JP7046448B2 - パッカー及び当該パッカーを用いる工法 - Google Patents

パッカー及び当該パッカーを用いる工法 Download PDF

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Description

本発明は、上方の領域から下方の領域の順に注入材を注入する工法(いわゆる「ステージグラウト工法」)に関し、より詳細には、当該工法に適したパッカー及びそのパッカーを用いた工法に関する。
図6、図7を参照して、上方の領域から下方の領域の順に注入材を注入する工法、いわゆる「ステージグラウト工法」(特許文献1参照)について説明する。
図6で例示するダム100において、ダム湖100Aに貯水された水Wが、点線Xで示す様に、ダム100の下側(湖底側)からダム湖100Aの反対方向に漏水してしまうと、ダム100はその機能を果たすことが出来ない。
そのため、ダム100の下方に止水壁101を造成して、漏水Xを防止する必要がある。ここで、ダム100の高さ寸法をHとすれば、止水壁101の深さ寸法は0.8H程度が必要である。
例えば、グラウト材を注入して止水壁101を造成する手順、いわゆる「ステージグラウト」の手順を、図7を参照して説明する。
先ず、図7(A)で示す様に、ダム100(図6)直下に、ボーリング孔の1ステージ目H1(最も地上側のボーリング孔)を削孔する。
次に、図7(B)で示す様に、ボーリング孔H1に、図示しない注入用ロッドを挿入してグラウト材Cを充填、注入する。
そしてボーリング孔の1ステージ目H1内のグラウト材Cが固化した後、図7(C)で示す様に、ボーリング孔の1ステージ目H1の下方にボーリング孔の2ステージ目H2を削孔する。図7(C)において、ボーリング孔の1ステージ目H1とボーリング孔の2ステージ目H2の境界を仮想線CHで示す。
そして、図7(D)で示す様に、ボーリング孔の2ステージ目H2にグラウト材Cを充填、注入する。図7(D)で示す手順を施工している際において、グラウト材Cが地上方向に逆流しない様に、例えばボーリング孔の1ステージ目H1の下端(ボーリング孔の2ステージ目H2との境界CHの部分)にパッカー10を配置して、パッカー10を膨張してから、グラウト材Cの充填、注入を行う。
以下、止水壁101(図6)の深さ寸法に到達するまで、図7(C)、図7(D)で示す工程を繰り返す(例えば16ステージ)。
図8において、例えば図7(D)で示す工程において、ボーリング孔H内に注入用ロッド11を挿入し、注入用ロッド11に取り付けたパッカー10を膨張した後にグラウト材Cを地中側に注入している(矢印A)状態を示している。加圧注入によりグラウト材Cがボーリング孔H外に浸透する状態が、符号Rで示されている。
ここで、グラウト材Cを注入する際の注入圧力は、上方の領域よりも下方の領域における注入の方が高圧となる。そのため、深度が深くなると高圧で(MPa単位の注入圧力で)加圧注入が行われることとなる。
しかし、グラウト材Cを高圧で加圧注入する場合、図8において矢印Yで示す様に、パッカー10の上部(地上側)にグラウト材Cがリークしてしまう(注入材が漏れる)場合が存在する。グラウト材Cがリークする要因としては、例えば、施工地盤に亀裂が存在することや、ボーリング孔H削孔の際に亀裂が生じてしまうこと、注入用ロッド11の継ぎ目が緩み、当該継ぎ目からグラウト材Cが漏れてパッカー10上部に溜まること等が考えられる。
そして、リークしたグラウト材Cがパッカー10の上部において符号Zで示す様に固化すると、注入用ロッド11が回収不能になってしまう。そのため、グラウト材Cがパッカー10上部にリークした場合には、それを検知する必要がある。
加圧注入されたグラウト材がパッカー上部にリークしたことを検知する従来技術としては、例えば、図9で示す様なグラウト材注入時の圧力特性(圧力P)と流量特性(流量Q)の特性図から判断する手法が存在する。図9において横軸は時間Tであり、グラウト材のリークが生じていると図9の流量特性曲線において、符号Q1で示す様な一部領域のみ流量が増加する特性を示す。
