JP7042918B2 - ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソース割り当て - Google Patents

ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソース割り当て Download PDF

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Description

本開示は、無線通信に関し、詳細には、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースの割り当てのための方法および装置に関する。
ネットワークに接続するために、デバイスが、ネットワーク同期を捕捉し、マスタ情報ブロック(MIB)中のシステム情報(SI)を含む不可欠なSIと、残存最小システム情報(RMSI:remaining minimum system information)とを取得する必要がある。ネットワークに対してデバイスの周波数を調整するために、およびネットワークからの受信信号の適切なタイミングを見つけるために、同期信号が使用される。制御リソースセット(CORESET:control resource set)がMIBにおいて設定され、CORESETは、RMSIと他のシステム情報(OSI:other system information)とページングメッセージとランダムアクセス応答(RAR)メッセージとを含む、いくつかのブロードキャスティングメッセージをスケジュールするPDCCHを送信するために使用され得る。
一実施形態によれば、方法がネットワークノードにおいて実装され、ネットワークノードは、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、時間領域におけるダウンリンク共有チャネルを割り当てる。
別の実施形態によれば、方法がユーザ機器(UE)において実装され、UEは、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、時間領域におけるダウンリンク共有チャネルを決定する。
別の実施形態によれば、方法が、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、時間領域における共有チャネルを利用し、CORSET設定はCORESET位置によって決定され、CORSET位置はPBCHによって設定される。
別の実施形態によれば、PDSCH時間領域割り当ての方法が、RMSI CORESET設定に基づいてPDSCHを割り当てることを提供する。
別の実施形態によれば、PBCHからのRMSI CORESET設定に従ってRRC接続の前にPDSCHの時間領域割り当てについてシグナリングするための方法は、SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ2パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、SS/PBCHブロックの第1のシンボルから開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了することをシグナリングすることに基づく。
別の実施形態によれば、PBCHからのRMSI CORESET設定に従ってRRC接続の前にPDSCHの時間領域割り当てについてシグナリングするための方法は、SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ3パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、RMSI CORESETの最後のシンボルの直後に開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了することをシグナリングすることに基づく。
別の実施形態によれば、PBCHからのRMSI CORESET設定に従ってRRC接続の前にPDSCHの時間領域割り当てについてシグナリングするための方法が、タイプ1パターンについて開示される。SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ1パターンを用いて多重化されるとき、CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始する場合、非スロットベース(non-slot-based)スケジューリングについて、シグナリングは、PDSCHがCORESETの直後に開始することに基づき、スロットベーススケジューリングについて、シグナリングは、PDSCHがCORESETの直後に開始してスロットの終了まで続くことに基づく。他の場合、非スロットベーススケジューリングを利用し、PDSCHがCORESETの直後の第1の利用可能なシンボルから開始することをシグナリングすること。
別の実施形態によれば、PDSCHのフレキシブルな長さまたはRMSI CORSETとPDSCHとの間のギャップについてシグナリングするための方法。
本開示の一態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを決定することを含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法が提供される。
本開示の別の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用することを含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法が提供され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを割り当てることを含む、ネットワークノードにおいて実装される方法が提供される。
本開示の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用することを含む、ネットワークノードにおいて実装される方法が提供され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)のための時間領域リソース割り当て(time domain resource allocation)をシグナリングすることを含む、ネットワークノードにおいて実装される方法が提供される。
本開示の別の態様では、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリとを備える、ユーザ機器(UE)において実装される装置が提供され、1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサにより、装置に、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを決定させるように設定される。
本開示の別の態様では、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリとを備える、ユーザ機器(UE)において実装される装置が提供され、1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサにより、装置に、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用させるように設定され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリとを備える、ネットワークノードにおいて実装される装置が提供され、1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサにより、装置に、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを割り当てさせるように設定される。
本開示の別の態様では、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリとを備える、ネットワークノードにおいて実装される装置が提供され、1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサにより、装置に、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用させるように設定され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリとを備える、ネットワークノードにおいて実装される装置が提供され、1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサにより、装置に、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のための時間領域リソース割り当てをシグナリングさせるように設定される。
本開示の別の態様では、コンピュータプログラムコードを有するコンピュータ可読媒体が提供され、コンピュータ可読媒体上でコンピュータプログラムコードが具現化され、コンピュータプログラムコードは、本開示の上記の態様に記載の方法を実施するためのコードを備える。
本開示の一態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを決定するための手段を備える、ユーザ機器(UE)において実装される装置が提供される。
本開示の別の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用するための手段を備える、ユーザ機器(UE)において実装される装置が提供され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを割り当てるための手段を備える、ネットワークノードにおいて実装される装置が提供される。
本開示の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用するための手段を備える、ネットワークノードにおいて実装される装置が提供され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のための時間領域リソース割り当てをシグナリングするための手段を備える、ネットワークノードにおいて実装される装置が提供される。
本開示の別の態様では、ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局が提供される。基地局は、無線インターフェースと、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを割り当てるように設定された処理回路要素とを備える。
本開示の別の態様では、ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局が提供される。基地局は、無線インターフェースと、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用するように設定された処理回路要素とを備え、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局が提供される。基地局は、無線インターフェースと、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のための時間領域リソース割り当てをシグナリングするように設定された処理回路要素とを備える。
本開示の別の態様では、ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備えるホストコンピュータを含む通信システムが提供される。セルラーネットワークは、無線インターフェースと処理回路要素とを有する基地局を備える。基地局の処理回路要素は、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを割り当てるように設定される。
本開示の別の態様では、ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備えるホストコンピュータを含む通信システムが提供される。セルラーネットワークは、無線インターフェースと処理回路要素とを有する基地局を備える。基地局の処理回路要素は、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用するように設定され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備えるホストコンピュータを含む通信システムが提供される。セルラーネットワークは、無線インターフェースと処理回路要素とを有する基地局を備える。基地局の処理回路要素は、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のための時間領域リソース割り当てをシグナリングするように設定される。
本開示の別の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを割り当てることを含む、基地局において実装される方法が提供される。
本開示の別の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用することを含む、基地局において実装される方法が提供され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のための時間領域リソース割り当てをシグナリングすることを含む、基地局において実装される方法が提供される。
本開示の別の態様では、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することとを含み、基地局は、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを割り当てる。
本開示の別の態様では、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することとを含み、基地局は、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用し、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することとを含み、基地局は、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のための時間領域リソース割り当てをシグナリングする。
本開示の別の態様では、基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)が提供される。UEは、無線インターフェースと、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを決定するように設定された処理回路要素とを備える。
本開示の別の態様では、基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)が提供される。UEは、無線インターフェースと、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用するように設定された処理回路要素とを備え、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備えるホストコンピュータを含む通信システムが提供される。UEは、無線インターフェースと処理回路要素とを備える。UEの処理回路要素は、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを決定するように設定される。
