JP7049793B2 - 微粒化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、微粒化装置に関する。
従来、このような分野の技術として、例えば下記特許文献1に記載されるものがある。特許文献1には、円筒状の撹拌槽と、径方向に貫通する複数の貫通孔を有するとともに撹拌槽と同心状に配置された円筒状回転羽根と、を備える微粒化装置が開示されている。この微粒化装置では、撹拌槽と回転羽根との間に複数の貫通孔を有する中間層部材を更に設けることにより、微粒化しようとする対象物にせん断応力を加えて微粒化の効率向上が図られている。
特開2016-87590号公報
しかし、上述の微粒化装置では、回転羽根と中間層部材との相対位置が固定されているため、対象物に加えるせん断応力を調整することができない問題があった。
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、微粒化しようとする対象物に加えるせん断応力を調整できる微粒化装置を提供することを目的とする。
本発明に係る微粒化装置は、ケーシングと、前記ケーシングに対して回転自在に設けられるロータと、前記ロータと同一軸線上に配置されるステータとを備える微粒化装置であって、前記ロータは、周壁に複数の貫通孔がそれぞれ設けられるとともに、同心状に配置される複数のロータ円筒部を有し、前記ステータは、周壁に複数の貫通孔が設けられるとともに、隣接する前記ロータ円筒部同士の間に挿入される主ステータ円筒部を少なくとも一つ有し、前記ロータと前記ステータとは、前記軸線方向に沿って相対的に移動可能にされていることを特徴としている。
本発明に係る微粒化装置では、ロータとステータとは軸線方向に沿って相対的に移動可能にされているので、ロータとステータとの相対位置を変えることで、微粒化しようとする対象物に加えるせん断応力を調整することができる。このため、微粒化の性能を向上することができ、装置の汎用性を高めることができる。
本発明に係る微粒化装置において、前記ステータは、前記複数のロータ円筒部のうち最も径方向の内側に位置するロータ円筒部よりも内側に配置されるとともに、周壁に複数の貫通孔が設けられる内側副ステータ円筒部を更に有することが好ましい。
本発明に係る微粒化装置において、前記ステータは、前記複数のロータ円筒部のうち最も径方向の外側に位置するロータ円筒部よりも外側に配置されるとともに、周壁に複数の貫通孔が設けられる外側副ステータ円筒部を更に有することが好ましい。
また、本発明に係る微粒化装置において、前記ロータは、前記ケーシングに対して位置固定されており、前記ステータは、昇降手段によって前記軸線方向に沿って移動可能にされていることが好ましい。
また、本発明に係る微粒化装置において、前記ステータは、前記主ステータ円筒部の下端が前記ロータ円筒部の上端よりも上方に位置するように移動可能にされていることが好ましい。
また、本発明に係る微粒化装置において、前記ステータは、前記主ステータ円筒部と一体的に形成されて前記昇降手段に連結される連結部を更に有することが好ましい。
また、本発明に係る微粒化装置において、前記ケーシングは、上方に開放するタンクであり、前記ケーシングの底部と前記ロータとの間には、前記ロータの回転に伴って回転する回転翼が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、微粒化しようとする対象物に加えるせん断応力を調整することができる。
第1実施形態に係る微粒化装置を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る微粒化装置の高せん断モード時の断面図である。 第1実施形態に係る微粒化装置の低せん断モード時の断面図である。 第2実施形態に係る微粒化装置を示す分解斜視図である。 第2実施形態に係る微粒化装置の高せん断モード時の部分断面図である。 第2実施形態に係る微粒化装置の低せん断モード時の部分断面図である。 経過時間と粒子径との関係について発明品と従来品との比較結果を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る微粒化装置の実施形態を説明する。図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、重複説明は省略する。