JP7041841B2 - 点灯装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、点灯装置に関する。
LED(Light Emitting Diode)などの光源を有するランプに直流電流を供給してランプを点灯させる点灯装置がある。こうした点灯装置において、いわゆるPWM(Pulse Width Modulation)制御などを行い、ランプへの直流電流の供給及び供給の停止を周期的に切り替えることにより、ランプから照射される光の調光を行う調光回路を設けることが行われている(例えば、特許文献1)。
また、点灯装置では、定電流回路を設け、ランプに供給する直流電流が一定になるように制御することにより、ランプから照射される光の明るさが一定になるようにすることも行われている。
しかしながら、定電流回路に調光回路を接続し、ランプから照射される光の明るさが所定の調光度で一定になるように制御しようとした際に、ランプに流れる電流が振動する共振現象が、発生してしまう場合があった。こうした共振現象は、不本意な調光度や内部で使用する素子の故障を招いてしまう可能性がある。このため、点灯装置では、定電流回路に調光回路を接続した場合にも、共振現象の発生を抑制できるようにすることが望まれる。
特開2013-4413号公報
本発明の実施形態は、定電流回路に調光回路を接続した場合にも、共振現象の発生を抑制することができる点灯装置を提供する。
本発明の実施形態によれば、容量成分を有するランプに直流電流を供給することにより、前記ランプを点灯させる点灯装置において、前記ランプと接続される出力部と、前記ランプに対して直列に接続されるインダクタを有し、前記直流電流の電流値が一定になるように制御する定電流回路と、前記ランプに対して並列に接続されるスイッチング素子を有し、外部から入力された調光信号に応じて前記スイッチング素子のオン・オフを切り替え、前記ランプへの前記直流電流の供給及び供給の停止を周期的に切り替えることにより、前記ランプから照射される光の調光制御を行う調光回路と、前記出力部と前記調光回路との間に設けられ、前記ランプの高圧側の端子から前記調光回路側への電流の逆流を抑制し、共振現象を抑制する逆流抑制素子と、を備えた点灯装置が提供される。
本発明の実施形態によれば、定電流回路に調光回路を接続した場合にも、共振現象の発生を抑制することができる点灯装置を提供することができる。
実施形態に係る点灯装置を模式的に表すブロック図である。 実施形態に係る点灯装置の変形例を模式的に表すブロック図である。 実施形態に係る点灯装置の変形例を模式的に表すブロック図である。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る点灯装置を模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、点灯装置10は、出力部12と、定電流回路14と、調光回路16と、逆流抑制素子18と、を備える。
点灯装置10は、例えば、交流電源2と電気的に接続される。点灯装置10には、交流電源2から交流電力が供給される。交流電源2は、例えば、商用電源である。交流電源2は、例えば、自家発電機などでもよい。なお、点灯装置10に供給される電力は、交流電力に限ることなく、直流電力などでもよい。また、本願明細書において、「電気的に接続」には、直接接触して接続される場合の他に、他の導電性部材などを介して接続される場合も含むものとする。
点灯装置10は、ランプ4と電気的に接続される。点灯装置10は、交流電源2から供給される交流電力をランプ4に対応した直流電力に変換し、ランプ4に直流電流を供給する。これにより、点灯装置10は、ランプ4を点灯させる。
ランプ4は、光源5を含む。ランプ4は、例えば、複数の光源5を含む。各光源5は、例えば、直列に接続される。各光源5は、例えば、直列接続と並列接続とを組み合わせてもよい。光源5の数は、任意でよい。光源5の数は、例えば、1つでもよい。
光源5には、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)が用いられる。光源5は、例えば、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:OLED)、無機エレクトロルミネッセンス(Inorganic ElectroLuminescence)発光素子、有機エレクトロルミネッセンス(Organic ElectroLuminescence)発光素子、または、その他の電界発光型の発光素子などでもよい。光源5は、例えば、電球などでもよい。以下では、光源5をLEDとして説明を行う。
