JP7033516B2 - データセンタ用の空調設定選択システム - Google Patents

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Description

本発明は、データセンタ用の空調設定選択システムに関する。
従来より、室内のワイヤレス温度センサモジュールと空調機を関連づけ、各センサ計測値の変動に合わせて対象空調機を選定し、最適制御を行うデータセンター用スマート空調制御システムがある(例えば、非特許文献1参照)。
NTTファシリティーズ データセンター用スマート空調制御システム Smart DASH (登録商標) [2018年8月23日検索], URL: http://www.ntt-f.co.jp/service/data_center/aco_dash/
ところで、従来のデータセンター用スマート空調制御システムは、温度センサモジュールがラックの高さ方向に間隔を空けて数個程度配置されているため、ラックの温度の検出精度が粗く、ラックの全体の温度分布に基づく空調制御を行うことが困難になるおそれがある。
そこで、ラックの全体の温度分布に基づく空調制御を行うことができるデータセンタ用の空調設定選択システムを提供することを目的とする。
本発明の実施の形態のデータセンタ用の空調設定選択システムは、サーバルーム内で第1側と第2側とを結ぶ通路に沿って配置され、サーバを収納する複数のラックと、前記第1側に設けられ、前記第1側から前記第2側に向けて冷却エアを吹き出す空調機と、前記第1側を向けて前記第2側に設けられ、前記通路に沿って前記複数のラックの温度を示す熱画像を取得する熱画像取得部と、前記熱画像取得部によって取得される熱画像に基づいて、当該熱画像に含まれる温度分布を緩和する前記空調機の設定を選択する設定選択部とを含前記設定選択部は、前記熱画像に含まれる前記複数のラックの側面を上下方向と前記通路に沿った方向とに区分して得る複数領域において、上側の温度が第1所定温度よりも高く、前記第2側の下側の温度が前記第1所定温度よりも低い第2所定温度以上のときは、前記空調機の風量を増加させる設定、又は、前記空調機の温度を低下させる設定を選択する

ラックの全体の温度分布に基づく空調制御を行うことができるデータセンタ用の空調設定選択システムを提供することができる。
データセンタ100のサーバルーム10の内部を示す図である。 図1のA-A矢視断面を示す図である。 サーモカメラ130が取得する可視画像を示す図である。 熱画像の一例を示す図である。 サーモカメラ130が取得するヒストグラムを示す図である。 データセンタ用の空調設定選択システム200の構成を示す図である。 設定選択部142が実行する処理を示す図である。 設定選択部142が実行する処理を示す図である。
以下、本発明のデータセンタ用の空調設定選択システムを適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1は、データセンタ100のサーバルーム10の内部を示す図である。図2は、図1のA-A矢視断面を示す図である。図1及び図2ではXYZ座標系を用いる。
データセンタ100は、複数のラック110、空調機120、及びサーモカメラ130を含む。データセンタ100は、複数のサーバルーム10を有するが、図1及び図2にはそのうちの1つを示す。サーバルーム10は、床11、側壁12、及び天井13を有するが、図1では簡略化して示す。
サーバルーム10には、複数のラック110、空調機120、及びサーモカメラ130が配置されている。図1では一例として、12個のラック110が2列に並べられている。2列のラック110の間には、通路10Aが設けられている。
図2に示すように、サーバルーム10の床11は、二重床になっており、下床11Aと上床11Bとを有する。上床11Bの上面には、ラック110が配置される。上床11Bは、通路10Aの部分に、厚さ方向に貫通する通気孔によって構成されるメッシュ部11B1を含む。
ラック110は、上下方向(Z軸方向)に積み重ねられた複数のラック型のサーバを有する。各サーバは、通路10Aに面した側が表側であり、Y軸方向における反対側が裏側である。各サーバは、ファンを有し、表側からY軸方向に空気を吸い込み、裏側から排気するように構成されている。
空調機120は、2列のラック110よりもX軸負方向側において下床11Aに配置され、下床11Aと上床11Bとの間に吹き出し口121を有する。空調機120が吹き出すコールドエアの温度と風量は、通路10Aの左右のラック110について、別々に設定できる。
