JP2017227768A - 表示装置及び表示装置の製造方法 - Google Patents

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Katsuhiro Kobayashi
勝弘 小林
佳佑 加藤
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Abstract

【課題】組立性のよい表示装置及び表示装置の製造方法を提供する。【解決手段】ウィンドウガラス2と、ウィンドウガラス2の一方面2Bに配置される液晶パネル12と、液晶パネル12をウィンドウガラス2の一方面2Bに貼付する第1粘着剤4と、ウィンドウガラス2の一方面2Bに配置される照明部材14であって、バックライト16とケース28を含む照明部材14と、ウィンドウガラス2の一方面2Bとケース28の枠部28Bの端面28Cとの間に配置されたスペーサ18と、スペーサ18をウィンドウガラス2の一方面2Bに貼付する第2粘着剤5と、を備えた表示装置10であって、ケース28の端面28Cをウィンドウガラス2の一方面2Bから離間して配置する。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置及び表示装置の製造方法に関する。
近年、ウィンドウガラス等の透明基板に、粘着剤を介して液晶パネルを貼付することにより、デジタルサイネージ等の表示装置を構成することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この表示装置によれば、通行人は、店舗、オフィスの外部からウィンドウガラスを介して液晶パネルの表示内容を確認できるため、看板、広告等として有効利用することができる。
WO2015/072380号
図10(A)、(B)、(C)は、従来の表示装置100の組立手順の一例を示した説明図である。
まず、図10(A)に示すように、透明基板102の被貼付面102Aに粘着剤104を塗布し、この粘着剤104に液晶パネル106の画像表示面106Aを隙間なく貼付する。次に、図10(B)に示すように、バックライト108とバックライト108を保持するケース110とからなる照明部材112を、液晶パネル106の背面106B側から液晶パネル106を覆うように被貼付面102Aに固定する。この固定作業は、まず、ケース110の枠部110Aの端面110Bを被貼付面102Aに当接し、液晶パネル106の周縁部106Cの端面106Dを枠部110Aによって包囲する。この作業によって、ケース110(照明部材112)が液晶パネル106に対して位置決めされる。この後、図10(C)に示すように、L字状の取付部材114を利用してケース110を被貼付面102Aに固定する。具体的には、枠部110Aの外側に位置する被貼付面102Aに両面接着テープ116を接着し、この両面接着テープ116に取付部材114を接着する。次に、ボルト等の締結部材118を利用して、取付部材114に枠部110Aを固定する。これにより、ケース110(照明部材112)が取付部材114と両面接着テープ116を介して被貼付面102Aに固定される。このような作業を経ることによって、表示装置100が組み立てられる。
従来の表示装置100は、図10(B)で示したように、ケース110の枠部110Aの端面110Bを被貼付面102Aに当接させる作業、つまり、液晶パネル106に対するケース110の位置決め作業の際に、図11の如く、液晶パネル106の背面106Bの周縁部106Cに、枠部110Aの端面110Bが衝突し、その衝撃で周縁部106Cが破損するという問題が発生するおそれがある。
