JP7039959B2 - 通信システム、中継装置、及びノード - Google Patents

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Description

本開示は、ネットワークを介して通信を行うシステムに関する。
車両に搭載されるネットワークシステムのように、複数のノードがネットワーク上に存在する場合、1つのノードに対して同時に複数の要求メッセージが送信される場合がある。下記特許文献1には、特定の要求を受信する場合には、受信要求に対する応答性を高くし、他の要求の応答をキャンセルして、特定な要求を優先的に応答するという技術が提案されている。
特許第4466188号公報
中継装置を用いてノード間の通信を行う場合において、送信先ノードへの要求メッセージの転送処理を進行している間に、当該送信先ノードへの要求メッセージの送信が別の送信元ノードから発生した場合、従来では中継装置が当該別のノードにNGの応答を返すか、そのままメッセージを破棄することが一般的である。しかしながら、発明者の詳細な検討の結果、メッセージの破棄は別のノードが対応結果を取得できないため望ましくなく、またNG応答を返す場合は要求メッセージの再送とNG応答を繰り返すことでバス負荷が高くなってしまうおそれがある、という課題が見出された。
本開示の1つの局面は、適切な中継処理を実行する技術を提供することにある。
本開示の一態様による通信システム(1)は、中継装置(11)と、該中継装置と接続可能に構成された送信元ノード(13、15)及び送信先ノード(17)と、を備え、前記中継装置を介して前記送信元ノードと前記送信先ノードとが通信可能に構成されている。
前記中継装置は、第1送信部(31)と、第2送信部(32)と、第3送信部(33)と、を備える。
第1送信部は、前記送信先ノードへのメッセージの送信ができないタイミングで前記送信元ノードから前記送信先ノードへの要求メッセージの送信が発生したときに、前記送信元ノードへ応答待ちメッセージを送信するように構成されている。
第2送信部は、前記送信先ノードへのメッセージの送信が可能となった後に、前記応答待ちメッセージを前記送信元ノードへ送信したことを示す応答済みメッセージを前記送信先ノードに送信するように構成されている。
第3送信部は、前記第2送信部により前記応答済みメッセージが前記送信先ノードへ送信された以後、前記送信元ノードからの要求メッセージを前記送信先ノードに送信するように構成されている。
また、前記送信先ノードは、前記第2送信部により前記応答済みメッセージを受信しているか否かに応じて、当該応答済みメッセージに係る要求メッセージを受信したときに実行する処理の内容を変更するように構成された変更部(42)を備える。
このような構成であれば、中継装置は、送信元ノードに応答待ちメッセージを送信したことを送信先ノードに認識させることができる。このような適切な中継処理によって、送信元ノード及び送信先ノードは、不都合な状態となってしまうことを抑制できる。例えば、送信元ノードは応答待ちメッセージを受信することができるため、送信元ノードが要求メッセージを繰り返し発信したり、送信先ノードに要求メッセージが届いていない状態で放置されてしまったりすることが抑制できる。また送信先ノードは、既に送信元ノードに応答待ちメッセージが送信されたものとして、適当な処理を実行することができる。
本開示の別の一態様による中継装置(11)は、送信元ノード(13、15)及び送信先ノード(17)の間の通信を中継する中継装置である。
この中継装置は、第1送信部(31)と、第2送信部(32)と、第3送信部(33)と、を備える。
第1送信部は、前記送信先ノードへのメッセージの送信ができないタイミングで前記送信元ノードから前記送信先ノードへの要求メッセージの送信が発生したときに、前記送信元ノードへ応答待ちメッセージを送信するように構成されている。
第2送信部は、前記送信先ノードへのメッセージの送信が可能となった後に、前記応答待ちメッセージを前記送信元ノードへ送信したことを示す応答済みメッセージを前記送信先ノードに送信するように構成されている。
第3送信部は、前記第2送信部により前記応答済みメッセージが前記送信先ノードへ送信された以後、前記送信元ノードからの要求メッセージを前記送信先ノードに送信するように構成されている。
このような構成であれば、中継装置は、送信元ノードに応答待ちメッセージを送信したことを送信先ノードに認識させることができ、上述した通信システムの一部を構成することができる。
本開示の別の一態様によるノード(17)は、中継装置(11)を介して、送信元ノード(13、15)と通信可能に構成されたノードである。
