JP7031391B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本開示は、蓄電装置に関する。
従来から電池セルから排出される排気ガスを外部に排気する排気通路が形成された蓄電装置について各種提案されている。
特開2017-212065号公報に記載された蓄電装置は、複数の円筒電池と、電池ホルダと、正極バスバと、負極バスバと、排煙カバーとを含む。
円筒電池は、上端に形成された正極と、下端に形成された負極とを含む。電池ホルダは、板状に形成されており、電池ホルダには、複数の収容孔が形成されている。各収容孔には、円筒電池が挿入されている。各円筒電池は、電池ホルダの上面から上方に突出するように配置されている。
正極バスバは円筒電池の上端側に配置されている。負極バスバは、電池ホルダの下面側に配置されている。負極バスバには、複数の貫通開口が形成されており、各貫通開口には、接続片が配置されている。各接続片の一端は円筒電池の負極に接続されており、他端は負極バスバに接続されている。
排煙カバーは、負極バスバの下面側に配置されている。そして、負極バスバの下面と排煙カバーの上面との間には、各円筒電池から排気される排煙が流れる排煙通路が形成されている。そして、各接続片は排煙通路内に配置されている。排煙カバーには、複数の柱状部が形成されており、負極バスバを下方から支持している。
特開2017-212065号公報
上記の蓄電装置において、円筒電池から排煙が排気される際に、蓄電装置内を冷却するために、排煙通路内に冷却ガスや窒素などの不活性ガスを供給するガス発生器を配置することが考えられる。ガス発生器の固定方法としては、たとえば、排煙カバーに接着させたり、負極バスバに接着させることが考えられる。
しかし、蓄電装置に加えられる振動や外力によって、ガス発生器が排煙カバーや負極バスバから外れる場合がある。固定が解除されたガス発生器が排煙通路内を動きまわり、所定位置から離れると、排煙時にガス発生器が良好に作動しないおそれがある。
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、排気通路内に固定されたガス発生器の固定状態が解除されることで生じる各種の弊害が生じることが抑制された蓄電装置を提供することである。
本開示に係る蓄電装置は、第1電極および第2電極を含む蓄電セルと、第1電極に接続された接続部材を含み、第1電極側に配置されたバスバと、バスバとの間に、蓄電セルからの排気ガスが流れる排気通路を形成するカバーと、排気通路内に固定され、内部温度が所定温度以上になるとガスを排気通路内に供給するガス発生器と、ガス発生器の周囲に配置され、固定が解除されたガス発生器の移動する範囲を移動許容範囲に規制する規制部材とを備える。
上記の蓄電装置によれば、ガス発生器の固定状態が解除されたとしても、規制部材によってガス発生器の移動範囲を規制することができる。
本開示に係る蓄電装置によれば、排気通路内に固定されたガス発生器の固定状態が解除されることで生じる各種の弊害が生じることを抑制することができる。
蓄電装置1を模式的に示す分解斜視図である。 蓄電装置1を示す側断面図である。 負極バスバモジュール6と、ガス発生器10,11との配置関係を示す底面図である。 ガス発生器11を示す平面図である。 図4におけるV-V線における断面図である。 ガス発生器11およびその周囲の構成を示す斜視図である。 ガス発生器11の移動許容範囲R1を模式的に示す平面図である。 ガス発生器10およびその周囲の構成を示す斜視図である。 ガス発生器10の移動許容範囲R2を模式的に示す平面図である。
図1から図9を用いて、本実施の形態に係る蓄電装置について説明する。図1から図9に示す構成のうち、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、蓄電装置1を模式的に示す分解斜視図である。蓄電装置1は、ホルダ2と、複数の円筒電池3と、樹脂カバー4と、正極バスバモジュール5と、負極バスバモジュール6と、接続バスバモジュール7と、排煙カバー8と、ガス発生器10,11とを備える。
ホルダ2は、金属材料によって形成されており、ホルダ2は、略平板状の直方体形状に形成されている。ホルダ2は、上面12と、下面13と、側面14,15と、端面16,17とを含む。
ホルダ2には排気通路18,19および複数の貫通孔22が形成されている。排気通路18の排気口20aは、端面16に形成されており、排気通路19の排気口21aは端面17に形成されている。なお、排気通路18,19の構成の詳細については、後述する。
