JP7057209B2 - 手裏剣の的 - Google Patents

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Description

本発明は、手裏剣の的に関する。
手裏剣投げ体験は、訪日観光客に人気がある。観光立国を推進するため、手裏剣投げ体験の裾野を拡大したい。しかるに、手裏剣投げ体験にはいくつかの課題がある。例えば、手裏剣の的は、同心円のターゲットが印刷された的紙を、畳、ベニヤ板、発泡プラスチック等の支持部材に貼り付けたものが多い。初心者が投げた手裏剣は、そのような的に命中してもなかなか刺さらない。加えて、金属製の手裏剣は、手指を傷つけてしまうおそれがある。怪我をおそれると、手裏剣を思い切って投げづらい。一方で、安全なゴム製の手裏剣では、軽いために金属製の手裏剣よりもさらに刺さりにくい。
また、従来の手裏剣の的は、手裏剣が刺さりにくいだけでなく、耐久性にも課題がある。手裏剣が的に刺さると、的紙や支持部材に大きな穴が開く。何度か手裏剣が刺さると、的紙や支持部材がささくれ立って美観が損なわれる。手裏剣投げ体験において、手裏剣の的は、美観を維持するために頻繁に新品に交換されるか、経済的負担を嫌って美観が損なわれた状態のまま使用されている。
手裏剣ではなく吹き矢であるが、美観を維持して繰り返し使用できる的が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の吹き矢の的台は、油性粘土を敷き詰めてその上に的紙を貼り付けている。支持部材である油性粘土が穴だらけになっても、手指で均して平らに補修できる。
特開2017-207268号公報
しかしながら、支持部材が油性粘土であると、的に命中しても手裏剣が刺さりにくい。とりわけ、安全なゴム製の手裏剣は、固い粘土に深く刺さらない。また、先端が針の吹き矢とは異なり、先端が剣の手裏剣を投げると、的紙に大きな穴が開く。特許文献1に記載の発明では、支持部材を補修できるものの、的紙がささくれ立って美観が損なわれる課題を解決できない。
そこで、本発明は、手裏剣が刺さりやすく、耐久性にも優れた手裏剣の的を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、投擲された手裏剣を保持する手裏剣の的である。手裏剣の的は、ボードと、ボードのターゲット面に配列された複数のピンと、を備えている。各々のピンは、断面が多角形であって先細りに形成され、保持された状態の手裏剣の表面及び裏面に接する平坦な面を有している。
この態様によれば、手裏剣の表面と裏面とを平坦な面で支えるので、点や線で支える場合と比べて、的に命中した手裏剣が落下しづらく刺さった状態で保持されやすい。
上記態様において、複数のピンは、ターゲット面に垂直な軸周りに120°ずつ回転した第1方向、第2方向及び第3方向に沿ってターゲット面に等間隔に配列されており、各々のピンは、第1方向を軸周りに90°回転した第4方向に沿って形成された第1面と、第2方向を軸周りに90°回転した第5方向に沿って形成された第2面と、第3方向を軸周りに90°回転した第6方向に沿って形成された第3面と、を有し、隣り合う一対のピンにおいて、一方のピンの第1面と他方のピンの第1面とは隙間をあけて互いに対向しており、隙間は、ピンの先端部では手裏剣の板厚よりも大きく、先端部よりもボードに近いピンの保持部では手裏剣の板厚よりも小さくてもよい。
この態様によれば、第1方向に縦回転する手裏剣が的に命中したときだけでなく、第2方向及び第3方向にずれて斜め回転する手裏剣が的に命中したときも手裏剣を刺さった状態に保持しやすくなる。
上記態様において、各々のピンは、一対の第1面と、一対の第2面と、一対の第3面とで構成された六角錐台又は六角柱の形状を含んでいてもよい。
この態様によれば、断面が六角形であるため、ピンを並べやすい。断面が三角形の場合と比べて、角が傷みにくくピンが折損しづらい。
上記態様において、各々のピンは、ターゲット面に滑らかに連続するフィレット部をさらに有し、フィレット部は、外縁が六角形に形成され、ターゲット面に隙間なく並べられてもよい。
この態様によれば、ピンの根元への応力集中がフィレット部で緩和されるため、ピンが折損しにくくなり、手裏剣の的の耐久性が向上する。外向きに広がるフィレット部を設けているが、その外縁が六角形であるため、ピンを手裏剣の板厚に合わせて密に並べることができる。
