JP7045023B2 - 地盤の密度・水分測定装置および方法 - Google Patents

地盤の密度・水分測定装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、ラジオアイソトープ(RI)法により地盤の密度および/または水分を測定する地盤の密度・水分測定装置および方法に関する。
近年、盛土の施工管理は、砂置換法と、RI(ラジオアイソトープ/放射性同位体)法との併用が主流となっている。このうち、標準的なRI装置による測定では、鋼棒を大ハンマで地盤に打ち込んで測定孔を開け、RI放射線源を地盤内に挿入して密度・水分を測定するが、大ハンマの取り扱い時における作業者の怪我防止のための対策が必要であり、また、RI装置本体が重量物のため測定作業に手間取ることも多かった。また、大規模工事では、測定回数が多くなり、二人以上で作業する必要があった。
かかる省人化の課題に対し、特許文献1は、散乱型RI計を転圧用車体の下部で地表面に置くだけで密度・水分を測定する装置を提案し、特許文献2も締め固め密度検出用センサを転圧作業車の下部で地表面に置くだけで測定を行う装置を提案する。
特許文献3は、削孔ドリルの先端にRI放射線源を配置することで、削孔ドリルとRI放射線源とを一体化し、削孔ドリルによる地盤の削孔とともにRI放射線源を地中に挿入して地盤の密度・水分を測定する装置を提案する。
特開平7-48809号公報 特開平10-293027号公報 特開平7-42141号公報
しかし、引用文献1,2の装置によれば、測定精度の面で十分ではなく、実用化までの別の課題が多い。また、引用文献3では、RI放射線源と一体化した削孔ドリルによる地盤の削孔時にRI放射線源の破損や紛失のおそれがある。RI放射線源は原子力規制委員会に届け出が必要で、破損や紛失のリスクは最小化する必要がある。一方、一般的に削孔した測定用孔にRI放射線源を人手によらず正確に挿入することは困難であり、測定精度の低下のおそれがある。
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、測定作業の省人化を実現しつつRI放射線源の破損や紛失のリスクを最小化し、また、測定精度を向上できる地盤の密度・水分測定装置および方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための地盤の密度・水分測定装置は、ラジオアイソトープ(RI)法により地盤の密度および/または水分を測定する装置であって、
RI放射線源と、前記RI放射線源からの放射線を受信する測定部と、前記RI放射線源が配置された棒状体と、地盤を削孔するドリルと、前記測定部と前記棒状体と前記ドリルとが配置された回動板と、前記回動板を回動させる回動手段と、を備え、
前記回動手段が前記回動板を回動させることで前記棒状体と前記ドリルとの平面位置が互いに入れ替わるように構成し、
前記ドリルによる削孔で地盤内に測定用孔を形成した後に、前記棒状体が前記回動板の回動により前記測定用孔の平面位置に移動してから前記測定用孔内に降下し、前記地盤内の前記RI放射線源からの放射線を前記測定部が受信して測定地点の密度および/または水分を測定するものである。
この地盤の密度・水分測定装置によれば、ドリルで地盤を削孔して地盤内に測定用孔を形成した後に、回動板を回動させて棒状体をその測定用孔の平面位置に移動させてから測定用孔内に降下させることで、棒状体に配置されたRI放射線源が地盤内に位置し、その地盤内のRI放射線源からの放射線を測定部が受信して測定地点の密度および/または水分を測定する。このように、測定用孔の形成とRI放射線源の測定用孔への配置を人手によらずに実行できるので測定作業の省人化を実現できる。また、RI放射線源は、地盤の削孔を行うドリルと一体化されず独立しているので、削孔に伴う破損等のおそれがなく、RI放射線源の破損や紛失のリスクを最小化することができる。また、回動板の回動により棒状体とドリルとの平面位置が互いに入れ替わることで、ドリルにより地盤に形成された測定用孔の平面位置に棒状体を正確に位置させることができるので、ドリルから独立したRI放射線源を測定用孔の平面位置に正確に位置決めできる。