上記した破損問題は、作業者が位置決め作業を行うことが困難であることによるものと考えらえる。例えば、図10(B)に示すように、枠部110Aの内側面110Cと液晶パネル106の端面106Dとの隙間aは、一般に0.5mm〜1.0mmとかなり狭い。また、組立作業者は、ケース110の背面110D側から位置決め作業を行うため、隙間aはおろか液晶パネル106を目視しながら位置決めすることが困難である。更に、液晶パネル106の厚さは1.0mm以下であり脆弱である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、組立性のよい表示装置及び表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、本発明の目的を達成するために、液晶パネルと、液晶パネルの表示面より面積が大きい透明基板と、液晶パネルの表示面と透明基板との間に有する第1粘着剤と、液晶パネルを照明するバックライト、及びバックライトを保持するケースを含む照明部材と、透明基板とケースとの間に有する1以上のスペーサと、を備え、ケースの端面が透明基板の一方面から離間して配置される。
本発明の表示装置の製造方法は、液晶パネルと、液晶パネルの表示面より面積が大きい透明基板と、液晶パネルの表示面と透明基板との間に有する第1粘着剤と、液晶パネルを照明するバックライト、及びバックライトを保持するケースを含む照明部材とを備える表示装置の製造方法であって、透明基板と液晶パネルの表示面とを第1粘着剤で貼付する工程と、スペーサを透明基板の液晶パネルの周囲の少なくとも一部に設置する工程と、バックライトを保持するケースの枠部の端面を、スペーサに当接させることで、照明部材を液晶パネルに対して位置決めし、ケースを透明基板に固定する工程と、を備える。
本発明によれば、表示装置の組立工程における、照明部材を液晶パネルに位置決めする工程時に、照明部材のケースの端面は、スペーサに当接されて透明基板の一方面から離間して配置される。これにより、細心の注意を払うことなく照明部材を位置決めすることができるので、組立性のよい表示装置を提供することができる。
本発明の一態様は、ケースの端面と透明基板の一方面との離間した間隔が、液晶パネルの厚さと第1粘着剤の厚さを合算した厚さ以上であることが好ましい。
本発明の一態様によれば、照明部材のケースの端面は、液晶パネルの周縁部に当接せず、スペーサに当接されて位置決めされる。これにより、細心の注意を払うことなく照明部材を位置決めすることができるので、組立性のよい表示装置を提供することができる。
本発明の一態様は、スペーサは第2粘着剤により透明基板の一方面に貼付されることが好ましい。
本発明の一態様によれば、第2粘着剤によってスペーサを透明基板の一方面に貼付することにより、透明基板からのスペーサの脱落を防止することができる。
本発明の一態様は、透明基板の一方面とスペーサとの間に遮光部を有し、液晶パネルの厚さと第1粘着剤の厚さを合算した厚さよりも、スペーサの厚さと第2粘着剤の厚さと遮光部の厚さを合算した厚さが厚いことが好ましい。
本発明の一態様によれば、透明基板の一方面に遮光部を設けた表示装置の場合には、液晶パネルの厚さと第1粘着剤の厚さを合算した厚さよりも、スペーサの厚さと第2粘着剤の厚さと遮光部の厚さを合算した厚さを厚くする。これにより、細心の注意を払うことなく照明部材を位置決めすることができるので、組立性のよい表示装置を提供することができる。
本発明の一態様は、スペーサは、ケースの枠部の端面に沿って少なくとも3箇所の領域に配置されることが好ましい。
本発明の一態様によれば、ケースの枠部の端面に沿って少なくとも3箇所の領域にスペーサを配置することで、ケースの端面を透明基板の一方面から離間して配置することができる。
本発明の一態様は、スペーサは、ケースの枠部の外側面に接する案内面を有することが好ましい。
本発明の一態様によれば、スペーサの案内面にケースの枠部の外側面を接触させるだけで、照明部材を液晶パネルに対して位置決めすることができる。よって、照明部材の位置決めが容易になる。
本発明の一態様は、スペーサは、液晶パネルの周縁部の端面に接触されることが好ましい。
本発明の一態様によれば、液晶パネルの周縁部の端面にスペーサを接触させるだけで、スペーサを透明基板に位置決めすることができる。これにより、スペーサの取付作業性が向上し、また、液晶パネルの端面をスペーサによって保護することができる。
本発明の一態様は、スペーサは、絶縁体であることが好ましい。