また、以下の説明において、特に断らない限り、「軸線」はロータの回転軸の軸線、「内側」は径方向の内側、「外側」は径方向の外側をそれぞれ指す。更に、図面においては、発明の理解を容易にするため、各構成部分の間の距離や間隔等を実物より大きく或いは小さく描かれている場合がある。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態に係る微粒化装置を示す分解斜視図であり、図2は第1実施形態に係る微粒化装置の高せん断モード時の断面図であり、図3は第1実施形態に係る微粒化装置の低せん断モード時の断面図である。本実施形態の微粒化装置1は、いわゆるロータ・ステータ型のインライン式微粒化装置であって、微粒化しようとする対象物にロータ及びステータにそれぞれ設けられた貫通孔を通過させながら、せん断応力を加えることにより該対象物を微粒化させる装置である。
ここで、インライン式微粒化装置は、微粒化しようとする対象物を装置内に循環させることなく、連続的に微粒化処理を行う装置のことであり、微粒化のバラツキの低減効果を期待できる。また、インライン式微粒化装置は閉鎖系であるので、外部からのゴミや異物等の混入を防ぐことができ、コンタミネーションの防止効果も期待できる。また、微粒化しようとする対象物とは、食品、薬品、化粧品、工業化学製品等の原料となる液体、又は液体と粉体との混合物を意味する。食品には乳業、飲料も含まれ、工業化学製品には電池材料等も含まれている。更に、微粒化とは、微粒化処理を介して対象物の粒子径を小さくすることを意味する。微粒化処理には、乳化、分散、撹拌、混合操作等が含まれる。
本実施形態の微粒化装置1は、主として、内部に収容空間を有するケーシング2と、ケーシング2の内部に回転自在に収容されたロータ3と、ロータ3と同一軸線上に配置されるとともに一部がケーシング2の内部に収容され、一部がケーシング2の外部に露出するステータ4とを備えている。
ケーシング2は、例えばアルミニウムやステンレス等の金属材料によって形成されており、円板状の底部21と、底部21の周縁から立設された円筒状の周壁部22と、底部21と対向して設けられた円環板状の蓋部25と、蓋部25から立設された充填部26とを有する。底部21の中央位置には、ロータ3の回転軸32(後述する)を気密状態で挿通させうる軸孔21aが設けられており、軸シール23によって気密状態が維持されている。周壁部22の底部21に隣接する位置には、ケーシング2の内部と連通し、微粒化された対象物をケーシング2の外部に排出するための排出管24が設けられている。
また、蓋部25の中央位置には、充填部26とケーシング2の内部とを連通するための連通孔25aが形成されている。この連通孔25aの直径は、ロータ3の回転軸32の外径よりも大きくなっている。連通孔25aの周りには、ステータ4の支柱44(後述する)が挿通される挿通孔25bが4つ設けられている。これらの挿通孔25bは、連通孔25aを取り囲むように該連通孔25aの周囲に等間隔で配置されている。
充填部26は、略円錐台筒状を呈しており、蓋部25から上方に延設されるとともに、回転軸32の軸線Lと同軸上に配置されている。そして、充填部26の上端は外方に開放し、その下端は上述の連通孔25aを介してケーシング2の内部と連通している。
ロータ3は、例えばアルミニウムやステンレス等の金属材料によって形成されており、ケーシング2に対して回転自在に設けられている。このロータ3は、円形状の底板部31と、底板部31の中央位置に貫設された回転軸32と、底板部31から立設された2つのロータ円筒部(第1ロータ円筒部33,第2ロータ円筒部34)とを有する。回転軸32は、その軸線Lがケーシング2の中心軸と重なるように配置されている。回転軸32の下端部は、上述した底部21の軸孔21aに挿通されて外部に露出し、図示しないモータと連結されている。これによって、回転軸32はモータに回転駆動される。
第1ロータ円筒部33と第2ロータ円筒部34とは、回転軸32の軸線Lを中心として所定の距離で離れて同心状に配置されており、径方向の外側から内側に向かって第1、第2の順になっている。また、第1ロータ円筒部33と第2ロータ円筒部34は、底板部31に対して同じ高さを有する。
