JP7035646B2 - 液体吐出装置、液体吐出方法 - Google Patents

液体吐出装置、液体吐出方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体吐出装置、液体吐出方法に関する。
吐出対象物に液体吐出ヘッドからインク等の液体を塗布し、乾燥させて画像等を形成する液体吐出装置が知られている。このような液体吐出装置において、副走査方向(吐出対象物の搬送方向)の解像度を高くしたいという要求がある。
例えば、液体吐出ヘッドがノズル列が吐出対象物の搬送方向と垂直に配置されているラインヘッドである場合、液体吐出ヘッドの吐出周波数と所望の解像度から副走査方向の解像度が決まる。従って、吐出周波数が同じなら、吐出対象物の搬送速度を遅くするほど副走査方向の解像度が高くなる。
しかしながら、副走査方向の解像度を高くするために吐出対象物の搬送速度を遅くすると、生産性が低下する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、生産性の低下を伴うことなく副走査方向の解像度を向上することが可能な液体吐出装置を提供することを目的とする。
本液体吐出装置は、吐出対象物を所定の搬送方向に搬送する搬送部と、前記吐出対象物に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの移動速度を、往路では前記吐出対象物の搬送速度より所定速度だけ速く、復路では前記吐出対象物の搬送速度より前記所定速度だけ遅くなるように制御する制御部と、を有し、前記液体吐出ヘッドは、ノズル列が前記搬送方向に垂直になるように配置され、前記搬送方向に対して平行に往復移動可能なラインヘッドであることを要件とする。
開示の技術によれば、生産性の低下を伴うことなく副走査方向の解像度を向上することが可能な液体吐出装置を提供できる。
第1の実施の形態に係る液体吐出装置の概略構成を例示する側面図である。 第1の実施の形態に係る液体吐出装置の液体吐出ヘッド近傍を例示する部分平面図である。 第1の実施の形態に係る液体吐出装置の主な制御機構を表すハードウェアブロック図の一例である。 第1の実施の形態に係る液体吐出装置のCPUの機能ブロック図の一例である。 搬送モータとヘッドモータの速度制御方法を説明する図(その1)である。 印刷の動作シーケンスについて説明する図である。 第2の実施の形態に係る液体吐出装置の液体吐出ヘッド近傍を例示する部分平面図である。 第3の実施の形態に係る液体吐出装置のCPUの機能ブロック図の一例である。 搬送モータとヘッドモータの速度制御方法を説明する図(その2)である。 第4の実施の形態に係る液体吐出装置の液体吐出ヘッド近傍を例示する部分平面図である。 液体吐出装置1Bを用いた負極の製造工程を説明する図である。 第1の実施の形態の変形例1に係る液体吐出装置の液体吐出ヘッド近傍の概略構成を例示する側面図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
図1は、第1の実施の形態に係る液体吐出装置の概略構成を例示する側面図である。図2は、第1の実施の形態に係る液体吐出装置の液体吐出ヘッド近傍を例示する部分平面図である。
図1及び図2を参照すると、液体吐出装置1は、供給トレイ10の吐出対象物積載部11上に積載した吐出対象物500を供給するための供給部12を有している。供給部12は、吐出対象物積載部11から吐出対象物500を1つずつ分離給送する半月コロ(供給コロ)121、及び供給コロ121に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド122を備え、分離パッド122は供給コロ121側に付勢されている。
なお、吐出対象物500としては、後述のように様々なものが考えられるが、本実施の形態では吐出対象物500が紙等の被記録媒体である場合を例にして説明する。又、本実施の形態では吐出する液体としてインクを用い、吐出対象物500上に画像を形成する場合を例にして説明する。
液体吐出装置1は、供給部12から供給された吐出対象物500を液体吐出ヘッド34の下方側に送り込むために、吐出対象物500を案内するガイド部材13と、カウンタローラ14と、搬送ガイド部材15と、先端加圧コロ16を有する押え部材17とを備えている。又、液体吐出装置1は、給送された吐出対象物500を静電吸着して液体吐出ヘッド34に対向する位置で搬送するための搬送部である搬送ベルト18を備えている。
