JP7034433B2 - コンクリート製埋設型枠及びコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法 - Google Patents

コンクリート製埋設型枠及びコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7034433B2
JP7034433B2 JP2017178738A JP2017178738A JP7034433B2 JP 7034433 B2 JP7034433 B2 JP 7034433B2 JP 2017178738 A JP2017178738 A JP 2017178738A JP 2017178738 A JP2017178738 A JP 2017178738A JP 7034433 B2 JP7034433 B2 JP 7034433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
buried formwork
formwork
post
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017178738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019052507A (ja
Inventor
寛明 三倉
直之 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2017178738A priority Critical patent/JP7034433B2/ja
Publication of JP2019052507A publication Critical patent/JP2019052507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7034433B2 publication Critical patent/JP7034433B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、コンクリート打設後、取り外すことなく構造物の一部として機能するコンクリート製埋設型枠及び当該コンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法に関する。
従来から埋設型枠は、後打ちされるコンクリートの型枠としての機能を有するとともに、後打ちコンクリートの打設後において脱型されることなく、構築される構造物の一部として機能することから、型枠設置作業の省力化や構造物の高耐久化などを目的として使用されている。したがって、埋設型枠は構築される構造物の一部として機能する上で、後打ちコンクリートに対して高い剥離抵抗性やせん断伝達効果を有して一体化される必要がある。
従来から行われている埋設型枠の付着性能を向上させる一般的な方法としては、埋設型枠の製造過程において、当該埋設型枠の背面(後打ちコンクリート打設面)のモルタル部分を除去するなどして目荒らしを行うことで、埋設型枠と後打ちコンクリートとの付着性能の向上を図っていた。
また、特許文献1および特許文献2には図10(a)および図10(b)に示されるように、埋設型枠の背面に複数の小さな突起を形成したり、骨材等を埋め込んで突出させるなどして、埋設型枠と後打ちコンクリートとの付着性能を向上させる発明が開示されている。
さらに、特許文献3には図10(c)に示されるように、複数の埋設型枠を連結する発明が開示され、各埋設型枠(図示2)には後打ちコンクリート打設面側に突出する側板(図示5)を設け、当該側板には隣り合う埋設型枠と連結するためのボルト孔(図示61)を設けた発明が開示されている。
特開2008-190117号公報 特開2011-026848号公報 特開2011-132681号公報
しかしながら、上記した従来の目荒らしによる方法にあっては、目荒らしの品質や精度にばらつきがあり、後打ちコンクリートとの一体性の評価を定量的に行うことが難しかった。また、上記特許文献1、2に開示されているような、埋設型枠の後打ちコンクリート打設面に複数の小さな突起を設けたり、骨材等を突出させる方法にあっては、ある程度のせん断伝達効果が得られる一方、剥離する力が大きくなる場合における剥離抵抗性が低いという問題があった。さらに、特許文献3に開示された発明は埋設型枠の背面に突出する側板を設けているものの、そもそも後打ちコンクリートとの付着性能を向上するための部材構成を何ら備えていない。
また、埋設型枠の付着性能を向上するために、埋設型枠の背面に突出する金属製のジベルを埋め込み、埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体性を高めることも考えられるが、そうすると、上記ジベルに対して所定のかぶり厚さが埋設型枠内で必要となってしまうため、埋設型枠自体の断面が大きくなってしまうという問題が生じ、結果的に構築する構造物自体の断面が大きくなってしまうという問題が生じる。
そこで、本願発明は、薄く且つ軽量で、せん断伝達効果を向上させるとともに、剥離抵抗性を向上させることが可能なコンクリート製埋設型枠及びコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法を提供することを目的とする。
