JP7043430B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、表示装置に関する。
液晶表示装置は、車載用途等の様々な用途に用いられる。
液晶表示装置は、多くの場合は、液晶パネル、バックライト(BL)ユニット及び保護板を備える。BLユニットは、液晶パネルを照射する。保護板は、液晶パネルを保護する。保護板は、多くの場合は、接着剤層を介してBLユニットのフレームに接着され、透明接着剤層を介して液晶パネルの表示面に接着される。特許文献1に記載された液晶表示装置、及び特許文献2に記載された保護板一体化表示装置は、その例である。
特許文献1に記載された液晶表示装置は、液晶セル、バックライト、フレーム、接続部材及びカバーガラスを備える(段落0010及び0015)。フレームは、液晶セル及びバックライトを囲う(段落0010)。フレームには、バックライトが接着等により固定される(段落0013)。カバーガラスは、液晶セルの表示面側に設けられる(段落0010)。液晶セルとカバーガラスとは、透明な接着剤によって密着される(段落0014)。カバーガラスとフレームとは、接続部材により接続される(段落0015)。
特許文献2に記載された保護板一体化表示装置は、液晶表示パネル、面光源、筐体及び保護板を備える(段落0010)。面光源は、液晶表示パネルの裏面側の透明基板を照射する(段落0017及び0020)。筐体は、液晶表示パネル及び面光源を覆う(段落0025)。保護板は、液晶表示パネルの観察側の全面を覆う(段落0015)。保護板と液晶表示パネルとの間には、保護板及び液晶表示パネルに接触して両者を固定する第1固定部材が介在する(段落0016)。筐体と保護板とは、接着剤を介して固定される(段落0026)。
特開2015-230402号公報 特開2011-75605号公報
BLユニットは、金属、樹脂等の様々な材料からなる複数の部品を備える。BLユニットのフレームには、BLユニットのフレームそのものの製造ばらつき等に起因する歪が生じる場合がある。また、BLユニットのフレームには、BLユニットに備えられる他の部品の製造ばらつき等に起因して他の部品に生じる歪に起因する歪が生じる場合がある。また、BLユニットのフレームには、BLユニットに備えられる部品間の相対的な位置のずれに起因する歪等が生じる場合がある。そして、保護板が液晶パネルの表示面に接着されBLユニットのフレームに接着された場合は、BLユニットのフレームに生じた歪が接着部を介して保護パネル及び液晶パネルに伝搬し、液晶パネルに応力が印加される。
一方、液晶パネルは、カラーフィルター(CF)ガラス基板、薄膜トランジスタ(TFT)ガラス基板及び液晶層を備える。CFガラス基板及びTFTガラス基板は、液晶層を挟んで互いに対向するように互いに貼り合わされる。液晶パネルに応力が印加されCFガラス基板及びTFTガラス基板の各ガラス基板に応力が印加された場合は、各ガラス基板に複屈折が生じる。各ガラス基板に複屈折が生じた場合は、複屈折が生じた位置において、液晶パネルの光透過率が変化し、液晶パネルに表示される画像に表示ムラが視認される。したがって、液晶パネルに応力が印加された場合は、液晶パネルに表示される画像に表示ムラが視認される。
これらのことから、BLユニットのフレームに歪が生じた場合は、液晶パネルに表示される画像に表示ムラが視認される。
この問題は、保護板がBLユニットのフレームとは異なるフレームに接着される場合、液晶パネルがそれとは異なる表示パネルに置き換えられる場合等においても生じうる。
本発明は、この問題に鑑みてなされた。本発明が解決しようとする課題は、保護板が接着されるフレームに歪が生じた場合に表示パネルに表示される画像に表示ムラが視認されることを抑制することである。
本発明は、液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、表示パネル、フレーム及び保護板を備える。
表示パネルは、表示面を有する。
フレームは、側壁及びフランジを備える。フランジは、側壁から外側に張り出す。
保護板は、重なり部及び周辺はみ出し部を備える。重なり部は、表示パネルの厚さ方向から平面視された場合に表示パネルに重なり、表示面に接着される。周辺はみ出し部は、表示パネルの厚さ方向から平面視された場合に表示パネルの周辺にはみ出し、フランジに接着される。
本発明の第1の態様においては、側壁は、第1側壁と、第1側壁に隣接する第2側壁とを含み、フランジは、第1側壁から外側に張り出す第1フランジと、第2側壁から外側に張り出す第2フランジと、を含む。第1フランジは、第1側壁に接続される部分と、切り欠きにより第1側壁から分離される部分と、を含む。第1フランジは、隣接する第2フランジから分離される。
