JP7054176B2 - 畦形成機の畦成形ディスク - Google Patents

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Description

本発明は、走行機体に装着され走行機体の側方に位置する旧畦を修復して新たな畦を形成する畦形成機に関する。詳細には、畦形成機の畦成形ディスクの構成に関する。
従来から、畦を成形する農作業機として畦成形機又は整畦機等が公知となっている。畦を成形する装置の公知技術として、特許文献1には、「側面整畦部17aの各圧締面部K・K・・は、圧締板体Gを圧締する圧締面部の圧締部位K1が回転整畦体17の圧接回転に連れて側面整畦部の外方端部T1側から次第に側面整畦部と上面整畦部17bとの連設部分に臨む内方端部T2側に移行して圧締可能に形成」と記載された整畦機がある。
さらに、特許文献2記載の畦形成装置の回転体であるディスクは、「円錐状ディスクの表面は、回転中心に向けた放射状の分割片を回転方向前方側に後方側を重ねて着脱可能に固着して構成した」と記載された畦形成機である。
特開2017-79805号公報 特開2006-136206号公報
土質の異なる場合や水分量の異なる場合等の土壌条件によって、同一の畦成形機用畦上面成形体を用いると、畦表面が滑らかに成形できなかったり、表面が剥離したり、崩れやすくなり、畦の側面の仕上げ状態に影響を及ぼすことがある。
特許文献1に記載の整畦機では、畦を締め固める圧締板体は、可撓弾性を有し、且つ桟材によって固定されているため、畦への桟材の間から逃げてしまい畦を締め固める押圧力が低下する問題がある。さらに、圧締板体は合成樹脂板により製作されているため、土壌に硬質な石や砂等が含まれていると、畦との摩擦による摩耗が激しく、部品交換頻度が高くなりランニングコストが悪化する問題がある。
また、特許文献2に記載の畦成形機は、畦側面を成形する円錐状ディスクのみの交換が可能である。しかし、複数ある圃場の土壌性質に合わせて、複数枚取り付けられている円錐状ディスクを、都度1枚ずつ交換していたのでは交換時間を要するため、作業効率が悪い問題がある。
したがって本発明は、異なる土壌性質の作業条件に合った性質の畦の成形面を容易に切り換えることができる畦形成機の畦成形ディスクを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、走行機体に装着される機枠と、機枠に設けられ元畦の一部および元畦裾部の圃場の泥土を切削して跳ね上げ元畦に盛土する多数の切削爪を有する耕耘装置を備えた盛土部と、盛土部の後方に位置して盛土を回転しながら押圧して畦に成形する畦成形ディスク体と、を備えた畦成形機において、畦成形ディスク体は、畦の上面を成形する円筒状の上面ローラおよび畦の側面を成形する成形ディスクを備え、成形ディスクは、上面ローラの一端側の外周から径を拡大するように円錐状の一部を形成し、回転する周方向に等間隔で放射状に配置された複数の第1成形板と、第1成形板を複数配置させたそれぞれの隣接する端部間に設けられる隙間と、隙間から一端側を回転する周方向へ出し入れ自在に収納及び展開が可能で複数設けられる第2成形板と、を備えた畦成形機の畦成形ディスク体であることを要旨とする。
本発明によると、異なる土壌性質の作業条件に合った性質の畦の成形面を容易に切り換えることができる畦形成機の畦成形ディスクを提供することができる。
本発明の実施形態の畦成形ディスク体を備えた畦成形機を走行機体に装着した状態の右側面図である。 本発明の実施形態の畦成形ディスク体を備えた畦成形機を走行機体に装着した状態の平面図である。 本発明の実施形態の畦成形ディスク体を備えた畦成形機の後面図である。 本発明の実施形態の畦成形ディスク体の側面図である。 本発明の実施形態の畦成形ディスク体の後面図である。 本発明の実施形態の畦成形ディスク体を旋回フレーム側から見た背面図である。 本発明の実施形態の成形ディスクの第1円錐面の重なりと上面ローラの位置関係を模式的に表した説明図である。 