JP7035453B2 - 積層造形物の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、積層造形物の製造方法に関するものである。
特許文献1に、層状に配置された金属粉末に光ビームを照射することを繰り返すことにより、積層造形物を製造することが記載されている。詳細には、リコータを用いてベース上に金属粉末を層状に配置し、光ビームを照射して正方ハニカム構造のサポート部材を層状に形成する。さらに、サポート部材の上に金属粉末を層状に配置し、光ビームを照射して目的物である積層造形物を形成する。そして、積層造形物及びサポート部材をベースから切り離し、次に積層造形物からサポート部材を分離除去する。
特開2017-128770号公報
サポート部材は、積層造形物及びベースから容易に分離できるようにするために、ハニカム構造等のように部分的に接合する構造を有している。さらに、一般に、サポート部材は、形成される全範囲に亘って、均一な構造に形成されている。例えば、サポート部材は、全範囲に亘って、均一なハニカム構造を有している。
ここで、積層造形において、金属粉末が溶融後に固化する際に収縮するため、積層造形物に変形力が発生する。このような場合であっても、サポート部材が全範囲に亘って積層造形物に接合している状態が維持されることにより、積層造形物が所望形状に形成される。そこで、サポート部材は、全範囲に亘って積層造形物に接合していることが求められる。
一方、サポート部材は、積層造形物及びベースから容易に分離できるようにするためには、積層造形物及びベースとの接合力を弱くすることが望まれる。しかしながら、サポート部材による接合力が弱い場合には、積層造形物の形成時に積層造形物に変形力が発生するとき、積層造形物がサポート部材から分離するおそれがある。これでは、積層造形物を所望形状に形成することができない。しかし、サポート部材による接合力を強くすると、積層造形物の変形を抑制することはできるが、積層造形物及びベースからサポート部材を分離することが困難になる。
また、サポート部材も造形物であるため、積層造形物と同様に、サポート部材の形成時にサポート部材に変形力が発生する。そして、サポート部材による接合力が弱い場合には、サポート部材がベースから分離するおそれがある。サポート部材がベースから分離して変形してしまうと、サポート部材に支持されている積層造形物を所望形状に形成することができない。しかし、サポート部材による接合力を強くすると、サポート部材の変形を抑制することはできるが、積層造形物及びベースからサポート部材を分離することが困難となる。
本発明は、形成時に積層造形物に接合した状態を維持でき、且つ、積層造形物をサポート部材から容易に分離できる積層造形物の製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、形成時にベースに接合した状態を維持でき、且つ、ベースをサポート部材から容易に分離できる積層造形物の製造方法を提供することを他の目的とする。
本発明の一態様は、層状に配置された金属粉末に光ビームを照射することにより積層造形物を製造する方法であって、
ベース上に層状に配置された金属粉末に光ビームを照射することにより、前記積層造形物の形成時に前記ベース上にて前記積層造形物を支持するサポート部材を形成し、
前記サポート部材は、前記ベースの上面から前記積層造形物に向かって延び、それぞれ独立して設けられ、位置によって異なる太さに形成された複数の柱により構成されており、
前記サポート部材と前記積層造形物との接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、外側位置の前記柱の太さが中央位置の前記柱の太さよりも太く形成され、
前記サポート部材と前記ベースとの接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、外側位置の前記柱の太さが中央位置の前記柱の太さよりも太く形成される、積層造形物の製造方法にある。
また、本発明の他の態様は、層状に配置された金属粉末に光ビームを照射することにより積層造形物を製造する方法であって、
ベース上に層状に配置された金属粉末に光ビームを照射することにより、前記積層造形物の形成時に前記ベース上にて前記積層造形物を支持するサポート部材を形成し、