本開示の別の態様では、ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備えるホストコンピュータを含む通信システムが提供される。UEは、無線インターフェースと処理回路要素とを備える。UEの処理回路要素は、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用するように設定され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを決定することを含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法が提供される。
本開示の別の態様では、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用することを含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法が提供され、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
本開示の別の態様では、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することとを含み、UEは、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを決定する。
本開示の別の態様では、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することとを含み、UEは、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを利用し、CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。
CORESET設定に従うダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースの割り当てのための、本開示の実施形態が提供され、これは、DCIにおいてシグナリングする必要を低減するか、さらにはなくす。
本開示は、以下の説明と、様々な実施形態を示すために使用される添付の図面とを参照することによって最も良く理解され得る。
各小さいボックスが直交周波数分割多重(OFDM)シンボルであり、暗色のシンボルがマッピングされた、スロット中のSS/PBCHブロックシンボルの図である。 各ボックスがスロットであり、暗色のスロットがマッピングされた、5ms内のスロット中のSSバーストセットの図である。 いくつかの実施形態の場合のタイプ1、タイプ2、およびタイプ3のPBCH多重化タイプによって設定されたSS/PBCHブロックおよびCORESETの図である。 いくつかの実施形態の場合のM=1であるときのRMSI CORSETにおけるPDCCH監視ウィンドウ(monitoring window)を示す図である。 いくつかの実施形態の場合のM=1/2であるときのRMSI CORSETにおけるPDCCH監視ウィンドウを示す図である。 いくつかの実施形態による無線ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態によるユーザ機器を示す図である。 いくつかの実施形態による仮想化環境を示す図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 本開示の一実施形態による、ユーザ機器における方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、ユーザ機器における方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、コンピュータプログラムコード手段を備えるコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体のブロック図である。 本開示の一実施形態による、ユーザ機器における装置のブロック図である。 本開示の一実施形態による、ユーザ機器における装置のブロック図である。 本開示の一実施形態による、ネットワークノードにおける装置のブロック図である。 本開示の一実施形態による、ネットワークノードにおける装置のブロック図である。 本開示の一実施形態による、ネットワークノードにおける装置のブロック図である。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになろう。
次に、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
新無線(New Radio)におけるSS/PBCHブロック
ネットワークに接続するために、デバイスが、ネットワーク同期(同期(synch))を捕捉し、マスタ情報ブロック(MIB)中のシステム情報(SI)を含む不可欠なSIと、残存最小システム情報(RMSI)とを取得する必要がある。ネットワークに対してデバイスの周波数を調整するために、およびネットワークからの受信信号の適切なタイミングを見つけるために、同期信号が使用される。新無線(NR)では、同期およびアクセスプロシージャは、いくつかの信号を伴い得る。
数十ppmまでの高い初期周波数誤差の存在下でのネットワーク検出を可能にする1次同期信号(PSS)。
基本ネットワーク情報(たとえば、セルID)を提供すると同時に、より正確な周波数調整およびチャネル推定を可能にする2次同期信号(SSS)。
ランダムアクセスのための最小システム情報のサブセットと、RMSI中の残存最小システム情報をフェッチするための設定とを提供する物理ブロードキャストチャネル(PBCH)。PBCHは、(たとえば、セルから送信されるビーム間でタイミングを分離するために)セル内のタイミング情報をも提供する。PBCHに収まるべき情報の量は、もちろん、サイズを低く抑えるために極めて限定される。さらに、(1つまたは複数の)復調用参照信号(DMRS)を適切に受信するために、DMRSがPBCHリソースとインターリーブされる。
同期信号およびPBCHブロック(SS/PBCHブロック、または短縮して、SSB)は、上記の信号(PSS、SSSおよびPBCH DMRS)と、PBCHとを含む。SSBは、周波数範囲に応じて、15kHz、30kHz、120kHzまたは240kHzサブキャリア間隔(SCS:Subcarrier Spacing)を有し得る。
いくつかの(典型的には時間的に幾分近い)SS/PBCHブロックがSSバーストセットを構成する。SSバーストセットは、RMSIにおいて設定された周期性を用いて周期的に送信される。初期アクセスの場合、20ms SSバーストセット周期性が仮定される。図1および図2は、スロット内のSS/PBCHブロックマッピングに関する詳細、および5ms内のスロットへのSSバーストセットマッピングに関する詳細を示す。図1は、各小さいボックスが直交周波数分割多重(OFDM)シンボルであり、暗色のシンボルがマッピングされた、スロット中のSS/PBCHブロックシンボルの図100を示す。図2は、各ボックスがスロットであり、暗色のスロットがマッピングされた、5ms内のスロット中のSSバーストセットの図200を示す。
NRにおけるPBCHによって設定されたRMSIおよび制御リソースセット(CORESET)
残存最小システム情報(RMSI)は、NRでは、PBCHによって設定されたCORESETにおける物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によってスケジュールされた物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)中で搬送され、最小システム情報の残存サブセット(たとえば、実際に送信されたSS/PBCHブロックのビットマップ)を含んでいる。
OSI/PAGING/RARのためにも使用され得る、PBCHによって設定されたCORESETは、周波数領域における
Figure 0007042918000001
個のリソースブロックと、
時間領域における
Figure 0007042918000002
個のOFDMシンボルとからなる。3GPP TS38.213 V15.0.0に基づいて、
Figure 0007042918000003
は、24、48または96であり得、
Figure 0007042918000004
は、1つ、2つ、3つのOFDMシンボルであり得る。
CCEの数およびREGの数は、CORESETにおいて規定されている。制御チャネルエレメント(CCE)が、6つのリソースエレメントグループ(REG)からなり、ここで、リソースエレメントグループは、1つのOFDMシンボル中の1つのリソースブロックに等しい。制御リソースセット内のリソースエレメントグループは、時間優先様式で昇順に番号付けされ、制御リソースセット中の第1のOFDMシンボルおよび最も低い番号のリソースブロックの場合、0で開始する。
1つのSS/PBCHブロックを検出した後に、ユーザ機器(UE)は、PBCH中のCORESET設定に基づいて可能なPDCCH候補を探索することを試みることができる。SS/PBCHブロックと設定されたCORESETとの間に3つの多重化タイプがあり、3つの多重化タイプの各々は、サポートされるヌメロロジー組合せのセット{SSB SCS,RMSI SCS}を有する。図3は、PBCH多重化タイプ(タイプ1、タイプ2、およびタイプ3)によって設定されたSS/PBCHブロックおよびCORESETの図300を示し、3つのタイプ、タイプ1、タイプ2、およびタイプ3についてのサポートされるヌメロロジー組合せが、以下で説明される。
図3の場合、3つのタイプについてサポートされるヌメロロジー組合せは、以下の通りである。サブ6GHzにおけるタイプ1は、{15kHz,15kHz}、{15kHz,30kHz}、{30kHz,15kHz}および{30kHz,30kHz}の設定を有する。6GHz超において、設定は{120kHz,60kHz}、{120kHz,120kHz}、{240kHz,60kHz}および{240kHz,120kHz}である。タイプ2の場合、設定は{120kHz,60kHz}および{240kHz,120kHz}である。タイプ3の場合、設定は{120kHz,120kHz}である。パターン2(タイプ2)およびパターン3(タイプ3)は、6GHz超周波数帯域においてのみサポートされることに留意されたい。
3GPP会議のうちの1つ(RAN1 #90bis)において、PDSCHの帯域幅とこのPDSCHをスケジュールするPDCCHを含んでいるCORESETの帯域幅との間の関係に関して、以下の合意に達した。
・ 初期アクティブDL BWPは、RMSI CORESETの周波数ロケーションおよび帯域幅、ならびにRMSIのヌメロロジーとして規定され、
〇 RMSIを配信するPDSCHは、初期アクティブDL BWP内に制限される
3GPP会議のうちの1つ(RAN1 Ad-Hoc #1801)において、RMSI/OSI/ページングおよびランダムアクセスのためのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに関して、以下の合意に達した。DCIの詳細コンテンツは、まだ規定されていない。
・ NRは、RMSI/OSIをスケジュールするために、ページングのために、およびランダムアクセスのために使用されるべきDCIフォーマット1_0と同じサイズを有するDCIフォーマットをサポートする。
NR会議のうちの1つ(NR AdHoc #3)において、RMSIのためのPDSCH送信に関して、以下の合意に達した。
・ NRは、RMSI/ブロードキャストOSI配信のために、スロットベースPDCCHおよびPDSCH送信と、非スロットベースPDSCH送信の両方をサポートする。
・ 非スロットベース送信について、RMSI/ブロードキャストOSI PDSCHのための2、4および7OFDMシンボル持続時間がサポートされる。
3GPP会議のうちの1つ(RAN1 #91)において、RMSIを搬送するPDSCHのDMRSパターンに関して、以下の合意に達した。
スロットベースブロードキャスト/マルチキャストPDSCHについて設定タイプ1を使用するという作業仮説を確認し、このDMRSタイプを以下に拡張する。
・ RRC設定の前のスロットベースユニキャストPDSCH、およびRRC設定の前のスロットベースユニキャストPUSCH(CP-OFDMおよびDFT-S-OFDM)
・ RRC設定の前のスロットベースブロードキャスト/マルチキャストPDSCHとユニキャストPDSCH/PUSCHとについて、2つの追加の1シンボルDMRSを使用し、PDCCH中に示された追加のDMRSのロケーションは、RRC設定の後のユニキャストPDSCH/PUSCHについての合意されたDMRSロケーションに従う。
・ RRC設定の前のマルチキャスト/ブロードキャストPDSCHとユニキャストPDSCHとについての、2/4/7シンボル非スロットベーススケジューリング。
・ 2/4シンボル非スロットベーススケジューリングの場合、1シンボルフロントロード(front-load)DMRSは、RRC設定の前のブロードキャスト/マルチキャストPDSCHとユニキャストPDSCH/PUSCHとについて使用される。
・ 7シンボル非スロットベーススケジューリングの場合、1シンボルフロントロードDMRS+第5のシンボル上の1つの追加のDMRSシンボルは、それが、フロントロードに関するスケジューリングユニットの一部である場合、RRC設定の前のブロードキャスト/マルチキャストPDSCHとユニキャストPDSCH/PUSCHとについて使用される。
RRC設定の前のブロードキャスト/マルチキャストPDSCHおよびPDSCHが発生しており、スロットベースと4/7シンボル非スロットベースの両方の場合、DMRSポート0がSU-MIMOを使用し、DMRSシンボル上にFDMされるPDSCHがない。2シンボル非スロットベースの場合、FDMのみがある。
NRにおけるPBCHによって設定されたCORESET中のPDCCHの監視ウィンドウ
RMSI CORESET中のPDCCH監視ウィンドウは、SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとの間の異なる多重化タイプについて異なり得る。
SS/PBCHブロックおよび制御リソースセット(CORESET)多重化パターン1(タイプ1)の場合、UEは、スロットnから開始する2つの連続するスロットにわたってタイプ0-PDCCH共通探索空間におけるPDCCHを監視する。インデックスiをもつSS/PBCHブロックの場合、UEは、
Figure 0007042918000005
である場合はSFN mod2=0を満たすシステムフレーム番号(SFN)SFNをもつフレーム中に位置するか、または
Figure 0007042918000006
である場合はSFN mod2=1を満たすSFNをもつフレーム中に位置する
Figure 0007042918000007
としてスロットnのインデックスを決定する。MおよびOは、表1および表2と、制御リソースセットにおけるPDCCH受信のためのサブキャリア間隔[4,TS38.211]に基づくμ∈{0,1,2,3}とによって提供される。スロットn中の制御リソースセットの第1のシンボルについてのインデックスは、表1および表2によって提供される第1のシンボルインデックスである。
表1は、タイプ0-PDCCH共通探索空間-SS/PBCHブロックおよび制御リソースセット多重化パターン1の場合の、ならびに6GHzよりも小さいかそれに等しいキャリア周波数の場合のPDCCH監視オケージョン(monitoring occasion)についてのパラメータを示す。
Figure 0007042918000008
表2は、タイプ0-PDCCH共通探索空間-SS/PBCHブロックおよび制御リソースセット多重化パターン1の場合の、ならびに6GHzを上回るキャリア周波数の場合のPDCCH監視オケージョンについてのパラメータを示す。
Figure 0007042918000009
図4および図5は、それぞれ、M=1またはM=1/2であるときのRMSI CORESETにおける可能なPDCCH監視ウィンドウを示す。図4は、M=1であるときのRMSI CORSETにおけるPDCCH監視ウィンドウを示す図400を示す。図5は、M=1/2であるときのRMSI CORSETにおけるPDCCH監視ウィンドウを示す図500を示す。N=1/Mである場合、図4ではN=1、M=1であり、図5ではN=2である。