しかし、図9の符号Q1で示す特性を流量特性が示したとしても、グラウト材がパッカー上部にリークしているか否かは確定しない。
その他のグラウト材のリークを検知する従来技術としては、図10で示す様に、ボーリング孔Hを削孔した後、削孔されたボーリング孔H内から不要な土塊等を除去するために、矢印W1で示す様に清水を注入する。係る清水W1はボーリング孔Hに充填されるが、加圧注入されたグラウト材Cがパッカー10の上部にリークした場合には(矢印Y)、リークしたグラウト材の分だけ清水W1が地上側に溢れ出す。或いはグラウト材Cがパッカー10の上部にリークすると、リークしたグラウト材Cがボーリング孔H内の清水W1により希釈されるので、清水W1に「濁り」が生じる。係る清水W1の「濁り」を視認することにより、パッカー10の上部にグラウト材Cがリークしたと判断することが出来る。
しかし、ボーリング孔Hからの清水W1の溢出も、清水W1の「濁り」も、作業者の視認によるので、グラウト材Cがリークしたか否かの判断は不正確である。特に、パッカーを深度が深い位置に配置している場合には、判定が困難になる。
この様に、グラウト材Cがパッカー10上部にリークしているか否かを容易に且つ正確に検知する技術は、未だに提案されていない。
特公昭47-10509号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、例えば上方の領域から下方の領域の順に注入材を注入する工法(いわゆる「ステージグラウト工法」)において、注入材がパッカー上部にリークしているか否かを容易に且つ正確に検知することが出来るパッカーと、その様なパッカーを用いた工法を提供することを目的としている。
本発明のパッカー(1)は、地上側に注入材検出器(2)が取り付けられ、
前記注入材検出器(2)はハウジング(2A)を備え、ハウジング(2A)は(例えば2本の)光信号の光入出力側伝達系統(2B1、2B2:例えばグラスファイバー)の各端部と接続されており、ハウジング(2A)には注入材侵入用開口部(2AA)が形成されており、注入材侵入用開口部2AAのハウジング内方の領域は(例えば2本の)前記光入出力側伝達系統(2B1、2B2)の各端部の間に位置していることを特徴としている。
本発明のパッカー(1)は、上方の領域から下方の領域の順に注入材(例えばグラウト材)を注入する工法(いわゆる「ステージグラウト工法」)で用いられるのが好ましい。
また、前記パッカー(1:請求項1、2の何れかのパッカー)を用いた本発明の工法は、
上方の領域から下方の領域の順に注入材(C:例えばグラウト材)を注入する工法(いわゆる「ステージグラウト工法」)において、
ボーリング孔(H)を削孔し、当該ボーリング孔(H)に注入用ロッド(11)を挿入する工程と、注入用ロッド(11)に取り付けられたパッカー(1)を膨張させる工程と、注入用ロッド(11)から注入材(C)を注入する工程を有し、
前記パッカー(1)の地上側には注入材検出器(2)が取り付けられ、前記注入材検出器(2)はハウジング(2A)を備え、ハウジング(2A)は(例えば2本の)光信号の光入出力側伝達系統(2B1、2B2:例えばグラスファイバー)の各端部と接続されており、ハウジング(2A)には注入材侵入用開口部(2AA)が形成されており、注入材侵入用開口部(2AA)のハウジング内方の領域は(例えば2本の)前記光入出力側伝達系統(2B1、2B2)の端部の間に位置しており、
前記注入する工程の後、(例えば2本の)前記伝達系統(2B1、2B2)の一方の伝達系統に光信号(例えば、レーザー光)を照射し、当該照射した光信号が他方の伝達系統を透過した場合には、注入材(C)がパッカー(1)の地上側に漏れていないと判断する工程と、
当該照射した光信号が他方の伝達系統を透過しない場合には、注入材(C)がパッカー(1)の地上側に漏れていると判断する工程を有することを特徴としている。