貫通孔22は、上面12から下面13に達するように形成されている。各貫通孔22には、円筒電池3が挿入される。貫通孔22の内表面には、図示しない接着剤が設けられており、各円筒電池3は貫通孔22内で固定されている。
円筒電池3は、円筒電池3の上端部が、ホルダ2の上面12から突出するように配置されている。円筒電池3は、正極25および負極26を含む。正極25は、円筒電池3の上端部に形成されており、負極26は円筒電池3の下端部に形成されている。
樹脂カバー4は、略直方体形状に形成されており、樹脂カバー4には下方に向けて開口する開口部が形成されている。そして、樹脂カバー4は、複数の円筒電池3を上方から覆うように設けられている。樹脂カバー4は、天板部と、周壁部27とを含む。この図1においては、樹脂カバー4の天板部に正極バスバモジュール5が配置されているため、図示されていない。周壁部27は、ホルダ2の上面12に配置されている。
正極バスバモジュール5は、樹脂カバー4の天板部に固定されている。正極バスバモジュール5は、複数の正極バスバ30A,30B,30C,30Dを含む。各正極バスバ30A,30B,30C,30Dの間には、空隙31が形成されている。
各正極バスバ30A,30B,30C,30Dには複数の開口部32が形成されている。なお、各開口部32には、円筒電池3の正極25と、各正極バスバ30A,30B,30C,30Dとを接続する接続配線が形成されている。
負極バスバモジュール6は、複数の負極バスバ35B,35C,35D,35Eと、モールド樹脂34と、複数の接続片39とを含む。各負極バスバ35B,35C,35D,35Eは、モールド樹脂34によって互いに一体的に固定されている。
負極バスバ35B,35C,35D,35Eは、本体部36B,36C,36D,36Eと、接合片37B,37C,37D,37Eとを含む。接合片37B,37C,37D,37Eは本体部36B,36C,36D,36Eの側辺から下方に向けて延びるように形成されている。
各負極バスバ35B,35C,35D,35Eには、複数の貫通孔38が形成されている。接続片(接続部材)39の一端は、円筒電池3の負極26に接続されており、接続片39の他端は、各負極バスバ35B,35C,35D,35Eに接続されている。
負極バスバモジュール6は、ホルダ2の一端側から他端側に向けて延びるように形成されている。負極バスバモジュール6の一端には、排気口41が形成されてり、他端には、排気口40が形成されている。排気口40,41は、負極バスバモジュール6の上面から下面に貫通するように形成されている。
接続バスバモジュール7は、接続バスバ42B,42C,42D,42Eを含む。各接続バスバ42B,42C,42Dの上端部は、各正極バスバ30B,30C,30Dに接続されている。接続バスバ42B,42C,42D,42Eの下端部は、負極バスバ35B,35C,35D,35Eの各接合片37B,37C,37D,37Eに接合されてる。
これにより、たとえば、正極バスバ30Aおよび負極バスバ35Bの間で並列接続された複数の円筒電池3と、正極バスバ30Bおよび負極バスバ35Cの間で並列接続された複数の円筒電池3とが接続バスバ42Bによって直列に接続される。そして、接続バスバ42B,42C,42D,42Eによって、各正極バスバ30A,30B,30C,30Dおよび各負極バスバ35B,35C,35D,35Eの間で並列接続された複数の円筒電池3が互いに直列に接続されている。
排煙カバー8は、負極バスバモジュール6の下面側に配置されている。排煙カバー8および負極バスバモジュール6の間には、排気通路が形成されている。
ガス発生器10は、排煙カバー8の上面において、排気口40の下方に位置する部分に接着されている。ガス発生器10の下面には、図示されていない接着剤が塗布されており、この接着剤によって、ガス発生器10が排煙カバー8に固定されている。
ガス発生器11は、排煙カバー8の上面において、排気口41の下方に位置する部分に接着されている。ガス発生器11の下面には、図示されていない接着剤が塗布されており、この接着剤によって、ガス発生器11が排煙カバー8に固定されている。
図2は、蓄電装置1を示す側断面図である。排煙カバー8と、負極バスバモジュール6との間には、排気通路43が形成されている。
ホルダ2に形成された排気通路18は、ホルダ2の下面13に形成された流入口20bと、負極バスバモジュール6の排気口40とを通して、排気通路43に連通している。
ホルダ2に形成された排気通路19は、ホルダ2の下面13に形成された流入口21bと、負極バスバモジュール6の排気口41とを通して、排気通路43に連通している。
排気通路18の排気口20aには排気ダクト45が接続されており、排気通路19の排気口21aには排気ダクト46が接続されている。