前記サポート部材は、位置によって枠面積の異なる形状のハニカム構造に形成され、
前記サポート部材と前記積層造形物との接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、外側位置の前記ハニカム構造の前記枠面積が、中央位置の前記ハニカム構造の前記枠面積よりも小さく形成され、
前記サポート部材と前記ベースとの接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、外側位置の前記ハニカム構造の前記枠面積が、中央位置の前記ハニカム構造の前記枠面積よりも小さく形成される、積層造形物の製造方法にある。
積層造形物の形成時に積層造形物に発生する変形力は、積層造形物の中央位置より外側位置の方が大きい。そこで、上記態様によれば、サポート部材の接合力を、積層造形物に発生する変形力に応じた強さにしている。
つまり、サポート部材は、サポート部材と積層造形物との接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力が強くなるように形成されている。これにより、積層造形物の形成時に、積層造形物に変形力が発生したとしても、サポート部材は積層造形物に接合した状態を維持できる。その結果、積層造形物を所望形状に形成することができる。さらに、サポート部材の全範囲の接合力を強くするのではなく、外側位置の接合力を強くし、中央位置の接合力を弱くしている。従って、サポート部材全体として捉えた場合に、積層造形物をサポート部材から容易に分離することができる。
さらに、上記態様によれば、サポート部材は、サポート部材とベースとの接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力が強くなるように形成されている。これにより、サポート部材及び積層造形物の形成時に、サポート部材に変形力が発生したとしても、サポート部材はベースに接合した状態を維持できる。その結果、サポート部材を所望形状に形成することができ、ひいてはサポート部材の上に形成される積層造形物を所望形状に形成することができる。さらに、サポート部材の全範囲の接合力を強くするのではなく、外側位置の接合力を強くし、中央位置の接合力を弱くしている。従って、サポート部材全体として捉えた場合に、サポート部材をベースから容易に分離することができる。
積層造形物の製造装置を示す図である。 ベース、積層造形物及び第一例のサポート部材を示す拡大正面図である。 図2のA-A断面図である。 比較例を示す図であって、ベース、積層造形物及びサポート部材を示す拡大正面図である。 比較例を示す図であって、ベース、積層造形物及びサポート部材を示す拡大正面図である。 第二例のサポート部材を示す図である。 第三例のサポート部材を示す図である。 第四例のサポート部材を示す図である。 図8のC部分の拡大斜視図である。 第五例のサポート部材を示す図である。 第六例のサポート部材を示す図である。
(1.製造装置の構成)
積層造形物の製造装置1は、層状に配置された金属粉末Pに光ビームを照射することを繰り返すことによって、積層造形物Wを製造する装置である。ここで、光ビームは、例えばレーザビーム及び電子ビームを含み、その他に金属粉末Pを溶融することができる種々のビームを含む。また、レーザビームには、近赤外波長のレーザ、COレーザ(遠赤外レーザ)、半導体レーザ等、種々のレーザを適用でき、対象の金属粉末Pに応じて適宜決定される。また、金属粉末Pは、アルミニウム、銅、マルエージング鋼やインコネル等の鋼材、ステンレス等、種々の金属材料を適用できる。
製造装置1は、図1に示すように、チャンバ10、造形物支持装置20、粉末供給装置30、光ビーム照射装置40を備える。チャンバ10は、内部の空気を、例えばHe(ヘリウム)、N(窒素)やAr(アルゴン)等の不活性ガスに置換可能となるように構成されている。なお、チャンバ10は、内部を不活性ガスに置換するのではなく、減圧可能な構成としてもよい。
造形物支持装置20は、チャンバ10の内部に設けられ、積層造形物Wを造形するための部位である。造形物支持装置20は、造形用容器21、昇降テーブル22、ベース23を備える。造形用容器21は、上側に開口部を有し、上下方向の軸線に平行な内壁面を有する。昇降テーブル22は、造形用容器21の内部にて内壁面に沿うように上下方向に移動可能に設けられる。ベース23は、昇降テーブル22の上面に着脱可能に取り付けられ、ベース23の上面が積層造形物Wを造形するための部位となる。