上記地盤の密度・水分測定装置において、前記ドリルを、所定深さの前記測定用孔を形成するように前記回動板に対し昇降させる第1昇降手段と、前記棒状体を前記回動板に対し昇降させ所定の降下量だけ降下させる第2昇降手段と、を備え、さらに地盤面との間の距離を測定する距離計を前記回動板に備え、前記測定された距離と前記所定の降下量とから前記測定地点における前記RI放射線源の深さ位置を得ることが好ましい。これにより、地盤内のRI放射線源の正確な深さ位置がわかるので、測定精度を向上できる。
また、前記回動板を支持しかつ前記地盤に対し固定されるシャフトを備え、前記回動板は前記シャフトを中心にして回動するように構成することが好ましい。
上記目的を達成するための地盤の密度・水分測定方法は、ラジオアイソトープ(RI)法により地盤の密度および/または水分を測定する方法であって、
RI放射線源と、前記RI放射線源からの放射線を受信する測定部と、前記RI放射線源が配置された棒状体と、地盤を削孔するドリルと、前記測定部と前記棒状体と前記ドリルとが配置された回動板と、前記回動板を回動させる回動手段と、前記回動板を支持しかつ前記地盤に対し固定されるシャフトと、を備え、前記回動手段が前記回動板を回動させることで前記棒状体と前記ドリルとの平面位置が互いに入れ替わるように構成した地盤の密度・水分測定装置を用意し、
自走式建設機械が前記地盤の密度・水分測定装置を保持した状態で前記シャフトを地盤に対し固定するステップと、
地盤面に対向した前記回動板を水平に調整するステップと、
前記ドリルによる削孔で地盤内に測定用孔を形成するステップと、
前記回動板の回動により前記棒状体を前記測定用孔の平面位置に移動させるステップと、
前記棒状体を前記測定用孔内に降下させるステップと、
前記地盤内の前記RI放射線源からの放射線を前記測定部が受信して測定地点の密度および/または水分を測定するステップと、
前記棒状体を上昇させて前記測定用孔から退避させるステップと、を備え、
前記自走式建設機械が移動して別の測定地点で前記各ステップを実行するものである。
この地盤の密度・水分測定方法によれば、ドリルで地盤を削孔して地盤内に測定用孔を形成した後に、回動板を回動させて棒状体をその測定用孔の平面位置に移動させてから測定用孔内に降下させることで、棒状体に配置されたRI放射線源が地盤内に位置し、その地盤内のRI放射線源からの放射線を測定部が受信して測定地点の密度および/または水分を測定する。このように、測定用孔の形成とRI放射線源の測定用孔への配置を人手によらずに実行できるので測定作業の省人化を実現できる。また、RI放射線源は、地盤の削孔を行うドリルと一体化されず独立しているので、削孔に伴う破損等のおそれがなく、RI放射線源の破損や紛失のリスクを最小化することができる。また、回動板の回動により棒状体とドリルとの平面位置が互いに入れ替わることで、ドリルにより地盤に形成された測定用孔の平面位置に棒状体を正確に位置させることができるので、ドリルから独立したRI放射線源を測定用孔の平面位置に正確に位置決めできる。
また、自走式建設機械が地盤の密度・水分測定装置を保持した状態で、一の測定地点で測定が終了すると、地盤面上を移動し別の測定地点で同様に測定を行うことができるので、所定の測定対象領域において地盤の密度および/または水分を容易かつ効率的に測定できる。
本発明の地盤の密度・水分測定装置および方法によれば、測定作業の省人化を実現しつつRI放射線源の破損や紛失のリスクを最小化し、また、測定精度を向上できる。
