JP7054861B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力調理器に関し、特に炊飯器に関する。
従来の炊飯器は蓋体と鍋本体とを備え、蓋体は鍋本体に係合して調理室を形成する。炊飯器の運転中、調理室内の圧力が上昇し、炊飯器に変形させる。このとき、特に蓋体の変形が大きくなる。このため、既存技術においては、安全性を向上させるために、蓋体の構造強度を増加させ、蓋体が圧力に耐えて変形に抵抗することができるようにしている。蓋体の構造強度を増加させるために、主には、(1)蓋体の内張りの厚さを増加させる、(2)圧力を受ける部材を増加させる、ことが行われている。圧力を受ける部材を増加方法としては、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、内張りの外側に補強部材が設けられ、補強部材と内蓋部との間に、内張りが挟まれるとともに圧力を受ける突起部が設けられた構成が記載されている。突起部は、補強部材のすぐ下に位置し、補強部材または内蓋部に強く押しつけられる。内蓋部は、密閉室内の圧力を受け、突起部を介して、受けている圧力を補強部材に加える。上述した構造においては、外蓋が鍋本体に係合するので、内蓋部と内鍋との間には、間欠的に減圧される調理室が形成される。調理室内に圧力が上昇し始めると、外蓋と鍋本体とに圧力が加わる。外蓋および鍋本体の材質は樹脂であるので、外蓋と鍋本体とは、圧力を受けると変形する。特に外蓋の変形の程度が大きいため、外蓋に金属の補強部材を設けるなどして、外蓋の強度を向上させる必要がある。この場合、蓋体の構造が複雑になり、部材の数が多くなり、製品の製造および生産の加工の難易度が高くなり、炊飯器全体の体積も大きくなる。
中国実用新案公告第203195420号明細書
本発明が解決しようとする課題は、従来の技術の不足を克服し、調理室内の圧力が外蓋部に加わらないようにするとともに、蓋体の構造を簡素化することにある。
上述した課題を解決するために、下記技術案が提供される。
本発明の一態様によれば、鍋本体と、蓋体と、鍋本体に収納された内鍋とを備える炊飯器であって、蓋体は外蓋部と内蓋部とを備え、内蓋部と内鍋とは調理室を形成し、炊飯器は蓋ロック機構をさらに備え、蓋ロック機構は挟持部と駆動部とを備え、挟持部は外蓋部に設けられて上下に移動可能であり、駆動部は挟持部を移動させて、内鍋と内蓋部とを施錠または開錠し、外蓋部と内蓋部との間には内蓋部が上下に移動可能な隙間があり、内蓋部は、調理室からの圧力を受けて挟持部を押圧し、上方に移動する、炊飯器を提供する。
上述した炊飯器において、外蓋部には位置規制柱が設けられ、挟持部は互いに結合されたクランパとクランパホルダとを備え、クランパホルダは、位置規制柱が挿入される取り付け穴を有し、位置規制柱の周囲にスライド可能に設けられ、駆動部は駆動部材と外蓋部に設けられたスライド板とを備え、駆動部材は、スライド板を駆動してクランパを移動させることにより内鍋と内蓋部とを施錠または開錠するように構成されてもよい。
上述した炊飯器において、位置規制柱には位置規制片が設けられ、位置規制片とクランパホルダとの間には弾性部材が設けられてもよい。
上述した炊飯器において、位置規制片の一部はスライド板の上方まで延びるように構成されてもよい。
上述した炊飯器において、スライド板には第1ガイドスロットが設けられ、クランパホルダには第1ガイドスロットに対してスライド可能に係合するガイドロッドが設けられ、取り付け穴は長穴であり、駆動部材は、ガイドロッドを押圧するようにスライド板を駆動して、取り付け穴を外蓋部の中心に近づく方向または外蓋部の中心から離れる方向に移動させ、クランパに内鍋と内蓋部とを施錠または開錠させるように構成されてもよい。
上述した炊飯器において、駆動部材はスライド板を蓋体と鍋本体との回動軸側に近づく方向または回動軸側から離れる方向に往復移動させ、第1ガイドスロットは第1傾斜スロットを備え、第1傾斜スロットは第1前端部と第1後端部とを備え、第1後端部は第1前端部から外蓋部の中心に向かう方向に回動軸側に近づくように傾斜するように構成されてもよい。
上述した炊飯器において、外蓋部には、ボール弁と、調理室と連通する蒸気口と、ボール弁を駆動して蒸気口を閉塞するための押圧部材とが設けられ、スライド板には第2ガイドスロットが設けられ、押圧部材には第2ガイドスロットに対してスライド可能に係合する排気ロッドが設けられ、スライド板は、ボール弁が蒸気口を開放するように、蓋体の回動軸側に向かって移動して排気ロッドを押圧し、排気ロッドを外蓋部の中心に近づく方向に移動させ、スライド板は、ボール弁が蒸気口を閉塞するように、蓋体の回動軸側から離れる方向に移動して排気ロッドを押圧し、排気ロッドを外蓋部の中心から離れる方向に移動させるように構成されてもよい。