粉末供給装置30は、チャンバ10の内部であって、造形物支持装置20に隣接して設けられる。粉末供給装置30は、粉末収納容器31、供給テーブル32、リコータ33を備える。粉末収納容器31は、上側に開口部を有しており、粉末収納容器31の開口部の高さは、造形用容器21の開口部の高さと同一に設けられている。粉末収納容器31は、上下方向の軸線に平行な内壁面を有する。供給テーブル32は、粉末収納容器31の内部にて内壁面に沿うように上下方向に移動可能に設けられる。そして、粉末収納容器31内において、供給テーブル32の上側領域に、金属粉末Pが収納されている。
リコータ33は、造形用容器21の開口部及び粉末収納容器31の開口部の全領域に亘って、両開口部の上面に沿って往復移動可能に設けられている。リコータ33は、図1の右から左に移動するときに、粉末収納容器31の開口部から盛り出ている金属粉末Pを、造形用容器21側に運搬する。さらに、リコータ33は、運搬した金属粉末Pをベース23の上面にて層状に配置する。
光ビーム照射装置40は、ベース23の上面に層状に配置された金属粉末Pの表面に、光ビームを照射する。光ビームは、上述したように、レーザビーム及び電子ビーム等である。光ビーム照射装置40は、予め設定されたプログラムに従って、照射位置及び照射強度を変更される。照射位置を変化させることにより、所望の層状の造形物を形成することができる。また、照射強度を変化させることにより、金属粉末P同士の接合強度を変化させることができる。
(2.ベース23上の造形物)
次に、ベース23の上面に形成される造形物について図1及び図2を参照して説明する。ベース23の上面において、層状に配置された金属粉末Pに光ビームを照射することを繰り返すことにより、最終的な対象物である積層造形物Wが形成される。
ここで、積層造形物Wの下面が、平面とは限らない。そこで、ベース23と積層造形物Wとの間にサポート部材Sを介在させている。つまり、サポート部材Sは、ベース23上において積層造形物Wを支持するために用いられる。
また、積層造形物Wを直接ベース23の上面に形成したとすると、積層造形物Wがベース23に強い力で接合し、積層造形物Wをベース23から分離させることが容易ではない。そこで、図2に示すように、ベース23の上面に、積層造形物Wではない部分として、サポート部材Sを形成する。その後、サポート部材Sの上面に、積層造形物Wを形成する。サポート部材Sは、例えば、ハンマー等により衝撃を加えることで、容易に分離できるような構造とする。これにより、サポート部材Sがベース23からも容易に分離でき、サポート部材Sを積層造形物Wからも容易に分離できるため、積層造形物Wを容易に取得することができる。
(3.製造方法)
積層造形物Wの製造方法について、図1を参照して説明する。粉末供給装置30における供給テーブル32を下方に位置決めした状態で、粉末収納容器31内に金属粉末Pを収納させる。供給テーブル32を上昇させて、所望量の金属粉末Pが粉末収納容器31の開口部から盛り出た状態とする。同時に、造形物支持装置20において、ベース23が昇降テーブル22の上面に取り付けられ、ベース23の上面が、造形用容器21の開口部より僅かに下方に位置するように、昇降テーブル22を位置決めする。
続いて、リコータ33を粉末供給装置30側から造形物支持装置20側に向かって移動させる。これにより、粉末供給装置30内の金属粉末Pが、ベース23の上面に移動し、ベース23の上面において同一厚みの層状に配置される。
続いて、光ビーム照射装置40が、ベース23の上面において層状に配置された金属粉末Pに光ビームを照射する。照射された位置の金属粉末Pが焼結により一体化される。そして、上記動作を繰り返すことにより、ベース23の上面に、サポート部材Sが形成される。
続いて、上記と同様の動作により、サポート部材Sの上面において層状に配置された金属粉末Pに光ビームを照射する。この動作を繰り返すことにより、サポート部材Sの上面に、積層造形物Wが形成される。
積層造形物Wは、サポート部材Sの上面に接合しており、サポート部材Sは、ベース23の上面に接合している。そこで、積層造形物Wが形成された後には、積層造形物W及びサポート部材Sが接合した状態のベース23を昇降テーブル22から取り外す。そして、積層造形物W及びサポート部材Sをベース23から切り離し、次に積層造形物Wからサポート部材Sを分離除去する。このようにして、積層造形物Wが完成する。