前記中継装置は、前記ノードへのメッセージの送信ができないタイミングで前記送信元ノードから前記ノードへの要求メッセージの送信が発生したときに前記送信元ノードへ送信される応答待ちメッセージと、前記ノードへのメッセージの送信が可能となった後に前記ノードへ送信される、前記応答待ちメッセージを前記送信元ノードへ送信したことを示す応答済みメッセージと、を送信可能に構成されている。
そして、このノードは、前記中継装置から送信される前記応答済みメッセージを受信可能に構成された応答受信部(41)を備える。
このような構成であれば、ノードは、送信元ノードに応答待ちメッセージを送信したことを認識することができる。このような適切な中継処理によって、ノードはその状態に応じた適切な処理を実行することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
通信システムの構成を示すブロック図である。 通信システムの機能ブロック図である。 通信システムの処理を説明するシーケンス図である。 ゲートウェイの処理を説明するフローチャートである。 通信中の定義を説明する図である。 ECUの処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.実施形態]
[1-1.全体構成]
図1に示す通信システム1は、車両に搭載されて用いられるものである。通信システム1は、ゲートウェイ11、第1ツール13、第2ツール15、及びECU17を備えるネットワークを含む。ECUとは、Electronic Control Unitの略である。第1ツール13及び第2ツール15と、ECU17と、はゲートウェイ11を介して通信可能に接続されている。ゲートウェイ11と第1ツール13及び第2ツール15とは通信ライン21により接続され、ゲートウェイ11とECU17とは通信ライン23により接続される。各通信ラインにおける通信プロトコルは同一であってもよいし、異なっていてもよい。
[1-2.ゲートウェイ]
ゲートウェイ11は、CPU11aと、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ11b)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。ゲートウェイ11の各種機能は、CPU11aが非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ11bが、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。このメモリ11bには、ルーティングテーブル等の必要な情報が記憶されている。なお、ゲートウェイ11は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
ゲートウェイ11は、図2に示すように、第1送信部31と、第2送信部32と、第3送信部33と、第4送信部34と、を備える。ゲートウェイ11に含まれる各部の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の機能は、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は、デジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現されてもよい。
以下の説明において、送信元ノードとは、本実施形態においては第1ツール13又は第2ツール15を意味し、送信先ノードとは、本実施形態においてはECU17を意味する。
第1送信部31は、送信先ノードへのメッセージの送信ができないタイミングで送信元ノードから送信先ノードへの要求メッセージの送信が発生したときに、送信元ノードへ応答待ちメッセージを送信するように構成されている。
送信先ノードへのメッセージが送信できないタイミングとは、ECU17がメッセージを受信できないタイミング、または、ゲートウェイ11の制約やバス(通信ライン23)の制限によりゲートウェイ11が転送処理を実施できないタイミングである。例えば、ECU17が第1ツール13からメッセージを受信しているときは、第2ツール15から送信されるメッセージを受信できない。また、ECU17が特定の処理を実行している場合にはメッセージを受信しないように構成されている場合には、その処理を実行している場合が上記タイミングに相当する。
要求メッセージとは、送信元ノードから送信先ノードに送信されるメッセージであって、送信元ノード及び送信先ノードを示す識別子や必要なデータを含み、送信先ノードに対して何らかの処理を実行させるメッセージである。送信先ノードは要求メッセージを受信した場合にはそのメッセージに対応する処理を実行し、原則として、応答メッセージを送信元ノードに送信する。