上述の構成を具備する本発明によれば、注入材(C:例えばグラウト材)がパッカー(1)の地上側(パッカー1の上部)にリークしていなければ、注入材検出器(2)の内部にグラウト材(C)は侵入しないので、注入材検出器(2)内部における光信号(レーザー光による光信号)が遮断されることはなく、当該光信号の伝達系統(2B:例えばグラスファイバー)が存在しない空間を光信号(レーザー光)が透過して、受信側の伝達系統(2B2:地上側の受光装置に接続されたグラスファイバー)に到達する。そして、受信側の伝達系統(2B2)に光信号が到達すれば、光信号が注入材検出器(2)内部を透過している(進行している)ことを地上側で把握できる。
そして、地上側では、注入材検出器(2)の内部に注入材(C)は侵入しておらず、注入材(C)がパッカー(1)の地上側にリークしていないことを検知することが出来る。
一方、パッカー(1)の地上側に注入材(C)がリークすると、注入材侵入用開口部(2AA)から、パッカー(1)の地上側に取り付けられた注入材検出器(2)の内部に注入材(C)が侵入する。ここで、前記光信号(レーザー光による光信号)の伝達系統(2B1、2B2:グラスファイバー)は、注入材侵入用開口部(2AA)直近の領域(取り付け時に真下となる領域)で切断されている。そのため、注入材検出器(2)の内部に侵入した注入材(C)は、伝達系統(2B1、2B2:グラスファイバー)の切断部の間における領域に侵入して、前記光信号を遮断する。そのため、光信号は受信側の伝達系統(2B2:地上側の受光装置に接続されたグラスファイバー)に到達せず、当該光信号が注入材検出器(2)内部で遮断されたことが地上側で把握される。
前記光信号が注入材検出器(2)内部で遮断されれば、地上側では、注入材検出器(2)の内部に注入材(C)が侵入したことを把握して、注入材(C)がパッカー(1)の地上側にリークしたことを検知することが出来る。
ここで、本発明では、注入材検出器(2)がパッカー(1)の地上側に取り付けられているため、パッカー(1)を配置すれば、確実に、注入材検出器(2)をパッカー(1)の地上側上部に配置することが出来る。
そのため、リークした注入材(C)がパッカー(1)の地上側(パッカー1の上部)に到達しているか否かを確実に判断することが出来る。
本発明の実施形態を適用した状態を示す説明図である。 図1の要部拡大説明図である。 図2で示す注入材検出器の本体における注入材侵入用開口部を示す平面図である。 図2で示す注入材検出器の検出態様を示す説明図である。 本発明の実施形態を適用して注入材のリークの有無を検知する手順を示す工程図である。 ダム及び止水壁を示す説明図である。 ステージグラウト工法の施工手順を示す工程図である。 注入されたグラウト材がパッカー上部にリークする態様を示す説明図である。 グラウト材注入の際の圧力特性と流量特性を示す特性図である。 従来技術におけるグラウト材のリーク検知の態様を示す説明図である。
以下、図1~図5を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態において、ステージグラウト工法(上方の領域から下方の領域の順にグラウト材Cを注入する工法)によりグラウト材C(注入材)を注入している状態を示している。図1において、ボーリング孔H1、H2から半径方向外方に不均等に湾曲しつつ延在している実線は、グラウト材が注入された状態を表現している。
図1では、先行するボーリング孔H1内にグラウト材C(注入材)を注入して固化させた状態で、後続のボーリング孔H2(図1のパッカー1の下方のボーリング孔)を穿孔するボーリング孔H1の地中側に削孔し、ボーリング孔H2にグラウト材Cを注入する状態を示している。本明細書では、ボーリング孔の先行するステージH1(図1ではパッカー1上方のボーリング孔)を「直前のボーリング孔」、ボーリング孔の後続するステージH2を「最新のボーリング孔」と表記する場合がある。
最新のボーリング孔H2を削孔する際に、直前のボーリング孔H1内の固化したグラウト材が切削されて、直前のボーリング孔H1の内径は、最新のボーリング孔H2と同径に削孔されている。
