JP7040401B2 - 交通情報管理センターシステム - Google Patents

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JP7040401B2 JP2018201833A JP2018201833A JP7040401B2 JP 7040401 B2 JP7040401 B2 JP 7040401B2 JP 2018201833 A JP2018201833 A JP 2018201833A JP 2018201833 A JP2018201833 A JP 2018201833A JP 7040401 B2 JP7040401 B2 JP 7040401B2
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Description

本発明は、ハイブリッド車両と通信する交通情報管理センターシステムに関する。
従来、この種の技術としては、現在地から目的地までの走行予定経路の各走行区間にEV走行モードとハイブリッド走行モードとのいずれかを割り当てた走行計画に沿って走行する走行支援制御を実行するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、走行区間がEV走行モードに適している度合を表すEV適度と、走行区間を走行するときに消費する電力量を表す消費エネルギーと、バッテリ残量と、に基づいて、経路上の複数の走行区間のうちEV適度の高い走行区間から順にEV走行区間に設定し、EV適度が同程度の走行区間に対しては消費エネルギーの小さい走行区間から順にEV走行区間に設定している。また、車両と通信する管理センターにおいて、車両から送信される自車位置と目的地とに基づいて走行予定経路を作成して車両に送信するものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2014-162261号公報 特開2018-072294号公報
車両と通信する管理センターでは、定期的に車両から自車位置や車速、走行パワーなどの車両データを受信し、車両データや交通情報などが記憶される車両交通情報データベースに記憶し、その車両に必要な現在の交通情報や予測される交通情報を車両に送信する場合がある。一方、ハイブリッド車両で走行支援制御を実行する際に、管理センターと通信し、管理センターにより作成された走行予定経路(センタールート)に基づく走行支援制御(センタールートに基づく走行支援制御)を実行する場合がある。この場合、管理センターでは、定期的に車両か自車位置や目的地などの情報を受信し、自車位置や目的地、交通情報に基づいて作成される走行予定経路などの経路情報を送信する経路情報通信処理が行なわれる。一方、ハイブリッド車両では、センタールートに基づく走行支援制御から、自車両に搭載したナビゲーションシステムにより作成した走行予定経路に基づく走行支援制御に切り替えることもできる。この場合、定期的な経路情報通信処理が途絶えることになるが、管理センターでは、一時的な通信途絶により処理が途絶えているのかセンタールートに基づく走行支援制御の終了により処理が途絶えているのかの判断を行なうことができず、処理が継続されてしまう。
本発明の交通情報管理センターシステムは、センタールートに基づく走行支援制御の一時的な中断と終了とをより適正に切り分けることを主目的とする。
本発明の交通情報管理センターシステムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の交通情報管理センターシステムは、
現在地から目的地までの走行予定経路の各走行区間にCDモードとCSモードを含む走行モードのいずれかを割り当てた走行計画に沿って走行する走行支援制御を実行するハイブリッド車両と通信する交通情報管理センターシステムであって、
地図情報データベースと、
車両交通情報データベースと、
制御装置と、
とを備え、
前記制御装置は、
第1所定時間毎に前記ハイブリッド車両から送信される自車位置、車速などを含む車両データを受信して前記車両交通情報データベースに記憶すると共に前記車両交通情報データベースに基づいて前記ハイブリッド車両に関する現在の交通情報および/または予測される交通情報を先読み情報として前記ハイブリッド車両に送信する交通情報通信処理と、
前記ハイブリッド車両からの自車位置と目的地とを受信して前記地図情報データベースに基づいて前記走行予定経路としてのセンタールートを設定すると共に前記センタールートを含む経路情報を前記ハイブリッド車両に送信するセンタールート制御の制御開始処理と、
前記制御開始処理によりセンタールート制御が開始された後に、前記ハイブリッド車両が目的地に到達したと判定できるまで前記第1所定時間より長い第2所定時間毎に前記ハイブリッド車両から送信される自車位置と目的地とを含む中間情報を受信すると共に前記経路情報を前記ハイブリッド車両に送信する経路情報通信処理と、