応答待ちメッセージとは、送信先ノードが要求メッセージに対する処理を所定時間内に完了できない場合に、送信先ノードが送信元ノードに送信するメッセージである。すなわち、応答待ちメッセージは、本来は送信先ノードが送信するメッセージである。ゲートウェイ11は、送信元ノードから送信されたメッセージが送信先ノードに転送できない場合に、送信先ノードに代わって応答待ちメッセージを送信元ノードに送信する。なお、以下の説明において、応答待ちメッセージを単に「応答待ち」とも記載する。
第2送信部32は、送信先ノードにおいてメッセージが送信できない事情が解消し、送信先ノードへのメッセージの送信が可能となった後に、「応答待ち」を送信元ノードへ送信したことを示す応答済みメッセージを送信先ノードに送信するように構成されている。
応答済みメッセージとは、ゲートウェイ11が、送信先ノードに代わって「応答待ち」を送信元ノードに送信したことを示すメッセージである。なお、以下の説明において、応答済みメッセージを単に「応答済み」とも記載する。
第3送信部33は、第2送信部32により「応答済み」が送信先ノードへ送信された以後、送信元ノードからの要求メッセージを送信先ノードに送信するように構成されている。
第4送信部34は、第送信部3による「応答待ち」の送信元ノードへの送信が完了するタイミングとの時間差分を特定可能な情報を含むメッセージを送信先ノードに送信するように構成されている。ここでいう時間差分とは、第送信部3が「応答待ち」を送信元ノードへ送信してからの経過時間が該当する。経過時間を特定可能な情報とは、経過時間そのものを示す情報であってもよいし、それ以外の情報であってもよい。例えば、各ノードが時刻を取得可能であれば「応答待ち」が第送信部3により送信された時刻の情報であってもよい。
なお、第2送信部32、第3送信部33、第4送信部34が送信先ノードに送信する上述した各メッセージは、個別に送信されてもよいし、適宜組み合わせて同時に送信されても良い。但し、第3送信部33が送信する要求メッセージは、第2送信部32が送信する「応答済み」と同時かそれ以降に送信されるようにすることで、送信先ノードがより確実に「応答待ち」が送信元ノードに送信されたことを認識した上で処理を実行することができる。
[1-3.第1ツール及び第2ツール]
第1ツール13及び第2ツール15は、要求メッセージをECU17に送信するとともに、応答メッセージ、応答待ちメッセージを受信する。第1ツール13及び第2ツール15は、CPU、メモリ等を備え、ゲートウェイ11に対して通信ライン21を介して接続可能に構成されている。
応答メッセージとは、要求メッセージを受信したECU17がそのメッセージに対応する処理を実行して得られた結果などを含むメッセージである。
なお、第1ツール13及び第2ツール15の具体例としては、ECU17から故障診断のための各種情報を収集するための診断ツールが挙げられる。診断ツールは例えばディーラーで点検を行う際に用いられるものである。よって、第1ツール13及び第2ツール15は、通信ライン21に対して着脱可能に構成されていてもよい。
[1-4.ECU]
ECU17は、CPU17aと、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ17b)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。ECU17の各種機能は、CPU17aが非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ17bが、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、ECU17は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
ECU17は、図2に示すように、応答受信部41と、変更部42と、時間受信部43と、応答送信部44と、を備える。ECU17に含まれる各部の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の機能は、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は、デジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現されてもよい。
応答受信部41は、ゲートウェイ11から送信される「応答済み」のメッセージを受信可能に構成されている。
変更部42は、ゲートウェイ11により「応答済み」を受信しているか否かに応じて、当該「応答済み」のメッセージに係る要求メッセージを受信したときに実行する処理の内容を変更するように構成されている。具体的には、「応答済み」を受信していれば、既に送信元ノードが「応答待ち」を受信しているものとして処理を実行する。言い換えると、既にECU17が自ら「応答待ち」を送信元ノードに送信した場合と同様の処理を実行する。
