JP7054872B2 - 照明制御装置、照明システム、及び、照明制御方法 - Google Patents

照明制御装置、照明システム、及び、照明制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、照明制御装置、照明システム、及び、照明制御方法に関する。
さまざまな照明制御が提案されている。特許文献1には、室内に存在する人の人数、気分、雰囲気等に適合した照明制御が開示されている。
特開2015-60828号公報
Jazi al Enezi, Victoria Revell, Timothy Brown, Jonathan Wynne, Luc Schlangen, Robert Lucas, A"melanopic"spectral efficiency function predicts the sensitivity of melanopsin photoreceptors to polychromatic lights,Journal of Biological Rhythms,26-4,pp.314-323(2011)
照明制御のなかには、光源の発光状態が、生活リズムの改善など効果が得られるように定められているものがある。このような照明制御中に光源の発光状態がユーザによってむやみに変更されると照明制御によって意図される効果が得られにくい。
本発明は、一定の制限の下で光源の発光状態を変更することができる照明制御装置、照明システム、及び、照明制御方法を提供する。
本発明の一態様に係る照明制御装置は、時間帯に応じて光源の発光状態を制御するシーン制御を行う制御部と、前記光源の発光状態を指示する第一設定パラメータを入力するための第一操作を受け付ける操作受付部とを備え、前記制御部は、前記第一操作によって入力された前記第一設定パラメータが許容範囲内であるか否かの判定を行い、(1)入力された前記第一設定パラメータが前記許容範囲内であると判定された場合には、前記第一設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行い、(2)入力された前記第一設定パラメータが前記許容範囲外であると判定された場合には、前記許容範囲内の設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行う。
本発明の一態様に係る照明システムは、前記照明制御装置と、前記光源とを備える。
本発明の一態様に係る照明制御方法は、時間帯に応じて光源の発光状態を制御するシーン制御を行う照明制御方法であって、前記シーン制御中の前記光源の発光状態を指示する第一設定パラメータを入力するための第一操作を受け付け、前記第一操作によって入力された前記第一設定パラメータが許容範囲内である場合には、入力された前記第一設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行い、入力された前記第一設定パラメータが前記許容範囲外であると判断される場合には、前記許容範囲内の設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行う。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記照明制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、一定の制限の下で光源の発光状態を変更することができる照明制御装置、照明システム、及び、照明制御方法が実現される。
図1は、実施の形態1に係る照明システムの概要を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、シーン制御を行うための情報の一例を示す図である。 図4は、シーン制御中の照明制御装置の動作例1のフローチャートである。 図5は、シーン制御中の照明制御装置の動作例2のフローチャートである。 図6は、許容範囲の決定動作例1のフローチャートである。 図7は、許容範囲の決定方法の第一の例を示す図である。 図8は、許容範囲の決定方法の第二の例を示す図である。 図9は、許容範囲の決定方法の第三の例を示す図である。 図10は、許容範囲の決定方法の第四の例を示す図である。 図11は、許容範囲の決定動作例2のフローチャートである。 図12は、ユーザ情報がユーザの年齢を示す情報である場合における朝の時間帯の許容範囲の決定方法の一例を示す図である。 図13は、ユーザ情報がユーザの健康状態を示す情報である場合における朝の時間帯の許容範囲の決定方法の一例を示す図である。 図14は、許容範囲の決定動作例3のフローチャートである。 図15は、環境情報が光源が使用される場所の季節を示す情報である場合における朝の時間帯の許容範囲の決定方法の一例を示す図である。 図16は、環境情報が光源が使用される場所の緯度を示す情報である場合における朝の時間帯の許容範囲の決定方法の一例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