を行ない、
更に、前記制御装置は、前記第1所定時間が経過しても前記交通情報通信処理が行なわれないときには前記ハイブリッド車両では前記センタールートによる走行支援制御が中断されていると判断し、前記第1所定時間毎に前記交通情報通信処理が行なわれているが前記第2所定時間を経過しても前記経路情報通信処理が行なわれないときには前記ハイブリッド車両では前記センタールートによる走行支援制御が終了していると判定する、
ことを特徴とする。
交通情報管理センターシステムでは、交通情報通信処理が繰り返し実行される第1所定時間が経過しても交通情報通信処理が行なわれないときにはハイブリッド車両ではセンタールートによる走行支援制御が中断されていると判断する。第1所定時間毎に交通情報通信処理が行なわれているが、経路情報通信処理が繰り返し実行される第2所定時間を経過しても経路情報通信処理が行なわれないときにはハイブリッド車両ではセンタールートによる走行支援制御が終了していると判定する。これにより、センタールートに基づく走行支援制御の一時的な中断と終了とをより適正に切り分けることができる。
本発明の一実施例としての交通情報管理センターシステム100とハイブリッド自動車20との構成の一例をブロックとして示すブロック図である。 交通情報通信処理の一例を示すフローチャートである。 センタールート制御の一例を示すフローチャートである。 制御中断中止判定処理の一例を示すフローチャートである。 制御中断再開処理の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての交通情報管理センター100とハイブリッド自動車20との構成の一例をブロックとして示すブロック図である。図示するように、実施例の交通情報管理センター100は、ハイブリッド自動車20と通信する。
ハイブリッド自動車20は、動力源としてエンジンEGとモータMGとを備える。実施例のハイブリッド自動車20は、走行モードとして、バッテリ40の蓄電割合SOCを減少させるように電動走行を優先させるCDモード(Charge Depletingモード)と、バッテリ40の蓄電割合SOCを目標割合に維持するように電動走行とハイブリッド走行とを併用するCSモード(Charge Sustainingモード)と、を切り替えて走行する。電動走行は、エンジンEGの運転を停止した状態でモータMGからの動力だけで走行するモードであり、ハイブリッド走行は、エンジンEGを運転してエンジンEGからの動力とモータMGからの動力とにより走行するモードである。
実施例のハイブリッド自動車20は、動力源の他に、ECU50、イグニッションスイッチ21、GPS(Global Positioning System, Global Positioning Satellite)22、車載カメラ24、ミリ波レーザー26、加速度センサ28、速度センサ30、アクセルセンサ32、ブレーキセンサ34、モード切替スイッチ36、電池アクチュエータ38、バッテリ40、ハイブリッド用電子制御装置(以下、ハイブリッドECUという。)52、アクセルアクチュエータ60、ブレーキアクチュエータ62、ブレーキ装置64、表示装置66、メーター68、通信装置70、ナビゲーションシステム80などを備える。
ECU50は、図示しないがCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他にROMやRAM、フラッシュメモリ、入力ポート、出力ポート、通信ポートなどを備える。ECU50は、機能ブロックとしての走行支援部51を備える。走行支援部51は、ナビゲーションシステム80により現在地から目的地までの経路が設定されたときに走行支援制御の実行が可能なときには、経路の各区間の走行モードにCDモードとCSモードとのうちのいずれかを割り当てて走行する走行支援を行なう。
エンジンEGは、例えば内燃機関として構成されている。モータMGは、例えば同期発動電動機などの発電機としても機能する電動機として構成されている。モータMGは、図示しないがインバータを介してバッテリ40に接続されており、バッテリ40から供給される電力を用いて駆動力を出力したり、発電した電力によりバッテリ40を充電したりすることができる。
GPS22は、複数のGPS衛星から送信される信号に基づいて車両の位置を検出する装置である。車載カメラ24は、車両の周囲を撮像するカメラであり、例えば、車両前方を撮像する前方用カメラや車両後方を撮像する後方用カメラなどが該当する。ミリ波レーダー26は、自車両と前方の車両との車間距離や相対速度を検知したり、自車両と後方の車両との車間距離や相対速度を検知する。