つまり、「応答済み」を送信先ノードが受信することにより、送信先ノードは、「応答待ち」が送信元ノードに送信されていることを認識できる。その結果、送信先ノードは、「応答待ち」の送信の有無に応じて処理が異なる場合に、既に「応答待ち」を送信したものとして処理を実行することができる。これにより、例えば送信元ノードは「応答待ち」を受信しているが送信先ノードは「応答待ち」を送信していないという状況が生じてしまい、システム全体として問題が生じる、という危険を抑制できる。
時間受信部43は、ゲートウェイ11による「応答待ち」の送信元ノードへの送信が完了するタイミングとの時間差分を特定可能な情報、言い換えると、ゲートウェイ11から送信される、ゲートウェイ11が「応答待ち」のメッセージを送信元ノードへ送信してからの経過時間を特定可能な情報を含むメッセージを受信可能に構成されている。
応答送信部44は、要求メッセージを受信してから所定の時間が経過したときに、「応答待ち」のメッセージを送信元ノードへ送信するように構成されている。また応答送信部44は、時間受信部43から経過時間を特定可能な情報を取得している場合には、その情報に基づいて特定される経過時間と、要求メッセージを送信できるようになってから経過した時間と、を含めた時間に基づいて、所定の時間が経過したか否かを判断する。
また、ECU17は、要求メッセージを受信してから第1応答待ち時間が経過するまでに応答メッセージを送信できない場合、又は、応答メッセージが不要であり、かつ、第1応答待ち時間が経過するまでに当該要求メッセージに係る処理が終了しない場合には、「応答待ち」を送信元ノードに送信する。また、「応答待ち」を送信元ノードに送信してから第2応答待ち時間が経過するまでに応答メッセージを送信できない場合には、再度「応答待ち」を送信元ノードに送信する。第1応答待ち時間は、例えば50msとすることができ、第2応答待ち時間は、例えば2500msとすることができる。
[1-5.処理]
[1-5-1.全体の処理]
通信システム1が実行する処理を、図3に示すシーケンス図を用いて説明する。図3の例は、第1ツール13が先に要求メッセージをECU17に送信し、その後、第2ツール15が要求メッセージをECU17に送信する場合の処理の例である。図3におけるメッセージの後につける数字は、第1ツール13又は第2ツール15のいずれとの関係で送受信しているメッセージであるかを示す序数である。
まず、S1では、第1ツール13は、要求メッセージをゲートウェイ11に送信する。
S2では、ゲートウェイ11は、要求メッセージをECU17に転送する。このS1及びS2が、第1ツール13による要求メッセージ送信の処理である。
ここで、S2による要求メッセージの転送が終了するまで、ECU17は次のメッセージを受け取ることができない。なお、これは次のメッセージを受け取ることができない期間の一例であり、後述するように他の状況も含み得る。
S11以降は、第2ツール15による要求メッセージの送信に起因する処理である。
S11では、第2ツール15は、要求メッセージをゲートウェイ11に送信する。ゲートウェイ11は、この時点から、第1応答待ち時間の経過をカウントする。第1応答待ち時間が経過する前に要求メッセージをECU17に転送できれば、当該メッセージの転送についての処理は終了する。第1応答待ち時間が経過する前に要求メッセージをECU17に転送できない場合、S12に移行する。
S12では、ゲートウェイ11は、ECU17が次のメッセージを受けとることができない状態であるため、「応答待ち」のメッセージを第2ツール15に送信する。またゲートウェイ11は、この時点から、ECU17が第2ツール15の要求メッセージを受信できるようになるまでの経過時間T1をカウントする。
S13では、ゲートウェイ11は、「応答済み」と、経過時間T1と、をECU17に送信する。これにより、ECU17は、応答待ちメッセージが第2ツール15に送信されたことと、経過時間T1とを知ることができる。
S14では、ゲートウェイ11は、第2ツール15の要求メッセージをECU17に送信する。なおECU17は、要求メッセージを受信したとき、第2ツール15の要求メッセージを受信できるようになってからその時点までの経過時間T2を算出して取得する。すなわち、経過時間T1と経過時間T2の和は、S12にて応答待ちメッセージが送信されてから、S14が完了するまでの経過時間となる。
またECU17は、S14のメッセージ受信が完了した時点から、第2応答待ち時間の経過をカウントする。このとき、ECU17は「応答待ち」を送信していないが、S13にて「応答済み」を受信しているため、既に一度「応答待ち」が送信されたものとして処理を行う。
なお、応答メッセージを送信する前に第2応答待ち時間が経過すれば、ECU17は再度「応答待ち」を送信するが、このときの第2応答待ち時間は、経過時間T1+T2を除いた値とする。例えばT1が100ms、T2が30msであれば、