上述した炊飯器において、第2ガイドスロットは第2傾斜スロットを備え、第2傾斜スロットは第2前端部と第2後端部とを備え、第2後端部は第2前端部から外蓋部の中心に向かう方向に回動軸側から離れるように傾斜するように構成されてもよい。
上述した炊飯器において、第1ガイドスロットは、第1後端部と連通して回動軸側に近づく方向に延びている第1直線状スロットをさらに備え、第2ガイドスロットは、第2後端部と連通して回動軸側から離れる方向に延びている第2直線状スロットをさらに備えてもよい。
上述した炊飯器において、駆動部材はスライド板を回転させ、スライド板には第1ガイドスロットが設けられ、第1ガイドスロットは弧状スロットであり、第1ガイドスロットの前端部とスライド板の回転中心との間の距離はR1であり、第1ガイドスロットの後端部とスライド板の回転中心との間の距離はR2であり、R1はR2より小さくなるように構成されてもよい。
本発明は以下通りに有益な効果をもたらす。
本発明の一態様に係る炊飯器は、鍋本体と、蓋体と、鍋本体に収納された内鍋とを備える炊飯器であって、蓋体は外蓋部と内蓋部とを備え、内蓋部と内鍋とは調理室を形成し、炊飯器は蓋ロック機構をさらに備え、蓋ロック機構は挟持部と駆動部とを備え、挟持部は外蓋部に設けられて上下に移動可能であり、駆動部は挟持部を移動させて、内鍋と内蓋部とを施錠または開錠し、外蓋部と内蓋部との間には内蓋部が上下に移動可能な隙間があり、内蓋部は、調理室からの圧力を受けて、挟持部を押圧し、上方に移動するように構成されている。従来技術と比較して、本発明の一態様に係る炊飯器は、運転中、挟持部が内蓋部と内鍋とを挟持し、内蓋部と内鍋との間に完全な圧力調理室を形成する。調理中、調理室内に発生する圧力は内蓋部に加わる。内蓋部は、圧力を受けると、隙間内において上方へ移動する。内蓋部が上方へ移動すると、挟持部が内蓋部に押されて上方へ移動される。すなわち、調理室内の圧力が内蓋部を介して上下に移動可能な挟持部に加えられる一方、外蓋部には当該圧力が加えられない。したがって、追加の補強部材および補強部材に付属する他の部材を設ける必要性を無くして、構造を簡素化し、製品の製造および生産の加工の難易度を低下させ、炊飯器全体の体積も小さくすることができる。また、挟持部は、内蓋部と内鍋とを挟持するため、圧力を受けて上方へ移動するとき、一部の圧力を金属部材である内鍋に加える。これにより、鍋本体の外殻が圧力を受けることが抑えて、鍋本体の外殻の変形を抑えることができる。
外蓋部には位置規制柱が設けられ、挟持部は互いに結合されたクランパとクランパホルダとを備え、クランパは内鍋と内蓋部とを施錠または開錠し、クランパホルダは、位置規制柱が挿入される取り付け穴を有し、位置規制柱の周囲にスライド可能に設けられ、駆動部は駆動部材と外蓋部に設けられたスライド板とを備え、駆動部材は、スライド板を駆動して、クランパを移動させることにより、内鍋と内蓋部とを施錠または開錠するように構成される。この構成によれば、クランパホルダが位置規制柱に沿って上下に移動することができるので、挟持部が上下に移動することを実現し、構造を簡素化し、組合せを容易にすることができる。
位置規制柱には位置規制片が設けられ、位置規制片とクランパホルダとの間に弾性部材が設けられる。この構成によれば、内蓋部が調理室内の圧力を受けて挟持部を押圧して挟持部を上方に移動させるとき、クランパホルダがバネなどの弾性部材を圧縮する。調理室内に蒸気などによる圧力がないとき、圧縮されたバネは、クランパをスムーズに施錠または開錠するように、クランパおよび内蓋部を駆動して下方に移動させて初期位置に戻し、クランパと内蓋部との間、および、クランパと内鍋の縁部との間に隙間を形成することができる。
位置規制片の一部はスライド板の上方まで延びるように構成されている。この構成によれば、位置規制片は、スライド板の上方の位置を位置規制することができる。これにより、スライド板が変形してガイドロッドおよび排気ロッドから離れることを抑えることができる。
スライド板には第1ガイドスロットが設けられ、クランパホルダには第1ガイドスロットに対してスライド可能に係合するガイドロッドが設けられ、取り付け穴は長穴であり、駆動部材は、ガイドロッドを押圧するようにスライド板を駆動して、取り付け穴を外蓋部の中心に近づく方向または外蓋部の中心から離れる方向に移動させ、クランパに内鍋と内蓋部とを施錠または開錠させるように構成されている。この構成によれば、非円形構造を有する炊飯器の蓋体の開閉を可能とし、構造を簡素化するとともに、操作を容易することができる。この構成は、様々な非円形構造を有する内鍋に適している。
