JP7053021B2 - ガス残量表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、一般的なガスメーターに搭載されている、ガス容器の交換を促すための基準値のデータとガス容器交換時からのガス使用量のデータを用いて、ガス容器内のガス残量を求め、可視化する技術に関するものである。
ガス販売事業者にとって消費者宅に設置されたガス容器を空に(ガス切れ)しないよう管理することは、ガス消費者との信頼関係を失うことにもつながりかねない重要な管理事項である。現状は消費者毎のガスの消費量を元に交換時期を予測し、ガス切れが起こらないよう高い安全率をもってガス容器の配送を行っている。しかし、消費者の家族構成の変更や、新たなガス器具の購入及び季節的な要因によって予期しないガスの消費があった場合、予測よりも早くガス切れを起こす虞があった。
また、従来ガスメーターは、ガス容器交換時からのガス使用量データや、ガス容器内のガス残量が一定値になると通信回線を用いて外部へ通報する機能を有しているが、これはガスメーターと情報集積を行う上位センターが通信回線で接続されている場合に限り利用できる機能であり、山間部など通信回線を配備できない場所では、月1回の検針以外に周期的なガス消費量の確認を行っている地域も存在している。このことから、ガス残量の管理は容易に行えず、確認にも時間を要していた。
本発明は上記実情に鑑みたものであり、毎月の検針時にその場で容易にガス残量の確認を行うことができるガス残量表示システムを提供することを目的とする。
本発明のガス残量表示システムは、ガスメーターと、データ読取部と、データ表示部とを備え、前記データ読取部及び前記データ表示部は、ガス販売業者が携行する機器に備えられるものであって、前記データ読取部は、前記ガスメーターに近接したとき、有線又は無線通信機能によって前記ガスメーターが有する基準値のデータと容器リセット時からのガス使用量のデータとを前記ガスメーターから直接取得し前記データ表示部に転送し、前記データ表示部は、データが転送され次第、前記基準値から前記ガス使用量を減算した値をガス残量とし、前記基準値に対する前記ガス残量の割合を算出し、図表化して表可能な状態となることを特徴とする。
本発明によれば、情報集積を行う上位センターを介さず、ガスメーターとデータのやり取りが行える構成であるので、毎月行う検針時にその場で容易にガス容器内のガス残量が確認でき、ガス切れのリスクをいち早く察知することができる。また、ガス容器内のガス残量からガス容器の交換時期を予測し、状況に応じてその場で新しいガス容器の配送を依頼することができ、通信回線が配備できない山間部などにおいても同様の効果が発揮されるため、ガス切れを起こすことなく確実なガス容器の配送が可能である。
データ表示部においてガス容器内のガス残量の割合を表示した画面を示す概略図である。 ガス残量表示システムの構成を示す説明図である。 データ取得方法の一例を示すシーケンスチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明のガス残量表示システムは、ガスメーター1と、ガスメーター1内のデータを読み取るデータ読取部10と、読み取ったデータを表示するデータ表示部20で構成される。
ガスメーター1は、一般的にガス容器交換に関するデータである残量警告レベル値(基準値)22と、ガス容器交換時からのガス使用量の積算値である、残量管理カウンタ値23とを有している。
残量警告レベル値22は、3段階の値22a、22b、22cを有している。本実施形態例では3段階の内、最も大きい値22aをガス容器の満充填量の値としてガス残量の割合21の算出に用いている。また22b及び22cはガス容器交換の目安となる値として用いている。
残量管理カウンタ値23は、容器リセット時からのガス使用量を積算した値である。ガスメーター1は一般的に残量管理カウンタ値23を0リセットする容器リセットスイッチとしてリードスイッチ(磁器検出器)2を備えており、ガス容器交換時にこの容器リセットスイッチを操作することで、前記残量管理カウンタ値23を0リセットした後、容器リセット時から使用したガスの量を残量管理カウンタ値23においてカウントすることが可能である。
また、ガスメーター1には一般的に、夜間でも保安情報による警告を認識できるように、液晶パネル以外にLED(発光部)3が搭載されている。
本実施形態例では、前記残量警告レベル値22と、前記残量管理カウンタ値23を読み取るデータ読取部10に対してデータ取得要求信号31を送信するデータ表示部20として、専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォン20を用いる。アプリケーションを起動すると、GUIがスマートフォン20の画面に表示される。パターン選択画面において、各データ名称に対応して表示されている選択ボタンの中から、作業者がガス残量管理に対応するボタンを選択(タップ)すると、スマートフォン20はデータ読取装置10へとデータ取得要求信号31を伝送する。なお、このときの接続インターフェースはUSBなどの有線接続あるいはBluetooth(登録商標)などの無線接続を用いる。