(4.第一例のサポート部材S)
次に、第一例のサポート部材Sの詳細構成について、図2及び図3を参照して説明する。サポート部材Sは、ベース23の上面に接合されており、且つ、積層造形物Wの下面に接合されている。より詳細には、サポート部材Sは、ベース23の上面と積層造形物Wの下面との対向範囲に設けられている。積層造形物Wの当該対向範囲が、サポート部材Sと積層造形物Wとの接合範囲であり、ベース23の当該対向範囲が、サポート部材Sとベース23との接合範囲となる。
なお、本実施形態においては、サポート部材Sと積層造形物Wとの接合範囲Qa(図3に示す)及びサポート部材Sとベース23との接合範囲Qb(図2に示す)は、積層造形物Wの下面に対応する形状、すなわち長方形状である場合を例にあげる。ただし、当該接合範囲Qa,Qbは、積層造形物Wの下面の範囲によって、適宜決定される。例えば、積層造形物Wの下面が楕円形である場合には、接合範囲Qaは、当該楕円形に対応する形状となる。
また、サポート部材Sの上端の高さは、接合範囲Qaにおける積層造形物Wの下面の形状に対応する。例えば、積層造形物Wの下面が平面状である場合には、サポート部材Sの上端の高さは、一定となる。積層造形物Wの下面が凹凸状である場合には、サポート部材Sの上端の高さは、凹凸状に対応するように凹凸状となる。なお、本実施形態においては、サポート部材Sの上端の高さは一定である場合を例にあげる。
一方、サポート部材Sの下端の高さは、接合範囲Qbにおけるベース23の上面の形状に対応する。ベース23の上面は、平面状に限らず、凹凸状としてもよい。一般には、汎用性を有するようにするために、ベース23の上面は、平面状に形成される。ただし、ベース23の上面は、積層造形物Wの下面の形状に対応するようにしてもよい。
図2及び図3に示すように、サポート部材Sは、ベース23の上面から積層造形物Wの下面に向かって延びるように、且つ、それぞれ独立した複数の柱により構成されている。サポート部材Sを構成する複数の柱の横断面は、柱延在方向の全長に亘って、同一形状に形成されている。サポート部材Sを構成する複数の柱の横断面は、例えば円形に形成されている。ただし、複数の柱の横断面は、円形に限られず、楕円形、四角形などの多角形、若しくは、これらの組み合わせた形状等、任意の形状とすることができる。
サポート部材Sを構成する複数の柱の太さは、接合範囲Qa,Qbにおいて位置によって異なるように形成されている。詳細には、複数の柱の太さは、接合範囲Qa,Qbにおいて外側位置ほど太く、中央位置ほど細くなるように形成されており、中央位置から外側位置に向かって徐々に太くなるように形成されている。
ここで、中央位置は、接合範囲Qa,Qbを平面として捉えた場合に、図心付近に位置する範囲を意味する。図心とは、その点を通る任意の軸に対する断面一次モーメントがゼロになる点であり、断面形状を平面図形ととらえたときの重心という意味を持つ。
特に、サポート部材Sは、接合範囲Qa,Qbにおいて、外側位置における柱の外径が中央位置における柱の外径より大きくなるように設定されている。つまり、サポート部材Sと積層造形物Wとの接合範囲Qaにおいて、外側位置における1個の柱の接合面積は、中央位置における1個の柱の接合面積よりも大きく設定されている。同様に、サポート部材Sとベース23との接合範囲Qbにおいて、外側位置における1個の柱の接合面積は、中央位置における1個の柱の接合面積よりも大きく設定されている。
換言すると、サポート部材Sと積層造形物Wとの接合範囲Qaにおいて、外側位置における単位面積当たりのサポート部材Sによる接合面積は、中央位置における単位面積当たりのサポート部材Sによる接合面積よりも大きくされている。同様に、サポート部材Sとベース23との接合範囲Qbにおいて、外側位置における単位面積当たりのサポート部材Sによる接合面積は、中央位置における単位面積当たりのサポート部材Sによる接合面積よりも大きくされている。