駆動部材はスライド板を蓋体と鍋本体との回動軸側に近づく方向または回動軸側から離れる方向に往復移動させ、第1ガイドスロットは第1傾斜スロットを備え、第1傾斜スロットは第1前端部と第1後端部とを備え、第1後端部は第1前端部から外蓋部の中心に向かう方向に回動軸側に近づくように傾斜するように構成されている。この構成によれば、駆動部材がスライド板を鍋本体の回動軸側に近づく方向に移動させるとき、クランパが内蓋部と内鍋とを開錠するように、第1傾斜スロットがガイドロッドを外蓋部の中心から離れる方向に移動させる。駆動部材がスライド板を鍋本体の回動軸側から離れる方向に移動させるとき、クランパが内蓋部と内鍋とを施錠するように、第1傾斜スロットがガイドロッドを外蓋部の中心に近づく方向に移動させる。このため、操作が簡単で容易である。
外蓋部には、ボール弁と、調理室と連通する蒸気口と、ボール弁を駆動して蒸気口を閉塞するための押圧部材とが設けられ、スライド板には第2ガイドスロットが設けられ、押圧部材には第2ガイドスロットに対してスライド可能に連結する排気ロッドが設けられ、スライド板は、ボール弁が蒸気口を開放するように、蓋体の回動軸側に向かって移動して排気ロッドを押圧し、排気ロッドを外蓋部の中心に近づく方向に移動させ、スライド板は、ボール弁が蒸気口を閉塞するように、蓋体の回動軸側から離れる方向に移動して排気ロッドを押圧し、排気ロッドを外蓋部の中心から離れる方向に移動させるように構成されている。この構成によれば、蓋体が開放されるとき、ボール弁が蒸気口を開放して減圧を実現し、蒸気でユーザが火傷することを抑えることができる。蓋体が鍋本体に係合しているとき、ボール弁が蒸気口を閉塞し、圧力調理を実現して、食べ物の食感を向上させることができる。
第2ガイドスロットは第2傾斜スロットを備え、第2傾斜スロットは第2前端部と第2後端部とを備え、第2後端部は第2前端部から外蓋部の中心に向かう方向に回動軸側から離れるように傾斜するように構成されている。この構成によれば、構造を簡素化して、加工成形をしやすくすることができる。
第1ガイドスロットは、第1後端部と連通して回動軸側に近づく方向に延びている第1直線状スロットをさらに備え、第2ガイドスロットは、第2後端部と連通して回動軸側から離れる方向に延びている第2直線状スロットをさらに備える。この構成によれば、蓋体が開放される過程において、まず、排気ロッドが第2傾斜スロットに沿って第2後端部に移動して、蒸気口が開放される。また、このとき、ガイドロッドが、径方向に変位せずに、第1直線状スロットに沿って第1傾斜スロットの第1後端部に移動する。内蓋部と内鍋とが施錠された状態において、スライド板が回動軸側へ移動し、第1傾斜スロットがガイドロッドを外蓋部の中心から離れる方向に移動させる。これにより、挟持部に内蓋部と内鍋との施錠を開錠させる。この過程において、排気ロッドが径方向に変位しないので、蒸気口は開放されて排気状態のままである。すなわち、蒸気口が開放されて所定時間の排気および減圧が行われてから、内蓋部と内鍋とが開錠される。クランパが内蓋部と内鍋との施錠を開錠する前に、所定時間の排気および減圧を行われるため、調理室内の圧力が安全値以下に下がる。このときに蓋体が開放されても、蒸気でユーザが火傷することを抑えられ、ユーザの安全を保証することができる。
本発明のこのような特徴および効果は下記の具体的な実施形態および図面に詳しく開示される。
以下、本発明を例示する添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例1における、蓋体および蒸気口が開いているときの構造模式図 図1のA-A線断面図 図2の部分拡大図 クランパホルダの構造模式図 押し要素の構造模式図 スライド板の構造模式図 本発明の実施例1における、蓋体が係合して蒸気口が開放されているときの構造模式図 図7のB-B線断面図 本発明の実施例1における、蓋体が係合して蒸気口が閉塞されているときの構造模式図 図9のC-C線断面図
以下、図面を参照しながら本発明の具体的な実施例を詳細に説明する。下記実施例は本発明の好ましい実施例に過ぎず、全ての実施形態ではない。実施形態における実施例に基づいて、創作的な労力なしでこの技術分野の当業者によって得られる他の全ての実施例は、本発明の保護範囲内にある。
