ケーブル8の導線8aへと接続される部分が断線しないよう固定され、保護されている。
図5は、検出装置9の内部回路の一例を示す図である。検出装置9内に外部から供給される直流電圧(Vdd)の電源電路91には、電流を制限するための抵抗92の一端が接続されている。抵抗92の他端は、MIケーブル7の一端に接続されている。MIケーブル7の他端は、検出装置9内で接地(GND)されている。抵抗92とMIケーブル7との接続点の電圧は、信号電圧Voとして出力される。MIケーブル7には、電源電路91から常時、通電が行われている。抵抗92の存在により、電流値は微小な値に制限される。
MIケーブル7の導線7cに常時通電し、かつ、導線7cが正常に導通しているときは、信号電圧Voは、接地電位、すなわち0[V]となる。MIケーブル7の導線7cが断線して非導通となったときは、信号電圧Voは、Vddとなる。従って、信号電圧Voにより、MIケーブル7の導線7cの、導通/非導通がわかる。
なお、検出装置9は、例えば電源電路91と抵抗92との間に定期的に開閉されるスイッチを挿入し、導線7cに対して、定期的に通電を試みるようにしてもよい。定期的な通電により、常時通電よりも節電することができる。定期的にMIケーブル7の導線7cに通電する場合には、導線7cが正常に導通していると、信号電圧Voは常時0[V]、断線すると、通電時はVdd、非通電時は0[V]のパルス列となるので、これにより、MIケーブル7の導線7cの、導通/非導通がわかる(以下同様。)。
図2に戻り、前述のように、MIケーブル7は、台車枠2の表面上で、想定亀裂Cと交差するように取り付けられている。交差する角度は、概ね直交が好ましい。このように取り付けることで、MIケーブル7の延びる方向(軸方向)と、亀裂の進展によって裂け目が分かれて広がる方向が、概略同じになる。そのため、この取り付け方によれば、亀裂を感度良く検出することができる。また、MIケーブル7は、レーザ溶接によって、台車枠2の表面と一体化するように金属接合されているので、台車枠2に亀裂が発生すると、接合部10も破損し、MIケーブル7が断線する。
図6は、図2の状態から、台車枠に亀裂Ckが発生した場合の斜視図である。想定亀裂C(図2)の近辺で亀裂が発生すると、それに呼応してMIケーブル7の金属シース7a及び導線7c(図3,図4)が引っ張られて断線する。金属シース7aの内側に高密度に固く充填された無機絶縁材粉末7bは、金属シース7a及び導線7cの断線に伴って、粉状に粉砕される。この導線7cの断線によって、検出装置9から出力される信号電圧Voは、0からVddに変化する。これにより、MIケーブル7に通電できなくなったこと、すなわち、台車枠2に亀裂が発生したことを、迅速に検出することができる。
《第2実施形態》
図7は、第2実施形態に係る、亀裂検出装置200を構成するMIケーブル7及びその近傍の拡大斜視図である。第1実施形態の図2との違いは、MIケーブル7が、台車枠2に直接ではなく、台車枠2に取り付けられた金属パッド12に、レーザ溶接により、取り付けられていることである。
図7において、第1実施形態と同様に、MIケーブル7は、想定亀裂Cと交差している。一対の金属パッド12は、例えばアーク溶接により、溶接部13を形成し、台車枠2の表面に固着されている。2つの金属パッド12は、想定亀裂Cに対して、これに交差する方向の両側にある。MIケーブル7は、直線状に延びていて、一対の金属パッド12の表面に、MIケーブル7の延びる方向(軸方向)に連続してレーザ溶接されている。これにより、接合部10が形成されている。その他の構成は、図2と同様である。
なお、接合部10が連続して形成されているのは一例であり、これに限定されない。例えば、不連続に、スポット状に何箇所かにレーザ溶接を行ってもよい。
図8は、図7におけるD-D線矢視部に相当する箇所の断面図である。MIケーブル7は、第1実施形態と同様に、外側の金属シース7aと、その内側に高密度に固く充填された無機絶縁材粉末7bと、中心の1本の導線7cとを備えている。接合部10は、金属パッド12の表面と金属シース7aとを互いに一体化させるように、金属接合を成している。MIケーブル7の材質及び寸法については、第1実施形態と同様である。
