JP7054416B2 - 通信装置及び論理回路の構築方法 - Google Patents

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Description

本開示は、モータ等の位置情報を検出して出力する検出装置との間で通信を行うプログラマブル論理デバイスの論理回路を構築する技術に関するものである。
従来、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのプログラマブル論理デバイスの入出力特性を変更する技術がある(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載されたFPGA装置のPROMには、入出力特性の異なる2種類のコンフィグ情報が記憶されている。FPGA装置は、電源電圧の大きさなどに応じてコンフィグ情報を選択し、選択したコンフィグ情報に基づいて論理回路を構築する。
特開平11-95994号公報
ところで、モータの位置情報を検出するエンコーダ等と通信を行う回路を、プログラマブル論理デバイスの論理回路で構築する場合、例えば、エンコーダの製造メーカが提供するコンフィグ情報を用いて論理回路を構築することができる。しかしながら、構築した論理回路に別のメーカのエンコーダなどを接続した場合、通信プロトコルの違いなどから論理回路とエンコーダとの間で位置情報を適切に送受信できない虞がある。
本願は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、接続する検出装置を変更した場合であっても、変更後の検出装置とプログラマブル論理デバイスとの間で位置情報の送受信を適切に行える通信装置及び論理回路の構築方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本明細書は、位置情報を検出して出力する検出装置と接続される接続部と、前記検出装置と通信可能な論理回路を構築する第1コンフィグ情報と、前記第1コンフィグ情報と通信可能な前記検出装置とは種類が異なる前記検出装置と通信可能な前記論理回路を構築する第2コンフィグ情報と、を記憶可能である記憶部と、前記第1コンフィグ情報又は前記第2コンフィグ情報を選択する選択信号を出力する選択信号出力部と、前記選択信号出力部から出力された前記選択信号に基づいて、前記第1コンフィグ情報又は前記第2コンフィグ情報を読み込んで前記論理回路を構築し、構築した前記論理回路により前記接続部と接続された前記検出装置との間で前記位置情報の通信を実行するプログラマブル論理デバイスと、を備え、前記接続部は、複数の種類の前記検出装置と接続可能な共通のインタフェースであり、前記選択信号出力部は、前記接続部に設けられ、前記接続部に接続された前記検出装置のコネクタの接続構造に応じて異なる前記選択信号を出力する、通信装置を開示する。
また、本開示の内容は、通信装置としての実施に限定されることなく、通信装置における論理回路の構築方法としても実施し得るものである。
本開示の通信装置等によれば、プログラマブル論理デバイスは、検出装置の種類に応じた論理回路を選択信号に基づいて構築でき、構築した論理回路によって検出装置との通信が可能となる。従って、仮に、接続部と接続する検出装置を変更した場合であっても、変更後の検出装置とプログラマブル論理デバイスとの間で位置情報の送受信を適切に行うことができる。
本実施形態のワーク移載システムの概略構成図である。 ワーク移載装置の概略構成図である。 ワーク移載システムの構成のうち、ワーク移載装置の駆動部分に係わる構成を示すブロック図である。 FPGA基板と、第1駆動部との接続構成を示すブロック図である。 起動時の処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本開示の一実施形態について図面を参照しながら説明する。まず、本開示の通信装置を具体化した一実施形態であるFPGA基板81(図3参照)を備える部品装着システムについて説明する。図1は、ワーク移載システム10の概略構成を示す斜視図である。図1に示すように、ワーク移載システム10は、ワーク移載装置11、ワーク供給装置13、ワーク収容部材15などを基台10A上に備えている。
ワーク移載システム10は、基台10A内に設けられたシステム制御部19(図3参照)の制御に基づいて、ワーク収容部材15に収容されたワーク21を、その後の作業に用いられるパレット17へ移動、載置させる。ワーク移載システム10は、例えば、不定姿勢でワーク収容部材15の採取用載置台15Aに載置されたワーク21を、後工程の作業用ロボット(図示略)や作業者が作業しやすいように、所定の姿勢で整列させた状態でパレット17に載置する。ここでいう「不定姿勢」とは、ワーク21の位置、方向などが統一されていない状態をいう。なお、以下の説明では、図1に示すように、ワーク移載システム10におけるパレット17を搬送する方向を左右方向(X軸)、左右方向に直交し搬送されるパレット17の平面と平行な方向を前後方向(Y軸)、左右方向及び前後方向に直交する方向を上下方向(Z軸)と称して説明する。