以下の詳細な説明において、方向または位置関係を示すために用いられた用語、例えば、「頂」、「底」、「内」、「外」、「上」、「下」などは、添付図面に示された方向または位置関係であり、それは本発明を説明しやすくするとともに説明を簡略するために用いられるものに過ぎず、図示された装置または構成要素が、特定な方向に向いている、特定な方向で形成する、または特定な方向で動作することを明示するまたは暗示するものではなく、本発明を限定するものとして理解されるべきではない。また、「第1」、「第2」などの用語は、説明のためだけに用いられるものであり、相対的な重要性または技術的特徴の数を明示または暗示するものとして理解されるべきではない。「第1」と「第2」と限定されている特徴は、1つまたはさらに多くの当該特徴を含むことを明示または暗示する。
(実施例1)
図1-6を参照すると、本実施例1における炊飯器は、圧力式炊飯器であり、鍋本体1と蓋体2とを備えている。鍋蓋2の一端は、鍋本体1に回動自在に取り付けられている。鍋本体1の中には、内鍋3が収納されている。蓋体2は、外蓋部と内蓋部4とを備えている。内蓋部4と内鍋3とは、調理室を形成する。外蓋部は、上蓋部と内張り5とを備えている。内蓋部4は、内張り5に対して上下に移動可能に取り付けられている。内蓋部4と内張り5との間には、隙間が設けられている。
本実施例1に係る炊飯器は、蓋ロック機構をさらに備えている。蓋ロック機構は、外蓋部に取り付けられている。より具体的には、蓋ロック機構は、挟持部と駆動部とを備えている。挟持部は、内張り5に対して上下に移動可能に取り付けられている。挟持部は、クランパ7とクランパホルダ8とを備えている。クランパ7の下端には、外蓋部の中心から離れる方向に凹むように形成されたスロット71が設けられている。クランパ7の上端部は、クランパホルダ8に結合されている。クランパホルダ8には、取り付け穴81が設けられている。内張り5において外蓋部に近い側には、上方へ延びるように形成された位置規制柱51が設けられている。位置規制柱51は、取り付け穴81に挿入される。駆動部が挟持部を外蓋部の中心に向かう方向へ移動させるように駆動するとき、クランパ7は、外蓋部の中心に向かう方向へ移動し、内蓋部4の縁部と内鍋3の縁部とをスロット71の中に規制して、内蓋部4と内鍋3との施錠を実現する。駆動部が挟持部を外蓋部の中心から離れる方向へ移動させるように駆動するとき、クランパ7は、外蓋部の中心から離れる方向へ移動して、内蓋部4の縁部と内鍋3の縁部とをスロット71から離し、内蓋部4と内鍋3との開錠を実現する。これにより、蓋体2が開けられるようになる。挟持部の上下に移動可能な取り付けを実現するために、本発明に係るスロット71の高さH1は、内蓋部4の厚さと内鍋3の厚さとの合計厚さH2よりも大きい。クランパ7が内蓋部4と内鍋3とを施錠するとき、内蓋部4の上面とスロット71の上面との間に隙間があるとともに、内鍋3の縁部の下面とスロット71の下面との間に隙間がある。蓋体2と鍋本体1との係合の信頼性を高めるために、本実施例1における内張り5の左右両側には、1つの上述した挟持部が設けられている。この構成によれば、非円形構造を有する炊飯器の蓋体の開閉を可能とし、構造を簡素化するとともに、操作を容易にすることができる。この構成は、様々な非円形構造を有する内鍋に適している。
クランパ7のロック強度と製造コストとが兼ね合うように、本実施例1において、クランパ7は金属部材で構成され、クランパホルダ8は樹脂部材で構成され、両者はネジ、リベット、粘着、射出成形などの固定方法によって結合されてもよい。本発明の他の実施例において、クランパとクランパホルダとは、一体化した金属部材として構成されてもよい。また、クランパとクランパホルダとは、樹脂部材の中に金属部材を嵌めるように構成されてもよい。
炊飯器の運転中において、内蓋部4と内鍋3との間には、密閉された調理室が形成される。調理室内に発生する圧力が内蓋部4に加えられ、内蓋部4がクランパ7に押し付けられるまで上方へ移動すると、クランパ7が内蓋部4と共に隙間内において上方に移動する。このとき、スロット71の下面と内鍋3の縁部の下面との間には隙間があるため、クランパ7は、内蓋部4と内鍋3との間の施錠状態を維持するように、内鍋3の縁部に対して上方へ移動する。クランパ7がクランパホルダ8を上方に移動させる時、取り付け穴81は位置規制柱51に対して上方へスライドする。内鍋3と内蓋部4との間には、弾性シールがされている(シリコン封止リングが一定な弾性変形能力を有する)ため、内蓋部4とクランパ7とが上方へ移動する過程において、内鍋3と内蓋部4との間は常に密閉状態で維持される。