出力部12は、ランプ4との電気的な接続に用いられる。出力部12は、ランプ4の高圧側の端子4aと接続される第1端子12aと、ランプ4の低圧側の端子4bと接続される第2端子12bと、を有する。ランプ4の高圧側の端子4aは、換言すれば、LEDである光源5のアノードである。ランプ4の低圧側の端子4bは、換言すれば、LEDである光源5のカソードである。ランプ4は、出力部12を介して点灯装置10に着脱可能に接続される。点灯装置10は、これに限ることなく、配線などによってランプ4と直接的に接続してもよい。
点灯装置10は、例えば、フィルタ回路20、整流回路22、力率改善回路24、検出部26、及び制御部28などを、さらに備える。制御部28は、点灯装置10の各部を統括的に制御する。
フィルタ回路20は、交流電源2と電気的に接続される。フィルタ回路20は、例えば、交流電源2から供給される交流電力に含まれるノイズを抑制する。
整流回路22は、フィルタ回路20に電気的に接続される。整流回路22は、フィルタ回路20を介して入力された交流電圧を整流して整流電圧に変換する。整流回路22には、例えば、4つの整流素子を組み合わせたダイオードブリッジが用いられる。すなわち、整流回路22は、全波整流器である。整流電圧は、例えば、脈流電圧である。
整流回路22は、一対の入力端子22a、22bと、高電位出力端子22cと、低電位出力端子22dと、を有する。入力端子22a、22bは、フィルタ回路20と電気的に接続されている。整流回路22は、入力端子22a、22bを介して入力される交流電圧を整流電圧に変換し、高電位出力端子22c及び低電位出力端子262から出力する。低電位出力端子22dの電位は、基準電位(例えば接地電位)に設定される。高電位出力端子22cの電位は、低電位出力端子22dの電位よりも高い電位に設定される。
整流回路22は、半波整流器などでもよい。整流電圧は、全波整流された脈流でもよいし、半波整流された脈流でもよい。整流回路22には、例えば、ショットキーバリアダイオードが用いられる。これにより、例えば、良好な応答性を得ることができる。
力率改善回路24は、整流回路22の出力側と電気的に接続される。力率改善回路24は、整流電圧において、電源周波数の整数倍の高調波の発生を抑制する。これにより、力率改善回路24は、整流電圧の力率を改善する。
力率改善回路24は、例えば、スイッチング素子30と、インダクタ31と、ダイオード32と、平滑コンデンサ33と、を含む。スイッチング素子30は、電極30a~電極30cを有する。インダクタ31の一端は、高電位出力端子22cと電気的に接続されている。インダクタ31の他端は、電極30aと電気的に接続されている。電極30bは、低電位出力端子22dと電気的に接続されている。ダイオード32のアノードは、電極30aと電気的に接続されている。ダイオード32のカソードは、平滑コンデンサ33の一端と電気的に接続されている。平滑コンデンサ33の他端は、低電位出力端子22dと電気的に接続されている。すなわち、この例において、力率改善回路24は、昇圧チョッパ回路である。力率改善回路24は、これに限ることなく、整流電圧の力率を改善することができる任意の回路でよい。
電極30cは、制御部28と電気的に接続されている。電極30cは、いわゆる制御電極である。スイッチング素子30は、制御部28からの信号に応じてスイッチングする。力率改善回路24は、例えば、スイッチング素子30をスイッチングさせ、入力電流を正弦波に近づけることにより、力率を改善する。
スイッチング素子30は、例えば、nチャネル形のFETである。例えば、電極30aは、ドレインであり、電極30bは、ソースであり、電極30cは、ゲートである。スイッチング素子30は、例えば、pチャネル形のFETでもよいし、バイポーラトランジスタなどでもよい。
平滑コンデンサ33は、力率改善後の脈流電圧を平滑化することにより、脈流電圧を直流電圧に変換する。
例えば、点灯装置10に供給される電力が直流電力である場合には、フィルタ回路20、整流回路22、及び力率改善回路24を省略してもよい。このように、フィルタ回路20、整流回路22、及び力率改善回路24は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
定電流回路14は、出力部12に接続されたランプ4に供給される直流電流が一定になるように、出力電流を制御する。定電流回路14は、一対の入力端子14a、14bと、一対の出力端子14c、14dと、を有する。高電位側の入力端子14aは、平滑コンデンサ33の高電位側の一端と電気的に接続されている。低電位側の入力端子14bは、低電位出力端子22dと電気的に接続されている。すなわち、定電流回路14においては、一対の入力端子14a、14bに直流電力が供給される。出力端子14cは、出力部12の第1端子12aと電気的に接続されている。出力端子14dは、出力部12の第2端子12bと電気的に接続されている。これにより、定電流回路14から出力された電流が、ランプ4に供給される。
