JP7047929B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子を冷却するための冷却器を備える半導体装置に関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車においては、モータを可変駆動するために電力変換装置が利用されている。この電力変換装置には、複数のパワー半導体素子を備えた半導体モジュール(パワー半導体モジュール)が用いられている。一般に、パワー半導体素子は、大電流を制御する際に発熱し、電力変換装置の小型化や高出力化が進むに連れてその発熱量が増大している。
従来、パワー半導体モジュールを冷却するために、冷媒式の冷却器を備えた半導体装置が提案されている。例えば、このような冷媒式冷却器では、パワー半導体素子が搭載される絶縁基板における半導体モジュールとは反対側の面に接合される金属製の放熱基板と、この放熱基板に一体的に形成される放熱用のフィンと、このフィンを収容し、放熱基板に液密に取り付けられる箱型形状の冷却ケースとを備える。外部ポンプにより加圧された冷却媒体を冷却ケース内の流路に流すことにより、パワー半導体素子の発熱エネルギーは、フィンを介して冷却媒体に放熱される。
このような冷却器を備える半導体装置では、冷却ケースに対する適切な位置に放熱基板を取り付けることが要求される。従来、冷媒流路が形成された冷却ケースの一部に凹部を設ける一方、放熱基板を構成する冷却フィンベースの一部に当該凹部に嵌る凸部を設け、冷却ケースに対する適切な位置に冷却フィンベースを取り付ける半導体装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-92209号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の半導体装置においては、冷却ケース及び冷却フィンベースの双方に位置決めのための構成を設ける必要がある。このため、半導体装置を構成する部品が複雑になるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、複雑な構成を必要とすることなく、冷却ケースに対して精度良く放熱基板を位置決めすることができる半導体装置を提供することを目的の1つとする。
本実施形態の半導体装置は、第1面と前記第1面と反対側の第2面を有する絶縁基板と、前記絶縁基板の前記第1面上に搭載された半導体素子と、前記半導体素子を冷却するための冷却器と、を備える半導体装置であって、前記冷却器は、接合面と前記接合面の反対側の放熱面を有し、前記絶縁基板の前記第2面に前記接合面が接合される放熱基板と、前記放熱基板における前記放熱面に設けられた複数のフィンと、前記複数のフィンを収容する凹部を有する冷却ケースと、前記凹部に沿って前記凹部よりも外周側に配置されたOリングと、を備え、前記放熱面には、前記冷却ケースにおける前記凹部の内壁面の一部と係合する位置決め用の複数の係合片が設けられ、前記複数のフィン及び前記複数の係合片は、前記放熱基板に一体的に設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、複雑な構成を必要とすることなく、冷却ケースに対して精度良く放熱基板を位置決めすることができる。
本実施の形態に係る半導体装置の斜視図である。 本実施の形態に係る半導体装置が有する冷却ケースの斜視図及び平面図である。 本実施の形態に係る半導体装置の放熱基板に設けられるフィンの説明図である。 本実施の形態に係る半導体装置の冷却媒体の流れの説明図である。 図4に示すA-A線で切断した断面図である。 本実施の形態に係る半導体装置に樹脂ケースを取り付けた状態の斜視図である。
以下、本実施の形態に係る半導体装置の構成について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る半導体装置の斜視図である。図2は、本実施の形態に係る半導体装置が有する冷却ケースの斜視図及び平面図である。図1Aにおいては、本実施の形態に係る半導体装置1が有する放熱基板21を示し、図1Bにおいては、この放熱基板21が取り付けられる冷却ケース23を示している。図2Aにおいては、図1Bに示す冷却ケース23を回転させて示し、図2Bにおいては、冷却ケース23を上方から示している。以下においては、説明の便宜上、図1に示す上下方向、左右方向及び前後方向を半導体装置の上下方向、左右方向及び前後方向として説明するものとする。また、本明細書において、平面視は、半導体装置の上面を上方向から視た場合を意味する。