本発明の第2の態様においては、側壁は、第1側壁と、第1側壁に隣接する第2側壁とを含み、フランジは、第1側壁から外側に張り出す第1フランジと、第2側壁から外側に張り出す第2フランジと、を含む。第1フランジは、第1側壁に接続される部分と、孔により第1側壁から分離される部分と、を含む。第2フランジは、第2側壁に接続される部分と、孔により第2側壁から分離される部分と、を含む。孔は、第1側壁に沿う部分から第2側壁に沿う部分へと連続して形成される。
本発明の第の態様においては、フランジが、切り欠きを備え、根元部及び周辺部を備える。根元部は、側壁に直接的に接続される。周辺部は、側壁から離して配置される。周辺部は、切り欠きにより互いに分離され根元部を介して側壁に接続される複数の部分を備える。
本発明によれば、互いに接着される周辺はみ出し部及びフランジの少なくとも一方の剛性が低下させられる。このため、フレームに生じた歪を接着部で吸収することができ、フレームに生じた歪が接着部を介して保護板及び表示パネルに伝搬し表示パネルに応力が印加されることを抑制することができる。これにより、フレームに歪が生じた場合に表示パネルに表示される画像に表示ムラが視認されることを抑制することができる。
本発明の目的、特徴、局面及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1及び2の液晶表示装置を模式的に図示する断面図である。 実施の形態1の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。 実施の形態1の第1変形例の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。 実施の形態1の第2変形例の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。 実施の形態1の第3変形例の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。 実施の形態2の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。 実施の形態3の液晶表示装置を模式的に図示する断面図である。 実施の形態4の液晶表示装置を模式的に図示する断面図である。
1 実施の形態1
1.1 液晶表示装置の概略
図1は、実施の形態1の液晶表示装置を模式的に図示する断面図である。
図1に図示される実施の形態1の液晶表示装置1000は、液晶パネル1020、バックライト(BL)ユニット1021、保護板1022、接着剤層1023及び透明接着剤層1024を備える。
保護板1022は、接着剤層1023を介してBLユニット1021に接着され、透明接着剤層1024を介して液晶パネル1020に接着される。接着剤層1023は、両面テープ等からなる。透明接着剤層1024は、液状接着剤の硬化物等からなる。
BLユニット1021は、液晶パネル1020の背面1040を照射する。液晶パネル1020においては、入力された画像信号に応じて、各画素における光透過率が変化する。これにより、液晶パネル1020の前面1041は、画像信号に応じた画像が表示される表示面になる。
保護板1022は、液晶パネル1020の前面1041に向けて加えられる衝撃から液晶パネル1020を保護する。
1.2 BLユニットの概略
BLユニット1021は、図示されない光源を備え、図1に図示されるように、導光板1100、反射シート1101、光学シート1102、リアフレーム1103及びミドルフレーム1104を備える。
光源は、発光ダイオード(LED)等であり、導光板1100の背面1120、端面1121等の入射面に対向し、光を発する。発せられた光は、導光板1100の入射面に入射する。導光板1100は、入射した光を導き、導いた光を導光板1100の前面1122及び背面1120から出射させる。導光板1100の前面1122から出射した光は、光学シート1102、液晶パネル1020、透明接着剤層1024及び保護板1022を順次に透過する。導光板1100の背面1120から出射した光は、反射シート1101に反射された後に、導光板1100、光学シート1102、液晶パネル1020、透明接着剤層1024及び保護板1022を順次に透過する。
