JP7054877B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7054877B2
JP7054877B2 JP2020513139A JP2020513139A JP7054877B2 JP 7054877 B2 JP7054877 B2 JP 7054877B2 JP 2020513139 A JP2020513139 A JP 2020513139A JP 2020513139 A JP2020513139 A JP 2020513139A JP 7054877 B2 JP7054877 B2 JP 7054877B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
wavelength conversion
wavelength
conversion member
optical film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020513139A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019198430A1 (ja
Inventor
達也 奥野
和幸 山江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2019198430A1 publication Critical patent/JPWO2019198430A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7054877B2 publication Critical patent/JP7054877B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V9/00Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
    • F21V9/40Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters with provision for controlling spectral properties, e.g. colour, or intensity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/22Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors
    • F21V7/28Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors characterised by coatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V29/00Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
    • F21V29/50Cooling arrangements
    • F21V29/70Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks
    • F21V29/74Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks with fins or blades
    • F21V29/76Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks with fins or blades with essentially identical parallel planar fins or blades, e.g. with comb-like cross-section
    • F21V29/763Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks with fins or blades with essentially identical parallel planar fins or blades, e.g. with comb-like cross-section the planes containing the fins or blades having the direction of the light emitting axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V3/00Globes; Bowls; Cover glasses
    • F21V3/02Globes; Bowls; Cover glasses characterised by the shape
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V9/00Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
    • F21V9/20Dichroic filters, i.e. devices operating on the principle of wave interference to pass specific ranges of wavelengths while cancelling others
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V9/00Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
    • F21V9/30Elements containing photoluminescent material distinct from or spaced from the light source
    • F21V9/32Elements containing photoluminescent material distinct from or spaced from the light source characterised by the arrangement of the photoluminescent material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/30Semiconductor lasers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、照明装置に関し、特に、レーザ光を用いた照明装置に関する。