本実施例1における内蓋部4は、圧力を受けると隙間内において上方へ移動する。内蓋部4が上方へ移動すると、クランパ7とクランパホルダ8とが内蓋部4に押されて上方へ移動される。すなわち、調理室内の圧力が内蓋部4を介して上下に移動可能な挟持部に加えられる一方、外蓋部には当該圧力が加えられない。したがって、追加の補強部材および補強部材に付属する他の部材を設ける必要性を無くして、蓋体の部材の数を少なくし、構造を簡素化して、製品の製造および生産の加工の難易度を低下させ、炊飯器全体の体積も小さくすることができる。また、クランパ7は、内蓋部4と内鍋3とを挟持するため、圧力を受けて上方へ移動するとき、一部の圧力を金属部材である内鍋3に加える。これにより、鍋本体1の外殻が圧力を受けることを抑え、鍋本体1の外殻の変形を抑えることができる。
本実施例1において、位置規制柱51には、位置規制片52が設けられている。位置規制片52とクランパホルダ8との間には、弾性部材53が設けられている。弾性部材53は、バネ、シリコン部材、またはゴム部材であってもよい。本実施例1において、弾性部材53は、バネである。バネは、位置規制柱51の周囲に取り付けられ、位置規制片52とクランパホルダ8との間に挟持されている。蓋体2が鍋対1と係合しているとき、バネによって、挟持部が下方へ押される。これにより、スロット71と内蓋部4との間に隙間がもたらされるとともに、スロット71と内鍋3との間にも隙間がもたらされ、スロット71はスムーズに内蓋部4および内鍋3に係合することができる。調理室内に水蒸気による圧力があるとき、内蓋部4が圧力を受け、挟持部が上方へ移動する。これにより、クランパホルダ8がバネを圧縮する。このとき、外蓋部は、バネの弾力のみを受け、内蓋部4の圧力を受けない。調理室内に水蒸気による圧力がないとき、圧縮されたバネは、クランパ7が内鍋3および内蓋部4から離れてスムーズに開錠されるように、クランパ7および内蓋部4を下方に移動させて初期位置に戻す。これにより、スロット71と内蓋部4との間、および、スロット71と内鍋3の縁部との間に隙間が形成される。
本実施例1において、駆動部は、駆動部材10とスライド板9とを備えている。本実施例1において、駆動部材10は、モーターである。モーターの出力軸は、歯車に連結されている。スライド板9には、ラック90が設けられている。ラック90の長さ方向は、スライド板9のスライド方向と一致する。モーターの歯車がラック90に噛み合い、モーターが駆動されると、にスライド板9が蓋体の回動軸に近づく方向または回動軸から離れる方向に往復移動する。なお、本発明は、歯車とラックによる伝達機構に限定されるものではなく、例えば、簡単な接続バーの構造によってモーターのトルクを伝達し、スライド板9への水平駆動力に転換する伝達機構を用いてもよい。また、本発明の他の実施例においては、駆動部材として電磁弁を用い、当該電磁弁によってスライド板9を回動軸に近づく方向または回動軸から離れる方向に移動させるように構成されてもよい。
スライド板9には、第1ガイドスロット91が設けられている。第1ガイドスロット91は、第1傾斜スロット910を備えている。第1傾斜スロット910は、第1前端部と第1後端部とを備えている。第1前端部は、図6において第1傾斜スロット910の上端部である。第1後端部は、図6において第1傾斜スロット910の下端部である。第1後端部は、第1前端部から外蓋部の中心に向かう方向に回動軸に近づくように傾斜している。クランパホルダ8には、ガイドロッド82が設けられている。第1傾斜スロット910は、ガイドロッド82に対してスライド可能に係合している。また、取り付け穴は、長穴である。長穴の長さ方向は、クランパ7の移動方向と一致する。モーター10がスライド板9を回動軸側21から離れる方向に移動させるように駆動するとき、第1傾斜スロット910がガイドロッド82を第1傾斜スロット910に沿って外蓋部の中心に近づく方向に移動させる。また、このとき、ガイドロッド82がクランパ7を外蓋部の中心に近づく方向に移動させる。これにより、クランパ7が内蓋部4と内鍋3とを施錠する。モーター10がスライド板9を回動軸側21に近づく方向に移動させるように駆動するとき、第1傾斜スロット910がガイドロッド82を第1傾斜スロット910に沿って外蓋部の中心から離れる方向に移動させる。また、このとき、ガイドロッド82がクランパ7を外蓋部の中心から離れる方向に移動させる。これにより、クランパ7が内蓋部4と内鍋3とを開錠する。このため、操作が簡単で容易である。