リアフレーム1103は、無蓋箱状の形状を有し、嵌合爪1140を備える。ミドルフレーム1104は、枠状の形状を有し、嵌合穴1141を有する。リアフレーム1103は、ミドルフレーム1104に挿入される。リアフレーム1103及びミドルフレーム1104は、嵌合爪1140を嵌合穴1141に嵌合することにより互いに固定され、無蓋箱状の形状を有する合体フレーム1160を構成する。導光板1100、反射シート1101及び光学シート1102は、合体フレーム1160に収容される。ミドルフレーム1104は、枠状体1180及び突出部1181を備える。突出部1181は、枠状体1180から内側に突出する。突出部1181は、ミドルフレーム1104の前面側からミドルフレーム1104の背面側に向かって光学シート1102を押さえる。
1.3 液晶パネル、フレーム及び保護板の間の接続
図2は、実施の形態1の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。
ミドルフレーム1104に備えられる枠状体1180は、図1及び図2に図示されるように、側壁1201、1202、1203及び1204からなる複数の側壁を備える。側壁1201、1202、1203及び1204は、互いに異なる方向を向く外壁面1221、1222、1223及び1224からなる複数の外壁面をそれぞれ有する。ミドルフレーム1104は、フランジ1241、1242、1243及び1244からなる複数のフランジを備える。フランジ1241、1242、1243及び1244は、側壁1201、1202、1203及び1204から外側にそれぞれ張り出す。
保護板1022は、図1に図示されるように、重なり部1250及び周辺はみ出し部1251を備える。重なり部1250は、液晶パネル1020の厚さ方向から平面視された場合に液晶パネル1020に重なる。周辺はみ出し部1251は、液晶パネル1020の厚さ方向から平面視された場合に液晶パネル1020の周辺にはみ出す。
重なり部1250は、透明接着剤層1024を介して液晶パネル1020の表示面1041に接着される。周辺はみ出し部1251は、接着剤層1023を介してフランジ1241、1242、1243及び1244に接着される。
フランジ1241、1242、1243及び1244の各フランジ1240は、各フランジ1240の張り出し元の各側壁1200から外側に張り出し、切り欠き1261及び1262を備え、根元部1280及び周辺部1281を備える。
各フランジ1240は、根元部分の一部を削除し、周辺部分を削除せずに残した形状を有する。根元部1280は、液晶パネル1020の厚さ方向から平面視された場合に、各側壁1200の中心部1300に沿って配置され、各側壁1200の中心部1300に直接的に接続される。切り欠き1261及び1262は、液晶パネル1020の厚さ方向から平面視された場合に、各側壁1200の一方の端部寄り部1301及び他方の端部寄り部1302に沿ってそれぞれ配置される。周辺部1281は、各側壁1200から離して配置され、第1の部分1320、並びに第2の部分1341及び1342を備える。第1の部分1320は、根元部1280を介して各側壁1200に接続される。第2の部分1341及び1342は、切り欠き1261及び1262を介して各側壁1200からそれぞれ分離される。根元部1280が配置される位置、根元部1280が接続される接続箇所の位置、並びに切り欠き1261及び1262が配置される位置が変更されてよい。
1.4 実施の形態1の発明の効果
リアフレーム1103及びミドルフレーム1104は、樹脂成型品、プレス加工品等である。
ミドルフレーム1104には、ミドルフレーム1104そのものの製造ばらつき等に起因する歪が生じる場合がある。
また、ミドルフレーム1104には、リアフレーム1103の製造ばらつき等に起因してリアフレーム1103に生じる歪に起因する歪が生じる場合がある。これは、リアフレーム1103及びミドルフレーム1104が、嵌合爪1140を嵌合穴1141に嵌合することにより互いに固定されているため、リアフレーム1103に歪が生じた場合は、嵌合爪1140が嵌合穴1141に嵌合する嵌合部1400を介してリアフレーム1103に生じた歪がミドルフレーム1104に伝搬するためである。
また、ミドルフレーム1104には、嵌合爪1140と嵌合穴1141との相対的な位置のずれに起因する歪が生じる場合がある。
そして、ミドルフレーム1104に歪が生じた場合は、生じた歪が、周辺はみ出し部1251が接着剤層1023を介して各フランジ1240に接着される接着部1420を介して保護板1022及び液晶パネル1020に伝搬し、液晶パネル1020に歪が生じる。このため、液晶パネル1020に応力が印加される。