データ読取部10は、ガスメーター1への近接を検知する近接スイッチ11と、ガスメーター1のリードスイッチ2に対して磁気信号を出力する電磁石12と、ガスメーター1のLED3から光信号33によりデータを受信するフォトトランジスタ(受光部)13とを備える。
近接スイッチ11は、本実施例ではガスメーター1と接触することで機械的にスイッチがONとなり距離を認識する機械式近接スイッチを用いているが、光電形など、他の原理を用いた近接スイッチを用いてもよい。本実施例における近接スイッチ11は、ガスメーター1と接触することで近接を検知し、データ読取部10はこの近接検知をきっかけにしてガスメーター1との通信を開始する。
リードスイッチ2で受信したデータ選択信号32をガスメーター1が検出すると、制御部4はデータ選択信号32に応じて残量警告レベル値22と、残量管理カウンタ値23とを、LED3からの光信号33に変換して出力する。
データ読取部10は、ガスメーター1からの光信号33を受信すると、データ34の生成を行い、インターフェースを介してデータ表示部20へデータ34の転送を行う。なお、本実施形態例においては、データ表示部20としてスマートフォン20を用いているが、パソコンや専用の端末機器などの他の形態であってもよい。
データ表示部20へと転送された残量警告レベル値22及び残量管理カウンタ値23を用いて、データ表示部20は残量警告レベル値22から残量管理カウンタ値23を減算した値をガス残量として算出し、残量警告レベル値22に対するガス残量の割合をパーセンテージとして、つまり“(残量警告レベル値-残量管理カウンタ値)/残量警告レベル値×100”という算式でガス容器内のガス残量の割合21を算出する。
スマートフォン20で表示されているのは、上記にて算出した残量警告レベル値22に対するガス残量の割合21を示すドーナツ型円グラフ21aと、ガス残量の割合をパーセント表示した数値21bと、残量警告レベル値22と、残量管理カウンタ値23である。
図1に示すドーナツ型円グラフ21aとして図化されたガス容器内のガス残量の割合21は、網掛けの範囲がガス残量の割合であることを示している。ガス残量の割合21を示す表示は、ガス残量が残量警告レベル値22における22a、22b及び22cの値に到達するごとに表示するグラフの色を変化させることで、ガス残量の程度をグラフの色により直感的に一目で判断することができる。円グラフ21aの中心には、ガス容器内のガス残量の割合21が小数第1位までの数値21bで表示されている。円グラフ21aの下方には、残量警告レベル値22と残量管理カウンタ値23の値が表示されている。
以上のように、ガスメーター1内のデータを用いて、かつ、その場でガスメーター1と通信を行える構成であれば、通信回線で情報集積を行う上位センターと接続されておらずとも、毎月の検針時にガス容器内のガス残量を確認し、ガス切れ発生のリスクをいち早く察知することができ、ガス残量の状況次第ではその場で配送を手配することも可能となる。定期的なガスの検針と同時にガス残量を確認することで、ガス容器の配送計画を立てる際に用いるガス消費量の予測の精度が高まり、より効率的な配送計画が立てられる。
また、本発明によれば、季節的にしかガスを消費しないため消費量の予測が困難な別荘地や、通信回線が準備できずガスの残量管理が困難な山間部などにおいても、その場でガス残量の把握ができるため、検針以外に行っていたガス残量確認の回数を減少させ、確認作業を容易にすることが期待できる。
さらに図1のように、前記ガス残量の割合21を円グラフ21aで図化することにより、ガス容器内のガス残量を一目で把握し、ガス容器配送の要否を敏速に判断できる。
本実施例において、ガスメーターからデータを読み取るデータ読取部は、データ表示部から独立した装置を用いているが、両機能を併せ持った装置を用いてもよい。
また、ガス容器を複数所持している場合などは、残量警告レベル値の最大値22a以外の数値を利用してガス容器1本毎の残量管理も可能であるため、残量警告レベル値22b及び残量警告レベル値22cに機能的な意味を持たせることもできる。
ガス残量の割合の可視化は、100%積み上げの棒グラフや帯グラフなど割合が表現できる方法であれば、円グラフでなくともよい。
1 ガスメーター
10 データ読取部
20 スマートフォン(データ表示部)
21 ガス容器内のガス残量の割合
22 残量警告レベル値(基準値)
23 残量管理カウンタ値(容器リセット時からのガス使用量)

Claims (1)

  1. ガスメーターと、データ読取部と、データ表示部とを備え、前記データ読取部及び前記データ表示部は、ガス販売業者が携行する機器に備えられるものであって、
    前記データ読取部は、前記ガスメーターに近接したとき、有線又は無線通信機能によって前記ガスメーターが有する基準値のデータと容器リセット時からのガス使用量のデータとを前記ガスメーターから直接取得し前記データ表示部に転送し、
    前記データ表示部は、データが転送され次第、前記基準値から前記ガス使用量を減算した値をガス残量とし、前記基準値に対する前記ガス残量の割合を算出し、図表化して表可能な状態となることを特徴とするガス残量表示システム。
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