[照明システムの概要]
まず、実施の形態1に係る照明システムの全体構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る照明システムの概要を示す図である。図2は、実施の形態1に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示されるように、照明システム10は、照明制御装置20と、光源30とを備える。
光源30は、室内空間50を規定する天井に取り付けられ、室内空間50を照明するシーリングライトである。光源30は、例えば、平面視形状が円形のシーリングライトであるが、長尺状のシーリングライトであってもよいし、ダウンライトまたはスポットライトなどであってもよい。光源30は、調光及び調色が可能な照明装置であり、白色光を発する。
照明制御装置20は、ユーザが光源30の発光状態を制御するために操作するリモートコントローラである。照明制御装置20は、光源30の専用のリモートコントローラであってもよいし、光源30を制御するためのアプリケーションがインストールされたスマートフォン等の携帯端末であってもよい。照明制御装置20は、操作受付部21と、制御部22と、通信部23と、記憶部24とを備える。
操作受付部21は、ユーザの操作を受け付ける。操作受付部21は、タッチパネル、及び、ハードウェアボタンなどによって実現される。
制御部22は、操作受付部21によって受け付けられた操作に応じて光源30の発光状態を制御する。制御部22は、具体的には、操作受付部21によって受け付けられた操作に応じた制御信号を通信部23に送信させる。これにより、光源30は、操作に応じて発光する。制御部22は、具体的には、マイクロコンピュータまたはプロセッサによって実現されるが、専用回路などによって実現される。
通信部23は、制御部22の制御に基づいて、制御信号を光源30に送信する。制御信号を受信した光源30は、制御信号に従って発光する。通信部23は、具体的には、通信回路によって実現される。なお、通信部23によって行われる通信は、有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。通信に用いられる通信規格についても特に限定されない。なお、無線通信には、具体的には、光通信及び電波通信が含まれる。
記憶部24は、制御部22が実行する制御プログラムが記憶される記憶装置である。記憶部24は、具体的には、半導体メモリなどによって実現される。
[シーン制御の概要]
制御部22は、通常制御及びシーン制御を行うことができる。通常制御は、操作受付部21によって受け付けられたユーザの操作に応じて、ユーザの指示通りの明るさ及び色温度で光源30を発光させる制御である。一方で、シーン制御は、時間帯に応じて自動的に光源30の明るさ及び色温度が変更される制御である。通常制御及びシーン制御は、操作受付部21によって受け付けられたユーザの操作によって切り替えられる。
シーン制御においては、例えば、午前中及び日中に属する時間帯に、比較的高い色温度で、かつ、比較的明るい光が光源30から発せられ、夜間に属する時間帯に、比較的低い色温度で、かつ、比較的暗い光が光源30から発せられる。これにより、照明システム10は、ユーザの生活リズムを整えるため光環境を実現することができる。
シーン制御において光源30が発する光の色温度及び明るさは、通常、生活リズムの改善効果等を考慮して照明システム10の設計者などによってあらかじめ定められ、ユーザによって変更することはできない。しかしながら、例えば、普段、電球色の照明を使用しているユーザは、シーン制御において日中に発せられる高色温度の明るい光に対して眩しさを感じる場合がある。また、加齢によって水晶体が黄変している高齢のユーザは、シーン制御において夜間発せられる低色温度の暗い光を不快であると感じる場合がある。このようにシーン制御においては、ユーザの好みを反映できないことが課題である。
一方で、シーン制御においてユーザの好みが自由に反映されると、生活リズムの改善効果等の、照明システム10の設計者が意図した効果が得られない可能性がある。
そこで、照明システム10では、シーン制御においても許容範囲内でユーザの好みを反映することができる。例えば、照明制御装置20の記憶部24には、シーン制御を行うための情報が記憶される。図3は、シーン制御を行うための情報の一例を示す図である。
図3に示されるように、記憶部24には、シーンごとにデフォルト設定パラメータと許容範囲とが定められている。例えば、朝の時間帯における許容範囲は、夜の時間帯における前記許容範囲と異なる。また、デフォルト設定パラメータ及び許容範囲は、明るさ及び色温度のそれぞれについて定められている。なお、図3において、光源30が発する光の明るさは、一例として顔面照度(単位:ルクス)で表現されているが、他の物理量で表現されてもよい。