スペーサが導電体であると、液晶パネルに配置されている駆動回路、電源回路又は接続コネクタ等の導電性部材に電気的な影響を与える問題が生じるが、本発明の一態様によれば、スペーサは絶縁体なので、電気的な影響の問題を解消することができる。
本発明の一態様は、ケースの枠部には取付部材が備えられ、取付部材が第2粘着剤によって透明基板の一方面に貼付され、取付部材とスペーサとが一体物として構成されることが好ましい。
本発明の一態様によれば、取付部材とスペーサとが一体物なので、取付部材とスペーサとを透明基板に同時に貼付することができ、組立作業性が向上する。
以上説明したように本発明によれば、組立性のよい表示装置を提供することができる。
第1実施形態の表示装置の平面図 図1に示した表示装置の背面図 図2のA−A´に沿う断面図 他の形態の表示装置の背面図 他の形態の表示装置の背面図 (A)、(B)、(C)は他の形態の表示装置の断面図 他の形態の表示装置の背面図 実施形態の表示装置の製造方法を示したフローチャート 第2実施形態の表示装置の要部断面図 (A)、(B)、(C)は従来の表示装置の組立手順の一例を示した説明図 液晶パネルの周縁部にケースの枠部が衝突して周縁部が破損した説明図
以下、添付図面に従って、本発明に係る表示装置及び表示装置の製造方法の好ましい実施形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲であれば、以下の実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
ここで、本願明細書で説明する「透明基板」とは、透明基板の一方面に液晶パネルが設けられ、透明基板の他方面から液晶パネルの表示画像を視認した際に、表示画像の全体又は一部が光学的な歪をほとんど受けることなく透明基板を通して視認できる程度の透明性を有する基板を指す。したがって、「透明基板」は、液晶パネルから透明基板に入射する光の一部が透明基板によって吸収されたり、反射されたりしても、又は光学的な位相の変化等によって可視光線透過率が低いものであっても、透明基板を通して光学的な歪がほとんどなく液晶パネルの表示画像を視認できるものであればよい。また、透明基板とは、複数枚の透明基板を粘着剤によって貼付した構成でもよい。この透明基板については、図面(図9)を用いて後述する。
<第1実施形態の表示装置>
第1実施形態の表示装置10Aを図1〜図7に示す。
第1実施形態の表示装置10Aは、液晶パネル12と、液晶パネル12の表示面より面積が大きいウィンドウガラス2と、液晶パネル12の表示面とウィンドウガラス2との間に有する第1粘着剤4と、液晶パネル12を照明するバックライト16及びバックライト16を保持するケース28を含む照明部材14と、ウィンドウガラス2とケース28との間に有する1以上のスペーサ18とを備え、ケース28の端面28Cがウィンドウガラス2の一方面2Bから離間して配置される。
上記の如く、第1実施形態では「透明基板」として、ウィンドウガラス2を例示する。また、実施形態で説明する各図面については、各構成要素を理解し易くするために、構成要素によっては寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
〈ウィンドウガラス2〉
ウィンドウガラス2は、液晶パネル12及び照明部材14を配置する一方面2Bと、他方面2Aとを有する。他方面2Aおよび一方面2Bの向きによって、表示面を自由に変えることができる。例えば、ウィンドウガラス2が構造物の開口部である場合、外側を他方面2Aとすれば、表示面を外側に向けることができる。一方で、内側を他方面2Aとすれば、表示面を構造物の内側に向けることができる。
第1実施形態では、「透明基板」としてガラス板であるウィンドウガラス2を例示するが、透明基板としては、ガラス板以外に、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等の透明の樹脂板を使用できる。液晶パネルからの射出光や反射光に対して透明性が高く、耐光性、低複屈折性、高い平面精度、耐表面擦傷性、高い機械的強度を有する観点から、ガラス板を用いることが好ましい。
