JP7036084B2 - 電流センス回路 - Google Patents

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Description

本開示は、電流センス回路に関する。
従来、電流センス回路の一例として、特許文献1に開示された電流検出回路がある。この電流検出回路は、パワーMOSに並列にセンスMOSが設けられており、オペアンプを含むフィードバック回路により両MOSの端子間電圧を一定にする。
特開平09-145749号公報
ところで、電流センス回路は、複数チャンネルの電流を検出する構成が考えられる。特許文献1に開示されている電流検出回路は、複数チャンネルの電流を検出する構成とした場合、チャンネル数分のオペアンプが必要になる。このため、電流検出回路は、オペアンプが増える分、体格が大きくなるという問題がある。
本開示は、上記問題点に鑑みなされたものであり、体格が大きくなることを抑制できる電流センス回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本開示は、
オンすることで負荷に電力を供給する駆動スイッチ(11、21)と、駆動スイッチに並列接続され駆動スイッチに流れる電流を検出するための検出スイッチ(12、22)とを有する複数のチャンネル(1、1a、2、2a)と、
各検出スイッチと接続された検出端子(30)と、
第1入力端子に各駆動スイッチの負荷側の電極が接続され、第2入力端子に各検出スイッチの検出端子側の電極が接続された一つのオペアンプ(40)を含み、各チャンネルにおける駆動スイッチと検出スイッチの端子間電圧を揃えるフィードバック回路と、
各駆動スイッチの負荷側の電極と第1入力端子とに接続された、双方向の耐圧を有する複数の駆動側双方向スイッチ(18、28)と、を備え、
複数の駆動側双方向スイッチは、接続されている駆動スイッチが検出対象である対象駆動スイッチの場合にオンし、接続されている駆動スイッチが非検出対象である非対象駆動スイッチの場合にオフすることを特徴とする。
本開示は、このように制御される駆動側双方向スイッチを備えているため、検出対象のチャンネルにおける電流を検出する際に、非検出対象のチャンネルの干渉を抑制できる。このため、本開示は、一つのオペアンプを複数のチャンネルで共有することができる。よって、本開示は、複数のチャンネルのそれぞれにオペアンプが設けられている構成よりも体格が大型化することを抑制できる。
なお、特許請求の範囲、およびこの項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態における電流センス回路の概略構成を示す回路図である。 第1実施形態における電流センス回路の動作を示すタイミングチャートである。 第1実施形態における電流センス回路の概略構成を示す素子レイアウト図である。 第2実施形態における電流センス回路の概略構成を示す回路図である。 第2実施形態における第1チャンネル側の制御回路の概略構成を示す回路図である。 第2実施形態における第2チャンネル側の制御回路の概略構成を示す回路図である。 第2実施形態における電流センス回路の概略構成を示す素子レイアウト図である。
以下において、図面を参照しながら、本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。
(第1実施形態)
図1~図3を用いて、本実施形態の電流センス回路100に関して説明する。電流センス回路100は、複数の負荷310、320を駆動する駆動スイッチ11、21に流れる電流を検出するための回路である。このため、電流センス回路100は、複数チャンネルの電流を検出するための回路と言える。本実施形態では、一例として、2チャンネルの電流を検出する回路を採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されず、3チャンネル以上の電流を検出する回路であっても採用できる。
まず、図1、図3を用いて、電流センス回路100の構成に関して説明する。電流センス回路100は、レベルシフト回路91、ゲートドライバ92、マイコン200、第1負荷310、第2負荷320と電気的に接続されている。しかしながら、本開示は、レベルシフト回路91、ゲートドライバ92を備えた電流センス回路100であっても採用できる。なお、以下においては、電気的に接続されていることを単に接続されていると記載する。
レベルシフト回路91は、電流センス回路100の第1イネーブル端子17および第2イネーブル端子27と接続されている。レベルシフト回路91は、第1イネーブル端子17を介して、後程説明する第1駆動側素子18および第1検出側素子19のゲート電極に接続されている。レベルシフト回路91は、第1イネーブル端子17を介して、第1駆動側素子18および第1検出側素子19をオンオフするイネーブル信号を出力する。
また、レベルシフト回路91は、第2イネーブル端子27を介して、第2駆動側素子28および第2検出側素子29のゲート電極に接続されている。レベルシフト回路91は、第2イネーブル端子27を介して、第2駆動側素子28および第2検出側素子29をオンオフするイネーブル信号を出力する。