ここで、サポート部材Sの材料には、部位に関わりなく、同種の材料が用いられている。特に、本実施形態においては、サポート部材Sの材料は、積層造形物Wの金属材料と同一材料を用いている。そこで、サポート部材Sの単位面積当たりの接合力は、部位に関わりなく同一である。従って、サポート部材Sは、積層造形物Wとの接合範囲Qaにおいて、接合面積の大きな柱により構成される外側位置におけるサポート部材Sによる接合力が、接合面積の小さな柱により構成される中央位置におけるサポート部材Sによる接合力よりも強くなるように形成されている。サポート部材Sとベース23との接合範囲Qbにおける接合力についても、同様である。
(5.効果)
サポート部材Sを上記構成とすることによる効果を説明する。ここで、比較のため、図4及び図5に示すように、サポート部材Scが、同一の横断面を有する複数の柱により構成される場合を例にあげる。つまり、比較例としてのサポート部材Scでは、接合範囲Qa,Qbにおける単位面積当たりの接合面積が同一となる。
ここで、積層造形物Wは、光ビームが照射されることにより金属粉末Pが溶融し、その後に溶融した金属粉末Pが固化することにより形成される。ただし、金属粉末Pが溶融した後に固化する際に、すなわち放熱する際に僅かながら収縮する。そのため、積層造形物Wには、収縮に伴う変形力が発生する。
例えば、積層造形物Wの下面が長方形、楕円等の長尺状の場合には、積層造形物Wの両端における変形力が、中央位置の変形力よりも大きくなる。この理由の一つは、固化に伴う収縮の方向が、長尺状の中央位置に向かって発生することが考えられる。
また、金属粉末Pが溶融することにより発生する熱は、ベース23を介して外部へ伝搬される。そして、サポート部材S及び積層造形物Wが形成されるに従って、金属粉末Pが溶融することにより発生する熱は、サポート部材S及び既に形成された積層造形物Wの一部分を介して、ベース23に伝搬される。
ここで、既に形成された積層造形物Wの一部分における外側位置、及び、サポート部材Sの外側位置は、熱を有するチャンバ10内の雰囲気に接している部分を有することにより、それぞれの中央位置よりも、放熱性が良好ではない。そのため、部位によって放熱性が不均一となる。放熱性の不均一を原因として、固化に伴う収縮が、長尺状の外側位置から中央位置に向かう方向に発生する。
つまり、積層造形物Wの形成時に積層造形物Wに発生する変形力は、積層造形物Wの中央位置より外側位置の方が大きくなる。そのため、図4に示すように、サポート部材Scにおける外側位置において、積層造形物Wとの接合が分離するおそれがある(図4のB1参照)。積層造形物Wとサポート部材Scとが分離してしまうと、変形した形状の上面にさらに形成することにより、結果として、積層造形物Wは所望の形状から誤差を生じるおそれがある。また、変形の程度によっては、リコータ33が往復移動する際に、リコータ33が当該変形部位に干渉して、金属粉末Pを層状に配置することができない場合もある。この場合にも、積層造形物Wを所望の形状に形成することができない。
また、図4に示すように、積層造形物Wがサポート部材Scから分離する場合の他に、図5に示すように、サポート部材Scが積層造形物Wに接合した状態を維持するものの、ベース23から分離する場合もある(図5のB2参照)。この場合も、上記同様に、積層造形物Wは所望の形状に形成することができない。
これに対して、本実施形態においては、サポート部材Sの接合力が、積層造形物Wに発生する変形力に応じた強さとされている。つまり、サポート部材Sは、サポート部材Sと積層造形物Wとの接合範囲Qaにおいて、中央位置における接合力よりも、外側位置における接合力が強くなるように形成されている。これにより、積層造形物Wの形成時に、積層造形物Wに変形力が発生したとしても、サポート部材Sは積層造形物Wに接合した状態を維持できる。その結果、積層造形物Wを所望形状に形成することができる。
特に、サポート部材Sの積層造形物Wとの接合面積は、中央位置よりも外側位置の方が大きくなるように形成されている。従って、接合範囲Qaにおいて、放熱性の均一化を図ることができる。このことによっても、サポート部材Sは積層造形物Wに接合した状態を維持でき、結果として積層造形物Wを所望形状に形成することができる。
また、同様に、サポート部材Sは、サポート部材Sとベース23との接合範囲Qbにおいて、中央位置における接合力よりも、外側位置における接合力が強くなるように形成されている。これにより、サポート部材S及び積層造形物Wの形成時に、サポート部材Sに変形力が発生したとしても、サポート部材Sはベース23及び積層造形物Wに接合した状態を維持できる。その結果、サポート部材Sを所望形状に形成することができ、ひいてはサポート部材Sの上に形成される積層造形物Wを所望形状に形成することができる。