従来、レーザ光を用いた照明装置として、レーザ光を出射するレーザ光源と、蛍光体等の波長変換部材とを備えるものが知られている。この種の照明装置では、レーザ光を波長変換部材に照射することによって、レーザ光の一部が波長変換部材で吸収されることで生成された波長変換光と、波長変換部材で波長変換されなかったレーザ光とが混色されて、所望の光色の照明光を得ている。
例えば、青色光のレーザ光を出射するレーザ光源と黄緑色光を発する蛍光体とを備える照明装置では、レーザ光源から出射した青色光の一部が蛍光体で吸収されることで蛍光体から発する黄緑色光(波長変換光)と、蛍光体で吸収されなかった青色光(レーザ光)とが混色されて、白色光の照明光を得ている。
従来、レーザ光を用いた照明装置として、レーザ光を波長変換部材の表面に斜め方向から入射させることによって、波長変換部材による波長変換光と波長変換部材で反射したレーザ光との混色により照明光を放射する反射型の照明装置が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2014-135159号公報
レーザ光は、LED等の他の光と比べて指向性が高い。このため、レーザ光を用いた従来の照明装置では、照明光に色むらが発生するという課題がある。つまり、波長変換部材で反射したレーザ光は高い指向性を持つ一方で、レーザ光が波長変換部材により波長変換されて生成された波長変換光は拡散光であり指向性を持たないため、レーザ光と波長変換光とが所望に混色されず、レーザ光と波長変換光との混色光である混合光(照明光)の照射パターンに色むらが発生する。
そこで、波長変換部材の表面に凹凸を形成したり、波長変換部材に光散乱性を有するフィラー等を混合させたりすることで、波長変換部材でレーザ光が反射する際にレーザ光を拡散(散乱)させてレーザ光の指向性を緩和することが考えられる。
しかしながら、この方法では、波長変換部材に入射するレーザ光を波長変換部材に吸収される前に後方散乱させ、波長変換部材外へ放出してしまう現象が顕著になることにより必然的にレーザ光に対する波長変換部材の吸収率を低下させてしまうことになる。この結果、例えばレーザ光が青色光である場合には、レーザ光と波長変換光との混合光における青色成分が低減されにくくなるので、混合光として低色温度の白色光が得にくくなるなど、混合光の色設計の自由度が低下する。このように、波長変換部材でレーザ光を拡散させる方法は、レーザ光の拡散性と波長変換部材の吸収率とがトレードオフの関係にあるため、レーザ光と波長変換光との混合光の色範囲が狭くなるという課題がある。
また、波長変換部材でレーザ光を拡散させるのではなく、レーザ光と波長変換光とが混
色した後の混合光を拡散させる方法が考えられる。例えば、照明装置の開口部等に拡散透過パネルや拡散透過フィルム等の拡散透過部材を配置することで、レーザ光と波長変換光との混合光を拡散させる方法が考えられる。
しかしながら、この方法では、混合光に含まれるレーザ光を拡散させると同時に、これ以上拡散させる必要のない、指向性を持たない波長変換光の一部を後方散乱させてしまうことになる。このため、照明装置としての光取り出し効率が低下する。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、光取り出し効率を低下させることなく照明光の色むらを抑制し、かつ広い色範囲で混合光の色設計をすることができる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明装置の一態様は、開口部を有する筐体と、前記筐体内に配置され、レーザ光が入射することで前記レーザ光の波長とは異なる波長の光である波長変換光を放射する波長変換部材と、前記開口部を覆い、前記波長変換光に対する透過率が80%以上であって、かつ、前記波長変換光のピーク波長の透過率に対する前記レーザ光のピーク波長の透過率が80%以下である光学特性を有する光学フィルムと、前記筐体の内壁の少なくとも一部に設けられ、少なくとも前記光学フィルムで反射した前記レーザ光を拡散反射させる光拡散構造とを備える。
本発明によれば、光取り出し効率を低下させることなく照明光の色むらを抑制し、かつ広い色範囲で混合光の色設計をすることができる。
図1は、実施の形態に係る照明装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態に係る照明装置における光学フィルムの透過スペクトルを示す図である。 図3は、図1の破線で囲まれる領域IIIの部分拡大断面図である。 図4は、変形例1に係る照明装置の構成を示す部分拡大断面図である。 図5は、変形例2に係る照明装置の構成を示す部分拡大断面図である。 図6は、実施の形態に係る照明装置の光線の軌跡を示す図である。 図7は、応用例に係る照明装置の斜視図である。 図8は、応用例に係る照明装置の部分断面図である。 図9は、変形例3に係る照明装置の構成を示す図である。 図10は、変形例4に係る照明装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺等は必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
実施の形態に係る照明装置1の構成について、図1を用いて説明する。図1は、実施の形態に係る照明装置1の構成を示す図である。なお、図1において、光源50以外は、断面を示している。
図1に示すように、照明装置1は、開口部10aを有する筐体10と、筐体10内に配置された波長変換部材20と、筐体10の開口部10aに設けられた光学フィルム30と、筐体10の内壁の少なくとも一部に設けられた光拡散構造40とを備える。本実施の形態における照明装置1は、さらに、光源50を備える。
筐体10は、開口部10aを有する収納体である。本実施形態において、筐体10には、波長変換部材20が収納されている。筐体10は、底部11と、底部11に立設する側壁部12とを有する。底部11は、開口部10aに対向している。一例として、底部11の平面視形状は、矩形状である。この場合、底部11は、4つの側壁部12で囲まれる。