(1)側板(側板1)と当該側板(側板1)の背面に複数のリブ(リブ2)が一体成形されて成るコンクリート製埋設型枠(埋設型枠100)であって、前記リブ(リブ2)には当該リブ(リブ2)の延長方向に複数の貫通孔(貫通孔3)が形成され、前記側板(側板1)の背面に打設される後打ちコンクリートが前記貫通孔(貫通孔3)に充填されることを特徴とするコンクリート製埋設型枠。
(2)前記貫通孔(貫通孔3)には、鉄筋(水平鉄筋21や鉛直鉄筋20など)が挿通される上記(1)に記載のコンクリート製埋設型枠。
(3)コンクリート製埋設型枠(埋設型枠100)と後打ちコンクリートとの一体化方法であって、前記コンクリート製埋設型枠(埋設型枠100)の側板(側板1)の背面に複数のリブ(リブ2)を当該側板(側板1)と一体成形するとともに、当該リブ(リブ2)の延長方向に複数の貫通孔(貫通孔3)を形成し、前記側板(側板1)の背面に後打ちコンクリートを打設して前記貫通孔(貫通孔3)に当該後打ちコンクリートを充填することを特徴とするコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法。
(4)さらに前記貫通孔(貫通孔3)に、鉄筋(水平鉄筋21や鉛直鉄筋20など)を挿通する上記(3)に記載のコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法。
上記(1)および(3)の構成によれば、側板1の背面に複数のリブ2が一体成形されるとともに、当該リブ2の延長方向に複数の貫通孔3が形成されるコンクリート製埋設型枠100)を使用して後打ちコンクリートが打設されることによって、同時に上記貫通孔3に後打ちコンクリートが充填される。このような発明の特徴的構成によれば、背面に突出したリブ2と、当該リブ2の貫通孔3に充填されて硬化した後打ちコンクリートによって、高いせん断伝達効果と剥離抵抗性を得ることが可能となる。
上記(2)および(4)の構成によれば、上記(1)および(2)の構成によって得られる効果に加えて、リブ2に形成された貫通孔3を利用して鉄筋を挿通することができるので、リブ2の突出寸法に左右されることなく、鉄筋の設計かぶり厚さtを確保する位置に配筋することが可能となる。
本発明のコンクリート製埋設型枠の一例を示す斜視図である。 本発明のコンクリート製埋設型枠の一例を示す背面図および断面図である。 本発明のコンクリート製埋設型枠を使用した型枠組立て状況の一例を示す平断面図である。 本発明のコンクリート製埋設型枠と配筋状況の一例を示す斜視図および断面図である。 本発明のコンクリート製埋設型枠の内部支保工の一例を示す斜視図である。 本発明のコンクリート製埋設型枠の別実施例を示す斜視図である。 本発明のコンクリート製埋設型枠の別実施例を示す背面図および断面図である。 本発明のコンクリート製埋設型枠の別実施例におけるコンクリート製埋設型枠の連結態様を示す斜視図である。 本発明のコンクリート製埋設型枠の別実施例を示す平断面図である。 従来の埋設型枠(特許文献1~3)を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明のコンクリート製埋設型枠及びコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法について説明する。
本発明のコンクリート製埋設型枠の一実施例として、図1にはコンクリート製埋設型枠100の斜視図が示されている。図1の斜視図に示されるように、コンクリート製埋設型枠100の側板1には、後打ちコンクリート打設面(以下、「背面」と記載することがある。)に突出する複数のリブ2が所定間隔で側板1とともに一体成形されている。さらに、上記リブ2には、所定の大きさを有する略円形の貫通孔3がリブ2の延長方向に所定間隔で複数形成されて、コンクリート製埋設型枠100が構成されている。
本実施例のコンクリート製埋設型枠100は、60N/mm以上の高強度コンリートにより一体成形されており、製造工場において量産が可能である。なお、高強度繊維補強コンクリートなどを使用してコンクリート製埋設型枠100を成形することも可能であり、高強度化することでコンクリート製埋設型枠100を極めて薄く成形して軽量化を図り、施工性を向上させることが可能となる。なお、コンクリート製埋設型枠100のコンクリート強度は、施工性等を考慮して一般的なコンクリートの強度よりも高めの強度とすることが望ましい。
図2にはコンクリート製埋設型枠100の背面図、A-A断面図およびB-B断面図が示されている。コンクリート製埋設型枠の幅Wおよび高さHは任意の寸法で成形することが可能であり、組立て作業や運搬の容易性等を考慮した寸法で成形されることが望ましい。
また、本実施例では、リブ2の配置間隔を20~30cmとし、リブ2の側板1背面からの突出寸法を概ね10cmとしている。さらに、リブ2に形成される貫通孔3の寸法は概ね直径5cmの略円形形状とし、リブ2の延長方向に概ね10cm間隔で配置している。ただし、本発明のコンクリート製埋設型枠100は、上記各寸法に必ずしも限られるわけではない。
すなわち、本発明では、コンクリート製埋設型枠100の背面にリブ2が突出して設けられることにより、主にコンクリート製埋設型枠100のせん断伝達効率の向上が図られ、さらに、貫通孔3内で硬化する後打ちコンクリートのせん断抵抗等により、主にコンクリート製埋設型枠100の剥離抵抗性の向上が図られている。したがって、貫通孔3一箇所あたりの付着性能を評価して、貫通孔3の大きさや配置間隔、さらには、リブ2の大きさや配置間隔等を設定して成形することが可能となっている。