また、本実施例1における炊飯器は、圧力式炊飯器である。蓋体2を開閉するときに調理室の減圧または保圧を実現するために、本実施例1における内蓋部4には、蒸気口41と、ボール弁42と、ボール弁ホルダ(図示せず)とがさらに設けられている。内張り5と内蓋部4との間には、取り付け室6が形成されている。ボール弁42とボール弁ホルダとは、取り付け室6の内部に配置されている。ボール弁ホルダは、ボール弁42の回転範囲を規制し、ボール弁42が蒸気口41から離れることを抑えるように設けられている。内張り5には、押圧部材54が設けられる。蒸気口41は調理室と連通している。ボール弁42は、蒸気口41の上に配置されている。押圧部材54には、押圧ロッド541と排気ロッド542とが設けられている。内張り5には、貫通穴が設けられている。押圧ロッド541は、貫通穴を通じて取り付け室6内に延びている。押圧部材54は、蒸気口41を開放または閉塞するように、ボール弁42を押圧して外蓋部の中心から離れる方向または外蓋部の中心に近づく方向に移動させる。
より具体的には、スライド板9には、第2ガイドスロット92が設けられている。第2ガイドスロット92は、第2傾斜スロット920を備えている。第2傾斜スロット920は、第2前端部と第2後端部とを備えている。第2前端部は、図6において第2傾斜スロット920の下端部である。第2後端部は、図6において第2傾斜スロット920の上端部である。第2後端部は、第2前端部から外蓋部の中心に向かう方向に回動軸側21から離れるように傾斜している。排気ロッド542は、第2傾斜スロット920に対してスライド可能に係合している。モーター10がスライド板9を回動軸側21に近づく方向に移動させるように駆動するとき、第2傾斜スロット920が排気ロッド542を外蓋部の中心に近づく方向に移動させる。これにより、押圧ロッド541が、ボール弁42を押圧して蒸気口41を開放する。モーター10がスライド板9を回動軸側21から離れる方向に移動させるように駆動するとき、第2傾斜スロット920が排気ロッド542を外蓋部の中心から離れる方向に移動させる。このとき、押圧ロッド541がボール弁42に加える押圧力が無くなり、ボール弁42が元の位置に戻って蒸気口41を閉塞する。したがって、蓋体2が開放されるとき、ボール弁42が蒸気口41を開放して減圧し、蒸気でユーザが火傷することを抑える。蓋体2が内鍋3と係合しているとき、ボール弁42が蒸気口41を閉塞して保圧し、圧力調理を実現して、食べ物の食感を向上させることができる。
好ましくは、本実施例1における第1ガイドスロット91は、さらに第1直線状スロット911を備えている。第1直線状スロット911は、第1傾斜スロット910の第1後端部と連通し、回動軸側21に近づく方向に延びている。第1ガイドスロット92は、さらに第2直線状スロット921を備えている。第2直線状スロット921は、第2傾斜スロット920の第2後端部と連通し、回動軸側21から離れる方向に延びている。第1直線状スロット911の長さ方向および第2直線状スロット921の長さ方向は、ラック90の長さ方向と一致する。
図1または図2には、クランパ7が内蓋部4と内鍋3とを開錠した状態が示されている。ボール弁42が蒸気口41を開放し、続いてモーター10がスライド板9を回転軸側21から離れる方向に移動させるように駆動する。これにより、第1傾斜スロット910が、ガイドロッド82を第1傾斜スロット910に沿って外蓋部の中心に近づく方向に移動させる。第1傾斜スロット910の第1後端部がガイドロッド82と係合しているとき、第2傾斜スロット920の後端部は、排気ロッド542と係合している。図7または図8には、クランパ7が内蓋部4と内鍋3とを施錠した状態が示されている。このとき、排気ロッド542は径方向に変位せず、押圧ロッド541の位置は変わっていない。また、蒸気口41は開放された状態のままであり、スライド板9は回転軸側21から離れる方向に移動するように駆動され続ける。このとき、第2傾斜スロット920は、排気ロッド542を第2傾斜スロット920に沿って外蓋部の中心から離れる方向に移動させる。第1直線状スロット911の後端部がガイドロッド82と係合しているとき、第2傾斜スロット920の前端部は排気ロッド542と係合している。図9または図10に示されるように、ガイドロッド82が径方向に変位をしていないとき、クランパ7は内蓋部4と内鍋3との施錠状態を維持する。このとき、押圧ロッド541は、外蓋部の中心から離れる方向に移動し、ボール弁42の押圧力が無くなり、蒸気口41が閉塞される。これにより、炊飯器が運転モードに入り、調理をすることが可能になる。
