JP7050375B1 - 可搬型ドローンポートシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】無人地帯で自律飛行させる大型ドローンの運用を支援する可搬型ドローンポートシステムを提供する。【解決手段】本発明の可搬型ドローンポートシステムは、昇降式の離着陸台を有する移動式ポートと、移動式ポートを収容する格納室を備えた被牽引車と、を含み、格納室は、中空の箱型筐体で構成され、箱型筐体の天井面にドローンが通過可能な開口部を有し、開口部を覆うルーフを開放または閉鎖する開閉モジュールと、箱型筐体内に収容された移動式ポートを開口部に対応する位置の床面に固定する積載モジュールと、格納室の周囲環境を計測する環境計測モジュールと、移動式ポートに駐機中のドローンの離陸可否を環境計測モジュールの計測結果に基づいて判断し、ドローンの離着陸を制御する中央制御装置と、を備え、移動式ポートは、搬送用台車及び搬送用台車上に設けられて離着陸台を昇降させるリフトを含み、離着陸台は、ドローンが離着陸する面にシリコン系衝撃吸収シートが形成されており、衝撃吸収装置を介してリフトの天板に連結されている。【選択図】図3

Description

特許法第30条第2項適用 令和 3年 6月10日に、アラセ・アイザワ・アエロスパシアル合同会社のグループ会社である會澤高圧コンクリート株式会社のウェブサイトに掲載されている会社パンフレットにおいて、本発明の可搬型ドローンポートシステムのコンセプト情報を公開した。
本発明は、可搬型ドローンポートシステムに関し、より詳しくは、無人地帯で大型ドローンの運用を支援する可搬型ドローンポートシステムに関する。
近年、一般にドローンとして知られる無人航空機(UAV:unmanned aerial vehicle)の産業分野での活用が進んでおり、運搬、撮影、点検、製造などの用途での使用されている。ドローンの運用においては、ドローンを安全に、且つ機体を損傷させることなく離着陸させる手段として、各種のドローンポートが提案されている。
例えば、特許文献1には、物流拠点となるドローンポートを備えるドローンポートシステムが提案されている。特許文献1のシステムは、予め設定された飛行ルートの適所にドローンポートが配置され、ドローンポートには充電装置を備えた離着陸盤が具備されることが開示されている。
また、特許文献2には、ドローンの飛行前点検を無人で行うことができるドローンポートが提案されている。特許文献2のドローンポートにおいて、飛行前点検は、係留装置に固定された状態で浮上しようとするドローンの推力又は振動を計測して、その計測値によりモータ(駆動装置)の出力異常やプロペラの故障を判断するものとなっている。
しかしながら、特許文献1、2に記載されたドローンポートは、いずれも予め定められた場所に固定的に設置される構成となっており、機動的に所望の場所に搬送が可能で、普段は人が立ち入ることが困難な山間部や海上などの無人地帯で、災害状況の観測、重量物の運搬、構造物の建設などに使用される大型ドローンの運用に必要となる装備や機能を備えていないという問題がある。
特に、最大離陸重量が25キログラムを超えるような大型ドローンを安全に離着陸させるためのポート機構を備え、無人地帯での自律飛行を可能にするための支援装置が備えられた可搬型ドローンポートシステムが、災害対応や建設、農林水産、電気事業などの方面から求められている。
特開2019-89461号公報 特開2021-46111号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、無人地帯で自律飛行させる大型ドローンの運用を支援する可搬型ドローンポートシステムを提供することにある。
また、大規模な災害時に、有人での運用ができない状況下でも、即時にドローンを出動させて、長時間の自律飛行を可能にする可搬型ドローンポートシステムを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による可搬型ドローンポートシステムは、昇降式の離着陸台を有する移動式ポートと、前記移動式ポートを収容する格納室を備えた被牽引車と、を含む可搬型ドローンポートシステムであって、前記格納室は、中空の箱型筐体で構成され、前記箱型筐体の天井面にドローンが通過可能な開口部を有し、前記開口部を覆うルーフを開放または閉鎖する開閉モジュールと、前記箱型筐体内に収容された前記移動式ポートを前記開口部に対応する位置の床面に固定する積載モジュールと、前記格納室の周囲環境を計測する環境計測モジュールと、前記移動式ポートに駐機中のドローンの離陸可否を前記環境計測モジュールの計測結果に基づいて判断し、前記ドローンの離着陸を制御する中央制御装置と、を備え、前記移動式ポートは、搬送用台車及び前記搬送用台車上に設けられて前記離着陸台を昇降させるリフトを含み、前記離着陸台は、ドローンが離着陸する面にシリコン系衝撃吸収シートが形成されており、衝撃吸収装置を介して前記リフトの天板に連結されていることを特徴とする。