特に、サポート部材Sのベース23との接合面積は、中央位置よりも外側位置の方が大きくなるように形成されている。従って、接合範囲Qbにおいて、放熱性の均一化を図ることができる。このことによっても、サポート部材Sはベース23及び積層造形物Wに接合した状態を維持でき、結果として積層造形物Wを所望形状に形成することができる。
ここで、サポート部材Sと積層造形物Wとの接合力を強くすると、サポート部材Sを積層造形物Wから分離除去する際に容易ではなくなる。同様に、サポート部材Sとベース23との接合力を強くすると、サポート部材Sをベース23から分離する際に容易ではなくなる。
しかし、本実施形態において、サポート部材Sの全範囲の接合力を強くするのではなく、外側位置においては接合力を強くするが、中央位置においては接合力を弱くする。従って、サポート部材Sを全体として捉えた場合には、サポート部材Sをベース23から容易に分離することができ、サポート部材Sを積層造形物Wから容易に分離除去することができる。
上記実施形態において、サポート部材Sを構成する複数の柱の太さは、外側位置から中央位置に向かって徐々に変化させた。柱の太さは、中央位置からの離間距離に対して比例するように変化させてもよいし、中央位置に寄った位置ほど大きく変化し、外側位置に寄った位置ほど小さく変化するようにしてもよいし、また、その逆でもよい。例えば、積層造形物W及びサポート部材Sに発生する変形力を測定して、当該変形力に対応するように接合力を変化させてもよい。もちろん、接合力を単に2種類として、所定の境界線より中央位置に寄った範囲を小さな接合力とし、外側位置に寄った範囲を大きな接合力とするようにしてもよい。
(6.第二,第三例のサポート部材S2,S3)
第二例のサポート部材S2について、図6を参照して説明する。図6に示すように、サポート部材S2は、独立した複数の柱により構成されている。ただし、各柱は、下端ほど細くなるように形成されている。つまり、サポート部材S2を構成する各柱は、ベース23との接合面積よりも、積層造形物Wとの接合面積の方が大きい。つまり、サポート部材S2においては、積層造形物Wとの接合力を、ベース23との接合力よりも強くしている。
例えば、比較例を示す図4のように、サポート部材Scと積層造形物Wとの間で分離するおそれがある場合には、第二例のサポート部材S2は好適である。つまり、サポート部材S2は、サポート部材S2及び積層造形物Wの形成時に、ベース23及び積層造形物Wとから分離することを抑制できる。
また、第三例のサポート部材S3について、図7を参照して説明する。図7に示すように、サポート部材S3は、独立した複数の柱により構成されている。ただし、各柱は、上端ほど細くなるように形成されている。つまり、サポート部材S3を構成する各柱は、積層造形物Wとの接合面積よりも、ベース23との接合面積の方が大きい。つまり、サポート部材S3においては、ベース23との接合力を、積層造形物Wとの接合力よりも強くしている。
例えば、比較例を示す図5のように、サポート部材Scとベース23との間で分離するおそれがある場合には、第三例のサポート部材S3は好適である。つまり、サポート部材S3は、サポート部材S3及び積層造形物Wの形成時に、ベース23及び積層造形物Wとから分離することを抑制できる。
(7.第四例のサポート部材S4)
上記のサポート部材S,S2,S3は、独立した複数の柱により構成した。この他に、図8及び図9に示すように、サポート部材S4は、板部材により形成されたハニカム構造を有するようにしてもよい。ハニカム構造は、角形を連続して配列した構造、例えば、三角形、四角形、六角形等を連続して配列した構造を有する。
より詳細には、図9に示すように、サポート部材S4は、積層造形物Wとの接合部位を尖らせた形状を有する。同様に、サポート部材S4は、ベース23との接合部位をとがらせた形状を有する(図示せず)。つまり、サポート部材S4は、積層造形物Wに連続して接合しているのではなく、断続的に接合している。また、サポート部材S4は、ベース23に対しても同様である。これにより、サポート部材S4は、ベース23及び積層造形物Wから容易に分離除去される。
