JP7052266B2 - 浮遊物除去装置 - Google Patents
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Description
(浮遊物除去装置の構成)
図1~図3を参照して、本発明の実施形態による浮遊物除去装置100の構成について説明する。
図1に示すフロート1は、例えば、樹脂材料(発泡材料)により形成されており、縦長のオーバル形状を有している。詳細には、フロート1は、水平方向において、フロート1の中心に配置され、フロート1を上下方向(Z方向)に貫通する貫通穴1aを含んでいる。フロート1は、概して、側面視において、縦長の楕円形状を有している。すなわち、フロート1は、概して、上下方向を長手方向とする楕円体であり、上下方向に延びる中心軸線α上に設けられる貫通穴1aを有している。フロート1は、液面に浮かぶように構成されている。フロート1は、浮遊物除去装置100を浮遊させることが可能な所定の大きさ以上の浮力を発生させることが可能である。なお、本発明における上記のオーバル形状とは、対称軸としての中心軸線αを有しており、楕円形状、長円形状または卵形状などに似た形状を備え、滑らかな曲線により形成される形状である。
吸入部材2は、上下方向において、ポンプ本体3とフロート1との間に配置されている。また、吸入部材2は、ポンプ本体3およびフロート1のそれぞれに接続されている。
図1に示すポンプ本体3は、例えば、主に樹脂材料とステンレス等の耐食性を有する金属材料とにより形成されており、ポンプとしては、比較的軽量のポンプである。ポンプ本体3は、液体中に配置された状態で駆動される水中ポンプである。ポンプ本体3は、液面近傍の浮遊物を浮遊物吸入部22aから吸引する吸引力を発生させるように構成されている。ポンプ本体3は、フロート1直下の位置で、吸入部材2を介してフロート1に接続されている。ポンプ本体3は、ポンプ本体3の略全域において、フロート1と上下方向にオーバーラップしている。なお、ポンプ本体3は、吸入部材2から取り外して、他の出力タイプのポンプに交換可能に構成されている。一例ではあるが、ポンプ本体3は、150W、250W、350W、450W、750Wの出力タイプの各種ポンプ間で互い交換可能に構成されている。
次に、図1および図3を参照して、浮遊物除去装置100による浮遊物の除去の方法(原理)について説明する。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図4を参照して、参考例について説明する。この参考例では、吸入部材2の内側にフロート1を配置した上記実施形態とは異なり、フロート1から離れた任意の位置に吸入部材202を配置する例について説明する。なお、上記実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
本発明の参考例による浮遊物除去装置200は、図4に示すように、吸入部材202を備えている。
参考例では、以下のような効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態(実施例)は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態(実施例)の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
2、202 吸入部材
3、303 ポンプ本体
11 液面レベル調整部
22 第1部材(第1部分)
22a 浮遊物吸入部
23 第2部材(第2部分)
27 脚部
100、200、300 浮遊物吸入装置
A 流路
Claims (7)
- 液面に浮かぶ単一の縦長のフロートと、
前記フロートの直下に設けられ、液面近傍の浮遊物を吸引する吸引力を発生させるポンプ本体と、
浮遊物吸入部を含み、前記ポンプ本体および前記フロートに接続され、前記フロートとは別体の吸入部材と、を備え、
前記吸入部材は、平面視において、前記フロートを取り囲むように形成され、
前記吸入部材の内表面は、
前記吸入部材の上部に設けられ、鉛直方向に延びる上部鉛直面と、
前記上部鉛直面の下端と前記ポンプ本体の吸込口とを接続する下部接続面とを含み、
前記吸入部材との前記内表面と、前記フロートの外表面との間には、浮遊物の流路が設けられ、
側面視で、前記吸入部材の上端の高さ位置において、水平方向における前記流路の幅は、水平方向における前記フロートの半径よりも小さい、浮遊物除去装置。 - 前記フロートの上下方向に延びる中心軸線は、前記ポンプ本体の上下方向に延びる中心軸線と略一致する、請求項1に記載の浮遊物除去装置。
- 前記フロートは、前記フロートの中心軸線上に設けられ、前記浮遊物吸入部に対する前記フロートの高さ位置を調整する液面レベル調整部を含み、
前記液面レベル調整部は、前記浮遊物吸入部に対する前記フロートの高さ位置を調整することにより、液面に対する前記浮遊物吸入部の高さ位置を調整可能に構成されている、請求項1または2に記載の浮遊物除去装置。 - 前記フロートの水平方向の大きさは、前記ポンプ本体の水平方向の大きさよりも大きい、請求項1~3のいずれか1項に記載の浮遊物除去装置。
- 前記フロートは、側面視において、縦長の楕円形状、縦長の長円形状、または、縦長の卵形状を有し、
前記吸入部材は、前記フロートの側方に設けられ、上下方向に延びる筒状の第1部分と、前記第1部分の下端に設けられ、前記フロートの外表面に沿った曲面状の内表面を有する第2部分とを含み、
前記第1部分および第2部分の内表面と、前記フロートの外表面との間には、浮遊物の前記流路が設けられている、請求項1~4のいずれか1項に記載の浮遊物除去装置。 - 前記吸入部材は、前記ポンプ本体と前記フロートとの間に設けられ、前記フロートに当接することにより、前記フロートの下方への移動を規制する下限位置規制部を含む、請求項3に記載の浮遊物除去装置。
- 前記吸入部材には、前記ポンプ本体を囲むように配置され、前記ポンプ本体の下端よりも下方まで延びる脚部が設けられている、請求項1~6のいずれか1項に記載の浮遊物除去装置。
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