第1ロータ円筒部33の周壁には、該周壁を貫通する貫通孔33aが複数設けられている。これらの貫通孔33aは、第1ロータ円筒部33の周壁の全範囲に亘り所定のパターンで配列されている。同様に、第2ロータ円筒部34の周壁にも、該周壁を貫通する貫通孔34aが複数設けられている。そして、これらの複数の貫通孔34aは、第1ロータ円筒部33に設けられた貫通孔33aと対応し、同じ配列パターン且つ同じ位置を有するように形成されている。
一方、ステータ4は、ロータ3と同一軸線上に配置されており、略中間位置に配置された円環状の中間板部41と、中間板部41から垂設された2つのステータ円筒部(主ステータ円筒部42、内側副ステータ円筒部43)と、中間板部41を挟んでステータ円筒部とは反対側に配置されて上方に延設された4つの支柱44と、これらの支柱44に支持されて昇降手段7(後述する)に連結されたリング状の連結部45とを有する。
主ステータ円筒部42は、上述の第1ロータ円筒部33と第2ロータ円筒部34との間に挿入可能に配置されている。主ステータ円筒部42の周壁には、該周壁を貫通する貫通孔42aが複数設けられている。これらの複数の貫通孔42aは、第1ロータ円筒部33に設けられた貫通孔33a及び第2ロータ円筒部34に設けられた貫通孔34aと対応し、同じ配列パターンを有するように形成されても良く、異なる配列パターンを有するように形成されても良い。
内側副ステータ円筒部43は、主ステータ円筒部42と同心状に配置され、ロータ3の第2ロータ円筒部34よりも内側に配置できるように形成されている。内側副ステータ円筒部43の周壁には、該周壁を貫通する貫通孔43aが複数設けられている。これらの複数の貫通孔43aは、主ステータ円筒部42に設けられた貫通孔42aと対応し、同じ配列パターン且つ同じ位置を有するように形成されている。
本実施形態において、第1ロータ円筒部33に設けられた貫通孔33a、第2ロータ円筒部34に設けられた貫通孔34a、主ステータ円筒部42に設けられた貫通孔42a及び内側副ステータ円筒部43に設けられた貫通孔43aは、それぞれ円形であることが好ましい。このように円形の貫通孔を採用する場合は、矩形状、U字状等の貫通孔を採用する場合と比べて、貫通孔の加工効率を向上しつつ、ぬれ縁の長さを長く確保することができる。
また、第1ロータ円筒部33の貫通孔33a、第2ロータ円筒部34の貫通孔34a、主ステータ円筒部42の貫通孔42a、及び内側副ステータ円筒部43の貫通孔43aは、孔径が同じであっても良く、それぞれ異なっても良い。そして、孔径が異なった場合には、内側から外側に行くにつれて孔径が大きくなるように形成されるのが好ましい。このようにすれば、微粒化の性能を高めることができるので、対象物の粒子径をより小さくすることが可能になる。
一方、支柱44は、円柱状を呈し、上述した蓋部25の挿通孔25bに摺動可能に挿通されている。連結部45は、昇降手段7と連結され、該昇降手段7によって上下動可能とされている。昇降手段7には油圧シリンダ、エアシリンダ、アクチュエータ、ボールねじ等公知の手段を用いることができる。連結部45と昇降手段7との連結には、既に周知された技術を用いることができる。
このように構成されたステータ4は、その中間板部41、主ステータ円筒部42及び内側副ステータ円筒部43がケーシング2の内部に収容される一方、連結部45がケーシング2の外部に露出し、且つ支柱44が蓋部25の挿通孔25bと摺動可能に挿通された状態で、ケーシング2と組み立てられている。そして、このステータ4は、昇降手段7によって軸線L方向(すなわち、上下方向)に沿って移動可能とされている。
また、本実施形態の微粒化装置1は、対象物をケーシング2の内部に強制的に押し込む押込翼6を更に備えている。押込翼6は、回転軸32と同一軸線上に配置されており、接着やねじ止め等で回転軸32の上端に固定され、回転軸32の回転に伴って回転される。ここで、押込翼6はねじ止めで回転軸32の上端と固定されることが好ましい。このようにすれば、押込翼6を簡単に取り外すことができるので、押込翼6の修理や交換等の作業を容易に行うことができる。この押込翼6は、上方に向かって縮径された円錐台状の本体61と、本体61の外周面に形成される螺旋状のスクリュー羽根62とを有する。押込翼6は、例えばアルミニウムやステンレス等の金属材料によって形成されており、充填部26の直下位置に配置され、充填部26経由で充填された対象物をケーシング2の内部に押し込む。