ゲートドライバ92は、電流センス回路100の第1ゲート端子13および第2ゲート端子23と接続されている。ゲートドライバ92は、第1ゲート端子13を介して、後程説明する第1駆動スイッチ11および第1検出スイッチ12のゲート電極に接続されている。ゲートドライバ92は、第1ゲート端子13を介して、第1駆動スイッチ11および第1検出スイッチ12をオンオフする制御信号を出力する。
また、ゲートドライバ92は、第2ゲート端子23を介して、後程説明する第2駆動スイッチ21および第2検出スイッチ22のゲート電極に接続されている。ゲートドライバ92は、第2ゲート端子23を介して、第2駆動スイッチ21および第2検出スイッチ22をオンオフする制御信号を出力する。
マイコン200は、電流センス回路100の電流検出端子30と接続されている。マイコン200は、例えばAD端子に、電流検出端子30が接続されている。マイコン200は、電流検出端子30を介して、電流の検出値が入力される。電流検出端子30は、各検出スイッチ12、22のソース電極と接続されている。詳述すると、電流検出端子30は、第1出力段スイッチ15を介して、第1検出スイッチ12のソース電極と接続されている。電流検出端子30は、第2出力段スイッチ25を介して、第2検出スイッチ22のソース電極と接続されている。
マイコン200は、レベルシフト回路91やゲートドライバ92を駆動制御することができる。この場合、レベルシフト回路91は、マイコン200からの指示に応じてイネーブル信号を出力する。同様に、ゲートドライバ92は、マイコン200からの指示に応じて制御信号を出力する。
また、電流検出端子30は、電流検出抵抗31を介してグランドに接続されている。電流センス回路100は、センス電流ISを電圧変換した検出値をマイコン200のAD端子に返す。マイコン200は、例えば、検出値を元に、負荷310、320の異常(オープンやショート)を判断する。さらに、マイコン200は、検出値に基づいて異常と判断した場合に、負荷電流が過大な場合(ショート)は負荷310、320の駆動を停止するように指示することで、システムや電流センス回路100を保護することができる。また、マイコン200は、検出値に基づいて異常と判断した場合に、負荷電流が過小な場合(オープン)はシステムに負荷の異常をダイアグ等で知らせることができる。
第1負荷310は、電流センス回路100の第1出力端子14と接続されている。第1負荷310は、一方の端子が第1出力端子14に接続され、他方の端子がグランドに接続されている。第1出力端子14は、第1駆動スイッチ11のソース電極に接続されている。
第2負荷320は、電流センス回路100の第2出力端子24と接続されている。第2負荷320は、一方の端子が第2出力端子24に接続され、他方の端子がグランドに接続されている。第2出力端子24は、第2駆動スイッチ21のソース電極に接続されている。
本実施形態では、第1負荷310および第2負荷320の一例としてライトを採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されず、モータなどであっても採用できる。
電流センス回路100は、駆動スイッチ11、21と、検出スイッチ12、22とを有する複数のチャンネル1、2を備えている。第1チャンネル1は、オンすることで第1負荷310に電力を供給する第1駆動スイッチ11と、第1駆動スイッチ11に並列接続され第1駆動スイッチ11に流れる電流(駆動電流)を検出するための第1検出スイッチ12とを有している。さらに、第1チャンネル1は、第1出力段スイッチ15を有しているとみなせる。なお、駆動電流は、負荷電流とも言える。
本実施形態では、第1駆動スイッチ11および第1検出スイッチ12として、NチャネルのMOSFETを採用している。本実施形態では、第1出力段スイッチ15として、PチャネルのMOSFETを採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されずIGBTなどであっても採用できる。また、この点は、第2駆動スイッチ21および第2検出スイッチ22に関しても同様である。
第1駆動スイッチ11と第1検出スイッチ12は、同じ半導体チップに形成されている。第1検出スイッチ12は、第1駆動スイッチ11と同一構造を有しつつ、その面積が第1駆動スイッチ11とに流れる電流と検出する電流に応じて設定されている。第1検出スイッチ12の面積は、第1駆動スイッチ11の面積の数千~数万分の一となっている。つまり、第1検出スイッチ12には、第1駆動スイッチ11に流れる駆動電流に対応したセンス電流ISが流れる。
第1駆動スイッチ11および第1検出スイッチ12は、ドレイン電極が電源VCCに接続され、ゲート電極が第1ゲート端子13に接続されている。このように、第1駆動スイッチ11および第1検出スイッチ12は、ゲート電極が共通の第1ゲート端子13に接続されている。このため、第1駆動スイッチ11および第1検出スイッチ12は、同じタイミングでオンし、同じタイミングでオフする。