ガラス板の材料としては、ソーダライムガラス等の構造物の開口部や、内装部材などの建材として広く使用されているものが挙げられる。また、鉄分がより低く、青みの少ない高透過ガラスを用いることができる。更に、安全性を高めるために強化ガラスや合わせガラスを使用できる。
ウィンドウガラス2の形状は、液晶パネルの表示面の面積よりも大きい形状であればよく、ウィンドウガラス2の平面形状は、特に限定されない。一例として図1の如く矩形であり、少なくとも1辺が曲線を有してもよい。ウィンドウガラス2の厚さは、機械的強度、透明性等の観点から、2.0mm〜5.0mm程度が好ましいが、これに限定されるものではない。
〈液晶パネル12〉
液晶パネル12は、液晶ディスプレイ(不図示)から図2に示す照明部材14、駆動回路22、電源回路24及び接続コネクタ26等を取り外した主要構成部材である。液晶パネル12の構成は周知であるが、例えば、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)を備えたTFT素子基板とカラーフィルター(Color Filter)を備えたCF基板との間に液晶を封入し、このTFT素子基板とCF基板とを一対の偏光板によって挟持することにより構成されている。そして、前述の一対の偏光板のうち、ウィンドウガラス2の一方面2Bに対面する偏光板が第1粘着剤4によってウィンドウガラス2の一方面2Bに貼付される。これによって、液晶パネル12がウィンドウガラス2に固定される。液晶パネル12の厚さは、例えば0.2mm〜1.0mmである。
液晶パネル12の駆動方式は、特に限定されないが、例えば、インプレイン・スイッチング(In-Plane Switching)等の横電界方式が挙げられる。また、実施形態では、液晶パネル12を第1粘着剤4によってウィンドウガラス2の一方面2Bに直接貼付する形態を説明するが、これに限定されるものではない。例えば、ウィンドウガラス2の一方面2Bと液晶パネル12との間に透明基板を介在させた形態、つまり、図9において後述するが、第1透明基板であるウィンドウガラス2の一方面2Bに第3粘着剤34によって第2透明基板32の他方面32Aを固定し、この第2透明基板32の一方面32Bに液晶パネル12を第1粘着剤4によって固定した形態でもよい。この形態の場合、第3粘着剤34により第2透明基板32とウィンドウガラス2とが積層されている積層体が、本発明の透明基板に相当する。
〈第1粘着剤4〉
第1実施形態においては、液晶パネル12の表示面とウィンドウガラス2との間に第1粘着剤4を有する。図3においては、ウィンドウガラス2の一方面2Bに液晶パネル12が第1粘着剤4によって貼付され、ウィンドウガラス2の一方面2Bに液晶パネル12が設けられる。この構成により、液晶パネル12がウィンドウガラス2に保持される。
第1粘着剤4の25℃で1Hzにおけるせん断弾性率は、1×10Pa〜1×10Paであることが好ましい。せん断弾性率がこの範囲にある第1粘着剤を使用すれば、液晶パネル12をウィンドウガラス2に充分保持できる。同様の理由で、前記せん断弾性率は、1×10Pa〜1×10Paであることがより好ましく、1×10Pa〜1×10Paでることがさらに好ましい。第1粘着剤4の厚さは、0.1〜2.0mm程度が好ましく、0.2〜0.8mm程度がより好ましい。
第1粘着剤4の原料としては、光硬化性樹脂組成物が挙げられ、具体的にはアクリル系の樹脂組成物、シリコーン系の樹脂組成物、エポキシ系の樹脂組成物が挙げられる。
〈照明部材14〉
照明部材14は、ウィンドウガラス2の一方面2Bに配置され、液晶パネル12を照明する板状のバックライト16、及びバックライト16を保持し液晶パネル12を覆う矩形のケース28を含む。このケース28の背面板28Aの所定の位置に駆動回路22、電源回路24及び接続コネクタ26等が固定される。
面光源であるバックライト16は、発光ダイオード等の発光素子と、導光板と、必要に応じてプリズムシート、光拡散シート等の1枚または複数枚の光学フィルムと、ミラーと、を備える。発光素子から射出された光は、導光板に入射して内部を導光する間にミラーで反射し、光学フィルムを介して液晶パネル12に向けて射出される。光学フィルムは、導光板から射出された光の強度を均一化したり、視野角を変更したり、光の利用効率を改善する機能を有する。そのため、光学フィルムと液晶パネル12とは、必要に応じて間隔をおいて配置されている。