本発明によれば、手裏剣が刺さりやすく、耐久性に優れた手裏剣の的を提供することができる。
本発明の一実施形態の手裏剣の的を示す斜視図である。 図1に示された手裏剣の的の平面図である。 第1方向に配列されたピンを第4方向から見た側面図である。 本発明の変形例に係る手裏剣の的を示す平面図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の参照符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。本発明の一実施形態の手裏剣の的1(以下、単に「的1」ということがある。)は、板状の手裏剣2の表面2A及び裏面2Bに両側から面接触する平坦な面20U,20V,20Wが各々のピン20に形成されていることが特徴の一つである(図1及び図4参照)。
本実施形態は、不可逆的に破壊される的紙や支持部材ではなく、可逆的に撓むピン20L,20Rの間のポケット31,32,33のいずれかに手裏剣2を挟持する(図2参照)。手裏剣の的1を繰り返し使用してもささくれ立って美観が損なわれることがない。
手裏剣2は、重心が先端の剣41ではなく中心の連結部42にある。重心が先端寄りのダーツ等と比べると、重心がターゲット面10Aから遠い分、的1に刺さった状態で不安定である。本実施形態は、ピン20のXY断面が円形ではなく多角形であり、手裏剣2の表面2A及び裏面2Bとの接触面積Cが大きい(図3参照)。そのため、重心が不安定な手裏剣2を的1に刺さった状態で保持しやすい。以下、図1から図4を参照して各構成について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る手裏剣の的1と、的1に刺さった状態の手裏剣2と、を示す斜視図である。手裏剣2は、放射状に延びる複数の剣41と、複数の剣41を繋ぐ連結部42と、を有した風車型に形成されている。図1に示す例では、十字形に形成されたゴム板の手裏剣2を示している。ゴム板の板厚Fは、例えば5mm程度である。
各々の剣41は、尖った剣先を有している。剣先の縁41Eは、刃を模して鋭角に形成されている。的1に命中したとき、吹き矢やダーツであれば、先端が針で力が一点に集中する。しかし、板状の手裏剣2では、縁41Eの稜線に力が分散するため刺さりにくい。本実施形態の手裏剣の的1は、前述の手裏剣2が命中したとき、手裏剣2を落下させずに刺さった状態で保持するように構成されている。
手裏剣の的1は、ボード(基盤)10と、複数のピン(突起部)20と、を備えている。ボード10及びピン20は、ポリアミド樹脂等の樹脂材料から形成された一体構造物である。手裏剣の的1は、透光性であってもよいし、遮光性であってもよい。透光性を有する樹脂材料で手裏剣の的1を構成する場合、背面10Bに光を投射して、動きのある標的をターゲット面10Aに描くことができる。
ボード10は、厚みを有した板状に形成され、平坦なターゲット面(盤面)10Aを有している。ターゲット面10Aは、縦方向Xと、縦方向Xに交差する横方向Yとに平行に形成されている。ボード10の厚み方向Zは、縦方向X及び横方向Yに交差している。図1に示す例では、ターゲット面10Aの縦方向X及び横方向Y並びにボード10の厚み方向Zは、互いに直交している。
各々のピン20は、XY断面が多角形であって先細りに形成され、的1に保持された状態の手裏剣2の表面2A及び裏面2Bに面接触する平坦な面20U,20V,20Wを有している。図1に示す例では、ターゲット面10Aに平行なXY平面で切断したピン20のXY断面が六角形に形成されている。ピン20が短いと、手裏剣2が命中しても刺さらずに落下しやすい。ピン20が長いと、手裏剣2が命中したとき折損しやすい。ピン20の高さは、例えば2cm程度である。
図2は、手裏剣の的1の平面図である。複数のピン20は、ターゲット面10Aの上に配列されている。図2に示す例では、複数のピン20は、ターゲット面10Aに垂直なZ軸周りに120°ずつ回転した第1方向R、第2方向S及び第3方向Tに沿ってターゲット面10Aの上に等間隔に配列されている。前述の面20U,20V,20Wは、第1乃至第3方向R,S,TをZ軸周りに90°回転した第4乃至第6方向U,V,Wに沿って形成されている。