図3に示されるように、制御部22は、例えば、シーン制御中のAM5:00~11:00の時間帯には、光源30の発光状態を、照度1100ルクス、かつ、色温度6200Kに制御する。ユーザから設定パラメータの変更が指示された場合には、指示された設定パラメータが許容範囲内であるか否かの判定に基づき、設定パラメータの変更を行う。
[動作例1]
以下、シーン制御中の照明制御装置20の動作例1について図3に加えて図4のフローチャートを参照しながら説明する。図4は、シーン制御中の照明制御装置20の動作例1のフローチャートである。
まず、操作受付部21は、第一設定パラメータを入力するための第一操作を受け付ける(S11)。第一設定パラメータは、光源30の発光状態を指示する設定パラメータである。つまり、ステップS11においては、シーン制御中の設定パラメータを第一設定パラメータに変更することがユーザによって指示される。第一設定パラメータは、例えば、シーン制御中に入力されるが、通常制御中に入力されてもよい。入力された第一設定パラメータ(つまり、現在の設定値)は、例えば、記憶部24に記憶される。
制御部22は、第一操作によって入力された第一設定パラメータが許容範囲内であるか否かの判定を行う(S12)。制御部22は、入力された第一設定パラメータが許容範囲内であると判定された場合には(S12でYes)、第一設定パラメータに基づいてシーン制御を行う(S13)。例えば、朝のシーン制御中に、第一設定パラメータとして1200ルクスが入力された場合、第一設定パラメータは、許容範囲の1100ルクス以上を満たす。したがって、制御部22は、光源30の発光状態を、デフォルトの照度1100ルクスから照度1200ルクスに変更する。
一方、制御部22は、入力された第一設定パラメータが許容範囲外であると判定された場合には(S12でNo)、デフォルト設定パラメータに基づいてシーン制御を行う(S14)。例えば、夜のシーン制御中に、第一設定パラメータとして500ルクスが入力された場合、第一設定パラメータは、許容範囲の350ルクス以下を満たさない。したがって、制御部22は、光源30の発光状態をデフォルトの照度300ルクスのまま維持する。
以上のような動作例1によれば、ユーザは、光源30の発光状態を、設計者の意図する効果が得られる範囲で変更することができる。
[動作例2]
図5は、シーン制御中の照明制御装置20の動作例2のフローチャートである。なお、以下の動作例2の説明においては、動作例1と同様の部分については詳細な説明が省略される。
動作例2では、制御部22は、入力された第一設定パラメータが許容範囲外であると判定された場合には(S12でNo)、許容範囲内で入力された第一設定パラメータに最も近い設定パラメータに基づいてシーン制御を行う(S15)。例えば、夜のシーン制御中に、第一設定パラメータとして500ルクスが入力された場合、第一設定パラメータは、許容範囲の350ルクス以下を満たさない。このとき、制御部22は、光源30の発光状態を許容範囲の上限値である350ルクスに変更する。つまり、制御部22は、光源30の発光状態を、許容範囲内で500ルクスに最も近い350ルクスに変更する。
このように、入力された第一設定パラメータが許容範囲外であると判定された場合には、許容範囲内の設定パラメータに基づいてシーン制御が行われればよい。動作例2によれば、制御部22は、許容範囲内でユーザの意図を反映したシーン制御を行うことができる。
[許容範囲の決定動作例1]
許容範囲は、あらかじめ定められていてもよいが、制御部22によって動的に決定されてもよい。例えば、第二時間帯における設定パラメータに応じて、第二時間帯と異なる第一時間帯における許容範囲が変更されてもよい。図6は、このような許容範囲の決定動作例1のフローチャートである。
まず、操作受付部21は、第二時間帯における光源30の発光状態を指示する第二設定パラメータを入力するための第二操作を受け付ける(S21)。つまり、ステップS21においては、シーン制御中の第二時間帯における設定パラメータを第二設定パラメータに変更することがユーザによって指示される。第二設定パラメータは、例えば、シーン制御中の第二時間帯において入力されるが、シーン制御中の第二時間帯以外の時間帯(例えば、第一時間帯)に入力されてもよいし、通常制御中に入力されてもよい。入力された第二設定パラメータ(つまり、現在の設定値)は、例えば、記憶部24に記憶される。
制御部22は、第二操作によって入力された第二設定パラメータに応じて第一時間帯における許容範囲を決定する(S22)。制御部22は、より具体的には、記憶部24を参照することで特定される現在の第二設定パラメータに応じて第一時間帯における許容範囲を決定する。図7は、許容範囲の決定方法の第一の例を示す図である。
第一時間帯が朝の時間帯であり、第二時間帯が深夜の時間帯である場合、制御部22は、深夜の時間帯の第二設定パラメータがデフォルト値であるか否かを判定する。制御部22は、第二設定パラメータがデフォルト値(例えば、10ルクス)である場合、朝の時間帯における明るさの許容範囲を2000ルクス以上に決定する。一方で、制御部22は、第二設定パラメータがデフォルト値よりも低い場合(例えば、2ルクス)、朝の時間帯における明るさの許容範囲を750ルクス以上に決定する。つまり、制御部22は、深夜の時間帯における明るさの許容範囲がデフォルト値よりも低い場合に、朝の時間帯における許容範囲を、下限値を減少させることにより広げる。