本発明の実施形態の成形ディスクの第2成形板展開状態での第2円錐面と第2成形板の位置関係を模式的に表した説明図である。 本発明の実施形態の成形ディスクの第2成形板格納状態での第2円錐面と第2成形板の位置関係を模式的に表した説明図である。 本発明の実施形態の成形ディスクを図6におけるA-Aで断面した断面図である。 本発明の実施形態の成形ディスクの第1の変形例を示した第2成形板展開状態での第2円錐面と第2成形板の位置関係を模式的に表した説明図である。 本発明の実施形態の成形ディスクの第2の変形例を示した第2成形板展開状態での第2円錐面と第2成形板の位置関係を模式的に表した説明図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付すことがある。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
又、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
図1乃至図12は、本発明の実施形態である畦成形機F及び畦成形ディスク3を示している。
説明においては、図1の右側方向を作業進行方向の前方とし、図5の上下方向を作業進行方向に対する左右方向として説明する。
図1に示す畦成形機Fは、走行機体C後方の三点リンク機構Dにヒッチ装置Eを介して連結される機枠1の走行機体C側に設けた走行機体装着部10と、走行機体装着部10中心から左右側方にオフセットして設けられた作業部Wが位置している。作業部W前方側には、田面及び元畦の一部土壌を掘削して元畦の側面及び上面に盛り上げる盛土部2、作業部W後方側に位置して進行方向と直行する水平な回転軸により回転しながら盛土部2により盛り上げられた盛土を締め固めて元畦上に新たな畦を形成する畦成形ディスク体3が備えられている。
(機体構成)
畦成形機Fを構成する機枠1前方部は、畦成形機Fに備わる走行機体装着部10である。畦成形機Fは、走行機体C後方の三点リンク機構Dに走行機体装着部10を介して取り付けられ、使用される。走行機体装着部10は、畦成形機Fにおいて、走行機体Cが取り付けられる側の端部である進行方向前方側に設けられる。走行機体装着部10には、機枠1に固着している1個のトップブラケット上方部の前端部に設けたトップリンクピン101が上部の中央に、同じく機枠1に固着されたロアリンクピン100、100が下部の両端に、それぞれ取り付けられている。これらにより、畦成形機Fは走行機体Cの三点リンク機構Dに連結され装着される。
走行機体装着部10の下方中央部には、前方に向け突出して設けられた入力軸12が位置している。入力軸12には、走行機体C側の駆動力の出力軸であるPTO軸(図示せず)にユニバーサルジョイント等で連結され、入力軸12後方に連結された伝動シャフト(ユニバーサルジョイント)13を介して走行機体Cの動力を畦成形機Fの作業部Wに伝動する。伝動された動力により盛土部2や畦成形ディスク体3が駆動される。
作業部Wである盛土部2と畦成形ディスク体3は、機枠1に対し左右方向に旋回する旋回フレーム11の旋回外周側の端部に水平回動可能に設けられていて、装着される走行機体Cに対し左右方向のオフセット量を調整可能である。
盛土部2は、水平回転軸に複数の切削爪20を放射状に設け、元畦側に突出するように設けた耕耘装置22と、切削爪20によって跳ね上げた土壌を元畦側に誘導するカバー体21を備える。掘削爪20を有する耕耘装置22は、走行機体Cからの動力により回転して田面及び元畦の一部土壌を掘削する。さらに、耕耘装置22は、耕耘装置22によって掘削された土壌を元畦側に跳ね上げて盛土を形成する。
(畦成形ディスク体)