2500-(100+30)=2370ms
が経過した時点で「応答待ち」を送信する。これにより、ECU17による再度の「応答待ち」のメッセージは、最初にゲートウェイ11が「応答待ち」を送信してから2500ms後に送信されることとなる。ところで、S2における要求メッセージの送信完了が、S12における「応答待ち」の送信完了よりも早ければ、経過時間T1は負の値となる。この場合にも上述した方法で第2応答待ち時間が計算される。
ECU17において、要求メッセージに対応する処理が第2応答待ち時間内に終了しなかった場合、S15では、ECU17は、「応答待ち」をゲートウェイ11に送信し、S16では、ゲートウェイ11は、第2ツール15に「応答待ち」を転送する。ECU17からの「応答待ち」の送信は、第2応答待ち時間が経過するごとに行われる。
その後、ECU17にて上記処理が終了した場合、S17では、応答メッセージをゲートウェイ11に送信し、S18では、ゲートウェイ11は、第2ツール15に応答メッセージを転送する。なお、ECU17がS15の送信前に応答メッセージを送信すれば、S15及びS16は行われない。
[1-5-2.ゲートウェイの処理]
次に、ゲートウェイ11のCPU11aが実行する転送処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。本処理は、第1ツール13又は第2ツール15から要求メッセージを受信したときに開始される。なお、以下の説明では、第2ツール15からメッセージを受信したときに開始された転送処理について説明する。なお、この受信した要求メッセージを、以下、当該メッセージとも記載する。
まず、S41では、CPU11aは、当該メッセージの転送先ECUであるECU17が第1ツール13と通信中であるか否かを判断する。上述したように、「通信中」とは、ECU17がメッセージを受け取ることができない場面の例である。このS41では、ECU17がメッセージを受け取ることができるか否かを他の条件も含めて総合的に判断してもよい。
ところで、「通信中」とは、図5に示すように、複数の状況が考えられる。以下に、3つのパターンを例示する。
パターン1は、ゲートウェイ11が第1ツール13から要求メッセージを受信しているとき、及び、ゲートウェイ11がECU17に要求メッセージを転送しているときを通信中とするものである。このパターンは、例えば要求メッセージと応答メッセージとが干渉しないシステムにて適用できる。
パターン2は、パターン1の状況に加えて、ゲートウェイ11がECU17から応答メッセージを受信しているとき、及び、ゲートウェイ11が第1ツール13に応答メッセージを転送しているとき、を通信中とするものである。このパターンは、例えば要求メッセージと応答メッセージとが干渉するシステムにて適用できる。
パターン3は、ゲートウェイ11が第1ツール13から要求メッセージの受信を開始してから、ゲートウェイ11からECU17への転送、ECU17における要求メッセージに対応する処理、ゲートウェイ11のECU17からの応答メッセージの受信、及びゲートウェイ11による第1ツール13への応答メッセージの転送が完了するまでの時間を、通信中とするものである。このパターンは、例えば、ECU17が、ある処理を実行しているときには他のメッセージを受信したくない場合に適用できる。
本実施形態では、パターン1の動作を行う場合を説明する。なお、送信先ノードとなり得るECUを複数有するシステムにおいては、「通信中」の定義は、システム全体として一律に定められていても良いし、ECUごとに定められていてもよい。
説明を図4に戻る。CPU11aは、S41にて転送先ECUが通信中であると判定した場合、つまりECU17が第1ツール13からのメッセージ受信を行っている場合には、処理がS42に移行する。一方、CPU11aは、S41にて転送先ECUが通信中でないと判定した場合には、処理がS48に移行する。
S42では、CPU11aは、「応答待ち」送信用のタイマのカウントを開始する。ここでは、第1応答待ち時間の経過をカウントする。
S43では、CPU11aは、S42でカウントを開始したタイマと転送先のECU17の通信の状態を判定する。すなわち、CPU11aは、予め定められた時間を経過すること(以下、タイムアウト)と、第1ツール13とECU17の通信が終了したか否かと、をチェックする。
タイムアウトしていない(以下、未タイムアウト)状態であって、通信中であるときは、S43を繰り返し、いずれかの状態が変化するまで待機する。未タイムアウトであり通信が完了したときは、処理がS48に移行する。また、通信が完了せずにタイムアウトしたときは、処理がS44に移行する。
S44では、CPU11aは、「応答待ち」を第2ツール15に送信する。この処理は、図3のS12の処理に対応する。