作業対象であるワーク21は、例えば、ボルトである。なお、ワーク21は、ボルトに限らず、例えば、他の機械部品(ナット、ワッシャなど)でもよく、機械部品に限らず、電気部品、電子部品、化学部品などでもよい。ワーク21は、少なくともその一部、例えば、図1の拡大図に示す吸着部位23が磁性体により形成されている。ワーク21は、磁性体により形成された吸着部位23を、後述するワーク移載装置11やワーク供給装置13が有する電磁石によって引き付けられ、吸着した状態で移動させられる。
ワーク収容部材15は、ワーク21を貯蔵する部材であり、上方が開放された有底箱型形状をなすボックスが複数個設けられている。ワーク収容部材15の各々には、底部から所定の高さに採取用載置台15Aが設けられている。ワーク収容部材15の底部に貯蔵したワーク21は、ワーク供給装置13によって採取用載置台15Aに移載される。ワーク収容部材15の底部は、一部が傾斜しており、採取用載置台15Aから落下したワーク21が一箇所に貯蔵される。
また、基台10A上には、ワーク収容部材15を移動させる移動部16が設けられている。移動部16は、ワーク収容部材15を載せる収容台16Aと、収容台16Aを退避位置(図1に点線で示す位置)と、移載処理位置(図1に実線で示す位置)との間で移動させるレール16Bとを有している。システム制御部19(図3参照)は、作業者からの操作等に基づいて、図示しない駆動源を駆動し、収容台16Aを退避位置、又は載置処理位置に移動させる。これにより、作業者は、ワーク収容部材15にワーク21の補充を適宜行うことが可能となる。
パレット17は、ワーク21を配列載置する部材であり、磁力を帯びており、ワーク21を磁力で固定する。ワーク移載装置11は、例えば、ワーク21であるボルトの頭部を下方にして所定間隔でパレット17に配列させる。ワーク移載装置11は、ワーク21の種類に応じて定められたパレット17上の所定位置にワーク21を配設する。
また、ワーク移載システム10は、パレット17を搬送する搬送部25を備えている。搬送部25は、パレット17の搬入、搬送、ワーク21の移載位置での固定、搬出を行うユニットである。搬送部25は、前後方向において所定間隔を間に設けて配置され、左右方向に向かって延びる1対のコンベアベルトを有している。パレット17は、このコンベアベルトにより搬送される。システム制御部19(図3参照)は、搬送部25を制御して、例えば、パレット17を後段の装置に搬出する。後段の装置は、パレット17上のワーク21の位置を、例えば、ワーク21の種類に応じて予め定められた位置情報に基づいて特定し作業を行う。
次に、ワーク移載装置11の詳細な構成について説明する。図2は、ワーク移載装置11の概略構成を示している。ワーク移載装置11は、ワーク収容部材15の各々からワーク21を採取し、採取したワーク21をパレット17に載置する。図2に示すように、ワーク移載装置11は、基部31と、アーム部33と、エンドエフェクタ39などを有している。
基部31は、ワーク移載システム10の基台10A(図1参照)の上に固定されており、アーム部33を支持するための支持軸部41を有している。支持軸部41は、円柱部41Aと、保持部41Bとを有している。円柱部41Aは、上下方向に延設される円柱形状をなし、上端部に保持部41Bを有している。保持部41Bは、アーム部33の基端部を支持している。また、基部31は、第1駆動部32を内蔵しており、FPGA基板81(図3参照)の制御に基づいて第1駆動部32を駆動し円柱部41Aを回転させる。保持部41Bは、円柱部41Aの回転にともなって上下方向に沿った軸を中心軸として回転駆動する。
アーム部33は、基端部から先端部に向かって第1アーム45及び第2アーム46を連結させた所謂、多関節ロボットである。第1アーム45は、一方向に延びる長手部材であり、支持軸部41の保持部41Bによって基端部を支持されている。支持軸部41の保持部41Bは、第2駆動部35を介して第1アーム45と連結されている。第2駆動部35は、FPGA基板81(図3参照)の制御に基づいて、上下方向と直交する方向を中心軸として保持部41Bに対して第1アーム45を回転させる。
第2アーム46は、第1アーム45の先端部に第3駆動部37を介して連結されている。第2アーム46は、第1アーム45の先端部から一方向に延びる長手部材である。第3駆動部37は、FPGA基板81(図3参照)の制御に基づいて、第1アーム45の延設方向に対して直交する方向を中心軸として第1アーム45の先端部に対して第2アーム46を回転させる。