上述したように、ステータ4は、昇降手段7によって軸線L方向に沿って移動可能とされているので、図2に示す最下降位置と図3に示す最上昇位置との間で昇降し、任意の位置に停止することができる。このため、本実施形態の微粒化装置1は、せん断応力が最も高いモード(図2に示す高せん断モード)とせん断応力が最も低いモード(図3に示す低せん断モード)とを有し、これらのモードの間にせん断応力を自由に調整することができるようになっている。以下、それについて詳細に説明する。
図2に示す高せん断モードでは、ステータ4がケーシング2に対して最下降位置にある。このとき、主ステータ円筒部42が第1ロータ円筒部33と第2ロータ円筒部34との間に挿入され、内側副ステータ円筒部43が第2ロータ円筒部34よりも内側に配置されている。これらの円筒部は、内側から外側に向かって内側副ステータ円筒部43、第2ロータ円筒部34、主ステータ円筒部42、第1ロータ円筒部33の順で同心状に配置されている。
これによって、本実施形態の微粒化装置1では、4段階の微粒化機構が形成される。すなわち、装置内部に充填される対象物に内側副ステータ円筒部43の貫通孔43a(1段目)、第2ロータ円筒部34の貫通孔34a(2段目)、主ステータ円筒部42の貫通孔42a(3段目)、第1ロータ円筒部33の貫通孔33a(4段目)を順次に通過させてせん断応力を加える構造となっている。
このため、ケーシング2の内部に充填された対象物は、ロータ3の高速回転で生じた遠心力によって、順次に内側副ステータ円筒部43の貫通孔43a、第2ロータ円筒部34の貫通孔34a、主ステータ円筒部42の貫通孔42a、第1ロータ円筒部33の貫通孔33aを通過しながら、ロータ3の高速回転で生じた高いせん断応力を受けて、所定のサイズまで微粒化される。
一方、ステータ4が昇降手段7によって上昇される場合、主ステータ円筒部42及び内側副ステータ円筒部43は、第1ロータ円筒部33と第2ロータ円筒部34との相対位置が変化する。これに伴い、主ステータ円筒部42の貫通孔42a及び内側副ステータ円筒部43の貫通孔43aは、第1ロータ円筒部33の貫通孔33a及び第2ロータ円筒部34の貫通孔34aに対する位置も変わる。
そして、図3に示す低せん断モードでは、ステータ4がケーシング2に対して最上昇位置にある。このとき、主ステータ円筒部42及び内側副ステータ円筒部43の下端は、第1ロータ円筒部33及び第2ロータ円筒部34の上端よりも上方に位置する。これによって、貫通孔34aを有する第2ロータ円筒部34(1段目)と貫通孔33aを有する第1ロータ円筒部33(2段目)とで2段階の微粒化機構が形成される。
本実施形態の微粒化装置1では、ステータ4が軸線L方向に沿って移動可能に構成されているので、主ステータ円筒部42及び内側副ステータ円筒部43と、第1ロータ円筒部33及び第2ロータ円筒部34との相対位置を変えることで、対象物に加えるせん断応力を高せん断モードと低せん断モードとの間で自由に調整することができる。その結果、微粒化の性能を向上することができるとともに、装置の汎用性を高めることができる。加えて、低せん断モードの場合には、ステータ4が最上昇位置にあるので、ロータ3をポンプ、撹拌器として機能させることができる。これによって、溶解時における発泡を抑制することができるので、対象物の良好な溶解状態を得ることができる。特に、対象物が粉体の場合は溶解時に発泡が激しいため、低せん断モードを利用することでその発泡を抑制でき、良好な溶解状態を確保することができる。
また、ロータ3の第1ロータ円筒部33及び第2ロータ円筒部34と、ステータ4の主ステータ円筒部42、内側副ステータ円筒部43との組み合わせにより、ケーシング2の内部で複数段階の微粒化機構を形成することができるので、装置容積を有効的に活用することができ、微粒化装置1の容積効率の向上、スケールアップ及び能力の調整も可能になる。
更に、対象物を強制的に押し込む押込翼6を備えるので、対象物を均一且つスムーズにケーシング2の内部に充填することができる。しかも、対象物が押込翼6によって加圧された状態で充填されるので、装置内でのキャビテーションの発生を抑制することができ、微粒化の性能を更に高める効果を奏する。
なお、本実施形態では、ロータ3が2つのロータ円筒部(すなわち、第1ロータ円筒部33と第2ロータ円筒部34)を有し、ステータ4が2つのステータ円筒部(すなわち、主ステータ円筒部42及び内側副ステータ円筒部43)を有する例を挙げて説明したが、必要に応じてロータ円筒部及びステータ円筒部の数を適宜に増減しても良い。また、本実施形態において昇降手段7を用いた例を説明したが、昇降手段7に代えて作業者による手動操作でステータ4の昇降を行っても良い。更に、ケーシング2の周壁部22の内壁面の全範囲に亘って複数の窪みを設けても良い。このように窪みを設けることで、乱流をより発生し易くなるので、微粒化の性能を高める効果を奏する。
