JP7049800B2 - 建築資材、及びコンクリート打設用の型枠 - Google Patents

建築資材、及びコンクリート打設用の型枠 Download PDF

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Description

本発明は、建築資材、及びコンクリート打設用の型枠に関する。
従来から、建物の壁等を打設する際に用いられる型枠を構成する型枠材が普及している(例えば、特許文献1参照)。この型枠材は、鉄製の単管パイプであり、1本あたり約10kg(3.5m)程度の重量で形成されている。また、FRP製の単管パイプとする型枠材も普及しており、この型枠材は、鉄製の単管パイプの約1/4程度の重量で形成されている。
特開2017-002469号公報
ところで、近年、建設作業員の高齢化が問題になっている。例えば、55歳以上の建設作業員の比率は、建設業全体で約30%、型枠大工で約35%となっている。特に、型枠大工は、入職後の数年間は資材運搬が主な仕事となり、仕事の過酷さ故に離職者が多いことが高齢化に拍車をかけている。そこで、型枠大工の如き建設作業員の作業環境を改善し、高齢者のみならず、若年者や女性であっても作業し易い環境を構築することが急務となっている。そのため、上述した型枠材の如き建築資材の軽量化を図ることにより、建築資材の使用性を向上させることが望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、使用性を向上させることができる建築資材、及びコンクリート打設用の型枠を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の建築資材は、建築資材であって、長手状の本体を備え、前記本体は、中間層と、前記中間層よりも内側に位置する内側層であり、前記中間層の内面全体を覆う内側層と、前記中間層よりも外側に位置する外側層であり、前記中間層の外面全体を覆う外側層と、を備え、前記中間層は、長尺な中空筒状であるカーボン繊維を含み、前記内側層は、長尺な中空筒状であるバサルト繊維を含み、前記外側層は、長尺な中空筒状である高溶融ポリエステルを含み、前記中間層、前記内側層、及び前記外側層の各々の長手方向の長さを略同一とし、前記中間層と、前記内側層と、前記外側層とを積層状に設け、前記中間層は、前記カーボン繊維を前記本体の全重量の80重量%含み、前記内側層は、前記バサルト繊維を前記本体の全重量の15重量%含み、前記外側層は、前記高溶融ポリエステルを前記本体の全重量の5重量%含む。
請求項2に記載の建築資材は、請求項1に記載の建築資材において、前記本体の全重量が625g/m以下である。
請求項3に記載の建築資材は、請求項1又は2に記載の建築資材において、ヤング率が105Gpa以上である。
請求項4に記載の建築資材は、請求項1から3のいずれか一項に記載の建築資材において、前記本体は、前記本体の長手方向の端面の少なくとも一部を覆うキャップを備える。
請求項5に記載の建築資材は、請求項4に記載の建築資材において、前記本体の長手方向の端面近傍に穴部を設け、前記キャップを前記穴部に係止させた。
請求項6に記載のコンクリート打設用の型枠は、請求項1から5のいずれか一項に記載の建築資材を型枠材として用いて構成されたコンクリート打設用の型枠である。
請求項1に記載の建築資材、及び請求項6に記載のコンクリート打設用の型枠によれば、本体が、中間層と、内側層又は外側層の少なくとも一方を備え、中間層が、カーボン繊維を含み、内側層と外側層が、バサルト繊維又は高溶融ポリエステルを含むので、耐衝撃性及び耐圧縮性を有しながら、FRP製の単管パイプに比べて軽量に形成でき、使用性(具体的には、搬送性、組立性等)を向上させることができる。
また、本体が、内側層と外側層を備え、内側層が、バサルト繊維を含み、外側層が、高溶融ポリエステルを含むので、高溶融ポリエステルでカーボン繊維を保護しながら、バサルト繊維でカーボン繊維を補強でき、耐衝撃性及び耐圧縮性を一層向上できる。
また、中間層が、カーボン繊維を本体の全重量の80重量%含み、内側層が、バサルト繊維を本体の全重量の15重量%含み、外側層が、高溶融ポリエステルを本体の全重量の5重量%含むので、カーボン繊維を本体の全重量の80重量%に設定でき、コストの低減化を図ることが可能となる。
請求項2に記載の建築資材によれば、本体の全重量が625g/m以下であるので、本体の全重量をFRP製の単管パイプの全重量(例えば、1380g/m)の半分よりも軽くでき(また、鉄製の単管パイプに比べて約1/8程度の重量で形成できる)、使用性を一層向上させることができる。