S45では、CPU11aは、「応答待ち」送信用のタイマの再カウントを開始する。このS45では、S42とは異なり、2度目以降の「応答待ち」を送信するためのカウントを行う。よって、ここでは、CPU11aは、第2応答待ち時間の経過をカウントする。
S46では、CPU11aは、タイマとECU17の通信の状態を判定する。ここでは、S42と同様の処理が行われるが、タイムアウトとなる時間が第2応答待ち時間である点で異なる。未タイムアウトであり通信が完了したときは、処理がS47に移行する。また、通信が完了せずにタイムアウトしたときは、処理がS44に移行する。
S47では、CPU11aは、「応答済み」とタイマの経過時間T1とをECU17へ送信する。この処理は、図3のS13の処理に対応する。
S48では、CPU11aは、受信した当該メッセージをECU17に転送する。S47からS48に移行した場合、この処理は、図3のS14の処理に対応する。その後、図4の転送処理を終了する。
[1-5-3.ECUの処理]
次に、ECU17のCPU17aが実行する応答処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。本処理は、ゲートウェイ11からメッセージを受信したときに開始される。以下、このメッセージを当該メッセージとも記載する。
まず、S51では、CPU17aは、受信した当該メッセージが要求メッセージであるか、又は「応答済み」のメッセージと経過時間であるか、を判定する。受信した当該メッセージが要求メッセージであれば、処理がS52に移行する。一方、受信した当該メッセージが「応答済み」のメッセージと経過時間であれば、処理がS61に移行する。
S52では、CPU17aは、情報受信フラグがオンであるか否かを判定する。情報受信フラグは、初期値はオフであるが、S61においてオンとなる。情報受信フラグがオンであれば、処理がS62に移行する。一方、情報受信フラグがオフであれば、処理がS53に移行する。
S53では、CPU17aは、当該メッセージである要求メッセージの通信中状態の終了後に、経過時間T2のカウントを開始する。この時点では、ゲートウェイ11においてECU17への送信を待機している要求メッセージ、つまり図3におけるS11の要求メッセージが存在するか否かは不明であるが、要求メッセージが存在した場合には、ここでカウントが開始された経過時間T2が後の処理で用いられる。
S54では、CPU17aは、「応答待ち」送信用のタイマのカウントを開始する。ここでは、CPU17aは、第1応答待ち時間の経過をカウントする。
S55では、CPU17aは、タイマとECU17の処理の完了を判定する。すなわち、CPU17aは、タイムアウトしたか否かと、受信した要求メッセージに応じた処理が完了したか否かと、をチェックする。
未タイムアウトであって、処理中であるときは、S55を繰り返し、いずれかの状態が変化するまで待機する。未タイムアウトであり処理が完了したときは、処理がS56に移行する。また、処理が完了せずにタイムアウトしたときは、処理がS57に移行する。
S56では、CPU17aは、要求メッセージに係る応答メッセージの要否を判定する。応答メッセージが必要である場合には、処理がS60に移行する。一方、応答メッセージが不要である場合には、図6の応答処理を終了する。
S57では、CPU17aは、「応答待ち」を第2ツール15に送信する。
S58では、CPU17aは、「応答待ち」送信用タイマの再カウントを開始する。このS58では、S54とは異なり、2度目以降の「応答待ち」を送信するためのカウントを行う。よって、ここでは、CPU17aは第2応答待ち時間の経過をカウントする。
S59では、CPU17aは、タイマとECU17の処理の完了を判定する。ここでは、S55と同様の処理が行われるが、タイムアウトとなる時間が第2応答待ち時間である点で異なる。未タイムアウトであり処理が完了したときは、処理がS60に移行する。また、処理が完了せずにタイムアウトしたときは、処理がS57に移行する。
S60では、CPU17aは、要求メッセージに対応した処理結果の応答メッセージを第2ツール15に送信する。その後、図6の応答処理を終了する。
また、S51にて受信した当該メッセージが「応答済み」メッセージと経過時間T1である場合に移行するS61では、CPU17aは、情報受信フラグをオンとし、また、送信された経過時間T1を記憶する。その後、図6の応答処理を終了する。
