JP7054879B2 - 薬液噴霧システム及びその運転方法 - Google Patents

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Description

本開示は、農薬、液体肥料等の薬液を噴霧するための薬液噴霧システムと、その運転方法に関する。
作物を栽培するための栽培室等において、薬液を噴霧するためのシステムが用いられる。例えば特許文献1では、栽培室の病害虫を駆除するための防除装置が開示されている。当該装置は、薬液タンク及び水タンクが、その一方を三方電磁弁により切り替え可能に共通液供給管に接続され、且つ、共通液供給管から分岐した経路(配管ヘッダー)を通じて薬液又は水を複数のノズルに供給する構造を有する。ノズルから薬液を噴霧した後には、ノズルに水を供給してノズルの洗浄を行うとされている。
国際公開第2017/081887号
上記従来の防除装置において、薬液を噴霧した後のノズルの洗浄処理に時間が掛かるという課題があった。そこで、本開示の薬液噴霧システムの目的は、ノズルの洗浄処理に要する時間を短縮することである。
上記の課題を解決するために、本願発明者らは、次の点に着目した。つまり、従来の防除装置において、薬液及び水のいずれも、共通液供給管及びここから分岐して各ノズルに繋がる配管ヘッダーを通じてノズルに送られる。この結果、洗浄処理の際には、共通液供給管及び配管ヘッダーを全て洗浄する必要があり、洗浄箇所の配管距離が長くなっている。これが、洗浄処理に時間を要する原因の1つである。
そこで、本開示の薬液噴霧システムは、気体及び液体が供給され、当該気体及び液体を噴霧する少なくとも1つの二流体ノズルと、二流体ノズルに空気を供給するための空気経路と、二流体ノズルに水を供給するための水経路と、二流体ノズルに薬液を供給するための薬液経路と、二流体ノズルへの水の供給及び薬液の供給を切り替える切替機構とを備える。空気経路、水経路及び薬液経路は、二流体ノズル毎に設けられている。
また、本開示の薬液噴霧システムの運転方法は、本開示の薬液噴霧システムにおいて、二流体ノズルに空気を供給する空気供給部と、二流体ノズルに水を供給する水供給部と、二流体ノズルに薬液を供給する薬液供給部と、空気供給部、水供給部、薬液供給部及び切替機構を制御する制御部とを更に備えるシステムの運転方法である。当該運転方法は、少なくとも二流体ノズルを洗浄する洗浄動作を含む。洗浄動作において、制御部が、薬液供給部の動作を停止した後、水供給部を動作させて、更にその後、水供給部を停止させる。
本開示の薬液噴霧システムによると、二流体ノズルに残留する薬液を水によって洗い流すことができ、薬液の噴霧停止後に薬液が二流体ノズルから漏れ出ることを抑止できる。この際、薬液が通過する部分のみを洗浄すれば良いから、洗浄箇所が少なく、洗浄処理に要する時間が短縮される。
図1は、本開示の第1の実施形態における例示的薬液噴霧システムの構成を模式的に示す図である。 図2は、本開示の第2の実施形態における例示的薬液噴霧システムの構成を模式的に示す図である。 図3は、本開示の第3の実施形態における例示的薬液噴霧システムの構成を模式的に示す図である。 図4は、本開示の薬液噴霧システムについて、洗浄動作を説明する図である。 図5は、本開示の薬液噴霧システムについて、他の洗浄動作を説明する図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る例示的薬液噴霧システム100を模式的に示す図である。薬液噴霧システム100は、複数(図1では6個)の二流体ノズル40を備える。二流体ノズル40は、液体及び気体が供給され、当該液体及び気体を噴霧するノズルである。
二流体ノズル40に気体として空気を供給するために、空気供給部10が備えられている。空気供給部10は、例えばエアコンプレッサー等を備えていても良い。また、空気供給部10から二流体ノズル40に空気を供給するための空気経路として、空気マニホールド12と、空気マニホールド12から分岐してそれぞれの二流体ノズル40に空気を供給する複数の分岐空気経路11とが設けられている。また、空気供給部10から分岐空気経路11までの間に、空気の供給を調整する空気弁13を備えていても良い。