(それぞれ、最新の3GPP TS38.213 V15.0.1からの表13-11および表13-12である)表1および表2、ならびに上記で言及された図に基づいて、M<1であるとき、スロットごとに2つ以上の探索空間セットがあり得る。M≧1であるとき、スロットごとに1つの探索空間セットのみがあることになる。第1のシンボルインデックスは、表と、これらの2つの表に示されている特定の設定とに基づいて、0、7、または
Figure 0007042918000010
になり得る。
SS/PBCHブロックならびに制御リソースセット多重化パターン2および3の場合、UEは、SS/PBCHブロックの周期性に等しいタイプ0-PDCCH共通探索空間周期性を用いて、1つのスロットにわたってタイプ0-PDCCH共通探索空間中のPDCCHを監視する。インデックスiをもつSS/PBCHブロックの場合、UEは、(3GPP TS38.213 V15.0.1における表13-13~13-15などの)他の表において提供されるパラメータに基づいて、スロットインデックスnおよびSFNを決定する。
現在、(1つまたは複数の)ある課題が存在する。知られているように、DCI中の時間領域におけるPDSCHスケジューリング情報のシグナリングは、極めて費用がかかる。RRC接続の後のPDSCH送信の場合、DCIの低いオーバーヘッドを保つために、何らかの余分なシグナリングがRRCからフェッチされ得る。RMSIはRRC接続の前に復号され得、したがって、時間領域における、RMSIを搬送するPDSCHの割り当ては、特別に規定される必要があり得る。RRCの前のページング/RARおよび他のメッセージについて、同様の問題が発生し得る。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。たとえば、説明される実施形態では、PBCH中のRMSI CORESET設定に基づいて、RRC接続の前にRMSI/ページング/RARなどを搬送するPDSCHの時間領域割り当てのためのいくつかの規定が提案される。また、RRC接続の前にRMSI/RAR/ページングなどのメッセージを搬送するPDSCHの時間領域割り当てのためのRMSI CORSET設定ベース規定が提案される。
いくつかの実施形態は、(1つまたは複数の)以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。PBCHによって設定される可能なCORESET位置による、時間領域における、RRC接続の前にRMSI/ページング/RARなどを搬送するPDSCHの割り当てのための方法が提供され、これは、DCI中のシグナリングをほとんどまたはまったく必要としない。
以下では、本開示におけるPBCHからのRMSI CORESET設定による、RRC接続の前にRMSI/ページング/RARなどを搬送するPDSCHの時間領域割り当てのためのいくつかの規定またはシグナリングが提案される。シグナリングは、いくつかの設定のために必要である場合、PDSCHをスケジュールする対応するDCI中にあり得る。
例示的な実施形態が以下で与えられる。
1)SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとが図3のパターン2(タイプ2)またはパターン3(タイプ3)を用いて多重化される場合、
a)DCIシグナリングが必要とされず、
i)パターン2の場合、UEは、PDSCHがSS/PBCHブロックの第1のシンボルから開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了すると仮定することができ、
ii)パターン3の場合、UEは、PDSCHがRMSI CORESETの最後のシンボルのすぐ後に開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了すると仮定することができる。
b)PDSCHについて異なる数のシンボルが望まれる場合、DCIシグナリングが必要とされ得、パターン2またはパターン3の場合にこれを示すために何らかの余分なシグナリング(たとえば、2ビット)が導入され得る。
2)SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとが図3のパターン1(タイプ1)を用いて多重化される場合、
a)DCI中に追加の2ビットシグナリングが導入され得る(RMSI CORESETとPDSCHとの間の時間ギャップが必要とされる場合により多くのビットが導入され得る)。
i)CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボル(すなわちシンボル0)から開始し、M≧1である場合、
(1)非スロットベーススケジューリングの場合、PDSCHは、CORESETのすぐ後に開始する(UEはミニスロット長ごとの固定DMRSパターンを仮定する)。
(2)スロットベーススケジューリングの場合、PDSCHは、CORESETのすぐ後に開始してスロットの終了まで続き、固定DMRSパターンが常に使用される。
ii)他の場合、
(1)非スロットベーススケジューリングを使用して、PDSCHは、CORESETのすぐ後の第1の利用可能なシンボルから開始する(ミニスロット長ごとの固定DMRSパターンを仮定する)。
3)他の実施形態では、他の方法および技法が同様に使用され得、上記の1)および2)に限定されない。たとえば、他の実施形態は、すべての可能な場合を保持するために固定表を有するデータ構造を採用し得、表中のエントリを識別するためにDCI中のいくつかのビットが使用され得る。シグナリングが必要とされない事例(たとえば、パターン3)では、UEは、必ずしもこれらのビットを読み取る必要があるとは限らない。他の実施形態は、PDSCHのフレキシブルな長さまたはRMSI CORSETとPDSCHとの間のギャップについてのシグナリングを利用し得る。さらに他の実施形態が、同様に実施され得る。
例示的な表が以下に与えられ得る。
Figure 0007042918000011
表3:1つのスロット中のPBCHによって設定されたCORESETにおける、PDCCHによってスケジュールされたPDSCHの時間領域割り当て
注1:(存在する場合)このスロット中のアップリンクシンボルは、PDSCHスケジューリングのために排除されるべきである。
注2:多重化パターン2の場合、PDSCHは、SS/PBCHブロックの第1のシンボルから開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了する。
多重化パターン3の場合、PDSCHは、RMSI CORESETの最後のシンボルのすぐ後に開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了する。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図6に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図6の無線ネットワークは、ネットワーク606、ネットワークノード660および660b、ならびにWD610、610b、および610cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード660および無線デバイス(WD)610は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、通信、データ、セルラー、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを備え、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク606は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード660およびWD610は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能性を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供する、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。
ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散型無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散型無線基地局の部分は、分散型アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチ規格無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図6では、ネットワークノード660は、処理回路要素670と、デバイス可読媒体680と、インターフェース690と、補助機器684と、電源686と、電力回路要素687と、アンテナ662とを含む。図6の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード660は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード660の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体680は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード660は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード660が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード660は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体680)、いくつかの構成要素は再利用され得る(たとえば、同じアンテナ662がRATによって共有され得る)。ネットワークノード660は、ネットワークノード660に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード660内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路要素670は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路要素670によって実施されるこれらの動作は、処理回路要素670によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路要素670は、単体で、またはデバイス可読媒体680などの他のネットワークノード660構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード660機能性を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路要素670は、デバイス可読媒体680に記憶された命令、または処理回路要素670内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能性は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路要素670は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路要素670は、無線周波数(RF)トランシーバ回路要素672とベースバンド処理回路要素674とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路要素672とベースバンド処理回路要素674とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路要素672とベースバンド処理回路要素674との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能性の一部または全部は、デバイス可読媒体680、または処理回路要素670内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路要素670によって実施され得る。代替実施形態では、機能性の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路要素670によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実施するか否かにかかわらず、処理回路要素670は、説明される機能性を実施するように設定され得る。そのような機能性によって提供される利益は、処理回路要素670単独に、またはネットワークノード660の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード660によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体680は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路要素670によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体680は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路要素670によって実行されることが可能であり、ネットワークノード660によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体680は、処理回路要素670によって行われた計算および/またはインターフェース690を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路要素670およびデバイス可読媒体680は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース690は、ネットワークノード660、ネットワーク606、および/またはWD610の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース690は、たとえば有線接続上でネットワーク606との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末694を備える。インターフェース690は、アンテナ662に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ662の一部であり得る、無線フロントエンド回路要素692をも含む。無線フロントエンド回路要素692は、フィルタ698と増幅器696とを備える。無線フロントエンド回路要素692は、アンテナ662および処理回路要素670に接続され得る。無線フロントエンド回路要素は、アンテナ662と処理回路要素670との間で通信される信号を調節するように設定され得る。無線フロントエンド回路要素692は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路要素692は、デジタルデータを、フィルタ698および/または増幅器696の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ662を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ662は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路要素692によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路要素670に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード660は別個の無線フロントエンド回路要素692を含まないことがあり、代わりに、処理回路要素670は、無線フロントエンド回路要素を備え得、別個の無線フロントエンド回路要素692なしでアンテナ662に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素672の全部または一部が、インターフェース690の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース690は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末694と、無線フロントエンド回路要素692と、RFトランシーバ回路要素672とを含み得、インターフェース690は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路要素674と通信し得る。