図1に示すように、本実施の形態に係る半導体装置1は、半導体モジュール10と、この半導体モジュール10を冷却する冷却器20とを含んで構成される。半導体モジュール10は、後述する冷却器20の放熱基板21の上に配置された複数の回路素子部11A、11B、11Cを有している。これらの回路素子部11A、11B、11Cにより、例えば、半導体モジュール10は、三相インバータ回路を構成する。例えば、回路素子部11A、11B、11Cは、それぞれ三相インバータ回路を形成するW相用回路、V相用回路及びU相用回路を構成する。
図1Aに示すように、W相用回路を構成する回路素子部11Aは、上側アームを構成する半導体素子としてのIGBT素子12及びこのIGBT素子12に逆並列に接続されるフリーホイールダイオード13と、下側アームを構成するIGBT素子12及びこのIGBT素子12に逆並列に接続されるフリーホイールダイオード13とを有している。これらのIGBT素子12及びフリーホイールダイオード13が、放熱基板21に接合された絶縁基板14上に実装されている。
V相用回路を構成する回路素子部11B及びU相用回路を構成する回路素子部11Cについても、回路素子部11Aと同様の構成を有している。絶縁基板14には、上記回路を構成するための回路パターンが形成されている。なお、ここでは、半導体モジュール10が三相インバータ回路を構成する場合について説明している。しかしながら、本発明に係る半導体モジュール10は、三相インバータ回路を構成する場合に限定されず、適宜変更が可能である。
冷却器20は、図1Aに示す放熱基板21と、放熱基板21に設けられる複数のフィン22(図3参照)と、図1Bに示す冷却ケース23とを含んで構成される。詳細について後述するように、フィン22は、放熱基板21における絶縁基板14が接合される面(接合面)とは反対側の面(放熱面)に設けられている。放熱基板21は、冷却ケース23の上部に取り付けられる。放熱基板21の下面(放熱面)に設けられた複数のフィン22は、冷却ケース23に形成された凹部24に収容される。なお、冷却ケース23は、冷媒ジャケット又はウォータージャケットと称呼されることがある。
図1Aに示すように、放熱基板21は、概して長方形状を有する金属板材で構成される。例えば、放熱基板21は、アルミニウム、銅、鉄などの金属材料で構成される。放熱基板21は、その長手方向が半導体装置1の左右方向に延び、その短手方向が半導体装置1の前後方向に延びている。半導体モジュール10は、放熱基板21の上面の中央領域に配置されている。本実施の形態では、半導体モジュール10を構成する回路素子部11A、11B、11Cが、放熱基板21の中央領域において、左右方向に並べて配置されている。また、放熱基板21の四隅部近傍には、ねじ孔211が貫通して形成されている。ねじ孔211には、放熱基板21を冷却ケース23に固定するためのねじ(締結部材)が挿通される。
冷却ケース23は、図1B及び図2に示すように、略直方体形状の外形を有し、平面視にて、長方形状を有している。平面視した場合の冷却ケース23の外形は、実質的に放熱基板21の外形と同一の形状を有している。冷却ケース23は、底壁231と、この底壁231の周縁に設けられた側壁232とを有し、上部が開口した箱型形状を有している。言い換えると、冷却ケース23の上面には、凹部24が形成されている。凹部24は、底壁231の上面と、側壁232の内壁面と、後述する拡散壁237及び収束壁238の上面(傾斜面)とで規定される。凹部24は、平面視にて、長手方向を半導体装置1の左右方向に配置した長方形状を有している(図2B参照)。
冷却ケース23には、冷却ケース23内に冷却媒体を導入するための導入口233と、冷却ケース23内から冷却媒体を排出するための排出口234とが設けられている。導入口233及び排出口234は、それぞれ長手方向に沿って延在する第1側壁232a、第2側壁232bの一部に設けられている。導入口233は、第1側壁232aの一端部(図1に示す右方側端部)の近傍であって、凹部24に連通する位置に配置されている。排出口234は、第2側壁232bの他端部(図1に示す左方側端部)の近傍であって、凹部24に連通する位置に配置されている。導入口233及び排出口234は、凹部24における長手方向の中心線CL1から互いに逆方向にずれた位置に配置されている。導入口233及び排出口234には、それぞれ導入管233a及び排出管234aが接続されている。
