JP7044585B2 - ワイヤロッド - Google Patents

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本発明は、ワイヤハーネスとして用いるワイヤロッドに関する。
従来のワイヤハーネスは、撚り線からなる複数の電線のみで構成されている。しかし、将来のワイヤハーネスとしてワイヤロッドが期待されている。ワイヤロッドをワイヤハーネスとして用いることにより、配索経路の保持や組み付け性の向上に繋がると考えられている。
特開2017-188349号公報 特開2015-167097号公報
ワイヤハーネスとしてワイヤロッドを用いるためには、端子との接続や、製造方法、組み付け方法等の種々の解決しなければならない課題があるが、ワイヤロッドを用いたワイヤハーネスは全体が形付けられているため、例えば、車輌への組み付け時には取り回しが悪く、難作業となってしまう。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、曲げが容易で組み付け性を向上させることができるワイヤロッドを提供することを目的とする。
本発明は、ワイヤロッドであって、ワイヤハーネスとして用いる単芯導体を備え、前記単芯導体の曲げ箇所の長手方向と直交する方向に曲げ用の切り込みを複数形成し、前記複数の縦切り込みの箇所を所定角度に曲げたことを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤハーネスとして用いる単芯導体の曲げ箇所の長手方向と直交する方向に曲げ用の切り込みを複数入れたことで、ワイヤロッドの曲げが容易で組み付け性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態のワイヤロッドを示す側面図である。 (a)は上記ワイヤロッドの単芯導体の切り込み状態を示す平面図、(b)は同単芯導体の側面図、(c)は(b)中X-X線に沿う断面図である。 上記単芯導体の切り込み箇所を曲げた状態を示す断面図である。 上記曲げた単芯導体の切り込みの隙間に補強材を充填した状態を示す断面図である。 上記補強材を充填した単芯導体をシール部材で覆った状態を示す断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態のワイヤロッドを示す側面図、(b)は(a)中Y-Y線に沿う断面図である。 (a)は上記第2実施形態のワイヤロッドの単芯導体の切り込み箇所を曲げた状態を示す側面図、(b)は(a)中Y-Y線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態のワイヤロッドを示す側面図、図2(a)はワイヤロッドの単芯導体の切り込み状態を示す平面図、図2(b)は単芯導体の側面図、図2(c)は図2(b)中X-X線に沿う断面図、図3は単芯導体の切り込み箇所を曲げた状態を示す断面図、図4は曲げた単芯導体の切り込みの隙間に補強材を充填した状態を示す断面図、図5は補強材を充填した単芯導体をシール部材で覆った状態を示す断面図である。
図1に示すように、ワイヤロッド10は、ワイヤハーネスとして用いる金属丸棒状(金属円柱状)の単芯導体11と、この単芯導体11の両端側に取り付けた一対のコネクタ18,18と、を備えている。
単芯導体11は、例えば、銅合金溶湯を用いる連続鋳造圧延法等により丸棒状に製造され、この製造段階で単芯導体11の曲げ箇所12の長手方向と直交する方向に曲げ用の切り込みとして縦切り込み13を等間隔毎に複数形成してある。尚、切り込みの形成については、単芯導体11の製造段階でも製造後でも良い。
そして、曲げを必要としない場合には、例えば、単芯導体11の全周を図5に示すような絶縁被覆となる円筒状の被覆材17を取り付けると共に、その両端側にコネクタ18を取り付けた状態でワイヤハーネスとして使用する。
また、図2(a),(c)に示すように、単芯導体11の周面11aの曲げ箇所12の複数の縦切り込み13の中心には、曲げ箇所12を示す目印14を形成してある。尚、この目印14は、複数の縦切り込み13の中心の裏側に入れても良い。
そして、図3~図5に示すように、曲げを必要とする場合には、単芯導体11の複数の縦切り込み13の箇所を例えば直角に曲げる。
図4に示すように、単芯導体11の複数の縦切り込み13の箇所での曲げによって形成された隙間15には、導電性または非導電性の補強材16で充填する。この補強材16の充填により、単芯導体11のスプリングバックによる戻りがなく、確実に曲げた状態を維持できるようになっている。
さらに、図5に示すように、補強材16で充填した箇所を含めて単芯導体11の全周を絶縁被覆となる被覆材17で覆った状態で、ワイヤハーネスとして使用する。
以上第1実施形態のワイヤロッド10によれば、ワイヤハーネスとして曲げが可能な金属丸棒状の単芯導体11を用いることにより、従来の撚り線からなる複数の電線のみで構成されたものに比べて、コンパクトな梱包が可能となる。このコンパクトな梱包が可能となることで、輸送費が軽減され、結果として安価なワイヤハーネスの生産が可能となる。
また、ワイヤハーネスとして用いる金属丸棒状の単芯導体11の曲げ箇所12に曲げ用の複数の縦切り込み13を入れたことにより、ワイヤロッド10の曲げが容易となり、車輌等への組み付け性を向上させることができる。
図6(a)は本発明の第2実施形態のワイヤロッドを示す側面図、図6(b)は図6(a)中Y-Y線に沿う断面図、図7(a)はワイヤロッドの単芯導体の切り込み箇所を曲げた状態を示す側面図、図7(b)は図7(a)中Y-Y線に沿う断面図である。
図6(a)に示すように、第2実施形態のワイヤロッド10′は、ワイヤハーネスとして用いる金属丸棒状(金属円柱状)の単芯導体11′と、この単芯導体11′の両端側に取り付けた一対のコネクタ18,18と、を備えている。
図6(a),(b)に示すように、単芯導体11′の曲げ箇所12には、その長手方向に沿って曲げ用の切り込みとして複数の横切り込み13′を交差(十字にクロス)するように形成してあり、これら複数の横切り込み13′の箇所を、図7(a),(b)に示すように、所定角度に折り曲げできるようになっている。
これにより、第2実施形態のワイヤロッド10′でも第1実施形態のワイヤロッド10と同様の作用・効果を奏するものである。
尚、前記各実施形態によれば、単芯導体の両端側にコネクタを接続したが、単芯導体の両端側を平坦状に圧潰して接続部を一体形成するようにしても良い。また、被覆材の外側に編組線等のシールド部材を取り付けるようにしても良い。
10,10′ ワイヤロッド(ワイヤハーネス)
11,11′ 単芯導体
12 曲げ箇所
13 縦切り込み(曲げ用の切り込み)
13′ 横切り込み(曲げ用の切り込み)
15 隙間
16 補強材
17 被覆材

Claims (3)

  1. ワイヤハーネスとして用いる単芯導体を備え、
    前記単芯導体の曲げ箇所の長手方向と直交する方向に曲げ用の切り込みを複数形成し、
    前記複数の縦切り込みの箇所を所定角度に曲げたことを特徴とするワイヤロッド。
  2. 請求項1記載のワイヤロッドであって、
    前記複数の縦切り込みの箇所での曲げによって形成された隙間を導電性または非導電性の補強材で充填したことを特徴とするワイヤロッド。
  3. 請求項2記載のワイヤロッドであって、
    前記補強材で充填した箇所を含めて前記単芯導体の全周を被覆材で被覆したことを特徴とするワイヤロッド。
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