JP7033401B2 - ポンプ装置及びポンプ装置の制御方法 - Google Patents
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Description
(3)上記(1)または(2)に記載されたポンプ装置であって、前記保護手段は、前記保護レベル上昇手段が前記保護レベルを上昇させる度に、前記インバータ装置に前記保護レベル以上の電流が流れているか否かを検出するための検出時間を短くしてもよい。
(4)上記(1)~(3)に記載されたポンプ装置であって、前記制御装置は、前記リトライ手段により前記ポンプが再起動した後、前記インバータ装置に流れる電流が、一定時間、前記電動機の定格電流値以下で収まっている場合に、前記保護レベルを初期の保護レベルに戻すリセット手段を有してもよい。
(5)上記(1)~(4)に記載された上記ポンプ装置であって、前記制御装置は、前記インバータ装置に流れる電流が、前記保護レベルよりも低く設定された電流制限制御レベルになった場合に、前記インバータ装置に流れる電流を制限する電流制限制御手段と、前記リトライ手段により前記ポンプが再起動する度に前記電流制限制御レベルを上昇させる電流制限制御レベル上昇手段と、を有してもよい。
図1は、第1実施形態に係るポンプ装置1を示す正面図である。図2は、第1実施形態に係るポンプケーシング30の内部構造を示す縦断面図である。
図1に示すように、ポンプ装置1は、水を汲み上げるポンプ2と、ポンプ2の背面側に設けられ、ポンプ2を駆動する電動機3(後述する図3及び図4参照)と、ポンプ2の動作を制御する制御ユニット4と、を有する。ポンプ2、電動機3、制御ユニット4は、合成樹脂製のユニットベース5に支持され、合成樹脂製のユニットカバー6によって略全体を覆われている。
図3に示すように、制御ユニット4は、電動機3に電力を供給するインバータ装置70と、インバータ装置70に制御信号を出力してポンプ2の動作を制御する制御装置60と、を有する。インバータ装置70には商用電源100が接続されており、当該商用電源100から供給される交流電力は、インバータ装置70によって所望の周波数を持つ交流電力に変換されて電動機3に供給される。なお、上述したフローチェッキ弁35は、図3に示すように、水の逆流を防止するチェッキ弁35aと、ポンプ2に流れる水の流量の低下を検出するフロースイッチ35bと、を有する。
図5は、第1実施形態に係る過電流保護レベル(保護レベル)とリトライ回数との関係を示すグラフである。図6は、第1実施形態に係る過電流検出時間とリトライ回数との関係を示すグラフである。図7は、第1実施形態に係るインバータ装置70のパワー素子の電流許容レベルと時間との関係を示すグラフである。図8は、第1実施形態に係るポンプ装置1の運転フローである。図9は、第1実施形態において、一旦停止したポンプ2を再起動させるリトライ動作を示すフローである。
以上により、ポンプ装置1のリトライ動作が終了する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成及びステップについては同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図10に示すように、第2実施形態では、制御装置60が、電動機3やインバータ装置70に過電流が流れて過トルクが発生しないようにする保護機能として、第1実施形態のポンプ装置1にて上述した保護手段61,リトライ手段62,保護レベル上昇手段63,及びリセット手段64に加え、インバータ装置70に流れる電流が、過電流保護レベルよりも低く設定された電流制限制御レベルになった場合に、インバータ装置70に流れる電流を制限する電流制限制御手段65と、リトライ手段62によりポンプ2が再起動する度に電流制限制御レベルを上昇させる電流制限制御レベル上昇手段66と、を有する。
図11に示すように、電流制限制御レベルは、設定変更が可能な設定値であり、過電流保護レベルよりも低く設定されている。制御装置60は、当該電流制限制御レベルを設け、電流センサ72の測定値が電流制限制御レベルを超えないように、ポンプ2の回転速度をPI制御やPID制御して、ポンプ2がすぐに停止してしまうことを防止する。すなわち、過電流保護レベルよりも低いレベルで電流の上昇を足踏みさせることで、上述した保護機能が過敏に動作してしまうことを防止する。
また、例えば、負荷の振動(例えば、軸受の振動、ポンプ装置の振動)についても温度同様に検出して、同様に設定値を設けて、リトライの継続または故障を確定させてもよい。
また、例えば、ポンプ2の再起動が成功した場合は、過電流保護レベルをすぐに通常のレベルに戻すのではなく、段階的に過電流保護レベルを引き下げていってもよい。
1A ポンプ装置
2 ポンプ
3 電動機
4 制御ユニット
5 ユニットベース
6 ユニットカバー
7 吸込口
8 吐出し口
20 羽根車
21 溝
30 ポンプケーシング
31 ポンプ室
32 内部流路
32a 一端部
32b 他端部
33 気水分離室
33a 孔部
34 吸込流路
35 フローチェッキ弁
35a チェッキ弁
35b フロースイッチ
36 接続流路
37 バッフル
38 呼び水口
39 呼び水栓
40 呼び水時水位
41 吐出流路
42 圧力センサ
50 ポンプケーシングカバー
60 制御装置
60a ポンプ制御部
60b インバータ制御部
61 保護手段
62 リトライ手段
63 保護レベル上昇手段
64 リセット手段
65 電流制限制御手段
66 電流制限制御レベル上昇手段
70 インバータ装置
70a コンバータ部
70b 直流電圧平滑回路
70c インバータ部