前記離着陸台は、着陸したドローンを前記離着陸台の中央方向に移動させる位置寄せ装置をさらに備え、前記位置寄せ装置は、前記離着陸台の対角位置に対で配置されたドローン引き寄せ部材を有し、前記ドローン引き寄せ部材は前記離着陸台よりも外方に張り出した位置まで移動可能に構成されていることが好ましい。
前記シリコン系衝撃吸収シートが吸収する振動周波数と、前記衝撃吸収装置が吸収する振動周波数とは異なることが好ましい。
前記環境計測モジュールは、地震計、風向風速計、及び降雨計を含み、前記地震計により予め設定された閾値以上の強度の地震の振動を検知すると、前記中央制御装置に地震警報信号を送信し、前記中央制御装置は、前記地震警報信号を受信すると、前記環境計測モジュールから、風向及び風速、降雨の有無及び強さの計測データを取得し、前記取得した計測データに基づいてドローンの自律飛行の可否を判断し、自律飛行が可能と判断されると、前記ドローンを離着させるように前記可搬型ドローンポートシステムを制御し得る。
前記格納室には、前記箱型筐体内に収容された前記ドローンの潤滑油のオイル漏れ及び前記ドローンの機体の異常を検出する検査モジュールをさらに備えられ、前記検査モジュールは、前記オイル漏れをカメラによる撮影画像の画像認識によって検出し、前記ドローンの機体の異常をAI(人工知能)により診断し得る。
前記格納室には、前記箱型筐体内に収容された前記移動式ポートに着陸した前記ドローンに燃料を自動補給する給油装置がさらに備えられ得る。
前記格納室には、前記箱型筐体内にRTK-GPS装置をさらに備えられ、前記RTK-GPS装置は、前記ドローンの飛行制御のための位置情報を提供し得る。
本発明によれば、人が立ち入ることが困難な山間部や海上などの無人地帯で、大型ドローンを自律飛行させる必要が生じた際に、機動的に大型ドローンの運用を支援することができる可搬型ドローンポートシステムを提供することができる。
また、本発明によれば、配置場所の変更が容易で、1台の可搬型ドローンポートにより任意の飛行拠点に移動させることができるため、ドローンポートを個別に設置することによる設備費や維持費の増大を抑制することができ、運営コストの低いドローンポートシステムを提供することができる。
さらに、本発明によれば、災害発生時に、自律的にドローンを飛行させ、連続的な自動給油による長時間飛行が可能であり、ドローンに搭載された観測機器で取得された観測データを移動通信ネットワークやインターネット等に即時配信することができる。
本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの全体構成を示す概略図である。 本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの被牽引車及び移動式ポートの構成の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの被牽引車及び移動式ポートの構成の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの移動式ポートの離着陸台の詳細構造を説明するための側面図である。 本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの移動式ポートの離着陸台の位置寄せ機能を説明するための図である。 本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの被牽引車の格納室に搭載された機能モジュール及び中央制御装置を説明するための概略図である。 本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの被牽引車の格納室に搭載された中央制御装置がドローン及び管理サーバと飛行情報及び指令を送受信するための構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムで緊急時にドローンを自律飛行させる動作を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの全体構成を示す概略図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステム1は、昇降式の離着陸台110を有する移動式ポート100と、移動式ポート100を収容する格納室210を備えた被牽引車200とを含む。被牽引車200は、例えば、自動車等によって牽引され、牽引のための連結装置220を備えている。