側壁232の上面には、Oリング235が取り付けられている。Oリング235は、側壁232における凹部24寄りの位置であって、凹部24を囲むように配置されている。Oリング235は、冷却ケース23に対して放熱基板21が取り付けられ、冷却ケース23内に冷却媒体が流された場合に、冷却ケース23内から液漏れするのを防止する役割を果たす。なお、液漏れ防止の構成については、Oリング235に限定されず、メタルガスケットや液体パッキンであってもよい。
冷却ケース23(側壁232)の四隅部の近傍には、ねじ孔236が形成されている。ねじ孔236は、放熱基板21を冷却ケース23に重ねた場合に、放熱基板21のねじ孔211と対応する位置に配置されている。冷却ケース23に放熱基板21を重ねた状態で、ねじ孔211を介してねじ孔236にねじ(締結部材)を挿入して締結することにより、冷却ケース23に対して放熱基板21が取り付けられる。
冷却ケース23の凹部24内において、底壁231と第1側壁232aとの間には、拡散壁237が設けられている。また、凹部24内において、底壁231と第2側壁232bとの間には、収束壁238が設けられている。拡散壁237は、底壁231の前方側に配置され、底壁231の前縁に接続されている。収束壁238は、底壁231の後方側に配置され、底壁231の後縁に接続されている。これらの拡散壁237及び収束壁238は、半導体装置1の長手方向に沿って延びている。拡散壁237は、傾斜面で構成され、導入口233から導入された冷却媒体を第1側壁232aに沿って拡散させる役割を果たす。収束壁238は、傾斜面で構成され、冷却ケース23内の冷却媒体を第2側壁232bに沿って排出口234へ収束させる役割を果たす。
ここで、放熱基板21の下面に設けられるフィン22の構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施の形態に係る半導体装置1の放熱基板21に設けられるフィン22の説明図である。図3Aにおいては、放熱基板21の下面を上方側に向けた状態の斜視図を示し、図3Bにおいては、放熱基板21を下方側から見た平面図を示している。また、図3Bにおいては、説明の便宜上、冷却ケース23に取り付けられた場合における凹部24の外形部分を破線241で示している。
フィン22は、放熱基板21の下面に一体的に設けられている。フィン22は、放熱基板21と同一の金属材料で構成されてよい。フィン22は、放熱板、言い換えると、ヒートシンク(heat sink)として用いられる。例えば、フィン22には、図3に示すように、角柱形状のピン(角ピン)を複数個、間隔を空けて所定ピッチで配列されたピンフィンを用いることができる。放熱基板21に設けられるフィン22の構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、図3に示す角柱形状の代わりに円柱形状のピンを設けることや、前後方向に延在するブレード形状の複数のフィンを互いに平行に配列する構成としてもよい。
フィン22の形状及び寸法は、冷却媒体の冷却器20への導入条件(すなわち、ポンプ性能等)、冷却媒体の種類と性質(特に粘性等)、目的とする除熱量等を考慮して、適宜設定することが好ましい。また、フィン22は、冷却ケース23(より具体的には、冷却ケース23の凹部24)に収容された場合に、フィン22の先端と冷却ケース23の底壁231との間に一定のクリアランスが存在するような高さに形成される(図5参照)。
放熱基板21において、フィン22が設けられる領域は、絶縁基板14が放熱基板21に接合された状態において、絶縁基板14上の半導体素子(IGBT素子12、フリーホイールダイオード13)の実装領域の反対側(裏面側)の領域を含むことが好ましい。言い換えると、フィン22が放熱基板21に一体的に設けられる領域は、IGBT素子12及びフリーホイールダイオード13の直下の領域を含む領域であることが好ましい。
本実施の形態において、放熱基板21の下面(放熱面)には、角柱形状を有するフィン22を複数配列したフィン22の集合体22aが設けられている。このフィン22の集合体22aの外形は、略直方体形状を有している。より好ましくは、フィン22の集合体22aの外形は、直方体形状であるが、これらに限定されるものではなく、面取りや変形された形状であってもよい。フィン22の集合体22aの長手方向は、冷却ケース23(凹部24)の長手方向と合致している。図3においては、略直方体形状を有するフィン22の集合体22aの長手方向における中心線CL2を示している。放熱基板21が冷却ケース23に取り付けられた状態において、この中心線CL2は、凹部24の長手方向の中心線CL1(図2B参照)と一致する。