搬送ベルト18は、無端状ベルトであり、搬送ローラ19とテンションローラ20との間に掛け渡されて、ベルトの搬送方向(副走査方向)に周回するように構成されている。搬送ベルト18は、例えば、抵抗制御を行っていない純粋な厚さ40μm程度の樹脂材、例えば、ETFEピュア材で形成した吐出対象物吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)とを有している。
液体吐出装置1は、搬送ベルト18の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ21を備えている。帯電ローラ21は、搬送ベルト18の表層に接触し、搬送ベルト18の回転に従動して回転するように配置され、軸の両端に所定の圧力をかけている。なお、搬送ローラ19はアースローラの役目も担っており、搬送ベルト18の中抵抗層(裏層)と接触配置され接地している。
搬送ベルト18は、搬送モータによって搬送ローラ19を回転駆動させて、図1及び図2において矢印で図示した搬送方向に周回移動する。
液体吐出装置1は、画像情報に従って液体吐出ヘッド34から吐出されるインクによって所定の構造が形成された吐出対象物500を排出するための排出部22を有している。排出部22は、搬送ベルト18から吐出対象物500を分離するための分離爪221と、排出ローラ222と、排出コロ223とを備えている。排出ローラ222の下方には、排出トレイ23を備えている。
搬送ベルト18の裏側には、液体吐出ヘッド34による印写領域に対応してガイド部材24を配置している。ガイド部材24は、上面が搬送ベルト18を支持する2つのローラ(搬送ローラ19とテンションローラ20)の接線よりも液体吐出ヘッド34側に突出させることで搬送ベルト18の高精度な平面性を維持するようにしている。
液体吐出装置1の背面部には、両面ユニット27が着脱自在に装着されている。この両面ユニット27は搬送ベルト18の逆方向回転で戻される吐出対象物500を取り込んで反転させて再度カウンタローラ14と搬送ベルト18との間に供給する。又、両面ユニット27の上面は手差しトレイ28としている。
図2に示すように、液体吐出ヘッド34はラインヘッドであり、吐出対象物500にインク等の液体を吐出する。液体吐出ヘッド34は、搬送方向と直交する方向に千鳥状に配置されたインクジェットヘッドである第1吐出ヘッド34a、第2吐出ヘッド34b、第3吐出ヘッド34c、及び第4吐出ヘッド34dを有している。第1吐出ヘッド34a、第2吐出ヘッド34b、第3吐出ヘッド34c、及び第4吐出ヘッド34dにおいて、ノズル列は搬送方向と垂直な方向に配置されている。
第1吐出ヘッド34a、第2吐出ヘッド34b、第3吐出ヘッド34c、及び第4吐出ヘッド34dを千鳥状に配置することにより、液体吐出ヘッド34は、画像形成領域の幅方向、すなわち吐出対象物500の搬送方向と直交する方向の全領域に画像形成を行うことができる。
なお、図2では、1つの液体吐出ヘッド34を図示しているが、搬送方向の上流側から、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の順に配置された4つの液体吐出ヘッド34を備えても構わない。或いは、所定の色に対応する2つ、3つ、又は5つ以上の液体吐出ヘッド34を備えても構わない。
液体吐出ヘッド34は、図1及び図2に示す矢印A方向(搬送方向に対して平行な方向)に往復移動可能に構成されている。例えば、液体吐出ヘッド34を摺動自在に保持するガイド軸を搬送方向と平行な方向に設け、モータによりタイミングベルトを介して液体吐出ヘッド34を矢印A方向に往復移動させることができる。
このように構成された液体吐出装置1においては、供給トレイ10から吐出対象物500が1つずつ分離供給され、略鉛直上方に供給された吐出対象物500はガイド部材13で案内され、搬送ベルト18とカウンタローラ14との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド部材15で案内されて先端加圧コロ16で搬送ベルト18に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、制御回路によってACバイアス供給部から帯電ローラ21に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト18が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト18上に吐出対象物500が給送されると、吐出対象物500が搬送ベルト18に吸着され、搬送ベルト18の周回移動によって吐出対象物500が副走査方向に搬送される。