図1において、最新のボーリング孔H2内にグラウト材Cを注入する際には、注入用ロッド11を挿入する。注入用ロッド11は、直前のボーリング孔H1内の下端近傍であって、最新のボーリング孔H2内の上端直近の位置まで挿入する。換言すれば、図1において注入用ロッド11の下端部は、直前のボーリング孔H1と最新のボーリング孔H2の境界に位置している。
注入用ロッド11の下端部近傍にはパッカー1が取り付けられている。注入用ロッド11を最新のボーリング孔H2内の上端直近の位置まで挿入した後、パッカー1を膨張させて、注入用ロッド11と直前のボーリング孔H1の境界部分をシールする。上述した様に、直前のボーリング孔H1の内径と最新のボーリング孔H2の内径は同径である。
そして、パッカー1を膨張させた後、注入用ロッド11からグラウト材Cを加圧注入する。グラウト材Cは、注入用ロッド11の下端に設けられた図示しない吐出口を介して、最新のボーリング孔H2内に加圧注入される(矢印B)。加圧注入されたグラウト材が、最新のボーリング孔H2内から地中に浸透(注入)される。図1では、加圧注入されたグラウト材が最新のボーリング孔H2内から地中に注入(浸透)する態様が、符号Rで示されている。
図1において、パッカー1の上部(地上側)には、注入材検出器2が取り付けられている。
図2~図4を参照して詳述するが、注入材検出器2は、本体ハウジング2A(図1では図示せず)及び光信号の伝達系統2B(図1では図示せず)を有しており、最新のボーリング孔H2内に注入されたグラウト材C(注入材)がパッカー1の上部(地上側)にリークしているか(漏れているか)否かを判断する機能を有している。
図1において、矢印Yは、リークしたグラウト材Cを示している。
注入材検出器2の詳細が図2に示されている。
図2において、注入材検出器2はハウジング2Aを備え、ハウジング2Aは2本の光信号の伝達系統2B1、2B2(それぞれ光入力側伝達系統、光出力側伝達系統)と接続されている。光信号の伝達系統2B1、2B2を構成する材料としては、例えばグラスファイバーが好適である。
注入材検出器2のハウジング2Aに加え、光信号の伝達系統2B(光入力側伝達系統2B1、光出力側伝達系統2B2)を含めて、注入材検出器2と総称する。
注入材検出器2のハウジング2Aは、例えば中空円筒状に形成されている。ハウジング2Aの一方の端部(図2で右側の端部)には光入力側伝達系統2B1が挿入され、光入力側伝達系統2B1は、図示しない手段によりハウジング2Aに固定されている。一方、ハウジング2Aの他方の端部(図2で左側の端部)には光出力側伝達系統2B2が挿入され、光出力側伝達系統2B2も、図示しない手段によりハウジング2Aに固定されている。
ハウジング2Aにおいて、光入力側伝達系統2B1及び光出力側伝達系統2B2が延在している方向(図2では左右方向)の中央部に、注入材侵入用開口部2AAが形成されている。
図2において、一端がハウジング2Aに固定されている光入力側伝達系統2B1は、その他端は図示しない地上側の発光装置(例えば、レーザーポインター)に接続されている。また、一端がハウジング2Aに固定されている光出力側伝達系統2B2の他端は、図示しない地上側の受光装置に接続されている。
光入力側伝達系統2B1におけるハウジング2A側の端部2B1Aと、光出力側伝達系統2B2におけるハウジング2A側の端部2B2Aは、ハウジング2A内において、一定の間隔を有して対向している(隔離して対向している)。
そして、注入材侵入用開口部2AAのハウジング2A内方の領域は、光入力側伝達系統2B1の端部2B1Aと光出力側伝達系統2B2の端部2B2Aの間に位置している。
例えば、ボーリング孔の内径がφ48mm、注入用ロッドの径がφ40.5mmであれば、図1、図2で示す注入材検出器2は、円環状のクリアランスの半分(幅3.75mm=φ7.5mm/2=(48mm-40.5mm)/2)に相当する領域に注入材検出器2を配置して、当該領域(円環状のクリアランスの半分に相当する領域)に光信号の伝達系統2B1、2B2(グラスファイバー)を地上側から挿入する必要がある。そのため、注入材検出器2の長さ寸法L(図2)は40mm以下、好ましくは20mm程度である。