また、MIケーブル7は、その外皮が金属製(金属シース7a)であることから、レーザ溶接によって金属パッド12と一体化して固定することができる。そのため、頑丈で、環境に対しても安定しており、水分、油分、熱、紫外線等に対して高い耐久性を有する。
図7に戻り、前述のように、MIケーブル7は、台車枠2の表面上で、想定亀裂Cと交差するように取り付けられている。交差する角度は、概ね直交が好ましい。このように取り付けることで、MIケーブル7の延びる方向(軸方向)と、亀裂の進展によって裂け目が分かれて広がるのをそのまま反映して一対の金属パッド12間で相対的に位置ずれが最も大きくなる方向とが、互いに概略同じになる。すなわち、ひとたび台車枠2に亀裂が発生すると、台車枠2の裂け目が分かれて広がるのをそのまま反映して一対の金属パッド12間の距離が拡がる。その結果、MIケーブル7は破損し、導線7cは断線する。こうして、第1実施形態と同様に、亀裂を感度良く検出することができる。
図9は、図7の状態から、台車枠2に亀裂Ckが発生した場合の斜視図である。想定亀裂C(図7)の近辺で亀裂が発生すると、それに呼応してMIケーブル7の金属シース7a及び導線7c(図8)が引っ張られて断線する。この導線7cの断線によって、検出装置9(図5)から出力される信号電圧Voは、0からVddに変化する。これにより、MIケーブル7に通電できなくなったこと、すなわち、台車枠2に亀裂が発生したことを、迅速に検出することができる。
第2実施形態の構造によれば、MIケーブル7の金属シース7aと金属パッド12との溶接にはレーザ溶接を用いてMIケーブル7への熱影響を抑制することができる。また、金属パッド12と台車枠2の表面との溶接には、MIケーブル7への直接の溶接ではないことから熱影響が抑制される。そのため、レーザ溶接に限らず、アーク溶接も用いることができる。
こうして、金属パッド12と台車枠2の表面との溶接とは別に、MIケーブル7の金属シース7aと金属パッド12との溶接を予め行っておくことができる。すなわち、作業を別々に行っておくことができ、前者と比較して細心の注意を要する後者の溶接作業を、予め行っておくことができる、という取付け作業上の利点がある。
なお、第2実施形態では、2つの金属パッド12を用いる例を示したが、3つ以上の金属パッドを用いてもよい。但し、想定亀裂Cに対して、これに交差する方向の両側で、MIケーブル7を確実に金属パッド12の表面に金属接合した状態となっていることが必要である。
《第3実施形態》
図10は、第3実施形態に係る、亀裂検出装置300を構成するMIケーブル7及びその近傍の拡大斜視図である。第2実施形態の図7との違いは、MIケーブル7を金属パッド12に固定する手法であり、その他の構成は第3実施形態と同様である。図10において、MIケーブル7は、金属製の押さえ金具14を用いて金属パッド12に固定される。押さえ金具14の外端部と金属パッド12及びMIケーブル7とは、ろう付けにより接合部15を形成して固定される。第1,第2実施形態では、細いMIケーブル7にレーザ溶接をするため、溶接にある程度の難易度を伴うが、押さえ金具14にろう付けを行うことによって、より容易にMIケーブル7を金属パッド12に固定することができる。
第3実施形態の場合も、図9と同様に、想定亀裂C(図10)の近辺で亀裂が発生すると、それに呼応してMIケーブル7が引っ張られて、中の導線7cが断線する。この導線7cの断線によって、検出装置9(図5)から出力される信号電圧Voは、0からVddに変化する。これにより、MIケーブル7に通電できなくなったこと、すなわち、台車枠2に亀裂が発生したことを、迅速に検出することができる。
《第4実施形態》
図11は、第4実施形態に係る、亀裂検出装置400を構成するMIケーブル7及びその近傍の拡大斜視図である。第3実施形態の図10との違いは、金属パッド12を、溶接ではなく、四隅のボルト17を用いて、台車枠2に締結する点であり、その他の構成は同様である。
この場合も、第3実施形態と同様に、台車枠2に亀裂が発生したことを、迅速に検出することができる。
《第5実施形態》