そこで、吐出対象物500を副走査方向に搬送しながら画像信号に応じて液体吐出ヘッド34からインクを吐出することにより、吐出対象物500に記録する。そして、記録終了信号又は吐出対象物500の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、吐出対象物500を排出トレイ23に排出する。
図3は、第1の実施の形態に係る液体吐出装置の主な制御機構を表すハードウェアブロック図の一例である。制御部600は、液体吐出装置1全体の制御を司るCPU602と、CPU602が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM603と、吐出対象物500に関するデータ等を一時格納するRAM604と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリであるNVRAM605と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC606とを備えている。
制御部600は、ホスト側(データ送信側)とのデータ、信号の送受を行うためのホストI/F601と、液体吐出ヘッド34を駆動制御するためのヘッド駆動部608と、搬送ベルト18を周回移動させる搬送モータ611を駆動するための搬送モータ駆動部609と、液体吐出ヘッド34を往復移動させるヘッドモータ612を駆動するためのヘッドモータ駆動部610と、各種のセンサ613からの検知信号を入力するためのI/O607等を備えている。又、制御部600には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル614が接続されている。
制御部600は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナ等の画像読み取り装置、デジタルカメラ等の撮像装置等のホスト側からの印刷データ等をケーブル或いはネットを介してホストI/F601で受信する。
そして、CPU602は、ホストI/F601に含まれる受信バッファ内のデータを読み出して解析し、ASIC606にて必要な処理(データの並び替え処理等)を行ってヘッド駆動部608にデータを転送する。なお、インクを吐出するためのドットパターンデータの生成は、例えばROM603にデータを格納して行ってもよいし、ホスト側のプリンタドライバでデータをビットマップデータに展開してこの装置に転送するようにしても良い。
ヘッド駆動部608は、画像データ(ドットパターンデータ)を受け取ると、このドットパターンデータを、クロック信号に同期して、液体吐出ヘッド34にシリアルデータで送出し、又、所定のタイミングでラッチ信号を液体吐出ヘッド34に送出する。
ヘッド駆動部608は、駆動波形(駆動信号)のパターンデータを格納したROM(ROM603で構成することもできる。)と、このROMから読出される駆動波形のデータをD/A変換するD/A変換器を含む波形生成回路及びアンプ等で構成される駆動波形発生回路を含む。
図4は、第1の実施の形態に係る液体吐出装置のCPUの機能ブロック図の一例である。図4に示すように、CPU602は、機能ブロックとして、印刷制御部6021と、副走査速度算出部6022と、ヘッド制御部6023と、搬送モータ制御部6024と、ヘッドモータ制御部6025とを有している。
印刷制御部6021は、ユーザからの印刷開始の指示や印刷条件を受けて、モータやヘッドの制御部にモータ駆動、停止の指示や、吐出の指示を出す。副走査速度算出部6022は、搬送速度や吐出周波数、副走査方向解像度等の情報を収集し、これらの情報から液体吐出ヘッド34の移動速度を算出して、ヘッドモータ制御部6025に伝える。
ヘッド制御部6023は、与えられた波形データや吐出周波数等の吐出条件で、指定されたタイミングと滴数でヘッド駆動部608に駆動の指示を出す。搬送モータ制御部6024は、外部からの指示に従って、指定された搬送速度で搬送するように、搬送モータ駆動部609を制御する。ヘッドモータ制御部6025は、外部からの指示タイミングや指定速度に従って、ヘッドモータ駆動部610を制御する。
図5は、搬送モータとヘッドモータの速度制御方法を説明する図(その1)であり、吐出対象物500(搬送ベルト18)の搬送速度と、副走査方向に平行に動く液体吐出ヘッド34の移動速度との関係について示している。図5において、破線は吐出対象物500の搬送速度Vs(t)を示し、実線は液体吐出ヘッド34の移動速度Vh(t)を示している。又、図5において、横軸が時間、縦軸が速度を表し、正の速度は搬送下流方向への移動を、負の速度は上流方向への移動を表す。
図5において、時刻t0からt5までが、液体吐出ヘッド34が1回往復動作する場合の速度の変化を表している。印刷中、液体吐出ヘッド34は図5の時刻t0からt5までの動作を繰り返す。以下に、各期間の動作について説明する。
