JP7055756B2 - セルロース分散液組成物の製造方法 - Google Patents
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[1]ポリマー(a)がセルロース(b)にグラフトしたグラフト化セルロース(c)と、前記グラフト化セルロース(c)の分散媒体となる水以外の液媒体(d)と、を含有し、前記グラフト化セルロース(c)中、前記セルロース(b)100質量部に対する前記ポリマー(a)の含有量が、100~900質量部であり、前記液媒体(d)が、α,β-不飽和カルボニル基、エポキシ基、及びオキセタニル基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基を有する反応性モノマー及び反応性オリゴマーの少なくともいずれかを含む有機溶剤であり、前記ポリマー(a)が、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸i-ブチル、(メタ)アクリル酸t-ブチル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシプロピル、ポリ(n=2以上)アルキレン(炭素数2~4)グリコールモノ(メタ)アクリレート、アルコキシ(炭素数1~18)ポリアルキレン(炭素数2~4)グリコール(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル及びその第4級塩、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル及びその第4級塩、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリルアミド、並びにN,N-ジメチル(メタ)アクリルアミドからなるモノマー群(e)より選択される少なくとも一種のモノマーに由来する構成単位を50質量%以上含むセルロース分散液組成物の製造方法であって、パルプを解繊して含水セルロースを得る工程と、得られた前記含水セルロースを含む水系媒体中でグラフト重合して前記ポリマー(a)を形成し、前記グラフト化セルロース(c)を得る工程と、得られた前記グラフト化セルロース(c)を水分含有量20質量%以下となるまで乾燥させた後、前記液媒体(d)に分散させる工程と、を有するセルロース分散液組成物の製造方法。
[2]前記セルロース(b)が、その平均繊維幅4~200nmのナノセルロースである前記[1]に記載のセルロース分散液組成物の製造方法。
[3]前記含水セルロースを含む水系媒体中で、セリウム塩を用いてラジカル重合して前記ポリマー(a)を形成し、前記グラフト化セルロース(c)を得る前記[1]又は[2]に記載のセルロース分散液組成物の製造方法。
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。セルロースは、その構造中に多数の水酸基を有するために親水性が高く、しかも水素結合による強い凝集作用を示す。このため、疎水性の液媒体中にセルロースをナノサイズ・マイクロサイズのレベルで分散させることは容易ではない。特に、極性が顕著に低い液媒体中にセルロースを微分散させるのは困難である。
グラフト化セルロース(c)は、ポリマー(a)がセルロース(b)にグラフトしたもの(セルロース繊維)である。
ポリマー(a)は、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸i-ブチル、(メタ)アクリル酸t-ブチル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシプロピル、ポリ(n=2以上)アルキレン(炭素数2~4)グリコールモノ(メタ)アクリレート、アルコキシ(炭素数1~18)ポリアルキレン(炭素数2~4)グリコール(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル及びその第4級塩、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル及びその第4級塩、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリルアミド、並びにN,N-ジメチル(メタ)アクリルアミドからなるモノマー群(e)より選択される少なくとも一種のモノマーに由来する構成単位を含む。
セルロース(b)の原料となるパルプ(植物繊維)としては、木材、竹、麻、ジュート、ケナフ、綿、ビート、農産物残廃物、及び布等の天然植物原料から得られる天然セルロース;紙、レーヨン、セロファン等の再生セルロース繊維等を挙げることができる。木材としては、シトカスプルース、スギ、ヒノキ、ユーカリ、アカシア等を挙げることができる。紙としては、脱墨古紙、段ボール古紙、雑誌、コピー用紙等を挙げることができる。パルプの主成分であるリグノセルロースは、主としてセルロース、ヘミセルロース、及びリグニンから構成されるとともに、各々が結合して植物繊維を形成している。リグノセルロースを含む植物繊維を機械処理や化学処理してヘミセルロース及びリグニンを除去し、セルロースの純分を高めることでパルプを得ることができる。また、必要に応じて漂白処理したり、脱リグニン量を調整したりすることで、得られるパルプのリグニン量を制御することができる。