加速度センサ28は、例えば、車両の前後方向の加速度を検出したり、車両の左右方向(横方向)の加速度を検出するセンサである。速度センサ30は、車輪速などに基づいて車両の車速を検出する。アクセルセンサ32は、運転者のアクセルペダルの踏み込み量に応じたアクセル開度などを検出する。ブレーキセンサ34は、運転者のブレーキペダルの踏み込み量としてのブレーキポジションなどを検出する。モード切替スイッチ36は、運転席のハンドル近傍に配置されて、CDモードとCSモードとを切り替えるためのスイッチである。
電池アクチュエータ38は、バッテリ40の状態、例えば端子間電圧、充放電電流、バッテリ温度に基づいてバッテリ40を管理する。電池アクチュエータ38は、充放電電流に基づいて全蓄電容量に対する残存蓄電容量の割合としての蓄電割合SOCを演算したり、蓄電割合SOCやバッテリ温度などに基づいてバッテリ40から出力してもよい許容最大出力電力(出力制限)やバッテリ40に入力してもよい許容最大入力電力(入力制限)を演算する。バッテリ40は、充放電可能な二次電池として構成されており、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池、鉛蓄電池などを用いることができる。
ハイブリッドECU52は、図示しないがCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他にROMやRAM、フラッシュメモリ、入力ポート、出力ポート、通信ポートなどを備える。ハイブリッドECU52は、走行モードを設定したり、設定した走行モードや、アクセルセンサ32からのアクセル開度、ブレーキセンサ34からのブレーキポジション、電池アクチュエータ38からの出力制限および入力制限に基づいてエンジンEGの目標運転ポイント(目標回転数や目標トルク)やモータMGのトルク指令を設定する。
ハイブリッドECU52は、電動走行するときには、アクセルセンサ32からのアクセル開度や車速センサ360からの車速に基づいて要求駆動力や要求パワーを設定し、車両に要求駆動力や要求パワーを出力するようにモータMGのトルク指令を設定し、設定したトルク指令をアクセルアクチュエータ60に送信する。ハイブリッドECU52は、ハイブリッド走行するときには、車両に要求駆動力や要求パワーを出力するようにエンジンEGの目標運転ポイントとモータMGのトルク指令とを設定し、目標運転ポイントとトルク指令とをアクセルアクチュエータ60に送信する。また、ハイブリッドECU52は、ブレーキペダルが踏み込まれたときには、ブレーキセンサ34からのブレーキポジションや車速センサ360からの車速に基づいて要求制動力を設定し、要求制動力や車速に基づいてモータMGを回生制御するための回生用のトルク指令を設定すると共に、ブレーキ装置による目標制動力を設定し、トルク指令についてはアクセルアクチュエータ60に送信し、目標制動力についてはブレーキアクチュエータ62に送信する。
アクセルアクチュエータ60は、ハイブリッドECU52により設定された目標運転ポイントやトルク指令によりエンジンEGやモータMGを駆動制御する。アクセルアクチュエータ60は、エンジンEGが目標運転ポイント(目標回転数や目標トルク)で運転されるように、吸入空気量制御や燃料噴射制御、点火制御、吸気バルブ開閉タイミング制御などを行なう。また、アクセルアクチュエータ60は、モータMGからトルク指令に相当するトルクが出力されるようにモータMGを駆動するためのインバータが有するスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
ブレーキアクチュエータ62は、ハイブリッドECU52により設定された目標制動力がブレーキ装置64により車両に作用するようにブレーキ装置64を制御する。ブレーキ制御装置64は、例えば油圧駆動の摩擦ブレーキとして構成されている。
表示装置66は、例えば運転席前方のインストールパネルに組み込まれており、各種情報を表示する。メーター68は、例えば運転席前方のインストールパネルに組み込まれている。
通信装置70は、自車両の情報を交通情報管理センター100に送信したり、交通情報管理センター100からの道路交通情報を受信したりする。自車両の情報としては、例えば、自車両の位置や、車速、走行パワー、走行モードなどを挙げることができる。道路交通情報としては、例えば、現在や将来の渋滞に関する情報や、走行経路状の区間における現在の平均車速や将来の平均車速の予測値に関する情報、交通規制に関する情報、天候に関する情報、路面状態に関する情報などを挙げることができる。通信装置70は、交通情報管理センター100と所定間隔毎(例えば、30秒毎や1分毎、2分毎など)に通信している。