的1に向かって飛来する手裏剣2は、例えば縦回転している。ターゲット面10Aを時計盤に見立てたとき、第4方向Uの一例は、12時と6時とを結んだ12時方向であり、第5方向Vの一例は、4時と10時とを結んだ4時方向であり、第6方向Wの一例は、8時と2時とを結んだ8時方向である。前述の縦方向Xの一例は、12時方向であり、第4方向Uに一致する。なお、手裏剣の的1を傾けて設置することがあるため、ターゲット面10Aの縦方向Xは、鉛直方向と必ずしも一致しない。
第4乃至第6方向U,V,Wは、第1乃至第3方向R,S,TをZ軸周りに90°回転した方向である。つまり、第1方向Rの一例は、9時と3時とを結んだ9時方向であり、第2方向Sの一例は、1時と7時とを結んだ1時方向であり、第3方向Tの一例は、5時と11時とを結んだ5時方向である。前述の横方向Yの一例は、9時方向であり、第1方向Rに一致する。
図2に示すように、第1方向Rにおいて隣り合う一対のピン20の間には、第4方向Uに延在するポケット31が形成されている。同様に、第2方向Sにおいて隣り合う一対のピン20の間には、第5方向Vに延在するポケット32が形成され、第3方向Tにおいて隣り合う一対のピン20の間には、第6方向Wに延在するポケット33が形成されている。手裏剣2が的1に命中すると、手裏剣2の剣41の剣先がポケット31,32,33のいずれかに案内される。
再び図1を参照して説明する。これまで説明したように、各々のピン20は、第4方向Uに平行な第1面20Uと、第5方向Vに平行な第2面20Vと、第6方向Wに平行な第3面20Wと、を有している。図1に示す例では、各々のピン20は、厚み方向Zに交差し且つ第4方向Uに平行な一対の第1A面20Uaと、厚み方向Z及び第4方向Uに平行な一対の第1B面20Ubと、を有している。第1A及び第1B面20Ua,20Ubは、いずれも第1面20Uの一例である。
同様に、各々のピン20は、厚み方向Zに交差し且つ第5方向Vに平行な一対の第2A面20Vaと、厚み方向Z及び第5方向Vに平行な一対の第2B面20Vbと、厚み方向Zに交差し且つ第6方向Wに平行な一対の第3A面20Waと、厚み方向Z及び第6方向Wに平行な一対の第3B面20Wbと、を有している。第2A及び第2B面20Va,20Vbは、いずれも第1面20Vの一例であり、第3A及び第3B面20Wa,20Wbは、いずれも第3面20Wの一例である。
各々のピン20は、六角錐台に形成された第1胴部22と、六角柱に形成された第2胴部23と、を含んでいる。第1胴部22は、一対の第1A面20Uaと、一対の第2A面20Vaと、一対の第3A面20Waとで構成されている。第2胴部23は、第1胴部22よりもピン20の基端側Zbに位置し、一対の第1B面20Ubと、一対の第2B面20Vbと、一対の第3B面20Wbとで構成されている。
各々のピン20は、第1胴部22よりもピン20の先端側Zaに位置する呼込み部21と、第2胴部23よりもピン20の基端側Zbに位置するフィレット部24と、をさらに含んでいる。呼込み部21は、先細りに形成され、先端が滑らかに丸められている。フィレット部24は、第2胴部23からターゲット面10Aに滑らかに連続している。フィレット部24は、外縁が六角形に形成され、ターゲット面10Aに隙間なく並べられている。
図3は、第1方向Rに配列されたピン20を第4方向Uから見た側面図である。第1方向Rにおいて隣り合う一対のピン20L,20Rの間には、前述のポケット31が形成されている。なお、前述のポケット32,33は、ポケット31と略同一の形状及び機能を有している。そのため、代表してポケット31を詳しく説明し、ポケット32,33については重複する説明を省略する。
同様に、ポケット32の隙間Gを規定する第2面20Vやポケット33の隙間Gを規定する第3面20Wは、ポケット31の隙間Gを規定する第1面20Uと略同一の形状及び機能を有している。そのため、代表して第1面20Uを詳しく説明し、第2及び第3面20V,20Wについては重複する説明を省略する。
図3に示すように、一方のピン20Lの第1面20Uと、他方のピン20Rの第1面20Uとは隙間Gをあけて互いに対向している。図3に示す例では、六角錐台を構成する第1A面20Ua同士が互いに対向し、六角柱を構成する第1B面20Ub同士が互いに対向している。
各々のピン20は、厚み方向Zにおける所定の深さDにおいて、対向する第1面20Uの隙間Gが手裏剣2の板厚Fと略同一になるように形成されている。深さDよりもピン20の先端側Zaを先端部とし、深さDよりもピン20の基端側Zbを保持部とする。先端部では、第1面20U同士の隙間Gが手裏剣2の板厚Fよりも大きくなる。保持部では、第1面20U同士の隙間Gが手裏剣2の板厚Fよりも小さくなる。