エンドエフェクタ39は、第2アーム46の先端部に設けられ、第2アーム46に対して着脱可能に構成されている。ワーク移載装置11は、その用途に応じて、エンドエフェクタ39の種類を変更可能となっている。図2において装着しているエンドエフェクタ39は、一例であり、第4駆動部51と、採取部53と、撮像部55と、台座部57を有している。第4駆動部51は、FPGA基板81(図3参照)の制御に基づいて、第2アーム46の延設方向に対して直交する方向を中心軸としてエンドエフェクタ39の台座部57を回転させる。
図2に示すように、台座部57は、L字形状の板部材であり、先端部分に採取部53が取り付けられている。採取部53は、ワーク21の吸着部位23(図1の拡大図参照)を引き付けて採取する部材であり、引付部61、一対の挟持部63、固定部材67などを有している。引付部61、挟持部63及び固定部材67は、2枚のプレート65の間に配設されている。固定部材67は、棒状の部材であり、エアシリンダ71によって上下動可能に構成されている。エアシリンダ71は、基台10Aに設けられたエア供給部(図示略)から供給されるエアの供給量に応じて固定部材67を上下動させる。
固定部材67は、初期位置ではプレート65の上方に配置され、ワーク21を挟持する際に下方に移動する。一対の挟持部63は、棒状の固定部材67の両端に回動可能に軸支されている。一対の挟持部63は、固定部材67が初期位置にあるときは(図2の左側の拡大図参照)、プレート65の内部に収納されている。引付部61は、電磁石に軸部材を接続して構成されており、当該軸部材の先端に磁性体のワーク21を引き付けて採取するものである。引付部61は、プレート65の下方に固定されている。引付部61は、基台10Aに設けられた電源部77(図3参照)から供給される電力に応じて、例えば3段階の磁力(引付力)を生じるよう構成されている。
一対の挟持部63は、引付部61が引き付けた後のワーク21(図1参照)を挟み込んで支持する。一対の挟持部63には、挟持ピン69が設けられている。挟持ピン69は、挟持部63の各々におけるプレート65と対向する面に固定されている。プレート65の各々には、挟持ピン69を案内するためのガイド溝65Aが形成されている。一対の挟持部63は、固定部材67が下方に移動すると、ガイド溝65Aにより所定の軌道に導かれ、その先端でワーク21を挟持する(図2の右側の拡大図参照)。また、撮像部55は、画像を撮像するユニットであり、プレート65の先端側の面に固定されている。撮像部55は、撮像した画像データをシステム制御部19(図3参照)へ送信する。
なお、図1に示すワーク供給装置13は、ワーク移載装置11と同様に、その用途に応じて、エンドエフェクタ73を交換可能に構成されている。また、ワーク供給装置13は、エンドエフェクタ73の種類を除いて、ワーク移載装置11と同様の構成となっており、システム制御部19やFPGA基板81により作動を制御される。このため、ワーク供給装置13の詳細な説明を省略する。
次に、第1駆動部32~第4駆動部51の構成について説明する。なお、第2駆動部35、第3駆動部37、第4駆動部51の構成は、第1駆動部32と同様となっている。このため、以下の説明では、第1駆動部32について主に説明し、他の駆動部についての説明を適宜省略する。
図3は、ワーク移載システム10の構成のうち、ワーク移載装置11の駆動部分に係わる構成を示している。図3に示すように、第1駆動部32は、駆動源としてのサーボモータ83と、サーボモータ83の回転位置等の位置情報EDを検出して出力するエンコーダ85と有している。エンコーダ85は、エンコーダケーブル87を介して、基台10Aに設けられたFPGA基板81と接続されている。同様に、第1駆動部32以外の第2駆動部35等も、エンコーダケーブル87を介してFPGA基板81と接続されている。
図4は、FPGA基板81と、第1駆動部32との接続構成を示している。なお、図面が煩雑となるのを避けるため、図4では、第1駆動部32以外の駆動部(第2駆動部35等)の図示を省略している。図4に示すように、FPGA基板81は、アンプ回路91(FPGA92)と、接続部93と、上位接続部95と、電源接続部97と、メモリ99と、メモリコントローラ110と、CPU111と、ディップスイッチ115とを備えている。アンプ回路91、接続部93、上位接続部95等は、通信バス等により互いに通信可能となっている。
また、FPGA基板81は、例えば、コンフィグ情報に基づいて論理回路を構築可能なプログラマブル論理デバイスとしてFPGA(Field Programmable Gate Array)92を有する。FPGA92は、コンフィグ情報を読み込んでアンプ回路91を論理回路で構築する。なお、本開示のプログラマブル論理デバイスは、FPGAに限らず、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD)などでも良い。