ナビゲーションシステム80は、自車両を所定の目的地に誘導するシステムであり、表示部82と地図情報データベース84とを備える。ナビゲーションシステム80は、交通情報管理センター100と通信可能であり、交通情報管理センター100との協調によるナビゲーションを実行する。この場合、目的地が設定されると、GPS22により取得した自車位置(現在の自車両の位置)と目的地とを含む情報とを交通情報管理センター100に送信し、この送信に対して交通情報管理センター100により設定され送信された走行予定経路(センタールート)を受信する。そして、ナビゲーションシステム80は、所定時間毎(例えば、3分毎や5分毎など)に交通情報管理センター100と通信してセンタールートに基づいて経路案内を行なう。このとき、走行支援制御が可能なときには、走行支援制御(センタールートによる走行支援制御)が実行される。また、ナビゲーションシステム80は、交通情報管理センター100との協調を行なうことなく走行予定経路を設定して経路案内を行なう。この場合、目的地が設定されると、自車位置(現在の自車両の位置)と目的地とを含む情報と地図情報データベース84に記憶されている情報とに基づいて走行予定経路を設定する。この場合も、走行支援制御が可能なときには、走行支援制御(自車ルートによる走行支援制御)が実行される。
実施例の交通情報管理センター100は、通信管理部110と、車両交通情報データベース112と、先読み情報生成部114と、ナビゲーションシステム120と、地図情報データベース122とを備える。
通信管理部110は、交通情報管理センター100全体を管理すると共にハイブリッド自動車20の通信装置70からの通信要請に基づいて車両データを受信すると共に先読み情報を送信する交通情報通信処理を行なう。車両交通情報データベース112は、ハイブリッド自動車20から送信される自車両の情報(自車両の位置や、車速、走行パワー、走行モードなど)を車両データとしてデータベース化して記憶していると共に渋滞に関する情報や、交通規制に関する情報、天候に関する情報、路面状態に関する情報などをデータベース化して記憶している。先読み情報生成部114は、車両交通情報データベース112に記憶されている情報とナビゲーションシステム120から送られる走行予定経路(センタールート)に関する情報や自車位置に基づいて、対象のハイブリッド車両に対して、現在や将来の渋滞に関する情報や、走行経路状の区間における現在の平均車速や将来の平均車速の予測値に関する情報、交通規制に関する情報、天候に関する情報、路面状態に関する情報などを先読み情報として生成する。
ナビゲーションシステム120は、ハイブリッド自動車20のナビゲーションシステム80から自車位置と目的地とを含む情報を伴ってルート設定要請がなされたときに、自車位置と目的地と地図情報データベース122に記憶されている地図情報とに基づいて走行予定経路(センタールート)を作成し、センタールートを含む経路情報をハイブリッド自動車20のナビゲーションシステム80に送信する。ナビゲーションシステム120は、経路情報を送信すると、その後、ハイブリッド自動車20のナビゲーションシステム80から所定時間毎(例えば、5分毎)に送信される自車位置と目的地を含む情報を受信すると、この情報に基づく経路情報を車両側に送信する経路情報通信処理を行なう。
次に、こうして構成された交通情報管理センター100における動作、特にハイブリッド自動車20によりセンタールートによる走行支援制御から自車ルートによる走行支援制御に切り替えられたか否かを判定する際の動作について説明する。図2は、交通情報管理センター100の通信管理部110により実行される交通情報通信処理の一例を示すフローチャートであり、図3は、交通情報管理センター100のナビゲーションシステム120により実行される経路情報通信処理を含むセンタールート制御の一例を示すフローチャートであり、図4は、センタールートによる走行支援制御から自車ルートによる走行支援制御に切り替えられたか否かの判定を含む処理としての制御中断中止判定処理の一例を示すフローチャートであり、図5は、ルート逸脱によってセンタールート制御を中断するか否かを切り替える制御中断再開処理の一例を示すフローチャートである。なお、制御中断中止判定処理と制御中断再開処理については、通信管理部110かナビゲーションシステム120の一方が実行するものとしてもよいし、交通情報管理センター100の通信管理部110やナビゲーションシステム120以外の制御系装置が行なうものとしてもよい。
交通情報通信処理(図2参照)は、所定時間毎(例えば30秒毎や1分毎、2分毎など)にハイブリッド自動車20の通信装置70からの通信要請により実行される。交通情報通信処理では、まず、車両データのアップロードが行なわれ(ステップS100)、通信時刻が記憶され(ステップS110)、車両データを車両交通情報データベース112に記憶する(ステップS120)。そして、先読みデータを生成し(ステップS130)、先読みデータを車両データをアップロードした車両に送信して(ステップS140)、処理を終了する。この