アンテナ662は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ662は、無線フロントエンド回路要素692に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ662は、たとえば2GHzと66GHzとの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全方向、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全方向アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ662は、ネットワークノード660とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード660に接続可能であり得る。
アンテナ662、インターフェース690、および/または処理回路要素670は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ662、インターフェース690、および/または処理回路要素670は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路要素687は、電力管理回路要素を備えるか、または電力管理回路要素に結合され得、本明細書で説明される機能性を実施するための電力を、ネットワークノード660の構成要素に供給するように設定される。電力回路要素687は、電源686から電力を受信し得る。電源686および/または電力回路要素687は、それぞれの構成要素に好適な形式で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード660の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源686は、電力回路要素687および/またはネットワークノード660中に含まれるか、あるいは電力回路要素687および/またはネットワークノード660の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード660は、電気ケーブルなどの入力回路要素またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路要素687に電力を供給する。さらなる例として、電源686は、電力回路要素687に接続された、または電力回路要素687中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード660の代替実施形態は、本明細書で説明される機能性、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能性のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能性のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図6に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード660は、ネットワークノード660への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード660からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード660のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE:customer premise equipment)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、車両対車両(V2V)、車両対インフラストラクチャ(V2I)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実装することによって、デバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシン間(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連付けられた他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合には、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合には、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス610は、アンテナ611と、インターフェース614と、処理回路要素620と、デバイス可読媒体630と、ユーザインターフェース機器632と、補助機器634と、電源636と、電力回路要素637とを含む。WD610は、WD610によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD610内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ611は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース614に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ611は、WD610とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD610に接続可能であり得る。アンテナ611、インターフェース614、および/または処理回路要素620は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路要素および/またはアンテナ611は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース614は、無線フロントエンド回路要素612とアンテナ611とを備える。無線フロントエンド回路要素612は、1つまたは複数のフィルタ618と増幅器616とを備える。無線フロントエンド回路要素612は、アンテナ611および処理回路要素620に接続され、アンテナ611と処理回路要素620との間で通信される信号を調節するように設定される。無線フロントエンド回路要素612は、アンテナ611に結合されるか、またはアンテナ611の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD610は別個の無線フロントエンド回路要素612を含まないことがあり、むしろ、処理回路要素620は、無線フロントエンド回路要素を備え得、アンテナ611に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素622の一部または全部が、インターフェース614の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路要素612は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路要素612は、デジタルデータを、フィルタ618および/または増幅器616の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ611を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ611は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路要素612によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路要素620に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路要素620は、単体で、またはデバイス可読媒体630などの他のWD610構成要素と併せてのいずれかで、WD610機能性を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能性は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路要素620は、本明細書で開示される機能性を提供するために、デバイス可読媒体630に記憶された命令、または処理回路要素620内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路要素620は、RFトランシーバ回路要素622、ベースバンド処理回路要素624、およびアプリケーション処理回路要素626のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路要素は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD610の処理回路要素620は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素622、ベースバンド処理回路要素624、およびアプリケーション処理回路要素626は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路要素624およびアプリケーション処理回路要素626の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路要素622は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路要素622およびベースバンド処理回路要素624の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路要素626は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路要素622、ベースバンド処理回路要素624、およびアプリケーション処理回路要素626の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素622は、インターフェース614の一部であり得る。RFトランシーバ回路要素622は、処理回路要素620のためのRF信号を調節し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能性の一部または全部は、デバイス可読媒体630に記憶された命令を実行する処理回路要素620によって提供され得、デバイス可読媒体630は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能性の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路要素620によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路要素620は、説明される機能性を実施するように設定され得る。そのような機能性によって提供される利益は、処理回路要素620単独に、またはWD610の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD610によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路要素620は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路要素620によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路要素620によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD610によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体630は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路要素620によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体630は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路要素620によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路要素620およびデバイス可読媒体630は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器632は、人間のユーザがWD610と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器632は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD610への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD610にインストールされるユーザインターフェース機器632のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD610がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD610がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器632は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器632は、WD610への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路要素620が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路要素620に接続される。ユーザインターフェース機器632は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路要素を含み得る。ユーザインターフェース機器632はまた、WD610からの情報の出力を可能にするように、および処理回路要素620がWD610からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器632は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路要素、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路要素を含み得る。