<第2実施形態>
図4は第2実施形態に係る微粒化装置を示す分解斜視図であり、図5は第2実施形態に係る微粒化装置の高せん断モード時の部分断面図であり、図6は第2実施形態に係る微粒化装置の低せん断モード時の部分断面図である。本実施形態の微粒化装置1Aは、対象物を装置内に循環させながら微粒化を行うバッチ式微粒化装置である点において、上述の第1実施形態と相違している。
具体的には、本実施形態の微粒化装置1Aは、外部に開放するタンク2Aと、タンク2Aの底部27に対して位置固定されたロータ3Aと、ロータ3Aと同一軸線上に配置されたステータ4Aとを備えている。タンク2Aは、特許請求の範囲に記載された「ケーシング」に相当するものであり、断面が上方に開口した有底円錐台筒状を呈し、円板状の底部27と、底部27の周縁から上方に向かって徐々に拡径された側壁部28とを有する。
図4に示すように、底部27の中央位置には、ロータ3Aの回転軸32を気密状態で挿通させうる軸孔27aが設けられており、軸シール23によって気密状態が維持されている。軸孔27aの周りには、ステータ4Aの支柱44が挿通される挿通孔27bが4つ設けられている。これらの挿通孔27bは、軸孔27aを取り囲むように該軸孔27aの周囲に等間隔で配置されている。
ロータ3Aは、第1実施形態のロータ3と略同じ構造を有し、円形状の底板部31と、底板部31の中央位置に貫設された回転軸32と、底板部31から立設された2つのロータ円筒部(第1ロータ円筒部33,第2ロータ円筒部34)とを有する。回転軸32の上端には、押込翼6が固定されている。底板部31には、回転軸32の軸線Lに対して左右前後対称に4つの貫通孔31aが設けられている。
また、ロータ3Aは、その底板部31とタンク2Aの底部27との間に空間を有するようにタンク2Aに固定されている。底板部31とタンク2Aの底部27との間の空間には、回転翼5が設けられている。この回転翼5は、周方向に等間隔で設けられた4枚の羽根を有し、回転軸32の回転に伴って回転できるように該回転軸32に外挿されている。
一方、ステータ4Aは、互いに対向して配置された円環状の台座部46及び天板部47と、台座部46と天板部47との間に配置されて該台座部46及び天板部47を連結する4つの支柱44とを有する。支柱44は、円柱状を呈し、上述したタンク2Aの底部27の挿通孔27bに摺動可能に挿通されている。
天板部47には、下方に向かって3つのステータ円筒部(主ステータ円筒部42、内側副ステータ円筒部43、外側副ステータ円筒部48)が垂設されている。主ステータ円筒部42、内側副ステータ円筒部43及び外側副ステータ円筒部48は、軸線Lを中心として所定の距離で離れて同心状に配置されており、径方向の内側から外側に向かって内側副ステータ円筒部43、主ステータ円筒部42、外側副ステータ円筒部48の順になっている。
主ステータ円筒部42は、上述の第1ロータ円筒部33と第2ロータ円筒部34との間に挿入可能に配置されている。主ステータ円筒部42の周壁には、該周壁を貫通する貫通孔42aが複数設けられている。
内側副ステータ円筒部43は、第2ロータ円筒部34よりも内側に配置できるように形成されており、その周壁には、該周壁を貫通する貫通孔43aが複数設けられている。これらの複数の貫通孔43aは、主ステータ円筒部42に設けられた貫通孔42aと対応し、同じ配列パターン且つ同じ位置を有するように形成されている。
外側副ステータ円筒部48は、第1ロータ円筒部33よりも外側に配置できるように形成されており、その周壁には、該周壁を貫通する貫通孔48aが複数設けられている。これらの複数の貫通孔48aは、主ステータ円筒部42に設けられた貫通孔42aと対応し、同じ配列パターン且つ同じ位置を有するように形成されている。
また、外側副ステータ円筒部48の下方には、該外側副ステータ円筒部48と一体的に形成された円筒状のスカート部49が設けられている。該スカート部49は、外側副ステータ円筒部48と異なり、貫通孔が形成されていない。