実施の形態1の発明によれば、各フランジ1240が切り欠き1261及び1262を備えることにより、各フランジ1240の剛性が低下させられる。このため、ミドルフレーム1104に歪が生じた場合には、各フランジ1240が変形する。これにより、ミドルフレーム1104に生じた歪を接着部1420で吸収することができ、ミドルフレーム1104に生じた歪が接着部1420を介して保護板1022及び液晶パネル1020に伝搬し、液晶パネル1020に応力が印加されることを抑制することができる。これにより、ミドルフレーム1104に歪が生じた場合に液晶パネル1020に表示される画像に表示ムラが視認されることを抑制することができ、高い表示品位を有する液晶表示装置1000を提供することができる。
また、実施の形態1の発明によれば、各フランジ1240に周辺部1281が削除されずに残される。このため、保護板1022と各フランジ1240との接着面積を十分に確保することができ、保護板1022及び液晶パネル1020をBLユニット1021に十分な強度で固定することができる。
1.5 変形例
図2に図示されるミドルフレーム1104においては、側壁1201、1202、1203及び1204に含まれる全部の側壁の各側壁からフランジが張り出す。しかし、側壁1201、1202、1203及び1204に含まれる一部の側壁からフランジが張り出さない場合も、上述した効果を得ることができる。このため、側壁1201、1202、1203及び1204に含まれる少なくともひとつの隔壁の各側壁からフランジが張り出せばよい。
図2に図示されるミドルフレーム1104においては、フランジ1241、1242、1243及び1244に含まれる全部のフランジの各フランジ1240が、切り欠き1261及び1262を備える。しかし、フランジ1241、1242、1243及び1244に含まれる一部のフランジが切り欠き1261及び1262を備えない場合も、上述した効果を得ることができる。このため、フランジ1241、1242、1243及び1244に含まれる少なくともひとつのフランジの各フランジが、切り欠き1261及び1262を備えればよい。
図3は、実施の形態1の第1変形例の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。
図2に図示されるミドルフレーム1104においては、各フランジ1240が、隣接するフランジから分離される。例えば、フランジ1244が、フランジ1241及び1243から分離される。
これに対して、図3に図示されるミドルフレーム1600においては、各フランジ1240が、隣接するフランジに接続される。例えば、フランジ1244が、フランジ1241及び1243に接続される。互いに接続されるフランジの組み合わせは、任意である。
図4は、実施の形態1の第2変形例の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。
図2に図示されるミドルフレーム1104においては、各フランジ1240が、根元部分の端部寄り部を削除し、周辺部分を削除せずに残した形状を有する。このため、各フランジ1240が、切り欠き1261及び1262を備え、根元部1280を備える。また、根元部1280が、液晶パネル1020の厚さ方向から平面視された場合に、各側壁1200の中央部1300に直接的に接続される。また、切り欠き1261及び1262が、液晶パネル1020の厚さ方向から平面視された場合に、各側壁1200の一方の端部寄り部1301及び他方の端部寄り部1302に沿ってそれぞれ配置される。また、周辺部1281に備えられる第1の部分1320が、根元部1280を介して各側壁1200に接続される。また、周辺部1281に備えられる第2の部分1341及び1342が、切り欠き1261及び1262を介して各側壁1200からそれぞれ分離される。
これに対して、図4に図示されるミドルフレーム1700においては、各フランジ1240が、根元部分の中央部を削除し、周辺部分を削除せずに残した形状を有する。このため、各フランジ1240が、孔1620を備え、根元部1641及び1642を備える。また、根元部1641及び1642が、液晶パネル1020の厚さ方向から平面視された場合に、各側壁1200の一方の端部1661及び他方の端部1662にそれぞれ直接的に接続される。また、孔1620が、液晶パネル1020の厚さ方向から平面視された場合に、各側壁1200の中央部1663に沿って配置される。また、周辺部1281に備えられる第1の部分1681及び1682が、根元部1641及び1642を介して各側壁1200にそれぞれ接続される。また、周辺部1281に備えられる第2の部分1700が、孔1620を介して各側壁1200から分離される。