また、S52にて情報受信フラグがオンである場合に移行するS62では、CPU17aは、「応答待ち」送信用タイマのカウントを開始する。但し、タイマの上限値、言い換えると経過の判断を行う閾値となる時間は、第2応答待ち時間から経過時間T1及び経過時間T2を差し引いた時間を用いる。これにより、ゲートウェイ11が初回の「応答待ち」を送信してから、ECU17が要求メッセージを受信するまでの時間が既に経過したものとして、2回目の「応答待ち」の送信タイミングを測ることができる。言い換えると、ゲートウェイ11が応答待ちを初回に送信したタイミングでECU17が初回の応答待ちを送信していた場合と同じ条件で、2回目の応答待ちの送信タイミングが計測される。
S63では、CPU17aは、情報受信フラグをオフとする。その後、処理がS59に移行する。
[1-6.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)通信システム1では、ゲートウェイ11は、ゲートウェイ11がメッセージ送信元の第2ツール15に応答待ちメッセージを送信したことを、ECU17に認識させることができる。このような適切な中継処理によって、ECU17はその状態に応じた適切な処理を実行することができる。
具体的には、ECU17は、既に第2ツール15に1回以上の応答待ちメッセージが送信されたものとして、次回の応答待ちメッセージを送信するタイミングを測るための閾値を第2応答待ち時間とすることができる。これにより、次回の応答待ちメッセージの送信タイミングを適切なものとすることができる。
(1b)ECU17が「応答待ち」を送信した場合には、応答不要である要求メッセージを受信しても応答メッセージを送信する必要があるシステム構成においては、次の効果を奏する。すなわち、ECU17が「応答待ち」を送信していなくても、ゲートウェイ11により既に「応答待ち」が送信されている場合には、ECU17自らが初回の「応答待ち」を送信した場合と同様に、応答メッセージの送信処理を行うことができる。よって、第2ツール15が「応答待ち」のメッセージを受信したにもかかわらず、応答メッセージを受信できないという危険を低減できる。
(1c)ECU17が第1ツール13のメッセージを受信中である場合には、ゲートウェイ11が「応答待ち」メッセージを第2ツール15に送信するため、要求メッセージが単に廃棄されることが無く、第2ツール15が要求メッセージを繰り返し送信することによる負荷の増大を抑制できる。
(1d)ECU17が第2応答待ち時間の経過を判断するにあたって、経過時間T1を取得することにより、ゲートウェイ11が第2ツール15に初回の「応答待ち」を送信した時点からの経過時間を用いることができる。そのため、次回の応答待ちメッセージの送信タイミングをより適切なものとすることができる。
[1-7.対応関係]
ゲートウェイ11が、中継装置に相当する。第1ツール13及び第2ツール15が、送信元ノードに相当する。ECU17が、送信先ノードに相当する。
なお、送信元ノード及び送信先ノードにおける「送信元」及び「送信先」の意味は、ある要求メッセージを送受信する場合における送信元と送信先を意味するものである。つまり、要求メッセージを含む別のメッセージを送受信する場合において、送信元であるノードと送信先であるノードが入れ替わってもよい。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2a)上記実施形態では、ゲートウェイ11の他、第1ツール13、第2ツール15、ECU17をノードとするネットワークを含む通信システム1を例示した。しかしながら、例示した構成以外のシステム構成であってもよい。
例えば、ネットワークに接続されるツールは3つ以上であってもよい。また、ネットワークに接続されるECUは2つ以上であってもよく、それぞれが本開示の送信先ノードとして機能するものであってもよい。
また、第1ツール13及び第2ツール15は診断ツールであってもよいし、それ以外のツールであってもよい。また、車両に搭載されるECUが送信先ノードとして機能してもよい。
ECU17の機能は特に限定されず、様々なECUを送信先ECUとすることができる。もちろん、ECU以外の制御装置を送信先ノードとしてもよい。
(2b)第2送信部32、第3送信部33、第4送信部34が送信するメッセージは、適宜組み合わせて、或いは個別に送信先ノードに送信することができる。上記実施形態では、応答済みメッセージと経過時間T1とを同時に送信する構成を例示したが、別々に送信してもよい。
(2c)応答済みメッセージを受信した際に、変更部42は、ECU17が応答待ちメッセージ未送信の場合の処理と、応答待ちメッセージ送信済みの場合の処理と、を切り替える構成を例示した。具体的には、再度の応答待ちメッセージを送信するタイミングを計測する閾値となる時間の変更と、要求メッセージが応答不要であっても応答待ちメッセージを送信したものとして応答メッセージを送信することと、を例示した。しかしながら、これら以外の処理を変更してもよい。