請求項3に記載の建築資材によれば、ヤング率が105Gpa以上であるので、ヤング率を105Gpa以上にでき、建築資材に必要な剛性を確保することが可能となる。
請求項4に記載の建築資材によれば、本体が、本体の長手方向の端面の少なくとも一部を覆うキャップを備えるので、本体の長手方向の端部を保護でき、耐久性を向上させることができる。
請求項5に記載の建築資材によれば、本体の長手方向の端面近傍に穴部を設け、キャップを穴部に係止させたので、キャップを本体の穴部に係止でき、キャップが本体から外れることを抑制できる。
本発明の実施の形態に係る型枠を概念的に示す正面図である。 単管を示す図であり、(a)正面図、(b)は(a)のA-A矢視断面図、(c)は(a)の右端部周辺の断面図である。 キャップを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB-B矢視断面図である。 キャップの変形例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のC-C矢視断面図である。 キャップの変形例を示す図であって、図2(c)に対応する領域を示す断面図である。 キャップの変形例を示す図であって、図2(c)に対応する領域を示す断面図である。 キャップの変形例を示す図であって、図2(c)に対応する領域を示す断面図である。 キャップの変形例を示す図であって、図2(c)に対応する領域を示す断面図である。 キャップの変形例を示す図であって、図2(c)に対応する領域を示す断面図である。 キャップとアタッチメント部材とが接続されている状態を示す図である。 キャップとアタッチメント部材とが接続されている状態を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る建築資材、及びコンクリート打設用の型枠の実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、建築資材を型枠材として用いて構成されたコンクリート打設用の型枠に関する。ここで、「建築資材」とは、建物を建設するために用いられる資材を意味し、例えば、型枠材、足場材、現場の周囲を囲う仮囲いのサポート材等を含む概念である。また、「型枠材」とは、型枠を構成する枠材を意味する。また、「型枠」とは、コンクリート等の液体状材料を所定の形に打ち込むための仮設の枠を意味する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
最初に、実施の形態に係るコンクリート打設用の型枠(以下、「型枠」と称する)の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る型枠を概念的に示す正面図である。以下の説明では、図1のX方向を型枠の左右方向(-X方向を型枠の左方向、+X方向を型枠の右方向)、後述する図2(b)のY方向を型枠の前後方向(+Y方向を型枠の前方向(型枠の外側の方向)、-Y方向を型枠の後方向(型枠の内側の方向))、図1のZ方向を型枠の上下方向(+Z方向を型枠の上方向、-Z方向を型枠の下方向)と称する。
型枠1は、上述のようにコンクリート打設用の型枠であり、図1に示すように、設置面Sに設けられており、せき板10、セパレータ20、桟木30、及び単管40を備えて構成されている。
(構成-せき板)
まず、せき板10の構成について説明する。せき板10は、型枠1内に流し込まれたコンクリート(図示省略)が型枠1の外側に流出しないようにせき止める部材である。このせき板10は、例えば木材(一例として、合板等)等を用いて構成された矩形状の板状体であり、型枠1の外周部において相互に隙間なく複数立設されている。
(構成-桟木)
次に、桟木30の構成について説明する。桟木30は、せき板10を補強するための部材である。この桟木30は、例えば、木材、等を用いて構成された長尺な棒状体であり、具体的には、桟木30の長手方向がせき板10の上下方向の長さと略同一となるように形成されている。また、この桟木30は、図1に示すように、せき板10の側面のうち型枠1の外側の側面において、桟木30の長手方向が上下方向に略沿うように設けられていると共に、左右方向に略沿って複数並設されており、せき板10に対して固定具等によって接続されている。
(構成-セパレータ)
セパレータ20は、複数のせき板10のうち対向するせき板10同士の間隔を保持するための部材である。このセパレータ20は、例えば公知の型枠用のセパレータを用いて構成されており、図1に示すように、上記対向するせき板10同士に対して複数設けられ、セパレータ本体(図示省略)及び保持部21を備えている。