ミドルフレーム1700が根元部1641及び1642に加えてさらに別の根元部を備えてもよい。根元部1641及び1642が配置される位置、根元部1641及び1642が接続される接続箇所の位置、及び孔1620が配置される位置が変更されてもよい。
図5は、実施の形態1の第3変形例の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。
図2に図示されるミドルフレーム1104においては、各フランジ1240が、切り欠き1261及び1262を備える。また、周辺部1281に備えられる第2の部分1341及び1342が、切り欠き1261及び1262を介して各側壁1200からそれぞれ分離される。
これに対して、図5に図示されるミドルフレーム1800においては、各フランジ1240が、減肉部1821及び1822を備える。減肉部1821及び1822は、それぞれ減肉部1821及び1822の周辺の厚さより薄い厚さを有する。また、周辺部1281に備えられる第2の部分1341及び1342が、減肉部1821及び1822を介して各側壁1200にそれぞれ接続される。
減肉部1821及び1822が備えられる場合は、望ましくは、周辺はみ出し部1251が接着される各フランジ1240の前面1840が平坦面とされ、減肉部1821及び1822が配置される範囲において各フランジ1240の背面1841から各フランジ1240が薄くされる。これにより、周辺はみ出し部1251と各フランジ1240との接着面積を十分に確保することができ、保護板1022及び液晶パネル1020をBLユニット1021に十分な強度で固定することができる。
以上では、実施の形態1の発明が液晶パネル1020を備える液晶表示装置1000に適用された場合を例示した。しかし、実施の形態1の発明が液晶パネル1020とは異なる表示パネルを備える表示装置に適用されてもよい。
2 実施の形態2
図1は、実施の形態2の液晶表示装置を模式的に図示する断面図でもある。図6は、実施の形態2の液晶表示装置に備えられるミドルフレームを模式的に図示する上面図である。
実施の形態2の液晶表示装置2000は、主に下記の相違点で実施の形態1の液晶表示装置1000と相違する。
実施の形態1の液晶表示装置1000においては、図2に図示されるように、各フランジ1240が、根元部分の一部を削除し、周辺部分を削除せずに残した形状を有する。このため、各フランジ1240が各側壁1200に沿って配置される切り欠き1261及び1262を備えることにより、各フランジ1240の剛性が低下させられる。
これに対して、実施の形態2の液晶表示装置2000においては、図6に図示されるように、各フランジ1240が、根元部分を削除せずに残し、周辺部分の一部を櫛歯状の形状が形成されるように削除した形状を有する。このため、各フランジ1240が各側壁1200から離して配置される切り欠き2040を備えることにより、各フランジ1240の剛性が低下させられる。
以下では、上記の相違点に関連する実施の形態2の液晶表示装置2000の構成が説明される。説明されない構成については、実施の形態1の液晶表示装置1000において採用された構成が実施の形態2の液晶表示装置2000においても採用される。実施の形態1の液晶表示装置1000において採用することできる変形例と同様の変形例が実施の形態2の液晶表示装置2000において採用されてもよい。
各フランジ1240は、図6に図示されるように、切り欠き2040を備え、根元部2060及び周辺部2061を備える。
根元部2060は、液晶パネル1020の厚さ方向から平面視された場合に、各側壁1200の全体に沿って配置され、各側壁1200の全体に直接的に接続される。周辺部2061は、各側壁1200から離して配置され、櫛歯状の平面形状を有し、複数の部分2080を備える。切り欠き2040は、各側壁1200から離して配置される。複数の部分2080は、切り欠き2040により互いに分離され、根元部2060を介して各側壁1200に接続される。
実施の形態2の液晶表示装置2000に備えられるミドルフレーム2020においても、実施の形態1の液晶表示装置1000に備えられるミドルフレーム1104と同様に、フランジ1241、1242、1243及び1244に含まれる少なくともひとつのフランジの各フランジが、切り欠き2040を備えればよい。