また、放熱基板21の下面(放熱面)には、フィン22の集合体22aの近傍に位置決め用の係合片221、222が設けられている。これらの係合片221、222は、放熱基板21の下面に一体的に設けられている。係合片221、222は、放熱基板21と同一の金属材料で構成されてよい。係合片221は、フィン22の集合体22aの左前方側の角部に対応する位置に配置され、係合片222は、フィン22の集合体22aの右後方側の角部に対応する位置に配置されている。これらの係合片221、222は、それぞれ角柱形状のピン(角ピン)を複数個(本実施の形態では3個)配列して構成されている。
図3Bに示すように、係合片221は、放熱基板21の左前方側の角部に対応して配置された基準係合片221aと、この基準係合片221aの右方側及び後方側に配置された一対の補助係合片221b、221cとを有している。基準係合片221aと、補助係合片221b、221cとは、同一の形状を有してよい。係合片221は、平面視にて、隣り合う角柱形状のピンの2辺を半導体装置1の前方側及び左方側に向けた構成を有している。
また、係合片222は、係合片221と同様に、放熱基板21の右後方側の角部に対応して配置された基準係合片222aと、この基準係合片222aの前方側及び左方側に一対の補助係合片222b、222cとを有している。基準係合片222aと、補助係合片222b、222cとは、同一の形状を有してよい。係合片222は、平面視にて、隣り合う角柱形状のピンの2辺を半導体装置1の右方側及び後方側に向けた構成を有している。また、基準係合片222a及び補助係合片222b、222cと、基準係合片221a及び補助係合片221b、221cとは、同一の形状を有してよい。
これらの係合片221、222は、冷却ケース23に対して放熱基板21を取り付ける際の位置決めに利用される。これらの係合片221、222は、冷却ケース23に対して放熱基板21を取り付ける際、冷却ケース23の凹部24の内壁面の一部に係合し、冷却ケース23に対する放熱基板21の位置を決める役割を果たす。係合片221、222は、それぞれ凹部24における対角に配置される角部242、243の内壁面に係合する。より具体的には、係合片221が凹部24の左前方側の角部242の内壁面に係合し、係合片222が凹部24の右後方側の角部243の内壁面に係合する。
基準係合片221a、222aは、一対の係合片を構成するものであり、それぞれ凹部24の角部242、243の形状に対応する外形形状を有している。基準係合片221a、222aは、正方形の断面形状を有し、その直角形状部でそれぞれ凹部24の角部242、243に係合する。補助係合片221b、221c及び補助係合片222b、222cは、それぞれ基準係合片221a及び基準係合片222aの周辺に配置される補助係合片を構成するものであり、凹部24の内壁面の一部と係合する。
放熱基板21の下面(放熱面)において、基準係合片221aと補助係合片221b、221cとの間隔は、フィン22の集合体22aを構成するフィン22同士の間隔よりも狭く設定されている。詳細について後述するように、冷却ケース23内に導入された冷却媒体が、基準係合片221aと補助係合片221b、221cとの隙間に入り難くするためである。基準係合片222aと補助係合片222b、222cとの間隔についても同様である。なお、基準係合片221a(222a)と補助係合片221b、221c(222b、222c)との隙間を排除することは、熱抵抗及び圧力損失の劣化を抑制する観点から好ましい。
また、係合片221、222の寸法は、冷却媒体の冷却ケース23への導入条件(すなわち、ポンプ性能等)、冷却媒体の種類と性質(特に粘性等)等を考慮して、適宜設定することが好ましい。例えば、係合片221、222を構成する各係合片の寸法は、一辺の長さが5mm、高さが3~5mmに設定される。一辺の長さを5mmに設定することにより凹部24の内壁面の一部に適切に接触させることができる。また、高さを3~5mmに設定することにより凹部24の下面との間にクリアランスを形成でき、冷却媒体を流れ易くすることができる。
図1Aに示す放熱基板21を、図1Bに示す冷却ケース23に取り付けた場合の平面図を図4に示し、図4におけるA-A線で切断した断面図を図5に示す。なお、図4及び図5においては、本発明の理解を容易にするために、放熱基板21上の構成要素を省略している。また、図4においては、説明の便宜上、放熱基板21の下面に設けられたフィン22及び係合片221、222を示すと共に、凹部24内の冷却媒体の流れを矢印にて示している。