注入材検出器2の長さ寸法Lが長過ぎると、前記円環状のクリアランスの半分に相当する領域(例えば幅3.75mmの領域)に収まらない。
一方、注入材検出器2の直径は4mm程度が好ましい。注入材検出器2の直径寸法が大き過ぎても、ボーリング孔内壁とロッド外壁の間のクリアランス(前記円環状のクリアランスの半分に相当する領域:例えば幅半径で3.75mm)に収まらないからである。
注入材検出器2における注入材侵入用開口部2AAが図3で示されている。
図3は、光信号の伝達系統2B1、2B2を一部省略して示す平面図であり、注入材侵入用開口部2AAの幅B1は2mm程度が好適であり、注入材侵入用開口部2AAの長さL1は5mm~15mm、好ましくは10mm程度である。
図3で示す様に、注入材侵入用開口部2AAの直下の領域は、離隔して対向している入力側伝達系統2B1の端部2B1Aと光出力側伝達系統2B2の端部2B2Aの間の領域である。
注入材侵入用開口部2AAの直下の領域が端部2B1Aと端部2B2Aの間の領域となっているため、図4を参照して後述する様に、グラウト材C(注入材)がパッカー1の上部にリークしている場合に、リークしているグラウト材Cが、注入材侵入用開口部2AAを介して注入材検出器2(ハウジング2A)内に侵入すれば、グラウト材Cは直ちに、光入力側伝達系統2B1の端部2B1Aと光出力側伝達系統2B2の端部2B2Aの間の領域に侵入して、光入力側伝達系統2B1と光出力側伝達系統2B2を透過しようとする光を遮断する。
図3で示す様に、注入材検出器2のハウジング2Aにおける注入材侵入用開口部2AAは、長円形の単一の開口として形成されるのが好ましい。注入材侵入用開口部2AAを介して、確実にグラウト材Cが注入材検出器2内に侵入する様にするためである。
ただし、注入材侵入用開口部を多数の貫通孔で構成しても良い。或いは、注入材検出器のハウジングを籠、網、パンチングメタル等で構成しても良い。
次に図4を参照して、注入材検出器2を用いて、グラウト材Cがパッカー1の上部にリークしたか否かを検知する機序について説明する。
図4(A)では、グラウト材Cがパッカー1(図1)の上部にリークしていない状態を示している。図4(A)の状態ではグラウト材Cはパッカー1の上部に存在しないので、注入材侵入用開口部2AAを介してグラウト材Cがハウジング2A内に侵入することもない。
そのため、地上側の発光装置(レーザーポインター等)から入力側伝達系統2B1に照射された光信号(レーザー光、レーザー光の流れを矢印LSで示す)は、入力側伝達系統2B1の端部2B1Aから出力側伝達系統2B2の端部2B2Aに向かって照射されると、途中で(ハウジング2A内に侵入したグラウト材Cにより)遮断されることなく、端部2B2Aで受光され、出力側伝達系統2B2を介して地上側の受光装置に伝達される。
そして、入力側伝達系統2B1に照射された光信号(レーザー光)が出力側伝達系統2B2を透過したことにより、ハウジング2A内にはグラウト材Cは侵入しておらず、注入材Cがパッカー1の上部(地上側に)にリークしていないと判断することが出来る。
一方、図4(B)は、グラウト材Cがパッカー1の上部にリークした状態を示している。図4(B)の状態では、リークしたグラウト材Cがパッカー1の上部に堆積しているので、注入材侵入用開口部2AAを介してグラウト材Cが注入材検出器2のハウジング2A内に侵入する。
侵入したグラウト材Cは、入力側伝達系統2B1の端部2B1Aと光出力側伝達系統2B2の端部2B2Aの間の領域に位置し、入力側伝達系統2B1から出力側伝達系統2B2へ照射される光信号(レーザー光)を遮断する。そのため、光信号(レーザー光)は地上側の受光装置には伝達されない。
この様に、入力側伝達系統2B1に照射された光信号(レーザー光)が遮断されて、出力側伝達系統2B2を透過しないことにより、注入材Cがパッカー1の上部に(地上側に)リークし、ハウジング2A内にグラウト材Cが侵入していると判断する。
グラウト材Cの流動性が乏しく、注入材侵入用開口部2AAから注入材検出器2内に侵入しない場合には、注入材検出器2に圧電素子を付けて、グラウト材Cに振動を与えて、注入材検出器2内に侵入する様に形成しても良い。