図3に示す例では、深さDが第1胴部22に位置している。第1胴部22のうち、深さDよりも先端側Zaの部位を第1A胴部22aとし、深さDよりも基端側Zbの部位を第1B胴部22bとする。呼込み部21及び第1A胴部22aは、前述の先端部の一例である。第1B胴部22b及び第2胴部23は、前述の保持部の一例である。
手裏剣2が的1に命中すると、ターゲット面10Aに対して斜めに形成された手裏剣2の縁41Eが、同じくターゲット面10Aに対して斜めに形成された呼込み部21又は第1胴部22の表面をスライドして、剣41の剣先が隣り合うピン20の間のポケット31(32,33)に案内される。
手裏剣2の厚みは、縁41Eから内側へ向かうに従って徐々に大きくなり、やがてゴム板の板厚Fで一定になる。ピン20L,20Rの第1面20U同士の隙間Gは、ピン20の先端側Zaから基端側Zbへ向かうにしたがって徐々に小さくなる。手裏剣2の剣先が厚み方向Zに進むに従って、手裏剣2の厚みとピン20L,20Rの隙間Gとの差が小さくなってゆく。手裏剣2の一部(例えば、剣41の鎬41D)が深さDに達したとき、手裏剣2の厚みとピン20L,20Rの隙間Gとが一致する。
樹脂製の的1は可逆的に変形できる。手裏剣2の剣先は、ピン20の隙間Gを押し広げて、深さDよりも僅かに深く刺さる。このとき、一方のピン20Lの第1A面20Uaは、手裏剣2の表面2Aに沿って変形し、当該表面2Aに面接触する。同様に、他方のピン20Rの第1A面20Uaは、手裏剣2の裏面2Bに沿って変形し、当該裏面2Bに面接触する。
以上のように構成された本実施形態の手裏剣の的1によれば、手裏剣2の平坦な表面2A及び裏面2Bをピン20の平坦な第1面20Uで支えるので、円柱面で手裏剣2を支える場合と比べて接触面積Cが大きくなる。的1に命中した手裏剣2が落下しづらく刺さった状態で保持されやすい。
とりわけ、本実施形態は、安全なゴム製の手裏剣に好適である。ゴム製の手裏剣は、金属製の手裏剣と比べて安全な反面、軽いために粘土等の固い支持部材に深く刺さりづらい。本実施形態であれば、軽量な手裏剣2であっても、命中すれば所定の深さDまで確実に刺さる。そのため、的1に命中した手裏剣2が落下しづらく刺さった状態で保持されやすい。
本実施形態は、第4乃至第6方向U,V,Wにそれぞれ延在するポケット31,32,33によって、第4方向Uに縦回転する手裏剣2が的1に命中したときだけでなく、第5方向V又は第6方向Wにずれて斜めに回転する手裏剣2が的1に命中したときも手裏剣2を刺さった状態に保持しやすい。
的1に向かって飛来する手裏剣2は、12時方向に縦回転していることが多い。12時方向に回転する手裏剣2が的1に命中すると、手裏剣2の剣先がポケット31に案内されて、ポケット31の隙間Gを規定する第1面20Uが手裏剣2の表面2A及び裏面2Bに両側から面接触して手裏剣2を保持する。
もし、手裏剣2が飛行中に10時方向に傾いても、第5方向V(10時方向)に延在するポケット32に手裏剣2の剣先が案内され、ポケット32の第2面20Vが手裏剣2の表面2A及び裏面2Bに両側から面接触する。同様に、手裏剣2が2時方向に傾いても、第6方向(2時方向)に延在するポケット33の第3面20Wが手裏剣2の表面2A及び裏面2Bに両側から面接触する。
本実施形態は、可逆的に変形するピン20によって手裏剣2を保持するため、的紙やその支持部材が穴だらけにならない。美観を維持したまま繰り返し使用できる。各々のピン20は、XY断面が六角形に形成された第1及び第2胴部22,23を含んでいる。そのため、隣り合うピン20の平坦な面20U,20V,20Wが互いに平行になるように並べやすい。XY断面が三角形の場合と比べて、角が傷みにくくピン20が折損しづらい。
しかも、ピン20の根元への応力集中がフィレット部24で緩和されるため、ピン20が折損しにくい。フィレット部24の外縁が六角形であるため、大きく広がるフィレット部24を形成しても、ピン20を密に並べることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