第1駆動スイッチ11は、ソース電極が第1出力端子14に接続されている。一方、第1検出スイッチ12は、ソース電極が第1出力段スイッチ15のソース電極に接続されている。第1出力段スイッチ15は、ゲート電極が第1結合抵抗81を介してオペアンプ40の出力端子に接続されており、ドレイン電極が電流検出端子30に接続されている。
第1出力段スイッチ15は、第1検出スイッチ12による検出値を電流検出端子30から出力するか否かを切り替えるスイッチである。第2チャンネル2には、第1出力段スイッチ15と同様の第2出力段スイッチ25が設けられている。このため、各出力段スイッチ15、25は、各検出スイッチ12、22に個別に接続されており、各検出スイッチ12、22の電流検出端子30側の電極と電流検出端子30とに接続されていると言える。各出力段スイッチ15、25は、電流検出端子30から検出値を出力するチャンネルを切り替えるスイッチとも言える。
第2チャンネル2は、オンすることで第2負荷320に電力を供給する第2駆動スイッチ21と、第2駆動スイッチ21に並列接続され第2駆動スイッチ21に流れる電流を検出するための第2検出スイッチ22とを有している。さらに、第2チャンネル2は、第2出力段スイッチ25を有しているとみなせる。第2チャンネル2は、第1チャンネル1と同様に構成されている。このため、第2チャンネル2の各構成要素に関しては、第1チャンネル1の各構成要素の説明を参照できる。
電流検出端子30は、第1検出スイッチ12と第2検出スイッチ22とに共通に設けられている。つまり、電流センス回路100は、複数のチャンネル1、2に対して一つの電流検出端子30を備えていると言える。よって、電流センス回路100は、各チャンネル1、2検出値を同時に出力することができず、異なるタイミングで出力することになる。
また、電流センス回路100は、電流検出端子30が第1検出スイッチ12と第2検出スイッチ22とに共通に設けられた構成とすることで、マイコン200のAD端子を減らすことができる。つまり、電流センス回路100は、各検出スイッチ12、22のそれぞれに対応する電流検出端子30を備えている場合、マイコン200のAD端子が二つ必要になる。しかしながら、電流センス回路100は、マイコン200の一つのAD端子と接続するだけで、両チャンネルの検出値をマイコン200に出力することができる。
また、電流センス回路100は、第1チャンネル1に対応して設けられた第1チャンネル側回路として、第1切替スイッチ16、第1インバータ16a、第1駆動側素子18、第1検出側素子19を備えている。同様に、電流センス回路100は、第2チャンネル2に対応して設けられた第2チャンネル側回路として、第2切替スイッチ26、第2インバータ26a、第2駆動側素子28、第2検出側素子29を備えている。第1チャンネル側回路と第2チャンネル側回路は、同様に構成されている。このため、ここでは、主に、第1チャンネル側回路を代表例として説明する。
第1切替スイッチ16は、レベルシフト回路91からのイネーブル信号に応じて、第1出力段スイッチ15のオンオフを切り替えるスイッチである。第1切替スイッチ16は、第1インバータ16aを介して、第1イネーブル端子17と接続されている。本実施形態では、第1切替スイッチ16として、PチャネルのMOSFETを採用している。
第1切替スイッチ16は、ゲート電極に第1インバータ16aが接続されている。よって、第1切替スイッチ16は、第1インバータ16aを介してイネーブル信号がゲート電極に印加される。また、第1切替スイッチ16は、ソース電極が電源VCCに接続され、ドレイン電極が第1出力段スイッチ15のゲート電極に接続されている。このため、第1切替スイッチ16は、第1駆動側素子18や第1検出側素子19と、同じタイミングで異なるイネーブル信号が印加される。
第1駆動側素子18は、双方向の耐圧を有する駆動側双方向スイッチに相当する。第1駆動側素子18は、第1駆動スイッチ11の負荷側の電極(ソース電極)と、オペアンプ40の第1入力端子とに接続されている。
詳述すると、第1駆動側素子18は、二つのPチャネルMOSFETを有し、各PチャネルMOSFETのソース電極同士を接続させて双方向耐圧としている。第1駆動側素子18は、一方のPチャネルMOSFETのドレイン電極がオペアンプ40に接続され、他方のPチャネルMOSFETのドレイン電極が第1駆動側抵抗51を介して第1出力端子14に接続されている。また、第1駆動側素子18は、両PチャネルMOSFETのゲート電極が第1イネーブル端子17に接続されている。なお、第2駆動側素子28は、第2駆動側抵抗61を介して第2出力端子24に接続されている。
本実施形態では、各PチャネルMOSFETを保護するために、ツェナーダイオードを備えた第1駆動側素子18を採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されず、ツェナーダイオードを備えていなくもてよい。
