JP7049397B2 - 抑うつの抑制または改善用組成物 - Google Patents

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Description

IPOD FERM BP-08634
本発明は、抑うつの抑制または改善に用いるための組成物に関する。
抑うつとは、自分に価値がない、希望が持てない、罪悪感があるなど自信が喪失している状態であり、このような状態がより強い状態を抑うつ状態という。また、抑うつ状態がある程度以上の重症である場合をうつ病と呼ぶ。抑うつは、うつ病のリスク要因となること、主観的幸福感や生活満足感の低下と深く関連すること、および学業や仕事、対人関係に悪影響を及ぼすことなどから、抑うつを予防し、改善させることが求められている。
これまでに、食品素材であるビフィドバクテリウム属ロンガム種のビフィズス菌を有効成分とする抑うつ症状の治療方法(特許文献1)や、サフラン抽出物を有効成分とする抑うつに関連した気分障害を抑制する組成物(特許文献2)が提案されている。
特表2018-525390号公報 特表2019-515919号公報
本発明は、抑うつを抑制または改善する新規組成物および用剤を提供することを目的とする。
本発明者らは今般、ラクトバチラス・パラカゼイを摂取させた被験者についてPOMS2検査により抑うつを評価したところ、ラクトバチラス・パラカゼイを摂取させない被験者と比較して作業負荷前の抑うつが有意に改善されることを見出した。本発明者らはまた、ラクトバチラス・パラカゼイを4週間または8週間摂取させた被験者の抑うつを評価したところ、摂取前と比較して作業負荷前の抑うつが有意に改善されることを見出した。本発明はこれらの知見に基づくものである。
本発明によれば以下の発明が提供される。
[1]ラクトバチラス・パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)を有効成分として含んでなる、抑うつの抑制および/または改善に用いるための組成物(以下「本発明の組成物」ということがある)並びに抑うつの抑制剤および抑うつの改善剤(以下「本発明の用剤」ということがある)。
[2]ラクトバチラス・パラカゼイが、ラクトバチラス・パラカゼイKW3110株(FERM BP-08634)である、上記[1]に記載の組成物および用剤。
[3]抑うつが、日常生活において生じるものである、上記[1]または[2]に記載の組成物および用剤。
[4]抑うつが、目の疲れを自覚している者について生じるものである、上記[1]~[3]のいずれかに記載の組成物および用剤。
[5]食品組成物である、上記[1]~[4]のいずれかに記載の組成物および用剤。
[6]サプリメントである、上記[1]~[5]のいずれかに記載の組成物および用剤。
[7]単位包装形態である、上記[1]~[6]のいずれかに記載の組成物および用剤。
[8]ラクトバチラス・パラカゼイをヒト1日当たり乾燥菌体質量として1mg以上摂取させる、上記[1]~[7]のいずれかに記載の組成物および用剤。
[9]少なくとも1週間以上継続して摂取させる、上記[8]に記載の組成物および用剤。
[10]ラクトバチラス・パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)を有効成分として含んでなる組成物を対象に摂取させる、抑うつの抑制および/または改善方法。
本発明の有効成分であるラクトバチラス・パラカゼイは古くから発酵食品などとともに安全に食されてきた乳酸菌の一種である。したがって、本発明の組成物および用剤は、抑うつを抑制および/または改善させる機能性食品として利用できるとともに、ヒトを含む哺乳類に安全な機能性食品として利用できる点で有利である。日本うつ病学会治療ガイドラインIIによれば軽症うつ病には抗うつ薬の使用を推奨していないところ、本発明の組成物および用剤は食品として日常摂取することができ、手軽に抑うつの抑制および改善を図ることができる点で有利である。
発明の具体的説明
本発明によれば乳酸菌を有効成分として含んでなる組成物および用剤が提供される。本発明において有効成分として用いられる乳酸菌は、ラクトバチラス・パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)に属する乳酸菌(以下、「本発明の乳酸菌」ということがある)であり、好ましくは、ラクトバチラス・パラカゼイKW3110株(Lactobacillus paracasei、FERM BP-08634)を用いることができる。
