JP7033802B2 - 運動器具 - Google Patents

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本発明は、関節に装着して運動を支援する運動器具に関する。
手足の血液の流れが悪くなる血行障害の予防や治療には、手足の関節を動かすことによって筋肉の収縮と弛緩を繰り返す運動が効果的であることが知られており、このような運動を支援する装置が開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の運動器具(足運動具)は、足を載せる足板と、足板を上下に揺動させる駆動手段を有している。人が足を足板に載せた状態で駆動手段を駆動させると、揺動する足板によって足首が歩行時と同様の動きをすることにより、血行障害の予防や治療を行うことができる。
特開昭62-49852号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、運動器具を構成する可動部品や動力などの多くの部材が必要で高価となるため、簡素な構成で効果的に運動を支援する運動器具を提供するためにはさらななる改善の余地があった。
そこで本発明は、簡素な構成で関節を動かす運動を支援することができる運動器具を提供することを目的とする。
本発明の運動器具は、着用者の関節に着用される環状の弾性部材と、前記弾性部材の一部を覆い、前記弾性部材よりも内径が大きな管状の弾性体である緩衝部材と、前記弾性部材と前記緩衝部材の間に振動発生装置を備え、前記振動発生装置は、振動モータと、前記振動モータに並列に接続された複数のケーブルを、さらに備え、前記複数のケーブルは、前記緩衝部材の開放端から外部に延出している
本発明によれば、簡素な構成で関節を動かす運動を支援することができる。
本発明の一実施の形態の運動器具の構成説明図 本発明の一実施の形態の運動器具を装着した足首付近を(a)上方から見た図(b)横から見た図 本発明の一実施の形態の運動器具の変形例の(a)構成説明図(b)振動発生装置の電気回路図 本発明の一実施の形態の運動器具の変形例を両足首に装着した状態の(a)構成説明図(b)電気回路図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本開示は、以下の実施の形態の具体的な構成に限定されるものではなく、同様の技術的思想に基づく構成が本開示に含まれる。
まず図1を参照して、運動器具1の構成を説明する。運動器具1は、着用者100が足首などの関節に装着した状態で使用される。運動器具1は、環状の弾性部材2と、弾性部材2の一部を覆う複数(ここでは3つ)の緩衝部材3(第1緩衝部材3A、第2緩衝部材3B、第3緩衝部材3C)を備えて構成されている。弾性部材2は、柔軟性のあるゴムチューブや丸ゴムの周囲を糸で織って覆ったゴムロープなどの弾性体を含んで構成されている。
緩衝部材3は、弾性部材2の周囲の一部を覆う弾性部材2よりも内径が大きな管の形状をしており、ゴム管など柔軟性があって人体に接しても痛みを生じづらい材料で構成されている。複数の緩衝部材3のうちの少なくとも1つは、弾性部材2に沿って自由に移動可能に弾性部材2に取り付けられている。例えば、運動器具1が備える3つの緩衝部材3のうちの第1緩衝部材3Aは弾性部材2に固定され、残りの第2緩衝部材3Bと第3緩衝部材3Cは、弾性部材2に沿って自由に移動可能に構成されている。
運動器具1は、着用者100の足首、膝、手首、肘などの関節の周りに装着される。弾性部材2のサイズと強さ(弾性係数)、緩衝部材3のサイズと数は、着用者100の体形や装着される位置に応じて変更される。
次に図2を参照して、運動器具1の使用例について説明する。ここでは、着用者100の足首101(図2では右足首)に運動器具1を装着する例で説明する。運動器具1は、足102の甲103の上でクロスするように弾性部材2をねじって足首101に装着する。この状態で、第3緩衝部材3Cは甲103に接し、第1緩衝部材3Aが足首101の後側に接し、第2緩衝部材3Bが土踏まず104(足の裏側)に接している。すなわち、緩衝部材3は、弾性部材2が直接人体に接して痛覚を感じさせることを防止する機能を有している。
運動器具1を足首101の装着した着用者100は、椅子に座って足102を床から浮かせた状態で爪先105側を上げ下げすることで(矢印a)、ふくらはぎなどの下腿106の筋肉の収縮と弛緩を繰り返す運動を行うことができる。また、着用者100が弾性部材2の弾性力に抗して爪先105の上げ下げ運動をすることで、筋力の強化も図ることができる。足に血行障害がある着用者100は、体重がかかる歩行運動が困難な場合があるが、運動器具1を使用することで、体重がかからない座った状態で、一定の負荷を加えた下腿106の筋肉の収縮・弛緩運動を行うことができる。また、運動器具1を着用した状態で、歩行運動を行ってもよい。運動器具1を着用することで、筋力の強化が図れる。
次に図3を参照して、運動器具の変形例(以下、「運動器具1M」と称する)の構成を説明する。運動器具1Mは、弾性部材2と第1緩衝部材3Aとの間に、振動発生装置である振動モータ10を備えているところが、上記説明した運動器具1と異なる。以下、運動器具1と同じ部材には同じ符号を付して、詳細な説明を省略する。振動モータ10に接続されたケーブル11は、管状の第1緩衝部材3Aの一方の開放端から外部に延出している。外部に延出しているケーブル11の端部には、ソケット12が接続されている。