炊飯器が調理し終えるとき、モーター10がスライド板9を回転軸側21に近づく方向に移動させるように駆動する。このとき、第2傾斜スロット920は、排気ロッド542を外蓋部の中心に近づく方向に移動させる。図7または図8に示されるように、第2傾斜スロット920の後端部が排気ロッド542と係合しているとき、押圧ロッド541は、ボール弁42を蒸気口41から離れるように押圧する。これにより、蒸気口41が開放されて、調理室内の空気が排気され、調理室内が減圧される。この過程において、ガイドロッド82は径方向に変位せず、クランパ7は内蓋部4と内鍋3との施錠状態を維持する。また、モーター10は、スライド板9を回動軸側21に近づく方向に移動させるように駆動し続ける。このとき、第1傾斜スロット910は、ガイドロッド82を外蓋部の中心から離れる方向に移動させる。図1または図2に示されるように、第1傾斜スロット910の前端部がガイドロッド82と係合しているとき、クランパ7は内蓋部4と内鍋3とを開錠する。この過程において、排気ロッド542は径方向に変位せず、蒸気口41が開放されて調理室内の空気を排気する状態のままである。蓋体2が開放される過程において、まず、蒸気口41が開放されて、所定時間の排気および減圧が行われてから、クランパ7に内蓋部4と内鍋3との施錠を開錠させる。クランパ7が内蓋部4と内鍋3との施錠を開錠する前に、所定時間の排気および減圧が行われるため、調理室内の圧力が安全値以下に下がる。このときに蓋体が開放されても、蒸気でユーザが火傷することを抑えられ、ユーザの安全を保証することができる。
図2に示されるように、スライド板9が往復移動する過程において、スライド板9の両側が不均一に力を受けることにより変形し、第1ガイドスロット91がガイドロッド82から離れること、または第2ガイドスロット92が排気ロッド542から離れることを抑えるため、本実施例における位置規制片52の一部がスライド板9の上方まで延びている。すなわち、位置規制片52とスライド板9とは、垂直方向における投影が部分的に重なる。したがって、位置規制片52は、スライド板9の上方の位置を規制することができる。
なお、本発明の他の実施例においては、本実施例1の駆動原理に基づいて、次のように構成されてもよい。駆動部材がスライド板を回動軸側に向かってスライドさせるように駆動するとき、クランパは、内蓋部と内鍋とを施錠する。また、駆動部材がスライド板を回動軸側から離れる方向にスライドさせるように駆動するとき、クランパは、内蓋部と内鍋との施錠を開錠する。この構成は、第1傾斜スロットおよび第2傾斜スロットの傾斜方向を変えるだけで実現することができ、当業者は自身が有する知識を基づいて当該構成を容易に理解することができるため、ここでは詳細に説明しない。
(実施例2)
本実施例2における駆動部材は、クランパを駆動して内蓋部と内鍋との施錠または開錠を実現するために、スライド板を右または左に回転させるように駆動するように構成されている。より具体的には、駆動部材は、モーターまたは回転レバーである。第1ガイドスロットは、弧状スロットである。第1ガイドスロットの前端部とスライド板の回転中心との間の距離は、R1である。第1ガイドスロットの後端部とスライド板の回転中心との間の距離は、R2である。R1はR2より小さい。ガイドロッドが第1ガイドスロットの前端部に位置するとき、クランパが内蓋部と内鍋とを施錠する。モーターまたは回転レバーを介してスライド板を回転させると、第1ガイドスロットの後端部がガイドロッドに向かう方向に回転される。このとき、ガイドロッドが第1ガイドスロットによって外蓋部の中心から離れる方向に変位し、クランパが内蓋部と内鍋との施錠を開錠する。
好ましくは、第2ガイドスロットも弧状スロットである。第2ガイドスロットの前端部とスライド板の回転中心との間の距離は、R3である。第2ガイドスロットの後端とスライド板の回転中心との間の距離は、R4である。R4はR3より小さい。第1ガイドスロットの前端部は、第2ガイドスロットの前端部に対応する。第1ガイドスロットの後端部は、第2ガイドスロットの後端部に対応する。ガイドロッドが第1ガイドスロットの前端部に位置するとき、クランパが内蓋部と内鍋とを施錠する。このとき、排気ロッドが第2ガイドスロットの前端部に位置し、蒸気口が閉塞されている。モーターまたは回転レバーを介してスライド板を回転させると、第1ガイドスロットの後端部がガイドロッドに向かう方向に回転される。このとき、第2ガイドスロットの後端部が排気ロッドに向かって移動する。排気ロッドが第2ガイドスロットによって外蓋部の中心に向かって変位し、ボール弁が蒸気口を開放し、クランパは内蓋部と内鍋との施錠を開錠する。スライド板が逆方向に回転されるとき、クランパが内蓋部と内鍋とを施錠し、ボール弁が蒸気口を閉塞する。
以上は本発明の具体的な実施態様に過ぎず、本発明の保護範囲はこれに限定されない。本発明は図面および前記具体的な実施態様において上述された内容を含むが、本発明がそれらの内容に限定されない。本発明の機能および構造原理から逸脱しない変更は特許請求の範囲内のものである。

Claims (10)