本実施形態による地盤の密度・水分測定装置を概略的に示す斜視図である。 図1の地盤の密度・水分測定装置の正面図である。 図1,図2の回動板の上面図である。 自走式の建設機械が図1~図3の地盤の密度・水分測定装置を保持して実際の測定を行う様子を示す概略図である。 図1~図4の地盤の密度・水分測定装置の操作系および測定系を概略的に示すブロック図である。 図1~図5の地盤の密度・水分測定装置による地盤の締固度測定の各ステップを説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。図1は本実施形態による地盤の密度・水分測定装置を概略的に示す斜視図である。図2は図1の地盤の密度・水分測定装置の正面図である。
図1,図2のように、地盤の密度・水分測定装置10は、地盤Gに対し固定されるシャフト11と、シャフト11に直交し地盤面Sに対向するように配置される円板状の回動板12と、回動板12に配置されRI放射線源からの放射線を受信し測定地点の地盤の密度と水分を測定する測定部13と、測定部13に支持され測定部13を貫通するように配置され先端にRI放射線源14aを有する棒状体からなる線源棒14と、地盤Gを削孔し地盤G内に測定用の有底孔(測定用孔)Hを形成するドリル16と、シャフト11の上部の大径部11aに固定され回動板12を所定角度だけ回動させるための回動モータ19と、を備える。
回動板12は、回動中心から垂直上方に延びる円筒部12aと、円筒部12aの上端で横方向に張り出したフランジ部12bと、を有する。シャフト11は、円筒部12a内を貫通し、回動板12の下方で横方向に突き出た突出部11bを有し、突出部11bと回動板12との間に配置された軸受29を介して回動板12を回動可能に支持するようになっている。回動モータ19により回転する回転板19aの端面のギア19bとフランジ部12bの外周端面のギア12eとが噛み合い、回動モータ19が回転することで、回動板12が回動するようになっている。
ドリル16は、回動板12に対しその上方で対向するように半径方向に延びて円筒部12aに保持された支持体17に支持されている。このため、ドリル16は、回動板12の回動により支持体17とともに地盤面Sに対し回動する。また、ドリル16は、回動板12に形成された円形状のドリル昇降用開口12dを通過可能に配置され、円筒部12aと支持体17との間に設けられたラックピニオン18により支持体17とともに回動板12に対し昇降するようになっている。ドリル16は、回動板12に直交し、かつ、その中心がドリル昇降用開口12dの中心と一致するように位置決めされる。
また、支持体17には、回動板12に対するドリル16の高さ方向の下限位置を検知し作動するリミットスイッチ(図示省略)が配置され、ラックピニオン18によりドリル16が支持体17とともに降下しながら地盤Gを削孔し、下限位置に達すると、ドリル16が停止するようになっている。これにより、地盤G内に所定深さdの測定用孔Hを形成することができる。
線源棒14は、回動板12の回動により地盤面Sに対し回動し、また、回動板12に形成された円形状の線源用開口12cを通過可能に配置され、測定部13内に設けられたラックピニオン15により昇降するようになっている。線源棒14は、回動板12に直交し、かつ、その中心が線源用開口12cの中心と一致するように位置決めされる。
また、線源棒14には、回動板12に対する線源棒14の高さ方向の下限位置を検知し作動するリミットスイッチ(図示省略)が配置され、ラックピニオン15により線源棒14が測定用孔H内を降下し、下限位置に達すると、その降下動作が停止するようになっている。これにより、線源棒14を所定の降下量だけ降下させることができ、RI放射線源14aを地盤G内の所定深さ位置まで挿入することができる。
また、回動板12の上面には水平センサ21が配置され回動板12の水平を検知するようになっている。また、回動板12の上面に位置する測定部13の底面にはレーザ式の距離計22が配置され回動板12と地盤面Sとの間の距離yを測定するようになっている。
また、測定部13の底面であって線源用開口12cの近傍にはカメラ23が配置され、線源棒14を確認できるようになっている。また、ドリル昇降用開口12dの近傍にはカメラ24が配置され、ドリル16および地盤G内に形成された測定用孔Hを確認できるようになっている。