図3(a)には複数のコンクリート製埋設型枠100(コンクリート製埋設型枠100A、100B、100C、100D、100E、100F)の組立て態様の一例が示され、併せて、構築される構造物の配筋態様および内部支保工の設置態様が平断面図で示されている。図3(a)に図示されるように、鉄筋の組立て、各コンクリート製埋設型枠100の組立ておよび内部支保工の設置が完了すると、各コンクリート製埋設型枠100に囲われた範囲に後打ちコンクリートが打設される。
そして、後打ちコンクリートの打設が行われると同時に、リブ2に複数設けられた貫通孔3にも当該後打ちコンクリートが充填される。これにより、前述したように貫通孔3内で硬化する後打ちコンクリートのせん断抵抗等により、コンクリート製埋設型枠100の剥離抵抗性を大幅に向上することできる。
また、図4には図3(a)の破線A部の拡大斜視図が示され、構造物の配筋態様の詳細が図示されている。図示されるように、コンクリート製埋設型枠100のリブ2に形成された貫通孔3を利用して、水平鉄筋21を配筋することも可能である。これにより、図4(b)のコンクリート製埋設型枠100の断面図に示されるように、設計かぶり厚さtを確保する位置に水平鉄筋21を配置することが可能となる。すなわち、貫通孔3に水平鉄筋21を挿通することができ、リブ2の突出寸法に左右されることなく配筋することができる。これによって、前述したように、コンクリート製埋設型枠100の断面寸法に影響を受けて、構造物自体が大きくなってしまう事態を避けることが可能となり、経済的に構造物を構築することができる。さらに、貫通孔3に挿通された水平鉄筋21と、当該挿通孔3内に充填され硬化した後打ちコンクリートとによって、貫通孔3内のせん断抵抗がさらに強化され、コンクリート製埋設型枠100のせん断伝達効果と剥離抵抗性がより向上するという格別な効果を得ることが可能となる。
続いて、図5には図3(a)の破線B部の拡大斜視図が示され、コンクリート製埋設型枠100の内部支保工の設置態様が示されている。本発明はリブ2に形成された貫通孔3を利用することによって、内部支保工を設置することが可能となっている。すなわち、図5(a)に例示されるように、リブ2に形成された貫通孔3に所定の固定治具34が掛けられ、当該固定治具34から伸びた棒鋼30を介して、対向するコンクリート製埋設型枠100と緊結されるように構成されている。このような構成によれば、コンクリート製埋設型枠100の外側に外部支保工を設置することなく、構造物を構築することが可能となる。また、貫通孔3を利用することができるので、コンクリート製埋設型枠100の製造工程において、予め内部支保工を設置するための部材を仕込まなくても、内部支保工を設置することができる。
また、内部支保工の設置態様は上記の他、図5(b)に示されるように、埋設型枠100の背面に支保工アングル31をボルト32によって固定し、対向するコンクリート製埋設型枠100と棒鋼30を介して緊結することも可能である。
さらに、図5(c)に示されるように、リブ2の端面にインサート33を埋設しておき、棒鋼30を螺着させて対向するコンクリート製埋設型枠100と緊結することも可能である。
なお、上記した内部支保工の設置間隔は、後打ちコンクリートの側圧等に応じて適宜設定される。
また、図5(a)にはコンクリート製埋設型枠100aの上方にコンクリート製埋設型枠100Aを設置する態様が示されている。図示されるように、本実施例では連結プレート40が上下のコンクリート製埋設型枠に架け渡され、連結ボルト41によって連結固定されている。これにより、コンクリート製埋設型枠100が上下で目違いを起こすことを防止することが可能となる。
また、互いに隣り合うコンクリート製埋設型枠100の連結態様として、図3(a)の破線C部の拡大平断面図が図3(b)に示されている。すなわち、リブ2の適所にボルト挿通孔を設けて、ボルト50とナット51により、互いに隣り合うコンクリート製埋設型枠100を緊結することが可能である。なお、図示される実施形態では、コンクリート製埋設型枠100Cの端部に、連結用リブ2Aを形成し、隣接するコンクリート製埋設型枠100Dと連結できるようにしている。なお、互いに隣り合うコンクリート製埋設型枠100の貫通孔3を利用し、隣接する貫通孔3を図示しない連結治具によって連結固定することも可能であり、このような構成によれば、コンクリート製埋設型枠100にボルト挿通孔を形成する手間を省くことが可能である。
(その他の変形例)
以上、本発明の一実施形態について図面にもとづいて説明したが、具体的な構成は前述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、図6のコンクリート製埋設型枠100の斜視図および図7の断面図等に示されるように、コンクリート製埋設型枠100の側板1の上下端部に連結板部4を一体成形してもよく、当該連結板部4にはボルト挿通孔5が複数設けられている。
図8にはコンクリート製埋設型枠100aの上方にコンクリート製埋設型枠100Aを、コンクリート製埋設型枠100bの上方にコンクリート製埋設型枠100Bを連結する態様が示されており、上記したボルト挿通孔5に連結ボルト42を挿通し、図示しないナットで締め付けることによって、上下のコンクリート製埋設型枠を連結固定することが可能となっている。