また、筐体10は、波長変換部材20及び光学フィルム30を支持している。具体的に、波長変換部材は、筐体10の底部11に支持されている。また、光学フィルム30は、筐体10の開口部10aの開口端部で支持されている。波長変換部材20及び光学フィルム30は、接着、係止構造又はネジ止め等によって筐体10に固定されている。
筐体10は、例えば、金属材料、樹脂材料又はセラミック等によって構成されている。なお、波長変換部材20で発生する熱を放熱するために、筐体10は、熱伝導率が高い材料によって構成されているとよい。したがって、筐体10は、金属材料、熱伝導率が高い樹脂材料、又はセラミックによって構成されているとよい。
波長変換部材20は、筐体10内に配置されている。具体的には、波長変換部材20は、筐体10の底部11に載置されている。
波長変換部材20は、レーザ光が入射することでレーザ光の波長とは異なる波長の光である波長変換光を放射する。つまり、波長変換部材20は、波長変換部材20に入射するレーザ光を当該レーザ光とは異なる波長の光に変換する。具体的には、波長変換部材20は、特定の波長のレーザ光を吸収することで、当該レーザ光とは異なる波長の光を出力する。
また、波長変換部材20は、レーザ光の全てを吸収して別の波長の光に変換するのではなく、レーザ光の一部を吸収して別の波長の光を出力しつつ、レーザ光の他の一部については吸収することなく反射する。つまり、波長変換部材20に入射したレーザ光の一部は、波長変換部材20で波長が変換された波長変換光となって波長変換部材20から放射され、波長変換部材20に入射したレーザ光の他の一部は、波長変換部材20で波長変換されずに波長変換部材20で反射して波長変換部材20から放射される。具体的には、波長変換部材20は、レーザ光が入射する入射面20aを有しており、この入射面20aにレーザ光が照射されることで、レーザ光の一部を吸収して別の波長の光を出力しつつ、この入射面20aでレーザ光の他の一部を反射する。
波長変換部材20としては、例えば、少なくとも1種類以上の蛍光体を含む蛍光体素子を用いることができる。この場合、波長変換部材20(蛍光体素子)は、入射する光を励起光として蛍光を発する。一例として、波長変換部材20は、シリコーン樹脂等の樹脂材料又はガラスやセラミック等の無機材料等からなるバインダに蛍光体粒子が分散された蛍光体素子を用いることができる。
波長変換部材20(蛍光体素子)は、光源50から出射したレーザ光が励起光として照射されることで励起されて所望の色(波長)の蛍光を放射する。つまり、光源50から出射したレーザ光が波長変換部材20に入射することで、波長変換部材20はレーザ光の一部を吸収して励起される。これにより、波長変換部材20からは波長変換光として所定の色(波長)の蛍光が放射する。例えば、波長変換部材20は、波長が420nm~480nmの範囲の青色光を吸収し、波長が510nm~590nmの間の黄緑色光の光を放射する蛍光体を含む。つまり、波長変換部材20は、波長変換光として黄緑色光を放射する。このような蛍光体としては、例えば、セリウム(Ce)賦活のイットリウム・アルミニウム・ガーネット系(YAG)の蛍光体粒子を用いることができる。なお、波長変換部材20には、蛍光ピーク波長が異なる複数の蛍光体が含まれていてもよい。
波長変換部材20から放射される波長変換光は、拡散光であって、指向性を持たない。例えば、蛍光体が発する蛍光は、全方位に放射する。一方、波長変換部材20で反射したレーザ光については、波長変換部材20の光拡散性によって指向性を幾分かは弱めることができるが、波長変換部材20の光拡散性と光吸収率とは基本的にはトレードオフの関係にあるため、本実施の形態では、波長変換部材20の光吸収率を優先し、光拡散性は小さいほどよい。したがって、波長変換部材20には、光を散乱させるフィラー又は微粒子等の光拡散材は含まれていない方がよいが、レーザ光を幾分か拡散させるために、波長変換部材20には、光拡散材が含まれていてもよい。
蛍光体粒子を用いた波長変換部材20は、蛍光体粒子を任意の封止材で封止したものが挙げられる。この場合、蛍光体粒子の粒子形状やサイズ、粒子の屈折率によって、波長変換部材20の光拡散性及び光吸収率を調整することができる。
なお、本実施の形態では、波長変換部材20として蛍光体を含む蛍光体素子を例示したが、波長変換部材20は、入射するレーザ光の波長を別の波長に変換して出力するものであれば、その材料は、特に限定されるものではない。
光学フィルム30は、レーザ光が入射する波長変換部材20が配置された筐体10の開口部10aを覆っている。これにより、光学フィルム30には、波長変換部材20に入射したレーザ光のうち波長変換部材20で波長変換されて波長変換部材20から放射される波長変換光と、波長変換部材20に入射したレーザ光のうち波長変換部材20で波長変換されずに波長変換部材20で反射したレーザ光とが入射する。また、光学フィルム30には、これらの直接光が入射するだけではなく、レーザ光及び波長変換光が光拡散構造40で拡散反射した拡散光も入射する。
光学フィルム30は、光学フィルム30に入射する光の特定波長を選択的に透過及び反射する光学特性を有する。
具体的には、光学フィルム30は、波長変換部材20から放射された波長変換光に対する透過率が80%以上である光学特性を有する。つまり、光学フィルム30は、波長変換部材20から放射される波長変換光に対しては高い透過率を有しており、波長変換部材20から放射されて光学フィルム30に入射する波長変換光のほとんどを透過する。なお、より好ましくは、光学フィルム30の波長変換光に対する透過率は、90%以上であるとよい。
本実施の形態において、光学フィルム30は、波長変換部材20から放射される波長変換光に対して高い透過率を有するだけではなく、光源50から出射したレーザ光の波長帯域を除いて波長変換光以外の光に対しても高い透過率を有している。例えば、波長変換部材20に入射するレーザ光の波長帯域以外における光学フィルム30の透過率は、80%以上であるとよい。これにより、照明装置1から照射される照明光の光取り出し効率を向上させることができる。なお、より好ましくは、波長変換部材20に入射するレーザ光の波長帯域以外における光学フィルム30の透過率は、90%以上である。つまり、波長変換部材20に入射するレーザ光の波長帯域以外の波長の光に対しては透明であるとよい。
また、光学フィルム30は、光学フィルム30に入射するレーザ光の一部を反射して、レーザ光の他の一部を透過する光学特性を有している。つまり、光学フィルム30は、光源50から出射したレーザ光に対しては反射及び透過の両方の光学特性を有する。一例として、光源50から出射したレーザ光の波長帯域についての光学フィルム30の透過率は、40%~80%である。