シャフト11は、先端が鋭利に構成され、地盤面Sから押し込まれることで地盤G内に圧入されるが、離隔保持板20がシャフト11に直交して設けられ、シャフト11が地盤G内に圧入されたとき、回動板12が地盤面Sに接近し過ぎないようになっている。図2のように、離隔保持板20が地盤面Sに当接することで、測定部13の底面(回動板12の上面)と地盤面Sとの間の距離yを一定に保つことができる。距離yを、たとえば5cmに設定することにより、回動板12が回動したとき、地盤面Sに不陸があっても距離計22やカメラ23,24が地盤面Sに接触して損傷することを未然に防止できる。
測定部13と線源棒14のRI放射線源14aとは、公知の透過型RI計測器を構成し、RI放射線源14aのガンマ線源から地盤を透過したガンマ線を測定部13のガンマ線検出器が検出する。地盤の密度が増加するとガンマ線検出数が減少する関係にあるので、ガンマ線検出数に基づいて密度を測定できる。また、RI放射線源14aの中性子線源から地盤Gを透過した速中性子を測定部13の中性子検出器が検出する。地盤の水分が増加すると速中性子検出数が減少する関係にあるので、速中性子検出数に基づいて水分を測定できる。このようにして測定された密度と水分に基づいて地盤の締固度を求めることができる。
図3は、図1,図2の回動板12の上面図である。図3のように、回動板12は、回動モータ19とともにターレット機構を構成し、回動モータ19によりシャフト11の中心軸pを中心にして回動するが、線源棒14が通過する回動板12の線源用開口12cの中心と、ドリル16が通過する回動板12のドリル昇降用開口12dの中心とは、中心軸pを通る一点鎖線で示す直線a上に位置し、中心軸pからの各中心までの距離が同一である。このため、回動板12が回動モータ19により、回動方向R(または、その反対方向R’)に回動し、180度回動すると、線源用開口12cとドリル昇降用開口12dとの各平面位置が互いに入れ替わるようになっている。
したがって、たとえば、回動板12が図2,図3の位置で、ドリル16により地盤G内に測定用孔Hを形成し、ドリル16を上昇させ測定用孔H内から退避させてから、回動板12を180度回動させることで、線源棒14が線源用開口12cとともにドリル16,ドリル昇降用開口12dの回動前の平面位置に位置する。このようにして、ドリル16により地盤Gに形成された測定用孔Hの平面位置に線源棒14を正確に位置させることができるので、RI放射線源14aを測定用孔Hの平面位置に正確に位置決めできる。この平面位置で、図2の破線で示すように、線源棒14を所定の降下量だけ降下させることでRI放射線源14aを測定用孔H内の所定深さ位置に容易かつ正確に挿入することができる。
以上のように、本実施形態の地盤の密度・水分測定装置10によれば、地盤G内の測定用孔Hの形成とRI放射線源14aの測定用孔H内への配置を人手によらずに実行できるので測定作業の省人化を実現できる。また、RI放射線源14aは、地盤Gの削孔を行うドリル16と一体化されず独立しているので、削孔に伴う破損等のおそれがなく、RI放射線源14aの破損や紛失のリスクを最小化することができる。
図4は、自走式の建設機械が図1~図3の地盤の密度・水分測定装置を保持して実際の測定を行う様子を示す概略図である。本実施形態では、図4のように、自走式の建設機械として操作が容易で不整地でも走行可能な履帯式のバックホウBHに図1~図3の地盤の密度・水分測定装置10を搭載する。具体的には、バックホウBHのアームAMの先端に地盤の密度・水分測定装置10のシャフト11の大径部11aをボルト等の締め付け具により固定し、バックホウBHに地盤の密度・水分測定装置10を搭載し保持する。このように、バックホウBHのアームAMの先端に地盤の密度・水分測定装置10を保持するので、測定位置の位置決めが容易である。なお、バックホウは、クレーン付中型トラックでの運搬を想定し、2.9t以下(たとえば、約2t)の機種を選定することが好ましい。