また、振動モータ10に接続された別のケーブル13は、管状の第1緩衝部材3Aの他方の開放端から外部に延出している。外部に延出しているケーブル13の端部には、ソケット14が接続されている。ケーブル11とケーブル13は、振動モータ10に対して並列に接続されている。この例では、ケーブル11とケーブル13は、それぞれ振動モータ10に電流を供給するプラス(+)とマイナス(-)の2本の導線を備えている。
このように、運動器具1Mは、振動モータ10(振動発生装置)に並列に接続された複数(ここでは2本)のケーブル11,13を備えている。ケーブル11またはケーブル13のいずれかから振動モータ10に電流を供給すると、振動モータ10が作動して振動が発生する。なお、図3では、1つの緩衝部材3(第1緩衝部材3A)にのみ振動発生装置が設けられているが、運動器具1Mは複数の緩衝部材3に振動発生装置を備える構成であってもよい。また、図3の振動発生装置は振動モータ10を備えてるが、この構成に限定されることはない。例えば、振動発生装置はピエゾ素子(圧電素子)を備える構成でもよい。
次に図4を参照して、運動器具1Mの使用例について説明する。ここでは、着用者100の右足首101Rと左足首101Lに、それぞれ運動器具1Mを装着する例で説明する。以下、便宜上、右足首101Rに装着した運動器具1Mを「運動器具1MR」、左足首101Lに装着した運動器具1Mを「運動器具1MR」と称する。運動器具1MRの右足首101Rへの装着方法、運動器具1MLの左足首101Lへの装着方法は、図2を使用した運動器具1の足首101への装着方法と同様であり、詳細な説明は省略する。
図4(a)において、運動器具1MRは、振動モータ10Rを内部に有する第1緩衝部材3ARが右足首101Rの後側に位置するように装着されている。また、運動器具1MLは、振動モータ10Lを内部に有する第1緩衝部材3ALが左足首101Lの後側に位置するように装着されている。運動器具1MRと運動器具1MLを装着した後、運動器具1MRのケーブル13Rの端部のソケット14Rと運動器具1MLのケーブル11Lの端部のソケット12Lを接続する。これにより、運動器具1MRのケーブル13Rと運動器具1MLのケーブル11Lが電気的に接続される。運動器具1MRのケーブル11Rの端部のソケット12Rは、電源供給装置20のソケット21に接続する。
図4(b)において、電源供給装置20は、直列に接続された電池B、可変抵抗V、スイッチSを内部に備えており、供給ケーブル22が外部に延出している。外部に延出している供給ケーブル22の端部には、ソケット21が接続されている。スイッチSをオンに操作すると電源供給装置20から電流が供給され、運動器具1MRの振動モータ10Rと運動器具1MLの振動モータ10Lが稼働して振動が発生する。また、電源供給装置20のつまみ23を操作して可変抵抗Vの抵抗値を変更することで供給される電流が増減し、振動モータ10R,10Lの振動量を変更することができる。
図4(a)において、運動器具1MR,1MLを装着した着用者100が、電源供給装置20のスイッチSをオンにして爪先105側を上げ下げする運動をおこなうことで、筋肉の収縮・弛緩運動に加えて振動モータ10R,10Lの振動によるマッサージの効果も得られる。
着用者100は、さらに膝などに別の運動器具1Mを装着し、その運動器具1Mのケーブル11の端部のソケット12と左足首101Lに装着している運動器具1MLのケーブル13Lの端部のソケット14Lを接続して使用することもできる。これにより、同じ電源供給装置20から膝などに装着した運動器具1Mの振動モータ10にも電流が供給される。このように、運動器具1Mは、振動モータ10(振動発生装置)に並列に接続された複数のケーブル11,13を備えているため、隣接する運動器具1Mのソケット12,14を順に接続し、電源供給装置20から電流を供給することで、使用する運動器具1Mの数を容易に増やすことができる。
上記説明したように、本実施の形態の運動器具1は、着用者100の関節に着用される環状の弾性部材2と、弾性部材2の一部を覆う複数の緩衝部材3(第1緩衝部材3A、第2緩衝部材3B、第3緩衝部材3C)と、を備えている。これによって、運動器具1を関節に装着することで、簡素な構成で関節を動かす運動を支援することができる。
本発明の運動器具は、簡素な構成で関節を動かす運動を支援することができるという効果を有し、運動器具を提供する分野において有用である。
1、1M、1MR、1ML 運動器具
2 弾性部材
3 緩衝部材
10、10R、10L 振動モータ(振動発生装置)
11、11R、11L、13、13R、13L ケーブル
100 着用者

Claims (1)

  1. 着用者の関節に着用される環状の弾性部材と、
    前記弾性部材の一部を覆い、前記弾性部材よりも内径が大きな管状の弾性体である緩衝部材と、
    前記弾性部材と前記緩衝部材の間に振動発生装置を備え、
    前記振動発生装置は、
    振動モータと、
    前記振動モータに並列に接続された複数のケーブルを、さらに備え、
    前記複数のケーブルは、前記緩衝部材の開放端から外部に延出している、運動器具。
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