第1駆動側素子18は、第1駆動スイッチ11のソース電圧をオペアンプ40に入力するか否かを切り替えるためのスイッチである。第1駆動側素子18は、第1駆動スイッチ11が検出対象の場合にオンされ、第2駆動スイッチ21が検出対象の場合にオフされる。つまり、第1駆動スイッチ11が検出対象の場合、電流センス回路100は、第1駆動側素子18がオンし、第2駆動側素子28がオフする。一方、第2駆動スイッチ21が検出対象の場合、電流センス回路100は、第1駆動側素子18がオフし、第2駆動側素子28がオンする。
なお、第1駆動スイッチ11は、自身が検出対象の場合は対象駆動スイッチに相当し、第2駆動スイッチ21が検出対象の場合は非対象駆動スイッチに相当する。また、第1検出スイッチ12は、第1駆動スイッチ11が対象駆動スイッチの場合は対象検出スイッチ、第2駆動スイッチ21が対象駆動スイッチの場合は非対象検出スイッチと言える。
第1駆動側素子18は、第2駆動スイッチ21が検出対象の場合、すなわち、第1駆動スイッチ11が非対象駆動スイッチの場合に、第1チャンネル1による干渉を抑制するために双方向耐圧としている。つまり、第1駆動側素子18は、検出対象である第2駆動スイッチ21の検出結果に影響を及ぼさないように双方向耐圧としていると言える。また、第1駆動側素子18は、第1駆動スイッチ11が非対象駆動スイッチの場合に、確実にオフするために双方向耐圧としていると言える。
また、電流センス回路100は、第2駆動スイッチ21が検出対象の場合、第2駆動側素子28にオンを示すイネーブル信号が入力され、第1駆動側素子18にオフを示すイネーブル信号が入力される。このとき、第1駆動側素子18は、双方向耐圧であるため、第1駆動側素子18を確実にオフすることができる。よって、オペアンプ40は、第1チャンネル1の影響を受けずに、第1入力端子に第2駆動スイッチ21のソース電圧が入力される。つまり、第1駆動側素子18は、双方向耐圧であるため、第1入力端子に入力される第2駆動スイッチ21のソース電圧に、第1駆動スイッチ11のソース電圧が重畳することを抑制できる。なお、オペアンプ40に関しては、後程説明する。
第1検出側素子19は、双方向の耐圧を有する検出側双方向スイッチに相当する。第1検出側素子19は、第1検出スイッチ12の電流検出端子30側の電極(ソース電極)と、オペアンプ40の第2入力端子とに接続されている。
詳述すると、第1検出側素子19は、二つのPチャネルMOSFETを有し、各PチャネルMOSFETのソース電極同士を接続させて双方向耐圧としている。第1検出側素子19は、一方のPチャネルMOSFETのドレイン電極がオペアンプ40に接続され、他方のPチャネルMOSFETのドレイン電極が第1検出側抵抗52を介して、第1出力段スイッチ15のソース電極に接続されている。つまり、第1検出側素子19は、第1検出側抵抗52、第1出力段スイッチ15を介して電流検出端子30に接続されている。また、第1駆動側素子18は、両PチャネルMOSFETのゲート電極が第1イネーブル端子17に接続されている。なお、第2検出側素子29は、第2検出側抵抗62、第2出力段スイッチ25を介して電流検出端子30に接続されている。
第1駆動側素子18と第1検出側素子19は、各ゲート電極が共通の第1イネーブル端子17に接続されている。このため、第1駆動側素子18と第1検出側素子19は、同じタイミングで同じイネーブル信号が印加される。
なお、本実施形態では、各PチャネルMOSFETを保護するために、ツェナーダイオードを備えた第1検出側素子19を採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されず、ツェナーダイオードを備えていなくもてよい。
第1検出側素子19は、第1検出スイッチ12のソース電圧をオペアンプ40に入力するか否かを切り替えるためのスイッチである。第1検出側素子19は、第1駆動スイッチ11が検出対象の場合にオンされ、第2駆動スイッチ21が検出対象の場合にオフされる。つまり、第1駆動スイッチ11が検出対象の場合、電流センス回路100は、第1検出側素子19がオンし、第2検出側素子29がオフする。一方、第2駆動スイッチ21が検出対象の場合、電流センス回路100は、第1検出側素子19がオフし、第2検出側素子29がオンする。
第1検出側素子19は、第2駆動スイッチ21が検出対象の場合、すなわち、第1駆動スイッチ11が非対象駆動スイッチの場合に、第1チャンネル1による干渉を抑制するために双方向耐圧としている。つまり、第1検出側素子19は、検出対象である第2駆動スイッチ21の検出結果に影響を及ぼさないように双方向耐圧としていると言える。また、第1検出側素子19は、第1駆動スイッチ11が非対象駆動スイッチの場合に、確実にオフするために双方向耐圧としていると言える。
また、電流センス回路100は、第2検出スイッチ22が検出対象の場合、第2検出側素子29にオンを示すイネーブル信号が入力され、第1検出側素子19にオフを示すディスエーブル信号が入力される。このとき、第1検出側素子19は、双方向耐圧であるため、第1検出側素子19を確実にオフすることができる。よって、オペアンプ40は、第1チャンネル1の影響を受けずに、第2入力端子に第2検出スイッチ22のソース電圧が入力される。つまり、第1検出側素子19は、双方向耐圧であるため、第2入力端子に入力される第2検出スイッチ22のソース電圧に、第1検出スイッチ12のソース電圧が重畳することを抑制できる。