空調機120は、エアコンディショナであり、冷却された空気(コールドエア)を吹き出し口121から下床11Aと上床11Bとの間に吹き出す。図2に矢印で示すように、コールドエアは、下床11Aと上床11Bとの間を通る際に、少しずつ上床11Bのメッシュ部11B1を通過して上床11Bよりも上の通路10Aに移動し、X軸負方向側から順番にラック110に供給される。
コールドエアは、通路10Aに面した表側からラック110のサーバに吸い込まれ、サーバを冷却して温度が上昇したエア(ホットエア)は、サーバの裏側から排気される。サーバから排気されたホットエアは、排気装置によって取り込まれ、空調機120に供給されて冷却される。これにより、サーバルーム10内でエアが循環するように構成されている。
サーモカメラ130は、通路10AのX軸正方向側において、天井13から吊り下げられている。サーモカメラ130は、熱画像取得部の一例である。サーモカメラ130は、矢印で示すように、通路10Aに沿ってX軸正方向側からX軸負方向側に向かって、ラック110の熱画像を取得する。サーモカメラ130は、2列のラック110に対して、空調機120とは反対側に設けられている。
なお、図1及び図2では、サーモカメラ130がすべてのラック110よりもX軸正方向側に配置される形態を示すが、サーモカメラ130は、すべてのラック110の熱画像を取得しなくてもよい。サーモカメラ130は、空調機120から吹き出されるコールドエアの上流と中流のラック110の熱画像を取得できればよく、下流のラック110の熱画像は取得できなくてもよい。一例として、上流のラック110とは、X軸方向に6個配列されるラック110のうちのX軸負方向側から1個目と2個目のラック110であり、中流のラック110とは、X軸負方向側から3個目と4個目のラック110であり、下流のラック110とは、X軸負方向側から5個目と6個目のラック110である。
図3は、サーモカメラ130が取得する可視画像を示す図である。サーモカメラ130が取得する可視画像と熱画像の視野は等しい。図3に示す視野において、X軸は、奥から手前に向かう方向である。また、各部の寸法は、図3に示す通りである。
空調機120が吹き出すコールドエアの温度と風量は、通路10Aの左右のラック110について、別々に設定できるため、実施の形態のデータセンタ用の空調設定選択システムは、通路10Aの左右のラック110の温度に応じて、コールドエアの温度と風量を別々に設定する。このため、以下では、図3に示す左側のラック110について説明する。
サーモカメラ130の視野の中心には、空調機120があり、両側にラック110が含まれる。視野に含まれるラック110は、12個のラック110のうち、X軸負方向側の8個である。すなわち、コールドエアの上流と中流にある8個のラック110がサーモカメラ130の視野に含まれる。
サーモカメラ130の視野は、比較的狭い。一方、上流、中流、下流のラック110では、上流と中流のラック110の温度には差が生じやすいが、中流と下流のラック110の温度には差が生じにくいという傾向がある。ここで、サーモカメラ130をX軸正方向側に引いて配置すれば、12個のラック110をすべて視野に収めることが可能になる場合があるが、サーバルーム10のスペースが限られていることから、X軸方向におけるサーモカメラ130の設置位置には制約がある。
以上のような理由から、12個のラック110をすべて視野に収めることが困難な場合には、コールドエアの吹き抜ける方向(X軸方向)においてサーモカメラ130をラック110に対して空調機120とは反対側に配置し、コールドエアの上流と中流のラック110が視野に収まるようにサーモカメラ130を配置すればよい。
また、サーモカメラ130は、取得した熱画像に対して、通路10Aの両側に位置する4個ずつのラック110を前後方向(コールドエアが吹き抜けるX軸方向であり、視野の奥と手前とを結ぶ方向)に2つの区間に区分するとともに、上下方向に2つの区間に区分することにより、図3に示す4個の領域(1)~(4)における温度を画素毎に求める。領域(1)~(4)は、互いに隣接する領域である。
より具体的には、図4に示す熱画像に対して、上側の手前側の領域(1)、上側の奥側の領域(2)、下側の手前側の領域(3)、下側の奥側の領域(4)の4個の領域(1)~(4)における温度を求める。なお、上側とは上半分であり、下側とは下半分である。
図5は、サーモカメラ130が取得するヒストグラムを示す図である。サーモカメラ130に含まれるヒストグラム取得部は、領域(1)~(4)に含まれるすべての画素の温度データからヒストグラムを生成する。ここでは、一例として、22℃~27℃が適正範囲(適正温度帯)である。適正範囲とは、空調機120の温度及び風量の設定を変更する必要のない範囲である。