また、図8は、許容範囲の決定方法の第二の例を示す図である。発明者らの知見によれば、ユーザの就寝前の光環境と当該ユーザの日中の光環境との照度差が200倍以上である場合に当該ユーザの睡眠状態が良化する。そこで、第一時間帯が深夜の時間帯であり、第二時間帯が朝の時間帯である場合、制御部22は、深夜の時間帯の明るさの許容範囲の上限値を、朝の時間帯の第二設定パラメータの約0.005倍未満に決定する。例えば、朝の時間帯の第二設定パラメータが1000ルクスである場合、深夜の明るさの許容範囲の上限値は、10ルクス未満となる。
このように、制御部22は、第二設定パラメータによって指示される明るさの所定倍の明るさを許容範囲の上限値として決定する。これにより、ユーザは、睡眠状態が良くなる効果が得られる範囲で深夜の時間帯における光源30の発光状態を変更することができる。なお、制御部22は、第二設定パラメータによって指示される明るさの所定倍の明るさを許容範囲の下限値として決定してもよい。
また、図9は、許容範囲の決定方法の第三の例を示す図である。非特許文献1、及び、発明者らの知見によれば、夜の時間帯の設定パラメータに基づいて定められる生体作用度が朝の時間帯の設定パラメータに基づいて定められる生体作用度の0.8倍未満であればユーザの睡眠状態が良化する。
そこで、第一時間帯が夜の時間帯であり、第二時間帯が朝の時間帯である場合、制御部22は、夜の時間帯の第一設定パラメータによって定まる生体作用度の許容範囲を、朝の時間帯の第二設定パラメータによって定まる生体作用度の0.8倍未満に決定する。
例えば、朝の時間帯の色温度の第二設定パラメータが昼光色、昼白色、または白色であり、朝の時間帯の明るさの第二設定パラメータが750ルクス程度であるとする。この場合、夜の時間帯の色温度の第一設定パラメータが温白色または電球色であり、夜の時間帯の明るさの第一設定パラメータが100ルクス程度である場合、生体作用度の比は朝の時間帯:夜の時間帯=5:3となり、上記許容範囲を満たす。
このように、制御部22は、夜の時間帯の第一設定パラメータによって定まる生体作用度の許容範囲を、朝の時間帯の第二設定パラメータによって定まる生体作用度に基づいて決定する。これにより、ユーザは、睡眠状態が良くなる効果が得られる範囲で深夜の時間帯における光源30の発光状態を変更することができる。
また、図10は、許容範囲の決定方法の第四の例を示す図である。第一時間帯が朝の時間帯の後に連続する昼の時間帯であり、第二時間帯が朝の時間帯である場合、朝の時間帯の明るさの第二設定パラメータをPルクスとすると、制御部22は、昼の時間帯の明るさの許容範囲を、P-300ルクス以上P以下に決定する。例えば、朝の時間帯の第二設定パラメータが1000ルクスである場合、昼の時間帯の明るさの許容範囲は、700ルクス以上1000ルクス以下となる。
このように、制御部22は、第二設定パラメータによって指示される明るさを許容範囲の上限値とし、かつ、第二設定パラメータによって指示される明るさを所定量オフセットさせた明るさを許容範囲の下限値とする。これにより、朝の時間帯から昼の時間帯に移行する際に急激に明るさが変わることが抑制される。つまり、ユーザが違和感を感じることが抑制される。なお、制御部22は、第二設定パラメータによって指示される明るさを許容範囲の下限値とし、かつ、第二設定パラメータによって指示される明るさを所定量オフセットさせた明るさを許容範囲の上限値としてもよい。
同様に、制御部22は、朝の時間帯の色温度の第二設定パラメータをp[K]とすると、昼の時間帯の色温度の許容範囲を、p-750[K]以上p[K]以下に決定する。例えば、朝の時間帯の第二設定パラメータが6000Kである場合、昼の時間帯の色温度の許容範囲は、5250K以上6000K以下となる。
このように、制御部22は、第二設定パラメータによって指示される色温度を許容範囲の上限値とし、かつ、第二設定パラメータによって指示される色温度を所定量オフセットさせた色温度を許容範囲の下限値とする。これにより、朝の時間帯から昼の時間帯に移行する際に急激に色温度が変わることが抑制される。つまり、ユーザが違和感を感じることが抑制される。なお、制御部22は、第二設定パラメータによって指示される色温度を許容範囲の下限値とし、かつ、第二設定パラメータによって指示される色温度を所定量オフセットさせた色温度を許容範囲の上限値としてもよい。
[許容範囲の決定動作例2]
また、許容範囲は、ユーザ情報に応じて決定されてもよい。図11は、このような許容範囲の決定動作例2のフローチャートである。
まず、操作受付部21は、ユーザ情報を入力するための第三操作を受け付ける(S31)。ユーザ情報は、例えば、ユーザの年齢を示す情報、ユーザの健康状態を示す情報などである。