グラフト化セルロース(c)は、セルロース(b)の表面にのみポリマー(a)がグラフトしたものであればよく、セルロース(b)の分子鎖の全てにポリマー(a)がグラフトしていなくてもよい。セルロース(b)の分子鎖の全てにポリマー(a)がグラフトしていると、グラフト化セルロース(c)が分散媒体中に溶解しやすくなることがあり、複合材の強度がやや不足する場合がある。すなわち、セルロース(b)へのポリマー(a)の置換度は1未満である(すなわち、グルコース環1個当たり、ポリマー(a)1鎖未満がグラフトしている)ことが好ましく、0.1未満であることがさらに好ましい。
液媒体(d)は、グラフト化セルロース(c)の分散媒体となる水以外の媒体である。液媒体(d)としては、モノマーやオリゴマーなどを含む有機溶剤を用いることができる。有機溶剤としては、アルコール類、炭化水素系溶剤、ハロゲン化炭化水素系溶剤、エステル系溶剤、ケトン系溶剤、グリコール系溶剤、グリコールエステル系溶剤、エーテル系溶剤、アミド系溶剤、尿素系溶剤、イオン液体、スルホキシド系溶剤などを挙げることができる。これらの有機溶剤とグラフト化セルロース(c)を混合し、例えば、ポリマー(a)を溶解させることで、セルロース(b)を有機溶剤中に分散させることができる。
有機溶剤を分散媒体として用いた分散液をそのまま塗布すれば、セルロース樹脂複合材である塗膜を形成することができる。また、従来公知の塗料やインクに分散液を添加して、塗料やインクに配合されているポリマー成分と複合化することで、セルロース(b)が分散した複合材を得ることもできる。
本発明のセルロース分散液組成物の製造方法は、パルプを解繊して含水セルロースを得る工程(以下、「解繊工程」とも記す)と、得られた含水セルロースを含む水系媒体中でグラフト重合してポリマー(a)を形成し、グラフト化セルロース(c)を得る工程(以下、「グラフト工程」とも記す)と、得られたグラフト化セルロース(c)を水分含有量20質量%以下となるまで乾燥させた後、液媒体(d)に分散させる工程(以下、「分散工程」とも記す)とを有する。以下、その詳細について説明する。
本発明のセルロース樹脂複合材(以下、単に「複合材」とも記す)は、前述のセルロース分散液組成物を用いて得られる、ナノセルロース等のセルロース(b)(グラフト化セルロース(c))が微分散した複合材である。そして、この複合材中のセルロース(b)の含有量は0.5~10質量%であり、好ましくは1~8質量%である。
(製造例1)
針葉樹漂白クラフトパルプ(NBKP、リファイナー処理済み、固形分:25%)1,380部に水44,620部を添加し、パルプスラリー濃度0.75質量%の水懸濁液(スラリー)を調製した後、ビーズミルを使用して機械的解繊処理を行った。次いで、フィルタープレスにより脱水して、ナノファイバー化されたセルロース(セルロースナノファイバー、CNF-1)2,250部を得た。得られたCNF-1は含水状態であり、固形分含有量は14.7%であった。
(製造例2:グラフト化CNF-1)
撹拌機、還流コンデンサー、温度計、及び窒素導入管を取り付けた反応装置に、含水状態のCNF-1 204.1部(CNF(固形分):30.0部)、メタクリル酸メチル(MMA)60.0部、及びイオン交換水2,438部を入れ、窒素導入しながら40℃で1時間撹拌した。硝酸二アンモニウムセリウム0.3部をイオン交換水300部に溶解させて、セリウム塩水溶液を調製した。調製したセリウム塩水溶液を30分かけて反応装置内に滴下した。3時間撹拌した後、反応液を吸引ろ過して脱水した。メタノールで洗浄した後、80℃で乾燥させ、さらに小型粉砕機を使用して粉砕して、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)がグラフトしたグラフト化CNF-1 81.5部を得た。質量増加分より算出したMMAのグラフト重合率は、85.8%であった。また、グラフト化CNF-1中のグラフト樹脂の質量比は、63.2%であった。
表1に示す組成となるように、CNF-1の量、並びにモノマーの種類及び量を適宜変更したこと以外は、前述の製造例2と同様にしてグラフト化CNF-2~11を製造した。表1中の略号の意味を以下に示す。
MMA:メタクリル酸メチル
BMA:メタクリル酸n-ブチル
HEMA:メタクリル酸2-エチルヘキシル
CHMA:メタクリル酸シクロヘキシル
PMMA:ポリメタクリル酸メチル
PBMA:ポリメタクリル酸n-ブチル
PHEMA:ポリメタクリル酸2-エチルヘキシル
PCHMA:ポリメタクリル酸シクロヘキシル
(実施例1:分散液-1)