ここで、セパレータ本体は、セパレータ20の基本構造体であり、例えば金属製の棒状体にて形成されており、上記対向するせき板10の各々に設けられた挿通孔に挿通されており、当該挿通された状態がカップ部(図示省略)によって保持されている。また、保持部21は、上記対向するせき板10同士の間隔を保持する保持手段である。この保持部21は、例えば公知の止め金具(一例として、フォームタイ(登録商標)等)を用いて構成されており、図1に示すように、セパレータ本体の長手方向の両端部の各々に設けられており、単管40を介して上記対向するせき板10の各々に対して緊結されている。
(構成-単管)
次に、単管40の構成について説明する。図2は、単管40を示す図であり、(a)正面図、(b)は(a)のA-A矢視断面図、(c)は(a)の右端部周辺の断面図である。単管40は、上記対向するせき板10がセパレータ20によって緊結された状態を効果的に保持するための部材である。この単管40は、図1に示すように、せき板10とセパレータ20の保持部21との相互間に複数設けられており、本体41を備えている。
(構成-単管-本体)
本体41は、単管40の基本構造体である。この本体41は、長尺状体にて形成されており、図1に示すように、本体41の長手方向が略水平となるように設けられている(図1では、本体41の長手方向が左右方向に略沿って設けられている)。
また、本体41の具体的な形状及び大きさについては任意であるが、実施の形態では、まず、本体41が、一方の端面のみが開放された中空円筒状に形成されている。また、本体41の外径及び内径については、所望の強度が得られるように設定されており、一例として、本体41の外径が50mm程度に設定されていると共に、本体41の内径が45mm程度に設定されている。また、本体41の左右方向の長さは、せき板10の左右方向の長さと略同一となるように設定されている。
また、本体41の具体的な構成については、実施の形態では、図2に示すように、本体41は、中間層42、内側層43、及び外側層44を備えている。このうち、中間層42は、単管40を構成する層のうち中間に位置する層であり、カーボン繊維(一例として、PAN系炭素繊維又はピッチ系炭素繊維)を含んで構成されている。また、内側層43は、単管40を構成する層のうち中間層42の内面の少なくとも一部を覆う層(図2では、最も内側に位置する層であり、中間層42の内面全体を覆う層)であり、バサルト繊維を含んで構成されている。また、外側層44は、単管40を構成する層のうち中間層42の外面の少なくとも一部を覆う層(図2では、最も外側に位置する層であり、中間層42の外面全体を覆う層)であり、高溶融ポリエステルを含んで構成されている。
このような構成により、耐衝撃性及び耐圧縮性を有しながら、FRP製の単管パイプに比べて軽量に形成でき、使用性(具体的には、搬送性、組立性等)を向上させることができる。特に、内側層43がバサルト繊維を含み、外側層44が高溶融ポリエステルを含んでいるので、高溶融ポリエステルでカーボン繊維を保護しながら、バサルト繊維でカーボン繊維を補強でき、耐衝撃性及び耐圧縮性を一層向上できる。また、本体41の中空円筒状にて形成されているので、本体41が中実状である場合に比べて単管40を軽く形成でき、軽量化を図ることができる。
(構成-単管-単管の構成の詳細について)
また、単管40の構成の詳細については、以下の通りである。
すなわち、まず、中間層42がカーボン繊維を本体41の全重量の80重量%含み、内側層43がバサルト繊維を本体41の全重量の15重量%含み、外側層44が高溶融ポリエステルを本体41の全重量の5重量%含むように、単管40の本体41は形成されている。これにより、カーボン繊維を本体41の全重量の80重量%に設定でき、コストの低減化を図ることが可能となる。
また、本体41の全重量が625g/m以下となると共に、ヤング率が105Gpa以上になるように、単管40は形成されている。これにより、本体41の全重量をFRP製の単管パイプの全重量(例えば、1380g/m)の半分よりも軽くでき(また、鉄製の単管パイプに比べて約1/8程度の重量で形成できる)、使用性を一層向上させることができる。また、ヤング率を105Gpa以上にでき、単管40に必要な剛性を確保することが可能となる。
(構成-単管-その他の構成)
図2に戻り、この他にも、単管40には、追加的な構造や機能を設けてもよい。図3は、後述するキャップ50を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB-B矢視断面図である。具体的には、実施の形態においては、図2、図3に示すように、単管40の本体41にキャップ50が設けられている。