盛土部2の後方に位置する畦成形ディスク体3は、図2に示すように畦上面を成形する円筒状の上面ローラ30と、畦側面を形成する成形ディスク31により構成されている。畦成形ディスク体3は、進行方向と直行する回転中心軸を中心に進行速度より速く回転して、盛土部2により盛土された土壌をスリップ回転しながら進行し締め固める。成形ディスク31は、畦側面側から田面側に向かって徐々に半径を拡大するように設けた円錐台状となっている。また、成形ディスク31頂部側には水平円筒状の上面ローラ30が畦側に向けて突出するように取り付けられている。畦成形ディスク体3は、入力軸12を介して入力された走行機体Cの動力により、盛土部2の耕耘装置22と共に回転駆動される。
(第1成形板)
成形ディスク31は、複数の第1成形板310と複数の第1成形板34を備えている。図4乃至図10に示す成形ディスク31は、表面が畦成形ディスク体3の回転軸を中心とした放射状に配置した複数枚の第1成形板310によって、一体に溶接された構成になっている。この実施形態では、成形ディスク31は8枚の第1成形板310で構成され、材質はステンレス又は鉄からなる金属である。第1成形板310は、扇状の板で構成されていて、小径側で回転方向R側の端部の一部は、回転方向R側に延長するように延長部を形成されている。第1成形板310は、延長部を重ねながら放射状に配置されて円錐台状に形成される。成形ディスク31の田面側に向かって徐々に半径が拡大するように設けた円錐台状部を構成する第1成形板310は、上面ローラ30の一端側の外周から徐々に半径が拡大するように円錐状となる第1円錐面312と、第1円錐面312から連続して形成され、第1円錐面312より円錐の広がり角度が大きい第2円錐面313とからなる。また、この実施形態とは別に、第1円錐面312と第2円錐面313の円錐角度を同じ角度にしても畦の成形は可能である。
また、互いに隣接する第1成形板310の第1円錐面312及び第2円錐面313は、図7乃至図9に示すように回転方向Rの前方が低く、後方が高い斜面で形成されている。すなわち、第1円錐面312及び第2円錐面313の回転周方向の前方側は畦の側面から遠のいていて、後方側に行くにつれて畦の側面に近くなる。斜面は、第1円錐面312においては第1斜面部320、第2円錐面313においては第2斜面部321として構成している。この実施例において、斜面部320、321の回転する円周方向の中央部は、畦の側面方向に膨らむように湾曲されている。湾曲された外側の面で畦を畦成形ディスク体3の自重によって畦を押圧しながら回転することで、元畦及び盛土を畦状に成形すると共に固める。
成形ディスク31で円錐状に形成した第2円錐面313の内側で外周端側にはリング材314が固着される。リング材314は成形ディスク31を強固に保たせるもので、棒部材又はパイプ部材を円形に形成したものである。
(隙間)
成形ディスク31の回転周方向に放射状に設置される第1成形板310は、互いに隣接する第1円錐面312の回転方向Rの後方側及び前方側に第1段差部322が形成されている。第1成形板310の第2円錐面313の回転方向Rの前方側及び後方側の端部には、隣り合う第2円錐面313と間隔を置いて配置され、隙間Gを設けている。隙間Gは、第2円錐面313の円周方向の端部全域に設けられている。この実施形態において、隙間Gは成形ディスク31に8箇所設けられている。また、第2円錐面313は、図8乃至図9に示すように回転方向R前方がリング材314に対し低く、後方が高い斜面部320があるため、隣接する第2円錐面313とは畦成形機Fの進行方向と直交する方向にも第2段差部323を有している。
第1段差部322及び第2段差部323は、成形ディスク31を畦及び盛土に対し押圧しながら回転することで、畦及び盛土を叩く効果が得られる。走行機体Cの進行と同時に成形ディスク31の回転することで、畦が連続的に叩き押さえられて、新たに成形された畦は強固に締め固められる。
(第2成形板)