さらに、光学フィルム30は、波長変換部材20から放射された波長変換光のピーク波長の透過率に対して波長変換部材20に入射するレーザ光のピーク波長の透過率が80%以下である光学特性を有する。
本実施の形態では、光源50から出射するレーザ光は、波長が420nm~480nmの青色光(ピーク波長450nm)であり、波長変換部材20から放射される波長変換光は、波長が510nm~590nmの黄緑色光(ピーク波長550nm)であるので、一例として、光学フィルム30は、図2に示される透過スペクトル(透過率分布)の光学特性を有する。
具体的には、図2に示すように、510nm~590nmの波長帯域の波長変換光(黄緑色光)に対する光学フィルム30の透過率は、80%以上となっており、光学フィルム30は、波長変換光に対して高い透過率を有している。
また、図2に示すように、420nm~480nmの波長帯域のレーザ光(青色光)に対する光学フィルム30の透過率は、48%~75%となっており、レーザ光のピーク波長(450nm)に対する光学フィルム30の透過率は、63.1%となっている。つまり、光学フィルム30に入射するレーザ光の半分以上が透過し、光学フィルム30に入射するレーザ光の半分以下が反射する。なお、光学フィルム30に入射するレーザ光の一部は、光学フィルム30で吸収して熱となる。
さらに、図2において、波長変換光のピーク波長(550nm)における透過率が83.1%であり、レーザ光のピーク波長(450nm)における透過率が63.1%であるので、波長変換光のピーク波長の透過率(83.1%)に対するレーザ光のピーク波長の透過率(63.1%)は、63.1/83.1=76.0%となっている。
このような光学特性を有する光学フィルム30は、屈折率が異なる複数の誘電体膜からなる誘電体多層膜によって構成することができる。誘電体多層膜は、有機材料によって構成されていてもよいし、無機材料によって構成されていてもよい。
なお、光学フィルム30の形状は、一例として、フィルム形状、シート形状又はプレート形状等であるが、特に限定されるものではない。
図1に示すように、光拡散構造40は、筐体10の内壁に設けられている。具体的には、光拡散構造40は、筐体10の底部11の底面及び側壁部12の内面に設けられている。本実施の形態において、光拡散構造40は、筐体10の内面の全面に設けられている。
光拡散構造40は、少なくとも光学フィルム30で反射したレーザ光を拡散反射させる。具体的には、光学フィルム30で反射したレーザ光は、光拡散構造40によって散乱反射することで拡散する。なお、光拡散構造40は、主に光学フィルム30で反射した指向性の高いレーザ光を拡散させるためのものであるが、レーザ光の波長帯域だけではなく可視光領域の全波長域の光を拡散反射させてもよい。この場合、光拡散構造40の可視光領域の全波長域に対する反射率は100%であるとよいが、必ずしも100%である必要はなく、少なくとも90%以上であるとよい。光拡散構造40に入射した光のうち光拡散構造40で反射しなかった光は、光拡散構造40もしくは筐体10で吸収されて熱となり伝導する。なお、光拡散構造40は、光学フィルム30で反射したレーザ光のみを拡散反射させるものであってもよい。
光拡散構造40としては、微細な光拡散材の凝集体からなる光拡散膜を用いることができる。ここで、図3を用いて、光拡散構造40の詳細な構成を説明する。図3は、図1の破線で囲まれる領域IIIの拡大断面図である。
図3に示すように、光拡散構造40は、光拡散材41を樹脂42に分散させた光拡散膜であり、筐体10の内壁に形成されている。このような光拡散膜としては、ポリカーボネート又はアクリル等のバインダ樹脂である樹脂42に光拡散材41として光拡散微粒子が分散された樹脂膜を用いることができる。具体的には、光拡散材41(光拡散微粒子)として白色微粒子を用いた白色樹脂膜を用いることができる。このような光拡散構造40は、光拡散塗膜として形成することができる。例えば、バインダ樹脂溶液に無数の光拡散材41が分散された分散液を筐体10の内壁面に塗布して硬化することで光拡散塗膜を筐体10の内壁面に形成することができる。
また、図4に示される光拡散構造40Aのように、光拡散材41Aとして透明な無機フィラーを用いて、透明な無機フィラーの集合体からなる光拡散膜を用いてもよい。この場合、図4に示すように、光拡散材41Aの一部が樹脂42から露出していてもよいし、光拡散材41Aが露出していなくてもよい。なお、図3においても、光拡散材41は、樹脂42から露出していてもよい。
なお、本実施の形態において、光拡散構造40及び40Aは、筐体10と別体としたが、光拡散構造40及び40Aは、筐体10と一体であってもよい。この場合、筐体10は、光拡散構造40及び40Aと同じ材料を用いて形成される。
また、図5に示すように、光拡散構造40Bは、光拡散材40及び40Aの凝集体ではなく、筐体10の内壁に設けられた凹凸構造であってもよい。つまり、凹凸構造の形状によって、光学フィルム30で反射したレーザ光を拡散反射させてもよい。凹凸構造は、複数の微小凸部及び/又は複数の微小凹部との繰り返し構造である。この場合、凹凸構造は、表面粗さRa(算術平均粗さ)が10μm以上である凹凸表面を含むとよい。これにより、光学フィルム30で反射したレーザ光を効率良く拡散反射させることができる。なお、光を拡散反射させることができる凹凸構造は、図5に示すように、筐体10とは別体の表面凹凸構造を有する凹凸膜であってもよいが、筐体10の一部であってもよい。つまり、筐体10の表面に凹凸構造を形成してもよい。
光拡散構造40及び40Aは、筐体10の表面全体に亘り形成されていても良いし、一部に形成されていてもよい。また、光拡散構造40及び40Aには、部分的に異なる構造が混在していても良い。光拡散構造40及び40Aの形成面積の割合や構造の混在の程度よって所望の照明装置1としての特性を調整することができる。例えば、その形成面積の程度によって照明装置1から照射される照明光の光取り出し効率及び色温度等を調節することができる。
また、光拡散構造40は、厚み及び散乱強度の程度によって光の反射率を制御することができる。光拡散構造40の反射率を制御することで、照明装置1から照射される照明光の光取り出し効率及び色温度等を調節することができる。
光源50は、レーザ光を出射するレーザ光源である。例えば、光源50は、レーザ光を出射する半導体レーザを備える。本実施の形態において、光源50から出射するレーザ光は、青色光である。具体的には、光源50から出射するレーザ光は、例えばピーク波長が450nmで、420nm~480nmの波長帯域の光である。