バックホウBHは、地盤の密度・水分測定装置10を操作するための操作パネル30と、地盤の締固度の測定位置を計測するためのGPS受信器31と、を備えている。操作パネル30は、オペレータがバックホウBHの操縦席で操作できるような見易く操作し易い位置に配置されている。
バックホウBHは、地盤の密度・水分測定装置10を地盤面Sから離れた状態で保持して地盤面S上を走行し、GPS受信機31から得た位置情報に基づいて測定位置で停止する。オペレータがアームAMやブームBMを操作することで、地盤の密度・水分測定装置10のシャフト11を地盤面Sから押し込み地盤Gに圧入する。このとき、操作パネル30の情報表示部30b(図5)に表示される水平センサ21の測定結果に基づいて回動板12が水平になるようにバックホウBHの操作で調整する。
次に、図1~図4の地盤の密度・水分測定装置の操作系および測定系について図5のブロック図を参照して説明する。
図5のように、図4の操作パネル30は、図1~図4の地盤の密度・水分測定装置10の操作系としてオペレータ操作部30aと、各種情報を表示するオペレータ情報表示部30bと、を有する。オペレータ操作部30aとオペレータ情報表示部30bとは、液晶表示パネルから構成され、オペレータ操作部30aはタッチパネル式に構成される。
地盤の密度・水分測定装置10は、ドリル16を高速回転させるドリル駆動モータ26と、ドリル16を昇降させるためにラックピニオン18を駆動するドリル昇降駆動モータ27と、線源棒14を昇降させるためにラックピニオン15を駆動する線源棒昇降駆動モータ28と、を備える。オペレータ操作部30aは、タッチパネル上で各駆動モータ26,27,28と回動モータ19(図1,図2)のオン・オフを操作できるようになっている。すなわち、オペレータ操作部30aは、ドリル駆動モータ26のオン・オフを操作するスイッチ、ドリル昇降駆動モータ27のオン・オフを操作するスイッチ、線源棒昇降駆動モータ28のオン・オフを操作するスイッチ、および、回動モータ19のオン・オフを操作するスイッチをタッチパネル上に備える。
ドリル昇降駆動モータ27がオンされると、ドリル16が降下しながら回動板12のドリル昇降用開口12dを通り抜け、地盤面Sから地盤Gを削孔し、所定の下限位置に達すると、リミットスイッチにより停止し、その後、再びオンされると、ドリル昇降駆動モータ27が逆回転することで上昇し、元の高さ位置まで退避するようになっている。また、回動モータ19がオンされると、回動板12を180度だけ自動的に回動させるようになっている。
また、線源棒昇降駆動モータ28がオンされると、線源棒14が降下しながら回動板12の線源用開口12cを通り抜け、地盤G内の測定用孔Hへと降下し、所定の下限位置に達すると、リミットスイッチにより自動的に停止することで、所定の降下量だけ降下するようになっている。測定部13による測定終了後、オンされると、線源棒昇降駆動モータ28が逆回転することで上昇し、元の高さ位置まで退避するようになっている。
また、図1~図4の地盤の密度・水分測定装置10の測定系として、測定部13で測定された密度・水分の測定データ、および、図4のバックホウBHのGPS受信器31で受信したGPS位置データが、データ収集機能と通信機能とを有するIoTモジュールを組み込んだ処理端末32,33を介してインターネット経由で管理事務所や現場事務所に設置されたコンピュータ機能を有するPC(パーソナルコンピュータ)34に送信される。
また、カメラ23による線源棒14の画像情報、および、カメラ24によるドリル16や測定用孔Hの画像情報が操作パネル30のオペレータ情報表示部30bに表示され、オペレータが線源棒14やドリル16や測定用孔Hの各位置を確認できるようになっている。また、水平センサ21の水平測定データおよび距離計22の距離測定データがオペレータ情報表示部30bに表示され、回動板12の水平調整および距離調整が行われる。さらに、オペレータ情報表示部30bには、測定部13が測定中である旨、および、測定終了した旨の表示がされ、オペレータが測定部13の測定中・測定終了の各状態を確認できる。