センタールート制御(図3参照)では、ハイブリッド自動車20のナビゲーションシステム80から自車位置と目的地とを含む情報を伴ってセンタールート制御の開始の要請を受信すると(ステップS200)、センタールート制御を開始し(ステップS210)、自車位置と目的地とを含む情報と地図情報データベース122に記憶された地図情報とに基づいてセンタールートを設定する(ステップS220)。そして、センタールートを含む経路情報をセンタールート制御の開始の要請を送信したハイブリッド自動車20のナビゲーションシステム80に送信する(ステップS230)。そして、自車位置と目的地とを含む情報や経路情報を含む各情報を先読み情報生成部114に送信する(ステップS240)。ここまでが、センタールート制御を開始する際の処理である。
そして、ハイブリッド自動車20のナビゲーションシステム80からの通信要請を待って(ステップS250)、通信時刻(センタールート通信時刻)を記憶し(ステップS260)、自車位置と目的地とを含む情報を受信する(ステップS270)。そして、受信した自車位置や目的地、センタールートにも基づいて目的地に到達したか否かを判定する(ステップS280)。目的地に到達していないと判定したときには、経路情報を車両側に送信し(ステップS290)、自車位置と目的地とを含む情報や経路情報を含む各情報を先読み情報生成部114に送信して(ステップS300)、ステップS250の通信要請を待つ処理に戻る。こうしたステップS250~S300の処理が経路情報通信処理である。ステップS280で目的地に到達していると判定したときには、センタールート制御を終了する。
制御中断中止判定処理(図4参照)では、まず、前回のセンタールート通信時刻から一定時間経過しているか否かを判定する(ステップS400)。ここで、一定時間としては、交通情報管理センター100で経路情報通信処理を行なうためにハイブリッド自動車20のナビゲーションシステム80と交通情報管理センター100のナビゲーションシステム120とが繰り返し通信を行なう間隔(例えば、3分や5分など)かこの間隔より若干長い時間を用いることができる。前回のセンタールート通信時刻から一定時間経過していないと判定したときには、センタールート更新フラグFnbに値0をセットし(ステップS410)、一定時間経過していると判定したときには、センタールート更新フラグFnbに値1をセットする(ステップS420)。
つづいて、前回の車両データのアップロードの通信時刻から一定時間経過しているか否かを判定する(ステップS430)。ここで、一定時間としては、交通情報管理センター100で交通情報通信処理を行なうためにハイブリッド自動車20の通信装置70と交通情報管理センター100の通信管理部110とが繰り返し通信を行なう間隔(30秒毎や1分毎、2分毎など)かこの間隔より若干長い時間を用いることができる。前回の車両データのアップロードの通信時刻から一定時間経過していないと判定したときには、通信判定フラグFcomに値0をセットし(ステップS440)、一定時間経過していなると判定したときには、通信判定フラグFcomに値1をセットする(ステップS450)。
そして、通信判定フラグFcomが値1であるか否かを判定する(ステップS460)。通信判定フラグFcomが値1であると判定したときは、一時的な通信途絶であると判定し(ステップS470)、センタールート制御を一時中断して(ステップS480)、本処理を終了する。即ち、車両データのアップロードが所定時間毎に行なわれなくなったときに一時的な通信途絶であると判断し、センタールート制御を一時中断するのである。
ステップS460で、通信判定フラグFcomが値1ではないと判定したとき、即ち通信判定フラグFcomが値0であると判定したときには、センタールート更新フラグFnbが値1であるか否かを判定する(ステップS490)。センタールート更新フラグFnbが値1であると判定したときには、ハイブリッド自動車20側でセンタールートによる走行支援制御を中止して車両側による走行支援制御に切り替えられたと判断し(ステップS500)、センタールート制御を終了し(ステップS510)、本処理を終了する。即ち、車両データのアップロードは所定時間毎に行なわれているが、経路情報通信処理が所定時間毎に行なわれなくなったときに、ハイブリッド自動車20側でセンタールートによる走行支援制御を中止して車両側による走行支援制御に切り替えられたと判断してセンタルート制御を終了するのである。なお、センタールート更新フラグFnbが値1ではないと判定したとき、即ちセンタールート更新フラグFnbが値0であると判定したときには、経路情報通信処理が所定時間毎に行なわれているから、センタールート制御を終了することなく、本処理を終了する。