時刻t0~t1は、液体吐出ヘッド34が移動を開始して速度Vhmaxまで加速する期間である。Vhmaxは、式(1)を満たす値として予め算出されている。式(1)において、Vsは吐出対象物500の搬送速度、fhは液体吐出ヘッド34の吐出周波数、Dは副走査方向の印刷の解像度である。このように、液体吐出ヘッド34の移動速度を、往路では吐出対象物500の搬送速度Vsより所定速度だけ速くなるように制御する。ここで、所定速度は、液体吐出ヘッド34の吐出周波数fhを副走査方向(搬送方向)の解像度Dで除算した値である。
Figure 0007035646000001
時刻t1~t2は、往路の印刷期間である。液体吐出ヘッド34は速度Vhmaxで移動している。式(1)の通り、速度Vhmaxは搬送速度Vsよりfh/Dだけ相対速度が速いため、吐出周波数がfh(Hz)であれば、副走査方向の印刷の解像度が所望のD(dpi)となる。時刻t2は、式(2)を満たすように定められる。式(2)において、Lは予め定められた搬送方向の印刷長である。すなわち、液体吐出ヘッド34は時刻t1~t2の間に、距離Lだけ移動しながら印刷する。
Figure 0007035646000002
時刻t2~t3は、往路から復路に切り替えるための減速期間である。この間の液体吐出ヘッド34の移動速度Vh(t)は、式(3)を満たすように制御する。このため、時刻t2と時刻t3において、吐出対象物500からみた液体吐出ヘッド34の位置は同じとなり、往路の印刷終了位置が復路の印刷開始位置と同じ位置となる。
Figure 0007035646000003
時刻t3~t4は、復路の印刷期間である。液体吐出ヘッド34は速度Vhminで移動している。式(4)の通り、速度Vhminは搬送速度Vsよりfh/Dだけ相対速度が遅い。時刻t4は、式(5)を満たすように定められる。式(5)において、Lは予め定められた搬送方向の印刷長である。すなわち、液体吐出ヘッド34は時刻t3~t4の間に、距離Lだけ移動しながら印刷する。このように、液体吐出ヘッド34の移動速度を、復路では吐出対象物500の搬送速度Vsより所定速度だけ遅くなるように制御する。ここで、所定速度は、液体吐出ヘッド34の吐出周波数fhを副走査方向(搬送方向)の解像度Dで除算した値である。
Figure 0007035646000004
Figure 0007035646000005
時刻t4~t5~t6は、時刻t0に液体吐出ヘッド34が存在していた位置に戻るための移動期間である。速度Vhret及び時刻t6は、式(6)を満たすように定められる。式(6)を満たすことにより、時刻t6の液体吐出ヘッド34の位置は時刻t0のときの位置に戻る。
Figure 0007035646000006
図6は、印刷の動作シーケンスについて説明する図である。図6において、S1~S4は印刷準備である。印刷制御部6021は印刷前にヘッド駆動の波形データをヘッド制御部6023に転送しておき、搬送速度は予めユーザが指定しておく。これは最初に一度行えばよく、それ以降何度印刷を行っても、ここで与えられた波形データと搬送速度で印刷を行う。
S5~S7は印刷開始である。印刷制御部6021はユーザから印刷開始の要求を受け取り、印刷を開始する。そのときに印刷物に応じた副走査方向の解像度がユーザから指定される。副走査速度算出部6022は、予め取得しておいた搬送速度や吐出周波数と、副走査方向の解像度から液体吐出ヘッド34の移動速度のVhmax及びVhminを算出して、ヘッドモータ制御部6025に通知する。
S8~S19は往路印刷である。搬送モータ制御部6024は搬送を開始し、ヘッドモータ制御部6025は液体吐出ヘッド34の移動を開始する。規定の速度に達したら、ヘッド制御部6023は液体吐出ヘッド34による往路の吐出を開始し、規定の印刷長だけ印刷したら往路の吐出を終了する。
S20~S21は切り替え期間である。ヘッドモータ制御部6025は、往路が終わったら復路を開始するために、液体吐出ヘッド34の移動速度をVhminに減速する。ヘッドモータ制御部6025は前述の式(3)を満たすように液体吐出ヘッド34の速度を制御し、往路の印刷終了位置まで移動したら、ヘッド制御部6023は液体吐出ヘッド34による復路の吐出を開始する。
S22~S26は復路印刷である。ヘッドモータ制御部6025は液体吐出ヘッド34を速度Vhminで移動させながら、ヘッド制御部6023はユーザから指定された副走査方向の解像度で印刷する。
S27~S32は終了処理である。ヘッドモータ制御部6025は液体吐出ヘッド34を速度をVhretに変速して、ホームポジションに戻す。搬送モータ制御部6024は搬送を停止して印刷を終了する。印刷が終了したら、印刷制御部6021はユーザからの次の印刷要求を待つ。
