JP7046354B2 - 施錠装置を用いた施錠システム - Google Patents
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つまり、カメラで撮影した顔データが、事前に登録された人物の顔データと一致し、しかも、IDカードなどから読み取られたIDが、顔データとして読み取られた本人のものであると判定された場合に、解錠する構成となっている。
従来のものは、IDカードを読み取り機に接触させるものであるが、近年では、ID情報を非接触状態で読み取らせようとしている。
たとえば、自宅の扉に施錠装置を設置した場合、両手が買い物で塞がっているので、RFIDタグ(radio frequency identification tag)を読み取り部分にわざわざ接触させなくても、非接触状態でID情報の交信ができるようにすることが望まれている。
前記RFIDタグは、家族全員に支給されるので、家族で同時に帰宅し、扉の前にたたずんだ場合、読み取り部分では、複数のRFIDタグとの交信が同時に行われ、その結果、混信、つまり、コリジョンが発生し、解錠できず、使い勝手の悪いものとなる。
識別対象人物4が、外部操作機20の近傍に近づくと(図1参照)、図6に示されているとおり、トリガーとして、識別対象人物4によって外部押しボタン28が押されたか否かが判定される(ステップS1)。外部押しボタン28が押された場合、トリガー値が保存される(ステップS2)。この場合、外部操作機制御部30は、後述の訪問者モードを実行する。一方で、外部押しボタン28が押されなかった場合、トリガーとして、IRセンサ26によって識別対象人物4の存否が検知される(ステップS3)。IRセンサ26が作動しなかった場合、外部操作機制御部30は、初期状態に戻る。一方で、IRセンサ26が作動して識別対象人物4が検知された場合、トリガー値が保存される(ステップS4)。この場合、外部操作機制御部30は、住人モードを実行する。
カメラ23が起動し(ステップS5)、内部操作機40の内部用モニタ42が起動する(ステップS6)。カメラ23が起動して3分以内に、カメラ23が識別対象人物4の顔を撮影して顔撮影データを取得できたか否かが判定される(ステップS7)。顔撮影データが取得できなかった場合、外部操作機制御部30は、初期状態に戻る。一方で、顔撮影データを取得できた場合、住人顔認証処理手順が実行される(ステップS8)。
顔撮影データと住人識別情報の登録時顔認証データとが照合され、識別対象人物4が特定の第1の住人であるか否かが判定される(ステップS9)。顔撮影データと登録時顔認証データとが合致した場合、ID認証手順が実行される(ステップS11)。一方、顔撮影データと登録時顔認証データとが合致しない場合、顔撮影データと補正後顔認証データとが照合され、両者が合致するか否かが判定される(ステップS10)。顔撮影データと補正後顔認証データとが合致した場合、ID認証手順が実行される(ステップS11)。
複数の住人に対して住人毎に割り当てられた携帯器5のうち、特定の第1の住人が所有する携帯器5の特定RFIDタグに対して、送受信アンテナ29を通じて非接触交信が実行される(ステップS11)。その際、それぞれが携帯器5を携行した複数の住人がいた場合であっても、特定RFIDタグは、特定の第1の住人以外の住人が所有する他の携帯器5のRFIDタグよりも優先して非接触交信が実行される。ここでは、特定RFIDタグに対してのみ、非接触交信が実行される場合や、最初に特定RFIDタグに非接触交信が実行され、順次他のRFIDタグに非接触交信が実行される場合が含まれる。
顔撮影データから、顔面の部位の座標が、補正後顔認証データとして検出される(ステップS14)。詳説すれば、例えば、目の横幅、両目の間隔、目から鼻までの間隔、鼻から口までの間隔、口の幅などの座標が検出される。この座標に基づいて、顔撮影データと住人識別情報の登録時顔認証データとが照合され、補正後顔認証データの記録または更新が必要か否かが判定される(ステップS15)。既に補正後顔認証データが存在する場合は、顔撮影データと補正後顔認証データとが照合される。座標が変化していた場合、住人の成長、加齢、外傷などによって外観が変化したものと仮定して、座標が補正後顔認証データとして記録される。既に補正後顔認証データが存在する場合は、情報が累積され、または上書きされる(ステップS16)。
解錠信号が電気錠12の電気錠制御部14に送信され、電気錠12が解錠する(ステップS17)。外部用モニタ22に「解錠」が表示され(ステップS18)、解錠してから10秒後、外部用モニタ22が停止する(ステップS19)。外部操作機制御部30は、初期状態に戻る。
住人顔認証処理手順において、顔撮影データと登録時顔認証データとが合致しない場合であって(ステップS9)、補正後顔認証データがない場合、顔撮影データと補正後顔認証データとが合致しない場合(ステップS10)、または、ID認証手順において、特定RFIDタグから返信がなかった場合(ステップS12)、認証されなかった事実が履歴として認証NG用のメモリに保存され(ステップS20)、表出手順が実行される(ステップS21)。外部用モニタ22に、鍵を用いた解錠を住人に促すメッセージとして、例えば「今日は鍵で開けてください。」と表示される。メッセージが表示されて30秒後、外部用モニタ22が停止する(ステップS19)。外部操作機制御部30は、初期状態に戻る。
カメラ23が起動し(ステップS22)、内部操作機40の内部用モニタ42が起動する(ステップS23)。内部用モニタ42に、顔の撮影を識別対象人物4に促すメッセージとして、例えば「御用の方は顔をモニタにあわせてください。」と表示される(ステップS23)。