第1成形板310の配置によって形成された隙間Gには、第2成形板34が回転周方向に出入り可能に配置されている。第2成形板34は弾性部材からなる扇状の板で、扇形の円弧を第2円錐面313の外周端側に沿わせるように配置されている。この実施形態において、第2成形板34は8枚設けられると共に、成形ディスク31より軟質なポリエチレン又はナイロン樹脂又はビニール樹脂からなる材質で構成される。第2成形板34の板部材は成形ディスク31の第2円錐面313と沿うように湾曲されている。畦成形ディスク体3の回転方向Rと逆の後方側に位置する一端側は、回転方向Rと逆の後方に向かうにしたがって第2円錐面313の畦接触面から徐々に離れるように設定されている。第2成形板34の畦成形ディスク体3の回転方向R前方に位置する他端側は、隙間Gから第2円錐面313の内側に挿入されていて、第2成形板34の内側面は第2成形板34を固定するための取付面341が設けられている。第2成形板34は、固定板35に取り付けられている。
(第2成形板の取付)
第2成形板34の取付面341は、固定板35に当接させて、ボルト361、ナット362で固定される。固定板35は、矩形状の板の一端側を「6の字」状に巻かれたカール部351が形成されている。固定板35の他端側は、畦成形ディスク体3の回転方向R後方に向けられて第2成形板34を取り付けるための平面部352を有している。第2成形板34は、平面部352に複数箇所に設けられた孔部にボルト361を通し、ナット362で固定される。この実施形態において、平面部352に設けられる孔部は2箇所である。ボルト361、ナット362で固定された第2成形板34は取り外すことが可能であるため、メンテナンス性が向上や、部品交換が行い易いなどの利点がある。
カール部351には、連結棒37が取り付けられる。連結棒37は丸棒をコの字状に折られた形状で、両側の先端部を畦成形ディスク体3の回転軸の中心部から外側に向けている。連結棒37は、連結棒37の両端側の軸部をカール部351に挿入していて、固定板35は連結棒37を軸にして回転が可能である。さらに、連結棒37の両端部に止め輪371が設けられていて、カール部351の抜け止めがされている。連結棒37の畦成形ディスク体3の回転軸中心側の中央部には、長矩形状の板をL字状に曲げられた一端の面が対を成すように位置された支持具372が取り付けられる。対に設けられた支持具372の間は、回転基部4に設けられた固定部材404が入れられ、ボルト373及びナット374によって固定されている。
回転基部4は、ボス部401とフランジ部402と固定部材404を有していて、伝動された走行機体Cの動力を出力された出力軸Hに取り付けられることで回転駆動を行う。進行方向と直交する方向に回転軸を向けた出力軸Hには、筒状のボス部401が取り付けられる。出力軸Hの外周面とボス部401の内周面にはスプラインが設けられていて、互いのスプラインが噛み合うことで回転基部4を回転駆動させる。ボス部401の外周で軸方向の中間部には、円形状の板からなるフランジ部402が板面をボス部401の軸方向に向けて固着されている。フランジ部402には、回転する方向に沿った形状の長孔403が複数個設けられている。図6に示すように、この実施形態において長孔403は4個設けている。さらに、フランジ部402の機枠1側の面には、矩形状の板で形成された固定部材404がフランジ部402の面と垂直に向けて複数固着されている。この実施形態において、固定部材404は、長孔403との間に放射状に4個設けられている。
(ディスク取付基部)
フランジ部402の畦側の面には、第1成形板310に取り付けるためのディスク取付基部38が設けられる。ディスク取付基部38は円形状の板で、中央部はボス部401を逃がすための孔が開けられている。孔の近傍で畦側の面には、複数のナット381が固着されている。この実施形態において、ナット381は4個取り付けられている。また、ディスク取付基部38の外周部は第1円錐面312の内側面と固着されている。すなわち、ディスク取付基部38と成形ディスク31は一体となって、回転基部4に取り付けられている。ディスク取付基部38は、回転基部4に設けられた長穴403にボルト382を通されてナット381に締め込まれて固定される。このように構成した成形ディスク31は、出力軸Hの動力を受けて回転駆動することができる。
(第2成形板の切換え)