FPGA92のアンプ回路91は、接続部93に接続されている。接続部93は、FPGA基板81に実装されたコネクタであり、エンコーダ85のエンコーダケーブル87と接続される。なお、接続部93は、FPGA基板81の基板上に実装される構成に限らず、FPGA基板81とケーブル等により接続される構成でも良い。
本実施形態の接続部93は、複数の種類のエンコーダ85と接続可能な共通のインタフェースで構成されている。例えば、エンコーダケーブル87の先端に設けられたコネクタ89は、同一の形状となっている。このコネクタ89は、エンコーダ85に直接接続されたエンコーダケーブル87の先端に設けられたコネクタでも良く、エンコーダケーブル87を一旦変換した後のコネクタでも良い。従って、本実施形態のエンコーダ85は、製造メーカ、型番や機種などが異なる場合であっても、コネクタ89の形状が共通化されている。
接続部93は、この共通化されたコネクタ89と接続可能な形状となっている。このため、接続部93は、種類の異なるエンコーダ85であっても接続可能となっている。エンコーダ85は、サーボモータ83の回転駆動に応じた位置情報EDを、エンコーダケーブル87、コネクタ89、接続部93を介してFPGA基板81に送信する。
また、FPGA基板81の上位接続部95は、上位の制御部であるシステム制御部19と接続されている。また、FPGA基板81は、電源接続部97を介して、基台10Aに設けられた電源部77と接続されている。アンプ回路91は、電源接続部97を介して電源部77を制御可能となっている。アンプ回路91は、接続部93を介して入力した位置情報EDと、上位接続部95を介してシステム制御部19から入力した指令値とに基づいて電源部77を制御する。第1駆動部32のサーボモータ83は、例えば、U相,V相,W相の各相のコイルを有する三相交流で駆動するモータであり、電源線90を介して各相のコイルが電源部77に接続されている。サーボモータ83は、電源部77から電源線90を通じて供給される三相交流Wに応じて駆動する。アンプ回路91は、位置情報ED等に基づいて、三相交流Wの大きさや周期等を変更する。これにより、FPGA基板81は、第1駆動部32のサーボモータ83に対するフィードバック制御を実行する。FPGA基板81は、サーボモータ83の回転位置や回転速度の制御だけでなく、サーボモータ83のトルク制御なども実行しても良い。
なお、図3は、図面が煩雑となるのを避けるため、複数の駆動部(第1駆動部32や第2駆動部35)のそれぞれのサーボモータ83と接続される電源線90を1本のケーブルで図示している。また、上記したように、第1駆動部32以外の第2駆動部35、第3駆動部37、第4駆動部51は、第1駆動部32と同様の構成となっており、アンプ回路91によってフィードバック制御される。
また、FPGA基板81のメモリ99には、第1コンフィグ情報101と、第2コンフィグ情報102と、起動プログラム103が記憶されている。第1及び第2コンフィグ情報101,102は、アンプ回路91として機能する論理回路を構築するためのコンフィグ情報である。第1コンフィグ情報101は、例えば、第2コンフィグ情報102とは異なる通信プロトコルで位置情報EDの通信が可能なアンプ回路91を構築する情報である。ここでいう通信プロトコルとは、例えば、位置情報EDの通信に用いられるデータ形式、ビット順、通信速度、通信コマンドなどの通信を正常に行うための送受信側の取り決めである。通信プロトコルは、HDLC(High level Data Link Control procedure)などの通信規格により規定されたものや、エンコーダ85の製造メーカなどにより独自に規定されたものを含んでも良い。具体的には、第1コンフィグ情報101は、例えば、A社製のエンコーダ85に対応しており、A社製のエンコーダ85で用いられる通信プロトコルで位置情報EDを通信可能なアンプ回路91を構築する情報である。また、第2コンフィグ情報102は、例えば、B社製のエンコーダ85に対応しており、B社製のエンコーダ85で用いられる通信プロトコルで位置情報EDを通信可能なアンプ回路91を構築する情報である。なお、第1コンフィグ情報101は、第2コンフィグ情報102とは異なる種類のエンコーダ85に対応した情報であれば良い。例えば、第1コンフィグ情報101と第2コンフィグ情報102とは、同一の製造メーカのエンコーダ85でも、型番の異なる(位置情報EDのデータ形式が異なるなどの)エンコーダ85に対応した情報でも良い。即ち、第1コンフィグ情報101は、第2コンフィグ情報102で構築したアンプ回路91では通信を実行できないエンコーダ85に対応した情報であれば良い。