例えば、ピン20のXY断面は、三角形であってもよい。図4に示す変形例のように、ピン20のXY断面が正三角形であれば、ピン20のXY断面が六角形の実施形態と同様に、第4乃至第6方向U,V,Wに回転する手裏剣2を保持することができる。図示しないが、ピン20のXY断面は、直角二等辺三角形であってもよい。隣り合う直角二等辺三角形の底辺同士が対向し、等辺同士が対向するように並べれば、12時、1時半、3時、4時半の四方向に回転する手裏剣2を保持することができる。
さらに、ピン20のXY断面は、四角形であってもよいし、五角形であってもよいし、八角形であってもよい。ただし、四角形では、縦横の二方向からしか手裏剣2と面接触できない。五角形では、隙間なく並べにくい。八角形以上では、各々の面が小さくなって接触面積が小さくなる。そのため、ピン20のXY断面は、図2に示す六角形が好適である。
例えば、図1に示す第1及び第2胴部22,23は、いずれか一方を省略してもよいし、第1胴部とは傾斜角が異なる六角錐台の第3胴部、第4胴部等をさらに含んでいてもよい。第1胴部22を省略した場合、呼込み部21が先端部となり、第2胴部23が保持部となる。
例えば、手裏剣2が剣41の鎬41Dではなく、縁41Eと鎬41Dとの間の刃の部位で的1に保持されるように構成してもよい。その場合、所定の深さDにおけるピン20L,20Rの隙間Gを手裏剣2の板厚Fよりも小さい手裏剣2の刃の厚みにすればよい。例えば、ボード10は立体的であってもよい。ピン20の大きさに対してターゲット面10Aの起伏が無視できるほど小さければ、等身大の忍者人形等の表面をターゲット面10Aとして構成してもよい。
1…手裏剣の的、2…手裏剣、2A…表面、2B…裏面、10…ボード、10A…ターゲット面、10B…背面、20…ピン、20L…一方のピン、20R…他方のピン、20U…第1面(平坦な面の一例)、20Ua…第1A面(第1面の一例)、20Ub…第1B面(第1面の一例)、20V…第2面(平坦な面の一例)、20Va…第2A面(第2面の一例)、20Vb…第2B面(第2面の一例)、20W…第3面(平坦な面の一例)、20Wa…第3A面(第3面の一例)、20Wb…第3B面(第3面の一例)、21…呼込み部(先端部の一例)、22…第1胴部(六角錐台の部位の一例)、22a…第1A胴部(先端部の一例)、22b…第1B胴部(保持部の一例)、23…第2胴部(六角柱の部位の一例、保持部の一例)、24…フィレット部、31,32,33…ポケット、41…剣、41D…鎬、41E…縁、42…連結部、C…接触面積、D…ピン先端からの深さ、F…板厚、G…隙間、R…第1方向、S…第2方向、T…第3方向、U…第4方向、V…第5方向、W…第6方向、X…縦方向、Y…横方向、Z…厚み方向、Za…ピン先端側、Zb…ピン基端側。

Claims (4)

  1. 投擲された手裏剣を保持する手裏剣の的であって、
    ボードと、ボードのターゲット面に配列された複数のピンと、を備え、
    各々の前記ピンは、断面が多角形であって先細りに形成され、保持された状態の前記手裏剣の表面及び裏面に接する平坦な面を有している、手裏剣の的。
  2. 複数の前記ピンは、前記ターゲット面に垂直な軸周りに120°ずつ回転した第1方向、第2方向及び第3方向に沿って前記ターゲット面に等間隔に配列されており、
    各々の前記ピンは、前記第1方向を前記軸周りに90°回転した第4方向に沿って形成された第1面と、前記第2方向を前記軸周りに90°回転した第5方向に沿って形成された第2面と、前記第3方向を前記軸周りに90°回転した第6方向に沿って形成された第3面と、を有し、
    隣り合う一対の前記ピンにおいて、一方の前記ピンの前記第1面と他方の前記ピンの前記第1面とは隙間をあけて互いに対向しており、前記隙間は、前記ピンの先端部では前記手裏剣の板厚よりも大きく、前記先端部よりも前記ボードに近い前記ピンの保持部では前記手裏剣の板厚よりも小さい、請求項1に記載の手裏剣の的。
  3. 各々の前記ピンは、一対の前記第1面と、一対の前記第2面と、一対の前記第3面とで構成された六角錐台又は六角柱の形状を含んでいる、請求項2に記載の手裏剣の的。
  4. 各々の前記ピンは、前記ターゲット面に滑らかに連続するフィレット部をさらに有し、
    前記フィレット部は、外縁が六角形に形成され、前記ターゲット面に隙間なく並べられている、請求項3に記載の手裏剣の的。
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