ここで、第2成形板34の動作を説明する。畦形成作業時の成形ディスク31及び第2成形板34は、第1円錐面312及び第2円錐面313及び第2成形板34を元畦側面の盛土に接地させて回転することによって新畦の側面を成形する。走行機体Cの動力を得て回転する畦成形ディスク体3と畦成形ディスク体3の重量とによって、盛土を擦り付ける共に押圧して盛土を締め固める。
第2成形板34は、第2成形板34の板面を第1円錐面の上に引き出して畦の側面に当接させることができる展開状態と、第2成形板34の板面を隙間Gから第1円錐面の内側に引き込んで、第1円錐面を畦の側面に当接する格納状態とがある。第2成形板34の展開状態と格納状態の切換えは、ボルト382を緩めてから行う。ボルト382を緩めると、成形ディスク31は出力軸Hを軸にして、フランジ部402に設けられた長穴403の範囲内で回転が可能である。第2成形板34の展開状態と格納状態の切換え動作は、成形ディスク31を回転させるだけで、複数配置された第2成形板34は同時に行うことができる。成形面の切換えが容易であることは、切換え時間と労力が低減するため、圃場内で作業途中でも成形面の切換えが容易にできる。展開状態及び格納状態の切換え後は、ボルト382を締め込んで固定することで、成形ディスク31と第2成形板34は一体となって回転駆動する。
(第2成形板の格納状態)
第2成形板34の格納状態は、第2成形板34に対して成形ディスク31を回転方向R後方に長穴403端部まで回転させることで、第2円錐面313の内側に第2成形板34を引き込んだ形態になる。第2成形板34を格納する際は、連結棒37を軸に固定板35が揺動可能であるため、第2成形板34が第2円錐面313に引っかかることなくスムーズな格納ができる。格納状態の第2成形板34の後端部は、図9に示すように第2円錐面313の前端部近傍に位置している。畦の側面に対し、第2円錐面313の後端部は第2成形板34の後端部より近い位置に設定されている。
第2成形板34の格納状態で、回転駆動された成形ディスク31によって畦の側面を成形する場合、第2円錐面313の回転周方向の後端側は、進行方向の前方側上方から畦に接近した後、畦と接触すると共に畦を押圧する。このとき、第2成形板34の後端部は、畦を押圧することがない。畦の進行方向前方の側面上部から下部を経由し後方側の畦へと、成形ディスク31はスリップ回転しながら畦に押し付けられることで、新畦の側面を成形する。
(第2成形板の展開状態)
第2成形板34の展開状態は、第2成形板34に対して成形ディスク31を回転方向R前方に長穴403端部まで回転させることで、第2円錐面313の畦の側面と接する側を第2成形板34で覆う形態になる。第2成形板34を展開状態は、成形する畦の土壌に水分が多量で軟質な土壌や粘土成分が多量で強粘質な土壌の場合に用いられる。
展開状態の第2成形板34の湾曲された内側の面は、第2円錐面313の回転周方向の前端角部325に当接している。第2成形板34の回転周方向の後端側は、畦に向かうように第2円錐面313から離れている。第2成形板34が畦の側面に対して進行方向と直交する機枠1側の方向に押圧されると、第2円錐面313の第2斜面部321に沿うように押し付けられ、畦の側面に対する接触面積は第2斜面部321より第2成形板34が大きい。第2成形板34は押圧が解除されると、弾性によって元の位置に復帰することができる。
第2成形板34の展開状態で回転駆動された成形ディスク31によって畦の側面を成形する場合、第2成形板34の後端側は、第2円錐面313から離れた状態で畦に対して回転しながら進行方向の前方側から接近した後、畦を押圧する。第2成形板34の面は、畦の側面に対し起き上がった角度で接近することで、畦の側面に対してより強い押し付け力を発生させる。畦の進行方向前方の側面上部から下部を経由し後方側の畦へと、回転によって畦に押し付けられた第2成形板34は、第2円錐面313の第2斜面部321に沿うように押し付けられている。第2斜面部321と共に畦の側面に押し付けられた第2成形板34は、第2斜面部321の畦側の面全体で支えられている。