光源50は、筐体10の外部に配置されている。また、光源50は、レーザ光が波長変換部材20に入射するように配置されている。本実施の形態において、光源50は、光源50から出射したレーザ光が波長変換部材20の表面に対して斜めに入射するように配置されている。
具体的には、筐体10の側壁部12に貫通孔10bが設けられており、光源50から出射してレーザ光は、貫通孔10bを通って波長変換部材20に入射する。
なお、光源50から出射したレーザ光の配光を制御したりビーム成形したりするために、光源50と波長変換部材20との間には、コリメータレンズ及び反射部材等の光学部材が配置されていてもよい。また、光源50は、筐体10の外部ではなく、筐体10の内部に配置されていてもよい。この場合、筐体10の貫通孔10bは不要となる。
次に、本実施の形態における照明装置1の光学作用について、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態に係る照明装置1の光線の軌跡を示す図である。
図6に示すように、光源50からレーザ光LB1が出射すると、レーザ光LB1(図6の太実線)は、波長変換部材20の表面に対して斜め方向から入射する。波長変換部材20にレーザ光LB1が入射すると、レーザ光LB1の一部は、波長変換部材20で吸収されることで波長変換され、波長変換部材20からはレーザ光LB1とは異なる波長の波長変換光LC2(図6の破線)が放射されるとともに、レーザ光LB1の他の一部は、波長変換部材20で吸収されることなく波長変換部材20で反射してレーザ光LB2(図6の中太実線)となる。
この結果、波長変換部材20からは、波長変換光LC2と、反射したレーザ光LB2とが放射されることになる。このとき、波長変換光LC2は、全方位に放射する。また、波長変換部材20で反射したレーザ光LB2は、指向性を持ったまま放射される。
波長変換部材20から放射された波長変換光LC2とレーザ光LB2とは、光学フィルム30に向かって進行して光学フィルム30に入射する。
このとき、光学フィルム30は、波長変換部材20で生成された波長変換光に対しては80%以上の透過率を有するので、光学フィルム30に入射した波長変換光LC2のほとんどは、光学フィルム30を透過して筐体10の外部に放射される。
一方、光学フィルム30は、光源50から出射したレーザ光に対しては反射及び透過の両方の光学特性を有するので、光学フィルム30に入射したレーザ光LB2の一部は、光学フィルム30を直進透過してレーザ光LB3(図6の上側の細実線)となって筐体10の外部に放射されるとともに、レーザ光LB2の他の一部は、光学フィルム30で反射してレーザ光LB4(図6の下側の細実線)となって筐体10内の下方に向かって進行する。つまり、光学フィルム30に入射したレーザ光LB2は、光学フィルム30によって直進光のレーザ光LB3と反射光のレーザ光LB4とに分離される。
光学フィルム30で反射して筐体10の下方に進行するレーザ光LB4は、筐体10の内壁に設けられた光拡散構造40に入射する。光拡散構造40は、少なくとも光源50から出射するレーザ光に対して拡散反射させる機能を有するので、光拡散構造40に入射し
たレーザ光LB4は、光拡散構造40で拡散反射して拡散光LD5(図6の一点鎖線)となって光拡散構造40から等方散乱的に放射される。
光拡散構造40で拡散反射した拡散光LD5は、筐体10内の上方に向かって進行する。つまり、拡散光LD5は、光学フィルム30に向かって進行して光学フィルム30に入射する。
ここで、拡散光LD5の波長は、光源50から出射したレーザ光の波長と同じである。また、上述のように、光学フィルム30は、光源50から出射したレーザ光に対しては反射及び透過の両方の光学特性を有する。したがって、光学フィルム30に入射した拡散光LD5の一部は、光学フィルム30を直進透過して筐体10の外部に放射されるとともに、光学フィルム30に入射した拡散光LD5の他の一部は、光学フィルム30で反射して筐体10の内部に回帰し、再び筐体10内の下方に向かって進行する。
そして、拡散光LD5のうち光学フィルム30で反射して筐体10内の下方に進行する拡散光は、再び光拡散構造40で拡散反射して光学フィルム30に再び入射することになる。つまり、拡散光LD5は、光学フィルム30での反射及び透過と光拡散構造40での拡散反射とを繰り返す。
この結果、波長変換部材20で反射した後に光学フィルム30で反射したレーザ光LB4は、最終的には全て光拡散構造40で拡散光に変換される。つまり、レーザ光LB4は、全て拡散光となって光学フィルム30を透過して筐体10の外部から放射される。このため、波長変換部材20の吸収率に関わらず、光源50から出射したレーザ光LB1に対する光拡散性を担保することができる。
このとき、レーザ光LB3については、レーザ光LB4が光学フィルム30での反射及び透過と光拡散構造40での拡散反射とを繰り返した結果、筐体10の外に拡散光として取り出される光量に対して十分小さな光量とすることができるため、混合光の照射パターンの色むらを低減することが可能である。
このように、本実施の形態に係る照明装置1によれば、波長変換部材20に光拡散性を付与しなくても、光学フィルム30と光拡散構造40とによって指向性の高いレーザ光に拡散性を与えることができる。また、レーザ光を励起光として波長変換部材20で生成される波長変換光は、拡散性を有する。つまり、筐体10の開口部10aから放射されるレーザ光と波長変換光とは、いずれも拡散光であり、所望に混色された混合光(混色光)となる。したがって、照明装置1から照射される照明光の照射パターンに色むらが発生することを抑制できる。
さらに、本実施の形態に係る照明装置1によれば、波長変換部材20において光拡散性を高くするために、波長変換部材20の表面に凹凸を形成したり、波長変換部材20に光散乱性を有するフィラーを混合させたりする必要がないので、波長変換部材20におけるレーザ光の吸収率を高く維持することができる。これにより、レーザ光と波長変換光との混色光である混合光の色範囲が狭くなることを抑制し、混合光の色設計の自由度を高めることができる。
しかも、本実施の形態に係る照明装置1によれば、いわばレーザ光を拡散させる機能を担う部位とレーザ光を吸収し波長変換する機能を担う部位とが分離されている構成であるため、レーザ光及び波長変換光のうち主にレーザ光のみを選択的に拡散させることができる。したがって、従来のように拡散透過部材を配置してレーザ光だけではなく拡散させる必要のない波長変換光までも必要以上に拡散させ、後方散乱により照明装置1としての光取り出し効率を低下させてしまうことがない。