制御部22は、第三操作によって入力されたユーザ情報に応じて許容範囲を決定する(S32)。図12は、ユーザ情報がユーザの年齢を示す情報である場合における朝の時間帯の許容範囲の決定方法の一例を示す図である。
制御部22は、例えば、ユーザ情報が示す年齢が所定の年齢(例えば、65歳)以上であるか否かを判定する。制御部22は、ユーザ情報が示す年齢が65歳未満であると判定された場合、朝の時間帯の明るさの許容範囲を2000ルクス以上に決定し、ユーザ情報が示す年齢が65歳以上であると判定された場合、朝の時間帯の明るさの許容範囲を2500ルクス以上に決定する。つまり、制御部22は、ユーザ情報が示す年齢が高いほど許容範囲の下限値を増加させる。
発明者らの知見によれば、年齢の高いユーザが生活リズムの改善効果を得るためには、朝の時間帯に年齢の低いユーザよりも明るい光を浴びることが必要となる。つまり、図12のような許容範囲の決定方法によれば、制御部22は、ユーザの年齢を考慮して、生活リズムを改善するために適切なシーン制御を行うことができる。
また、図13は、ユーザ情報がユーザの健康状態を示す情報である場合における朝の時間帯の許容範囲の決定方法の一例を示す図である。
図13の例では、健康状態の一例として、認知症の兆候の有無を基準に許容範囲が決定される。制御部22は、例えば、ユーザ情報に基づいてユーザの認知症の兆候の有無を判定する。制御部22は、ユーザに認知症の兆候が無いと判定された場合、朝の時間帯の明るさの許容範囲を2000ルクス以上に決定し、ユーザに認知症の兆候があると判定された場合、朝の時間帯の明るさの許容範囲を2500ルクス以上に決定する。つまり、制御部22は、ユーザ情報が示す認知症の兆候が強いほど許容範囲の下限値を増加させる。
発明者らの知見によれば、認知症の兆候があるユーザが生活リズムの改善効果を得るためには、朝の時間帯に認知症の兆候の無いユーザよりも明るい光を浴びることが必要となる。つまり、図13のような許容範囲の決定方法によれば、制御部22は、ユーザの認知症の兆候の有無を考慮して、生活リズムを改善するために適切なシーン制御を行うことができる。
[許容範囲の決定動作例3]
また、許容範囲は、光源30が使用される環境を示す環境情報に応じて決定されてもよい。図14は、このような許容範囲の決定動作例3のフローチャートである。
まず、操作受付部21は、環境情報を入力するための第四操作を受け付ける(S41)。環境情報は、光源30が使用される場所の季節を示す情報、または、光源30が使用される場所の緯度を示す情報などである。
制御部22は、第四操作によって入力された環境情報に応じて許容範囲を決定する(S42)。図15は、環境情報が光源30が使用される場所の季節を示す情報である場合における朝の時間帯の許容範囲の決定方法の一例を示す図である。
制御部22は、例えば、環境情報が示す季節が冬であるか否かを判定する。制御部22は、環境情報が示す季節が冬以外であると判定された場合、朝の時間帯の明るさの許容範囲を2000ルクス以上に決定し、環境情報が示す季節が冬であると判定された場合、朝の時間帯の明るさの許容範囲を2500ルクス以上に決定する。つまり、制御部22は、環境情報が示す季節が冬である場合に許容範囲の下限値を増加させる。
発明者らの知見によれば、日照時間の短い冬の朝の時間帯において光源30が比較的明るく発光することで日照時間の不足が補われ、生活リズムの改善効果が得られる。つまり、図15のような許容範囲の決定方法によれば、制御部22は、光源30が使用される環境の日照時間を考慮して、生活リズムを改善するために適切なシーン制御を行うことができる。
また、図16は、環境情報が光源30が使用される場所の緯度を示す情報である場合における朝の時間帯の許容範囲の決定方法の一例を示す図である。
制御部22は、例えば、環境情報が示す緯度が所定値(例えば、40度)以上であるか否かを判定する。制御部22は、環境情報が示す緯度が40度未満であると判定された場合、朝の時間帯の明るさの許容範囲を2000ルクス以上に決定し、環境情報が示す緯度が40度以上であると判定された場合、朝の時間帯の明るさの許容範囲を2500ルクス以上に決定する。つまり、制御部22は、環境情報が示す緯度が大きいほど許容範囲の下限値を増加させる。
発明者らの知見によれば、日照時間の短い緯度の高い地方においては、光源30が比較的明るく発光することで日照時間の不足が補われ、生活リズムの改善効果が得られる。つまり、図16のような許容範囲の決定方法によれば、制御部22は、光源30が使用される環境の日照時間を考慮して、生活リズムを改善するために適切なシーン制御を行うことができる。
[効果等]
以上説明したように、照明制御装置20は、時間帯に応じて光源30の発光状態を制御するシーン制御を行う制御部22と、光源30の発光状態を指示する第一設定パラメータを入力するための第一操作を受け付ける操作受付部21とを備える。制御部22は、第一操作によって入力された第一設定パラメータが許容範囲内であるか否かの判定を行い、(1)入力された第一設定パラメータが許容範囲内であると判定された場合には、第一設定パラメータに基づいてシーン制御を行い、(2)入力された第一設定パラメータが許容範囲外であると判定された場合には、許容範囲内の設定パラメータに基づいてシーン制御を行う。