定電流回路14は、例えば、スイッチング素子40と、インダクタ41と、ダイオード42と、を有する。スイッチング素子40は、電極40a~40cを有する。スイッチング素子40には、スイッチング素子30に関して説明したものと同様のものを用いることができる。電極40aは、入力端子14aと電気的に接続されている。電極40bは、インダクタ41の一端に接続されている。インダクタ41の他端は、高電位側の出力端子14cと電気的に接続されている。ダイオード42のカソードは、スイッチング素子40の電極40bと電気的に接続されている。ダイオード42のアノードは、低電位側の入力端子14b及び出力端子14dと電気的に接続されている。
電極40cは、制御部28と電気的に接続されている。スイッチング素子40は、制御部28からの信号に応じてスイッチングする。定電流回路14は、例えば、スイッチング素子40をスイッチングさせることにより、ランプ4に供給される直流電流が一定になるように制御する。
また、この例において、定電流回路14は、いわゆる降圧チョッパ回路である。定電流回路14は、力率改善回路24によって昇圧された直流電圧の電圧値を、ランプ4に対応した電圧値に降圧する。なお、定電流回路14の構成は、上記に限ることなく、ランプ4に実質的に一定な電流を供給可能な任意の構成でよい。
調光回路16は、ランプ4に対して並列に接続されるスイッチング素子44を有する。スイッチング素子44は、電極44a~44cを有する。スイッチング素子44には、スイッチング素子30に関して説明したものと同様のものを用いることができる。
電極44aは、定電流回路14の出力端子14cと電気的に接続されている。電極44bは、定電流回路14の出力端子14dと電気的に接続されている。これにより、スイッチング素子44が、ランプ4と並列に接続される。電極44cは、制御部28と電気的に接続されている。スイッチング素子44は、制御部28からの信号に応じてスイッチングする。
調光回路16及び制御部28は、外部から入力された調光信号に応じてスイッチング素子44のオン・オフを切り替え、ランプ4への直流電流の供給及び供給の停止を周期的に切り替えることにより、ランプ4から照射される光の調光制御を行う。このため、点灯装置10では、調光回路16よりもランプ4側(出力側)には、電圧を平滑するような比較的大きな容量の電荷蓄積素子(例えばコンデンサなど)が設けられていない。これにより、例えば、パルス状に変化する直流電圧(直流電流)の立上りや立下りが遅れ、不本意な調光度となってしまうことを抑制することができる。
調光回路16では、ランプ4と並列に接続されるスイッチング素子44をオフにすることにより、ランプ4に直流電流を供給することができる。一方、スイッチング素子44をオンにすると、スイッチング素子44に電流が流れることにより、ランプ4側への直流電流の供給が停止される。
逆流抑制素子18は、出力部12と調光回路16との間に設けられる。逆流抑制素子18は、例えば、電極44aと第1端子12aとの間に設けられる。これにより、逆流抑制素子18は、ランプ4の高圧側の端子4aから調光回路16側への電流の逆流を抑制する。逆流抑制素子18は、例えば、スイッチング素子44をオン状態とした時に、ランプ4側からスイッチング素子44側に流れる電流を抑制する。逆流抑制素子18は、例えば、ダイオードである。より詳しくは、ファストリカバリダイオードである。
検出部26は、ランプ4及びスイッチング素子44の下流側に設けられ、スイッチング素子44がオフになり、ランプ4に直流電流が流れた時に、ランプ4に流れる直流電流の電流値を検出し、スイッチング素子44がオンになり、ランプ4への直流電流の供給が停止された時に、スイッチング素子44に流れる直流電流の電流値を検出する。検出部26は、制御部28と電気的に接続され、制御部28に検出結果を入力する。
検出部26は、例えば、ランプ4の低圧側の端子4b及びスイッチング素子44の電極44bの接続点と低電位出力端子22dとの間に設けられる。検出部26は、例えば、直流電流の電流値を検出するための検出抵抗である。検出部26は、例えば、磁束の変化などを計測するクランプ型の電流計などでもよい。
制御部28は、力率改善回路24の動作を制御するためのドライバ50と、定電流回路14の動作を制御するためのドライバ52と、調光回路16の動作を制御するためのドライバ54と、を有する。