このように、液体吐出装置1は、ノズル列が吐出対象物500の搬送方向に垂直になるように配置され、吐出対象物500の搬送方向に対して平行に往復移動可能なラインヘッドである液体吐出ヘッド34を有している。そして、液体吐出ヘッド34の移動速度を吐出対象物500の搬送方向に対して必要な速度に制御する。これにより、吐出対象物の搬送速度を遅くすることなく、副走査方向の解像度を高くすることが可能となる。すなわち、生産性の低下を伴うことなく、副走査方向の解像度を向上することができる。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態では、液体吐出ヘッドを搬送方向に対して平行に往復移動可能であり、かつ搬送方向に対して垂直に往復移動可能である液体吐出装置の例を示す。なお、第2の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図7は、第2の実施の形態に係る液体吐出装置の液体吐出ヘッド近傍を例示する部分平面図である。
図7を参照すると、液体吐出装置1Aでは、液体吐出ヘッド34は、図7に示す矢印A方向及びC方向(搬送方向と平行な方向)に往復移動可能に構成されている。更に、液体吐出ヘッド34は、図7に示す矢印B方向及びD方向(搬送方向と垂直な方向)に往復移動可能に構成されている。
例えば、液体吐出ヘッド34を摺動自在に保持するガイド軸を搬送方向と平行な方向に設け、モータによりタイミングベルトを介して液体吐出ヘッド34を矢印A方向及びC方向に往復移動させる第1の機構を設けることができる。
又、第1の機構全体を摺動自在に保持するガイド軸を搬送方向と垂直な方向に設け、モータによりタイミングベルトを介して液体吐出ヘッド34を含む第1の機構全体を矢印B方向及びD方向に往復移動させる第2の機構を設けることができる。
これにより、液体吐出ヘッド34は搬送方向と平行な方向に往復移動でき、更に、搬送方向と垂直な方向に往復移動できる。
液体吐出装置1Aにおいて、液体吐出ヘッド34が液体を突出するタイミングは任意として構わないが、例えば、矢印A方向又はC方向に移動しているときに吐出するようにできる。これにより、主走査方向(副走査方向と直交する方向)の解像度を高くすることができる。又、A方向で移動中にノズル詰まりが発生した場合に、C方向に移動中に補償することができる。
〈第3の実施の形態〉
第3の実施の形態では、吐出対象物の搬送速度の変化に追従して液体吐出ヘッドの移動速度を変化させることができる液体吐出装置の例を示す。なお、第3の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図8は、第3の実施の形態に係る液体吐出装置のCPUの機能ブロック図の一例である。図8に示すように、CPU602は、機能ブロックとして、印刷制御部6021と、副走査速度算出部6022と、ヘッド制御部6023と、搬送モータ制御部6024と、ヘッドモータ制御部6025と、搬送速度監視部6026とを有している。
すなわち、CPU602の機能ブロックとして搬送速度監視部6026が追加された点が、第1の実施の形態と相違する。印刷制御部6021、副走査速度算出部6022、ヘッド制御部6023、搬送モータ制御部6024、及びヘッドモータ制御部6025の機能については、前述の通りである。
図9は、搬送モータとヘッドモータの速度制御方法を説明する図(その2)であり、吐出対象物500の搬送速度と、副走査方向に平行に動く液体吐出ヘッド34の移動速度との関係について示している。図9において、破線は吐出対象物500の搬送速度Vs(t)を示し、実線は液体吐出ヘッド34の移動速度Vh(t)を示している。又、図9において、横軸が時間、縦軸が速度を表し、正の速度は搬送下流方向への移動を、負の速度は上流方向への移動を表す。
図5との相違点は、時刻t2において、吐出対象物500の搬送速度がVsからVs2に変化(減速)している点である。このように、吐出対象物500の搬送速度は、他の機器の都合等により変化する場合があり得る。
本実施の形態では、吐出対象物500の搬送速度が変化した場合、搬送速度の変化に追従して液体吐出ヘッド34の移動速度を変化させる。
具体的には、図8に示した搬送速度監視部6026が吐出対象物500の搬送速度の監視を行い、搬送速度が変化したら副走査速度算出部6022に通知する。搬送速度監視部6026から通知を受けた副走査速度算出部6022が変化後の搬送速度Vs2を基準にしてVhmax及びVhminを再計算し、ヘッドモータ制御部6025が液体吐出ヘッド34の移動速度を変化させる。なお、搬送速度の監視は、例えば、吐出対象物500の搬送速度を測定可能なエンコーダを設け、エンコーダの出力に基づいて行うことができる。或いは、搬送速度監視部6026が他の機器と通信して搬送速度に関する情報を入手してもよい。