このような照明制御装置20は、一定の制限の下で設定パラメータの変更を許容することができる。例えば、シーン制御における光源30の発光状態が生活リズムの改善効果等を考慮して定められている場合、照明制御装置20は、生活リズムの改善効果が得られる範囲で設定パラメータの変更を許容することができる。
また、例えば、シーン制御は、第一時間帯、及び、第一時間帯と異なる第二時間帯において行われ、第一時間帯における許容範囲は、第二時間帯における許容範囲と異なる。
このような照明制御装置20は、時間帯ごとに異なる許容範囲に基づいて判定を行うことができる。
また、例えば、シーン制御は、第一時間帯、及び、第一時間帯と異なる第二時間帯において行われ、操作受付部21は、第二時間帯における光源30の発光状態を指示する第二設定パラメータを入力するための第二操作をさらに受け付ける。制御部22は、第二操作によって入力された第二設定パラメータに応じて第一時間帯における許容範囲を決定する。
このような照明制御装置20は、第二時間帯における光源30の発光状態に応じて設定パラメータの変更に制限を加えることができる。
また、例えば、第二設定パラメータは、光源30が発する光の明るさを指示する設定パラメータであり、制御部22は、第二設定パラメータによって指示される明るさの所定倍の明るさを許容範囲の上限値または下限値として決定する。
このような照明制御装置20は、第二設定パラメータを用いた演算を行うことにより、第一時間帯における光源30の明るさに制限を加えることができる。
また、例えば、第二設定パラメータは、光源30が発する光の明るさを指示する設定パラメータであり、制御部22は、第二設定パラメータによって指示される明るさを所定量オフセットさせた明るさを許容範囲の上限値または下限値として決定する。
このような照明制御装置20は、第二設定パラメータを用いた演算を行うことにより、第一時間帯における光源30の明るさに制限を加えることができる。
また、例えば、第二設定パラメータは、光源30が発する光の色温度を指示する設定パラメータであり、制御部22は、第二設定パラメータによって指示される色温度を所定量オフセットさせた色温度を許容範囲の上限値または下限値として決定する。
このような照明制御装置20は、第二設定パラメータを用いた演算を行うことにより、第一時間帯における光源30の色温度に制限を加えることができる。
また、例えば、第一時間帯は、第二時間帯の後に連続する。
このような照明制御装置20は、第一時間帯の直前の第二時間帯における光源30の発光状態に基づいて、第一時間帯における光源30の発光状態に制限を加えることができる。
また、例えば、操作受付部21は、照明制御装置20のユーザ情報を入力するための第三操作を受け付け、制御部22は、第三操作によって入力されたユーザ情報に応じて許容範囲を決定する。
このような照明制御装置20は、ユーザ情報に基づいて、第一時間帯における光源30の発光状態に制限を加えることができる。
また、例えば、ユーザ情報は、ユーザの年齢を示す情報である。
このような照明制御装置20は、ユーザの年齢に基づいて、第一時間帯における光源30の発光状態に制限を加えることができる。
また、例えば、ユーザ情報は、ユーザの健康状態を示す情報である。
このような照明制御装置20は、ユーザの健康状態に基づいて、第一時間帯における光源30の発光状態に制限を加えることができる。
また、例えば、操作受付部21は、光源30の使用環境を示す環境情報を入力するための第四操作を受け付け、制御部22は、第四操作によって入力された環境情報に応じて許容範囲を決定する。
このような照明制御装置20は、環境情報に基づいて、第一時間帯における光源30の発光状態に制限を加えることができる。
また、例えば、環境情報は、光源30が使用される場所の季節を示す情報である。
このような照明制御装置20は、光源30が使用される場所の季節に基づいて、第一時間帯における光源30の発光状態に制限を加えることができる。
また、例えば、環境情報は、光源30が使用される場所の緯度を示す情報である。
このような照明制御装置20は、光源30が使用される場所の緯度に基づいて、第一時間帯における光源30の発光状態に制限を加えることができる。
また、例えば、照明制御装置20は、さらに、シーン制御におけるデフォルト設定パラメータが記憶された記憶部24を備える。制御部22は、入力された第一設定パラメータが許容範囲外であると判定された場合には、デフォルト設定パラメータに基づいてシーン制御を行う。
このような照明制御装置20は、入力された第一設定パラメータが許容範囲外であると判定された場合に、第一設定パラメータと異なる許容範囲内の設定パラメータに基づいてシーン制御を行うことができる。