従って、本実施形態の検出装置は、サーボモータ83(モータの一例)の位置情報EDを検出するエンコーダ85である。そして、FPGA92(プログラマブル論理デバイスの一例)は、このエンコーダ85から取得した位置情報EDに基づいて、サーボモータ83をフィードバック制御するアンプ回路91を論理回路として構築する。これによれば、エンコーダ85の種類に応じてコンフィグ情報(第1及び第2コンフィグ情報101,102)を選択し、エンコーダ85の種類に応じたアンプ回路91を論理回路で構築できる。そして、構築したアンプ回路91によって、エンコーダ85の位置情報EDに基づいたフィードバック制御をサーボモータ83に適切に実施できる。
また、本実施形態の第1コンフィグ情報101は、例えば、A社製のエンコーダ85(第1検出装置の一例)との間で位置情報EDの通信が可能なアンプ回路91(論理回路の一例)を構築する情報である。第2コンフィグ情報102は、例えば、A社製のエンコーダ85とは種類が異なるB社製のエンコーダ85(第2検出装置の一例)との間で位置情報EDの通信が可能なアンプ回路91を構築する情報である。A社製のエンコーダ85と、B社製のエンコーダ85とは、互いに異なる通信プロトコルで位置情報EDの通信を行う。これによれば、後述するように、位置情報EDの送受信を行う通信プロトコルが異なるエンコーダ85のいずれを接続した場合でも、エンコーダ85と通信を実行できるアンプ回路91を構築できる。
また、メモリ99の起動プログラム103は、FPGA基板81の起動時にCPU111によって実行されるプログラムである。メモリ99は、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリと、RAMなどの揮発性メモリなどを有する。なお、コンフィグ情報を記憶する記憶部は、メモリに限らず、ハードディスクなどの他の記憶装置でも良い。
メモリコントローラ110は、メモリ99に対する書き込み処理、及びメモリ99からの読み出し処理を制御する。CPU111は、例えば、ワーク移載システム10の電源が投入され、FPGA基板81に電力が供給されると、メモリコントローラ110を介して起動プログラム103をメモリ99から読み出して実行する。CPU111は、起動プログラム103を実行することで、FPGA基板81のFPGA92にローディングするコンフィグ情報(第1及び第2コンフィグ情報101,102)を選択し、コンフィグ情報に基づいてアンプ回路91を構築する。なお、以下の説明では、起動プログラム103を実行するCPU111のことを、単に装置名で記載する場合がある。例えば、「CPU111は、信号レベルを判断し、判断結果に応じてエラーを報知する」という記載は、「CPU111は、起動プログラム103を読み込んで実行することで、信号レベルを判断し、判断結果に応じてエラーを報知する」ということを意味する場合がある。
本実施形態の接続部93には、接続部93に接続されたエンコーダ85の種類を判断するための接続端子113が設けられている。接続端子113は、例えば、A社製のエンコーダ85のコネクタ89が接続された場合、特定の接続ピンがショートしてハイレベルの第1選択信号CS1をCPU111に出力する。また、接続端子113は、例えば、B社製のエンコーダ85のコネクタ89が接続された場合、特定の接続ピンがグランドと接続され、ローレベルの第1選択信号CS1をCPU111に出力する。即ち、接続端子113は、異なる種類のエンコーダ85が接続されると、異なる信号レベルの第1選択信号CS1を出力する。なお、接続端子113は、A社やB社などの2種類のエンコーダ85に対応した構成だけでなく、3以上の複数種類のエンコーダ85に対応して異なる信号レベルの第1選択信号CS1を出力する構成でも良い。例えば、接続端子113は、A社のコネクタ89を接続されると第1信号レベルの第1選択信号CS1を、B社のコネクタ89を接続されると第2信号レベルの第1選択信号CS1を、C社のコネクタ89を接続されると第3信号レベルの第1選択信号CS1を出力する構成でも良い。
従って、本実施形態の接続部93は、複数の種類のエンコーダ85と接続可能な共通のインタフェースとなっている。接続端子113(選択信号出力部の一例)は、接続部93に設けられ、接続部93に接続されたエンコーダ85のコネクタ89の接続構造に応じて異なる第1選択信号CS1(選択信号の一例)を出力する。これによれば、接続端子113は、接続部93に接続されたエンコーダ85のコネクタ89の接続構造、例えば、接続ピンの位置やGNDの位置などに応じて異なる第1選択信号CS1を出力できる。これにより、インタフェースの共通化を図り接続部93の数を減らしつつ、第1選択信号CS1の信号レベル等を変更してFPGA92が読み込むべきコンフィグ情報(第1コンフィグ情報101又は第2コンフィグ情報102)をCPU111へ適切に指示できる。