なお、本実施形態では、駆動側素子18、28と、検出側素子19、29の両方を備えた例を採用している。しかしながら、本開示は、少なくとも駆動側素子18、28を備えていればよい。
さらに、電流センス回路100は、電流検出端子30と、各チャンネルにおける駆動スイッチ11、21と検出スイッチ12、22の端子間電圧を揃えるフィードバック回路とを備えている。詳述すると、フィードバック回路は、第1駆動スイッチ11と第1検出スイッチ12の端子間電圧を揃えるとともに、第2駆動スイッチ21と第2検出スイッチ22の端子間電圧を揃える。
フィードバック回路は、上記オペアンプ40を含んでいる。オペアンプ40は、電源VCCと、電流センス回路100の内部低圧電圧との間に接続されて動作する。また、オペアンプ40は、上記のように、第1入力端子と第2入力端子と出力端子とを備えている。第1入力端子には、各駆動スイッチ11、21の負荷310、320側の電極が接続されている。一方、第2入力端子には、各検出スイッチ12、22の電流検出端子30側の電極が接続されている。そして、出力端子は、出力段スイッチ15、25のゲート電極に接続されている。
このように、電流センス回路100は、第1チャンネル1と第2チャンネル2に共通に設けられたオペアンプ40を備えている。つまり、電流センス回路100は、二つのチャンネル1、2で共有できる一つのオペアンプ40を備えている。なお、オペアンプ40は、電流センスアンプと言い換えることもできる。
オペアンプ40は、第1入力端子と電源VCCとの間に第1保護素子71が接続されており、第2入力端子と電源VCCとの間に第2保護素子72が接続されている。各保護素子71、72は、ツェナーダイオードを採用している。各保護素子71、72は、オペアンプ40に印加される電圧を、内部低圧電圧を基準とした電圧を超えない範囲に維持することで、オペアンプ40を保護する。
電流センス回路100は、両保護素子71、72を備えることで、低い耐圧のオペアンプ40を採用することができる。つまり、電流センス回路100は、オペアンプ40として、内部低圧電圧を基準とした電圧に対応した低耐圧のものを採用でき、グランドを基準とした電圧に対応した高耐圧のものを採用する必要がない。なお、両保護素子71、72は、保護回路に相当する。しかしながら、本開示は、両保護素子71、72を備えていなくてもよい。
なお、フィードバック回路は、駆動側素子18、28と、検出側素子19、29を含んでいるとみなすこともできる。また、フィードバック回路は、駆動側抵抗51、61と、検出側抵抗52、62を含んでいるとみなすこともできる。さらに、フィードバック回路は、出力段スイッチ15、25や、結合抵抗81、82を含んでいるとみなすこともできる。
また、本実施形態では、オペアンプ40の出力端子と各出力段スイッチ15、25のゲート電極(制御端子)とに接続された第1結合抵抗81、第2結合抵抗82を備えた電流センス回路100を採用している。つまり、電流センス回路100は、第1出力段スイッチ15と第2出力段スイッチ25を第1結合抵抗81と第2結合抵抗82で抵抗結合させている。しかしながら、本開示は、結合抵抗81、82を備えていなくてもよい。なお、結合抵抗81、82は、抵抗素子に相当する。電流センス回路100は、抵抗結合を備えることで、各出力段スイッチ15、25と電流検出端子30の間にマルチプレクサに代表されるスイッチ素子が不要となる。つまり、電流センス回路100は、第1出力段スイッチ15をオンさせるときは、第2結合抵抗82と第2出力段スイッチ25のゲートの間にある第2切替スイッチ26をオンさせることで、第2出力段スイッチ25をオフさせることできる。このため、電流センス回路100は、第2出力段スイッチ25と電流検出端子30の間にスイッチ素子が不要となる。なお、結合抵抗81、82が無いと、各出力段スイッチ15、25のゲート電位は同電位となり、各出力段スイッチ15、25をそれぞれ制御することができなくなる。
図3に示すように、電流センス回路100は、上記のように説明した各構成要素を、対称性を持たせた素子レイアウトにすると好ましい。つまり、電流センス回路100は、各チャンネル1、2間において共通に有する構成要素に、対称性をもたせると好ましい。これによって、電流センス回路100は、第1チャンネル1と第2チャンネル2との間の特性差を抑えることができる。
ここで、図2を用いて、電流センス回路100の動作に関して説明する。なお、本実施形態では、タイムチャートをわかりやすくするために、第1駆動スイッチ11と第2駆動スイッチ21とのでレベルを異ならせている。しかしながら、本開示は、これに限定されない。図2では、タイミングt1で第1駆動スイッチ11がオンされ、タイミングt2で第2駆動スイッチ21がオンされた例を採用している。よって、電流センス回路100は、タイミングt1から第1駆動スイッチ11に駆動電流が流れ、タイミングt2から第2駆動スイッチ21に駆動電流が流れる。