また、制御部22は、入力された第一設定パラメータが許容範囲外であると判定された場合には、許容範囲内で入力された第一設定パラメータに最も近い設定パラメータに基づいてシーン制御を行う。
このような照明制御装置20は、許容範囲内で発光状態を第一設定パラメータに近づけてシーン制御を行うことができる。
また、照明システム10は、照明制御装置20と、光源30とを備える。
このような照明システム10は、一定の制限の下で設定パラメータの変更を許容することができる。例えば、シーン制御における光源30の発光状態が生活リズムの改善効果等を考慮して定められている場合、照明システム10は、生活リズムの改善効果が得られる範囲で設定パラメータの変更を許容することができる。
また、上記実施の形態に係る照明制御方法は、時間帯に応じて光源30の発光状態を制御するシーン制御を行う照明制御方法である。照明制御方法は、シーン制御中の光源30の発光状態を指示する第一設定パラメータを入力するための第一操作を受け付け、第一操作によって入力された第一設定パラメータが許容範囲内である場合には、入力された第一設定パラメータに基づいてシーン制御を行い、入力された第一設定パラメータが許容範囲外であると判断される場合には、許容範囲内の設定パラメータに基づいてシーン制御を行う。
このような照明制御方法は、一定の制限の下で設定パラメータの変更を許容することができる。例えば、シーン制御における光源30の発光状態が生活リズムの改善効果等を考慮して定められている場合、照明制御方法は、生活リズムの改善効果が得られる範囲で設定パラメータの変更を許容することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明システムについて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態で説明された、シーン制御における時間帯の区分け、許容範囲、デフォルト設定パラメータなどは一例であり、特に限定されない。また、シーン制御は、生活リズムの改善以外の効果を狙ったシステムであってもよい。
また、上記実施の形態においてシーン制御の時間帯が遷移する際には、光源の明るさまたは色温度のフェード制御が行われてもよい。例えば、朝の時間帯から昼の時間帯に遷移する際に光源の明るさまたは色温度のフェード制御が行われてもよい。
また、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間では、無線通信が行われてもよいし、有線通信が行われてもよい。また、装置間では、無線通信及び有線通信が組み合わされてもよい。
また、例えば、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態では、照明システムは、複数の装置を含むシステムとして実現されたが、単一の装置のみを含むシステムとして実現されてもよい。また、照明システムは、クライアントサーバシステムとして実現されてもよい。この場合、例えば、上記実施の形態で制御部が行った判定がサーバで行われてもよい。
また、上記実施の形態において、制御部などの構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、制御部などの構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。制御部などの構成要素は、具体的には、回路または集積回路によって実現されてもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、照明制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録された非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 照明システム
20 照明制御装置
21 操作受付部
22 制御部
23 通信部
24 記憶部
30 光源

Claims (18)

  1. ユーザの生活リズムを整えるために時間帯に応じて光源の明るさ及び色温度を制御するシーン制御を行う制御部と、
    前記光源の明るさ及び色温度を指示する第一設定パラメータを入力するための第一操作を受け付ける操作受付部とを備え、
    前記制御部は、前記第一操作によって入力された前記第一設定パラメータが許容範囲内であるか否かの判定を行い、(1)入力された前記第一設定パラメータが前記許容範囲内であると判定された場合には、前記第一設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行い、(2)入力された前記第一設定パラメータが前記許容範囲外であると判定された場合には、前記許容範囲内の設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行い、
    前記許容範囲は、前記光源の明るさ及び色温度のそれぞれについて定められる
    照明制御装置。