冷却ケース23に放熱基板21を取り付ける際には、図4に示すように、凹部24の内壁面に係合片221、222を係合させる。より具体的には、凹部24の角部242の内壁面に係合片221を係合させる一方、凹部24の角部243の内壁面に係合片222を係合させる。これにより、冷却ケース23に対する放熱基板21の位置決めが行われる。この状態で放熱基板21のねじ孔211を介して、冷却ケース23のねじ孔236に不図示のねじを挿通することで、放熱基板21が冷却ケース23の上面に締結される。このように冷却ケース23に放熱基板21に取り付けられた状態において、冷却ケース23内に冷却媒体が導入される。
図5に示すように、拡散壁237は、第1側壁232aの底辺から底壁231に向かって形成される上り傾斜面で構成される。一方、収束壁238は、底壁231から第2側壁232bの底辺に向かって形成される下り傾斜面で構成される。拡散壁237及び収束壁238が傾斜面で構成されることにより、これらが導入口233や排出口234に対して垂直に設けられる場合に発生し得る渦流が抑制される。
冷却ケース23内に拡散壁237が設けられることにより、導入口233から導入された冷却媒体は、拡散壁237に衝突し、拡散壁237に沿って冷却ケース23の長手方向(より具体的には、図4に示す左方側方向)に拡散する。そして、冷却媒体は、底壁231に対向して配置されたフィン22間の隙間を通過して冷却ケース23の短手方向(より具体的には、図4に示す後方側)に流れてヒートシンクと熱交換を行う。その後、冷却媒体は、収束壁238に沿って流れて収束され、排出口234から冷却ケース23外に排出される。
このように半導体装置1において、放熱基板21の下面(放熱面)には、冷却ケース23の凹部24の内壁面の一部と係合する位置決め用の複数の係合片221、222が設けられている。このため、フィン22を収容する凹部24の一部を活用して冷却ケース23に対する放熱基板21の位置決めを行うことができる。これにより、複雑な構成を必要とすることなく、冷却ケース23に対して精度良く放熱基板21を位置決めすることができる。
特に、係合片221、222には、凹部24の対角に配置される角部242、243に係合する一対の基準係合片221a、222aが含まれている。これにより、凹部24の対角に配置される角部242、243で放熱基板21を冷却ケース23に位置決めできるので、冷却ケース23に対する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、基準係合片221a、222aは、第1側壁232a又は第2側壁232bに連続する角部のうち、導入口233又は排出口234から離間した位置に配置される角部242、243にそれぞれ係合するように構成されている(図4参照)。これにより、導入口233から導入され、或いは、排出口234から排出される冷却媒体の流速を低下させることなく、冷却ケース23に対する放熱基板21の位置決めを行うことができる。
さらに、基準係合片221a、222aは、第1側壁232a又は第2側壁232bに連続する角部242、243の形状に対応する外形形状を有している。これにより、凹部24の角部242、243の形状を利用して効率的に冷却ケース23に対する放熱基板21の位置決めを行うことができる。より具体的には、基準係合片221a、222aは、正方形状の断面形状を有し、直角形状部で角部242、243に係合するように構成されている。基準係合片221a、222aが有する直角形状部によって角部242、243に係合することから、確実に冷却ケース23に対する放熱基板21の位置決めを行うことができる。
基準係合片221a及び基準係合片222aの周辺には、それぞれ凹部24の内壁面の一部と係合する補助係合片221b、221c及び補助係合片222b、222cが設けられている。これにより、基準係合片221a、222aだけでなく、複数の係合片で凹部24の内壁面に係合させることができるので、強度を確保しながら冷却ケース23に対して放熱基板21を位置決めすることができる。
なお、基準係合片221a(222a)と、補助係合片221b、221c(222b、222c)との間隔は、フィン22の集合体22aを構成するフィン22同士の間隔よりも狭く設定されている。これにより、冷却ケース23内に導入された冷却媒体が、基準係合片221a(222a)と、補助係合片221b、221c(222b、222c)との隙間に入り難くすることができる。これにより、係合片221(222)を設ける場合であっても、係合片221(222)が冷却ケース23内に導入された冷却媒体の流速に与える影響を低減することができる。