ドライバ50は、スイッチング素子30の電極30cと電気的に接続され、スイッチング素子30をスイッチングさせることにより、力率改善回路24の動作を制御する。ドライバ52は、スイッチング素子40の電極40cと電気的に接続され、スイッチング素子40をスイッチングさせることにより、定電流回路14の動作を制御する。ドライバ54は、スイッチング素子44の電極44cと電気的に接続され、スイッチング素子44をスイッチングさせることにより、調光回路16の動作を制御する。
ドライバ52には、検出部26によって検出された直流電流の検出値が入力される。ドライバ52及び定電流回路14は、検出部26の検出結果に基づいて、スイッチング素子40をスイッチングすることにより、ランプ4及びスイッチング素子44に流れる直流電流の電流値が一定になるように制御する。
制御部28は、通信制御装置6と電気的に接続されている。通信制御装置6は、ネットワークなどを介して外部機器8と通信可能に接続されている。通信制御装置6は、例えば、外部機器8との相互通信が可能である。通信制御装置6は、外部機器8から調光信号を受信する。通信制御装置6は、例えば、外部機器8からの調光信号の受信のみを可能とする構成でもよい。
制御部28は、例えば、通信制御装置6との相互通信が可能である。制御部28は、通信制御装置6から調光信号を受信する。制御部28は、通信制御装置6からの調光信号の受信のみを可能とする構成でもよい。また、調光信号は、例えば、点灯装置10に設けられたダイヤルやスライドスイッチなどの操作部から制御部28に入力してもよい。
制御部28は、受信した調光信号をドライバ54に入力する。ドライバ54は、調光信号に基づいてスイッチング素子44をスイッチングさせることにより、調光回路16の調光制御を行う。これにより、調光信号の調光度に応じた所望の明るさで、ランプ4を点灯させることができる。
制御部28及び調光回路16の行う調光制御は、例えば、パルス幅変調方式、パルス密度変調方式、及び振幅変調方式のいずれかを含む。パルス幅変調方式では、例えば、調光度が大きい程、スイッチング素子44のオン期間を長くすることにより、ランプ4から照射される光の明るさを調光する。パルス密度変調方式では、例えば、調光度が大きい程、スイッチング素子44のオン期間の密度を高くすることにより、ランプ4から照射される光の明るさを調光する。振幅変調方式では、例えば、調光度が大きい程、力率改善回路24において昇圧される直流電圧を高くすることにより、ランプ4から照射される光の明るさを調光する。
点灯装置10は、ケース60をさらに備える。ケース60は、例えば、定電流回路14、調光回路16、逆流抑制素子18、フィルタ回路20、整流回路22、力率改善回路24、検出部26、及び制御部28などの点灯装置10の各部を収容する。一方、通信制御装置6は、点灯装置10のケース60とは別のケース62に設置されている。
例えば、逆流抑制素子18が設けられていない場合には、スイッチング素子44をオンにし、ランプ4への直流電流の供給を停止した際に、インダクタ41の誘導成分と、ランプ4の容量成分と、によって共振現象が発生してしまう場合がある。
共振現象が発生すると、スイッチング素子44をオンにした状態でも、意図しない電流がランプ4に流れ、調光信号で設定された調光度よりも高い不本意な調光度になってしまう可能性がある。
また、共振現象が発生すると、スイッチング素子44をオンにした際に、定電流回路14側からスイッチング素子44に電流が流れ込むとともに、ランプ4側からも容量成分に起因する電流が流れ込み、意図しない大きな電流がスイッチング素子44に流れて、スイッチング素子44の故障を招いてしまう可能性がある。
これに対して、本実施形態に係る点灯装置10では、出力部12と調光回路16との間に逆流抑制素子18を設けている。これにより、ランプ4の高圧側の端子4aから調光回路16側への電流の逆流を抑制することができる。これにより、スイッチング素子44をオンにした際のランプ4の容量成分の影響を抑制し、共振現象を発生し難くすることができる。従って、定電流回路14に調光回路16を接続した場合にも、共振現象の発生を抑制することができる。
図2は、実施形態に係る点灯装置の変形例を模式的に表すブロック図である。
なお、上記実施形態と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明は省略する。
図2に表したように、この点灯装置10aでは、制御部28が、通信制御装置6から受信した調光信号をドライバ54に入力するとともに、ドライバ52にも入力する。
ドライバ52及び定電流回路14は、検出部26の検出結果及び調光信号に基づいて、スイッチング素子40をスイッチングすることにより、ランプ4及びスイッチング素子44に流れる直流電流の電流値が一定になるように制御するとともに、調光信号に応じて直流電流の電流値を変化させる。