(構成-単管-その他の構成-キャップ)
キャップ50は、本体41を保護するための保護手段である。このキャップ50は、図2、図3に示すように、一方の端面のみが開放された樹脂製の中空円筒状に形成されており、キャップ50の一部(具体的には、キャップ50の部分のうち閉鎖側の端部51以外の部分)が本体41の内部に挿入されるように設けられている。
また、このキャップ50の具体的な構成については任意であるが、実施の形態では、キャップ50によって本体41の長手方向の端面の少なくとも一部が覆われるように形成されており、具体的には、図2、図3に示すように、キャップ50の閉鎖側の端部51によって本体41の長手方向の端面全体が覆われるように、当該端部が形成されている。また、キャップ50の側部52が段差状に形成されており、具体的には、キャップ50の側部52のうち突出部分の外径がキャップ50の内径よりも大きく設定されていると共に、キャップ50の側部52のうち突出部分以外の部分の外径がキャップ50の内径よりも若干小さく設定されている。
このような構成により、本体41の長手方向の端部を保護でき、耐久性を向上させることができる。また、キャップ50の側部52が上記段差状に形成されているので、本体41に対してキャップ50を圧入でき、キャップ50が本体41から外れることを抑制できる。なお、例えば、キャップ50の側部52に接着剤を塗布することにより、キャップ50が本体41から外れることを一層抑制してもよい。
以上のような型枠1の構成により、耐衝撃性及び耐圧縮性を有しながら、単管40に代えてFRP製の単管パイプとした場合に比べて軽量に形成でき、使用性を向上させることができる。
(構成-型枠の作用について)
このように構成された型枠1の作用について説明する。
すなわち、例えば、型枠1の組立作業や型枠1の解体作業が行われている場合においては、上述したように、単管40をFRP製の単管パイプとした場合に比べて軽量に形成されているので、作業者が単管40を運搬しやすく、且つ簡易に取り扱えることから、型枠1の組立作業や型枠1の解体作業を容易且つ迅速に行うことが可能となる。
また、コンクリートの打設作業やコンクリートの養生が行われている場合において、上述したように、単管40の中間層42がカーボン繊維を含み、単管40の内側層43がバサルト繊維を含み、単管40の外側層44が高溶融ポリエステルを含んでいるので、高溶融ポリエステルでカーボン繊維を保護しながら、バサルト繊維でカーボン繊維を補強でき、型枠1に必要な耐衝撃性及び耐圧縮性を確保できることから、コンクリートの打設作業やコンクリートの養生が行われている間において型枠1の機能を維持することが可能となる。
(構成-その他の構成)
また、この他にも、単管40のキャップ50は、任意の構造にて構成可能である。
具体的には、実施の形態では、キャップ50が本体41の内部に単に挿入されていると説明したが、これに限られない。例えば、本体41の長手方向の端面近傍(一例として、本体41の側部のうち当該端面の近傍部分)に穴部を設けて、キャップ50を穴部に係止させてもよい。このような構成により、キャップ50を本体41の穴部に係止でき、キャップ50が本体41から外れることを抑制できる。
また、実施の形態では、キャップ50の部分のうち閉鎖側の端部51以外の部分が本体41の内部に挿入されていると説明したが、これに限られない。図4は、キャップ50の変形例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のC-C矢視断面図である。例えば、キャップ50の部分のうち開放側の端部53以外の部分が本体41の内部に挿入されてもよい。この場合において、キャップ50の大きさについては任意であるが、例えば、図4に示すように、キャップ50の部分のうち閉鎖側の端部51及びその近傍部分の外径が他の部分の外径よりも小さく設定され、当該他の部分の外径が本体41の内径と略同一に設定されてもよい。また、上記他の部分における本体41との当接部分の面積は、図3のキャップ50の側部52における本体41との当接部分の面積よりも大きく設定されることが望ましい。このような構成により、キャップ50を本体41の内部に挿入しやすくなると共に、キャップ50が本体41から外れることを一層抑制できる。