ユーザインターフェース機器632の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD610は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能性から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器634は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能性を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊化されたセンサー、有線通信などのさらなるタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器634の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源636は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD610は、電源636から、本明細書で説明または指示される任意の機能性を行うために電源636からの電力を必要とする、WD610の様々な部分に電力を配信するための、電力回路要素637をさらに備え得る。電力回路要素637は、いくつかの実施形態では、電力管理回路要素を備え得る。電力回路要素637は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD610は、電力ケーブルなどの入力回路要素またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路要素637はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源636に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源636の充電のためのものであり得る。電力回路要素637は、電源636からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD610のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図7は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連のあるデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連付けられないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連付けられないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる動作を意図されないが、ユーザに関連付けられるか、またはユーザの利益のために動作され得る、デバイス(たとえば、スマート電力計)を表し得る。UE700は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであり得る。図7に示されているUE700は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図7はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図7では、UE700は、入出力インターフェース705、無線周波数(RF)インターフェース709、ネットワーク接続インターフェース711、ランダムアクセスメモリ(RAM)717と読取り専用メモリ(ROM)719と記憶媒体721などとを含むメモリ715、通信サブシステム731、電源713、および/または他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路要素701を含む。記憶媒体721は、オペレーティングシステム723と、アプリケーションプログラム725と、データ727とを含む。他の実施形態では、記憶媒体721は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図7に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図7では、処理回路要素701は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路要素701は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態機械など、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態機械、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路要素701は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形式での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース705は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE700は、入出力インターフェース705を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE700への入力およびUE700からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE700は、ユーザがUE700に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース705を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図7では、RFインターフェース709は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース711は、ネットワーク743aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク743aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク743aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース711は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース711は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能性を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、または、代替的に、別個に実装され得る。
RAM717は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス702を介して処理回路要素701にインターフェースするように設定され得る。ROM719は、処理回路要素701にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM719は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体721は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、取外し可能カートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体721は、オペレーティングシステム723と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム725と、データファイル727とを含むように設定され得る。記憶媒体721は、UE700による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体721は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体721は、UE700が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、あるいはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体721中に有形に具現され得、記憶媒体721はデバイス可読媒体を備え得る。
図7では、処理回路要素701は、通信サブシステム731を使用してネットワーク743bと通信するように設定され得る。ネットワーク743aとネットワーク743bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム731は、ネットワーク743bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム731は、IEEE802.7、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能性または受信機機能性をそれぞれ実装するための、送信機733および/または受信機735を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機733および受信機735は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、または、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム731の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム731は、セルラー通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク743bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク743bは、セルラーネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源713は、UE700の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE700の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE700の複数の構成要素にわたって分割され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム731は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路要素701は、バス702上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路要素701によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能性は、処理回路要素701と通信サブシステム731との間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図8は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境800を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能性の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード830のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境800において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーション820によって実装され得る。アプリケーション820は、処理回路要素860とメモリ890-1とを備えるハードウェア830を提供する、仮想化環境800において稼働される。メモリ890-1は、処理回路要素860によって実行可能な命令895を含んでおり、それにより、アプリケーション820は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境800は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路要素860を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス830を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路要素860は、商用オフザシェルフ(COTS:commercial off-the-shelf)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路要素であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ890-1を備え得、メモリ890-1は、処理回路要素860によって実行される命令895またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)870を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)870は物理ネットワークインターフェース880を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路要素860によって実行可能なソフトウェア895および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、機械可読記憶媒体890-2をも含み得る。ソフトウェア895は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ850をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン840を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン840は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶域を備え、対応する仮想化レイヤ850またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス820の事例の異なる実施形態が、仮想マシン840のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路要素860は、ソフトウェア895を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ850をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ850は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ850は、仮想マシン840に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図8に示されているように、ハードウェア830は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア830は、アンテナ8225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア830は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション820のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)8100を介して管理される、(たとえば、データセンターまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンターおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理記憶域上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン840は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン840の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン840のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア830のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ830の上の1つまたは複数の仮想マシン840において稼働する特定のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図8中のアプリケーション820に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機8220と1つまたは複数の受信機8210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット8200は、1つまたは複数のアンテナ8225に結合され得る。無線ユニット8200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード830と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード830と無線ユニット8200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム8230を使用して、実現され得る。