ケース28は例えば、金属製であり、背面板28Aと、背面板28Aに対して略垂直な位置に有する枠部28Bと、を有する。枠部28Bは、背面板28Aの全周縁部に沿って設けられていてもよく、一部が切り欠かれて間欠的に設けられていてもよい。ケース28は、例えば板厚1mmのアルミニウム製板状材を、プレス成型することによって構成されており、軽量化が図られている。
図3の如くケース28の枠部28Bの端面28Cがウィンドウガラス2の一方面2Bの遮光部3にスペーサ18を介して当接される。
〈スペーサ18〉
第1実施形態においては、スペーサ18は、ウィンドウガラス2とケース28の端面28Cの一部との間に有する。このようにすることで、ウィンドウガラス2の一方面2Bとケース28の端面28Cとの間の間隔が保持される。
スペーサ18は、前述の間隔を保持することが可能であれば、金属製であっても樹脂製であってもよく、これらの材料の中でも絶縁体であることが好ましい。絶縁体であれば金属製、樹脂製、セラミックス製であってもよい。スペーサ18のヤング率は0.5GPa〜3GPaが好ましい。
スペーサ18は、ウィンドウガラス2とケース28の端面28Cの一部の間にあればよく配置の形態は特に限定されない。例えば、第1実施形態において、スペーサ18は、その基面18Aがウィンドウガラス2の一方面2Bに第2粘着剤5によって貼付されている。
スペーサ18の厚さは、液晶パネル12の厚さと第1粘着剤4の厚さを合算した厚さT1以上であることが好ましい。このようにすることで、例えば、照明部材14を配置する際に、液晶パネル12と照明部材14の衝突が回避され、組立性のよい表示装置を提供できる。
さらに、スペーサ18の厚さと第2粘着剤5の厚さと遮光部3の厚さを合算した厚さT2が、液晶パネル12の厚さと第1粘着剤4の厚さを合算した厚さT1以上であることがより好ましい。このようにすることで、例えば、スペーサ18を第2粘着剤5でウィンドウガラス2に接合しており、照明部材14を配置する際に、液晶パネル12と照明部材14の衝突が回避され、組立性のよい表示装置を提供できる。また、同様の理由で、前記T2が前記T1より大きいことがさらに好ましい。
なお、液晶パネル12の厚さとしては前述の如く、例えば0.7mm〜1.0mmであり、第1粘着剤4の厚さは、例えば0.1〜2.0mmであり、第2粘着剤5として両面接着テープを適用した場合の厚さは、例えば0.5mm〜1.0mmであり、遮光部3の厚さは、例えば数ミクロンから数百ミクロンである。このような厚さに基づいてスペーサ18の厚さが設定される。具体的な厚さT1は約1.5mmであり、厚さT2は2mm〜3mmである。
本実施形態においては、スペーサ18は、図2、図3に示すように、ケース28の枠部28Bの端面28Cに沿って全域に設けられている。
スペーサ18の配置はこの態様に限定されない。図4に示すように、ケース28の4箇所の隅部28Dに対応する位置に4つのスペーサ18を設けてもよい。また、図5に示すように、ケース28の上辺側の枠部28Bの中央位置、及び下辺側の両側隅部の3箇所にスペーサ18をそれぞれ配置してもよい。このように、スペーサ18は、ケース28の枠部28Bの端面28Cに沿って少なくとも3箇所の領域に配置されることにより、スペーサ18の使用量を小さくしつつ、ウィンドウガラス2に対してケース28を安定して支持できるため好ましい。
スペーサ18は、図6(A)で示す他の形態の断面図の如く、ケース28の枠部28Bの外側面28Eに接する案内面18Cを有することが好ましい。案内面18Cを設けることで、ケース28をウィンドウガラス2の一方面2Bに容易に装着することができる。また、案内面18Cを設けることで、スぺーサ18が後述する取付部材20の役割も果たすことができる。