なお、本発明による可搬型ドローンポートシステム1は、移動可能に構成されているが、特定の場所に搬送した後、その場所で固定運用に供することもできる。
図2及び図3は、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの被牽引車及び移動式ポートの構成の一例を説明するための図である。図2は、被牽引車200から移動式ポート100が搬出される様子を示す説明図であり、図3は、被牽引車200の格納室210内に移動式ポート100が収容された状態を示す図である。
図2に示すように、被牽引車200は、移動式ポート100を格納室210から地上に降ろすためのスロープ式架台230を具備するか、又はテールゲート昇降装置を備えていてもよく、これらの装備は積載モジュールとして格納室210内に収納可能に設計されていてもよい。移動式ポート100は、格納室210内に収容された状態又は格納室210外に出された状態のいずれにおいても、ドローン300が離着陸可能に構成される。
図3に示すように、被牽引車200の格納室210は、中空の箱型筐体で構成され、格納室210の箱型筐体の天井面211にはドローン300が通過可能な開口部212が形成され、開口部212を覆うルーフ板213を開放又は閉鎖する開閉モジュール(図6を参照)と、格納室210内に収容された移動式ポート100を開口部212に対応する位置の床面に固定する固定部材214を有する積載モジュール(詳細構造は省略)と、移動式ポート100に駐機中のドローンの機体状態を検査して、ドローンの離陸可否を判断する中央制御装置(図6を参照)とが格納室210に備えられる。なお、格納室210は被牽引車200上に載置されて固定されるが、被牽引車200から吊り上げて取り外し可能に構成され得る。
移動式ポート100は、搬送用台車120と、搬送用台車120上に設けられて離着陸台110を昇降させるリフト(垂直搬送機)140とを含む。リフト140はモータ駆動で昇降されるが、昇降の制御は移動式ポート100に具備されたコントローラ(図示せず)を直接オペレータが操作するか、又は格納室210内の中央制御装置(図6を参照)から遠隔操作するように構成される。中央制御装置270による遠隔操作を可能とするために、移動式ポート100のコントローラと格納室210の中央制御装置270とは無線又は有線で通信可能に接続される。なお、リフトの形式は特に限定されない。
本実施形態において、搬送用台車120は、タイヤをモーターで駆動させる自走式の搬送車として構成されるが、駆動装置を備えずに人手によって移動させる形式であってもよい。また、自走式の場合、駆動形式はクローラ駆動であってもよく、動力もモータやエンジンなど特に限定されない。
図4は、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの移動式ポートの離着陸台の詳細構造を説明するための側面図である。
移動式ポート100の離着陸台110は、基板111上に3mm~10mm厚のシリコンゲルシート材からなるシリコン系衝撃吸収シート112が形成(積層)され、さらにシリコン系衝撃吸収シート112上のドローン300が離着陸する面に、滑り性を有するポリカーボネートシート113が貼付されており、衝撃吸収装置115を介してリフト140の天板141に連結されている。ポリカーボネートシート113は、例えば、表面シボ付きのシートとして形成されてもよい。また、基板111は金属板で形成されるが、これに限定されない。
ドローン300の着陸による衝撃をより効果的に緩和するために、シリコン系衝撃吸収シート112が吸収する振動周波数と、衝撃吸収装置115が吸収する振動周波数とは異なるように設定される。
例えば、総重量200キログラム程度のドローン300が着陸する際には10G又はそれ以上の衝撃があるが、離着陸台110を上述した構造で形成することにより、着陸衝撃を緩和して、着陸の反力によりドローンが跳ねたり、横倒しになるようなことを防止して、安全に着陸させることができる。
図5は、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの移動式ポートの離着陸台の位置寄せ機能を説明するための図であり、(a)は離着陸台の斜視図、(b)は離着陸台の一動作状態を示す斜視図である。
離着陸台110に着陸するドローンは、風や自らが発生させるダウンウォッシュ(下降流)の影響などにより、着陸位置が離着陸台の中央からずれることがあり、ドローン300を格納室210内に支障なく収容するためには、収容に最適な所定の位置(中央位置)にドローンを移動させる必要がある。