実施の形態2の発明によれば、各フランジ1240が切り欠き2040を備えることにより、各フランジ1240の剛性が低下させられる。このため、ミドルフレーム2020に歪が生じた場合には、各フランジ1240が変形する。これにより、ミドルフレーム2020に生じた歪を接着部1420で吸収することができ、ミドルフレーム2020に生じた歪が接着部1420を介して保護板1022及び液晶パネル1020に伝搬し、液晶パネル1020に応力が印加されることを抑制することができる。これにより、ミドルフレーム2020に歪が生じた場合に液晶パネル1020に表示される画像に表示ムラが視認されることを抑制することができ、高い表示品位を有する液晶表示装置2000を提供することができる。
また、実施の形態2の発明によれば、各フランジ1240に根元部2060が削除されずに残される。このため、保護板1022と各フランジ1240との接着面積を十分に確保することができ、保護板1022及び液晶パネル1020をミドルフレーム2020に十分な強度で固定することができる。
3 実施の形態3
図7は、実施の形態3の液晶表示装置を模式的に図示する断面図である。
実施の形態3の液晶表示装置3000は、主に下記の相違点で実施の形態1の液晶表示装置1000と相違する。
実施の形態1の液晶表示装置1000においては、図2に図示されるように、各フランジ1240が各側壁1200に沿って配置される切り欠き1261及び1262を備えることにより、各フランジ1240の剛性が低下させられる。
これに対して、実施の形態3の液晶表示装置3000においては、図7に図示されるように、各側壁1200が第1の厚さを有し各フランジ1240が第1の厚さより薄い第2の厚さを有することにより、各フランジ1240の剛性が低下させられる。
説明されない構成については、実施の形態1の液晶表示装置1000において採用された構成が実施の形態3の液晶表示装置3000においても採用される。実施の形態1の液晶表示装置1000において採用することできる変形例と同様の変形例が実施の形態3の液晶表示装置3000において採用されてもよい。
実施の形態3の発明によれば、各側壁1200が第1の厚さを有し各フランジ1240が第1の厚さより薄い第2の厚さを有することにより、各フランジ1240の剛性が低下させられる。このため、ミドルフレーム1104に歪が生じた場合には、各フランジ1240が変形する。これにより、ミドルフレーム1104に生じた歪を接着部1420で吸収することができ、ミドルフレーム1104に生じた歪が接着部1420を介して保護板1022及び液晶パネル1020に伝搬し液晶パネル1020に応力が印加されることを抑制することができる。これにより、ミドルフレーム1104に歪が生じた場合に液晶パネル1020に表示される画像に表示ムラが視認されることを抑制することができ、高い表示品位を有する液晶表示装置3000を提供することができる。
また、実施の形態3の発明によれば、保護板1022と各フランジ1240との接着面積が減少しない。このため、保護板1022と各フランジ1240との接着面積を十分に確保することができ、保護板1022及び液晶パネル1020をミドルフレーム1104に十分な強度で固定することができる。
4 実施の形態4
図8は、実施の形態4の液晶表示装置を模式的に図示する断面図である。
実施の形態4の液晶表示装置4000は、主に下記の相違点で実施の形態1の液晶表示装置1000と相違する。
実施の形態1の液晶表示装置1000においては、図2に図示されるように、各フランジ1240が各側壁1200に沿って配置される切り欠き1261及び1262を備えることにより、各フランジ1240の剛性が低下させられ、ミドルフレーム1104に生じた歪が接着部1420で吸収される。
これに対して、実施の形態4の液晶表示装置4000においては、図8に図示されるように、重なり部1250が第1の厚さを有し周辺はみだし部1251が第1の厚さより薄い第2の厚さを有することにより、周辺はみだし部1251の剛性が低下させられ、ミドルフレーム1104に生じた歪が接着部1420で吸収される。
説明されない構成については、実施の形態1の液晶表示装置1000において採用された構成が実施の形態4の液晶表示装置4000においても採用される。実施の形態1の液晶表示装置1000において採用することできる変形例と同様の変形例が実施の形態4の液晶表示装置4000において採用されてもよい。
実施の形態4の発明によれば、重なり部1250が第1の厚さを有し周辺はみ出し部1251が第1の厚さより薄い第2の厚さを有することにより、周辺はみ出し部1251の剛性が低下させられる。このため、ミドルフレーム1104に歪が生じた場合には、周辺はみ出し部1251が変形する。これにより、ミドルフレーム1104に生じた歪を接着部1420で吸収することができ、ミドルフレーム1104に生じた歪が接着部1420を介して保護板1022及び液晶パネル1020に伝搬し液晶パネル1020に応力が印加されることを抑制することができる。これにより、ミドルフレーム1104に歪が生じた場合に液晶パネル1020に表示される画像に表示ムラが視認されることを抑制することができ、高い表示品位を有する液晶表示装置4000を提供することができる。