展開状態の第2成形板34は、畦への押圧中に部分的に撓んだり変形したりすることがなく、成形ディスク31の回転や自重による押圧力を畦に逃がさず伝えることができる。
成形ディスク31の回転によって畦の上方へ出てきた第2成形板34は、弾性によって元の形状に復帰する。軟質又は粘土質の土壌での畦の成形作業は、第2成形板34に塗り付けられるように土壌が付着する。第2成形板34に付着した土壌は、第2成形板34の弾性によって撓んだ後端部が元に戻ろうとして、弾かれることで落下する。第2成形板34の畦との接触面を成形ディスク31と異なる樹脂材質とすることで、土壌の早期落下を促すと共に土壌の付着を予防できる。第2成形板34の展開状態での作業は、水分量が多量である又は粘土質成分が多い粘り気の強い土質に好適である。土壌の落下を促して面を露出した第2成形板34は、常に土壌等による凹凸物がない成形面で畦を押圧することができる。したがって、成形面に付着した土壌によって盛土を削ったり、成形後の畦を削ったりすることがない。また、多水分量、又は、多粘土質のため土壌が軟質で成形ディスク31の自重をかけると盛土が崩れるような土壌でも、第2成形板34の弾性によって、畦の成形面への押圧力が発生させるため、畦を強固に成形することができる。
(上面ローラ)
第2成形板と一体になって回転駆動する成形ディスク31は、さらに上面ローラ30を取り付けて畦成形ディスク体3となる。上面ローラ30は、水平方向に向けた円筒状をなし、成形ディスク31の円錐台先端側に取り付けて固定される。上面ローラ30は、畦形成作業時には、外周を元畦上面の盛土に接地させて回転され、新畦の上面を成形する。走行機体Cの動力を得て回転する上面ローラ30と畦成形ディスク体3の重量とによって、盛土を擦り付ける共に押圧して盛土を締め固める。
畦成形ディスク体3の前方側及び、畦成形ディスク体3の前方に位置する盛土部を覆うようにカバー体21が取り付けられている。カバー体21は、耕耘装置22の回転駆動によって切削爪20が、元畦の側面部及び元畦裾部の田面を耕耘するときに周囲に土が飛散しないように設けられている。カバー体21側部の畦側は、切削爪20の耕耘によって盛土を畦側面及び畦上面に形成させるために開放されている。
(作業方法)
次に、この実施形態の畦成形機Fによって畦成形作業を行う場合を説明する。図2は作業部Wが走行機体Cの右側にオフセットした状態を示していて、走行機体Cを前進させて作業する前進作業状態を示したものである。この実施形態の畦成形機Fは、旋回フレーム11を左側に旋回させると共に、作業部Wを走行機体Cの前進方向左側にオフセットさせ、さらに作業部Wを走行機体Cの左側反転させた後進作業状態にすることが可能である。後進作業状態では、圃場隅部の残部を処理するために走行機体Cを後進させて作業を行うことが可能である。畦成形作業は、前進作業状態及び後進作業状態ともに、作業部Wを走行機体C側方にオフセットさせ、走行機体Cを元畦に平行に走行させて行う。
畦成形ディスク体3の成形ディスク31は、第1円錐面312と第2円錐面313を有する円錐台状をなしている。成形ディスク31の表面は、複数の金属板の第1成形板310が一体となって形成されている。成形ディスク31の第1成形板310を構成する第2円錐面313の回転周方向は互いに隙間Gが設けられていて、隙間Gから第2成形板34が格納状態と展開状態に出し入れ可能に設けられている。
(格納状態での作業)
第2成形板34が格納状態での畦の側面形成作業時には、第1円錐面312の第1斜面部320と、第2円錐面313の第2斜面部323によって、畦の側面を成形する。第1斜面部320と第2斜面部323の表面は、傾斜している元畦側面の盛土部2で盛り上げた盛土に押圧させ、さらに成形ディスク31を回転させて盛土を締め固める。同時に走行機体Cを進行させることで盛土を連続的に締め固めて、元畦側面上に新畦側面の傾斜面を成形する。成形ディスク31によって成形された新畦の側面は、第1円錐面312と第2円錐面313によって成形するため、2段階に角度が付けられている。畦の上部の角を第1円錐面312で成形することにより、角が崩れにくい畦の成形ができる。成形ディスク31は、畦に押し付けられて畦側面を成形するための必要な強度と重量を有する。第2成形板34が格納状態での畦の側面形成作業は、土壌が石や砂等の硬い異物が多い場合や粘り気の少ない土壌に好適である。畦との当接面が金属である第1円錐面312及び第2円錐面313で畦の側面形成作業行うと、成形ディスク31の自重及び回転駆動によって盛土中の石や砂等の硬い異物を押圧でき、滑らかで強固な畦が成形できる。