このため、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの移動式ポート100の離着陸台110は、着陸したドローンを離着陸台110の中央方向に移動させる位置寄せ装置を備える。
図5の(a)に示すように、位置寄せ装置は、離着陸台の対角位置に対(ペア)で配置されたドローン引き寄せ部材114を有し、図5の(b)に示すように、ドローン引き寄せ部材114は離着陸台110よりも外方に張り出した位置まで移動(スライド)可能に構成されている。これにより、着陸に際して、離着陸台110の着陸面をより有効に広く利用することができるとともに、格納室210に収納する際には、ドローン引き寄せ部材114を離着陸台110内にスライドさせてコンパクト化することができる。
なお、ドローン引き寄せ部材114を移動させる駆動装置は、図示しないが、離着陸台110の下面に設置される。図5の(a)では、一対のドローン引き寄せ部材114が離着陸台110に配置されているが、これに限定されず、離着陸台110の4隅に合わせて二対のドローン引き寄せ部材114が配置されてもよい。また、離着陸台110は、四角形に限定されるものではなく、六角形、八角形、さらに円形に形成され得る。この場合にも、ドローン引き寄せ部材114は離着陸台110の対称位置に配置されることが好ましい。
以下、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの機能構成について説明する。
図6は、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの被牽引車の格納室に搭載された機能モジュール及び中央制御装置を説明するための概略図である。
被牽引車200の格納室210には、格納室210内に収容したドローン300に異常があるか否かを検出する検査モジュール240、ドローン300に燃料を供給する自動燃料供給モジュール250、格納室210のルーフ板213を開放又は閉鎖する開閉モジュール260、及びこれらのモジュールの動作を制御する中央制御装置270が備えられ、さらに上述の各モジュール(240、250、260)及び中央制御装置270に電力を供給する電源モジュール280が備えられる。各機能モジュール(240、250、260)と中央制御装置270とは、通信ケーブルを介して接続されるが、その通信方式は特に限定されない。
また、格納室210には、中央制御装置270に通信ケーブルを介して接続された無線通信ユニット272、RTK-GPS(Real Time Kinematic-Global Positioning System)ユニット274、及び環境計測モジュール290が備えられる。
無線通信ユニット272は、通信アンテナ272aに接続され、中央制御装置270と、移動式ポート100、ドローン300、及び後述する管理サーバとの間のデータ通信を行う。
RTK-GPSユニット274は、GPSアンテナ274aに接続されたRTK-GPS受信機を含み、RTK-GPS基地局として機能し、ドローンの正確な位置を提供できるように構成される。
環境計測モジュール290は、格納室210の周囲環境を計測するための各種センサ機器を備える。環境計測モジュール290は、地震計、風向風速計、及び降雨計を含み、計測された振動、風向及び風速、降雨の有無及び強さを中央制御装置270に送信する。
検査モジュール240は、カメラを含み、カメラの撮影画像を画像認識してドローンに搭載されたエンジンの潤滑油のオイル漏れを検出する。なお、オイル漏れの認識率を向上させるため、ドローンの潤滑油に蛍光剤を含めることができる。また、検査モジュール240で画像認識されたドローンの形状情報は中央制御装置270に送信され、燃料の自動供給の制御に利用される。さらに、検査モジュール240のカメラで撮影されたドローンの画像データを中央制御装置270に備えられたAI(人工知能)により画像診断して、ドローン本体の飛行前点検を行う機能を備えるようにすることもできる。
自動燃料供給モジュール250は、格納室210内に収容された移動式ポート100の離着陸台110に駐機したドローン300に燃料を自動供給するように構成され、ドローンの燃料タンクの受油口に給油管を接続する給油ブーム装置及び供給用燃料の貯蔵タンクを含み、検査モジュール240から受信したドローンの形状情報に基づいて、中央制御装置270は、ドローンの受油口の位置に給油管を接続するように自動燃料供給モジュール250を制御する。なお、ドローンへの燃料補給は、カートリッジ式燃料タンクを交換する方式とすることも可能である。