図12は、第5実施形態に係る、亀裂検出装置500を構成するMIケーブル7とその両端近傍の水平断面図(第1実施形態における図4に対応する断面図)である。本実施形態では、MIケーブル7として、シース熱電対を用いる。このMIケーブル7は、外側の金属シース7aと、その内側に高密度に固く充填された無機絶縁材粉末7bと、熱電対素線(導線)のプラス側素線7dと、マイナス側素線7eと、これら2素線の接合点である測温部7fとを備えている。
プラス側素線7dとマイナス側素線7eとは、直線的に配置され、それらの先端同士の当接する部分が溶接により接合され、測温部7fとなっている。また、外部ケーブル18は、プラス側素線7dに接続する、熱電対の補償導線のプラス側芯線18d及びこれを覆う絶縁被覆18a、並びに、マイナス側素線7eに接続する、熱電対の補償導線のマイナス側芯線18e及びこれを覆う絶縁被覆18a、を備えている。金属スリーブ11内は、絶縁物(例えばガラス)のシール部16によって封止されている。シール部16により、熱電対のプラス側素線7dから補償導線のプラス側芯線18dへと接続される部分、及び、熱電対のマイナス側素線7eから補償導線のマイナス側芯線18eへと接続される部分が、それぞれ、断線しないよう固定され、保護されている。
図13は、第5実施形態における検出装置9の内部回路の一例を示す図である。図13において、検出装置9内に外部から供給される直流電圧(Vdd)の電源電路91には、電流を制限するための抵抗92の一端が接続されている。抵抗92の他端は、端子95aに接続されているときのスイッチ95を介して、MIケーブル7の一端に接続されている。MIケーブル7の他端は、端子96aに接続されているときのスイッチ96を介して、検出装置9内で接地(GND)されている。抵抗92とスイッチ95との接続点の電圧は、信号電圧Voとして出力される。スイッチ95,96は、有接点リレーであってもよいし、また、半導体スイッチであってもよい。
直流電圧(Vdd)は、温度検出回路93及び切替回路94にも、電源電圧として供給されている。温度検出回路93は、スイッチ95及びスイッチ96がそれぞれ端子95b及び96bと接続されているとき、シース熱電対であるMIケーブル7から熱起電力による温度を検出し、温度計測信号Tを出力することができる。スイッチ95,96は、切替回路94により、端子95a,96a側に接続するか、端子95b,96b側に接続するかを、定期的に切り替えることができる。
スイッチ95,96がそれぞれ、端子95a,96aに接続されているときは、実質的に、第1の実施形態(図5)と類似の回路となる。MIケーブル7の熱電対素線(プラス側素線7d,マイナス側素線7e)が正常に導通しているときは、信号電圧Voは、接地電位、すなわち0[V]となる。MIケーブル7の熱電対素線が断線して非導通となったときは、信号電圧Voは、Vddとなる。従って、信号電圧Voにより、MIケーブル7の熱電対素線の、導通/非導通がわかる。
また、スイッチ95,96がそれぞれ、端子95b,96bに接続されているときは、MIケーブル7は測温部7f(図12)で温度を検出し、温度検出回路93は、温度計測信号Tを出力する。温度の被測定部位である想定亀裂C(図2)の温度は、応力が集中することにより、上昇することがある。そこで、図13の回路によれば、応力集中による想定亀裂C及びその近傍の温度が上昇したことを検出して、亀裂が生じる前に亀裂の発生を予測することができる。
切替回路94は、スイッチ95,96を周期的に切り替える。これにより、温度検出と、亀裂(断線)検出とを、時分割で行うことができる。なお、スイッチ95,96がそれぞれ、端子95b,96bに接続されているときであっても、亀裂が発生して熱電対素線(プラス側素線7d及びマイナス側素線7eの少なくとも一方)が断線すると、熱起電力が温度検出回路93に入力されなくなるので、この状態を、温度検出回路93によって、断線(亀裂発生)として検出することもできる。
《第6実施形態》
図14は、第6実施形態に係る、亀裂検出装置600を構成するMIケーブル7の水平又は垂直の断面図である。本実施形態では、MIケーブル7として、シース熱電対を、本来の形態のまま用いる。すなわち、熱電対素線は、プラス側素線7d及びその先端の測温部7fを介して戻るマイナス側素線7eの往復線である。その他、第5実施形態(図12)と同様の部分には、同一の符号を付して説明を省略する。台車枠2への取付け方としては、例えば、図7,図10,図11のように金属パッド12を用いて取り付けることができる。
