JP7057908B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関するものである。
プリンタ、複写機、ファックスなどの画像形成装置において、メンテナンスを容易にするために、回転体たる像担持体と、この像担持体に画像を形成するためのプロセス手段とを備え、装置本体に対して着脱可能とした着脱ユニットたるプロセスカートリッジを有するものが知られている。
特許文献1には、上記画像形成装置として、プロセスカートリッジを像担持体の軸方向と直交する方向に着脱する画像形成装置が記載されている。プロセスカートリッジは、装置本体の側板に取り付けられた位置決め部材に位置決めされて、装置本体に装着されている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置においては、プロセスカートリッジを位置決めする位置決め部材の側板に対する組み付け誤差により、像担持体に対向配置される対向回転体たる転写ローラに対して像担持体の位置がずれる場合があった。また、装置本体に取り付けられた像担持体を駆動する駆動装置に対しても、位置決め部材の側板に対する組み付け誤差により、位置ずれが発生するおそれがあった。このような位置ずれが発生することにより画像品質が低下するおそれがあった。
上記課題を解決するために、本発明は、回転体を有し、該回転体の軸方向と直交する方向に着脱可能に構成された着脱ユニットと、前記着脱ユニットが装置本体に装着されている状態で前記回転体を駆動する駆動装置と、前記着脱ユニットが装置本体に装着されている状態で前記回転体と対向する対向回転体を有する対向回転体ユニットとを備えた画像形成装置において、前記駆動装置は、装置本体の側板を挟んで前記対向回転体ユニットの配置側と反対側に配置されており、前記対向回転体ユニットの前記対向回転体を回転自在に支持するフレーム部材は、前記着脱ユニットが位置決めされる着脱ユニット位置決め部と、前記側板の位置決め貫通孔に嵌め込まれ、装置本体に対して前記対向回転体ユニットを位置決めするユニット位置決め部とを有し、前記ユニット位置決め部に前記駆動装置が位置決めされる駆動位置決め部を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、画像品質の低下を抑制することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 転写ユニットの斜視図。 プロセスカートリッジを装置本体に装着するときの転写ユニットとプロセスカートリッジとの関係を示す斜視図。 転写ユニットに位置決めされたプロセスカートリッジと転写ユニットとを示す斜視図。 感光体を駆動する駆動装置の斜視図。 駆動装置とプロセスカートリッジの一部とを示す斜視図。 感光体と、駆動装置と、転写フレームの側壁部とを示す概略平面図。 図7のA-Aの位置で切った断面斜視図。 図7のA-Aの位置で切った断面図。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式で画像を形成する電子写真プリンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。
図1は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
図1に示すプリンタは、モノクロプリンタである。その装置本体100には、着脱ユニットとしてのプロセスカートリッジ1が着脱可能に装着されている。プロセスカートリッジ1は、表面に画像を担持する像担持体としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5等を備える。また、感光体2の周囲には表面を露光する露光手段としてのLEDヘッドアレイ6が配設されている。
また、プロセスカートリッジ1には、現像剤収容器としてのトナーカートリッジ7が着脱可能に設けられている。トナーカートリッジ7は、その容器本体22に、現像装置4へ補給する現像剤であるトナーを収容する現像剤収容部8を有する。さらに、本実施形態のトナーカートリッジ7は、クリーニングブレード5で除去されたトナー(廃トナー)を回収する現像剤回収部9も一体的に有している。
また、プリンタは、転写体としての用紙に画像を転写する転写ユニット10と、用紙を供給する給紙装置11と、用紙に転写された画像を定着させる定着装置12と、用紙を装置外へ排出する排紙装置13とを備える。
転写ユニット10は、転写フレーム30に回転自在に支持された転写部材としての転写ローラ14を備える。転写ローラ14は、プロセスカートリッジ1を装置本体100に装着した状態で感光体2と当接しており、両者の当接部において転写ニップが形成されている。また、転写ローラ14は、電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が印加されるようになっている。