開閉モジュール260は、中央制御装置270の制御により、格納室210のルーフ板213を開放又は閉鎖する。開閉モジュール260は、格納室210のルーフ板213をスライドさせる機構部(図示せず)とこれを駆動するモータを含む。なお、ルーフ板213の開閉は、自動制御及びマニュアル制御で実行可能に構成され得る。
中央制御装置270は、中央処理装置(CPU)、ROM、RAM等から構成される制御部と、各種のプログラム及びデータを格納するSSDやHDD等からなる記憶部と、各機能モジュールとの間でデータや制御信号を送受信するインターフェース部とを含み、所定のプログラムを制御部のCPUで実行させることにより、上述した各機能モジュールを制御する。中央制御装置270は、一般的なコンピュータで構成されてもよく、組み込みコンピュータの形態で構成されてもよい。また、中央制御装置270に含まれる機能部については後述する。
また、中央制御装置270は、無線通信ユニット272及びRTK-GPSユニット274と連携し、これらのユニットを用いて基地局としての機能も果たす。基地局として機能する中央制御装置270は、無線通信ユニット272を介してドローン300及び後述する管理サーバに接続される。なお、無線通信ユニット272が対応する無線通信方式には、4GやLTE(登録商標)などの移動通信システム、又はWi-Fi(登録商標)などが用いられるが、これに限定されない。
本実施形態において、ドローン300は、飛行制御装置及び無線通信装置を備えて自律飛行を行うように構成されるが、緊急時にはマニュアル操作が行えるようになっていてもよい。管理サーバは、例えば、クラウド上で運営されているコンピュータ群と関連ソフトウェアで構成され、予め保存していた飛行区域の地形情報や飛行ルート等をドローン300及び/又は中央制御装置270に提供してもよい。また、管理サーバは、ドローン300から飛行データ及び撮影映像を直接又は中央制御装置270を介して取得して、様々な分析処理を行ってもよい。さらに、管理サーバには、ドローン管理者が通信端末又は操作端末を介してアクセスして、ドローン300や被牽引車200の格納室210内の中央制御装置270に指令を送信したり、各種情報を受信可能に構成され得る。
図7は、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの被牽引車の格納室に搭載された中央制御装置がドローン及び管理サーバと飛行情報及び指令を送受信するための構成を示す機能ブロック図である。
図7に示すように、ドローン300は、ドローン300の飛行を自律的に制御可能な飛行制御部310、格納室210の中央制御装置270との間で指令や情報を送受信するドローン通信部320を備え、さらに図示しないが、カメラなど、使用目的に応じた装備(機器や装置)を搭載し得る。なお、本実施形態において、ドローン300は、複数のプロペラを有するマルチコプターであるが、プロペラの数が一つのヘリコプターでもよい。
管理サーバ400は、サーバ制御部410及びサーバ通信部420を備え、ドローンの使用目的に対応した各種情報を図示しない記憶装置またはデータベースに保存し、ドローン管理者が予め指定した飛行区域の地形情報や飛行ルート、飛行プログラム等をサーバ通信部420を介して、中央制御装置270又はドローン300に送信する。また、ドローン300から直接に又は中央制御装置270を介して、ドローン300の飛行データ及びドローン搭載の観測機器で取得された画像を含む観測データを受信して、様々な分析処理を行ってもよい。さらに、中央制御装置270からドローンの機体状態及や燃料補給可能量に関する情報を受信して、ドローンの運用に必要な情報をドローン管理者の通信端末(又は操作端末)500に送信するようにしてもよい。
図7に示す中央制御装置270は、格納室210に設置され、制御部271のCPU271aに所定のプログラムを実行させることで機能する機能部として、着陸管制部271b、離陸判定部271c、モジュール制御部271d、ドローン状態管理部271eを含む。また、中央制御装置270は、ハードウェア装置で構成される表示部271f、入力部271g、記憶部271h、及びインターフェース部271iを備える。
着陸管制部271bは、ドローン300が移動式ポート100の離着陸台110に着陸するために必要な情報(ポートの位置や風向・風速など)を、ドローン300のドローン通信部320に送信する。着陸管制部271bは、格納室210に収容された移動式ポート100の離着陸台110の位置座標をRTK-GPSユニット274から取得して、ドローン通信部320に送信する。なお、RTK-GPSユニット274は、移動式ポート100に配置されてもよい。