ここで、図8及び図9に示すように、サポート部材S4は、位置によって異なる形状のハニカム構造に形成されている。つまり、サポート部材S4は、外側位置ほどハニカム構造の枠面積が小さく、中央位置ほどハニカム構造の枠面積が大きくなっている。換言すると、接合範囲Q4a,Q4bにおいて、外側位置における単位面積当たりのサポート部材S4による接合面積は、中央位置における単位面積当たりのサポート部材S4による接合面積より大きく設定されている。これにより、サポート部材S4を適用することにより、上記同様の効果を奏する。
(8.第五例のサポート部材S5)
第五例のサポート部材S5について、図10を参照して説明する。図10に示すように、積層造形物W5とベース23との対向範囲が、ほぼ正方形に近い形状を有する。この場合、サポート部材S5と積層造形物W5との接合範囲Q5a、及び、サポート部材S5とベース23との接合範囲Q5bにおいて、正方形の中央位置の接合力を弱くし、且つ、正方形の外側位置のうち四隅の接合力を強くする。そして、サポート部材S5は、中央位置から外側位置に向かって徐々に接合力が強くなるようにする。この場合も、上記同様の効果を奏する。
(9.第六例のサポート部材S6)
第六例のサポート部材S6について、図11を参照して説明する。図11に示すように、積層造形物W6とベース23との対向範囲が、L字形状を有する。この場合、サポート部材S6と積層造形物W6との接合範囲Q6a、及び、サポート部材S6とベース23との接合範囲Q6bにおいて、L字形状の屈曲部付近が中央位置となり、L字形状の両端付近が外側位置となる。つまり、サポート部材S6は、L字形状の屈曲部付近の接合力を弱くし、且つ、L字形状の両端付近の接合力を強くする。そして、サポート部材S6は、L字形状の屈曲部付近(中央位置)からL字形状の両端付近(外側位置)に向かって徐々に接合力が強くなるようにする。この場合も、上記同様の効果を奏する。
(10.その他)
上記においては、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6は、部位に関わりなく同種の材料を用いることとした。従って、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6による単位面積当たりの接合力は、部位に関わりなく、同一となる。
この他に、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6は、部位によって異なる材料を用いるようにしてもよい。例えば、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6は、中央位置を接合力の弱い材料とし、外側位置を接合力の強い材料とする。この場合、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6による単位面積当たりの接合面積は、部位に関わりなく同一としてもよい。この場合も、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6は、外側位置の接合力を中央位置の接合力より強くすることができる。従って、上記同様の効果を奏する。
また、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6は、光ビーム照射装置40によって、部位に関わりなく同じ照射強度の光ビームが照射されることとした。この他に、照射強度を、部位によって異なるようにしてもよい。一般に、照射強度が強いほど、接合力が強くなる。
そこで、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6による単位面積当たりの接合面積を部位に関わりなく同一とし、且つ、中央位置において照射強度を弱くし、外側位置において照射強度を強くする。この場合も、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6は、外側位置の接合力を中央位置の接合力より強くすることができる。従って、上記同様の効果を奏する。
また、サポート部材S,S2,S3,S4,S5,S6は、上記のように、部位によって、接合面積を異ならせること、材料を異ならせること、照射強度を異ならせることを、複合的に適用してもよい。この場合も、同様の効果を奏する。