まず、第1チャンネル1の駆動電流を検出する場合に関して説明する。タイミングt3で第1イネーブル端子17をローレベル(L)とする。このとき、第2イネーブル端子27はハイレベル(H)とする。ここでは、タイミングt3とタイミングt4の期間で、第1チャンネル1の駆動電流を検出する例を採用している。
電流センス回路100は、第1イネーブル端子17がLとなることで、第1切替スイッチ16がオフし、第1出力段スイッチ15がオンする。これによって、電流センス回路100は、第1検出スイッチ12によるセンス電流ISを出力する。つまり、電流センス回路100は、第1駆動スイッチ11に流れる電流に対応した検出値を電流検出端子30から出力する。
このとき、第2イネーブル端子27はHであるため、電流センス回路100は、第2切替スイッチ26がオンし、第2出力段スイッチ25がオフする。このため、電流センス回路100は、第2検出スイッチ22によるセンス電流ISの出力を停止することができる。
また、電流センス回路100は、第1イネーブル端子17がLとなることで、第1駆動側素子18と第1検出側素子19がオンする。これによって、オペアンプ40は、第1入力端子に第1駆動側素子18のソース電圧が入力され、第2入力端子に第1検出側素子19のソース電圧が入力される。
一方、第2イネーブル端子27はHであるため、電流センス回路100は、第2駆動側素子28と第2検出側素子29とがオフする。第2駆動側素子28と第2検出側素子29は、上記のように双方向耐圧であるため、第2イネーブル端子27がHとなることで確実にオフする。このため、電流センス回路100は、第2チャンネル2の干渉を防止しながら、第1検出スイッチ12によるセンス電流ISを出力することができる。
そして、タイミングt4で第1イネーブル端子17をHとする。これによって、電流センス回路100は、第1切替スイッチ16がオンし、第1出力段スイッチ15がオフする。
次に、第2チャンネル2の駆動電流を検出する場合に関して説明する。タイミングt5で第2イネーブル端子27をLとする。このとき、第1イネーブル端子17はハイレベルHとする。ここでは、タイミングt5とタイミングt6の期間で、第2チャンネル2の駆動電流を検出する例を採用している。
電流センス回路100は、第2イネーブル端子27がLとなることで、第2切替スイッチ26がオフし、第2出力段スイッチ25がオンする。これによって、電流センス回路100は、第2検出スイッチ22によるセンス電流ISを出力する。つまり、電流センス回路100は、第2駆動スイッチ21に流れる電流に対応した検出値を電流検出端子30から出力する。
このとき、第1イネーブル端子17はHであるため、電流センス回路100は、第1切替スイッチ16がオンし、第1出力段スイッチ15がオフする。このため、電流センス回路100は、第1検出スイッチ12によるセンス電流ISの出力を停止することができる。
また、電流センス回路100は、第2イネーブル端子27がLとなることで、第2駆動側素子28と第2検出側素子29がオンする。これによって、オペアンプ40は、第1入力端子に第2駆動側素子28のソース電圧が入力され、第2入力端子に第2検出側素子29のソース電圧が入力される。
一方、第1イネーブル端子17はHであるため、電流センス回路100は、第1駆動側素子18と第1検出側素子19とがオフする。第1駆動側素子18と第1検出側素子19は、上記のように双方向耐圧であるため、第1イネーブル端子17がHとなることで確実にオフする。このため、電流センス回路100は、第1チャンネル1の干渉を防止しながら、第2検出スイッチ22によるセンス電流ISを出力することができる。
そして、タイミングt6で第2イネーブル端子27をHとする。これによって、電流センス回路100は、第2切替スイッチ26がオンし、第2出力段スイッチ25がオフする。
電流センス回路100は、上記のように制御される駆動側素子18、28を備えているため、検出対象のチャンネルにおける電流を検出する際に、非検出対象のチャンネルの干渉を抑制できる。このため、電流センス回路100は、一つのオペアンプ40を複数のチャンネル1、2で共有することができる。よって、電流センス回路100は、複数のチャンネル1、2のそれぞれにオペアンプ40が設けられている構成よりも体格が大型化することを抑制できる。
また、電流センス回路100は、複数のチャンネル1、2のそれぞれにオペアンプ40が設けられている構成よりも、オペアンプ40のトリミング等の調整時間も短縮できる。これに伴って、電流センス回路100は、コストを低減することができる。さらに、電流センス回路100は、検査時間(コスト)増大することを抑制できる。
さらに、電流センス回路100は、駆動側素子18、28に加えて、検出側素子19、29を備えている。このため、電流センス回路100は、検出対象のチャンネルにおける電流を検出する際に、非検出対象のチャンネルの干渉をより一層抑制できる。