着陸管制部271bは、環境計測モジュール290から、離着陸台110の周辺における風向及び風速、降雨の有無及び強さに関する計測値を取得して、ドローン300が安全に着陸できる環境か否かを判定し、判定結果をドローン通信部320に送信してもよい。なお、当該判定は、ドローン300の飛行制御部310が行ってもよい。着陸が難しいと判定された場合、着陸管制部271bは、ドローン300に所定の空中位置で待機するように指令し、所定時間(例えば、1分)経過後、再度判定を行うように設定され得る。
離陸判定部271cは、中央制御装置270に予めプログラムされたドローン300の出動条件(例えば、地震などの自然環境条件)が満たされるか、又はドローン管理者の通信端末又は操作端末から送信されたドローン300の出動(発進)指令を無線通信ユニット272を介して受信すると、環境計測モジュール290から、離着陸台110の周辺における風向及び風速、降雨の有無及び強さに関する計測値を取得して、ドローン300が安全に着陸できる環境か否かを判定し、判定結果を制御部271に送信する。制御部271は、着陸できる環境であるとの判定結果を受信すると、モジュール制御部271dを機能させる。
モジュール制御部271dは、格納室210に収容されたドローン300を離陸させるために、開閉モジュール260及び移動式ポート100のリフト140を順次作動させて、ドローン300を格納室210外に移動させ、移動が完了したことを示す信号を移動式ポート100から受信すると、離着陸台110に駐機中のドローン300のドローン通信部320に離陸指令を送信する。
離陸後のドローン300は、予め設定された飛行プログラムを、飛行制御部310が実行して自律飛行するか、またはドローン管理者が遠隔操作を行って飛行させてもよい。
モジュール制御部271dは、さらに、検査モジュール240及び自動燃料供給モジュール250を制御する。各モジュールの制御手順は予めプログラムされて記憶部271hに保存される。
ドローン状態管理部271eは、ドローン300が離着陸台110に駐機しているか否かの情報、検査モジュール240で検出されたドローン300の異常に関する情報、及びドローン300の燃料残量に関する情報を取得して記憶部271hに保存するとともに、これらの情報からドローン300の稼働可否を判定し、判定結果を制御部271に送信する。制御部271は、これらの情報及び稼働可否の判定結果を無線通信ユニット272を介して、管理サーバ400及び/又はドローン管理者の通信端末(又は操作端末)500に送信する。
表示部271f及び入力部271gは、一般的な表示装置及び入力装置で構成され、本システムの利用者がデータやプログラムを入力したり、飛行記録や観測データを参照するために使用され、記憶部271hは、本システムで使用される各種のデータやプログラムを保存する。インターフェース部271iは、制御部271と各機能モジュールとの間でのデータや制御信号の送受信を制御する。
以下、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムの動作例として、中央制御装置270が、格納室210内に収容されたドローン300を、緊急時に自動発進させる例について説明する。
本発明による可搬型ドローンポートシステムは、災害時などで、人が(有人での)運用ができないときでも、地震などの自然環境条件を起点として、自律的にドローンの飛行運用を行い、観測データを蓄積し、インターネットを介して情報を配信する機能を備える。
中央制御装置270は、環境計測モジュール290で地震発生が検知されると、予め設定されたプログラムにより、格納室210内に収容されたドローン300を出動(発進)させて、災害監視のために飛行させるよう、関係する各機能モジュールを制御する。
図8は、本発明の一実施形態による可搬型ドローンポートシステムで緊急時にドローンを自律飛行させる動作を示すフローチャートである。
被牽引車200の格納室210に具備された環境計測モジュール290で地震の振動が検知され、検知された振動の大きさ(強度)が予め設定された閾値(判定基準値)以上である場合、環境計測モジュール290は地震警報信号を中央制御装置270に送信する(ステップS100)、中央制御装置270の制御部271は、地震警報信号を受信すると、即時に風向及び風速、降雨の有無及び強さの計測データを環境計測モジュール290から取得し(ステップS110)、離陸判定部271cを機能させて、これらの計測データに基づいてドローンの自律飛行に支障があるか否かを判断する(ステップS120)。