また、実施の形態では、キャップ50の一部が本体41の内部に挿入されていると説明したが、これに限られない。図5、図6は、キャップ50の変形例を示す図であって、図2(c)に対応する領域を示す断面図である。例えば、図5に示すように、本体41の長手方向の端部が、キャップ50の内部に挿入されてもよい。この場合には、キャップ50の側部52は略平坦状に形成されると共に、キャップ50の側部52の内径は本体41の外径と略同一に設定されてもよい。また、キャップ50の部分のうち閉鎖側の端部51は、キャップ50の内側に向けて窪んだ凹状に形成されると共に、この凹部分の深さは、指が挿入可能な深さに設定されてもよい。このような構成により、凹部分に指を挿入できるので、単管40を容易に把持することが可能となる。あるいは、図6に示すように、図5の構成要素に加えて、上記閉鎖側の端部51の少なくとも一部が変形可能に形成されてもよい。この場合には、上記閉鎖側の端部51の側面のうち、内側側面に本体41を押圧可能な一対の押圧部54が設けられると共に(あるいは、環状の押圧部54が設けられてもよい)、外側側面につまみ部55が設けられてもよい。このような構成により、上記閉鎖側の端部51が押圧された状態で、一対の押圧部54及びキャップ50の側部52により本体41を挟持できるので、キャップ50が本体41から外れることを抑制できる。また、上記一対の押圧部54及びキャップ50の側部52により本体41が挟持されている状態で、つまみ部55を引張ることにより当該状態を解除できるので、キャップ50を本体41から容易に外すことができる。
また、実施の形態では、キャップ50が、一方の端面のみが開放された中空円筒状にて形成されていると説明したが、これに限られない。図7から図9は、キャップ50の変形例を示す図であって、図2(c)に対応する領域を示す断面図である。図10、図11は、キャップ50と後述するアタッチメント部材60とが接続されている状態を示す図である。例えば、図7に示すように、キャップ50は、両方の端面が開放された中空円筒状にて形成されてもよい。この場合には、キャップ50の側部52の一方の端面に凹部56が設けられており、この凹部56に本体41の長手方向の端部が挿入されてもよい。また、キャップ50の側部52の内側側面につまみ部57が設けられてもよい。このような構成により、キャップ50を本体41から容易に外すことができる。あるいは、図8に示すように、図7の構成要素に加えて(ただし、つまみ部57を省略)、複数の単管40を連結するための図10のアタッチメント部材60(一例として、セパレータ20のフォームタイ(登録商標)等)とキャップ50とを接続するための接続部材70が設けられてもよい。この接続部材70は、例えば金属製の円環状体にて形成されており、キャップ50の外周部を覆うように設けられる。また、この接続部材70の具体的な構成については任意であるが、例えば、図8に示すように、接続部材70の側部の内側側面がキャップ50に対して嵌合構造により接続可能となり、且つ、接続部材70の側部の外側側面がアタッチメント部材60に対して螺合構造により接続可能となるように形成されてもよい。あるいは、図9に示すように、図7の構成要素に加えて(ただし、つまみ部57を省略)、キャップ50の側部52の外側側面に図10のアタッチメント部材60に対して嵌合可能な嵌合部58が設けられてもよい。あるいは、図11に示すように、図7の構成要素に加えて、キャップ50と図10のアタッチメント部材60とが一体に形成されてもよい。これらの構成により、アタッチメント部材60をキャップ50に取り付けることができるので、複数の単管40を連結できる。特に、図8のキャップ50については、アタッチメント部材60の種類や構成に応じた接続部材70を取り付けることで、様々な用途に応じたアタッチメント部材60と単管40との連結を行うことができる。
(実施の形態の効果)
このように実施の形態によれば、本体41が、中間層42と、内側層43又は外側層44の少なくとも一方を備え、中間層42が、カーボン繊維を含み、内側層43と外側層44が、バサルト繊維又は高溶融ポリエステルを含むので、耐衝撃性及び耐圧縮性を有しながら、FRP製の単管パイプに比べて軽量に形成でき、使用性(具体的には、搬送性、組立性等)を向上させることができる。
また、本体41が、内側層43と外側層44を備え、内側層43が、バサルト繊維を含み、外側層44が、高溶融ポリエステルを含むので、高溶融ポリエステルでカーボン繊維を保護しながら、バサルト繊維でカーボン繊維を補強でき、耐衝撃性及び耐圧縮性を一層向上できる。
また、中間層42が、カーボン繊維を本体41の全重量の80重量%含み、内側層43が、バサルト繊維を本体41の全重量の15重量%含み、外側層44が、高溶融ポリエステルを本体41の全重量の5重量%含むので、カーボン繊維を本体41の全重量の80重量%に設定でき、コストの低減化を図ることが可能となる。
また、本体41が、中空円筒状又は中空角筒状であるので、本体41が中実状である場合に比べて単管40を軽く形成でき、軽量化を図ることができる。