これにより、図9に示したように、時刻t2において吐出対象物500の搬送速度がVsからVs2に変化したことに追従して、液体吐出ヘッド34の移動速度をVhmaxからVhmax2に変化させることができる。なお、Vhmax2=Vhmax+(Vs-Vs2)を満たすように、Vhmax2が決定される。又、VhminもVsではなく、Vs2を基準に算出される。すなわち、式(4)のVsをVs2に置換したものがVhminとなる。
このように、ヘッドモータ制御部6025が、吐出対象物500の搬送速度が変化した場合に、液体吐出ヘッド34の移動速度を吐出対象物500の搬送速度の変化と同じだけ同じ方向に変化させることで、より多様な機器と連携した液体吐出装置を実現することができる。
〈第4の実施の形態〉
第4の実施の形態では、吐出対象物の搬送方向に対して複数の液体吐出ヘッドが配置されている液体吐出装置の例を示す。なお、第4の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図10は、第4の実施の形態に係る液体吐出装置の液体吐出ヘッド近傍を例示する部分平面図である。
図10を参照すると、液体吐出装置1Bでは、搬送方向に液体吐出ヘッド34に加え、乾燥部50及び液体吐出ヘッド64が配置された点が、液体吐出装置1(図1等参照)と相違する。
乾燥部50は、液体吐出ヘッド34に対して搬送下流方向に配置されている。乾燥部50は、液体吐出ヘッド34により吐出対象物500上に吐出されたインクを例えば赤外線や温風により加熱し、溶媒を蒸発させて乾燥させることができる。
液体吐出ヘッド64は、乾燥部50に対して搬送下流方向に配置されている。液体吐出ヘッド64はラインヘッドであり、吐出対象物500にインク等の液体を吐出する。液体吐出ヘッド64は搬送方向と直交する方向に千鳥状に配置されたインクジェットヘッドである第1吐出ヘッド64a、第2吐出ヘッド64b、第3吐出ヘッド64c、及び第4吐出ヘッド64dを有している。第1吐出ヘッド64a、第2吐出ヘッド64b、第3吐出ヘッド64c、及び第4吐出ヘッド64dにおいて、ノズル列は搬送方向と垂直な方向に配置されている。
液体吐出ヘッド64は、液体吐出ヘッド34と同様に、搬送方向と平行な方向に往復移動可能に構成してもよいし、液体吐出ヘッド64で吐出するインク等に対しては特に副走査方向の解像度が要求されない場合には固定(往復移動しない構成)としてもよい。すなわち、吐出対象物500の搬送方向に対して複数の液体吐出ヘッドが配置されている場合には、全ての液体吐出ヘッドを搬送方向と平行な方向に往復移動可能に構成してもよいし、固定されている液体吐出ヘッドが含まれていてもよい。
なお、図10では、搬送方向に2つの液体吐出ヘッドを配置したが、搬送方向に3つ以上の液体吐出ヘッドを配置してもよい。又、乾燥部に代えて、或いは乾燥部に加えて、他の機能を有する装置を配置してもよい。他の装置としては、例えば、吐出対象物500上で乾燥したインクを加熱しながら加圧し、吐出対象物500上で乾燥したインクの厚みばらつきを低減する装置等が挙げられる。
液体吐出装置1Bは紙等の被記録媒体上に画像を形成する場合に使用することができるが、例えば、電子部品の製造にも使用することができる。すなわち、液体吐出装置1Bは、吐出対象物が電子部品を構成する部材であり、この部材上に液体を吐出して所定の層を積層する場合等にも使用することができる。他の実施の形態で示した液体吐出装置についても同様である。
ここで、液体吐出装置1Bを用いた電子部品の製造方法の一例として、蓄電素子に用いる電極(ここでは、負極)の製造方法について説明する。
図11は、液体吐出装置1Bを用いた負極の製造工程を説明する図である。まず、図11(a)に示すように、負極用電極基体310を準備する。負極用電極基体310は、平面性及び導電性を有する基体であれば、特に制限はなく、一般に蓄電素子である二次電池、キャパシター、中でもリチウムイオン二次電池に好適に用いることができる、アルミ箔、銅箔、ステンレス箔、チタニウム箔及び、それらをエッチングして微細な穴を開けたエッチド箔や、リチウムイオンキャパシターに用いられる穴あき電極基体等を用いることができる。
又、燃料電池のような発電素子で用いられるカーボンペーパー、繊維状の電極を不織又は織状で平面にしたものや、上記穴あき電極基体のうち微細な穴を有するものも使用できる。更に、太陽光素子の場合、上記に加えてガラスやプラスチックス等の平面基体上に、インジウム・チタン系の酸化物や亜鉛酸化物のような、透明な半導体薄膜を形成したものや、導電性電極膜を薄く蒸着したものを用いることができる。