また、係合片221、222は、放熱基板21と同一の金属材料で構成されてよい。これにより、放熱基板21の製造工程で係合片221、222を製造することができるので、係合片221、222を形成するために特別な工程を追加する必要がない。したがって、特別な製造工程を追加することなく、既存の製造工程で放熱基板21に係合片221、222を形成することができる。
さらに、半導体装置1において、放熱基板21は、これらの係合片221、222を凹部24の内壁面の一部に係合させた状態で冷却ケース23に対してねじ(締結部材)により締結される。これにより、冷却ケース23に位置決めした状態で放熱基板21を固定することができ、放熱基板21の位置ズレに起因する冷却器20における冷却性能の劣化や締結不具合を防止することができる。
ここで、図6に半導体モジュール10を収容する樹脂ケース15が、冷却器20を構成する放熱基板21の周縁部に取り付けられた形態の半導体装置1を斜視図で示す。図6に示すように、樹脂ケース15は、略直方体形状の外形を有している。放熱基板21に取り付けられた状態において、樹脂ケース15は、上方から見たときの長手方向、短手方向の寸法が、冷却器20(冷却ケース23)と略同一の寸法を有している。
樹脂ケース15の上面には、半導体モジュール10の回路と接続されたP端子及びN端子16、U端子、V端子及びW端子17が突出している。P端子及びN端子16、U端子、V端子及びW端子17は、それぞれ冷却ケース23の長手方向に沿って設けられている。これらの端子16、17の少なくとも一つを、冷却ケース23の短手方向に沿って設けることも可能である。しかしながら、図1に示すように複数のIGBT素子12、フリーホイールダイオード13を回路素子部11A、11B、11Cとして放熱基板21の長手方向に沿って並列に配列させた場合は、端子16、17を冷却ケース23の長手方向に沿って設けることにより、短手方向に沿って設けた場合に比べて、これらの端子16、17とIGBT素子12、フリーホイールダイオード13との間のインダクタンスを小さくすることができる。また、端子16、17を冷却ケース23の長手方向に沿って設けることにより、これらの端子と接続する複数のIGBT素子12を備える複数の回路素子部11A、11B及び11Cを、互いに近接させて配置することができる。これにより、回路素子部11A、11B及び11Cを放熱させるフィン22を、一つの集合体として形成することができるので、フィン22の製造が容易になり、またフィン22の製造コストを低くすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている構成要素の大きさや形状、機能などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、冷却ケース23に設けられた凹部24が略長方形状を有する場合について説明している。しかしながら、凹部24の形状については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、凹部24は、正方形などの矩形状に変更してもよい。
また、上記実施の形態においては、放熱基板21に設けられた係合片221、222が、それぞれ凹部24の対角に配置される角部242、243に係合する場合について説明している。しかしながら、凹部24の内壁面に係合する係合片の構成は、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、角部242、243以外の角部に係合する係合片を更に備えるようにしてもよい。但し、この場合には、導入口233又は排出口234の位置を適宜変更する必要がある。また、係合片221、222は、凹部24の内壁面の一部に係合することを前提として、角部242、243以外の部分に係合する構成としてもよい。
さらに、上記実施の形態においては、放熱基板21の下面(放熱面)に設けられる係合片221、222が複数の係合片で構成される場合について示している。しかしながら、係合片221、222の構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、係合片221、222は、それぞれ正方形や直角三角形の断面形状を有する単一の係合片で構成されてもよい。
直角三角形の断面形状を有する単一の係合片を適用する場合においては、直角形状部でそれぞれ凹部24の角部242、243に係合することが好ましい。この場合には、冷却ケース23内に導入された冷却媒体に対する係合片の接触面積を小さくすることができる。これにより、冷却ケース23内に導入された冷却媒体の流速への係合片の影響を更に低減できる。