ただし、実際の施工に際してパッカー1の上部にグラウト材Cがリークすると、パッカー1には1m以上の厚さでグラウト材Cが溜まる。そして、パッカー1上にメートル単位でグラウト材Cが堆積すれば、グラウト材Cが注入材侵入用開口部2AAから浸入する圧力が高圧になる。そのため、グラウト材Cはパッカー1上に取り付けられた注入材検出器2のハウジング2A内に内部に確実に侵入する。
ボーリング孔内壁とロッド外壁の間の環状のクリアランスに対して注入材検出器2を配置することが出来て、パッカー1の上部に漏れたグラウト材Cが注入材侵入用開口部2AAから侵入可能であれば、注入材検出器2の位置については、特に限定条件は無い。
ボーリング孔内壁とロッド外壁の間の環状のクリアランスに配置可能であり、グラウト材Cが注入材侵入用開口部2AAから侵入可能となる位置であれば、例えば、パッカー1から離隔した位置に注入材検出器2を配置することも可能である。
また、伝達系統2B1、2B2と光信号との組み合わせとしては、グラスファイバーとレーザー光(レーザーポインター)の組合せのみならず、電気信号と導線の組合せであっても良い。ただし、深度数10mの地下まで導線を介して電気信号を送ると、ノイズにより当該電気信号が喪失してしまう恐れが存在する。その点で、ノイズに喪失することがない光信号(レーザー光)が好適である。
[実験例]
注入材検出器2の各種仕様を決定するため、図示しないレーザー光照射装置(例えば、レーザーポインター)として入手が容易な出力1MWの市販品を使用して、照射実験を行った。照射実験の結果を表1に示す。
表1
Figure 0007046448000001
照射実験において、レーザー光のグラスファイバーケーブルの長さは100mとした。
注入材検出器2内における反応する濁度(グラスファイバーで構成される光入力側伝達系統2B1の端部2B1Aと光出力側伝達系統2B2の端部2B2Aとの間の濁度)は、「空気中と同様の濁りのない状態」、「濁りの程度を示す指標であるNTUで800NTUであって、薄っすらと濁る程度の状態」及び「C:Wが1:20であり、かなり濁った状態」の3変数とした。
また、端部離間距離(光入力側伝達系統2B1の端部2B1Aと光出力側伝達系統2B2の端部2B2の離間距離)は、それぞれの濁度について、2mm、5mm、10mm、15mm及び20mmを設定した。
実験例では、出力1MWの市販品のレーザーポインターからのレーザー光が受光装置側に到達するか否か、という基準で判断している。
ここで、実施形態においても、図10で説明した従来技術と同様に、ボーリング孔の削孔後、グラウト材注入以前の段階で、ボーリング孔に清水を注入して、掘削の際に出た土などを清水で洗浄している。
実験例では、その清水が「うっすらと濁る」すなわち800NTU程度であれば、グラウト材はリークしていないと判断している。
表1で示す様に、実験例の結果では、「濁りの程度を示す指標であるNTUで800NTUであって、薄っすらと濁る程度の状態」では、「空気中と同様の濁りのない状態」と同様であり、端部離間距離が2~5mmでは、レーザー光が受光装置に戻るが、端部離間距離が10mm以上になると、レーザー光が受光装置に戻らなかった。
一方、「C:Wが1:20であり、かなり濁った状態」では、端部離間距離5~20mmの全ての場合において、レーザー光が受光装置に戻らなかった。
したがって、出力1MWの市販品のレーザーポインターを使用してグラウト材のリークの有無を判断するのであれば、端部離間距離は2~5mm程度に設定するべきである。その様に設定すれば、光入力側伝達系統2B1の端部2B1Aと光出力側伝達系統2B2の端部2B2Aの間にグラウト材がリークしているか否かの判断を確実に行うことが出来る。
次に、主として図5を参照して、図示の実施形態により、グラウト材Cがパッカー1の上部にリークしたか否かを判断する手順について説明する。
図5において、ステップS1では、ボーリング孔を削孔する。このボーリング孔削孔工程は、図1における最新のボーリング孔H2の削孔に相当する。