図6は、データセンタ用の空調設定選択システム200の構成を示す図である。データセンタ用の空調設定選択システム200は、サーモカメラ130、サーバ140、データベース150、及びPC(Personal Computer)160を含む。
サーモカメラ130は、データセンタ100に配置されるが、サーバ140、データベース150、及びPC160は、データセンタ100から離れた管理センタに配置される。サーモカメラ130、サーバ140、及びPC160は、通信網50によって通信可能に接続されている。通信網50は、例えば、インターネット、又は、無線あるいは有線のLAN(Local Area Network)である。なお、サーバ140、データベース150、及びPC160は、データセンタ100に配置されてもよい。
サーモカメラ130は、熱画像取得部131とヒストグラム取得部132を有する。熱画像取得部131は、図4に示すような熱画像を取得し、領域(1)~(4)に含まれる各画素の温度を表す温度データを出力する。ヒストグラム取得部132は、熱画像取得部131が領域(1)~(4)について出力する温度データから、図5に示すようなヒストグラムを生成する。
サーバ140は、主制御部141、設定選択部142を有する。主制御部141は、設定選択部142が行う処理以外の処理を実行し、サーバ140を統括する処理部である。設定選択部142は、サーモカメラ130から受け取った温度データに基づいて、空調機120の温度又は風量の設定を選択する。サーモカメラ130から受け取る温度データは、画素毎の温度を表し、領域(1)~(4)の各々に区分されているため、設定選択部142は、サーモカメラ130から受け取る温度データから、領域(1)~(4)の各々における最高温度、最低温度を抽出することができる。
データベース150には、主制御部141及び設定選択部142が実行するプログラム及びデータや、プログラムの実行に伴って生じるデータ等が格納される。
図7及び図8は、設定選択部142が実行する処理を示す図である。
設定選択部142は、処理を開始すると、領域(1)~(4)について生成されたヒストグラムを受信する(ステップS1)。ヒストグラムは、サーモカメラ130のヒストグラム取得部132が生成し、サーバ140に送信する。
設定選択部142は、ヒストグラムに含まれる全体の温度の割合(100%)に対する適正温度帯に含まれる温度の割合が70%以上であるかどうかを判定する(ステップS2)。
設定選択部142は、70%以上ではない(S2:NO)と判定すると、領域(1)及び(2)の最高温度が29℃以下であるかどうかを判定する(ステップS3)。ステップS3は、上流と中流のラック110の上側の最高温度が29℃以下であるかどうかを判定する処理である。29℃は、第1所定温度の一例である。
設定選択部142は、領域(1)及び(2)の最高温度が29℃以下ではない(S3:NO)と判定すると、領域(3)のラック110の最高温度が26℃以上であるかどうかを判定する(ステップS4)。領域(3)のラックは、中流の下側のラック110である。26℃は、第1所定温度よりも低い第2所定温度の一例である。
設定選択部142は、領域(3)のラック110の最高温度が26℃以上である(S4:YES)と判定すると、空調機120の風量の増加、又は、設定温度の低下が必要と判定し、判定結果をPC160に送信する(ステップS5)。この結果、PC160のモニタに、空調機120の風量の増加、又は、設定温度の低下が必要とのメッセージが表示される。
ステップS5に至る場合は、領域(1)及び(2)のラック110(視野内における上側のラック110)の温度が高くて冷却が不十分であり、かつ、領域(3)のラック110(中流の下側のラック110)が適正温度範囲内であっても比較的高い状態である。このため、全体的に冷却が不足していると考えられることから、空調機120の風量の増加、又は、設定温度の低下が必要と判定している。
なお、上側のラック110の冷却不足は、特に上流側(領域(2))において顕著になることがある。
設定選択部142は、ステップS4において、領域(3)のラック110の温度が26℃以上ではない(S4:NO)と判定すると、領域(3)の最低温度が22℃未満であるかどうかを判定する(ステップS6)。22℃は、第2所定温度よりも低い第3所定温度の一例である。
設定選択部142は、領域(3)の最低温度が22℃未満である(S6:YES)と判定すると、空調機120の風量の低下が必要と判定し、判定結果をPC160に送信する(ステップS7)。設定選択部142は、ステップS7の処理を終えると、一連の処理を終了する。