次に、図11(b)に示すように、負極用電極基体310上に負極合材層320を形成する。具体的には、例えば、グラファイト粒子等の負極活物質と、セルロース等の増粘剤を、アクリル樹脂等をバインダとして水中に均一に分散して負極活物質分散体を作製する。そして、作製した負極活物質分散体を液体吐出装置1Bの液体吐出ヘッド34を用いて負極用電極基体310上に塗布する。この際、要求される副走査方向の解像度に応じて液体吐出ヘッド34の速度制御を行う。続いて、得られた塗膜を乾燥部50で乾燥させ、プレスすることで、負極合材層320を作製することができる。
次に、図11(c)に示すように、負極合材層320上に多孔質絶縁層330を形成する。多孔質絶縁層330は、例えば、電離放射線又は赤外線による重合開始剤と、重合性化合物とを含有する前駆体と、を液体に溶解した材料(インク等)を作製し、作製した材料を下地層である負極合材層320上に液体吐出装置1Bの液体吐出ヘッド64を用いて塗布する工程により作製できる。塗布する工程の後、材料に電離放射線又は赤外線を照射し、液体を乾燥させる。電離放射線又は赤外線を照射する装置は、液体吐出装置1B内において液体吐出ヘッド64に対して搬送下流方向に配置してもよいし、液体吐出装置1Bとは別の装置として液体吐出装置1Bの後段に配置してもよい。以上により、負極300が完成する。
このように、搬送方向に複数の液体吐出ヘッドを配置することにより、例えば、電子部品を製造する際に、異なる材料を積層するような場合にも容易に対応することができる。その際、必要に応じ一部の液体吐出ヘッドを固定にすることにより、無駄な搬送方向のスペースがなくなるため、液体吐出装置における搬送方向のサイズを小さくすることができる。
なお、液体吐出装置で電子部品の製造を行う場合、解像度が適切でないと材料密度や厚みの変化を引き起こし、ひいては、電子部品の性能に影響を与えてしまう。そのため、多種多様な電子部品を製造する液体吐出装置においては、自由に解像度を変更できることが求められる。液体吐出装置1Bのように吐出対象物500の搬送方向に対して平行に往復移動可能な液体吐出ヘッド34を有していることにより、自由に解像度を変更できるため、多種多様な電子部品を製造する際に極めて好適である。他の実施の形態に係る液体吐出装置についても同様である。
〈第1の実施の形態の変形例1〉
第1の実施の形態の変形例1では、吐出対象物をロールトゥロール式で搬送する例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例1において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図12は、第1の実施の形態の変形例1に係る液体吐出装置の液体吐出ヘッド近傍の概略構成を例示する側面図である。
図12を参照すると、液体吐出装置1Cは、巻き出しローラ51、搬送ローラ52及び53、巻き取りローラ54を有する点が、液体吐出装置1(図1等参照)と相違する。液体吐出装置1Cは、搬送ベルト18を有していない。
液体吐出装置1Cでは、搬送部である巻き出しローラ51と巻き取りローラ54との間にウェブ状の吐出対象物530が掛け渡されている。巻き出しローラ51(巻き出し部)と巻き取りローラ54(巻き取り部)が回転することで、巻き出しローラ51から送り出された吐出対象物530が副走査方向に搬送され、巻き取りローラ54に巻き取られる。吐出対象物530は、例えば連続紙等の被記録媒体であるが、これには限定されない。
このように、搬送ベルト18を有する構造に代えて、ウェブ状の吐出対象物530をロールトゥロール式で搬送する巻き出しローラ51及び巻き取りローラ54を有する構造としてもよい。ロールトゥロール式を用いることにより、更に生産性を向上することができる。
なお、第2~第4の実施の形態においても、第1の実施の形態の変形例1と同様にロールトゥロール式とすることにより、更に生産性を向上することができる。
〈液体吐出装置の他の変形例〉
本発明に係る液体吐出装置は、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)等を含むものである。
又、液体吐出装置は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