以上説明したように、本実施の形態に係る照明装置1によれば、光取り出し効率を低下させることなく照明光の色むらを抑制し、かつ広い色範囲で混合光の色設計をすることができる。
ここで、実施の形態に係る照明装置1の応用例について、図7及び図8を用いて説明する。図7は、応用例に係る照明装置1Aの斜視図である。図8は、同照明装置1Aの部分断面図である。なお、図7は、光学フィルム30を外した状態を示している。
図7及び図8に示すように、本変形例に係る照明装置1Aは、さらに、基体60と、レンズ70と、反射部材80とを有する。
基体60は、筐体10及び光源50を保持する本体である。筐体10は、基体60の上面に載置されている。また、光源50は、基体60の内部に収納されている。
基体60は、光源50及び筐体10を介して波長変換部材20で発生する熱を放熱するヒートシンクとしても機能する。したがって、基体60は、アルミニウム等の金属材料又は高熱伝導樹脂等の熱伝導率の高い材料によって形成されているとよい。
レンズ70は、コリメートレンズである。光源50から放射状に広がって出射したレーザ光は、レンズ70によって所定のビーム径の平行光に変換される。
反射部材80は、光源50から出射したレーザ光を反射して筐体10内に配置された波長変換部材20に照射させる機能を有する。具体的には、反射部材80は、レンズ70によってコリメートされたレーザ光を反射する。反射部材80は、基体60の一部に取り付けられている。
なお、本変形例において、光源50は、基体60に保持させたが、光源50を基体60の外部に配置し、光源50から光ファイバを用いたレーザ光を伝送して反射部材80にレーザ光を入射させてもよい。この場合、図8の光源50の位置に光ファイバの端部が配置される。
(変形例)
以上、本発明に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、照明装置1は、これ自体が製品となる照明器具そのものであってもよいし、照明器具に内蔵される部品(光源モジュール)として用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、光源50から出射したレーザ光を波長変換部材20に入射させたが、これに限らない。例えば、図9に示すように、光源50から出射したレーザ光を光ファイバ90を用いて伝送して、光ファイバ90の端部から出射させたレーザ光を波長変換部材20に照射させてもよい。この場合、図9では、光出射部(光ファイバ90の端部)を筐体10の内部に配置しているが、光出射部は、筐体10の外部に配置されていてもよい。
また、上記実施の形態において、光を拡散させる構造として、光拡散材の凝集体からなる光拡散構造40(図3)又は表面に凹凸構造を有する光拡散構造40A(図4)を筐体10の内壁に設けたが、これに限らない。例えば、図10に示すように、光拡散構造40Cは、筐体10の内壁の表面(内壁面)を湾曲させた凹面そのものであってもよい。この場合、光拡散構造40Cは、筐体10の内壁面を湾曲させた平滑な凹面であってもよいが、凹面の表面に、さらに、図3及び図4に示される光拡散材の凝集体又は図5に示される凹凸構造を形成してもよい。
また、上記実施の形態では、波長変換部材20にレーザ光を反射させる反射型の照明装置としたが、本発明は、波長変換部材20にレーザ光を透過させる透過型の照明装置にも適用することができる。
その他、実施の形態及び変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態及び変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、1A 照明装置
10 筐体
10a 開口部
10b 貫通孔
11 底部
12 側壁部
20 波長変換部材
30 光学フィルム
40、40A、40B、40C 光拡散構造
41、41A 光拡散材
42 樹脂
50 光源

Claims (8)

  1. 開口部を有する筐体と、
    前記筐体内に配置され、レーザ光が入射することで前記レーザ光の波長とは異なる波長の光である波長変換光を放射する波長変換部材と、
    前記開口部を覆い、前記波長変換光に対する透過率が80%以上であって、かつ、前記波長変換光のピーク波長の透過率に対する前記レーザ光のピーク波長の透過率が80%以下である光学特性を有する光学フィルムと、
    前記筐体の内壁の少なくとも一部に設けられ、前記波長変換部材で反射して前記光学フィルムに入射した前記レーザ光のうち少なくとも前記光学フィルムで反射した前記レーザ光を拡散反射させる光拡散構造とを備え、
    前記光拡散構造は、前記筐体の底部の底面及び側壁部の内面に設けられている
    照明装置。
  2. 前記光学フィルムの前記波長変換光に対する透過率は、90%以上である、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光拡散構造は、前記内壁に形成された光拡散膜である、
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記光拡散構造は、透明な無機フィラーの集合体である、
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  5. 前記光拡散構造は、前記内壁に設けられた凹凸構造である、
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  6. 前記凹凸構造は、表面粗さRaが10μm以上である凹凸表面を含む、
    請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記光拡散構造は、前記内壁の表面を湾曲させた凹面である、
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  8. さらに、前記レーザ光を出射する光源を備える、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の照明装置。
JP2020513139A 2018-04-12 2019-03-18 照明装置 Active JP7054877B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018076521 2018-04-12