(2d)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(2e)上述した通信システム1の他、当該システムの構成要素であるゲートウェイ11又はECU17、当該ゲートウェイ11又はECU17としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…通信システム、11…ゲートウェイ、13…第1ツール、15…第2ツール、17…ECU、31…第1送信部、32…第2送信部、33…第3送信部、42…変更部

Claims (7)

  1. 中継装置(11)と、該中継装置と接続可能に構成された送信元ノード(13、15)及び送信先ノード(17)と、を備え、前記中継装置を介して前記送信元ノードと前記送信先ノードとが通信可能に構成された通信システム(1)であって、
    前記中継装置は、
    前記送信先ノードへのメッセージの送信ができないタイミングで前記送信元ノードから前記送信先ノードへの要求メッセージの送信が発生したときに、前記送信元ノードへ応答待ちメッセージを送信するように構成された第1送信部(31)と、
    前記送信先ノードへのメッセージの送信が可能となった後に、前記応答待ちメッセージを前記送信元ノードへ送信したことを示す応答済みメッセージを前記送信先ノードに送信するように構成された第2送信部(32)と、
    前記第2送信部により前記応答済みメッセージが前記送信先ノードへ送信された以後、前記送信元ノードからの要求メッセージを前記送信先ノードに送信するように構成された第3送信部(33)と、を備え、
    前記送信先ノードは、前記第2送信部により前記応答済みメッセージを受信しているか否かに応じて、当該応答済みメッセージに係る要求メッセージを受信したときに実行する処理の内容を変更するように構成された変更部(42)を備える、通信システム。
  2. 送信元ノード(13、15)及び送信先ノード(17)の間の通信を中継する中継装置(11)であって、
    前記送信先ノードへのメッセージの送信ができないタイミングで前記送信元ノードから前記送信先ノードへの要求メッセージの送信が発生したときに、前記送信元ノードへ応答待ちメッセージを送信するように構成された第1送信部(31)と、
    前記送信先ノードへのメッセージの送信が可能となった後に、前記応答待ちメッセージを前記送信元ノードへ送信したことを示す応答済みメッセージを前記送信先ノードに送信するように構成された第2送信部(32)と、
    前記第2送信部により前記応答済みメッセージが前記送信先ノードへ送信された以後、前記送信元ノードからの要求メッセージを前記送信先ノードに送信するように構成された第3送信部(33)と、を備える、中継装置。
  3. 中継装置(11)を介して、送信元ノード(13、15)と通信可能に構成されたノード(17)であって、
    前記中継装置は、前記ノードへのメッセージの送信ができないタイミングで前記送信元ノードから前記ノードへの要求メッセージの送信が発生したときに前記送信元ノードへ送信される応答待ちメッセージと、前記ノードへのメッセージの送信が可能となった後に前記ノードへ送信される、前記応答待ちメッセージを前記送信元ノードへ送信したことを示す応答済みメッセージと、を送信可能に構成されており、
    前記ノードは、前記中継装置から送信される前記応答済みメッセージを受信可能に構成された応答受信部(41)を備える、ノード。
  4. 請求項2に記載の中継装置であって、
    さらに、前記第送信部前記応答待ちメッセージ前記送信元ノードへ送してからの経過時間を特定可能な情報を含むメッセージを前記送信先ノードに送信するように構成された第4送信部(34)と、を備える、中継装置。
  5. 請求項3に記載のノードであって、
    前記中継装置により前記応答済みメッセージを受信しているか否かに応じて、当該応答済みメッセージに係る要求メッセージを受信したときに実行する処理の内容を変更するように構成された変更部(42)を備える、ノード。
  6. 請求項5に記載のノードであって、
    さらに、前記中継装置から送信される、前記中継装置前記応答待ちメッセージ前記送信元ノードへ送してからの経過時間を特定可能な情報を含むメッセージを受信可能に構成された時間受信部(43)を備える、ノード。
  7. 請求項6に記載のノードであって、
    さらに、要求メッセージを受信してから所定の時間が経過したときに、前記応答待ちメッセージを前記送信元ノードへ送信するように構成された応答送信部(44)を備え、
    前記応答送信部は、前記時間受信部から前記経過時間を特定可能な情報を取得している場合には、前記経過時間と、前記要求メッセージを送信できるようになってから経過した時間と、を含めた時間に基づいて、前記所定の時間が経過したか否かを判断する、ノード。
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