本発明に使用される乳酸菌としては、ラクトバチラス・パラカゼイKW3110株と同等の菌株を用いてもよい。ここで、同等の菌株とは、ラクトバチラス・パラカゼイKW3110株から派生する菌株あるいはラクトバチラス・パラカゼイKW3110株が由来する菌株若しくはその菌株の子孫菌株をいう。
上記のラクトバチラス・パラカゼイKW3110株は、特許微生物の寄託のためのブダペスト条約に基づく国際寄託当局である、独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 特許生物寄託センター(NITE-IPOD)(〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2-5-8 120号室)に、FERM BP-08634として寄託されている(寄託日:2004年2月20日)。また、ラクトバチラス・パラカゼイKW3110の派生株は、FERM BP-08635として同特許生物寄託センターに寄託されている(寄託日:2004年2月20日)。
本発明の組成物および用剤は好ましくは、ラクトバチルス・パラカゼイ菌体およびその処理物のいずれかまたは両方を有効成分として含むものである。ラクトバチルス・パラカゼイ菌体は単離形態であっても、培養物の形態であってもよい。
ラクトバチルス・パラカゼイの生菌は、培地で培養することにより調製することができる。ラクトバチルス・パラカゼイの培養は、公知の培地を用いた公知の方法で行うことができる。培地としては、M.R.S.培地、GAM培地、LM17培地を用いることができ、適宜無機塩類、ビタミン、アミノ酸、抗生物質、血清等を添加して用いればよい。培養は、25~40℃で数時間~数日行えばよい。培養後、ラクトバチルス・パラカゼイ菌体を遠心分離やろ過により集菌する。
ラクトバチルス・パラカゼイの菌体処理物としては、生菌体または死菌体の破砕物(例えば、超音波破砕物)、生菌体または死菌体の乾燥物(例えば、凍結乾燥物)、該乾燥物の破砕物、生菌体または死菌体の酵素処理物等が挙げられる。死菌体は、例えば、加熱処理、抗生物質等の薬物による処理、ホルマリン等の化学物質による処理、紫外線による処理、γ線等の放射線による処理により得ることができる。また、酵素処理物には、乳酸菌の細胞壁を酵素若しくは機械的手段により除去した処理物も含まれる。さらに、ラクトバチルス・パラカゼイの核酸含有画分(例えば、DNA、RNA)もラクトバチルス・パラカゼイの菌体処理物に含まれ、ラクトバチルス・パラカゼイ菌体を界面活性剤等によって溶解した後、エタノール等によって沈殿させて得ることができる。以下、本明細書において、ラクトバチルス・パラカゼイ菌体およびその処理物を、単に「本発明の乳酸菌」ということがある。
本発明の組成物および用剤は、本発明の乳酸菌単独で提供することができ、あるいは、本発明の乳酸菌と他の成分(例えば、食品原料、食品添加物、サプリメントの原料、製剤添加物)とを混合して提供することもできる。本発明の組成物および用剤における本発明の乳酸菌の配合量は、その目的、用途、形態、剤型、症状、体重等に応じて任意に定めることができ、本発明はこれに限定されないが、その含量としては、全体量に対して、0.01~90質量%の含量で配合することができ、さらに好ましくは0.1~50質量%の含量で配合することができる。本発明においては、本発明の用剤を本発明の乳酸菌からなるものとし、本発明の組成物を本発明の乳酸菌と他の成分とを含んでなるものとすることができる。
後記実施例に記載されるように、ラクトバチルス・パラカゼイは抑うつの抑制および改善効果を有する。したがって、本発明の乳酸菌は抑うつの抑制および/または改善のための有効成分として使用することができる。本発明において「抑うつ」は自分に価値がない、希望が持てない、罪悪感があるなど自信が喪失している状態を意味し、気分の落込みを含む意味で用いられるものとする。本発明において抑うつは日常生活において生じる抑うつや気分の落込みを含む意味で用いられる。本発明において抑うつはまた、目の疲れを自覚している者について生じるものとすることができる。
本発明において「抑うつの抑制」とは、抑うつの進行を抑制することおよび抑うつを予防することを含む。また、「抑うつの改善」とは、抑うつを緩和することおよび抑うつを回復させることを含む。