なお、電流センス回路100は、出力段スイッチ15、25と電流検出端子30との間に、マルチプレクサを備えていてもよい。つまり、電流センス回路100は、マルチプレクサによって、第1検出スイッチ12と第2検出スイッチ22のうちいずれか一方のみを電流検出端子30に接続させる構成であってもよい。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本開示は、上記実施形態に何ら制限されることはなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
(第2実施形態)
図4~図7を用いて、第2実施形態における電流センス回路100aに関して説明する。本実施形態では、電流センス回路100aにおける電流センス回路100との相違点を中心に説明する。電流センス回路100aは、主に、制御回路12a、22aを備える点が電流センス回路100と異なる。
図4に示すように、電流センス回路100aは、第1チャンネル1aと第2チャンネル2aとを備えている。
第1チャンネル1aは、第1チャンネル1の構成に加えて、第1制御回路12aと第1ソース端子12bを備えている。第1制御回路12aは、第1検出スイッチ12に接続され、第1検出スイッチ12のみをオンオフする回路である。第1制御回路12aは、第1ゲート端子13と第1検出スイッチ12のゲート電極との間に設けられている。また、第1制御回路12aは、第1イネーブル端子17と第2イネーブル端子27との接続されている。第1ソース端子12bは、第1検出スイッチ12のソース電極と第1制御回路12aに接続されている。
第2チャンネル2aは、第2チャンネル2の構成に加えて、第2制御回路22aと第2ソース端子22bを備えている。なお、電流センス回路100aは、各検出スイッチ12、22に個別に接続され、検出スイッチ12、22のみをオンオフする複数の制御回路12a、22aを備えている。第1チャンネル1aと第2チャンネル2aは、同様の構成を有している。よって、第2チャンネル2aに関しては、第1チャンネル1aの説明を参照できる。
電流センス回路100aは、検出切替スイッチ9a、検出側抵抗9b、検出イネーブル端子9cを備えている。検出切替スイッチ9aは、PチャネルMOSFETを採用している。検出切替スイッチ9aは、ゲート電極が検出イネーブル端子9cに接続されており、ソース電極がオペアンプ40の第2入力端子に接続されている。また、検出切替スイッチ9aは、ドレイン電極が検出側抵抗9bを介して、各チャンネル1a、2aのソース端子12b、22bに接続されている。
検出イネーブル端子9cは、レベルシフト回路91に接続されている。検出イネーブル端子9cは、検出切替スイッチ9aに加えて、第1インバータ16aにも接続されている。よって、検出切替スイッチ9aと第1切替スイッチ16のゲート電極には、イネーブル信号が入力される。
また、電流センス回路100aは、切替スイッチとインバータとして、第1切替スイッチ16と第1インバータ16aのみを備えている。このため、電流センス回路100aは、第2切替スイッチ26と第2インバータ26aを備えていない。また、電流センス回路100aは、出力段スイッチとして、第1出力段スイッチ15のみを備えている。つまり、電流センス回路100aは、第2出力段スイッチ25を備えていない。
さらに、電流センス回路100aは、駆動側素子18、28を備えているが、検出側素子19、29を備えていない。これは、電流センス回路100aは、制御回路12a、22aによって、各検出スイッチ12、22を確実にオフすることができるので、検出側素子19、29を必要としないためである。
次に、図5、図6を用いて、各制御回路12a、22aの構成に関して説明する。第1制御回路12aは、例えば図5に示すような構成を採用することができる。一方、第2制御回路22aは、例えば図6に示すような構成を採用することができる。
第1制御回路12aは、第1スイッチ12a1、第2スイッチ12a2、第3スイッチ12a3、第4スイッチ12a4、第1制御インバータ12a5、第2制御インバータ12a6を備えている。一方、第2制御回路22aは、第1スイッチ22a1、第2スイッチ22a2、第3スイッチ22a3、第4スイッチ22a4を備えている。このように、第1制御回路12aは、第2制御回路22aの構成に加えて第1制御インバータ12a5、第2制御インバータ12a6を備えている。
なお、図7に示すように、電流センス回路100aは、電流センス回路100と同様、各構成要素を、対称性を持たせた素子レイアウトにすると好ましい。
ここで、電流センス回路100aの動作に関して説明する。ここでは、主に、各制御回路12a、22aの動作に関して説明する。
まず、第1チャンネル1aの駆動電流を検出する場合、第1イネーブル端子17がL、第2イネーブル端子27がHとなる。第1制御回路12aは、第1イネーブル端子17がLの場合に、第2スイッチ12a2がオンし、これに伴って第1スイッチ12a1がオンする。そして、第1制御回路12aは、第2イネーブル端子27がHの場合に、第4スイッチ12a4がオフして、これに伴って、第3スイッチ12a3がオフする。
一方、第2制御回路22aは、第1イネーブル端子17がLの場合に、第2スイッチ22a2がオフし、これに伴って第1スイッチ22a1がオフする。そして、第2制御回路22aは、第2イネーブル端子27がHの場合に、第4スイッチ12a4がオンして、これに伴って、第3スイッチ12a3がオンする。よって、第2検出スイッチ22は、ゲートソース間がショートされてオフする。