また、二流体ノズル40に液体として水を供給するために、水供給部20が設けられている。水供給部20は、例えば水タンク及び水ポンプを備えていても良い。また、水供給部20から二流体ノズル40に水を供給するための水経路として、水マニホールド22と、水マニホールド22から分岐してそれぞれの二流体ノズル40に水を供給する複数の分岐水経路21とが設けられている。また、水供給部20から分岐水経路21までの間に、水の供給を調整する水弁23を備えていても良い。
更に、二流体ノズル40に液体として薬液を供給するために、薬液供給部30が設けられている。薬液供給部30は、例えば薬液タンク及び薬液ポンプを備えていても良い。また、薬液供給部30から二流体ノズル40に薬液を供給するための薬液経路として、薬液マニホールド32と、薬液マニホールド32から分岐してそれぞれの二流体ノズル40に薬液を供給する複数の分岐薬液経路31とが設けられている。また、薬液供給部30から分岐薬液経路31までの間に、薬液の供給を調整する薬液弁33を備えていても良い。
また、分岐水経路21及び分岐薬液経路31は、接続部42において、液体経路41に接続される。液体経路41は二流体ノズル40に接続され、液体として、分岐水経路21から供給される水、又は、分岐薬液経路31から供給される薬液を二流体ノズル40に供給する。水供給部20及び薬液供給部30と、水弁23及び薬液弁33とにより、二流体ノズル40に供給される液体を水と薬液とに切り替えることができる。
また、空気供給部10、空気弁13、水供給部20、水弁23、薬液供給部30及び薬液弁33を制御する制御部50が備えられている。
尚、図示は省略しているが、経路の各部に更に弁等を備え、空気、水、薬液の流れを調整していても良い(流量の増減、経路の開閉、逆流の防止、等)。また、水又は薬液を経路から抜き取るための水抜き口、薬液抜き口を設けても良い。
以上のような薬液噴霧システム100により、空気供給部10及び薬液供給部30を用いて二流体ノズル40に空気及び薬液を供給して、薬液を噴霧することができる。例えば、屋外の田畑又は野菜等を栽培するための栽培室(温室、ビニルハウス等でも良い)内において、農薬、肥料、除菌剤等を噴霧することができる。薬液は、溶液又は分散液を用いても良い。除菌剤としては、次亜塩素酸水であっても良い。尚、空気供給部10及び水供給部20を用いて二流体ノズル40に空気及び水を供給し、水を噴霧することもできる。例えば、作物を栽培するための水やり、細霧冷房・加湿等を行うことができる。
ここで、必要量の薬液を噴霧した後には、噴霧を停止する。単純に薬液の噴霧を停止した直後には、二流体ノズル40及び液体経路41には薬液が残留している。このような残留薬液は、そのまま残しておくと、二流体ノズル40から漏れ出る可能性がある。例えば、二流体ノズル40の近くに作業者が居る際に不意に農薬が漏れ出る等のことも考えられ、これは防止するべきである。
そこで、薬液の噴霧後に、二流体ノズル40及び液体経路41を洗浄する。これにより、二流体ノズル40から液体が漏れ出たとしても、漏れ出た液体は水であり、農薬が漏れ出た場合のような害は発生しない。
洗浄を行うためには、水供給部20から二流体ノズル40に水を供給する。この際、分岐薬液経路31と分岐水経路21とが合流する接続部42よりも下流側である液体経路41と二流体ノズル40について洗浄すれば、二流体ノズル40から薬液が漏れ出ることを防止できる。従って、洗浄するべき箇所が少なく、洗浄に必要な水及び時間を削減できる。特に、共通液供給管及び配管ヘッダー等を全て洗浄する必要がある従来技術に比べれば、洗浄するべき箇所は遥かに少なくなっている。
また、二流体ノズル40等の洗浄の際、分岐薬液経路31及び薬液マニホールド32中の薬液については、そのまま残しておくこともできる。従って、洗浄のためには共通液供給管及び配管ヘッダー等に入っている薬液を全てノズルから排出する必要がある従来技術に比べて、薬液を過剰に排出することなく洗浄を行うことができる。この結果、農薬の使用量を削減することもできる。
図4に、洗浄動作(洗浄ステップ)について示す。二流体ノズル40からの薬液の噴霧を停止する際には、まず、薬液供給部30を停止させる。その後、水供給部20を動作させる。これにより、液体経路41及び二流体ノズル40に水を通過させて洗浄を行う。更にその後、水供給部20を停止して、洗浄動作を終了する。