このように構成されたステータ4Aは、その台座部46がタンク2Aの底部27よりも下方に配置され、天板部47、内側副ステータ円筒部43、主ステータ円筒部42、外側副ステータ円筒部48及びスカート部49がタンク2Aの内部に配置され、且つ支柱44がタンク2Aの挿通孔27bに摺動可能に挿通された状態で、タンク2Aと組み立てられている。そして、該ステータ4Aは、台座部46の下方に配置された昇降手段7によって軸線L方向(すなわち、上下方向)に沿って移動可能にされている。
ステータ4Aは、昇降手段7によって軸線L方向に沿って移動可能とされるため、図5に示す最下降位置と図6に示す最上昇位置との間で昇降し、任意の位置に停止することができる。従って、本実施形態の微粒化装置1Aは、せん断応力が最も高いモード(図5に示す高せん断モード)とせん断応力が最も低いモード(図6に示す低せん断モード)とを有し、これらのモードの間にせん断応力を自由に調整することができるようになっている。以下、それについて詳細に説明する。
図5に示す高せん断モードでは、ステータ4Aは最下降位置にある。このとき、主ステータ円筒部42が第1ロータ円筒部33と第2ロータ円筒部34との間に挿入され、内側副ステータ円筒部43が第2ロータ円筒部34よりも内側、外側副ステータ円筒部48が第1ロータ円筒部33より外側にそれぞれ配置されている。これらの円筒部は、内側から外側に向かって内側副ステータ円筒部43、第2ロータ円筒部34、主ステータ円筒部42、第1ロータ円筒部33、外側副ステータ円筒部48の順で同心状に配置されている。
これによって、本実施形態の微粒化装置1Aでは、5段階の微粒化機構が形成される。すなわち、装置内部に充填される対象物に内側副ステータ円筒部43の貫通孔43a(1段目)、第2ロータ円筒部34の貫通孔34a(2段目)、主ステータ円筒部42の貫通孔42a(3段目)、第1ロータ円筒部33の貫通孔33a(4段目)、外側副ステータ円筒部48の貫通孔48a(5段目)を順次に通過させてせん断応力を加える構造となっている。
この際に、押込翼6によって装置内部に押し込まれた対象物の一部は、底板部31の貫通孔31aを介して底板部31、タンク2Aの底部27及びスカート部49によって形成された空間に落下し、そこで回転翼5によって撹拌される。落下した対象物は、スカート部49によってタンク2Aへの排出が抑制されている。
そして、図6に示す低せん断モードでは、ステータ4Aは最上昇位置にある。このとき、主ステータ円筒部42、内側副ステータ円筒部43及び外側副ステータ円筒部48の下端は、第1ロータ円筒部33及び第2ロータ円筒部34の上端よりも上方に位置する。これによって、貫通孔34aを有する第2ロータ円筒部34(1段目)と貫通孔33aを有する第1ロータ円筒部33(2段目)とで2段階の微粒化機構が形成される。
本実施形態の微粒化装置1Aによれば、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られる。そして、本実施形態において回転翼5及びスカート部49を設ける例を説明したが、回転翼5及びスカート部49を設けなくても良い。また、ロータ円筒部及びステータ円筒部の数については、必要に応じて適宜に増減しても良い。更に、本実施形態において、ステータ4Aが昇降手段7によって軸線L方向に沿って移動可能とされる例を説明したが、ステータ4Aの昇降に代えて、ロータ3Aが昇降手段7によって軸線L方向に沿って移動可能とされても良い。例えば、図5に示すタンク2Aの底部27の下方に昇降手段7を設置し、該昇降手段7を利用してロータ3Aをタンク2Aとともに軸線L方向に沿って昇降させる。この場合は、同様な作用効果を得られる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は実施例の範囲に限定されるものではない。
<実施例>
本実施例では、第1実施形態の微粒化装置1(発明品)を用いて経過時間及び粒子径との関係を調べた。使用した対象物は、全ての発明品と下記比較例の従来品で同一で、株式会社明治製の「明治ほほえみ」(登録商標)調合乳であった。なお、ここでの粒子径は粒子径の中央値(メイディアン、d50ともいう)のことである。
<比較例>
また、比較のため、従来の乳化装置としてプライミクス株式会社製のTKホモミキサーMKII Model2.5(従来品)を用いて、上記実施例と同じ条件で経過時間及び粒子径との関係を調べた。