また、本体41の全重量が625g/m以下であるので、本体41の全重量をFRP製の単管パイプの全重量(例えば、1380g/m)の半分よりも軽くでき(また、鉄製の単管パイプに比べて約1/8程度の重量で形成できる)、使用性を一層向上させることができる。
また、ヤング率が105Gpa以上であるので、ヤング率を105Gpa以上にでき、単管40に必要な剛性を確保することが可能となる。
また、本体41が、本体41の長手方向の端面の少なくとも一部を覆うキャップ50を備えるので、本体41の長手方向の端部を保護でき、耐久性を向上させることができる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(型枠について)
上記実施形態では、型枠1のせき板10や桟木30が、木材を用いて構成されていると説明したが、これに限られず、例えば、樹脂材料(一例として、プラスチック等)又は金属材料(一例として、ステンレス等)を用いて構成されてもよい。
(単管について)
上記実施の形態では、単管40の本体41が、内側層43及び外側層44を備えていると説明したが、これに限られない。例えば、所望の耐衝撃性及び耐圧縮性を確保できる場合には、内側層43又は外側層44のいずれか一方を省略してもよい。
また、上記実施の形態では、単管40の本体41が、キャップ50を備えていると説明したが、これに限られない。例えば、キャップ50を省略してもよい。あるいは、キャップ50に代えて、本体41の長手方向の端面に公知の塗装剤(一例として、繊維ほつれ防止剤を含む塗装剤等)を塗布したり、本体41全体に公知の塗装剤を塗布(いわゆるどぶ付け)したり、又は、本体41の長手方向の端面にテーピングを施してもよい。あるいは、キャップ50、塗布剤、又はテーピングのいずれか2つ以上を組み合わせてもよい。
また、上記実施の形態では、単管40の内側層43がバサルト繊維を含み、単管40の外側層44が高溶融ポリエステルを含むと説明したが、これに限られない。例えば、内側層43が高溶融ポリエステルを含み、外側層44がバサルト繊維を含んでもよい。あるいは、内側層43及び外側層44の各々がバサルト繊維及び高溶融ポリエステルを含んでもよい。
また、上記実施の形態では、単管40の中間層42のカーボン繊維の比率が本体41の全重量の80重量%であると説明したが、これに限られない。例えば、所望の耐衝撃性及び耐圧縮性を確保できる場合には、全重量の80重量%未満であってもよい。
また、上記実施の形態では、単管40の本体41が中空円筒状であると説明したが、これに限られず、例えば、中空角筒状であってもよく、あるいは、中実円筒状又は中実角筒状であってもよい。
また、上記実施の形態では、単管40の本体41の全重量が625g/m以下であると説明したが、これに限られず、例えば、625g/mよりも若干高い全重量(一例として、650g/m)であってもよい。
また、上記実施の形態では、単管40のヤング率が105Gpa以上であると説明したが、これに限られず、例えば、105Gpaよりも若干低いヤング率(一例として、100Gpa)であってもよい。
(付記)
付記1の建築資材は、建築資材であって、本体を備え、前記本体は、中間層と、前記中間層の内面の少なくとも一部を覆う内側層、又は前記中間層の外面の少なくとも一部を覆う外側層、の少なくとも一方を備え、前記中間層は、カーボン繊維を含み、前記内側層と前記外側層は、バサルト繊維又は高溶融ポリエステルを含む。
付記2の建築資材は、付記1に記載の建築資材において、前記本体は、前記内側層と前記外側層を備え、前記内側層は、バサルト繊維を含み、前記外側層は、高溶融ポリエステルを含む。
付記3の建築資材は、付記2に記載の建築資材において、前記中間層は、カーボン繊維を前記本体の全重量の80重量%含み、前記内側層は、バサルト繊維を前記本体の全重量の15重量%含み、前記外側層は、高溶融ポリエステルを前記本体の全重量の5重量%含む。
付記4の建築資材は、付記1から3のいずれか一項に記載の建築資材において、前記本体は、中空円筒状又は中空角筒状である。
付記5の建築資材は、付記1から4のいずれか一項に記載の建築資材において、前記本体の全重量が625g/m以下である。
付記6の建築資材は、付記1から5のいずれか一項に記載の建築資材において、ヤング率が105Gpa以上である。
付記7の建築資材は、付記1から6のいずれか一項に記載の建築資材において、前記本体は、長手状に形成され、前記本体の長手方向の端面の少なくとも一部を覆うキャップを備える。
付記8の建築資材は、付記7に記載の建築資材において、前記本体の長手方向の端面近傍に穴部を設け、前記キャップを前記穴部に係止させた。