このような洗浄動作は、人間が水供給部20、薬液供給部30等を直接操作して行うことも当然可能であるが、制御部50により自動的に行わせるようにしても良い。つまり、図4のような一連のプロセスを設定しておき、薬液の噴霧を終了する際に、制御部50が水供給部20、薬液供給部30等を制御して自動的に行うようにしても良い。又は、洗浄動作自体は人間の指示により実行されるが、図4の個々の動作については制御部50が自動的に行うのであっても良い。
図5には、他の洗浄の動作について示す。この場合には、図4の洗浄動作の間、空気供給部10を動作させておくようになっている。具体的に、二流体ノズル40からの薬液の噴霧を停止する際に、薬液供給部30を停止させる前に、空気供給部10を動作状態とする(つまり、停止していた場合は動作させる。動作中であった場合には、動作を続ける)。次に、薬液供給部30を停止させる。その後、水供給部20を動作させる。これにより、液体経路41及び二流体ノズル40に水を通過させて洗浄を行う。更にその後、水供給部20を停止する。この更に後、空気供給部10を停止して終了する。
このようにすると、水による洗浄中に二流体ノズル40に空気を供給することになり、二流体ノズル40からより確実に水及び薬液を排出することができる。つまり、洗浄処理の後、二流体ノズル40には水が残りにくくなる。従って、洗浄処理の後に、二流体ノズル40から水が漏れ出ることも抑制できる。また、洗浄時の水についても噴霧する形になり、これは二流体ノズル40から水が液体として垂れるよりも望ましい場合がある。
尚、分岐水経路21及び分岐薬液経路31の接続部42は、液体の通過する向きを制御する機能を有していても良い。
例えば、分岐水経路21から液体経路41に向かってのみ水が流れ、逆には流れないようになっいても良い。同様に、分岐水経路21から液体経路41に向かってのみ薬液が流れ、逆には流れないようになっていても良い。これは、逆流防止弁等を用いて実現しても良い。このように逆流を防ぐことにより、例えば、液体経路41から分岐水経路21に薬液が浸入して、分岐水経路21が薬液により汚染されるのを抑制できる。
また、接続部42において、流れの方向を切り替えて、分岐水経路21から分岐薬液経路31に水を流すことが可能となっていても良い。このようにすると、薬液経路(分岐薬液経路31及び薬液マニホールド32)を水により洗浄することができる。これは、噴霧する薬液を変更する際等に有用である。このような流れの切り替えは、例えば、接続部42において切換弁を設けることにより実現できる。
(第2の実施形態)
次に、本開示の第2の実施形態について説明する。図2は、第2の実施形態に係る例示的薬液噴霧システム101を模式的に示す図である。薬液噴霧システム101は、第1の実施形態の薬液噴霧システム100と同様の構成要素を含むので、そのような構成要素には同じ符号を付している。以下では、第1の実施形態との差異を主に説明する。
薬液噴霧システム101は、複数の二流体ノズル40を備える。二流体ノズル40に空気を供給するために、第1の実施形態と同様に空気供給部10と、空気経路としての空気マニホールド12及び分岐空気経路11を備える。また、二流体ノズル40に水を供給するために、水供給部20と、水経路としての水マニホールド22及び分岐水経路21とを備える。更に、薬液を供給するために、薬液供給部30と、薬液経路としての薬液マニホールド32及び分岐薬液経路31とを備える。
但し、本実施形態の薬液噴霧システム101では、分岐水経路21及び分岐薬液経路31はいずれも直接に二流体ノズル40に接続されている。この点において、第1の実施形態の薬液噴霧システム100(分岐水経路21と分岐薬液経路31とが接続部42において接続され、接続部42から液体経路41が延びて二流体ノズル40に接続される)とは異なっている。
空気弁13、水弁23及び薬液弁33と、制御部50とについては、第1の実施形態と同様である。
このような薬液噴霧システム101により、空気供給部10及び薬液供給部30を用いて二流体ノズル40に空気及び薬液を供給して、薬液を噴霧することができる。