また、ディップスイッチ115は、FPGA基板81の基板上に実装された小型のスイッチであり、例えば、スライド操作可能なスライドスイッチが設けられている。ディップスイッチ115は、例えば、スライドスイッチの位置に応じて異なる信号レベルの第2選択信号CS2をCPU111に出力する。例えば、ディップスイッチ115は、第1の位置にスライドスイッチを移動させた場合、ハイレベルの第2選択信号CS2を出力し、第1の位置とは異なる第2の位置にスライドスイッチを移動させた場合、ローレベルの第2選択信号CS2を出力する。CPU111は、接続端子113の第1選択信号CS1と、ディップスイッチ115の第2選択信号CS2に基づいて、第1コンフィグ情報101又は第2コンフィグ情報102のどちらを用いるかを判断する。これにより、ユーザは、ディップスイッチ115を操作することで、使用するコンフィグ情報を選択することができる。なお、ディップスイッチ115は、スライドスイッチに限らず、プッシュロック式のスイッチなどでも良い。
従って、本実施形態のディップスイッチ115(選択信号出力部の一例)は、外部からの操作に応じて異なる第2選択信号CS2(選択信号の一例)を出力するスイッチである。これによれば、例えば、ユーザは、FPGA基板81に設けられたディップスイッチ115の設定を変更することで、第2選択信号CS2の種類を変更でき、FPGA92が読み込むべきコンフィグ情報(第1コンフィグ情報101又は第2コンフィグ情報102)をCPU111へ適切に指示できる。
次に、CPU111による起動時の処理について、図5を参照しつつ説明する。
まず、図5のステップ(以下、単に「S」と記載する)11において、ワーク移載システム10の電源が投入され、FPGA基板81に電力が供給される。CPU111は、メモリ99から起動プログラム103を読み込んで実行する(S13)。また、接続端子113は、接続部93に接続されたコネクタ89の接続構造(接続ピンの配置等)に応じて、ハイレベル又はローレベルの第1選択信号CS1をCPU111に出力する。また、ディップスイッチ115は、電力を供給されると、スライドスイッチの位置、即ち、ユーザによる設定に応じて、ハイレベル又はローレベルの第2選択信号CS2をCPU111に出力する(S13)。
CPU111は、S13において、第1選択信号CS1及び第2選択信号CS2を入力すると、2つの選択信号の信号レベルが一致するか否かを判断する(S15)。例えば、ハイレベルの第1選択信号CS1をCPU111が入力した場合、A社製のエンコーダ85が接続されたこととなる。また、例えば、ハイレベルの第2選択信号CS2をCPU111が入力した場合、A社製のエンコーダ85を接続する旨の設定がユーザによってディップスイッチ115になされたこととなる。従って、CPU111は、第1選択信号CS1と第2選択信号CS2の信号レベルが一致するか否かを判断することで、コネクタ89に実際に接続されたエンコーダ85と、ディップスイッチ115の設定とが一致するか否かを判断できる。これにより、ユーザによるディップスイッチ115の設定の誤りや、コネクタ89の損傷による第1選択信号CS1の誤りを検出できる。
CPU111は、第1選択信号CS1と第2選択信号CS2の信号レベルが一致すると判断すると(S15:YES)、S17を実行し、一致しないと判断すると(S15:NO)、S19を実行する。CPU111は、S19において、エラーを報知し、図5に示す処理を終了する。この場合、CPU111は、例えば、ワーク移載システム10に接続された管理PCの画面に、「ディップスイッチ115の設定とエンコーダ85(コネクタ89)の種類が一致しません」などのエラーを表示する。あるいは、CPU111は、ワーク移載装置11に設けられたエラー用のランプを点灯させる、ブザーを鳴動させるなどによりエラーを報知する。これにより、ユーザは、接続したエンコーダ85の種類と、ディップスイッチ115で設定したエンコーダ85の種類とが一致していないことを認識できる。ユーザは、エンコーダ85の機種名やディップスイッチ115の設定を確認するなどの適切な対応を行うことができる。なお、CPU111は、第1駆動部32以外の第2駆動部35、第3駆動部37、第4駆動部51のそれぞれについて同様に、第1選択信号CS1と第2選択信号CS2の一致を判断等する。
また、S17において、CPU111は、第1選択信号CS1及び第2選択信号CS2の信号レベルに応じたコンフィグ情報をFPGA92に読み込ませ、アンプ回路91を構築する。例えば、CPU111は、第1及び第2選択信号CS1,CS2がともにハイレベルの信号であった場合、第1コンフィグ情報101をFPGA92に読み込ませ、アンプ回路91を構築させる。また、例えば、CPU111は、第1及び第2選択信号CS1,CS2がともにローレベルの信号であった場合、第2コンフィグ情報102をFPGA92に読み込ませ、アンプ回路91を構築させる。これにより、製造メーカや通信プロトコルに応じたアンプ回路91が自動で構築される。