液体吐出装置の吐出対象物は、液体が付着可能なものであれば特に限定されない。「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの等を意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布等の被記録媒体、電子基板、圧電素子等の電子部品、多孔質体、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セル等の媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着する全てのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等液体が一時的でも付着可能であればよい。
又、「液体」には、インク、樹脂の前駆体溶液、処理液、DNA試料、レジスト、パターン材料、結着剤、造形液、又は、アミノ酸、たんぱく質、カルシウムを含む溶液及び分散液等も含まれる。
又、液体吐出装置としては他にも、用紙の表面を改質する等の目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液をノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置等がある。
又、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等は何れも同義語とする。
以上、好ましい実施の形態等について詳説したが、上述した実施の形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
1、1A、1B、1C 液体吐出装置
10 供給トレイ
11 吐出対象物積載部
12 供給部
13 ガイド部材
14 カウンタローラ
15 搬送ガイド部材
16 先端加圧コロ
17 押え部材
18 搬送ベルト
19 搬送ローラ
20 テンションローラ
21 帯電ローラ
22 排出部
23 排出トレイ
24 ガイド部材
27 両面ユニット
28 手差しトレイ
34、64 液体吐出ヘッド
34a、64a 第1吐出ヘッド
34b、64b 第2吐出ヘッド
34c、64c 第3吐出ヘッド
34d、64d 第4吐出ヘッド
50 乾燥部
51 巻き出しローラ
52、53 搬送ローラ
54 巻き取りローラ
121 半月コロ(供給コロ)
122 分離パッド
221 分離爪
222 排出ローラ
223 排出コロ
300 負極
310 負極用電極基体
320 負極合材層
330 多孔質絶縁層
500、510、520、530 吐出対象物
特開2009-045801号公報

Claims (9)

  1. 吐出対象物を所定の搬送方向に搬送する搬送部と、
    前記吐出対象物に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、を有し、
    前記液体吐出ヘッドは、ノズル列が前記搬送方向に垂直になるように配置され、前記搬送方向に対して平行に往復移動可能なラインヘッドであり、
    前記液体吐出ヘッドの移動速度を、往路では前記吐出対象物の搬送速度より所定速度だけ速く、復路では前記吐出対象物の搬送速度より前記所定速度だけ遅くなるように制御する制御部を有する液体吐出装置。
  2. 前記所定速度は、前記液体吐出ヘッドの吐出周波数を前記搬送方向の解像度で除算した値である請求項に記載の液体吐出装置。
  3. 前記制御部は、前記搬送速度が変化した場合に、前記液体吐出ヘッドの移動速度を前記搬送速度の変化に追従して変化させる請求項又はに記載の液体吐出装置。
  4. 前記搬送方向に対して、複数の前記液体吐出ヘッドが配置されている請求項1乃至の何れか一項に記載の液体吐出装置。
  5. 複数の前記液体吐出ヘッドは、固定されている液体吐出ヘッドを含む請求項に記載の液体吐出装置。
  6. 前記液体吐出ヘッドは、前記搬送方向に対して垂直に往復移動可能である請求項1乃至の何れか一項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記吐出対象物は電子部品を構成する部材である請求項1乃至の何れか一項に記載の液体吐出装置。
  8. 所定の搬送方向に搬送されている吐出対象物に対し、
    ノズル列が前記搬送方向に垂直になるように配置されたラインヘッドである液体吐出ヘッド、前記搬送方向に対して平行に往復移動ながら液体を吐出するとき、制御部が、前記液体吐出ヘッドの移動速度を、往路では前記吐出対象物の搬送速度より所定速度だけ速く、復路では前記吐出対象物の搬送速度より前記所定速度だけ遅くなるように制御する液体吐出方法。
  9. 前記吐出対象物は電子部品を構成する部材である請求項に記載の液体吐出方法。
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