下記に、上記の実施の形態における特徴点を整理する。
上記実施の形態に係る半導体装置は、第1面と前記第1面と反対側の第2面を有する絶縁基板と、前記絶縁基板の前記第1面上に搭載された半導体素子と、前記半導体素子を冷却するための冷却器と、を備える半導体装置であって、前記冷却器は、接合面と前記接合面の反対側の放熱面を有し、前記絶縁基板の前記第2面に前記接合面が接合される放熱基板と、前記放熱基板における前記放熱面に設けられた複数のフィンと、前記複数のフィンを収容する凹部を有する冷却ケースと、を備え、前記放熱面には、前記冷却ケースにおける前記凹部の内壁面の一部と係合する位置決め用の複数の係合片が設けられることを特徴とする。この構成によれば、放熱基板における放熱面には、冷却ケースの凹部の内壁面の一部と係合する位置決め用の係合片が設けられることから、フィンを収容する凹部の一部を活用して冷却ケースに対する放熱基板の位置決めを行うことができる。これにより、複雑な構成を必要とすることなく、冷却ケースに対して精度良く放熱基板を位置決めすることができる。
上記実施の形態に係る半導体装置において、平面視において、前記複数のフィンは、前記放熱面における略長方形状の領域に設けられ、前記冷却ケースの前記凹部は、略長方形状を有し、前記複数の係合片は、前記凹部の対角に配置される角部に係合する一対の係合片を有する。この構成によれば、複数の係合片には、凹部の対角に配置される角部に係合する一対の係合片が含まれることから、凹部の対角に配置される角部で放熱基板を冷却ケースに位置決めできるので、冷却ケースに対する位置ずれを効果的に防止することができる。
上記実施の形態に係る半導体装置において、前記冷却ケースは、前記凹部を規定する複数の側壁を含み、前記複数の側壁のうち、前記フィンの集合体の長手方向に沿って設けられた一対の第1側壁及び第2側壁には、冷却媒体の導入口と排出口とが、前記凹部における長手方向の中心線から互いに逆方向にずれた位置に設けられ、前記一対の係合片は、前記第1側壁又は第2側壁に連続する角部のうち、前記導入口又は排出口から離間した位置に配置される前記凹部の角部にそれぞれ係合する。この構成によれば、第1側壁又は第2側壁に連続する角部のうち、導入口又は排出口から離間した位置に配置される角部に一対の係合片がそれぞれ係合することから、導入口から導入され、或いは、排出口から排出される冷却媒体の流速を低下させることなく、冷却ケースに対する放熱基板の位置決めを行うことができる。
上記実施の形態に係る半導体装置において、前記一対の係合片は、前記凹部の対角に配置される角部の形状に対応する外形形状を有する。この構成によれば、凹部の対角に配置される角部の形状に応じた断面形状を有する一対の係合片により位置決めが行われることから、凹部の角部の形状を利用して確実に冷却ケースに対する放熱基板の位置決めを行うことができる。
上記実施の形態に係る半導体装置において、前記一対の係合片は、正方形又は直角三角形の断面形状を有し、直角形状部で前記第1側壁及び第2側壁に連続する角部に係合する。この構成によれば、一対の係合片が有する直角形状部によって第1側壁及び第2側壁に連続する角部に係合することから、確実に冷却ケースに対する放熱基板の位置決めを行うことができる。
上記実施の形態に係る半導体装置において、前記一対の係合片の周辺には、前記凹部の内壁面の一部と係合する補助係合片が設けられる。この構成によれば、一対の係合片の周辺に、凹部の内壁面の一部と係合する補助係合片が設けられることから、一対の係合片だけでなく複数の係合片で凹部の内壁面に係合させることができるので、強度を確保しながら冷却ケースに対して放熱基板を位置決めすることができる。
上記実施の形態に係る半導体装置において、前記一対の係合片と前記補助係合片との間隔は、前記フィンの集合体を構成する前記フィン同士の間隔よりも狭く設定されている。この構成によれば、フィンの集合体を構成するフィン同士の間隔よりも、一対の係合片と補助係合片との間隔が狭く設定されることから、一対の係合片と補助係合片との間の隙間に冷却媒体が入り込み難くすることができるので、一対の係合片等が冷却媒体の流速に与える影響を低減することができる。