なお、ドローンを自動発進させる地震の大きさ(加速度)の閾値、及び自律飛行に支障があるか否かの判断基準となる風速及び降雨の強さは、予め設定されて記憶部271hに保存されている。
制御部271は、自律飛行に支障がない(即ち、飛行可能)と判断すると、モジュール制御部271dを機能させ、モジュール制御部271dは、開閉モジュール260に格納室210のルーフ板213を開放するよう指令する(ステップS140)。一方、自律飛行に支障がある場合、制御部271は、所定時間(例えば、10分~30分)の間、待機(ステップS130)した後、ステップS110に戻って、風向及び風速、降雨の有無及び強さの計測データを取得し、自律飛行に支障があるか否かの判断を繰り返す。
その後、モジュール制御部271dは、ルーフ板213が開放されたことを通知する応答信号を開閉モジュール260から受信すると、格納室210内に収容された移動式ポート100に、離着陸台110を上昇させるように指令する(ステップS150)。離着陸台110が所定の位置まで上昇したことを通知する応答信号を移動式ポート100から受信すると、制御部271は、離着陸台110に駐機中のドローン300に離陸するよう指令する(ステップS160)。
離陸したドローン300は、予め設定された飛行プログラムにより自律飛行を行う(ステップS170)。自律飛行中のドローン300は、例えば、搭載されたカメラにより地上撮影を行い、搭載された計測器によりドローン周囲の各種ガス濃度や放射線量など計測し、中央制御装置270に、撮影した画像データや計測した各種ガス濃度や放射線量などの計測データを送信する。中央制御装置270の制御部271は、受信した画像データや計測データを記憶部271hに保存するとともに、無線通信ユニット272を介して、又はインターネット等を含む有線回線を介してリアルタイムで管理サーバ400及び/又はドローン管理者の通信端末(又は操作端末)500に送信するように制御してもよい。
また、自律飛行中のドローン300は、燃料の残量レベルをモニタするように構成され、残量レベルが所定の閾値を下回ると、自律的に移動式ポート100に帰還する(ステップS180)。なお、風や雨などの周辺環境に基づく移動式ポート100への着陸可否の判断情報は、着陸管制部271bからドローン300に送信される。
移動式ポート100の離着陸台110に着陸したドローン300は、格納室210内に収容されて、モジュール制御部271dの制御により、格納室210の自動燃料供給モジュール250から自動的に燃料供給を受ける(ステップS190)。その後、制御部271は、再度、自律飛行を継続するか否かを判断する(ステップS200)。制御部271による処理フローは、予め設定されたプログラムにより、繰り返し自律飛行を実行するように設定され得る。または、ドローン300の帰還をドローン管理者の通信端末(又は操作端末)500に送信して、ドローン管理者から飛行継続の要否に関する指令を受けるようにしてもよい。
予め設定されたプログラムにより、又はドローン管理者から自律飛行の継続が指令されると、中央制御装置270の制御部271は、検査モジュール240にドローン本体の飛行前点検を行わせる。そして、ドローン本体に異常なしと判定され、離陸判定部271cから着陸できる環境であるとの判定結果を受信すると(ステップS210)、ドローン300に再度着陸を指令する(ステップS160)。
一方、ドローン300に異常が発見された場合又はドローン管理者の通信端末から飛行中止の指令を受信した場合、制御部271は、ドローンの飛行を終了させて、ドローン管理者の通信端末(又は操作端末)500に終了した旨を通知する。
中央制御装置270に、上述した手順を実行させることにより、本発明による可搬型ドローンポートシステムは、ドローンの燃費と燃料貯蔵タンクの容量に依存するものの、ドローンを概ね10時間以上自律飛行させることが可能となる。
以上、本発明による可搬型ドローンポートシステムは、人が立ち入ることが困難な山間部や海上などの無人地帯で、大型ドローンを自律飛行させる必要が生じた際に、機動的に大型ドローンの運用を支援することができる。また、配置場所を任意に変更しながら1つの可搬型ドローンポートにより複数の飛行拠点に対応することができるため、多数のドローンポートを固定配備することによる設備費や維持費の増大を抑制することができ、運営コストの低いドローンポートシステムを提供することができる。但し、本発明による可搬型ドローンポートシステムを任意の場所に移動させた後、その場所に長期間配置し続けることで固定的に運用することも可能である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
1 可搬型ドローンポートシステム