(展開状態での作業)
畦成形作業中に土質が変化した場合、詳細には、成形する畦の土壌に水分が多量で軟質な土壌や粘土成分が多量で強粘質な土壌の場合は、第2成形板34を展開状態にする。格納状態から展開状態への切換えは、畦の成形作業を一旦停止し、回転基部4とディスク取付基部38を固定しているボルト382を緩めて成形ディスク31を回転させることで容易に可能である。第2成形板34が格納状態での畦側面形成作業は、第2成形板34の後端側を成形ディスク31の隙間Gから回転周後方にせり出し、後端部を第2円錐面313に対し畦側に跳ね上げた状態で行う。第2成形板34は、弾性力によって撓りながら盛土を叩くようにして成形することで、軟質な土壌でも新畦を強固に固める。また、第2成形板34の弾性力は、畦側面を通過後の第2成形板34に張り付いた土を、元の形に復元する際に振り落とし、畦の成形面をきれいに保つ。また、第2成形板34の畦との接触面を成形ディスク31と異なる樹脂材質とすることで、土壌の早期落下を促すと共に土壌の付着を予防できる。
第2成形板が格納状態及び展開状態での畦形成作業時の上面ローラ30は、外周を元畦上面の盛土に接地させて回転され、新畦の上面を成形する。走行機体Cの動力を得て回転する上面ローラ30と畦成形ディスク体3の重量とによって、盛土を擦り付けてと共に押圧して盛土を締め固める。
盛土部2は、畦成形ディスク体3よりも進行方向側の畦成形ディスク体3直前に設置される。盛土部2は、回転軸に放射状に取り付けられた複数の切削爪20を有する耕耘装置22と、カバー体21とを備える。切削爪20は、それぞれ先端を畦傾斜面側に屈曲させて、耕耘装置22に備えられる。切削爪20は、元畦の斜面と田面の元畦斜面近傍の裾部を掘削すると共に、掘削した土を畦側面及び上面に飛散させて盛土を形成する。
カバー体21は耕耘装置22の上面と耕耘装置22基部側と進行方向後面側を覆って設けてあり、切削爪20が掘削する土の飛散を防止すると共に畦側に土を誘導する。このために、耕耘装置22の畦側は開放されている。
このように構成した畦成形機Fは、走行機体Cを旧畦に沿って走行させ、耕耘装置22によって、畦の斜面及び斜面下部の田面を掘削し、土を飛散させて元畦上に土を盛り上げ、盛土を形成する。盛土に対して、畦成形ディスク体3を畦側面の傾斜面全面及び畦上面に当接及び押圧させながら回転させることで、畦の側面傾斜面を連続成形する。畦成形ディスク体3は、成形ディスク31の隙間Gから出入り可能な第2成形板34を有している。畦を成形する土壌の土質によって、格納状態と展開状態とに選択が可能な第2成形板34は、その切換えも容易にできる。
(第1の変形例)
上述の実施形態で説明した第2成形板34は、樹脂からなる材質で構成されているが、これに限定するものではない。図11に示す第1の変形例として、第2成形板34aの本体34bをバネ鋼等の弾性力を有する金属とし、畦と接する面のみを樹脂34cとするものである。これにより、第2成形板34aは弾性力を樹脂からなる材質のみで構成されたものより、組み合わせによって弾性力の特性を自由に変えることが可能である。したがって、畦成形ディスク体3又は畦成形機Fを変更することなく、第2成形板34a変更するのみで、畦を成形する土質の適応性を幅広く受け持たせることができ、経済的である。
(第2の変形例)