給紙装置11は、用紙Pを収容した給紙カセット15や、給紙カセット15に収容されている用紙Pを給送する給紙ローラ16を備える。また、給紙ローラ16に対して用紙搬送方向下流側には、搬送タイミングを計って用紙を二次転写ニップへ搬送するタイミングローラとしての一対のレジストローラ17が設けてある。なお、用紙Pには、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等も含まれる。また、用紙以外の記録媒体として、OHPシートやOHPフィルム等を用いることも可能である。
定着装置12は、定着部材としての定着ローラ18と、加圧部材としての加圧ローラ19とを備える。定着ローラ18は、定着ローラ内部に設置された赤外線ヒータ23によって加熱されるようになっている。加圧ローラ19は、定着ローラ18側へ加圧されて定着ローラ18に当接し、その当接箇所において定着ニップが形成されている。
排紙装置13は、一対の排紙ローラ20を備える。排紙ローラ20によって装置外に排出された用紙は、装置本体100の上面を凹ませて形成された排紙トレイ21上に積載されるようになっている。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。作像動作が開始されると、プロセスカートリッジ1の感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。外部の機器から入力される画像情報に基づいて、LEDヘッドアレイ6から感光体2の帯電面に光が照射されて、感光体2の表面に静電潜像が形成される。
このように感光体2上に形成された静電潜像に、現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、転写ローラ14が回転駆動し、転写ローラ14に、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が印加されることによって、転写ローラ14と感光体2との間において転写電界が形成される。
装置本体100の下部では、給紙ローラ16が回転駆動を開始し、給紙カセット15から用紙Pが送り出される。送り出された用紙Pは、レジストローラ17によって搬送を一旦停止される。
その後、所定のタイミングでレジストローラ17の回転駆動を開始し、感光体上のトナー画像が転写ニップに達するタイミングに合わせて、用紙Pを転写ニップへ搬送する。そして、上記転写電界によって、感光体2上のトナー画像が転写体たる用紙P上に一括して転写される。また、用紙Pに転写しきれなかった感光体上の残留トナーは、クリーニングブレード5でによって除去され、除去されたトナーは、現像剤回収部9へ搬送され回収される。
その後、トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置12へと搬送され、定着装置12において用紙P上のトナー画像が当該用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、一対の排紙ローラ20によって装置外に排出され、排紙トレイ21上にストックされる。
また、装置本体100の側面(図中右側側面)には、図中矢印方向に開閉可能な開閉カバー37が設けられている。開閉カバー37は、リンク機構などによりLEDヘッドアレイ6が接続されており、開閉カバー37の開らく動作にあわせて、LEDヘッド6が、プロセスカートリッジ1の着脱の邪魔とならない退避位置へ移動するようになっている。これにより、開閉カバー37を開けることで、開いた開口部から、プロセスカートリッジ1が装置本体から取り出される。
図2は、転写ユニット10の斜視図である。
図2に示すように、転写ユニット10は、転写ローラ14を回転自在に支持する転写フレーム30を備えている。この転写フレーム30は、上記転写ニップを通過した用紙Pをガイドする搬送ガイド39を有している。また、この転写フレーム30の軸方向両端には、プロセスカートリッジ1を位置決めするプロセス位置決め部31,32が設けられている。プロセス位置決め部31,32は、互いに対向するように設けられた一対の傾斜面からなる。一対の傾斜面のうち図中下側の傾斜面31b,32bは、用紙搬送方向下流にいくにつれて上方に位置するような傾斜面となっている。また、図中上側の傾斜面31a,32aは、用紙搬送方向下流にいくにつれて上方に位置するような傾斜面となっている。
また、転写フレーム30の用紙搬送方向下流側端部の軸方向両側には、定着装置12を位置決めする用紙搬送方向上流側に凹んだ定着位置決め凹部33,34を有している。定着装置12のフレームの用紙搬送方向上流側端部の軸方向両側には、用紙搬送方向上流側に突出する凸形状の定着位置決め凸部を備えている。定着装置12を、用紙搬送方向下流側から上流側に向けて装置本体に装着して、上記位置決め凸部を装置本体に取り付けられた転写フレーム30の定着位置決め凹部33,34に嵌め込むことで、定着装置12が装置本体に位置決めされる。