撹拌機、還流コンデンサー、及び温度計を取り付けた撹拌装置にメタクリル酸メチル97.3部を入れ、50℃に昇温した。昇温後、グラフト化CNF-1 2.7部(セルロース1.0部換算)を添加し、200rpmで1時間撹拌した後、25℃まで冷却し、セルロースの含有量が2.0%である分散液-1を得た。B型粘度計を使用して測定した分散液-1の粘度(25℃、60rpm)は、550mPa・sであった。また、25℃で1時間静置したところ、沈降は生じなかった。
表2-1及び2-2に示す組成となるように、各成分の種類及び量を適宜変更したこと以外は、前述の実施例1と同様にして、分散液-2~25を得た。分散液-2~25のセルロースの含有量は、いずれも2.0%となるように設計した。得られた分散液-2~25の粘度(25℃、60rpm)の測定結果を表2-1及び2-2に示す。また、25℃で1時間静置後の状態を確認した結果を表2-1及び2-2に示す。
含水状態のCNF-1を80℃で乾燥させた後、小型粉砕機を使用して粉砕し、CNF-1の乾燥パウダー(固形分98.9%)を得た。そして、グラフト化CNF-1に代えて、得られたCNF-1の乾燥パウダーを表2-2に示す比率となるように用いたこと以外は、前述の実施例1と同様にして、分散液-26~31を得た。得られた分散液-26~31の粘度(25℃、60rpm)の測定結果を表2-2に示す。また、25℃で1時間静置後の状態を確認した結果を表2-2に示す。
(PMMA樹脂板の製造)
撹拌機、還流コンデンサー、温度計、及び窒素導入管を取り付けた反応装置に、MMA100部、及び2,2’-アゾビスイソブチルニトリル0.001部を入れた。70℃に加温して1時間重合させて、数平均分子量30万のポリメタクリル酸メチルの含有量が10%であるメタクリル酸メチルシロップを得た。次いで、分散液-1 100部、及び2,2’-アゾビスイソブチルニトリル0.05部を添加して均一化し、グラフト化CNF-1の含有量が2.7%であり、セルロースの含有量が1.0%である、CNFを含有するアクリルシロップを得た。得られたアクリルシロップの粘度(25℃)は140mPa・sであった。塩化ビニル樹脂製のガスケットと、このガスケットにより2mmの間隔を空けて対向配置した2枚のガラス板と、を使用してセルを構成した。構成したセルに上記のアクリルシロップを注入した後、72℃で3時間加熱した。さらに、120℃で40分間加熱して、CNFが均一に分散したほぼ透明なPMMA樹脂板(厚さ約2mm)を得た。
Claims (3)
- ポリマー(a)がセルロース(b)にグラフトしたグラフト化セルロース(c)と、前記グラフト化セルロース(c)の分散媒体となる水以外の液媒体(d)と、を含有し、
前記グラフト化セルロース(c)中、前記セルロース(b)100質量部に対する前記ポリマー(a)の含有量が、100~900質量部であり、
前記液媒体(d)が、α,β-不飽和カルボニル基、エポキシ基、及びオキセタニル基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基を有する反応性モノマー及び反応性オリゴマーの少なくともいずれかを含む有機溶剤であり、
前記ポリマー(a)が、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸i-ブチル、(メタ)アクリル酸t-ブチル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシプロピル、ポリ(n=2以上)アルキレン(炭素数2~4)グリコールモノ(メタ)アクリレート、アルコキシ(炭素数1~18)ポリアルキレン(炭素数2~4)グリコール(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル及びその第4級塩、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル及びその第4級塩、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリルアミド、並びにN,N-ジメチル(メタ)アクリルアミドからなるモノマー群(e)より選択される少なくとも一種のモノマーに由来する構成単位を50質量%以上含むセルロース分散液組成物の製造方法であって、
パルプを解繊して含水セルロースを得る工程と、
得られた前記含水セルロースを含む水系媒体中でグラフト重合して前記ポリマー(a)を形成し、前記グラフト化セルロース(c)を得る工程と、
得られた前記グラフト化セルロース(c)を水分含有量20質量%以下となるまで乾燥させた後、前記液媒体(d)に分散させる工程と、
を有するセルロース分散液組成物の製造方法。 - 前記セルロース(b)が、その平均繊維幅4~200nmのナノセルロースである請求項1に記載のセルロース分散液組成物の製造方法。
- 前記含水セルロースを含む水系媒体中で、セリウム塩を用いてラジカル重合して前記ポリマー(a)を形成し、前記グラフト化セルロース(c)を得る請求項1又は2に記載のセルロース分散液組成物の製造方法。
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