また、図12に示す第2の変形例として、成形ディスク30を構成する第2円錐面の前端部と後端部を回転周方向にそれぞれ重ね合わせて重合部Gbを形成したものである。第2円錐面の互いの端部を畦側からの側面視で重ね合わせるものの、重合部Gbは進行方向と直交する方向に離して配置することで、進行方向と直交する方向に隙間G2が形成される。この隙間G2に第2成形面34の前端側を入れることで、第2成形面34は格納状態と展開状態に出し入れができる。畦側からの側面視による重合部Gbは、畦に対する面の開口部を減少させ、成形ディスク30の円錐台状の内側に入る土壌が軽減できる。これにより、作業後に円錐台状の内側土壌を取り除く清掃に要する労力を軽減できる。
本発明は、上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示に基づく実施形態、実施例及び運用技術の改変は、当業者とって自明のことである。
この発明は、トラクタ等の農業用走行機に装着されて畦成形作業を行う畦成形機に利用できる。
1 機枠
10 走行機体装着部
11 旋回フレーム
2 盛土部
3 畦成形ディスク体
30 上面ローラ
31 成形ディスク
310 第1成形板
312 第1円錐面
313 第2円錐面
320 第1斜面部
321 第2斜面部
325 前端角部
34 第2成形板
38 ディスク取付基部
4 回転基部
D 三点リンク機構
E ヒッチ装置
F 畦成形機
G 隙間
H 出力軸
R 回転方向
W 作業部

Claims (7)

  1. 走行機体に装着される機枠と、
    該機枠に設けられ元畦の一部および元畦裾部の圃場の土壌を切削して跳ね上げ元畦に盛土する多数の切削爪を有する耕耘装置を備えた盛土部と、
    該盛土部の後方に位置して前記盛土を回転しながら押圧して畦を成形する畦成形ディスク体と、を備えた畦成形機において、
    前記畦成形ディスク体は、畦の上面を成形する円筒状の上面ローラおよび畦の側面を成形する成形ディスクを備え、
    該成形ディスクは、前記上面ローラの一端側の外周から径を拡大するように円錐状の一部を形成し、回転する周方向に等間隔で放射状に配置された複数の第1成形板と、
    前記第1成形板を複数配置させたそれぞれの隣接する端部間に設けられる隙間と、
    該隙間から一端側を回転する周方向へ出し入れ自在で複数設けられる第2成形板と、
    を備えたことを特徴とした畦成形機の畦成形ディスク体。
  2. 前記第2成形板は分離自在にするための取付面を有し、
    前記第2成形板の収納状態及び展開状態へ出し入れする回転軸は前記畦成形ディスク体の回転軸と同一である、
    ことを特徴とした請求項1に記載の畦成形機の畦成形ディスク体。
  3. 前記第1成形板及び前記第2成形板の畦と接する面はそれぞれ異なる材質である、
    ことを特徴とした請求項1及び2に記載の畦成形機の畦成形ディスク体。
  4. 前記第2成形板は弾性体である、
    ことを特徴とした請求項1乃至3に記載の畦成形機の畦成形ディスク体。
  5. 前記第2成形板の畦と接する面は樹脂からなる材質である、
    ことを特徴とした請求項1乃至4に記載の畦成形機の畦成形ディスク体。
  6. 前記第1成形板は、前記上面ローラの一端側の外周から径を拡大するように重ねながら放射状に配置することによって円錐状の一部を形成した第1円錐面と、
    前記第1円錐面から連続して形成され、前記第1円錐面に対して円錐角度が異なる、又は、前記第1円錐面に対して円錐角度が同じ第2円錐面と、を備え、
    前記第1円錐面及び前記第2円錐面の回転する周方向の回転方向前方側は低く、回転方向後方側は高く配置された斜面部を有し、
    該斜面部は円錐面外側に膨らんだ円弧状に湾曲して形成されている、
    ことをさらに特徴とした請求項1乃至5に記載の畦成形機の畦成形ディスク体。
  7. 前記第1成形板で形成された円錐状部の内側で回転外周部に取り付けられるリング材と、
    をさらに備えたことを特徴とした請求項1乃至6に記載の畦成形機の畦成形ディスク体。
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