アンプ回路91は、構築されると、第1駆動部32のエンコーダ85と通信を開始し、初期値の設定等を終えると、位置情報EDの送受信等を開始する(S21)。同様に、第1駆動部32以外の他の駆動部(第2駆動部35など)に対応するアンプ回路91も、同様に構築され、エンコーダ85との間で位置情報EDの通信を開始する(S21)。これにより、接続されたエンコーダ85の種類に応じたアンプ回路91を構築し、アンプ回路91とエンコーダ85との間で位置情報EDの送受信を適切に実行することができる。
因みに、FPGA基板81は、通信装置の一例である。エンコーダ85は、検出装置の一例である。アンプ回路91は、論理回路の一例である。メモリ99は、記憶部の一例である。接続端子113、ディップスイッチ115は、選択信号出力部の一例である。第1選択信号CS1及び第2選択信号CS2は、選択信号の一例である。FPGA92は、プログラマブル論理デバイスの一例である。
以上、上記した本実施形態によれば以下の効果を奏する。
本実施形態の一態様では、FPGA基板81は、エンコーダ85と接続される接続部93と、第1コンフィグ情報101及び第2コンフィグ情報102を記憶可能であるメモリ99と、第1コンフィグ情報101又は第2コンフィグ情報102を選択する選択信号(第1選択信号CS1、第2選択信号CS2)を出力する接続端子113及びディップスイッチ115と、第1及び第2選択信号CS1,CS2に基づいてアンプ回路91を構築し、構築したアンプ回路91により位置情報EDの通信を実行するFPGA92と、を備える。
これによれば、FPGA92は、第1及び第2選択信号CS1,CS2に基づいて、第1コンフィグ情報101又は第2コンフィグ情報102を読み込んでアンプ回路91を構築し、エンコーダ85との間で位置情報EDの通信を実行する。FPGA92は、エンコーダ85の種類に応じたアンプ回路91を第1及び第2選択信号CS1,CS2に基づいて構築でき、構築したアンプ回路91によってエンコーダ85との通信が可能となる。従って、仮に、接続部93と接続するエンコーダ85を変更した場合であっても、変更後のエンコーダ85とアンプ回路91との間で位置情報EDの送受信を適切に行うことができる。
尚、本願は上記の実施形態に限定されるものではなく、本願の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、2つのコンフィグ情報(第1及び第2コンフィグ情報101,102)をメモリ99に記憶する構成であった。即ち、2種類のエンコーダ85に対応可能な構成であった。しかしながら、FPGA基板81は、3以上の複数種類に対応可能な構成でも良い。例えば、メモリ99に、A社用の第1コンフィグ情報101、B社用の第2コンフィグ情報102、C社用の第3コンフィグ情報・・のように複数の種類のエンコーダ85と通信可能なコンフィグ情報を記憶しても良い。この場合、接続端子113及びディップスイッチ115を、コンフィグ情報の数に応じて、異なる信号レベル(3種類以上の信号レベル)の第1選択信号CS1や第2選択信号CS2を出力可能な構成とする。
また、第1選択信号CS1や第2選択信号CS2の信号レベル(ハイレベルやローレベル)を変更せずに、選択信号を変更しても良い。例えば、接続端子113は、接続されるコネクタ89の接続構造(エンコーダ85の種類)に応じて、CPU111と接続される複数の信号線のうち、異なる信号線の信号をONしても良い。これにより、CPU111は、ON信号の信号線に応じて、どのコンフィグ情報を選択すべきかを判断できる。また、例えば、ディップスイッチ115は、スライドスイッチの位置に応じて異なるビット値の第2選択信号CS2を出力する構成でも良い。これにより、CPU111は、ディップスイッチ115から入力したビット値に基づいて、どのコンフィグ情報を選択すべきかを判断できる。
また、FPGA基板81は、接続端子113又はディップスイッチ115のどちらか一方のみを備える構成でも良い。この場合、CPU111は、図5のS15の判断処理を実行せず、入力した第1選択信号CS1又は第2選択信号CS2のみに基づいてコンフィグ情報を選択しても良い。
また、第1コンフィグ情報101又は第2コンフィグ情報102を選択する処理は、CPU111で起動プログラム103を実行することで、即ち、ソフトウェア上の処理で実現しなくとも良い。例えば、第1コンフィグ情報101を記憶するメモリ99と、第2コンフィグ情報102を記憶するメモリ99を別のメモリとする。また、入力する第1選択信号CS1の信号レベルに応じて、接続回路を変更するスイッチ回路を2つのメモリの両方に接続する。そして、スイッチ回路の接続回路を第1選択信号CS1の信号レベルに応じて変更することで、コンフィグ情報を読み出すメモリ99を変更し、アンプ回路91を変更しても良い。