なお、貫通孔3に水平鉄筋21を挿通する場合、併せて鉛直鉄筋20を配筋することとなるが、そのような場合は上記連結板部4においても図示しない鉛直方向の貫通孔を形成するとよい。このような構成によれば、連結板部4を設けても配筋作業の支障になることもなく、さらに設けられた貫通孔によって後打ちコンクリートとの一体性および上下のコンクリート製埋設型枠100の一体性を高めることが可能となる。
また、前述の実施例では、複数のコンクリート製埋設型枠100を構造物の形状に応じて組み立てることを前提に説明したが、図9のコンクリート製埋設型枠100の平断面図に示されるように、予め構造物の形状に合せて、コンクリート製埋設型枠100を一体成形によって製造することも可能である。このような構成によれば、コンクリート製埋設型枠100の組立作業に要する時間を大幅に削減できる他、内部支保工の設置手間を大幅に削減して経済的にコンクリート製埋設型枠100の組立てを行うことができる。
また、本発明におけるコンクリート製埋設型枠100は、コンクリート材料で構成されることにより、前述したような種々の作用・効果を得ることができるわけであるが、本発明の特徴的な部材構成(埋設型枠の形態)によって、せん断伝達効果および剥離抵抗性を向上することができるという観点から、構成材料を硬化樹脂や金属等とすることを必ずしも排除するものではない。
また、前述の実施例ではリブ2に形成される貫通孔3を略円形形状としていたが、必ずしも略円形形状に限られるものではなく、貫通孔内に充填された後打ちコンクリートによって剥離抵抗性を向上させることができるのであれば、多角形状など他の形状よって構成された貫通孔3であってもよい。
また、前述の実施例では、リブ2が鉛直方向に形成されている例を示して説明したが、必ずしもこのような態様に限定するものではなく、水平方向にリブ2を形成するようにしてもよい。すなわち、図1、図6等に示されたコンクリート製埋設型枠100を横使いして組み立てることも可能である。さらに、コンクリート製埋設型枠100に形成されたリブ2は、上記した鉛直方向および水平方向の他、斜め方向など、どのような方向に形成してもよく、また、当該リブ2に形成された貫通孔3を利用することにより、斜め方向に配筋される鉄筋を挿通することも可能である。
以上、本発明の実施形態について図面にもとづいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではない。また、本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。また、上記実施例に記載された具体的な材質、寸法形状等は本発明の課題を解決する範囲において、変更が可能である。
1 側板
2 リブ
3 貫通孔
100 コンクリート製埋設型枠

Claims (2)

  1. 側板と当該側板の背面に複数のリブが一体成形されて成るコンクリート製埋設型枠であって、
    前記複数のリブは、前記側板の背面の両端部と、当該両端部の間の前記側板の背面に一体成形され、
    前記側板の背面の両端部と当該両端部の間の前記側板の背面に形成された前記リブには当該リブの延長方向に複数の貫通孔が形成され、
    前記貫通孔は、鉄筋が挿通可能な大きさを有し、
    前記側板の背面に打設される後打ちコンクリートが前記貫通孔に充填される
    ことを特徴とするコンクリート製埋設型枠。
  2. コンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法であって、
    前記コンクリート製埋設型枠の側板の背面の両端部と、当該両端部の間の前記側板の背面とにリブを当該側板と一体成形するとともに、前記側板の背面の両端部と当該両端部の間の前記側板の背面に成形した前記リブの延長方向に鉄筋を挿通可能な大きさを有する複数の貫通孔を形成し、
    前記側板の背面に後打ちコンクリートを打設して前記貫通孔に当該後打ちコンクリートを充填する
    ことを特徴とするコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法。

JP2017178738A 2017-09-19 2017-09-19 コンクリート製埋設型枠及びコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法 Active JP7034433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017178738A JP7034433B2 (ja) 2017-09-19 2017-09-19 コンクリート製埋設型枠及びコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017178738A JP7034433B2 (ja) 2017-09-19 2017-09-19 コンクリート製埋設型枠及びコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019052507A JP2019052507A (ja) 2019-04-04
JP7034433B2 true JP7034433B2 (ja) 2022-03-14

Family