  2. 前記シーン制御は、第一時間帯、及び、前記第一時間帯と異なる第二時間帯において行われ、
    前記第一時間帯における前記許容範囲は、前記第二時間帯における前記許容範囲と異なる
    請求項1に記載の照明制御装置。
  3. 前記シーン制御は、第一時間帯、及び、前記第一時間帯と異なる第二時間帯において行われ、
    前記操作受付部は、前記第二時間帯における前記光源の発光状態を指示する第二設定パラメータを入力するための第二操作をさらに受け付け、
    前記制御部は、前記第二操作によって入力された前記第二設定パラメータに応じて前記第一時間帯における前記許容範囲を決定する
    請求項1または2に記載の照明制御装置。
  4. 前記第二設定パラメータは、前記光源が発する光の明るさを指示する設定パラメータであり、
    前記制御部は、前記第二設定パラメータによって指示される明るさの所定倍の明るさを
    、前記第一設定パラメータの明るさの前記許容範囲の上限値または下限値として決定する
    請求項3に記載の照明制御装置。
  5. 前記第二設定パラメータは、前記光源が発する光の明るさを指示する設定パラメータであり、
    前記制御部は、前記第二設定パラメータによって指示される明るさを所定量オフセットさせた明るさを、前記第一設定パラメータの明るさの前記許容範囲の上限値または下限値として決定する
    請求項3に記載の照明制御装置。
  6. 前記第二設定パラメータは、前記光源が発する光の色温度を指示する設定パラメータであり、
    前記制御部は、前記第二設定パラメータによって指示される色温度を所定量オフセットさせた色温度を、前記第一設定パラメータの色温度の前記許容範囲の上限値または下限値として決定する
    請求項3に記載の照明制御装置。
  7. 前記第一時間帯は、前記第二時間帯の後に連続する
    請求項5または6に記載の照明制御装置。
  8. 前記操作受付部は、前記照明制御装置のユーザ情報を入力するための第三操作を受け付け、
    前記制御部は、前記第三操作によって入力された前記ユーザ情報に応じて前記許容範囲を決定する
    請求項1または2に記載の照明制御装置。
  9. 前記ユーザ情報は、ユーザの年齢を示す情報である
    請求項8に記載の照明制御装置。
  10. 前記ユーザ情報は、ユーザの健康状態を示す情報である
    請求項8に記載の照明制御装置。
  11. 前記操作受付部は、前記光源の使用環境を示す環境情報を入力するための第四操作を受け付け、
    前記制御部は、前記第四操作によって入力された前記環境情報に応じて前記許容範囲を決定する
    請求項1または2に記載の照明制御装置。
  12. 前記環境情報は、前記光源が使用される場所の季節を示す情報である
    請求項11に記載の照明制御装置。
  13. 前記環境情報は、前記光源が使用される場所の緯度を示す情報である
    請求項11に記載の照明制御装置。
  14. さらに、前記シーン制御におけるデフォルト設定パラメータが記憶された記憶部を備え、
    前記制御部は、入力された前記第一設定パラメータが前記許容範囲外であると判定された場合には、前記デフォルト設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行う
    請求項1~13のいずれか1項に記載の照明制御装置。
  15. 前記制御部は、入力された前記第一設定パラメータが前記許容範囲外であると判定された場合には、前記許容範囲内で入力された前記第一設定パラメータに最も近い設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行う
    請求項1~13のいずれか1項に記載の照明制御装置。
  16. 請求項1~15のいずれか1項に記載の照明制御装置と、
    前記光源とを備える
    照明システム。
  17. ユーザの生活リズムを整えるために時間帯に応じて光源の明るさ及び色温度を制御するシーン制御を行う照明制御方法であって、
    前記シーン制御中の前記光源の明るさ及び色温度を指示する第一設定パラメータを入力するための第一操作を受け付け、
    前記第一操作によって入力された前記第一設定パラメータが許容範囲内である場合には、入力された前記第一設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行い、
    入力された前記第一設定パラメータが前記許容範囲外であると判断される場合には、前記許容範囲内の設定パラメータに基づいて前記シーン制御を行い、
    前記許容範囲は、前記光源の明るさ及び色温度のそれぞれについて定められる
    照明制御方法。
  18. 請求項17に記載の照明制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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