また、転写フレーム30の軸方向両端の軸方向と直交する側壁部38には、用紙搬送方向に所定の間隔を開けて設けられた一対の転写位置決め部35,36が設けられている。この転写位置決め部35,36の頂部には、感光体2を駆動する後述する駆動装置40(図5参照)を位置決めする凹形状の駆動位置決め凹部35a,36aが設けられている。また、側壁部38には、内周面にネジ溝が形成された複数のネジ穴38a,38b,38cが形成されている。転写ユニット10は、これらネジ穴にネジがネジ込まれることにより、装置本体の側板にネジ止めされる。
図3は、プロセスカートリッジ1を装置本体に装着するときの転写ユニット10とプロセスカートリッジ1との関係を示す斜視図であり、図4は、転写ユニット10に位置決めされたプロセスカートリッジ1と転写ユニット10とを示す斜視図である。
図3に示すように、プロセスカートリッジ1は、図中矢印Aに示すように、軸方向と直交する方向に移動して、装置本体に装着される。プロセスカートリッジ1のフレームの装着方向下流側の軸方向両端には、円弧状の位置決め部1aが設けられている。図4に示すように、プロセスカートリッジ1が装置本体に装着されると、図中手前側の円弧状の位置決め部1aは、転写フレーム30のプロセス位置決め部31を形成する一対の傾斜面31a,31bに当接する。また、図中奥側の位置決め部1aは、先の図2に示した転写フレーム30のプロセス位置決め部32の一対の傾斜面32a,32bに当接する。これにより、プロセスカートリッジ1が転写ユニット10に位置決めされる。
このように、プロセスカートリッジ1が、転写ユニット10に位置決めされることにより、転写ユニット10が保持する転写ローラ14に対する感光体2の位置ずれを抑制することができる。これにより、転写ローラ14を所定の当接圧で感光体2に当接することができ、転写ニップ幅を、規定のニップ幅にすることができ、良好な転写性を得ることができる。
転写フレーム30は、金属で構成してもよいし、樹脂で構成してもよい。転写フレーム30を金属で構成することで、転写フレーム30の剛性を高めることができ、転写フレーム30の捩れなどの変形を抑制することができる。これにより、転写フレーム30に支持される転写ローラ14が軸方向に対して傾斜するのを抑制することができる。一方、転写フレーム30を樹脂で形成することで、射出成型で転写フレーム30を製造することができ、転写フレーム30を安価に形成することができる。これにより、装置のコストアップを抑制することができる。
図5は、感光体2を駆動する駆動装置40の斜視図である。
図5に示すように駆動装置40は、駆動モータ46、駆動モータ46のモータギヤと噛み合う内歯歯車47、内歯歯車47の外周に設けた外歯部と噛み合う感光体ギヤ45などを備えている。駆動モータ46、内歯歯車47、感光体ギヤ45は、ブラケット44に保持されている。また、感光体ギヤ45の回転中心には、感光体ギヤ45と係合し、軸方向に移動可能なジョイント部材48が設けられている。また、このジョイント部材48を軸方向に移動させて感光体2との駆動連結を解除する解除機構43が設けられている。解除機構43は、例えば、リンク機構などを介して先の図1に示した開閉カバー37に接続され、開閉カバー37の開閉に連動して、ジョイント部材48を軸方向に移動させるように構成されている。
また、ブラケット44には、軸方向に延び出して、転写ユニット10の転写フレーム30に位置決めするための2つの位置決め突起部41,42が設けられている。これら位置決め突起部41,42の先端に、位置決め突起部41,42よりも直径が短い駆動位置決め凸部41a,42aが形成されている。また、ブラケット44には、装置本体の側板100a(図7参照)にネジ止めするためのネジが貫通する複数のネジ貫通孔44a,44b,44cが設けられている。
図6は、駆動装置40とプロセスカートリッジ1の一部とを示す斜視図である。
図6に示すように、プロセスカートリッジ1を装置本体から取り出すときは、解除機構43によりジョイント部材48は、感光体ギヤ45側へ移動せしめられ、感光体2に設けられた従動側ジョイント部2aとの駆動連結が解除されている。これにより、プロセスカートリッジ1を軸方向と直交する方向に着脱させることができる。そして、プロセスカートリッジ1が装置本体に装着されたら、解除機構43によりジョイント部材48を図中矢印方向に移動させ、ジョイント部材48の先端部を、従動側ジョイント部2aに挿入する。これにより、ジョイント部材48が従動側ジョイント部2aと係合し駆動連結され、駆動モータ46の駆動力が感光体2に伝達され、感光体2を回転駆動させることができる。
図7は、感光体2と、駆動装置40と、転写フレーム30の側壁部38とを示す概略平面図であり、図8は、図7のA-Aの位置で切った断面斜視図であり、図9は、A-Aの位置で切った断面図である。