また、実施の形態4の発明によれば、保護板1022と各フランジ1240との接着面積が減少しない。このため、保護板1022と各フランジ1240との接着面積を十分に確保することができ、保護板1022及び液晶パネル1020をミドルフレーム1104に十分な強度で固定することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1000,2000,3000,4000 液晶表示装置、1020 液晶パネル、1022 保護板、1104,1600,1700,1800,2020 ミドルフレーム、1200 各側壁、1201,1202,1203,1204 側壁、1221,1222,1223,1224 外壁面、1240 各フランジ、1241,1242,1243,1244 フランジ、1250 重なり部、1251 周辺はみ出し部、1261,1262 切り欠き、1280,1641,1642,2060,2061 根元部、1281 周辺部、1320,1681,1682 第1の部分、1341,1342,1700 第2の部分、1620 孔、1821,1822 減肉部、2040 切り欠き、2080 複数の部分。

Claims (4)

  1. 表示面を有する表示パネルと、
    側壁と前記側壁から外側に張り出すフランジとを備えるフレームと、
    前記表示パネルの厚さ方向から平面視された場合に前記表示パネルに重なり前記表示面に接着される重なり部と、前記表示パネルの厚さ方向から平面視された場合に前記表示パネルの周辺にはみ出し前記フランジに接着される周辺はみ出し部と、を備える保護板と、
    を有し、
    前記側壁は、第1側壁と、前記第1側壁に隣接する第2側壁とを含み、
    前記フランジは、前記第1側壁から外側に張り出す第1フランジと、前記第2側壁から外側に張り出す第2フランジと、を含み、
    前記第1フランジは、前記第1側壁に接続される部分と、切り欠きにより前記第1側壁から分離される部分と、を含み、
    前記第1フランジは、隣接する前記第2フランジから分離されていることを特徴とする
    表示装置。
  2. 表示面を有する表示パネルと、
    側壁と前記側壁から外側に張り出すフランジとを備えるフレームと、
    前記表示パネルの厚さ方向から平面視された場合に前記表示パネルに重なり前記表示面に接着される重なり部と、前記表示パネルの厚さ方向から平面視された場合に前記表示パネルの周辺にはみ出し前記フランジに接着される周辺はみ出し部と、を備える保護板と、
    を有し、
    前記側壁は、第1側壁と、前記第1側壁に隣接する第2側壁とを含み、
    前記フランジは、前記第1側壁から外側に張り出す第1フランジと、前記第2側壁から外側に張り出す第2フランジと、を含み、
    前記第1フランジは、前記第1側壁に接続される部分と、孔により前記第1側壁から分離される部分と、を含み、
    前記第2フランジは、前記第2側壁に接続される部分と、前記孔により前記第2側壁から分離される部分と、を含み、
    前記孔は、前記第1側壁に沿う部分から前記第2側壁に沿う部分へと連続して形成されていることを特徴とする
    表示装置。
  3. 表示面を有する表示パネルと、
    側壁と前記側壁から外側に張り出すフランジとを備え、前記フランジが切り欠きを備え、前記フランジが前記側壁に直接的に接続される根元部と前記側壁から離して配置される周辺部とを備え、前記周辺部が前記切り欠きにより互いに分離され前記根元部を介して前記側壁に接続される複数の部分を備えるフレームと、
    前記表示パネルの厚さ方向から平面視された場合に前記表示パネルに重なり前記表示面に接着される重なり部と、前記表示パネルの厚さ方向から平面視された場合に前記表示パネルの周辺にはみ出し前記フランジに接着される周辺はみ出し部と、を備える保護板と、
    を備える表示装置。
  4. 互いに異なる方向を向く複数の外壁面をそれぞれ有する複数の側壁と、
    前記複数の側壁から外側にそれぞれ張り出す複数のフランジと、
    を備え、
    前記複数のフランジに含まれる少なくともひとつのフランジの各フランジは、前記切り欠きを備える
    請求項3の表示装置。
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