薬液噴霧システム101においても、薬液の噴霧の後に、洗浄を行う。ここで、分岐薬液経路31は二流体ノズル40に直接に接続されているので、薬液が残留するのは二流体ノズル40内のみである。従って、洗浄するべき箇所は二流体ノズル40であり、第1の実施形態の場合と比較しても、洗浄に要する時間及び水を更に削減することができ、また、洗浄の際に排出される過剰な薬液についても削減することができる。
洗浄の方法については、第1の実施形態と同様にしても良い。例えば、図4又は図5に示すプロセスを行うことができ、制御部50により自動的に行うのであっても良い。
(第3の実施形態)
次に、本開示の第3の実施形態について説明する。図3は、第3の実施形態に係る例示的薬液噴霧システム102を模式的に示す図である。薬液噴霧システム102は、第1の実施形態の薬液噴霧システム100と同様の構成要素(同じ符号を付す)を含み、更に追加の構成要素を備えている。以下では、第1の実施形態に対する追加の構成を主に説明する。
本実施形態の薬液噴霧システム102において、第1の実施形態の薬液噴霧システム100に対して、水循環経路43を更に備えている。これは、水マニホールド22において、水供給部20から見て最も下流側の分岐水経路21よりも更に下流側に接続され、水供給部20に戻る水の経路である。これにより、水供給部20から水マニホールド22に供給された水は、二流体ノズル40に向かって分岐水経路21に流入する他に、水循環経路43に流入して水供給部20に戻ることができる。
二流体ノズル40について、図3の例では6個設けられているが、この数は必要に応じて様々である。ここで、水循環経路43が無い場合、二流体ノズル40の数に応じて水供給部20の能力を変更する必要がある。例えば、水を送り出すポンプについて、望ましい出力のものを用いる必要がある。しかし、様々なシステムに対応するようにいくつものポンプを用意することはコストアップに繋がる。これに対し、水循環経路43を備えることにより、同じ能力の水供給部20により対応できる二流体ノズル40の数の範囲は広くなり、システムの設計に柔軟性が増し、また、コストアップを抑制することができる。
また、水循環経路43を備えない第1の実施形態の薬液噴霧システム100では、実際の配管構成において、最も下流側の分岐水経路21の箇所よりも更に下流側に行き止まりの配管が延びた状態になることがある。このような行き止まりの箇所では、水が滞留して藻が発生する等の問題が生じやすい。これに対し、水循環経路43を備えることにより水の滞留を防止して、藻の発生も防止することができる。
また、水循環経路43を流れる水の物性を測定するためのセンサー44を設けても良い。例えば、水のpHを測定するpHセンサーであっても良い。pHセンサーを用いると、水循環経路43を流れる水に対する異物の混入を検知し得る。例えば、接続部42において、分岐薬液経路31から分岐水経路21に対する薬液の流入は防ぐようにしているが、このような逆流が発生した場合、薬液の種類によっては、水経路を流れる水のpHを変動させる。これをセンサー44にて検知することで、水経路に対する薬液の混入を検知することができる。
センサー44は、pHの他に、水温、流量、透明度、EC(電気伝導率、Electrical Conductivity)値等を測定するセンサーであっても良い。これらを測定することによっても、水循環経路43における異物の混入等の水の状態を検知しうる。
本実施形態において、薬液の噴霧及び噴霧終了後の洗浄に関しては、第1の実施形態と同様である。洗浄の方法について、例えば第1の実施形態と同様に図4又は図5に示すプロセスよって行うことができ、制御部50により自動的に行うのであっても良い。
また、以上では、作物の栽培に関して農薬、肥料等の薬液を噴霧するシステムを例として説明したが、これには限らない。屋内又は屋外のいずれにおいても、用途を問わず薬液を噴霧するシステムに適用できる。
本開示の薬液噴霧システムは、ノズル等の洗浄に要する時間を短縮することができるので、農薬、肥料等の薬液を噴霧するための薬液噴霧システムとして有用である。
10 空気供給部
11 分岐空気経路
12 空気マニホールド
13 空気弁
20 水供給部
21 分岐水経路
22 水マニホールド
23 水弁
30 薬液供給部
31 分岐薬液経路