図7~図9に示すように、転写フレーム30の側壁部38に設けられた転写位置決め部35,36が、装置本体の側板100aに設けられた転写位置決め穴部101,102に嵌め込まれ、転写ユニット10が装置本体に位置決めされる。位置決めされた転写ユニット10は、側板100aにネジ止めされる。
また、駆動装置40の位置決め突起部41,42の先端に設けられた駆動位置決め凸部41a,42aが、側板100aに位置決め固定された転写ユニット10の駆動位置決め凹部35a,36aに嵌め込まれ、駆動装置40が転写ユニット10に位置決めされる。この転写ユニット10に位置決めされた駆動装置40は、図8に示すように、ネジ140により、側板100aにネジ止めされる。
本実施形態においては、プロセスカートリッジ1を軸方向と直交する方向に着脱可能にしており、プロセスカートリッジ1は、装置本体の側板100aと平行な方向に移動することになる。例えば、プロセスカートリッジが側板100aと直交する方向に着脱する構成においては、転写ユニットと同様、プロセスカートリッジに位置決め突起を設け、側板に位置決め穴を設けて、プロセスカートリッジの位置決め突起を側板の位置決め穴に嵌め込むことで側板にプロセスカートリッジを位置決めすることができる。よって、駆動装置を、側板に位置決めすれば、プロセスカートリッジ、転写ユニット、駆動装置のすべてを同一部材に位置決めすることができる。このように、プロセスカートリッジ、転写ユニット、駆動装置を同一部材である側板に位置決めすることで、製造誤差の積み上げや、組み立て誤差の積み上げを抑制することができる。これにより、プロセスカートリッジを、駆動装置と転写ユニットに対して良好に位置決めすることができる。
しかし、プロセスカートリッジ1が、側板100aと平行な方向に着脱する構成において、プロセスカートリッジの位置決め突起を側板の位置決め穴に嵌め込むことで側板にプロセスカートリッジを位置決めする構成を採用できない。なぜなら、かかる構成を採用すると、プロセスカートリッジの位置決め突起が側板に引っ掛かって、プロセスカートリッジ1を、装置本体に対して着脱できないからである。そのため、本実施形態では、側板よりも装置内側に配置される転写ユニット10にプロセスカートリッジ1を位置決めするプロセス位置決め部31,32を設け、プロセスカートリッジを転写ユニット10に位置決めするようにした。これにより、プロセスカートリッジ1が、側板100aと平行な方向に着脱することができる。
ここで、駆動装置40や転写ユニット10などが取り付けられる装置本体の側板100aに、駆動装置40を位置決めした場合、ジョイント部材48の回転軸中心と、感光体2の回転軸中心とのずれ(以下、軸心ずれという)が、大きくなるおそれがある。具体的には、部材の製造誤差の積み上がりが大きくなり、ジョイント部材48と感光体2との軸心ずれが大きくなるおそれがある。具体的に説明すると、駆動装置40を側板100aに位置決めした場合、駆動装置40のブラケット44の製造誤差、転写ユニットの転写フレームの製造誤差、プロセスカートリッジ1のフレームの製造誤差、および、側板100aの製造誤差の積み上がりが、ジョイント部材48と感光体との間の軸心ずれに影響を与える。一方、本実施形態のように、プロセスカートリッジ1が位置決めされる部材である転写ユニット10の転写フレーム30に駆動装置40を位置決めすると、ジョイント部材48と感光体2との軸心ずれの影響を、ブラケット44の製造誤差と、転写フレーム30の製造誤差と、プロセスカートリッジのフレームの製造誤差の3部材の製造誤差の積み上がりにすることができ、側板の製造誤差の影響をなくすことができる。これにより、駆動装置を側板に位置決めした場合に比べて、ジョイント部材48と感光体2との軸心ずれを抑制することができる。これにより感光体2の回転ムラを抑制することができ、バンディングなどの異常画像の発生を抑制することができ、画像品質の低下を抑制することができる。
また、本実施形態においては、駆動装置40やプロセスカートリッジが位置決めされる転写フレーム30に、装置本体の側板100aに位置決めされる転写位置決め部35,36を設けた。これにより、側板100aに対する駆動装置40やプロセスカートリッジ1の位置ずれを抑制することができ、側板100aに位置決めされる他の部材との間の位置ずれを抑制することができる。
以上に説明したものは一例であり、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
感光体2などの回転体を有し、該回転体の軸方向と直交する方向に着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ1などの着脱ユニットと、前記着脱ユニットが装置本体に装着されている状態で前記回転体を駆動する駆動装置40と、前記着脱ユニットが装置本体に装着されている状態で前記回転体と対向する転写ローラ14などの対向回転体を有する対向回転体ユニットとを備えた画像形成装置において、前記着脱ユニットと前記駆動装置とを前記対向回転体ユニットの同一部材に位置決めした。