ステップS7に至る場合は、領域(1)及び(2)のラック110(視野内における上側のラック110)の温度が高くて冷却が不十分であり、かつ、領域(3)のラック110(中流の下側のラック110)は冷え過ぎている状態である。
空調機120の風量が強いと、上床11Bのメッシュ部11B1を上方向に通過する風量が不十分になり、上床11Bに沿って下流に向かう風量が多くなる傾向がある。このため、上側のラック110(領域(1)、(2))に十分にコールドエアが供給されずに、領域(1)及び(2)のラック110(視野内における上側のラック110)の冷却が不十分になる。
また、風量が強くても、中流の下側のラック110には十分にコールドエアが供給されるため、領域(3)のラック110が冷えすぎになっている。
このため、風量を落とすことによって、領域(1)及び(2)のラック110(視野内における上側のラック110)にコールドエアを多く送り込んで温度を低下させるとともに、領域(3)のラック110に供給されるコールドエアの量を絞り、領域(3)のラック110の冷えすぎを解消させることとしている。
なお、このような冷却不足は、上側のラック110の中でも特に上流側(領域(2))において顕著になることがある。
設定選択部142は、ステップS3において、領域(1)及び(2)の最高温度が29℃以下である(S3:YES)と判定すると、領域(3)及び(4)の最高温度が22℃以上であるかどうかを判定する(ステップS8)。
設定選択部142は、領域(3)及び(4)のラック110の最高温度が22℃以上ではない(S8:NO)と判定すると、空調機120の設定温度の上昇が必要と判定し、判定結果をPC160に送信する(ステップS9)。設定選択部142は、ステップS9の処理を終えると、一連の処理を終了する。
ステップS9に至る場合は、領域(1)及び(2)のラック110の冷却状態には、空調機120の設定を変更する必要がないが、領域(3)及び(4)のラック110(下側のラック110)が冷え過ぎている場合であるため、空調機120の設定温度を上昇させることで、冷え過ぎの状態を緩和させている。なお、この場合に、空調機120の風量を低下させることも考えられるが、省エネルギの観点から、設定温度を上昇させることにしている。
設定選択部142は、ステップS8において、領域(3)及び(4)の最高温度が22℃以上である(S8:YES)と判定すると、空調機120の設定は良好であると判定し、判定結果をPC160に送信する(ステップS10)。設定選択部142は、ステップS10の処理を終えると、一連の処理を終了する。
なお、設定選択部142は、ステップS2において、70%以上である(S2:YES)と判定すると、空調機120の設定は良好であると判定し、判定結果をPC160に送信する(ステップS10)。設定選択部142は、ステップS10の処理を終えると、一連の処理を終了する。
また、設定選択部142は、ステップS6において、領域(3)の最低温度が22℃未満ではない(S6:NO)と判定すると、フローをステップS5に進行させ、空調機120の風量の増加、又は、設定温度の低下が必要と判定し、判定結果をPC160に送信する(ステップS5)。この結果、PC160のモニタに、空調機120の風量の増加、又は、設定温度の低下が必要とのメッセージが表示される。
この場合は、領域(3)のラック110(中流の下側のラック110)が適正温度範囲内であって比較的低いが、領域(1)及び(2)のラック110(視野内における上側のラック110)の温度が高くて冷却が不十分な状態である。このため、領域(1)及び(2)のラック110(視野内における上側のラック110)の冷却が不足していると考えられることから、空調機120の風量の増加、又は、設定温度の低下が必要と判定している。
なお、上側のラック110の冷却不足は、特に上流側(領域(2))において顕著になることがある。
以上のように、データセンタ用の空調設定選択システム200は、サーモカメラ130が取得する熱画像から得られるラック110の前後方向及び上下方向における温度分布に基づいて、空調機120の温度設定又は風量設定を選択し、選択した結果をPC160のモニタに表示する。PC160のモニタを見た保守員は、モニタに表示されるメッセージに従って、空調機120の温度設定又は風量設定を変更すればよい。
したがって、ラックの全体の温度分布に基づく空調制御を行うことができるデータセンタ用の空調設定選択システム200を提供することができる。