上記実施の形態に係る半導体装置において、前記複数の係合片は、前記放熱基板と同一の金属材料で構成される。この構成によれば、放熱基板と同一の金属材料で複数の係合片が構成されることから、放熱基板の製造工程で係合片を製造することができるので、係合片を形成するために特別な工程を追加する必要がない。したがって、特別な製造工程を追加することなく、既存の製造工程で放熱基板に複数の係合片を形成することができる。
上記実施の形態に係る半導体装置において、前記放熱基板は、前記複数の係合片を前記凹部の内壁面の一部に係合させた状態で前記冷却ケースに対して締結部材により締結される。この構成によれば、複数の係合片を凹部の内壁面の一部に係合させた状態で冷却ケースに対して放熱基板が締結されることから、冷却ケースに位置決めした状態で放熱基板を固定することができ、放熱基板の位置ズレに起因する冷却器における冷却性能の劣化や締結不具合を防止することができる。
本発明の半導体装置は、複雑な構成を必要とすることなく、冷却ケースに対して精度良く放熱基板を位置決めすることができるという効果を有し、車載用モータ駆動制御インバータなどの小型化や高出力化が要求される半導体装置に好適である。
本出願は、2018年10月3日出願の特願2018-188532に基づく。この内容は、すべてここに含めておく。

Claims (9)

  1. 第1面と前記第1面と反対側の第2面を有する絶縁基板と、
    前記絶縁基板の前記第1面上に搭載された半導体素子と、
    前記半導体素子を冷却するための冷却器と、
    を備える半導体装置であって、
    前記冷却器は、
    接合面と前記接合面の反対側の放熱面を有し、前記絶縁基板の前記第2面に前記接合面が接合される放熱基板と、
    前記放熱基板における前記放熱面に設けられた複数のフィンと、
    前記複数のフィンを収容する凹部を有する冷却ケースと、
    前記凹部に沿って前記凹部よりも外周側に配置されたOリングと、を備え、
    前記放熱面には、前記冷却ケースにおける前記凹部の内壁面の一部と係合する位置決め用の複数の係合片が設けられ
    前記複数のフィン及び前記複数の係合片は、前記放熱基板に一体的に設けられていることを特徴とする半導体装置。
  2. 平面視において、
    前記複数のフィンは、前記放熱面における略長方形状の領域に設けられ、
    前記冷却ケースの前記凹部は、略長方形状を有し、
    前記複数の係合片は、前記凹部の対角に配置される角部に係合する一対の係合片を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記冷却ケースは、前記凹部を規定する複数の側壁を含み、前記複数の側壁のうち、前記フィンの集合体の長手方向に沿って設けられた一対の第1側壁及び第2側壁には、冷却媒体の導入口と排出口とが、前記凹部における長手方向の中心線から互いに逆方向にずれた位置に設けられ、
    前記一対の係合片は、前記第1側壁又は第2側壁に連続する角部のうち、前記導入口又は排出口から離間した位置に配置される前記凹部の角部にそれぞれ係合することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記一対の係合片は、前記凹部の対角に配置される角部の形状に対応する外形形状を有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記一対の係合片は、正方形又は直角三角形の断面形状を有し、直角形状部で前記第1側壁及び第2側壁に連続する角部に係合することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記一対の係合片の周辺には、前記凹部の内壁面の一部と係合する補助係合片が設けられることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記一対の係合片と前記補助係合片との間隔は、前記フィンの集合体を構成する前記フィン同士の間隔よりも狭いことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記複数の係合片は、前記放熱基板と同一の金属材料で構成されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の半導体装置。
  9. 前記放熱基板は、前記複数の係合片を前記凹部の内壁面の一部に係合させた状態で前記冷却ケースに対して締結部材により締結されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の半導体装置。
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