さらに、同様の観点から、案内面18Cは、スペーサ18のウィンドウガラス2の一方面2Bに対して法線方向に形成されていることが好ましい。図6(A)に示した案内面18Cは、スペーサ18の断面を略L字状とすることにより容易に構成される。また、図6(B)で示す他の形態の断面図の如く、スペーサ18の断面形状を略T字状とすることにより案内面18Cを容易に構成することができる。さらに図6(C)で示す他の形態の断面図の如く、スペーサ18の内側面18Dを、液晶パネル12の端面12Aに接触させてもよい。
〈第2粘着剤5〉
図3に示すように、第1実施形態においては、スペーサ18は、ウィンドウガラス2の一方面2Bに第2粘着剤5を介して貼付される。また、第2粘着剤5は、ウィンドウガラス2の一方面2Bのうち、遮光部3の領域に設けられている。
第2粘着剤5は、第1粘着剤4と同一の材料の粘着剤や両面接着テープを使用できる。両面接着テープの一例として、3M社製のアクリルフォーム構造用接合テープVHB(登録商標)であって、製品番号がY−4905又はY−4910のものが挙げられる。なお、Y−4905の厚さは0.5mmであり、Y−4910の厚さは1.0mmである。
〈遮光部3〉
遮光部3は、例えば、黒色顔料を含むセラミック塗料を、スクリーン印刷法を用いて一方面2Bに形成されたものであり、図1の如く、ウィンドウガラス2をウィンドウガラス2の法線方向から見て、矩形のウィンドウガラス2の4辺に沿って枠状に形成される。ここで、ウィンドウガラス2の全領域のうち、遮光部3で囲まれた矩形領域2Cが、液晶パネル12の画像表示面の領域とほぼ一致している。
また、遮光部3は、第1粘着剤4によって液晶パネル12をウィンドウガラス2の一方面2Bに貼付した後、ウィンドウガラス2を他方面2A側から見たときに、液晶パネル12の画像表示面の領域の外側領域を隠す機能を備えている。これにより、ウィンドウガラス2を他方面2A側から見たときに、液晶パネル12に接続されたフレキシブルプリント配線板等の配線部材が、遮光部3によって隠される。また、スペーサ18、照明部材14のケース28の枠部28B、及びケース28の枠部28Bに備えられた取付部材20も遮光部3によって隠される。これにより、ウィンドウガラス2を他方面2A側から見たときには、遮光部3によって囲まれた液晶パネルの画像表示面のみが見えるので、表示装置の意匠性が高められている。
なお、遮光部3は必須のものではないが、前述の如く表示装置の意匠性を高める機能を有するので、ウィンドウガラス2に備えておくことが好ましい。また、遮光部3の厚さは、例えば数ミクロンから数百ミクロンである。
〈取付部材20〉
図3に示すように、照明部材14は、ケース28の枠部28Bと接合する1以上の取付部材20を有する。そして、取付部材20は、ウィンドウガラス2に第3粘着剤を介して貼付されている。取付部材20により、照明部材14はウィンドウガラス2に固定される。
第1実施形態においては、取付部材20は、ウィンドウガラス2の一方面2Bに設けられた遮光部3の領域に設けられている。これにより、取付部材20は遮光部3に隠される。
第1実施形態においては、取付部材20としてL字状のアングルを使用し、取付部材20と、ケース28の枠部28Bとをボルト30によって固定されている。ボルト30としては、日本工業規格(JIS B1176:2006)で規定される、ねじ呼び径がM3である六角穴付きボルト等を使用できる。なお、取付部材20とケース28の枠部28Bとの接合方法はボルトを用いた方法には限定されない。
取付部材20は、ケース28の枠部28Bに配置される。図2に示すように、1の取付部材20を用いて枠部28Bの周囲に配置することができる。また、図7に示すように、各辺に1以上の取付部材20を配置してもよい。図7の形態では、短片の取付部材20を所定の間隔をもって配置したり、長片の取付部材20を所定の間隔をもって、また、端部同士を突き合わせて配置したりしている。
〔表示装置の製造方法〕
図8に表示装置の製造方法のフローチャートを示す。本実施形態の表示装置の製造方法は、以下の工程を有する。
透明基板2と液晶パネル12の画像表示面とを第1粘着剤4で貼付する工程(S(Step)100)。
スペーサ18を透明基板2の一方面2Bの液晶パネル12の周囲の少なくとも一部に設置する工程(S110)。