態様1によれば、プロセスカートリッジ1などの着脱ユニットを転写ユニット10などの対向回転体ユニットに直接位置決めすることで、感光体2などの回転体を転写ローラ14などの対向回転体に対する位置ずれを抑制することができる。また、駆動装置40を、対向回転体ユニットの着脱ユニットが位置決めさる転写フレーム30などの部材に位置決めすることで、駆動装置40と着脱ユニットとをそれぞれ別の部材に位置決めする場合に比べて、製造誤差の積み上げや組み付け誤差の積み上げを抑制することができる。これにより、駆動装置40と着脱ユニットとをそれぞれ別の部材に位置決めする場合に比べて、駆動装置の着脱ユニットに対する位置ずれを抑制することができる。よって、位置ずれによる画像品質の低下を抑制することができる。
(態様2)
態様1において、前記回転体が感光体2などの像担持体であり、前記対向回転体が転写ローラ14である。
これによれば、実施形態で説明したように、感光体2などの像担持体に対する転写ローラ14の位置ずれを抑制することができ、良好の像担持体の画像を用紙などの転写体に転写することができる。
(態様3)
態様1または2において、転写ユニット10などの対向回転体ユニットは、装置本体に対して位置決めする転写位置決め部35,36などの位置決め部を備え、前記駆動装置40とプロセスカートリッジ1などの着脱ユニットとを、対向回転体ユニットの転写フレーム30などの位置決め部を有する部材に位置決めする。
これによれば、実施形態で説明したように、プロセスカートリッジ1などの着脱ユニットや駆動装置40を装置本体の規定の位置に位置させることができ、装置本体に組みつけられた他の装置やユニットとの間の位置ずれを抑制することができる。
(態様4)
態様3において、転写ユニット10などの対向回転体ユニットの転写フレーム30などの位置決め部を有する部材が金属である。
これによれば、実施形態で説明したように、樹脂とした場合に比べ、転写フレーム30などの位置決め部を有する部材の剛性を高めることができる。これにより、位置決め部を有する部材の変形によるプロセスカートリッジ1などの着脱ユニットの位置ずれを抑制することができる。
(態様5)
態様3において、転写ユニットなどの対向回転体ユニットの転写フレーム30などの位置決め部を有する部材が、樹脂である。
これによれば、実施形態で説明したように、射出成型で転写フレーム30などの位置決め部を有する部材を形成することができ、安価に位置決め部を有する部材を製造することができる。
1 プロセスカートリッジ
1a 位置決め部
2 感光体
2a 従動側ジョイント部
10 転写ユニット
12 定着装置
14 転写ローラ
30 転写フレーム
31,32 プロセス位置決め部
33,34 定着位置決め凹部
35,36 転写位置決め部
35a,36a 駆動位置決め凹部
37 開閉カバー
38 側壁部
40 駆動装置
41a,42a 駆動位置決め凸部
42,43 位置決め突起部
43 解除機構
44 ブラケット
45 感光体ギヤ
46 駆動モータ
47 内歯歯車
48 ジョイント部材
100 装置本体
100a 側板
101,102 転写位置決め穴部
特許第5354371号公報

Claims (4)

  1. 回転体を有し、該回転体の軸方向と直交する方向に着脱可能に構成された着脱ユニットと、
    前記着脱ユニットが装置本体に装着されている状態で前記回転体を駆動する駆動装置と、
    前記着脱ユニットが装置本体に装着されている状態で前記回転体と対向する対向回転体を有する対向回転体ユニットとを備えた画像形成装置において、
    前記駆動装置は、装置本体の側板を挟んで前記対向回転体ユニットの配置側と反対側に配置されており、
    前記対向回転体ユニットの前記対向回転体を回転自在に支持するフレーム部材は、前記着脱ユニットが位置決めされる着脱ユニット位置決め部と、前記側板の位置決め貫通孔に嵌め込まれ、装置本体に対して前記対向回転体ユニットを位置決めするユニット位置決め部とを有し、
    前記ユニット位置決め部に前記駆動装置が位置決めされる駆動位置決め部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記回転体が像担持体であり、前記対向回転体が転写ローラであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記フレーム部材が、金属であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記フレーム部材が、樹脂であることを特徴とする画像形成装置。
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