この場合、金属シース7aの長さの範囲内で、好ましくは、中央近傍に、想定亀裂Cに対して、MIケーブル7が交差するように取り付ける。これによって、亀裂が発生すればMIケーブル7が破損して熱電対素線(プラス側素線7d,マイナス側素線7e)の少なくとも一方が断線することにより、亀裂の発生を検出することができる。熱電対としての金属シース7aは、図示するイメージよりも実際には長い。この熱電対の長さを利用して、これをそのまま亀裂検出用のMIケーブル7として用いることができる。
《第7実施形態》
図15は、第7実施形態に係る、亀裂検出装置700を構成するMIケーブル7とその両端近傍の水平断面図(第1実施形態における図4に対応する断面図)である。第1実施形態(図4)との違いは、金属シース7aの中間に、周溝7gを形成した点である。このような周溝7gを形成した部位は金属シース7aの肉厚が薄くなるので、亀裂が発生した場合に、周溝7gを起点として破損が、より確実に生じやすくなる。従って、より確実に、導線7cを断線させ、亀裂を検出することができる。
なお、MIケーブル7に周溝7gを設ける構成は、第1~第6の実施形態にも適用することができる。
《その他》
なお、上述の各実施形態では、MIケーブル7は1本である例を示したが、複数本直列に設けて、いずれのMIケーブル7が破損しても亀裂を検出できるようにしてもよい。
また、例えば3本(数値は一例である。)のMIケーブル7を直列に接続し、それぞれが、想定亀裂Cと交差するように蛇行して配置することもできる。この場合、想定亀裂Cの縦方向に広範囲に亘って亀裂を検出することができる。
さらに、例えば3本のMIケーブル7を直列に接続し、それぞれが、3本の想定亀裂と交差するように配置することもできる。この場合、複数の想定亀裂がある場合でも、そのいずれかで発生した亀裂を検出することができる。
なお、上述の各実施形態については、その少なくとも一部を、相互に任意に組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態は、亀裂検出の対象物を、鉄道車両用の台車として説明したが、台車に限らず、応力集中により亀裂の発生が予想される種々の構造物に対して、上記の亀裂検出の開示技術を適用することができる。
《開示のまとめ》
上述の開示は、以下のように一般化して表現することができる。
(1)開示したのは、構造物に発生する亀裂を検出する亀裂検出装置100であって、MIケーブル7と、接合部10,15と、検出装置9とを備えている。MIケーブル7は、金属シース7a、当該金属シース7a内に充填された無機絶縁材粉末7b、及び、当該無機絶縁材粉末7bにより金属シース7aと絶縁された導線7c(又は熱電対素線)を有し、亀裂の発生が想定される箇所の想定亀裂Cと交差するように構造物に沿って設けられる。接合部10,15は、溶融状態から硬化することにより接合を成す金属であって、MIケーブル7を、構造物又は構造物に固定された部材(例えば金属パッド12)に接合する。検出装置9は、外部ケーブル8の導線8aの両端に接続され、導線7cの電気的特性を検出する。そして、接合部10,15は、想定亀裂Cに対して、交差する方向の一方側及び他方側に存在する。
上記のような亀裂検出装置100では、構造物に実際に亀裂が発生すると、構造物に金属接合されているMIケーブル7も破損し、導線7c(又は熱電対素線)は断線する。検出装置9は、導線7cの断線により通電できなくなったことを検出し、これにより、亀裂の発生を検出することができる。このような亀裂検出装置100によれば、亀裂検出の機能が劣化することを長期にわたって抑制し、かつ、亀裂の発生を、より確実に検出できる。
例えば、接合部10,15は、前記交差する方向の一方側及び他方側において、それぞれ少なくとも一カ所で前記構造物に固定されていればよい。
この場合、想定亀裂Cに交差する方向の一方側及び他方側で構造物に固定されているMIケーブル7は、亀裂の発生により、高い確実性をもって破損する。接合部10,15による固定の態様は、想定亀裂Cと交差する方向の両側にスポット状に存在してもよいし、想定亀裂Cと交差する方向に連続していてもよい。