JP2018076521 2018-04-12
PCT/JP2019/011095 WO2019198430A1 (ja) 2018-04-12 2019-03-18 照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019198430A1 JPWO2019198430A1 (ja) 2021-04-15
JP7054877B2 true JP7054877B2 (ja) 2022-04-15

Family

ID=68162941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020513139A Active JP7054877B2 (ja) 2018-04-12 2019-03-18 照明装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11384920B2 (ja)
EP (1) EP3779268A4 (ja)
JP (1) JP7054877B2 (ja)
CN (1) CN111936786B (ja)
WO (1) WO2019198430A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230375157A1 (en) * 2020-10-08 2023-11-23 Signify Holding B.V. Laser-phosphor light source with improved brightness and thermal management
WO2023052331A1 (en) 2021-10-01 2023-04-06 Signify Holding B.V. Laser source tunable white light module

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138658A (ja) 2009-12-28 2011-07-14 Toshiba Corp 発光装置
JP2012074241A (ja) 2010-09-28 2012-04-12 Olympus Corp 光源装置
JP2012182009A (ja) 2011-03-01 2012-09-20 Stanley Electric Co Ltd 照明装置
JP2013004220A (ja) 2011-06-14 2013-01-07 Stanley Electric Co Ltd 照明装置
US20130279151A1 (en) 2010-12-29 2013-10-24 3M Innovative Properties Company Phosphor reflector assembly for remote phosphor led device
JP2016197756A (ja) 2010-12-29 2016-11-24 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー リモート蛍光体led構造

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7040774B2 (en) 2003-05-23 2006-05-09 Goldeneye, Inc. Illumination systems utilizing multiple wavelength light recycling
US7497581B2 (en) * 2004-03-30 2009-03-03 Goldeneye, Inc. Light recycling illumination systems with wavelength conversion
US7285802B2 (en) 2004-12-21 2007-10-23 3M Innovative Properties Company Illumination assembly and method of making same
JP5082862B2 (ja) 2008-01-09 2012-11-28 セイコーエプソン株式会社 光源装置、照明装置及び画像表示装置
US8096668B2 (en) * 2008-01-16 2012-01-17 Abu-Ageel Nayef M Illumination systems utilizing wavelength conversion materials
US8575642B1 (en) * 2009-10-30 2013-11-05 Soraa, Inc. Optical devices having reflection mode wavelength material
US8118454B2 (en) * 2009-12-02 2012-02-21 Abl Ip Holding Llc Solid state lighting system with optic providing occluded remote phosphor
US8545083B2 (en) 2009-12-22 2013-10-01 Sumita Optical Glass, Inc. Light-emitting device, light source and method of manufacturing the same
JP5362538B2 (ja) 2009-12-22 2013-12-11 株式会社住田光学ガラス 発光装置
JP2014132515A (ja) 2011-04-19 2014-07-17 Sharp Corp 蛍光体基板および表示装置
JP6062249B2 (ja) 2013-01-09 2017-01-18 日立マクセル株式会社 車両用灯具
JP6189661B2 (ja) 2013-07-22 2017-08-30 スタンレー電気株式会社 半導体発光装置
US9863595B2 (en) * 2013-08-28 2018-01-09 Sharp Kabushiki Kaisha Light-emitting unit with optical plate reflecting excitation light and transmitting fluorescent light, and light-emitting device, illumination device, and vehicle headlight including the unit