制御中断再開処理(図5参照)では、まず、車両データのアップロードやハイブリッド自動車20のナビゲーションシステム80からの通信によって受信する自車位置と設定したセンタールートとに基づいてセンタールート上に自車位置があるか否かを判定する(ステップS600)。センタールート上に自車位置があると判定したときには、オフルートフラグFoffに値0をセットし(ステップS610)、センタールート制御を一時中断しているときにはその中断を解除する(ステップS620)。一方、センタールート上に自車位置はないと判定したときには、オフルートフラグFoffに値1をセットする(ステップS630)。そして、オフルートフラグFoffが値0であるか否かを判定する(ステップS640)。オフルートフラグFoffが値0であると判定したときには、センタールート上に自車位置があるため、正常に経路案内が行なわれていると判断し、本処理を終了する。オフルートフラグFoffが値1であると判定したときには、センタールート上に自車位置がないため、センタールート制御を一時中断し(ステップS650)、本処理を終了する。この場合、センタールート上に自車位置が戻ると、ステップS600でセンタールート上に自車位置があると判定され、ステップS620でセンタールート制御の一時中断が解除される。
以上説明したハイブリッド自動車20と通信を行なう交通情報管理センター100では、車両データのアップロードが所定時間毎に行なわれなくなったときに一時的な通信途絶であると判断し、センタールート制御を一時中断する。そして、車両データのアップロードは所定時間毎に行なわれているが、経路情報通信処理が所定時間毎に行なわれなくなったときに、ハイブリッド自動車20側でセンタールートによる走行支援制御を中止して車両側による走行支援制御に切り替えられたと判断してセンタルート制御を終了する。これにより、センタールートに基づく走行支援制御の一時的な中断と終了とをより適正に切り分けることができる。
また、実施例の交通情報管理センター100では、センタールート上に自車位置があるか否かによりセンタールート制御を一時中断したり中断を解除するから、より適正にセンタールート制御を実行することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車と通信を行なう交通情報管理センターの製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、21 イグニッションスイッチ、22 GPS、24 車載カメラ、26 ミリ波レーダー、28 加速度センサ、30 速度センサ、32 アクセルセンサ、34 ブレーキセンサ、36 モード切替スイッチ、38 電池アクチュエータ、40 バッテリ、50 電子制御ユニット(ECU)、51 走行支援部、52 ハイブリッド用電子制御装置(ハイブリッドECU)、60 アクセルアクチュエータ、62 ブレーキアクチュエータ、64 ブレーキ装置、66 表示装置、68 メーター、70 通信装置、80 ナビゲーションシステム、82 表示部、84 地図情報データベース、100 交通情報管理センター、110 通信管理部、112 車両交通情報データベース、114 先読み情報生成部、120 ナビゲーションシステム、122 地図情報データベース、EG エンジン、MG モータ。

Claims (1)

  1. 現在地から目的地までの走行予定経路の各走行区間にCDモードとCSモードを含む走行モードのいずれかを割り当てた走行計画に沿って走行する走行支援制御を実行するハイブリッド車両と通信する交通情報管理センターシステムであって、
    地図情報データベースと、
    車両交通情報データベースと、
    制御装置と、
    とを備え、
    前記制御装置は、
    第1所定時間毎に前記ハイブリッド車両から送信される自車位置、車速などを含む車両データを受信して前記車両交通情報データベースに記憶すると共に前記車両交通情報データベースに基づいて前記ハイブリッド車両に関する現在の交通情報および/または予測される交通情報を先読み情報として前記ハイブリッド車両に送信する交通情報通信処理と、
    前記ハイブリッド車両からの自車位置と目的地とを受信して前記地図情報データベースに基づいて前記走行予定経路としてのセンタールートを設定すると共に前記センタールートを含む経路情報を前記ハイブリッド車両に送信するセンタールート制御の制御開始処理と、
    前記制御開始処理によりセンタールート制御が開始された後に、前記ハイブリッド車両が目的地に到達したと判定できるまで前記第1所定時間より長い第2所定時間毎に前記ハイブリッド車両から送信される自車位置と目的地とを含む中間情報を受信すると共に前記経路情報を前記ハイブリッド車両に送信する経路情報通信処理と、
    を行ない、
    更に、前記制御装置は、前記第1所定時間が経過しても前記交通情報通信処理が行なわれないときには前記ハイブリッド車両では前記センタールートによる走行支援制御が中断されていると判断し、前記第1所定時間毎に前記交通情報通信処理が行なわれているが前記第2所定時間を経過しても前記経路情報通信処理が行なわれないときには前記ハイブリッド車両では前記センタールートによる走行支援制御が終了していると判定する、
    交通情報管理センターシステム。
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