(2)前記(1)の亀裂検出装置100において、前記部材は一対の金属パッド12を含み、当該金属パッド12は、前記交差する方向の一方側及び他方側にあって、構造物に固定された状態で設けられ、接合部10,15は、一対の金属パッド12にそれぞれ設けられている、という形態であってもよい。
使用するMIケーブル7は小径(例えば直径3mm程度)である。そのため、例えば溶接により構造物に直接取り付けるには、MIケーブル7を熱で破損しないよう、注意が必要である。しかし、金属パッド12を用いることにより、
(a)予め、MIケーブル7を金属パッド12に例えば、レーザ溶接又は、ろう付けしておき、
(b)金属パッド12を構造物に、例えばアーク溶接により溶接する、
という2段階取り付けが可能となる。(b)は、(a)に比べて、さほど細心の注意を要しない作業である。従って、(b)の溶接をエンドユーザに委ねる場合は、この取り付け態様が好適である。
(3)前記(1)又は(2)の亀裂検出装置100において、導線7cは熱電対素線であってもよい。
MIケーブル7としては、同様な構造のシース熱電対を用いることができる。この場合、導線が熱電対素線(7d,7e)となる。熱電対素線は、プラス側素線7d及びその先端の測温部7fを介して戻るマイナス側素線7eの2線であってもよい。この場合、熱電対の長さを利用して、これをそのままMIケーブル7として用いることができる。
(4)前記(1)から(3)のいずれかの亀裂検出装置100において、MIケーブル7の金属シース7aの外周面に、肉厚の薄い部分(例えば周溝7g)が形成されていてもよい。
この場合、亀裂の発生により、より確実に、MIケーブル7を破損させ、導線7cを断線させることができる。
《補記》
以上、実施形態について説明したが、請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 台車
2 台車枠
2a ばね座
2b 本体部
2c 溶接ビード
3 支持腕
4 車軸
5 車輪
6 軸ばね
7 MIケーブル
7a 金属シース
7b 無機絶縁材粉末
7c 導線
7d プラス側素線(熱電対素線)
7e マイナス側素線(熱電対素線)
7f 測温部
7g 周溝
8 外部ケーブル
8a 導線
8b 絶縁被覆
9 検出装置
10 接合部
11 金属スリーブ
12 金属パッド
13 溶接部
14 押さえ金具
15 接合部
16 シール部
17 ボルト
18 外部ケーブル
18a 絶縁被覆
18d プラス側芯線(補償導線)
18e マイナス側芯線(補償導線)
91 電源電路
92 抵抗
93 温度検出回路
94 切替回路
95,96 スイッチ
95a,95b,96a,96b 端子
100,200,300,400,500,600,700 亀裂検出装置
C 想定亀裂
Ck 亀裂
P 亀裂想定箇所

Claims (4)

  1. 構造物に発生する亀裂を検出する亀裂検出装置であって、
    金属シース内に無機絶縁材粉末を介在させて導線を収容しているとともに、亀裂の発生が想定される箇所の想定亀裂と交差するように前記構造物に沿って設けられるMIケーブルと、
    溶融状態から硬化することにより接合を成す金属であって、前記MIケーブルを、前記構造物又は前記構造物に固定された部材に接合する接合部と、
    前記導線の両端に接続され、前記導線の電気的特性を検出する検出装置と、を備え、
    前記接合部は、前記想定亀裂に対して、交差する方向の一方側及び他方側に存在する、亀裂検出装置。
  2. 前記部材は一対の金属パッドを含み、当該一対の金属パッドは、前記交差する方向の一方側及び他方側にあって、前記構造物に固定された状態で設けられ、
    前記接合部は、前記一対の金属パッドにそれぞれ設けられている、
    請求項1に記載の亀裂検出装置。
  3. 前記導線は熱電対素線である請求項1又は請求項2に記載の亀裂検出装置。
  4. 前記MIケーブルの前記金属シースの外周面に、肉厚の薄い部分が形成されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の亀裂検出装置。
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