図7は経過時間と粒子径との関係について発明品と従来品との比較結果を示す図である。図7から分かるように、従来品が周速度12メートル/秒(m/s)で10分で到達する粒子径を、発明品が(周速度12m/s)で2分で実現できた。また、発明品の周速度を更に上げることで(12m/s→18m/s)、従来品では到達できない粒子径を得ることができた。これによって、発明品は従来品と比べて微粒化の能力(すなわち性能)が高いことが証明された。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、ロータ円筒部及びステータ円筒部の貫通孔の配列パターンは、上述の実施形態に限定されずに、例えば千鳥状に配置されても良い。
1,1A 微粒化装置
2 ケーシング
2A タンク(ケーシング)
3,3A ロータ
4,4A ステータ
5 回転翼
6 押込翼
7 昇降手段
21,27 底部
21a,27a 軸孔
22 周壁部
23 軸シール
24 排出管
25 蓋部
25a 連通孔
25b,27b 挿通孔
26 充填部
28 側壁部
31 底板部
32 回転軸
33 第1ロータ円筒部
34 第2ロータ円筒部
33a,34a,42a,43a,48a 貫通孔
41 中間板部
42 主ステータ円筒部
43 内側副ステータ円筒部
44 支柱
45 連結部
46 台座部
47 天板部
48 外側副ステータ円筒部
49 スカート部
61 本体
62 スクリュー羽根
L 軸線

Claims (6)

  1. ケーシングと、前記ケーシングに対して回転自在に設けられるロータと、前記ロータと同一軸線上に配置されるステータとを備える微粒化装置であって、
    前記ロータは、径方向の外側から内側に向かって同心状に配置された第1ロータ円筒部及び第2ロータ円筒部を有し、前記第1ロータ円筒部の周壁及び前記第2ロータ円筒部の周壁にはそれぞれ単一の孔径を有する円形の貫通孔が複数設けられ、
    前記ステータは、前記第1ロータ円筒部と前記第2ロータ円筒部との間に挿入される主ステータ円筒部と前記第2ロータ円筒部の内側に配置される内側副ステータ円筒部とを有し、前記主ステータ円筒部及び前記内側副ステータ円筒部の周壁にはそれぞれ単一の孔径を有する円形の貫通孔が複数設けられ、
    前記ロータと前記ステータとは、前記ロータの軸線方向に沿って相対的に移動可能にされ
    前記内側副ステータ円筒部の貫通孔の孔径、前記第2ロータ円筒部の貫通孔の孔径、前記主ステータ円筒部の貫通孔の孔径、及び前記第1ロータ円筒部の貫通孔の孔径は、前記内側副ステータ円筒部、前記第2ロータ円筒部、前記主ステータ円筒部、及び前記第1ロータ円筒部の順で大きくなるようにされていることを特徴とする微粒化装置。
  2. 前記ステータは、前記第1ロータ円筒部の外側に配置されるとともに、周壁に単一の孔径を有する円形の貫通孔が複数設けられる外側副ステータ円筒部を更に有し、
    前記内側副ステータ円筒部の貫通孔の孔径、前記第2ロータ円筒部の貫通孔の孔径、前記主ステータ円筒部の貫通孔の孔径、前記第1ロータ円筒部の貫通孔の孔径、及び前記外側副ステータ円筒部の貫通孔の孔径は、前記内側副ステータ円筒部、前記第2ロータ円筒部、前記主ステータ円筒部、前記第1ロータ円筒部、及び前記外側副ステータ円筒部の順で大きくなるようにされている請求項1に記載の微粒化装置。
  3. 前記ロータは、前記ケーシングに対して位置固定されており、
    前記ステータは、昇降手段によって前記ロータの軸線方向に沿って移動可能にされている請求項1に記載の微粒化装置。
  4. 前記ステータは、前記主ステータ円筒部の下端が前記第1ロータ円筒部及び前記第2ロータ円筒部の上端よりも上方に位置するように移動可能にされている請求項に記載の微粒化装置。
  5. 前記ステータは、前記主ステータ円筒部と一体的に形成されて前記昇降手段に連結される連結部を更に有する請求項4に記載の微粒化装置。
  6. 前記ケーシングは、上方に開放するタンクであり、
    前記ロータは、前記第1ロータ円筒部及び前記第2ロータ円筒部が立設された底板部を更に有し、
    前記ロータは、前記底板部と前記ケーシングの底部との間に空間を有するように前記ケーシングに固定され、
    前記ケーシングの底部と前記ロータの前記底板部との間には、前記ロータの回転に伴って回転する回転翼が設けられている請求項1~のいずれか一項に記載の微粒化装置。
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