次に、図1~図5の地盤の密度・水分測定装置による地盤の締固度測定の各ステップS01~S11について図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、図4のように、バックホウBHのブームBMの先端に地盤の密度・水分測定装置10を搭載し保持する(S01)。
次に、バックホウBHが地盤の密度・水分測定装置10を地盤面Sから離して保持した状態で測定対象の地盤面S上を移動し(S02)、GPS受信器31で受信したGPS位置データによる位置情報に基づいて測定位置で停止する(S03)。次に、地盤の密度・水分測定装置10のシャフト11を先端から地盤面Sに圧入し地盤の密度・水分測定装置10を地盤Gに固定する(S04)。このとき、シャフト11は離隔保持板20が地盤面Sに当接するまで圧入される。
次に、バックホウBHを操作し、操作パネル30のオペレータ情報表示部30bに表示される水平センサ21と距離計22の各測定結果を見ながら回動板12が水平にかつ測定部13の底面と地盤面Sとの距離yがたとえば5cm程度となるように調整する(S05)。なお、距離計22は調整後の距離yをも測定する。
次に、操作パネル30のオペレータ操作部30aを操作し、ドリル駆動モータ26をオンし、ドリル昇降駆動モータ27をオンし、ドリル16が降下し回動板12のドリル昇降用開口12dを通過して地盤Gを削孔し、図2のように深さd(たとえば、30cm)の測定用孔Hを形成する(S06)。この地盤削孔と測定用孔Hの形成後の状態をカメラ23による画像で確認する。ドリル16は、測定用孔Hの形成後に自動的に停止し、ドリル昇降駆動モータ27を再びオンすると上昇し自動的に元の高さ位置に戻る。
次に、回動モータ19をオンし、回動板12を180度回動させる(S07)。これにより、線源棒14と線源用開口12cの平面位置が測定用孔Hの平面位置と一致する。
次に、線源棒昇降駆動モータ28をオンし、線源棒14が降下し回動板12の線源用開口12cを通過し、測定用孔H内に挿入される(S08)。この時、線源棒14と測定用孔Hの相対位置をカメラ24の画像で確認しながら挿入を行う。線源棒14は所定の降下量だけ降下するので、RI放射線源14aは地盤Gの所定の深さに位置する。なお、この時にRI放射線源14aが深さdの測定用孔Hの底部に達しないように線源棒14の降下量(または測定用孔Hの深さd)が決められている。
次に、測定部13でRI放射線源14aからの放射線を受信して測定地点の地盤Gの密度と水分を測定する(S09)。この測定時に距離計22の距離yの測定結果と線源棒14の所定の降下量とにより、RI放射線源14aの深さ位置を計算する。かかる測定に基づいて地盤の締固度を公知の式から求める。
次に、操作パネル30のオペレータ情報表示部30bで測定終了を確認してから、線源棒昇降駆動モータ28をオンし、線源棒14を上昇させ、回動板12の線源用開口12cの上方の元の位置まで退避させる(S10)。これにより、RI放射線源14aを回動板12よりも高い位置で保持できるので、RI放射線源14aの損傷を未然に防止できる。
次に、別の測定地点で測定を行う場合には(S11)、バックホウBHを操作し、シャフト11を地盤Gから引き抜いて地盤の密度・水分測定装置10を持ち上げてから、地盤面S上を次の測定地点まで移動し、同様のステップを繰り返す。
なお、測定ステップ(S09)で取得した測定地点の密度と水分の測定データおよびGPS位置データは、処理端末32,33を介してインターネット経由で現場事務所等のPC34に送信され、PC34のモニタ画面に表示されるとともにハードディスク等の記憶部に記憶される。これにより、現場事務所等では、測定データとGPS位置データをリアルタイムに取得でき、地盤の締固度を把握し、盛土等の地盤の施工管理・品質管理を行うことができる。なお、水平センサ21と距離計22とが取得した各データやカメラ23,24による画像情報も同様に処理端末を介してインターネット経由でPC34に送信されるように構成してもよい。