付記9のコンクリート打設用の型枠は、付記1から8のいずれか一項に記載の建築資材を型枠材として用いて構成されたコンクリート打設用の型枠である。
(付記の効果)
付記1に記載の建築資材、及び付記9に記載のコンクリート打設用の型枠によれば、本体が、中間層と、内側層又は外側層の少なくとも一方を備え、中間層が、カーボン繊維を含み、内側層と外側層が、バサルト繊維又は高溶融ポリエステルを含むので、耐衝撃性及び耐圧縮性を有しながら、FRP製の単管パイプに比べて軽量に形成でき、使用性(具体的には、搬送性、組立性等)を向上させることができる。
付記2に記載の建築資材によれば、本体が、内側層と外側層を備え、内側層が、バサルト繊維を含み、外側層が、高溶融ポリエステルを含むので、高溶融ポリエステルでカーボン繊維を保護しながら、バサルト繊維でカーボン繊維を補強でき、耐衝撃性及び耐圧縮性を一層向上できる。
付記3に記載の建築資材によれば、中間層が、カーボン繊維を本体の全重量の80重量%含み、内側層が、バサルト繊維を本体の全重量の15重量%含み、外側層が、高溶融ポリエステルを本体の全重量の5重量%含むので、カーボン繊維を本体の全重量の80重量%に設定でき、コストの低減化を図ることが可能となる。
付記4に記載の建築資材によれば、本体が、中空円筒状又は中空角筒状であるので、本体が中実状である場合に比べて建築資材を軽く形成でき、軽量化を図ることができる。
付記5に記載の建築資材によれば、本体の全重量が625g/m以下であるので、本体の全重量をFRP製の単管パイプの全重量(例えば、1380g/m)の半分よりも軽くでき(また、鉄製の単管パイプに比べて約1/8程度の重量で形成できる)、使用性を一層向上させることができる。
付記6に記載の建築資材によれば、ヤング率が105Gpa以上であるので、ヤング率を105Gpa以上にでき、建築資材に必要な剛性を確保することが可能となる。
付記7に記載の建築資材によれば、本体が、本体の長手方向の端面の少なくとも一部を覆うキャップを備えるので、本体の長手方向の端部を保護でき、耐久性を向上させることができる。
付記8に記載の建築資材によれば、本体の長手方向の端面近傍に穴部を設け、キャップを穴部に係止させたので、キャップを本体の穴部に係止でき、キャップが本体から外れることを抑制できる。
1 型枠
10 せき板
20 セパレータ
21 保持部
30 桟木
40 単管
41 本体
42 中間層
43 内側層
44 外側層
50 キャップ
51 閉鎖側の端部
52 側部
53 開放側の端部
54 押圧部
55 つまみ部
56 凹部
57 つまみ部
58 嵌合部
60 アタッチメント部材
70 接続部材
S 設置面

Claims (6)

  1. 建築資材であって、
    長手状の本体を備え、
    前記本体は、
    中間層と、
    前記中間層よりも内側に位置する内側層であり、前記中間層の内面全体を覆う内側層と、
    前記中間層よりも外側に位置する外側層であり、前記中間層の外面全体を覆う外側層と、を備え、
    前記中間層は、長尺な中空筒状であるカーボン繊維を含み、
    前記内側層は、長尺な中空筒状であるバサルト繊維を含み、
    前記外側層は、長尺な中空筒状である高溶融ポリエステルを含み、
    前記中間層、前記内側層、及び前記外側層の各々の長手方向の長さを略同一とし、
    前記中間層と、前記内側層と、前記外側層とを積層状に設け、
    前記中間層は、前記カーボン繊維を前記本体の全重量の80重量%含み、
    前記内側層は、前記バサルト繊維を前記本体の全重量の15重量%含み、
    前記外側層は、前記高溶融ポリエステルを前記本体の全重量の5重量%含む、
    建築資材。
  2. 前記本体の全重量が625g/m以下である、
    請求項1に記載の建築資材。
  3. ヤング率が105Gpa以上である、
    請求項1又は2に記載の建築資材。
  4. 前記本体は、前記本体の長手方向の端面の少なくとも一部を覆うキャップを備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の建築資材。
  5. 前記本体の長手方向の端面近傍に穴部を設け、
    前記キャップを前記穴部に係止させた、
    請求項4に記載の建築資材。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の建築資材を型枠材として用いて構成されたコンクリート打設用の型枠。
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