図9を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク911とコアネットワーク914とを備える、3GPPタイプセルラーネットワークなどの通信ネットワーク910を含む。アクセスネットワーク911は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局912a、912b、912cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア913a、913b、913cを規定する。各基地局912a、912b、912cは、有線接続または無線接続915上でコアネットワーク914に接続可能である。カバレッジエリア913c中に位置する第1のUE991が、対応する基地局912cに無線で接続するか、または対応する基地局912cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア913a中の第2のUE992が、対応する基地局912aに無線で接続可能である。この例では複数のUE991、992が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局912に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク910は、それ自体、ホストコンピュータ930に接続され、ホストコンピュータ930は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散型サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ930は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク910とホストコンピュータ930との間の接続921および922は、コアネットワーク914からホストコンピュータ930に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク920を介して進み得る。中間ネットワーク920は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク920は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク920は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図9の通信システムは全体として、接続されたUE991、992とホストコンピュータ930との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続950として説明され得る。ホストコンピュータ930および接続されたUE991、992は、アクセスネットワーク911、コアネットワーク914、任意の中間ネットワーク920、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続950を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続950は、OTT接続950が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局912は、接続されたUE991にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ930から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、通知されないことがあるかまたは通知される必要がない。同様に、基地局912は、UE991から発生してホストコンピュータ930に向かう発信アップリンク通信の将来ルーティングに気づいている必要がない。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図10を参照しながら説明される。通信システム1000では、ホストコンピュータ1010が、通信システム1000の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース1016を含む、ハードウェア1015を備える。ホストコンピュータ1010は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路要素1018をさらに備える。特に、処理回路要素1018は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1010は、ホストコンピュータ1010に記憶されるかまたはホストコンピュータ1010によってアクセス可能であり、処理回路要素1018によって実行可能である、ソフトウェア1011をさらに備える。ソフトウェア1011は、ホストアプリケーション1012を含む。ホストアプリケーション1012は、UE1030およびホストコンピュータ1010において終端するOTT接続1050を介して接続するUE1030など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1012は、OTT接続1050を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1000は、通信システム中に提供される基地局1020をさらに含み、基地局1020は、基地局1020がホストコンピュータ1010およびUE1030と通信することを可能にするハードウェア1025を備える。ハードウェア1025は、通信システム1000の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース1026、ならびに基地局1020によってサーブされるカバレッジエリア(図10に図示せず)中に位置するUE1030との少なくとも無線接続1070をセットアップおよび維持するための無線インターフェース1027を含み得る。通信インターフェース1026は、ホストコンピュータ1010への接続1060を容易にするように設定され得る。接続1060は直接であり得るか、あるいは、接続1060は、通信システムのコアネットワーク(図10に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局1020のハードウェア1025は、処理回路要素1028をさらに含み、処理回路要素1028は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局1020は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1021をさらに有する。
通信システム1000は、すでに言及されたUE1030をさらに含む。ハードウェア1035は、UE1030が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続1070をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース1037を含み得る。UE1030のハードウェア1035は、処理回路要素1038をさらに含み、処理回路要素1038は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE1030は、UE1030に記憶されるかまたはUE1030によってアクセス可能であり、処理回路要素1038によって実行可能である、ソフトウェア1031をさらに備える。ソフトウェア1031はクライアントアプリケーション1032を含む。クライアントアプリケーション1032は、ホストコンピュータ1010のサポートのもとに、UE1030を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1010では、実行しているホストアプリケーション1012は、UE1030およびホストコンピュータ1010において終端するOTT接続1050を介して、実行しているクライアントアプリケーション1032と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1032は、ホストアプリケーション1012から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1050は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1032は、クライアントアプリケーション1032が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図10に示されているホストコンピュータ1010、基地局1020およびUE1030は、それぞれ、図9のホストコンピュータ930、基地局912a、912b、912cのうちの1つ、およびUE991、992のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図10に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図9のものであり得る。
図10では、OTT接続1050は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局1020を介したホストコンピュータ1010とUE1030との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE1030からまたはホストコンピュータ1010を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続1050がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE1030と基地局1020との間の無線接続1070は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1070が最後のセグメントを形成するOTT接続1050を使用して、UE1030に提供されるOTTサービスの性能を改善する。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1010とUE1030との間のOTT接続1050を再設定するための随意のネットワーク機能性がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続1050を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ1010のソフトウェア1011およびハードウェア1015でまたはUE1030のソフトウェア1031およびハードウェア1035で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続1050が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア1011、1031が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続1050の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局1020に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局1020に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能性は、当技術分野において知られ、実施され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1010の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア1011および1031が、ソフトウェア1011および1031が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続1050を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図11への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1110において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1110の(随意であり得る)サブステップ1111において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1120において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1130において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ1140において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図12への図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップ1210において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1220において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。(随意であり得る)ステップ1230において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図13への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1310において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1320において、UEはユーザデータを提供する。ステップ1320の(随意であり得る)サブステップ1321において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1310の(随意であり得る)サブステップ1311において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ1330において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。本方法のステップ1340において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1410において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ1420において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1430において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図15は、本開示の一実施形態による、ユーザ機器における方法を示すフローチャートである。