この例の場合、第1駆動スイッチ11が対象駆動スイッチ、第1検出スイッチ12が象駆動スイッチと同じチャンネルの対象検出スイッチに相当する。また、第2駆動スイッチ21が非対象駆動スイッチ、第2検出スイッチ22が非対象駆動スイッチと同じチャンネルの非対象検出スイッチに相当する。
よって、制御回路12a、22aは、接続されている検出スイッチ12、22が対象駆動スイッチと同じチャンネルの対象検出スイッチの場合に対象検出スイッチをオンする。また、制御回路12a、22aは、接続されている検出スイッチが非対象駆動スイッチと同じチャンネルの非対象検出スイッチの場合に、非対象検出スイッチをオフする。
なお、第2チャンネル2aの駆動電流を検出する場合は、第1イネーブル端子17がH、第2イネーブル端子27がLとなる。これによって、各制御回路12a、22aは、上記と反対の動作をする。そして、第1検出スイッチ12は、ゲートソース間がショートされてオフする。
電流センス回路100aは、駆動側素子18、28を備えており、且つ、制御回路12a、22aを備えているため、電流センス回路100と同様の効果を奏することができる。
1,1a…第1チャンネル、11…第1駆動スイッチ、12…第1検出スイッチ、12a…第1制御回路、15…第1出力段スイッチ、16…第1切替スイッチ、16a…第1インバータ、17…第1イネーブル端子、18…第1駆動側素子、19…第1検出側素子、9a…検出切替スイッチ、9b…検出側抵抗、9c…検出イネーブル端子、2,2a…第2チャンネル、21…第2駆動スイッチ、22…第2検出スイッチ、22a…第2制御回路、25…第2出力段スイッチ、26…第2切替スイッチ、26a…第2インバータ、27…第2イネーブル端子、28…第2駆動側素子、29…第2検出側素子、30…電流検出端子、31…電流検出抵抗、40…オペアンプ、51…第1駆動側抵抗、52…第1検出側抵抗、61…第2駆動側抵抗、62…第2検出側抵抗、81…第1結合抵抗、82…第2結合抵抗、100,100a…電流センス回路

Claims (6)

  1. オンすることで負荷に電力を供給する駆動スイッチ(11、21)と、前記駆動スイッチに並列接続され前記駆動スイッチに流れる電流を検出するための検出スイッチ(12、22)とを有する複数のチャンネル(1、1a、2、2a)と、
    各検出スイッチと接続された検出端子(30)と、
    第1入力端子に各駆動スイッチの前記負荷側の電極が接続され、第2入力端子に各検出スイッチの前記検出端子側の電極が接続された一つのオペアンプ(40)を含み、各チャンネルにおける前記駆動スイッチと前記検出スイッチの端子間電圧を揃えるフィードバック回路と、
    各駆動スイッチの前記負荷側の電極と前記第1入力端子とに接続された、双方向の耐圧を有する複数の駆動側双方向スイッチ(18、28)と、を備え、
    複数の前記駆動側双方向スイッチは、接続されている前記駆動スイッチが検出対象である対象駆動スイッチの場合にオンし、接続されている前記駆動スイッチが非検出対象である非対象駆動スイッチの場合にオフする電流センス回路。
  2. 各検出スイッチの前記検出端子側の電極と前記第2入力端子とに接続された、双方向の耐圧を有する複数の検出側双方向スイッチ(19、29)をさらに備え、
    複数の前記検出側双方向スイッチは、接続されている前記検出スイッチが前記対象駆動スイッチと同じチャンネルである場合にオンし、接続されている前記検出スイッチが前記非対象駆動スイッチと同じチャンネルである場合にオフする請求項1に記載の電流センス回路。
  3. 各検出スイッチに個別に接続されており、各検出スイッチの前記検出端子側の電極と前記検出端子とに接続された複数の出力段スイッチ(15、25)と、
    前記オペアンプの出力端子と各出力段スイッチの制御端子とに接続された抵抗素子(81、82)と、をさらに備えている請求項2に記載の電流センス回路。
  4. 各検出スイッチに個別に接続され、前記検出スイッチのみをオンオフする複数の制御回路(12a、22a)をさらに備え、
    複数の前記制御回路は、接続されている前記検出スイッチが前記対象駆動スイッチと同じチャンネルの対象検出スイッチの場合に、前記対象検出スイッチをオンし、接続されている前記検出スイッチが前記非対象駆動スイッチと同じチャンネルの非対象検出スイッチの場合に、前記非対象検出スイッチをオフする請求項1に記載の電流センス回路。
  5. 前記検出端子は、複数の前記検出スイッチに共通に設けられている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電流センス回路。
  6. 前記オペアンプの保護回路(71、72)をさらに備えている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電流センス回路。
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