なお、ホルダ2および負極バスバモジュール6は、流入口20bおよび排気口40が互いに連通すると共に、流入口21bおよび排気口40が互いに連通するように配置されている。
円筒電池3の底面47は、負極バスバモジュール6の貫通孔38を通して、排気通路43に露出している。底面47には脆弱部48が形成されており、この脆弱部48も排気通路43に露出している。なお、脆弱部48は円筒電池3のケースの底面47に形成された切欠部である。
負極バスバモジュール6の接続片39は、底面47に形成された負極26に接続されており、接続片39は排気通路43内に配置されている。
図3は、負極バスバモジュール6と、ガス発生器10,11との配置関係を示す底面図である。具体的には、ガス発生器10,11よりも下方から負極バスバモジュール6およびガス発生器10,11を見上げた状態を示す。
負極バスバモジュール6は、配線領域67と、隣接領域68,69を含む。配線領域67は、負極バスバモジュール6の長手方向の中央に位置しており、配線領域67は負極バスバモジュール6の大部分を占める。
配線領域67は、接続片39が配置されている領域であり、配線領域67には、貫通孔38が形成されている。
隣接領域68は負極バスバモジュール6の一端側に位置しており、隣接領域69は負極バスバモジュール6の他端側に位置している。隣接領域68は、排気口41が位置している領域であり、排気口41の直下にガス発生器11が配置されている。隣接領域69は、排気口40が位置している領域であり、排気口40の直下には、ガス発生器10が配置されている。
そして、図2および図3に示すように、負極バスバモジュール6は、負極バスバモジュール6の下面から下方に突出する規制部材70および規制部材71を含む。
規制部材70,71は、ガス発生器11,10が配線領域67側に移動して、ガス発生器11,10が接続片39と接触することを抑制する。なお、規制部材70,71の具体的な構成については、後述する。
図4は、ガス発生器11を示す平面図であり、図5は、図4におけるV-V線における断面図である。
図4および図5において、ガス発生器11は、ケース55と、フィルム56と、ガス剤57とを含む。
ケース55は、上方に向けて開口する開口部58が形成されており、開口部58はフィルム56によって閉塞されており、ガス剤57はケース55およびフィルム56によって密封されている。
ケース55は、樹脂層60と、バリア層61と、樹脂層62とを含む。バリア層61は、樹脂層60および樹脂層62の間に形成されている。バリア層61におけるガス剤57の浸透速度は、樹脂層60,62におけるガス剤57の浸透速度よりも小さい。
ケース55は、底部63と、周壁部64と、鍔部65とを含む。底部63は、接着剤などによって排煙カバー8の上面に接着されている。周壁部64は、底部63から立ち上がるように形成されている。鍔部65は、周壁部64の上端部から外方向に張り出すように形成されている。
図4に示すように、鍔部65は、外方に突出するように形成された突出部66を含む。
フィルム56は、たとえば、樹脂などによって形成されている。たとえば、GLADプレス&シール(GLAD社製)を採用することができる。なお、フィルム56は、鍔部65に接着されており、開口部58を閉塞している。
ガス剤57は、たとえば、Novec1230(ノベック:登録商標)などのハロゲン化物消火薬剤などである。ガス剤57は、高い撥水性と絶縁性を備えている。なお、ガス剤57の沸点は、50度程度であるため、通常の状態においては、ガス剤57は液体状である。なお、ガス発生器10は、ガス発生器11と同様に構成されている。
図6は、ガス発生器11およびその周囲の構成を示す斜視図である。なお、図6においては上方から視た状態における斜視図である。
負極バスバモジュール6の下面において、排気口41の周囲に位置する部分には、規制部材70が形成されている。規制部材70は、ガス発生器11に対して、配線領域67側に隣り合う位置に形成されている。
規制部材70は、排気口41の開口縁部またはその近傍に配置された複数の突起部72,73,74,75を含む。
突起部73,74,75は、ガス発生器11に対して配線領域67側に隣り合う位置に形成されている。突起部72は、ガス発生器11に対して負極バスバモジュール6の短手方向に隣り合う位置に設けられている。
隣り合う突起部72,73,74,75同士の間隔は、ガス発生器11が通り抜けできない寸法に設定されている。さらに、突出部66が、突起部72および突起部73の間に挿入されており、ガス発生器11が回転し難くなっている。このように、規制部材70によって、ガス発生器11が移動することができる移動許容範囲が規定されている。