ブロック1510において、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースが決定される。一実施形態では、ダウンリンク共有チャネルは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含み得る。
一実施形態では、SS/PBCHブロックが第1のシンボルと最後のシンボルとを有し得る。ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースは、以下のように決定され得る。
- SS/PBCHブロックと残存最小システム情報(RMSI)CORESETとがタイプ2パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、SS/PBCHブロックの第1のシンボルから開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了すると決定すること、
- SS/PBCHブロックと残存最小システム情報(RMSI)CORESETとがタイプ3パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、RMSI CORESETの最後のシンボルの直後に開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了すると決定すること、
- SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ1パターンを用いて多重化されるとき、CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始する場合、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHがCORESETの直後に開始すると決定すること、およびスロットベーススケジューリングについて、PDSCHがCORESETの直後に開始してスロットの終了まで続くと決定すること、またはCORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始しない場合、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが、CORESETの直後の第1の利用可能なシンボルから開始すると決定すること。
随意のブロック1520において、本方法は、ダウンリンク共有チャネルにおいてデータを受信することをさらに含み得る。
システム情報(SI)は、MIBといくつかのSIBとからなり得、それらは、最小SIと他のSIとに分割される。最小SIは、初期アクセスのために必要とされる基本情報と、任意の他のSIを捕捉するための情報とを備える。詳細には、最小SIは、以下を備える。
- セル禁止ステータス情報(cell barred status information)と、さらなるシステム情報、たとえばCORESET#0設定を受信するために必要とされるセルの不可欠な物理レイヤ情報とを含んでいるMIB。MIBは、周期的にBCH上でブロードキャストされる。
- 他のシステム情報ブロックのスケジューリングを規定し、初期アクセスのために必要とされる情報を含んでいるSIB1。SIB1は、残存最小SI(RMSI)とも呼ばれ、周期的にDL-SCH上でブロードキャストされるか、またはRRC_CONNECTEDにあるUEにDL-SCH上で専用様式で送られる。
他のSIは、最小SIにおいてブロードキャストされないすべてのSIBを備える。それらのSIBは、周期的にDL-SCH上でブロードキャストされるか、オンデマンドで(すなわち、RRC_IDLEまたはRRC_INACTIVEにあるUEからの要求時に)DL-SCH上でブロードキャストされるか、またはRRC_CONNECTEDにあるUEにDL-SCH上で専用様式で送られるかのいずれかであり得る。詳細には、他のSIは、以下を備える。
- 主にサービングセルに関係する、セル再選択情報を含んでいるSIB2、
- (周波数について共通のセル再選択パラメータならびにセル固有再選択パラメータを含む)セル再選択に関連する、サービング周波数および周波数内隣接セルに関する情報を含んでいるSIB3、
- (周波数について共通のセル再選択パラメータならびにセル固有再選択パラメータを含む)セル再選択に関連する、他のNR周波数および周波数間隣接セルに関する情報を含んでいるSIB4、
- (周波数について共通のセル再選択パラメータならびにセル固有再選択パラメータを含む)セル再選択に関連する、E-UTRA周波数およびE-UTRA隣接セルに関する情報を含んでいるSIB5、
- ETWS1次通知を含んでいるSIB6、
- ETWS2次通知を含んでいるSIB7、
- CMAS警告通知を含んでいるSIB8、
- GPS時間および協定世界時(UTC)に関係する情報を含んでいるSIB9。
一実施形態では、ブロック1520において受信されたデータは、システム情報ブロック(SIB)、ページングデータ、またはユーザデータを含み得る。SIBは、初期アクセスのために必要とされる情報を含んでいるSIB1を含み得る。さらに、SIBは、上述のSIB2~SIB9のうちの1つまたは複数など、他のSIBをも備え得る。
一実施形態では、CORESETは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定され得る。
一実施形態では、ダウンリンク共有チャネルは、システム情報無線ネットワーク一時識別子(SI-RNTI)によってスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)コードとともに物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によってスケジュールされ得る。PDCCHは、タイプ0共通探索空間においてUEによって監視され得る。
図16は、本開示の一実施形態による、ユーザ機器における方法を示すフローチャートである。
ブロック1610において、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースが利用される。CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。UEによって利用されるダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースは、図15を参照しながら説明されたように決定されたものであり得る。
随意のブロック1620において、本方法は、ダウンリンク共有チャネルにおいてデータを受信することをさらに含み得る。データは、システム情報ブロック(SIB)、ページングデータ、またはユーザデータを含み得る。SIBは、初期アクセスのために必要とされる情報を含んでいるSIB1と、上述のSIB2~SIB9のうちの1つまたは複数など、他のSIBとを備え得る。
図17は、本開示の一実施形態による、ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。
ブロック1710において、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースが割り当てられる。一実施形態では、ダウンリンク共有チャネルは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含み得る。
一実施形態では、SS/PBCHブロックが第1のシンボルと最後のシンボルとを有し得る。ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースは、以下のように割り当てられ得る。
- SS/PBCHブロックと残存最小システム情報(RMSI)CORESETとがタイプ2パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、SS/PBCHブロックの第1のシンボルから開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了することを割り当てること、
- SS/PBCHブロックと残存最小システム情報(RMSI)CORESETとがタイプ3パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、RMSI CORESETの最後のシンボルの直後に開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了することを割り当てること、
- SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ1パターンを用いて多重化されるとき、CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始する場合、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHがCORESETの直後に開始することを割り当てること、およびスロットベーススケジューリングについて、PDSCHがCORESETの直後に開始してスロットの終了まで続くことを割り当てること、またはCORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始しない場合、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが、CORESETの直後の第1の利用可能なシンボルから開始することを割り当てること。
随意のブロック1720において、本方法は、ダウンリンク共有チャネルにおいてデータを送信することをさらに含み得る。データは、システム情報ブロック(SIB)、ページングデータ、またはユーザデータを含み得る。SIBは、初期アクセスのために必要とされる情報を含んでいるSIB1と、上述のSIB2~SIB9のうちの1つまたは複数など、他のSIBとを備え得る。
一実施形態では、CORESETは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定され得る。
一実施形態では、ダウンリンク共有チャネルは、システム情報無線ネットワーク一時識別子(SI-RNTI)によってスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)コードとともに物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によってスケジュールされ得る。PDCCHは、タイプ0共通探索空間においてネットワークノードによって送信され得る。
図18は、本開示の一実施形態による、ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。
ブロック1810において、少なくとも制御リソースセット(CORESET)設定に従って、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースが利用される。CORESET設定はCORESET位置によって決定され、CORESET位置は物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される。ネットワークノードによって利用されるダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースは、図17を参照しながら説明されたように割り当てられたものであり得る。
随意のブロック1820において、本方法は、ダウンリンク共有チャネルにおいてデータを送信することをさらに含み得る。データは、システム情報ブロック(SIB)、ページングデータ、またはユーザデータを含み得る。SIBは、初期アクセスのために必要とされる情報を含んでいるSIB1と、上述のSIB2~SIB9のうちの1つまたは複数など、他のSIBとを備え得る。
図19は、本開示の一実施形態による、ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。
ブロック1910において、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のための時間領域リソース割り当てがシグナリングされる。
一実施形態では、SS/PBCHブロックが第1のシンボルと最後のシンボルとを有し得る。ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースは、以下のようにシグナリングされ得る。
- SS/PBCHブロックと残存最小システム情報(RMSI)CORESETとがタイプ2パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、SS/PBCHブロックの第1のシンボルから開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了することをシグナリングすること、
- SS/PBCHブロックと残存最小システム情報(RMSI)CORESETとがタイプ3パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、RMSI CORESETの最後のシンボルの直後に開始し、SS/PBCHブロックの最後のシンボルで終了することをシグナリングすること、
- SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ1パターンを用いて多重化されるとき、CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始する場合、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHがCORESETの直後に開始することをシグナリングすること、およびスロットベーススケジューリングについて、PDSCHがCORESETの直後に開始してスロットの終了まで続くことをシグナリングすること、またはCORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始しない場合、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが、CORESETの直後の第1の利用可能なシンボルから開始することをシグナリングすること。
一実施形態では、ダウンリンク共有チャネルは、システム情報無線ネットワーク一時識別子(SI-RNTI)によってスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)コードとともに物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によってスケジュールされ得る。PDCCHは、タイプ0共通探索空間においてネットワークノードによって送信され得る。
本開示の実施形態は、コンピュータプログラム製品において実装され得る。本開示のこの構成は、典型的には、(光媒体、たとえば、CD-ROM、フロッピーディスクまたはハードディスクなどの)コンピュータ可読媒体上で提供またはコーディングされるソフトウェア、コードおよび/または他のデータ構造、あるいは(1つまたは複数のROM、RAMまたはPROMチップなどの)他の媒体上のファームウェアまたはマイクロコード、あるいは1つまたは複数のモジュール中のダウンロード可能なソフトウェアイメージまたは共有データベースとして提供される。