また、図5のように、別のPC35を遠隔地にも設置可能であるので、遠隔地においても測定データやGPS位置データをリアルタイムに参照可能であり、測定対象である地盤の締固度の把握が可能となる。これにより、盛土等の地盤の施工管理・品質管理の把握が遠隔地においても容易となる。
従来、RI法による測定の準備にあたっては地盤に測定用孔を形成するための孔あけ作業が必要で、通常鋼棒と大ハンマを使用するため手足の怪我等のおそれがありこの対策が必要であったのに対し、本実施形態によれば、ドリル16により地盤の孔あけを自動化することができ、作業員への負荷を低減し安全性を向上できる。なお、ドリル16にはインパクト型ドリルを採用することが好ましく、これにより、削孔時間を大幅に短縮することが可能で、人力では削孔困難であった地盤であっても対応可能である。
また、測定部13の装置重量は10kg以上あり、従来までは継続して測定を行うと作業員の負荷が大きかったのに対し、本実施形態によれば、地盤G内の測定用孔Hに線源棒14を自動的に挿入可能であるので、RI放射線源14aの地盤内への挿入作業を自動化することができ、また、バックホウBHに地盤の密度・水分測定装置10を搭載し移動できるので、測定を継続して行う場合でも作業員の負荷を低減できる。
また、従来は地盤の孔あけとRI法による測定には効率的な実施のために2名の人員が必要であったのに対し、本実施形態によれば、オペレータ1名で地盤削孔を含む測定作業を実施できるので、測定作業の省人化を達成でき、また、測定回数が多くなる盛土等の大規模工事にも対応することが容易である。
また、測定部13が回動板12の所定位置に配置され、線源棒14が測定部13の所定位置に配置され測定時に所定の降下量だけ降下し、RI放射線源14aが測定用孔H内の所定深さに位置するので、測定地点が変わっても地盤内のRI放射線源14aと測定部13のガンマ線検出器または中性子検出器との幾何学的位置関係が一定であり、このため精度の良い効率的な測定が可能である。
また、図5の破線で示すように、各種のデータ・情報を受信し情報処理サービスを提供するクラウドサーバ41と認証情報を受信し保存する認証サーバ42とをインターネット接続し、密度と水分の測定データとGPS位置データとを保存し、データ改ざんを防止する管理システムを構成するようにしてもよい。すなわち、図6の測定ステップ(S09)で取得した各測定地点の密度と水分の測定データとGPS位置データとをセットにしてインターネット経由でクラウドサーバ41に送信し保存し、クラウドサーバ41で測定データに基づいてデータ認証情報を生成し、かかるデータ認証情報を公正性の補償された認証サーバ42に保管することで、後日、測定データ等の改ざんの有無を検証可能である。
以上のように本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。たとえば、本実施形態では、回動板12における線源棒14とドリル16との平面位置を180度反対の位置としたが、本発明は、これに限定されず、回動板12が所定の回動角度で回動することで、互いの平面位置が入れ替わればよいので、任意の角度に設定できる。
また、図1,図2では、RI放射線源14aを線源棒14の先端に配置したが、本発明はこれに限定されず、先端から離れた位置に配置してもよいことはもちろんである。
また、図4では、履帯式のバックホウBHに地盤の密度・水分測定装置10を搭載したが、他の自走式の建設機械に搭載してもよいことはもちろんである。
また、本実施形態では、地盤の密度と水分を測定し、地盤の締固度を得るようにしたが、本発明はこれに限定されず、地盤の密度と水分の一方を測定する場合にも適用可能であることはもちろんである。