ID=66014566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017178738A Active JP7034433B2 (ja) 2017-09-19 2017-09-19 コンクリート製埋設型枠及びコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7034433B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299344A (ja) 2004-04-16 2005-10-27 Yamaichi Yogyo Kk 側溝床版用残存型枠
JP2010053554A (ja) 2008-08-27 2010-03-11 Kajima Corp 継手部材、コンクリート材の接合構造、およびコンクリート部材
JP2011132681A (ja) 2009-12-22 2011-07-07 Ohbayashi Corp ハーフプレキャスト床版及びそれを用いたスラブ構築方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622220U (ja) * 1979-07-31 1981-02-27
JP3028297B2 (ja) * 1997-02-28 2000-04-04 株式会社ワイ・エム・ケイ・テクノロジーズ ハーフプレキャスト床版及びこれを用いた床構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299344A (ja) 2004-04-16 2005-10-27 Yamaichi Yogyo Kk 側溝床版用残存型枠
JP2010053554A (ja) 2008-08-27 2010-03-11 Kajima Corp 継手部材、コンクリート材の接合構造、およびコンクリート部材
JP2011132681A (ja) 2009-12-22 2011-07-07 Ohbayashi Corp ハーフプレキャスト床版及びそれを用いたスラブ構築方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019052507A (ja) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101432260B1 (ko) 강재노출형 철골철근콘크리트 기둥구조
KR101890860B1 (ko) 이중 피씨벽패널 조립체 및 이를 이용한 합성 벽체 시공 방법
KR101765107B1 (ko) 노출콘크리트 벽체를 적용한 건축물 시공방법
KR101801270B1 (ko) 노출콘크리트 벽체를 적용한 건축 구조물 시공방법
KR101479014B1 (ko) 노듈과 웹부재의 조립에 의한 조립식 노듈러 거더의 시공방법, 및 이에 의해 제작된 조립식 노듈러 거더
KR102000534B1 (ko) 거푸집 겸용 고내구성 텍스타일 보강 패널을 이용한 철근콘크리트 구조물 시공방법
KR101812565B1 (ko) 철근 노출콘크리트 벽체를 적용한 건축물 시공방법
KR100776774B1 (ko) 강재 덕트를 이용한 조립구조를 가지는 프리캐스트콘크리트 교각 세그먼트의 제작방법
KR101186053B1 (ko) 선가설 프리캐스트 콘크리트 슬래브를 이용한 현장타설 철근콘크리트 보의 시공방법
KR100806221B1 (ko) 거푸집용 판넬폼 및 이 거푸집용 판넬폼을 이용한 벽체거푸집 어셈블리
JP7034433B2 (ja) コンクリート製埋設型枠及びコンクリート製埋設型枠と後打ちコンクリートとの一体化方法
KR101854653B1 (ko) 노출콘크리트 공법 기반 콘크리트 구조물 시공방법
KR101900689B1 (ko) 노출콘크리트 공법을 적용한 건물의 벽체 시공방법
KR20100004638U (ko) 거푸집 고정용 지지대
KR102002429B1 (ko) 샌드위치 피씨-월 및 이를 이용한 구조물 시공방법
JP2010105380A (ja) プレキャストコンクリート用型枠及びプレキャストコンクリート部材の製造方法
KR20190046336A (ko) 샌드위치 피씨-월 및 그 제조방법
JP2018123537A (ja) べた基礎の施工方法、筒状型枠及びべた基礎構造
KR20190089355A (ko) 거푸집 패널 조립용 연결패널 및 그 연결패널을 이용한 거푸집 패널 조립구조
KR101899860B1 (ko) 콘크리트 건물의 벽체 시공방법
KR101859398B1 (ko) 철근 노출콘크리트 벽체를 적용한 건축 구조물 시공방법
KR101859406B1 (ko) 철근 노출콘크리트 벽체를 적용한 건축 구조물 시공방법
KR101310843B1 (ko) 장선 및 멍에부재가 일체화된 보강패널 및 이를 이용한 거푸집조립체
KR20160043501A (ko) 집수정 또는 엘리베이터 피트 하부 구조물
KR101812955B1 (ko) 노출콘크리트 공법을 이용한 건축 구조물 시공방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7034433

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150