本発明において抑うつの抑制および/または改善は、公知の方法により評価することができ、例えば、Profile of Mood States 2nd Edition(短縮版)(本明細書において「POMS2検査」ということがある)により評価することができる。POMS2検査を使用して抑うつを評価する場合、POMS2検査は「怒り-敵意」、「混乱-当惑」、「抑うつ-落込み」、「疲労-無気力」、「緊張-不安」、「活気-活力」、「友好」、および「総合的気分状態」の7つの項目について評価することができるが、抑うつは「抑うつ-落込み」項目のスコアを指標にして評価することができる。本発明の組成物および用剤を摂取させた被験者において、摂取後の該スコアが摂取前よりも低下した場合に、あるいは、本発明の組成物および用剤を摂取させない被験者と比較して該スコアが低下した場合に、抑うつが抑制および/または改善されたと評価することができる。
本発明の組成物および用剤は、医薬品(例えば、医薬組成物)、医薬部外品、食品(例えば、食品組成物)、飼料(ペットフード含む)等の形態で提供することができ、下記の記載に従って実施することができる。
本発明の有効成分は、ヒトおよび非ヒト動物に経口投与することができる。経口剤としては、顆粒剤、散剤、錠剤(糖衣錠を含む)、丸剤、カプセル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤が挙げられる。これらの製剤は、当分野で通常行われている手法により、薬学上許容される担体を用いて製剤化することができる。薬学上許容される担体としては、賦形剤、結合剤、希釈剤、添加剤、香料、緩衝剤、増粘剤、着色剤、安定剤、乳化剤、分散剤、懸濁化剤、防腐剤等が挙げられる。
本発明の有効成分は、ヒトおよび非ヒト動物に経口摂取させることができ、代表的な摂取形態は食品である。本発明の有効成分を食品として提供する場合には、有効成分をそのまま食品として提供するか、あるいはそれを食品に含有させて提供することができる。このようにして提供された食品は本発明の有効成分を有効量含有した食品である。本明細書において、本発明の有効成分を「有効量含有した」とは、個々の食品において通常喫食される量を摂取した場合に後述するような範囲で本発明の有効成分が摂取されるような含有量をいう。また「食品」とは、健康食品、機能性食品、栄養補助食品、保健機能食品(例えば、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品)、特別用途食品(例えば、幼児用食品、妊産婦用食品、病者用食品)およびサプリメントを含む意味で用いられる。なお、本発明の有効成分をヒト以外の動物に摂取させる場合には、本発明でいう食品が飼料として使用されることはいうまでもない。
本発明の有効成分は、上記のような抑うつの抑制および改善効果を有するため、日常摂取する食品に含有させることができ、あるいは、サプリメントとして提供することができる。この場合、本発明の組成物および用剤は1食当たりに摂取する量が予め定められた単位包装形態で提供することができる。1食当たりの単位包装形態としては、例えば、パック、包装、缶、ボトル等で一定量を規定する形態が挙げられる。本発明の組成物および用剤の各種作用をよりよく発揮させるためには、後述する、本発明の有効成分の1日当たりの摂取量に従って1食当たりの摂取量を決定できる。本発明の食品は、摂取量に関する説明事項が包装に表示されるか、あるいは説明事項が記載された文書等と一緒に提供されてもよい。
単位包装形態においてあらかじめ定められた1食当たりの摂取量は、1日当たりの有効摂取量であっても、1日当たりの有効摂取量を2回またはそれ以上(好ましくは2または3回)に分けた摂取量であってもよい。従って、本発明の組成物および用剤の単位包装形態には、後述のヒト1日当たりの摂取量で本発明の有効成分を含有させることができ、あるいは、後述のヒト1日当たりの摂取量の2分の1から6分の1の量で本発明の有効成分を含有させることができる。本発明の組成物および用剤は、摂取の便宜上、1食当たりの摂取量が1日当たりの有効摂取量である、1食当たりの単位包装形態(すなわち、1日当たりの単位包装形態)で提供することが好ましい。
「食品」の形態は特に限定されるものではなく、例えば、飲料の形態であっても、半液体やゲル状の形態であっても、固形状や粉末状の形態であってもよい。また、「サプリメント」としては、本発明の有効成分に賦形剤、結合剤等を加え練り合わせた後に打錠して製造した錠剤、本発明の有効成分に賦形剤、結合剤等を加えて造粒化して製造した顆粒剤、口腔内崩壊錠、本発明の有効成分をカプセル等に封入したカプセル剤が挙げられる。サプリメントとして提供するときは、上述の1食当たりあるいは1日当たりの単位包装形態とするほか、1週間当たり、2週間当たり、1ヶ月当たり、あるいは2ヵ月当たりの単位包装形態として提供することも好適である。なお、後者の単位包装形態には、例えば、1食当たりまたは1日当たりの摂取量を表示し、摂取者自身がその表示に従って本発明の有効成分を有効量摂取できるようにすることが望ましい。