1:製造装置、 23:ベース、 33:リコータ、 40:光ビーム照射装置、 P:金属粉末、 Qa,Qb,Q4a,Q4b,Q5a,Q5b,Q6a,Q6b:接合範囲、 S,S2,S3,S4,S5,S6:サポート部材、 W,W5,W6:積層造形物

Claims (11)

  1. 層状に配置された金属粉末に光ビームを照射することにより積層造形物を製造する方法であって、
    ベース上に層状に配置された金属粉末に光ビームを照射することにより、前記積層造形物の形成時に前記ベース上にて前記積層造形物を支持するサポート部材を形成し、
    前記サポート部材は、前記ベースの上面から前記積層造形物に向かって延び、それぞれ独立して設けられ、位置によって異なる太さに形成された複数の柱により構成されており、
    前記サポート部材と前記積層造形物との接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、外側位置の前記柱の太さが中央位置の前記柱の太さよりも太く形成され、
    前記サポート部材と前記ベースとの接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、外側位置の前記柱の太さが中央位置の前記柱の太さよりも太く形成される、積層造形物の製造方法。
  2. 層状に配置された金属粉末に光ビームを照射することにより積層造形物を製造する方法であって、
    ベース上に層状に配置された金属粉末に光ビームを照射することにより、前記積層造形物の形成時に前記ベース上にて前記積層造形物を支持するサポート部材を形成し、
    前記サポート部材は、位置によって枠面積の異なる形状のハニカム構造に形成され、
    前記サポート部材と前記積層造形物との接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、外側位置の前記ハニカム構造の前記枠面積が、中央位置の前記ハニカム構造の前記枠面積よりも小さく形成され、
    前記サポート部材と前記ベースとの接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、外側位置の前記ハニカム構造の前記枠面積が、中央位置の前記ハニカム構造の前記枠面積よりも小さく形成される、積層造形物の製造方法。
  3. 前記サポート部材の前記柱は、前記中央位置から前記外側位置に向かって太くなるように形成される、請求項1に記載の積層造形物の製造方法。
  4. 前記サポート部材の前記柱は、前記柱の延在方向において同一の横断面形状に形成されている、請求項1または3に記載の積層造形物の製造方法。
  5. 前記サポート部材の前記柱は、前記ベースから前記積層造形物側に向かって太くなるように形成されている、請求項1または3に記載の積層造形物の製造方法。
  6. 前記サポート部材の前記柱は、前記ベースから前記積層造形物側に向かって細くなるように形成されている、請求項1または3に記載の積層造形物の製造方法。
  7. 前記サポート部材の前記ハニカム構造の前記枠面積は、前記中央位置から前記外側位置に向かって小さくなるように形成される、請求項2に記載の積層造形物の製造方法。
  8. 前記サポート部材の前記ハニカム構造は、前記積層造形物との接合部位を尖らせた形状に形成されている、請求項2または記載の積層造形物の製造方法。
  9. 前記サポート部材の前記ハニカム構造は、前記ベースとの接合部位を尖らせた形状に形成されている、請求項2、7、8のいずれか1項に記載の積層造形物の製造方法。
  10. 前記サポート部材と前記積層造形物との接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、中央位置における単位面積当たりの接合面積よりも外側位置における単位面積当たりの接合面積を大きくする、請求項1~のいずれか1項に記載の積層造形物の製造方法。
  11. 前記サポート部材と前記ベースとの接合範囲において、中央位置における接合力よりも外側位置における接合力を強くするために、中央位置における単位面積当たりの接合面積よりも外側位置における単位面積当たりの接合面積を大きくする、請求項1~10のいずれか1項に記載の積層造形物の製造方法。
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