32 薬液マニホールド
33 薬液弁
40 二流体ノズル
41 液体経路
42 接続部
43 水循環経路
44 センサー
50 制御部
100 薬液噴霧システム
101 薬液噴霧システム
102 薬液噴霧システム

Claims (10)

  1. 気体及び液体が供給され、当該気体及び液体を噴霧する複数の二流体ノズルと、
    前記二流体ノズルに空気を供給するための空気経路と、
    前記二流体ノズルに水を供給するための水経路と、
    前記二流体ノズルに薬液を供給するための薬液経路と、
    前記二流体ノズルへの水の供給及び薬液の供給を切り替える切替機構とを備え、
    前記空気経路は、空気マニホールドと、当該空気マニホールドから分岐して、それぞれが前記複数の二流体ノズルのうちの1つのみに空気を供給する複数の分岐空気経路とを含み、
    前記水経路は、水マニホールドと、当該水マニホールドから分岐して、それぞれが前記複数の二流体ノズルのうちの1つのみに水を供給する複数の分岐水経路とを含み、
    前記薬液経路は、薬液マニホールドと、当該薬液マニホールドから分岐して、それぞれが前記複数の二流体ノズルのうちの1つのみに薬液を供給する分岐薬液経路とを含む薬液噴霧システム。
  2. 請求項の薬液噴霧システムにおいて、
    それぞれの前記二流体ノズルに対して設けられた前記分岐水経路及び前記分岐薬液経路は、いずれも、水及び薬液が通過する液体経路に接続され、当該液体経路は前記二流体ノズルに接続されている薬液噴霧システム。
  3. 請求項の薬液噴霧システムにおいて、
    それぞれの前記二流体ノズルに対して設けられた前記分岐水経路及び前記分岐薬液経路は、いずれも、対応する前記二流体ノズルに直接に接続されている薬液噴霧システム。
  4. 請求項1~のいずれか1つの薬液噴霧システムにおいて、
    前記水経路は、前記水の一部を前記二流体ノズルに供給せずに回収する水循環経路を備える薬液噴霧システム。
  5. 請求項の薬液噴霧システムにおいて、
    前記水循環経路を流れる水の物性を測定するセンサーを備える薬液噴霧システム。
  6. 請求項1~のいずれか1つの薬液噴霧システムにおいて、
    前記水経路から、前記薬液経路に対して水を供給する逆流機構を有する薬液噴霧システム。
  7. 請求項1~のいずれか1つの薬液噴霧システムにおいて、
    前記二流体ノズルに空気を供給する空気供給部と、
    前記二流体ノズルに水を供給する水供給部と、
    前記二流体ノズルに薬液を供給する薬液供給部と、
    前記空気供給部、前記水供給部、前記薬液供給部及び前記切替機構を制御する制御部とを更に備え、
    前記制御部は、薬液の噴霧を停止する際に、前記薬液供給部の動作を停止した後、前記水供給部を動作させて、更にその後、前記水供給部を停止させる洗浄動作を行う薬液噴霧システム。
  8. 請求項の薬液噴霧システムにおいて、
    前記洗浄動作において、前記制御部は、前記薬液供給部の動作を停止する前に前記空気供給部を動作状態とすると共に、前記水供給部を停止させた後に前記空気供給部を停止させる薬液噴霧システム。
  9. 請求項1~のいずれか1つの薬液噴霧システムの運転方法であって、
    前記薬液噴霧システムは、
    前記二流体ノズルに空気を供給する空気供給部と、
    前記二流体ノズルに水を供給する水供給部と、
    前記二流体ノズルに薬液を供給する薬液供給部と、
    前記空気供給部、前記水供給部、前記薬液供給部及び前記切替機構を制御する制御部とを更に備え、
    少なくとも前記二流体ノズルを洗浄する洗浄動作を含み、
    前記洗浄動作において、前記制御部が、前記薬液供給部の動作を停止した後、前記水供給部を動作させて、更にその後、前記水供給部を停止させる薬液噴霧システムの運転方法。
  10. 請求項の薬液噴霧システムの運転方法において、
    前記洗浄動作において、前記制御部が、前記洗浄動作の前に前記空気供給部を動作状態とすると共に、前記洗浄動作の後に前記空気供給部を停止させる薬液噴霧システムの運転方法。
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