本発明で提供される食品は、本発明の有効成分を含有する限り、特に限定されるものではないが、例えば、清涼飲料水、炭酸飲料、果汁入り飲料、野菜汁入り飲料、果汁および野菜汁入り飲料、牛乳等の畜乳、豆乳、乳飲料、ドリンクタイプのヨーグルト、ドリンクタイプやスティックタイプのゼリー、コーヒー、ココア、茶飲料、栄養ドリンク、エナジー飲料、スポーツドリンク、ミネラルウォーター、ニア・ウォーター、ノンアルコールのビールテイスト飲料等の非アルコール飲料;飯類、麺類、パン類およびパスタ類等炭水化物含有飲食品;チーズ類、ハードタイプまたはソフトタイプのヨーグルト、畜乳その他の油脂原料による生クリーム、アイスクリーム等の乳製品;クッキー、ケーキ、チョコレート等の洋菓子類、饅頭や羊羹等の和菓子類、ラムネ等のタブレット菓子(清涼菓子)、キャンディー類、ガム類、グミ類、ゼリーやプリン等の冷菓や氷菓、スナック菓子等の各種菓子類;ウイスキー、バーボン、スピリッツ、リキュール、ワイン、果実酒、日本酒、中国酒、焼酎、ビール、アルコール度数1%以下のノンアルコールビール、発泡酒、その他雑酒、酎ハイ等のアルコール飲料;卵を用いた加工品、魚介類や畜肉(レバー等の臓物を含む)の加工品(珍味を含む)、味噌汁等のスープ類等の加工食品、みそ、しょうゆ、ふりかけ、その他シーズニング調味料等の調味料、濃厚流動食等の流動食等を例示することができる。なお、ミネラルウォーターは、発泡性および非発泡性のミネラルウォーターのいずれもが包含される。また、本発明で提供される食品には、食品製造原料および食品添加物のいずれもが含まれる。
茶飲料としては、発酵茶、半発酵茶および不発酵茶のいずれもが包含され、例えば、紅茶、緑茶、麦茶、玄米茶、煎茶、玉露茶、ほうじ茶、ウーロン茶、ウコン茶、プーアル茶、ルイボスティー、ローズ茶、キク茶、イチョウ葉茶、ハーブ茶(例えば、ミント茶、ジャスミン茶)が挙げられる。
果汁入り飲料や果汁および野菜汁入り飲料に用いられる果物としては、例えば、リンゴ、ミカン、ブドウ、バナナ、ナシ、モモ、マンゴー、アサイー、ブルーベリーおよびウメが挙げられる。また、野菜汁入り飲料や果汁および野菜汁入り飲料に用いられる野菜としては、例えば、トマト、ニンジン、セロリ、カボチャ、キュウリおよびスイカが挙げられる。
本発明の有効成分の摂取量は、受容者の性別、年齢および体重、症状、摂取時間、剤形、摂取経路並びに組み合わせる薬剤等に依存して決定できる。本発明の有効成分の成人1日当たりの摂取量は、例えば、菌数により特定することができ、その下限値は1×10個、1×10個、1×10個とすることができ、その上限値は1×1011個、1×1012個、1×1013個とすることができる。これらの上限値および下限値はそれぞれ任意に組み合わせることができ、上記摂取量の範囲は、例えば、1×10~1×1013個、1×10~1×1012個、1×10~1×1011個とすることができる。乳酸菌の菌数は、例えば、蛍光染色法、フローサイトメトリー、培養法により測定することができる。
本発明の有効成分の成人1日当たりの摂取量はまた、乾燥菌体質量により特定することができ、その下限値は1mg、10mg、25mgとすることができ、その上限値は1000mg、500mg、100mgとすることができる。これらの上限値および下限値はそれぞれ任意に組み合わせることができ、上記摂取量の範囲は、例えば、1~1000mg、10~500mg、25~100mgとすることができる。
上記の本発明の有効成分の摂取量および下記摂取タイミングおよび摂取期間は、本発明の有効成分を非治療目的および治療目的のいずれで使用する場合にも適用があり、治療目的の場合には摂取は投与に読み替えることができる。なお、本発明の組成物および用剤は、ヒト以外の哺乳動物(例えば、ウシ、ウマ、ヒツジ、ブタ、イヌ、ネコ等)に対しても摂取させることができ、摂取量、摂取タイミングおよび摂取期間はヒトに関する記載を参考にして決定することができる。
本発明の有効成分は、抑うつの抑制または改善作用を期待する期間内は摂取を継続することが好ましい。本発明の有効成分の摂取期間は、抑うつの抑制および/または改善効果をよりよく発揮させる観点から、例えば、上記1日量での摂取を1週間以上、2週間以上、3週間以上、好ましくは1カ月以上(4週間以上)とすることができる。本発明の有効成分の摂取間隔は、上記1日量での摂取を3日に1回、2日に1回または1日1回とすることができ、好ましくは1日1回である。
本発明の有効成分はまた、抑うつの抑制または改善作用を期待する日時よりも前に摂取を開始してもよい。抑うつの抑制または改善作用を期待する日時よりも前の例としては、気持ちがふさぎがちな行事の前、気持ちや気分が落ち込みやすい行事の前が挙げられる。