  1. 鍋本体と、蓋体と、前記鍋本体に収納された内鍋とを備える炊飯器であって、
    前記蓋体は、外蓋部と内蓋部とを備え、
    前記内蓋部と前記内鍋とは、調理室を形成し、
    前記炊飯器は、蓋ロック機構をさらに備え、
    前記蓋ロック機構は、挟持部と駆動部とを備え、
    前記挟持部は、前記外蓋部に設けられて上下に移動可能であり、
    前記駆動部は、前記挟持部を移動させて前記内鍋と前記内蓋部とを施錠または開錠し、
    前記外蓋部と前記内蓋部との間には、前記内蓋部が上下に移動可能な隙間があり、
    前記内蓋部は、前記調理室からの圧力を受けて前記挟持部を押圧し、上方に移動する、炊飯器。
  2. 前記外蓋部には、位置規制柱が設けられ、
    前記挟持部は、互いに結合されたクランパとクランパホルダとを備え、
    前記クランパホルダは、前記位置規制柱が挿入される取り付け穴を有し、前記位置規制柱の周囲にスライド可能に設けられ、
    前記駆動部は、駆動部材と前記外蓋部に設けられたスライド板とを備え、
    前記駆動部材は、前記スライド板を駆動して前記クランパを移動させることにより、前記内鍋と前記内蓋部とを施錠または開錠する、請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記位置規制柱には、位置規制片が設けられ、
    前記位置規制片と前記クランパホルダとの間には、弾性部材が設けられている、
    請求項2に記載の炊飯器。
  4. 前記位置規制片の一部は、前記スライド板の上方まで延びている、請求項3に記載の炊飯器。
  5. 前記スライド板には、第1ガイドスロットが設けられ、
    前記クランパホルダには、前記第1ガイドスロットに対してスライド可能に係合するガイドロッドが設けられ、
    前記取り付け穴は、長穴であり、
    前記駆動部材は、前記ガイドロッドを押圧するように前記スライド板を駆動して、前記取り付け穴を前記外蓋部の中心に近づく方向または前記外蓋部の中心から離れる方向に移動させ、前記クランパに前記内鍋と前記内蓋部とを施錠または開錠させる、請求項2に記載の炊飯器。
  6. 前記駆動部材は、前記スライド板を前記蓋体と前記鍋本体との回動軸側に近づく方向または前記回動軸側から離れる方向に往復移動させ、
    前記第1ガイドスロットは、第1傾斜スロットを備え、
    前記第1傾斜スロットは、第1前端部と第1後端部とを備え、
    前記第1後端部は、前記第1前端部から前記外蓋部の中心に向かう方向に前記回軸側に近づくように傾斜している、請求項5に記載の炊飯器。
  7. 前記外蓋部には、ボール弁と、前記調理室と連通する蒸気口と、前記ボール弁を駆動して前記蒸気口を閉塞するための押圧部材とが設けられ、
    前記スライド板には、第2ガイドスロットが設けられ、
    前記押圧部材には、前記第2ガイドスロットに対してスライド可能に係合する排気ロッドが設けられ、
    前記スライド板は、前記ボール弁が前記蒸気口を開放するように、前記蓋体の回動軸側に向かって移動して前記排気ロッドを押圧し、前記排気ロッドを前記外蓋部の中心に近づく方向に移動させ、
    前記スライド板は、前記ボール弁が前記蒸気口を閉塞するように、前記蓋体の回動軸側から離れる方向に移動して前記排気ロッドを押圧し、前記排気ロッドを前記外蓋部の中心から離れる方向に移動させる、請求項6に記載の炊飯器。
  8. 前記第2ガイドスロットは、第2傾斜スロットを備え、
    前記第2傾斜スロットは、第2前端部と第2後端部とを備え、
    前記第2後端部は、前記第2前端部から前記外蓋部の中心に向かう方向に前記回動軸側から離れるように傾斜している、請求項7に記載の炊飯器。
  9. 前記第1ガイドスロットは、前記第1後端部と連通して前記回動軸側に近づく方向に延びている第1直線状スロットをさらに備え、
    前記第2ガイドスロットは、前記第2後端部と連通して前記回動軸側から離れる方向に延びている第2直線状スロットをさらに備える、
    請求項8に記載の炊飯器。
  10. 前記駆動部材は、前記スライド板を回転させ、
    前記スライド板には、第1ガイドスロットが設けられ、
    前記第1ガイドスロットは、弧状スロットであり、
    前記第1ガイドスロットの前端部と前記スライド板の回転中心との間の距離はR1であり、
    前記第1ガイドスロットの後端部と前記スライド板の回転中心との間の距離はR2であり、R1はR2より小さい、請求項2に記載の炊飯器。
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