70d ゲートドライバ
71 電圧センサ
72 電流センサ
80 温度センサ
81 温度センサ
82 温度センサ
100 商用電源
S1 ステップ
S2 ステップ
S3 ステップ
S4 ステップ
S5 ステップ
S6 ステップ
S11 ステップ
S12 ステップ
S12A ステップ
S13 ステップ
S14 ステップ
S15 ステップ
S16 ステップ
S16A ステップ
S17 ステップ
S18 ステップ
S19 ステップ
S19A ステップ
S20 ステップ
S21 ステップ
S22 ステップ
Claims (5)
- 液体を供給するポンプと、
前記ポンプを駆動する電動機と、
前記電動機に電力を供給するインバータ装置と、
前記インバータ装置に制御信号を出力して前記ポンプの動作を制御する制御装置と、を備えるポンプ装置であって、
前記制御装置は、
保護レベル以上の電流が前記インバータ装置に流れた場合に、前記ポンプを停止させる保護手段と、
前記保護手段により停止した前記ポンプを再起動させるリトライ手段と、
前記リトライ手段により前記ポンプが再起動する度に前記保護レベルを上昇させる保護レベル上昇手段と、
前記インバータ装置に流れる電流が、前記保護レベルよりも低く設定された電流制限制御レベルになった場合に、前記インバータ装置に流れる電流を制限する電流制限制御手段と、
前記リトライ手段により前記ポンプが再起動する度に、前記保護レベルの上昇幅と同様に前記電流制限制御レベルを上昇させる電流制限制御レベル上昇手段と、を有する、ことを特徴とするポンプ装置。 - 初期の前記保護レベルは、前記電動機の定格電流値であり、
前記保護レベル上昇手段は、前記電動機の定格電流値から前記インバータ装置の電流許容値に至るまで、前記リトライ手段により前記ポンプが再起動する度に前記保護レベルを段階的に上昇させる、ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。 - 前記保護手段は、前記保護レベル上昇手段が前記保護レベルを上昇させる度に、前記インバータ装置に前記保護レベル以上の電流が流れているか否かを検出するための検出時間を短くする、ことを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ装置。
- 前記制御装置は、前記リトライ手段により前記ポンプが再起動した後、前記インバータ装置に流れる電流が、一定時間、前記電動機の定格電流値以下で収まっている場合に、前記保護レベルを初期の保護レベルに戻すリセット手段を有する、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のポンプ装置。
- 液体を供給するポンプと、
前記ポンプを駆動する電動機と、
前記電動機に電力を供給するインバータ装置と、を備えるポンプ装置の制御方法であって、
保護レベル以上の電流が前記インバータ装置に流れた場合に、前記ポンプを停止させ保護ステップと、
前記保護ステップにより停止した前記ポンプを再起動させるリトライステップと、
前記リトライステップにより前記ポンプが再起動する度に前記保護レベルを上昇させる保護レベル上昇ステップと、
前記インバータ装置に流れる電流が、前記保護レベルよりも低く設定された電流制限制御レベルになった場合に、前記インバータ装置に流れる電流を制限する電流制限制御ステップと、
前記リトライステップにより前記ポンプが再起動する度に、前記保護レベルの上昇幅と同様に前記電流制限制御レベルを上昇させる電流制限制御レベル上昇ステップと、を有する、ことを特徴とするポンプ装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017129450A JP7033401B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | ポンプ装置及びポンプ装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017129450A JP7033401B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | ポンプ装置及びポンプ装置の制御方法 |
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JP7033401B2 true JP7033401B2 (ja) | 2022-03-10 |
Family
ID=65227894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017129450A Active JP7033401B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | ポンプ装置及びポンプ装置の制御方法 |
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JP2023184166A (ja) * | 2022-06-17 | 2023-12-28 | 株式会社日立産機システム | 圧縮機 |
Citations (1)
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2017
- 2017-06-30 JP JP2017129450A patent/JP7033401B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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