バックライトを保持するケース28の枠部28Bの端面28Cを、スペーサ18に当接させて、照明部材14を液晶パネル12に対して位置決めし、バックライトを保持するケース28を透明基板2の一方面2Bに固定する工程(S120)。
上記工程を備えることにより表示装置を製造できる。なお、透明基板2に液晶パネル12を貼付する工程(S100)と、透明基板2にスペーサ18を貼付する工程(S110)の順序は限定されない。すなわち、液晶パネル12を透明基板2の一方面2Bに貼付した後に、スペーサ18を液晶パネル12の周囲に配置してもよく、スペーサ18を予め液晶パネル12を設置する場所の周囲に配置してから、液晶パネル12を透明基板2の一方面2Bに貼付してもよい。
表示装置の製造方法においては、透明基板2にケース28を取り付ける際に、透明基板2にはスペーサ18を有する。その結果、液晶パネル12に対して照明部材14を位置決めする工程(S120)時に、ケース28の枠部28Bの端面28Cは、図3の如く、液晶パネル12の背面12Bの周縁部12Cに当接することなく、液晶パネル12の背面12Bよりも照明部材14側に突出したスペーサ18の位置決め面18Bに必ず当接される。そのため、細心の注意を払うことなく照明部材14を液晶パネル12に対して位置決めすることができるので、表示装置の組立性を向上できる。
スペーサ18の厚さと第2粘着剤5の厚さと遮光部3の厚さを合算した厚さT2が、液晶パネル12の厚さと第1粘着剤4の厚さを合算した厚さT1以上であることが好ましく、厚さT2はT1より大きいことがより好ましい。
このようにすることで、ケース28の枠部28Bの端面28Cは、液晶パネル12の周縁部12Cに当接せず、スペーサ18の位置決め面18Bに必ず当接されて位置決めされるので好ましい。
スペーサ18は、第2粘着剤5により透明基板2の一方面2Bに貼付することが好ましい。これにより、スペーサ18自体がずれることを防止できる。
透明基板2、第1粘着剤4、表示パネル12、照明部材14、スペーサ18は第1の実施形態の表示装置10Aで説明したものを使用できる。
ケース28を透明基板2の一方面2Bに固定する工程においては、取付部材20を用いてケース28を透明基板2の一方面2Bに固定することが好ましい。
取付部材20は第1の実施形態の表示装置で説明したものを使用できる。
本実施形態の表示装置の製造方法においては、スペーサ18を有する表示装置が得られる。この表示装置が得られた後に、スペーサ18の一部または全部を、ケース28をウィンドウガラス2の一方面2Bに固定した後に取り除いてもよい。
〔第2実施形態の表示装置10B〕
図9は、第2実施形態の表示装置10Bの上部の拡大断面図である。なお、図3に示した第1実施形態の表示装置10Aと同一又は類似の部材については同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態の表示装置10Bでは、透明基板として、第1透明基板であるウィンドウガラス2と第2透明基板32とを有し、ウィンドウガラス2の一方面2Bと第2透明基板36の他方面32Aが第3粘着剤34によって貼付されて透明基板を構成している。そして、第2透明基板32の一方面32B側に液晶パネル12、第1粘着剤4、照明部材14、スペーサ18、取付部材20、第2粘着剤5及び遮光部3が備えられている。なお、図9においては、遮光部3は、第2透明基板の一方面36B側に設けているが、他方面36A側に設けてもよい。
第2実施形態の表示装置10Bは、第1透明基板であるウィンドウガラス2と第2透明基板32とからなる透明基板であっても、スペーサ18を備えているので、第1実施形態の表示装置10Aと同様の効果、すなわち、表示装置10Bの組立作業性が向上する効果を有する。
なお、第3粘着剤34については、第1粘着剤4と同一の粘着剤を使用することができる。これにより、第2透明基板32がウィンドウガラス2に確実に固定される。