本発明の地盤の密度・水分測定装置および方法によれば、測定作業の省人化を実現し、RI放射線源の破損や紛失のリスクを最小化し、かつ、測定精度を向上できるので、従来よりも安全かつ確実に地盤の密度および/または水分を測定できる。また、地盤の密度・水分測定装置を自走式の建設機械に搭載することで地盤面を簡単に移動でき、測定対象領域が広い場合でも容易かつ確実に測定を行うことができる。
10 地盤の密度・水分測定装置
11 シャフト
12 回動板
12c 線源用開口
12d ドリル昇降用開口
13 測定部
14 線源棒(棒状体)
14a RI放射線源
15 ラックピニオン
16 ドリル
18 ラックピニオン
19 回動モータ(回動手段)
20 離隔保持板
21 水平センサ
22 距離計
23,24 カメラ
30 操作パネル
30a オペレータ操作部
30b オペレータ情報表示部
31 GPS受信器
BH バックホウ
G 地盤
H 測定用孔
S 地盤面

Claims (4)

  1. ラジオアイソトープ(RI)法により地盤の密度および/または水分を測定する装置であって、
    RI放射線源と、前記RI放射線源からの放射線を受信する測定部と、前記RI放射線源が配置された棒状体と、地盤を削孔するドリルと、前記測定部と前記棒状体と前記ドリルとが配置された回動板と、前記回動板を回動させる回動手段と、を備え、
    前記回動手段が前記回動板を回動させることで前記棒状体と前記ドリルとの平面位置が互いに入れ替わるように構成し、
    前記ドリルによる削孔で地盤内に測定用孔を形成した後に、前記棒状体が前記回動板の回動により前記測定用孔の平面位置に移動してから前記測定用孔内に降下し、前記地盤内の前記RI放射線源からの放射線を前記測定部が受信して測定地点の密度および/または水分を測定する地盤の密度・水分測定装置。
  2. 前記ドリルを、所定深さの前記測定用孔を形成するように前記回動板に対し昇降させる第1昇降手段と、前記棒状体を前記回動板に対し昇降させ所定の降下量だけ降下させる第2昇降手段と、を備え、
    さらに地盤面との間の距離を測定する距離計を前記回動板に備え、
    前記測定された距離と前記所定の降下量とから前記測定地点における前記RI放射線源の深さ位置を得る請求項1に記載の地盤の密度・水分測定装置。
  3. 前記回動板を支持しかつ前記地盤に対し固定されるシャフトを備え、
    前記回動板は前記シャフトを中心にして回動する請求項1または2に記載の地盤の密度・水分測定装置。
  4. ラジオアイソトープ(RI)法により地盤の密度および/または水分を測定する方法であって、
    RI放射線源と、前記RI放射線源からの放射線を受信する測定部と、前記RI放射線源が配置された棒状体と、地盤を削孔するドリルと、前記測定部と前記棒状体と前記ドリルとが配置された回動板と、前記回動板を回動させる回動手段と、前記回動板を支持しかつ前記地盤に対し固定されるシャフトと、を備え、前記回動手段が前記回動板を回動させることで前記棒状体と前記ドリルとの平面位置が互いに入れ替わるように構成した地盤の密度・水分測定装置を用意し、
    自走式建設機械が前記地盤の密度・水分測定装置を保持した状態で前記シャフトを地盤に対し固定するステップと、
    地盤面に対向した前記回動板を水平に調整するステップと、
    前記ドリルによる削孔で地盤内に測定用孔を形成するステップと、
    前記回動板の回動により前記棒状体を前記測定用孔の平面位置に移動させるステップと、
    前記棒状体を前記測定用孔内に降下させるステップと、
    前記地盤内の前記RI放射線源からの放射線を前記測定部が受信して測定地点の密度および/または水分を測定するステップと、
    前記棒状体を上昇させて前記測定用孔から退避させるステップと、を備え、
    前記自走式建設機械が移動して別の測定地点で前記各ステップを実行する地盤の密度・水分測定方法。
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