ステップS2では、注入用ロッドを配置する。ステップS2は、図1において、最新のボーリング孔H2内にグラウト材Cを注入するため、直前のボーリング孔H1内の下端近傍であって、最新のボーリング孔H2内の上端に隣接する位置まで、注入用ロッド11を挿入し配置する工程に相当する。
ステップS3では、パッカー1を配置し、そしてパッカー1を膨張させる。ステップS3を実施する際に、予め注入用ロッド11の下端部近傍に取り付けられたパッカー1は、図1で示す様に、注入用ロッド11を最新のボーリング孔H2内の上端に隣接する位置まで挿入することにより、当該位置(最新のボーリング孔H2内の上端に隣接する位置)に配置される。そして、図示しない流体供給源からパッカー膨張用流体が供給されることにより、パッカー1は膨張する。
ステップS4では、注入用ロッドからボーリング孔内にグラウト材Cを注入する。ステップS4の実施に際しては、図1において、注入用ロッド11の下端に設けられた図示しない吐出口から、最新のボーリング孔H2内にグラウト材Cを注入する。
ステップS5では、光信号の伝達系統2Bに光信号(例えばレーザー光)を照射する。図1及び図2においては、図示しない地上側の発光装置(レーザーポインター等)から光入力側伝達系統2B1にレーザー光を照射する。照射されたレーザー光は光入力側伝達系統2B1を透過し、パッカー1の上部に取り付けられた注入材検出器2に到達する。
図4を参照して上述した様に、グラウト材Cがパッカー1の上部にリークしていなければ、注入材検出器2に到達したレーザー光は光出力側伝達系統2B2を透過して、図示しない地上側の受光装置により受光される。
ステップS6では、ステップS5で発光装置から照射されたレーザー光が、地上側の受光装置で検出されたか否かを判断する。
図4を参照して上述した様に、グラウト材Cがパッカー1の上部にリークしていれば、リークしたグラウト材Cは注入材検出器2のハウジング2A内に侵入して、光出力側伝達系統2B2に向かって進行するレーザー光を遮断する。従って、レーザー光は光出力側伝達系統2B2を透過せず、地上側の図示しない受光装置により受光されることはない。
これにより、地上側の図示しない受光装置によりレーザー光が受光されたか否かにより、グラウト材Cがパッカー1の上部にリークしたか否かを判断することが出来るのである。
ステップS6において、地上側の受光装置でレーザー光が検出された場合(ステップS6が「Yes」)、ステップS7に進み、グラウト材Cがパッカー1の上部にリークしていないと判断する。そして、次のボーリング孔について、ステップS1からの手順を繰り返す。
一方、ステップS6の判断の結果、地上側の受光装置でレーザー光が検出されない場合(ステップS6が「No」)、ステップS8に進み、グラウト材Cがパッカー1の上部にリークしていていると判断する。そしてステップS9に進む。
ステップS9では、グラウト材がパッカーの地上側の領域にリークしている場合の措置を実行してリークの原因を究明し、排除する。例えば、施工地盤Gの亀裂、ボーリング孔削孔の際に亀裂を改修し、或いは注入用ロッドの継ぎ目からグラウト材Cが漏れていればその改修を行う。
ステップS9が完了したら、次のボーリング孔について、ステップS1からの手順を繰り返す。
ステージグラウト工法で上方の領域から下方の領域の順にグラウト材を注入して止水壁等の構造体を造成する際には、造成する構造体の地中深さに応じて、順次、地中方向にボーリング孔を削孔し、当該ボーリング孔内にグラウト材Cを注入する。そのため、図5のステップS1からの手順は、造成する構造体の地中深さに対応するステージ数だけ繰り返して実行される。
図示の実施形態によれば、グラウト材C(注入材)がパッカー1の上部(地上側)にリークしていなければ、パッカー1の地上側に取り付けられた注入材検出器2のハウジング2Aの内部にグラウト材Cは侵入することもない。