また、本開示における検出装置は、サーボモータ83の回転位置等を検出するエンコーダ85に限らず、例えば、直線移動の位置情報EDを検出するリニアスケールでも良い。この場合、FPGA基板81は、接続されるリニアスケールの種類に応じてコンフィグ情報を選択し、リニアモータを制御するアンプ回路91を変更しても良い。これにより、例えば、リニアスケールの位置情報EDに基づいて移動するリニアモータに対し、リニアスケールの種類に応じてアンプ回路91を変更し、アンプ回路91によりリニアモータを適切にフィードバック制御できる。
また、FPGA基板81は、移動部16の駆動源や搬送部25の駆動源などを制御しても良い。
81 FPGA基板(通信装置の一例)、83 サーボモータ(モータ)、85 エンコーダ(検出装置)、89 コネクタ、91 アンプ回路(論理回路)、92 FPGA(プログラマブル論理デバイス)、93 接続部、113 接続端子(選択信号出力部)、CS1 第1選択信号(選択信号)、CS2 第2選択信号(選択信号)、ED 位置情報。

Claims (5)

  1. 位置情報を検出して出力する検出装置と接続される接続部と、
    前記検出装置と通信可能な論理回路を構築する第1コンフィグ情報と、前記第1コンフィグ情報と通信可能な前記検出装置とは種類が異なる前記検出装置と通信可能な前記論理回路を構築する第2コンフィグ情報と、を記憶可能である記憶部と、
    前記第1コンフィグ情報又は前記第2コンフィグ情報を選択する選択信号を出力する選択信号出力部と、
    前記選択信号出力部から出力された前記選択信号に基づいて、前記第1コンフィグ情報又は前記第2コンフィグ情報を読み込んで前記論理回路を構築し、構築した前記論理回路により前記接続部と接続された前記検出装置との間で前記位置情報の通信を実行するプログラマブル論理デバイスと、
    を備え、
    前記接続部は、
    複数の種類の前記検出装置と接続可能な共通のインタフェースであり、
    前記選択信号出力部は、
    前記接続部に設けられ、前記接続部に接続された前記検出装置のコネクタの接続構造に応じて異なる前記選択信号を出力する、通信装置。
  2. 前記選択信号出力部は、
    外部からの操作に応じて異なる前記選択信号を出力するスイッチである、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記検出装置は、
    モータの前記位置情報を検出するエンコーダであり、
    前記プログラマブル論理デバイスは、
    前記検出装置から取得した前記位置情報に基づいて、前記モータをフィードバック制御するアンプ回路を前記論理回路として構築する、請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第1コンフィグ情報は、
    第1検出装置との間で前記位置情報の通信が可能な前記論理回路を構築する情報であり、
    前記第2コンフィグ情報は、
    前記第1検出装置とは種類が異なる第2検出装置との間で前記位置情報の通信が可能な前記論理回路を構築する情報であり、
    前記第1検出装置と、前記第2検出装置とは、
    互いに異なる通信プロトコルで前記位置情報の通信を行う、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 位置情報を検出して出力する検出装置と接続される接続部と、前記検出装置と通信可能な論理回路を構築する第1コンフィグ情報と、前記第1コンフィグ情報と通信可能な前記検出装置とは種類が異なる前記検出装置と通信可能な前記論理回路を構築する第2コンフィグ情報と、を記憶可能である記憶部と、前記論理回路を構築するプログラマブル論理デバイスと、を備える通信装置における論理回路の構築方法であって、
    前記第1コンフィグ情報又は前記第2コンフィグ情報を選択する選択信号を出力する工程と、
    前記選択信号に基づいて、前記プログラマブル論理デバイスに対し、前記第1コンフィグ情報又は前記第2コンフィグ情報を読み込んで前記論理回路を構築させる工程と、
    構築した前記論理回路により前記接続部と接続された前記検出装置との間で前記位置情報の通信を実行させる工程と、
    を含み、
    前記接続部は、
    複数の種類の前記検出装置と接続可能な共通のインタフェースであり、
    前記選択信号を出力する工程において、
    前記接続部に接続された前記検出装置のコネクタの接続構造に応じて異なる前記選択信号を出力する、論理回路の構築方法。
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