顔撮影データと知人識別情報の登録時顔認証データとが照合され、識別対象人物4が特定の知人であるか否かが判定される(ステップS25)。顔撮影データと登録時顔認証データとが合致した場合、認証された事実が履歴として認証OK用のメモリに保存され(ステップS27)、知人用室内コール手順が実行される(ステップS28)。一方、顔撮影データと登録時顔認証データとが合致しない場合、顔撮影データと補正後顔認証データとが照合され、両者が合致するか否かが判定される(ステップS26)。顔撮影データと補正後顔認証データとが合致した場合、認証された事実が履歴として認認証OK用のメモリに保存され(ステップS27)、知人用室内コール手順が実行される(ステップS28)。一方で、顔撮影データと補正後顔認証データとが合致しない場合、認証されなかった事実が履歴として認証NG用のメモリに保存され(ステップS30)、一般用室内コール手順が実行される(ステップS31)。
識別対象人物4が知人であることを在宅者に報知するために、内部操作機40の内部用スピーカ45から、呼び出し音や、例えば「○○さんがいらっしゃいました」などの音声が出力される(ステップS28)。同時に、外部用モニタ22に、在宅者を呼び出していることを識別対象人物4に報知するためのメッセージとして、例えば「呼び出し中です。しばらくお待ちください。」と表示される(ステップS29)。
識別対象人物4が知人でないことを在宅者に報知するために、内部操作機40の内部用スピーカ45から、呼び出し音や、例えば「お客様がいらっしゃいました」などの音声が出力される(ステップS31)。同時に、外部用モニタ22に、在宅者を呼び出していることを識別対象人物4に報知するためのメッセージとして、例えば「呼び出し中です。しばらくお待ちください。」と表示される(ステップS32)。
内部操作機40の内部用押しボタン46が押されたか否かが判定される(ステップS33)。内部用押しボタン46が押された場合、在宅者と通話できる状態であることを識別対象人物4に報知するために、外部用モニタ22に、例えば「通話」と表示される(ステップS34)。同時に、外部用スピーカ27、外部用マイク25、内部操作機40の内部用スピーカ45、内部操作機40の内部用マイク44を通じて、識別対象人物4と在宅者との通話が実現する(ステップS35)。再び、内部用押しボタン46が押されたか否かが判定され(ステップS36)、内部用押しボタン46が押された場合、通話が終了する。一方で、内部用押しボタン46が押されなかった場合、通話が実現してから60秒後、通話が終了する。通話が終了すると、外部用モニタ22が停止し(ステップS37)、外部操作機制御部30は、初期状態に戻る。
2 扉
3 ドアノブ
4 識別対象人物
5 携帯器(RFIDタグ、物理キー)
6 携帯器制御部
7 アンテナ
8 携帯器メモリ
10 施錠システム
11 施錠装置
12 電気錠(鍵開閉駆動部)
13 筐体
14 電気錠制御部
15 シリンダー
16 デッドボルト
17 開閉センサ
18 施解錠モータ
20 外部操作機
21 外部用本体ケース(本体ケース)
22 外部用モニタ
23 カメラ
24a~d ライト
25 外部用マイク
26 IRセンサ(人感センサ)
27 外部用スピーカ
28 外部用押しボタン
29 送受信アンテナ(RFID送受信部)
30 外部操作機制御部
31 外部操作機メモリ
40 内部操作機
41 内部用本体ケース
42 内部用モニタ
43 タッチパネル
44 内部用マイク
45 内部用スピーカ
46 内部用押しボタン
47 内部操作機制御部
48 内部操作機メモリ
Claims (4)
- 鍵開閉駆動部と、この鍵開閉駆動部に接続した制御部とを備え、前記制御部には、複数のRFIDタグ(radio frequency identification tag)との非接触交信を行うRFID(radio frequency identification)送受信部と、カメラと、メモリと、を接続し、
前記制御部は、前記カメラで撮影した顔データが、前記メモリに登録された顔認証データに基づき、特定の第1の人物であると判定した場合、前記メモリ内において、この第1の人物に割り当てられた第1のRFIDタグに対して、前記RFID送受信部を通じて、第1の人物以外の人物に割り当てられた他のRFIDタグよりも優先的に非接触交信を試みる構成であり、前記制御部に人感センサを接続するとともに、この人感センサ、前記RFID送受信部、前記カメラ、前記メモリの少なくとも一部を、本体ケース内に収納させた施錠装置を有し、前記本体ケースを、扉部分、または、この扉の外周に存在する壁面部分に設置した施錠システム。 - 前記制御部は、前記カメラで撮影した顔データが、前記メモリに登録された顔認証データに基づき、特定の第1の人物であると判定した場合、前記メモリ内において、この第1の人物に割り当てられた前記第1のRFIDタグに対してのみ、前記RFID送受信部を通じて非接触交信を試みる構成とした請求項1に記載の施錠システム。
- 前記制御部に、モニタを接続し、
前記制御部は、前記カメラで撮影した顔データが、前記メモリに登録された顔認証データに基づき、特定の第1の人物であると判定した場合、前記メモリ内において、この第1の人物に割り当てられた前記第1のRFIDタグに対してのみ、前記RFID送受信部を通じて非接触交信を試み、前記第1のRFIDタグからの返信応答がない場合、前記モニタに、前記第1のRFIDタグに基づく、前記鍵開閉駆動部の起動不可のメッセージを表出させる構成とした請求項2に記載の施錠システム。 - 前記モニタに、前記第1のRFIDタグに基づく、前記鍵開閉駆動部の起動不可のメッセージとして、物理キー使用による解錠動作を指示するメッセージを表出させる構成とした請求項3に記載の施錠システム。
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