本発明の組成物および用剤並びに食品には、抑うつの抑制および/または改善作用を有する旨の表示が付されてもよい。この場合、消費者に理解しやすい表示とすることができる。これらの飲食品の表示例として以下のようなものの全部または一部が挙げられるが、これに限定されない。
・「気持ちがふさぎがちな方に」
・「落ち込みやすい方に」
・「気分が沈みがちな方に」
・「憂うつな気持ちになりやすい方に」
本発明の別の面によれば、有効量のラクトバチラス・パラカゼイまたはそれを含んでなる組成物を、それを必要としている対象に摂取させるか、あるいは投与することを含んでなる、抑うつの抑制および/または改善方法が提供される。本発明の方法は、本発明の組成物および用剤に関する記載に従って実施することができる。
本発明のさらに別の面によれば、抑うつの抑制および/または改善剤の製造のための、抑うつの抑制および/または改善剤としての、あるいは抑うつの抑制および/または改善方法における、ラクトバチラス・パラカゼイの使用が提供される。本発明の使用は、本発明の組成物および用剤並びに本発明の方法に関する記載に従って実施することができる。
本発明のさらにまた別の面によれば、抑うつの抑制および/または改善に用いるための、ラクトバチラス・パラカゼイが提供される。上記のラクトバチラス・パラカゼイは、本発明の組成物および用剤に関する記載に従って実施することができる。
本発明の方法および本発明の使用はヒトを含む哺乳動物における使用であってもよく、治療的使用と非治療的使用のいずれもが意図される。本明細書において、「非治療的」とはヒトを手術、治療または診断する行為(すなわち、ヒトに対する医療行為)を含まないことを意味し、具体的には、医師または医師の指示を受けた者がヒトに対して手術、治療または診断を行う方法を含まないことを意味する。
以下の例に基づき本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
例1:KW3110株の抑うつ-落込み改善効果
(1)試験の概要
本試験は社外倫理委員会で検討承認のうえ、第三者機関において実施した。試験は、プラセボを対照とした無作為化二重盲検並行群間比較試験とした。具体的には、被験者に、試験食品または対照食品を試験期間中摂取させて、KW3110株の抑うつに対する効果を確認した。
(2)被験食品
被験食品として、試験食品「KW3110株含有カプセル」または対照食品「KW3110株非含有カプセル」を用いた。試験期間中(8週間)、1粒の被験食品(試験食品または対照食品)を1日1回朝食後に水またはぬるま湯と共に毎日被験者に摂取させた。表1に示す通り、試験食品はカプセル1粒中にKW3110株加熱死菌体の粉末を50mg(菌数として10~1011個)含み、対照食品はKW3110株に代えてコーンスターチ50mgを含む。
Figure 0007049397000001
(3)被験者
目の疲れを感じている35歳以上50歳未満の健康な男女であり、かつ、事前検査において医師から健常と判断された者を被験者とし、被験者を、試験食品を摂取させる群(以下「試験食品群」ということがある)と対照食品を摂取させる群(以下「対照食品群」ということがある)に無作為に割り付けた。被験者には、試験期間中は試験期間前と同様の生活を継続させた。解析対象者の内訳は表2に示す通りであった。
Figure 0007049397000002
(4)負荷
被験者に内田クレペリン検査(外岡豊彦、内田クレペリン精神検査・基礎テキスト、日本・精神技術研究所編、1973、1~16頁)を実施することにより作業負荷をかけた。内田クレペリン検査は、被験食品摂取開始前、被験食品摂取開始後4週時、被験食品摂取開始後8週時の被験者来院時に実施した。
(5)測定
ア 測定項目
測定項目は測定時点での主観的状態を評価することができる、POMS2検査の項目とした。POMS2検査は「怒り-敵意」、「混乱-当惑」、「抑うつ-落込み」、「疲労-無気力」、「緊張-不安」、「活気-活力」および「友好」の7項目について、測定時点における状態や介入の効果の経時的変化の評価に適する検査である。
イ 測定方法
POMS2検査により、測定時点における被験者の気分状態や介入の効果の経時的変化を評価した。具体的には、被験者が感じる気分状態ついて合計35問の質問に答えさせた。回答を項目ごとに「怒り-敵意」、「混乱-当惑」、「抑うつ-落込み」、「疲労-無気力」、「緊張-不安」、「活気-活力」および「友好」の7項目について算出して実測値を得た。実測値の低下は各気分状態が弱まっていることを意味し、「抑うつ-落込み」の実測値の低下は抑うつ-落込みの抑制および改善を意味する。