本発明の実施形態として第1、第2実施形態の表示装置10A、10Bについて説明したが、本発明の思想は、ケース28を透明基板に配置する際に、ケース28の端面28Cを透明基板に直接固定させるのではなく、スペーサ18を用いてケース28の端面28Cを透明基板から離間させて保持して固定させることにある。このような思想は従来にはない新たな着想であり、表示装置の組立作業性が飛躍的に向上するものである。よって、本発明の思想を満たすことができる形態であれば、第1、第2実施形態の表示装置10A、10Bに限定されず、様々な形態を適用できる。
2…ウィンドウガラス、2A…他方面、2B…一方面、3…遮光部、4…第1粘着剤、5…第2粘着剤、6…保護フィルム、10A、10B…表示装置、12…液晶パネル、12A…端面、12B…背面、12C…周縁部、14…照明部材、18…スペーサ、18A…基面、18B…位置決め面、18C…案内面、18D…内側面、18E…壁部、18F…フランジ部、20…取付部材、20A…基部、20B…壁部、22…駆動回路、24…電源回路、26…接続コネクタ、28…ケース、28A…背面板、28B…枠部、28C…端面、28D…隅部、30…ボルト、32…第2透明基板、34…第3粘着剤

Claims (10)

  1. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルの表示面より面積が大きい透明基板と、
    前記液晶パネルの表示面と前記透明基板との間に有する第1粘着剤と、
    前記液晶パネルを照明するバックライト、及び前記バックライトを保持するケースを含む照明部材と、
    前記透明基板と前記ケースとの間に有する1以上のスペーサと、
    を備え、前記ケースの端面が前記透明基板の一方面から離間して配置される表示装置。
  2. 前記ケースの端面と前記透明基板の一方面との離間した間隔が、前記液晶パネルの厚さと前記第1粘着剤の厚さを合算した厚さ以上である、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記スペーサは第2粘着剤により前記透明基板の一方面に貼付される、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記透明基板の一方面と前記スペーサとの間に遮光部を有し、
    前記液晶パネルの厚さと前記第1粘着剤の厚さを合算した厚さよりも、前記スペーサの厚さと前記第2粘着剤の厚さと前記遮光部の厚さを合算した厚さが厚い、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記スペーサは、前記ケースの枠部の端面に沿って少なくとも3箇所の領域に配置される、請求項3または4に記載の表示装置。
  6. 前記スペーサは、前記ケースの枠部の外側面に接する案内面を有する、請求項3〜5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 前記スペーサは、前記液晶パネルの周縁部の端面に接触される、請求項3〜6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 前記スペーサは、絶縁体である、請求項3〜7のいずれかに記載の表示装置。
  9. 前記ケースの枠部には取付部材が備えられ、前記取付部材が前記第2粘着剤によって前記透明基板の一方面に貼付される、請求項3〜8のいずれかに記載の表示装置。
  10. 液晶パネルと、前記液晶パネルの表示面より面積が大きい透明基板と、前記液晶パネルの表示面と前記透明基板との間に有する第1粘着剤と、前記液晶パネルを照明するバックライト、及び前記バックライトを保持するケースを含む照明部材とを備える表示装置の製造方法であって、
    前記透明基板と前記液晶パネルの表示面とを前記第1粘着剤で貼付する工程と、
    スペーサを前記透明基板の前記液晶パネルの周囲の少なくとも一部に設置する工程と、
    前記バックライトを保持する前記ケースの枠部の端面を、前記スペーサに当接させることで、前記照明部材を前記液晶パネルに対して位置決めし、前記ケースを前記透明基板に固定する工程と、
    を備える、表示装置の製造方法。
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