100 移動式ポート
110 離着陸台
111 基板
112 シリコンゲルシート材
113 シリコン系衝撃吸収シート
114 ドローン引き寄せ部材
115 衝撃吸収装置
120 搬送用台車
140 リフト
141 天板
200 被牽引車
210 格納室
211 天井面
212 開口部
213 ルーフ板
214 固定部材
220 連結装置
230 スロープ式架台
240 検査モジュール
250 自動燃料供給モジュール
260 開閉モジュール
270 中央制御装置
271 制御部
271a CPU
271b 着陸管制部
271c 離陸判定部
271d モジュール制御部
271e ドローン状態管理部
271f 表示部
271g 入力部
271h 記憶部
271i インターフェース部
272 無線通信ユニット
272a 通信アンテナ
274 RTK-GPSユニット
274a GPSアンテナ
280 電源モジュール
290 環境計測モジュール
300 ドローン
300a、400a、500a アンテナ
310 飛行制御部
320 ドローン通信部
400 管理サーバ
410 サーバ通信部
420 サーバ制御部
500 ドローン管理者の通信端末

Claims (7)

  1. 昇降式の離着陸台を有する移動式ポートと、
    前記移動式ポートを収容する格納室を備えた被牽引車と、を含む可搬型ドローンポートシステムであって、
    前記格納室は、
    中空の箱型筐体で構成され、
    前記箱型筐体の天井面にドローンが通過可能な開口部を有し、
    前記開口部を覆うルーフを開放または閉鎖する開閉モジュールと、
    前記箱型筐体内に収容された前記移動式ポートを前記開口部に対応する位置の床面に固定する積載モジュールと、
    前記格納室の周囲環境を計測する環境計測モジュールと、
    前記移動式ポートに駐機中のドローンの離陸可否を前記環境計測モジュールの計測結果に基づいて判断し、前記ドローンの離着陸を制御する中央制御装置と、を備え、
    前記移動式ポートは、搬送用台車及び前記搬送用台車上に設けられて前記離着陸台を昇降させるリフトを含み、
    前記離着陸台は、ドローンが離着陸する面にシリコン系衝撃吸収シートが形成されており、衝撃吸収装置を介して前記リフトの天板に連結されていることを特徴とする可搬型ドローンポートシステム。
  2. 前記離着陸台は、着陸したドローンを前記離着陸台の中央方向に移動させる位置寄せ装置をさらに備え、
    前記位置寄せ装置は、前記離着陸台の対角位置に対で配置されたドローン引き寄せ部材を有し、前記ドローン引き寄せ部材は前記離着陸台よりも外方に張り出した位置まで移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の可搬型ドローンポートシステム。
  3. 前記シリコン系衝撃吸収シートが吸収する振動周波数と、前記衝撃吸収装置が吸収する振動周波数とは異なることを特徴とする請求項1に記載の可搬型ドローンポートシステム。
  4. 前記環境計測モジュールは、地震計、風向風速計、及び降雨計を含み、前記地震計により予め設定された閾値以上の強度の地震の振動を検知すると、前記中央制御装置に地震警報信号を送信し、
    前記中央制御装置は、前記地震警報信号を受信すると、前記環境計測モジュールから、風向及び風速、降雨の有無及び強さの計測データを取得し、前記取得した計測データに基づいてドローンの自律飛行の可否を判断し、自律飛行が可能と判断されると、前記ドローンを離着させるように前記可搬型ドローンポートシステムを制御することを特徴とする請求項1に記載の可搬型ドローンポートシステム。
  5. 前記格納室には、前記箱型筐体内に収容された前記ドローンの潤滑油のオイル漏れ及び前記ドローンの機体の異常を検出する検査モジュールがさらに備えられ、
    前記検査モジュールは、前記オイル漏れをカメラによる撮影画像の画像認識により検出し、前記ドローンの機体の異常をAI(人工知能)により診断することを特徴とする請求項1に記載の可搬型ドローンポートシステム。
  6. 前記格納室には、前記箱型筐体内に収容された前記移動式ポートに着陸した前記ドローンに燃料を自動補給する給油装置がさらに備えられることを特徴とする請求項1に記載の可搬型ドローンポートシステム。
  7. 前記格納室には、前記箱型筐体内にRTK-GPS装置がさらに備えられ、前記RTK-GPS装置は、前記ドローンの飛行制御のための位置情報を提供することを特徴とする請求項1に記載の可搬型ドローンポートシステム。
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