図20は、本開示の一実施形態による、コンピュータプログラムコード手段を備えるコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読記憶媒体のブロック図である。図20に示されているように、コンピュータ可読媒体2000は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、上述の本開示による方法を実施するためのコンピュータプログラムコード2010を記憶している。コンピュータ可読媒体2000は、不揮発性または揮発性メモリ、たとえば、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、フロッピーディスク、およびハードドライブなどの形態を有し得る。コンピュータプログラムコード2010は、任意のフォーマットでのコード/コンピュータ可読命令を含み得る。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路要素、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路要素は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路要素は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
略語
以下の略語のうちの少なくともいくつかが本開示で使用され得る。略語間の不整合がある場合、上記でそれがどのように使用されるかが選好されるべきである。以下で複数回リストされる場合、最初のリスティングが(1つまたは複数の)後続のリスティングよりも選好されるべきである。
CORESET 制御リソースセット
DCI ダウンリンク制御情報
DMRS 復調用参照信号
FDM 周波数分割多重化
MIB マスタ情報ブロック
NR 新無線(New Radio)
OFDM 直交周波数分割多重
OS OFDMシンボル
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
RMSI 残存最小システム情報
RV 冗長バージョン
SCS サブキャリア間隔
SSB SS/PBCHブロックとしても知られる同期信号ブロック
SS/PBCH 同期信号および(PBCHのDMRSを含む)PBCH

Claims (11)

  1. ユーザ機器(UE)において実装される方法であって、前記方法が、
    少なくとも残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、無線リソース制御(RRC)接続の前に、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを決定すること(S1510)
    を含み、
    前記ダウンリンク共有チャネルは、他のシステム情報(OSI)、ページングデータ、ランダムアクセス応答(RAR)、またはユーザデータを搬送し、
    前記ダウンリンク共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含み、
    同期信号および物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックが第1のシンボルと最後のシンボルとを有し、
    前記決定すること(S1510)は、前記SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ2パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、前記SS/PBCHブロックの前記第1のシンボルから開始し、前記SS/PBCHブロックの前記最後のシンボルで終了すると決定することを含む、かつ/または、前記決定すること(S1510)は、前記SS/PBCHブロックと前記RMSI CORESETとがタイプ3パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、RMSI CORESETの最後のシンボルの直後に開始し、前記SS/PBCHブロックの前記最後のシンボルで終了すると決定することを含む、方法。
  2. 前記ダウンリンク共有チャネルにおいてデータを受信すること(S1520)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記RMSI CORESETが物理ブロードキャストチャネル(PBCH)によって設定される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ダウンリンク共有チャネルが、システム情報無線ネットワーク一時識別子(SI-RNTI)によってスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)コードとともに物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によってスケジュールされ、請求項1に記載の方法。
  5. 期信号および物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックとRMSI CORESETとがタイプ1パターンを用いて多重化されるとき、前記決定すること(S1510)は、
    前記RMSI CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始するとき、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが前記RMSI CORESETの直後に開始すると決定すること、およびスロットベーススケジューリングについて、PDSCHが前記RMSI CORESETの直後に開始して前記スロットの終了まで続くと決定すること、または
    前記RMSI CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始しないとき、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが、前記RMSI CORESETの直後の第1の利用可能なシンボルから開始すると決定すること
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. ネットワークノードにおいて実装される方法であって、前記方法が、
    少なくとも残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、無線リソース制御(RRC)接続の前に、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを割り当てること(S1710)
    を含み、
    前記ダウンリンク共有チャネルは、他のシステム情報(OSI)、ページングデータ、ランダムアクセス応答(RAR)、またはユーザデータを搬送し、
    前記ダウンリンク共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含み、
    同期信号および物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックが第1のシンボルと最後のシンボルとを有し、
    前記割り当てること(S1710)は、前記SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ2パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、前記SS/PBCHブロックの前記第1のシンボルから開始し、前記SS/PBCHブロックの前記最後のシンボルで終了することを割り当てることを含む、かつ/または、前記割り当てること(S1710)は、前記SS/PBCHブロックと前記RMSI CORESETとがタイプ3パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、前記RMSI CORESETの最後のシンボルの直後に開始し、前記SS/PBCHブロックの前記最後のシンボルで終了することを割り当てることを含む、方法。
  7. 期信号および物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックとRMSI CORESETとがタイプ1パターンを用いて多重化されるとき、前記割り当てること(S1710)は、
    前記RMSI CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始するとき、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが前記RMSI CORESETの直後に開始することを割り当てること、およびスロットベーススケジューリングについて、PDSCHが前記RMSI CORESETの直後に開始して前記スロットの終了まで続くことを割り当てること、または
    前記RMSI CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始しないとき、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが、前記RMSI CORESETの直後の第1の利用可能なシンボルから開始することを割り当てること
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. ユーザ機器(UE)において実装される装置であって、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリと
    を備え、
    前記1つまたは複数のメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記1つまたは複数のプロセッサにより、前記装置に、
    少なくとも残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、無線リソース制御(RRC)接続の前に、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを決定させるように設定され、
    前記ダウンリンク共有チャネルは、他のシステム情報(OSI)、ページングデータ、ランダムアクセス応答(RAR)、またはユーザデータを搬送し、
    前記ダウンリンク共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含み、
    同期信号および物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックが第1のシンボルと最後のシンボルとを有し、前記決定することは、前記SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ2パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、前記SS/PBCHブロックの前記第1のシンボルから開始し、前記SS/PBCHブロックの前記最後のシンボルで終了すると決定することを含む、かつ/または、前記決定することは、前記SS/PBCHブロックと前記RMSI CORESETとがタイプ3パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、RMSI CORESETの最後のシンボルの直後に開始し、前記SS/PBCHブロックの前記最後のシンボルで終了すると決定することを含む、装置。
  9. 期信号および物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックとRMSI CORESETとがタイプ1パターンを用いて多重化されるとき、前記決定することは、
    前記RMSI CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始するとき、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが前記RMSI CORESETの直後に開始すると決定すること、およびスロットベーススケジューリングについて、PDSCHが前記RMSI CORESETの直後に開始して前記スロットの終了まで続くと決定すること、または
    前記RMSI CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始しないとき、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが、前記RMSI CORESETの直後の第1の利用可能なシンボルから開始すると決定すること
    を含む、請求項8に記載の装置。
  10. ネットワークノードにおいて実装される装置であって、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを備える1つまたは複数のメモリと
    を備え、
    前記1つまたは複数のメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記1つまたは複数のプロセッサにより、前記装置に、少なくとも残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセット(CORESET)設定に従って、無線リソース制御(RRC)接続の前に、ダウンリンク共有チャネルのための時間領域リソースを割り当てさせるように設定され、
    前記ダウンリンク共有チャネルは、他のシステム情報(OSI)、ページングデータ、ランダムアクセス応答(RAR)、またはユーザデータを搬送し、
    前記ダウンリンク共有チャネルが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含み、
    同期信号および物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックが第1のシンボルと最後のシンボルとを有し、前記割り当てることは、前記SS/PBCHブロックとRMSI CORESETとがタイプ2パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、前記SS/PBCHブロックの前記第1のシンボルから開始し、前記SS/PBCHブロックの前記最後のシンボルで終了することを割り当てることを含む、かつ/または、前記割り当てることは、前記SS/PBCHブロックと前記RMSI CORESETとがタイプ3パターンを用いて多重化されるとき、PDSCHが、前記RMSI CORESETの最後のシンボルの直後に開始し、前記SS/PBCHブロックの前記最後のシンボルで終了することを割り当てることを含む、装置。
  11. 期信号および物理ブロードキャストチャネル(SS/PBCH)ブロックとRMSI CORESETとがタイプ1パターンを用いて多重化されるとき、前記割り当てることは
    前記RMSI CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始するとき、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが前記RMSI CORESETの直後に開始することを割り当てること、およびスロットベーススケジューリングについて、PDSCHが前記RMSI CORESETの直後に開始して前記スロットの終了まで続くことを割り当てること、または
    前記RMSI CORESETが1つの通常スロットの第1のシンボルから開始しないとき、非スロットベーススケジューリングについて、PDSCHが、前記RMSI CORESETの直後の第1の利用可能なシンボルから開始することを割り当てること
    を含む、請求項10に記載の装置。
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