このように、調光信号に応じて直流電流の電流値を変化させることにより、ランプ4から照射される光の調光制御を、より適切に行うことができる。例えば、ランプ4から照射される光を、調光信号の調光度に応じた明るさに設定し易くすることができる。あるいは、より細かいステップでの調光度の設定を可能にすることができる。
図3は、実施形態に係る点灯装置の変形例を模式的に表すブロック図である。
図3に表したように、この点灯装置10bでは、通信制御装置6が、点灯装置10bと同じケース60に設置されている。このように、通信制御装置6は、点灯装置と別体に設けてもよいし、点灯装置と一体に設けてもよい。換言すれば、点灯装置10bは、通信制御装置6を備えてもよい。
本発明のいくつかの実施形態および実施例を説明したが、これらの実施形態または実施例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態または実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態または実施例やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…交流電源、 4…ランプ、 5…光源、 6…通信制御装置、 8…外部機器、 10、10a、10b…点灯装置、 12…出力部、 14…定電流回路、 16…調光回路、 18…逆流抑制素子、 20…フィルタ回路、 22…整流回路、 24…力率改善回路、 26…検出部、 28…制御部、 30…スイッチング素子、 31…インダクタ、 32…ダイオード、 33…平滑コンデンサ、 40…スイッチング素子、 41…インダクタ、 42…ダイオード、 44…スイッチング素子、 50…ドライバ、 52…ドライバ、 54…ドライバ、 60…ケース、 62…ケース

Claims (9)

  1. 容量成分を有するランプに直流電流を供給することにより、前記ランプを点灯させる点灯装置において、
    前記ランプと接続される出力部と、
    前記ランプに対して直列に接続されるインダクタを有し、前記直流電流の電流値が一定になるように制御する定電流回路と、
    前記ランプに対して並列に接続されるスイッチング素子を有し、外部から入力された調光信号に応じて前記スイッチング素子のオン・オフを切り替え、前記ランプへの前記直流電流の供給及び供給の停止を周期的に切り替えることにより、前記ランプから照射される光の調光制御を行う調光回路と、
    前記出力部と前記調光回路との間に設けられ、前記ランプの高圧側の端子から前記調光回路側への電流の逆流を抑制し、共振現象を抑制する逆流抑制素子と、
    を備えた点灯装置。
  2. 前記調光回路の行う前記調光制御は、パルス幅変調方式、パルス密度変調方式、及び振幅変調方式のいずれかを含む請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記定電流回路は、前記調光信号に応じて前記直流電流の前記電流値を変化させる請求項1又は2に記載の点灯装置。
  4. 前記ランプは、発光ダイオードを含む請求項1~3のいずれか1つに記載の点灯装置。
  5. 前記逆流抑制素子は、ダイオードである請求項1~4のいずれか1つに記載の点灯装置。
  6. 前記ランプ及び前記スイッチング素子の下流側に設けられ、前記スイッチング素子がオフになり、前記ランプに前記直流電流が流れた時に、前記ランプに流れる前記直流電流を検出し、前記スイッチング素子がオンになり、前記ランプへの前記直流電流の供給が停止された時に、前記スイッチング素子に流れる前記直流電流を検出する検出部を、さらに備え、
    前記定電流回路は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ランプ及び前記スイッチング素子に流れる前記直流電流の電流値が一定になるように制御する請求項1~5のいずれ
    か1つに記載の点灯装置。
  7. 外部機器から前記調光信号を受信する通信制御装置と接続され、前記通信制御装置から前記調光信号を受信し、受信した前記調光信号に基づいて前記調光回路の前記調光制御を行う制御部をさらに備え、
    前記通信制御装置は、前記外部機器との相互通信が可能であり、
    前記制御部は、前記通信制御装置との相互通信が可能である請求項1~6のいずれか1つに記載の点灯装置。
  8. 前記定電流回路、前記調光回路、及び前記逆流抑制素子を収容するケースをさらに備え、
    前記通信制御装置は、前記ケースに設置される請求項7記載の点灯装置。
  9. 前記定電流回路、前記調光回路、及び前記逆流抑制素子を収容するケースをさらに備え、
    前記通信制御装置は、前記ケースとは別のケースに設置される請求項7記載の点灯装置。
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