ウ 測定時期
POMS2検査は、被験食品摂取開始前、被験食品摂取開始後4週時、被験食品摂取開始後8週時の被験者来院時の内田クレペリン検査による作業負荷の前後および作業負荷後の30分間の休息の後に実施した。
(6)評価と解析
ア 数値の評価方法
POMS2検査において、各測定時点におけるスコアを得た。両群の被験食品摂取開始後4週時、摂取開始後8週時の実測値について、群内比較として、試験参加者と時点を固定因子としたanalysis of variance(ANOVA)を用いた検定を行った。また、群間比較として、被験食品摂取開始前の実測値を共変量、時点と群を要因としたTwo―way repeated measures analysis of co―variance(ANCOVA)を用いて交互作用、主効果を評価した。いずれの場合にも事後検定としてLSD法を用いた検定を行った。
(7)結果
ア 作業負荷前
摂取開始前、摂取開始後4週時、摂取開始後8週時それぞれの時点における作業負荷前の結果は表3に示される通りであった。
Figure 0007049397000003
表3の結果から、POMS2検査における「抑うつ-落込み」の項目に関して、摂取開始後4週時に試験食品群では対照食品群と比較して有意に改善し(p<0.05)、摂取開始後8週時にも有意傾向で改善した(p<0.1)。また、摂取開始前に対する摂取開始後4週時、8週時のスコアを比較すると、試験食品群の方が対照食品群よりも改善度合いが大きく、試験食品群においては摂取開始前と比較して摂取開始後4週時に有意に改善し(p<0.01)、8週時にも有意に改善した(p<0.001)。一方、対照食品群においては摂取開始前と比較して摂取開始後4週時、8週時において有意な改善は認められなかった。作業負荷前における抑うつの改善は、日常生活おける抑うつの改善を示すと考えられる。
イ 作業負荷前後の差
摂取開始時、摂取開始後4週時、摂取開始後8週時それぞれの時点における作業負荷後の値から作業負荷前の値を差し引いた値(作業負荷前後差)を求めた。その結果、摂取開始後4週時および摂取開始後8週時いずれの時点でも、試験食品群と対照食品群との間に差は認められなかった(データ示さず)。
ウ 休息前後の差
摂取開始時、摂取開始後4週時、摂取開始後8週時それぞれの時点における休息後の値から休息前の値を差し引いた値(休息前後差)を求めた。その結果、摂取開始後4週時および摂取開始後8週時いずれの時点でも、試験食品群と対照食品群との間に差は認められなかった(データ示さず)。
エ まとめ
以上の結果より、KW3110株含有カプセルを摂取することにより、被験者のPOMS2検査における「抑うつ-落込み」の項目が有意に改善したことから、ラクトバチラス・パラカゼイは抑うつを改善する効果を有することが示された。特に作業負荷前における改善が認められたことから、ラクトバチラス・パラカゼイは日常生活における抑うつの抑制または改善に有効であることが示された。

Claims (9)

  1. ラクトバチラス・パラカゼイ(Lactobacillus paracaseiKW3110株(FERM BP-08634)を有効成分として含んでなる、抑うつの抑制および/または改善に用いるための組成物。
  2. 抑うつが、日常生活において生じるものである、請求項に記載の組成物。
  3. 抑うつが、目の疲れを自覚している者について生じるものである、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 食品組成物である、請求項1~のいずれか一項に記載の組成物。
  5. サプリメントである、請求項1~のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 単位包装形態である、請求項1~のいずれか一項に記載の組成物。
  7. ラクトバチラス・パラカゼイをヒト1日当たり乾燥菌体質量として1mg以上摂取させる、請求項1~のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 少なくとも1週間以上継続して摂取させる、請求項に記載の組成物。
  9. ラクトバチラス・パラカゼイ(Lactobacillus paracaseiKW3110株(FERM BP-08634)を有効成分として含んでなる組成物を対象に投与する、抑うつの抑制および/または改善方法(ただし、ヒトに対する医療行為を除く)
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