そのため、地上側の発光装置から入力側伝達系統2B1に照射された光信号(レーザー光)は、注入材検出器2の内部において、伝達系統2Bが存在しない空間である入力側伝達系統2B1の端部2B1Aから出力側伝達系統2B2の端部2B2Aに、遮断されることなく伝達され(透過し)、出力側伝達系統2B2を介して地上側の受光装置に伝達される。
そして、受信側の伝達系統(出力側伝達系統2B2:地上側の受光装置に接続されたグラスファイバー)に光信号が到達すれば、当該光信号が注入材検出器2内部を透過している(進行している)ことを地上側で把握出来、注入材検出器2の内部にグラウト材C(注入材)は侵入しておらず、グラウト材Cがパッカー1の地上側にリークしていないことを検知することが出来る。
一方、パッカー1の上部(地上側)にグラウト材C(注入材)がリークした場合には、ハウジング2Aの注入材侵入用開口部2AAを介して、グラウト材Cが注入材検出器2の内部に侵入する。そして、侵入したグラウト材Cは、入力側伝達系統2B1の端部2B1Aと光出力伝達系統2B2の端部2B2Aが隔離している領域に侵入して、入力側伝達系統2B1から出力伝達系統2B2への照射される光信号(レーザー光)を遮断する。
そのため、光信号は受信側の出力側伝達系統2B2を透過せず、地上側の受光装置には受光されないので、地上側において、注入材検出器2の内部にグラウト材Cが侵入したことを把握し、グラウト材Cがパッカー1の地上側にリークしたことを検知することが出来る。
また、図示の実施形態においては、注入材検出器2がパッカー1の地上側上部に取り付けられているため、パッカー1を配置すれば、確実に、注入材検出器2をパッカー1の地上側上部に配置することが出来るので、リークしたグラウト材C(注入材)がパッカー1の地上側(パッカー1の上部)まで到達しているか否かを確実に判断することが出来る。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
例えば、図示の実施形態ではダム下方の止水壁造成をステージグラウトで行う場合について説明しているが、本発明は、ダム下方の止水壁造成のみに限定して使用される訳ではない。本発明は、上方の領域から下方の領域に加圧注入を進めるステージグラウト全般に適用可能である。
1・・・パッカー
2・・・注入材検出器
2A・・・ハウジング
2AA・・・注入材侵入用開口部
2B・・・光信号の伝達系統
2B1・・・入力側伝達系統
2B2・・・出力側伝達系統
11・・・注入用ロッド
C・・・グラウト材(注入材)
H・・・ボーリング孔

Claims (3)

  1. 地上側に注入材検出器が取り付けられ、
    前記注入材検出器はハウジングを備え、ハウジングは光信号の光入出力側伝達系統の各端部と接続されており、ハウジングには注入材侵入用開口部が形成されており、注入材侵入用開口部のハウジング内方の領域は前記光入出力側伝達系統の各端部の間に位置していることを特徴とするパッカー。
  2. 上方の領域から下方の領域の順に注入材を注入する工法で用いられる請求項1のパッカー。
  3. 上方の領域から下方の領域の順に注入材を注入する工法において、
    ボーリング孔を削孔し、当該ボーリング孔に注入用ロッドを挿入する工程と、注入用ロッドに取り付けられたパッカーを膨張させる工程と、注入用ロッドから注入材を注入する工程を有し、
    前記パッカーの地上側には注入材検出器が取り付けられ、前記注入材検出器はハウジングを備え、ハウジングは光信号の光入出力側伝達系統の各端部と接続されており、ハウジングには注入材侵入用開口部が形成されており、注入材侵入用開口部のハウジング内方の領域は前記光入出力側伝達系統の各端部の間に位置しており、
    前記注入する工程の後、前記伝達系統の一方の伝達系統に光信号を照射し、当該照射した光信号が他方の伝達系統を透過した場合には、注入材がパッカーの地上側に漏れていないと判断する工程と、
    当該照射した光信号が他方の伝達系統を透過しない場合には、注入材がパッカーの地上側に漏れていると判断する工程を有することを特徴とする工法。
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