JP6342279B2 (ja) * 2014-09-24 2018-06-13 シャープ株式会社 発光装置
WO2016188744A1 (en) * 2015-05-26 2016-12-01 Koninklijke Philips N.V. An optical device for producing high brightness light
JP2017028251A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 波長変換部材、光源装置、照明装置車両、および波長変換部材の製造方法
JP6816007B2 (ja) * 2015-10-20 2021-01-20 ヌヴォトンテクノロジージャパン株式会社 波長変換素子、発光装置、及び、波長変換素子の製造方法
CN105932140A (zh) * 2016-04-22 2016-09-07 江苏脉锐光电科技有限公司 一种近红外波长led光源
JP6800221B2 (ja) * 2016-05-13 2020-12-16 ヌヴォトンテクノロジージャパン株式会社 光源装置及び照明装置
JP6712785B2 (ja) * 2016-08-22 2020-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具、および、照明システム
CN106324963A (zh) * 2016-11-16 2017-01-11 青岛蓝之虹光电技术有限公司 应用波长转换原理的新型透射式背光光源装置
US10788190B2 (en) * 2018-11-28 2020-09-29 Sharp Kabushiki Kaisha Light source unit

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138658A (ja) 2009-12-28 2011-07-14 Toshiba Corp 発光装置
JP2012074241A (ja) 2010-09-28 2012-04-12 Olympus Corp 光源装置
US20130279151A1 (en) 2010-12-29 2013-10-24 3M Innovative Properties Company Phosphor reflector assembly for remote phosphor led device
JP2016197756A (ja) 2010-12-29 2016-11-24 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー リモート蛍光体led構造
JP2012182009A (ja) 2011-03-01 2012-09-20 Stanley Electric Co Ltd 照明装置
JP2013004220A (ja) 2011-06-14 2013-01-07 Stanley Electric Co Ltd 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
US11384920B2 (en) 2022-07-12
WO2019198430A1 (ja) 2019-10-17
EP3779268A1 (en) 2021-02-17
JPWO2019198430A1 (ja) 2021-04-15
CN111936786A (zh) 2020-11-13
US20210148547A1 (en) 2021-05-20
CN111936786B (zh) 2023-10-17
EP3779268A4 (en) 2021-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9863595B2 (en) Light-emitting unit with optical plate reflecting excitation light and transmitting fluorescent light, and light-emitting device, illumination device, and vehicle headlight including the unit
JP6246622B2 (ja) 光源装置および照明装置
JP5598974B2 (ja) 照明装置
JP5066462B2 (ja) 車両用灯具
JP6271216B2 (ja) 発光ユニットおよび照明装置
JP6890287B2 (ja) 照明器具
JP2013026162A (ja) 照明装置、および車両用前照灯
KR20100077199A (ko) 형광체 파장 변환을 가지는 발광 장치
JP5990050B2 (ja) 照明装置、車両用前照灯および車両
JP2012199497A (ja) 発光装置
JP7054877B2 (ja) 照明装置
JP2013084470A (ja) 光源装置
JP2016092271A (ja) 蛍光体シートおよび照明装置
KR102062383B1 (ko) 간접 조명 장치
KR20140116773A (ko) 고체조명장치
JP6296396B2 (ja) 照明器具
JP4668131B2 (ja) 導光板、および照明装置
JP2015065142A (ja) 固体照明装置および波長変換部材
JP5797045B2 (ja) 発光装置、車両用前照灯および照明装置
KR20140109785A (ko) 조명 장치
JP2017076516A (ja) 発光装置、及び照明器具
JP2014170758A (ja) 照明装置、および車両用前照灯
US20180003355A1 (en) Illumination device
KR20100108549A (ko) 하이브리드 상부 반사기를 갖는 측면 발광 장치
JP2016225311A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A527

Effective date: 20200907

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220318

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7054877

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151