なお、以上では、熱画像に含まれるラック110を4個の領域(1)~(4)に区分する形態について説明したが、4個には限られない。前後方向に複数に区分し、かつ、上下方向に複数に区分すればよいため、6個以上の領域に区分されてもよい。
また、以上では、領域(1)~(4)の最高温度又は最低温度を用いて判定を行う形態について説明したが、最高温度、最低温度に限らず、平均温度を用いてもよく、領域(1)~(4)の各々における所定画素数×所定画素数の領域毎の平均値を用いるようにしてもよい。
以上、本発明の例示的な実施の形態のデータセンタ用の空調設定選択システムについて説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
10 サーバルーム
11 床
11A 下床
11B 上床
100 データセンタ
110 ラック
120 空調機
130 サーモカメラ
131 熱画像取得部
132 ヒストグラム取得部
140 サーバ
142 設定選択部
200 データセンタ用の空調設定選択システム

Claims (6)

  1. サーバルーム内で第1側と第2側とを結ぶ通路に沿って配置され、サーバを収納する複数のラックと、前記第1側に設けられ、前記第1側から前記第2側に向けて冷却エアを吹き出す空調機とを含むデータセンタ用の空調設定選択システムであって、
    前記第1側を向けて前記第2側に設けられ、前記通路に沿って前記複数のラックの温度を示す熱画像を取得する熱画像取得部と、
    前記熱画像取得部によって取得される熱画像に基づいて、当該熱画像に含まれる温度分布を緩和する前記空調機の設定を選択する設定選択部と
    を含
    前記設定選択部は、前記熱画像に含まれる前記複数のラックの側面を上下方向と前記通路に沿った方向とに区分して得る複数領域において、上側の温度が第1所定温度よりも高く、前記第2側の下側の温度が前記第1所定温度よりも低い第2所定温度以上のときは、前記空調機の風量を増加させる設定、又は、前記空調機の温度を低下させる設定を選択する、データセンタ用の空調設定選択システム。
  2. サーバルーム内で第1側と第2側とを結ぶ通路に沿って配置され、サーバを収納する複数のラックと、前記第1側に設けられ、前記第1側から前記第2側に向けて冷却エアを吹き出す空調機とを含むデータセンタ用の空調設定選択システムであって、
    前記第1側を向けて前記第2側に設けられ、前記通路に沿って前記複数のラックの温度を示す熱画像を取得する熱画像取得部と、
    前記熱画像取得部によって取得される熱画像に基づいて、当該熱画像に含まれる温度分布を緩和する前記空調機の設定を選択する設定選択部と
    を含
    前記設定選択部は、前記熱画像に含まれる前記複数のラックの側面を上下方向と前記通路に沿った方向とに区分して得る複数領域において、上側の温度が第1所定温度以下であり、下側の温度が前記第1所定温度よりも低い第4所定温度よりも低いときは、前記空調機の温度を上昇させる設定を選択する、データセンタ用の空調設定選択システム。
  3. 前記データセンタは、
    第1床と、
    前記第1床の上に設けられ、厚さ方向に貫通する通気孔を有し、前記複数のラックが配置される第2床と
    をさらに含み、
    前記空調機から吹き出される冷却エアは、前記第1床と前記第2床との間を誘導され、前記第2床の前記通気孔を通じて前記複数のラックに供給される、請求項1又は2記載のデータセンタ用の空調設定選択システム。
  4. 前記設定選択部は、前記複数領域において、前記第2側の下側の温度が前記第2所定温度よりも低い第3所定温度よりも低いときは、前記空調機の風量を低下させる設定を選択する、請求項記載のデータセンタ用の空調設定選択システム。
  5. 前記熱画像取得部によって取得される熱画像から前記複数のラックの温度分布を取得する温度分布取得部をさらに含み、
    前記設定選択部は、前記温度分布取得部によって取得される温度分布において、適正温度帯に含まれない割合が所定割合未満の場合に、前記空調機の風量又は温度を変更する設定を選択する、請求項1乃至のいずれか一項記載のデータセンタ用の空調設定選択システム。
  6. 前記熱画像取得部は、前記熱画像が、前記通路に沿って配置される複数のラックのうち、前記第1側の端部のラックを含み、前記第2側の端部のラックを含まないように、前記第1側を向けて前記第2側に設けられる、請求項1乃至のいずれか一項記載のデータセンタ用の空調設定選択システム。
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