なお、突起部72,73,74,75の下端部は、排煙カバー8の上面から離れている。これにより、排煙カバー8が振動などしても、排煙カバー8の振動が突起部72,73,74,75を通して、負極バスバモジュール6に伝達されることが抑制されている。
なお、突起部72,73,74,75は、ガス発生器11の鍔部65よりも下方に突出している。
図7は、ガス発生器11の移動許容範囲R1を模式的に示す平面図である。具体的には、負極バスバモジュール6およびガス発生器11を下方から視たときの平面図である。移動許容範囲R1は、排気口41の下方に位置している。そして、移動許容範囲R1内で、ガス発生器11が移動したとしても、ガス発生器11は排気口41の下方に位置している。さらに、移動許容範囲R1は、配線領域67と重なり合っておらず、移動許容範囲R1は、接続片39から離れている。
図8は、ガス発生器10およびその周囲の構成を示す斜視図である。具体的には、下方からガス発生器10などを視たときの斜視図である。
負極バスバモジュール6の下面において、排気口40の周囲に位置する部分には、規制部材71が形成されている。具体的には、規制部材71は、ガス発生器10に対して、配線領域67側に隣り合う位置に形成されている。
規制部材71は、複数の突起部76,77,78を含み、隣り合う突起部76,77,78同士の間隔は、排煙カバー8から外れたガス発生器10が通り抜けできないように設定されている。
突起部76,77,78の下端部は、排煙カバー8の上面よりも上方に位置している一方で、突起部76,77,78の下端部はガス発生器10の鍔部よりも下方に位置している。
このように、規制部材71によって、ガス発生器10が移動することができる移動許容範囲が限定されている。
図9は、ガス発生器10の移動許容範囲R2を模式的に示す平面図である。具体的には、ガス発生器10および負極バスバモジュール6を下方から視たときの平面図である。
移動許容範囲R2は、排気口40と重なっており、移動許容範囲R2内をガス発生器10が移動したとしても、ガス発生器10は排気口40の下方に位置している。さらに、移動許容範囲R2は、配線領域67から離れており、移動許容範囲R2は接続片39から離れている。
図2を参照して、上記のように構成された蓄電装置1において、特定の円筒電池3が過充電などされると、この円筒電池3内でガスが発生して、円筒電池3内の内圧が上昇する。円筒電池3内の内圧が所定以上となると、脆弱部48が破断して、円筒電池3内のガスが排気通路43内に排出される。
排気ガスは、排気通路43、排気通路19および排気ダクト46を通って外部に排出されたり、排気通路43、排気通路18および排気ダクト45を通って外部に排出される。
この際、規制部材70は、図6に示すように、排気ガスが通過可能なように、間隔をあけて配置された突起部72,73,74,75によって形成されている。このため、排気ガスは、規制部材70を良好に通り抜けることができる。規制部材71においても、同様に、排気ガスは規制部材71を良好に通り抜けることができる。
図2に戻って、たとえば、排気ガスが排気通路43と、排気通路18とを通る場合には、ガス発生器10が排気ガスに曝される。そして、排気ガスが排気通路43と、排気通路19とを通る場合には、ガス発生器10が排気ガスに曝される。
図5において、ガス発生器11が排気ガスに曝されると、ガス発生器11の内部温度が上昇する。具体的には、ガス剤57の温度が上昇する。そして、ガス剤57の温度が所定温度以上になると、ガス剤57が蒸発し始めて、ガス発生器11内の内圧が上昇し、フィルム56が破断する。
そして、図2において、ガス発生器11から気体状のガス剤57が排気通路43内に供給される。なお、ガス発生器10においても、ガス発生器11と同様に、ガス発生器10の内部温度が所定温度以上となると、気体状のガス剤が排気通路43内に供給される。
ガス発生器11は、接着剤によって排煙カバー8に固定されているが、各種の振動や外力がガス発生器11に加えられる場合がある。その結果、ガス発生器11が排煙カバー8から外れる場合がある。
図6において、ガス発生器11が排煙カバー8から外れたとしても、突起部73,74,75は、ガス発生器11が配線領域67側に移動することが抑制されている。具体的には、排煙カバー8から外れたガス発生器11は、図7に示すように、移動許容範囲R1内に制限されている。このため、ガス発生器11が排気口41および流入口21bの下方に位置する領域から大きくずれることを抑制することができる。このため、ガス発生器11の固定状態が解除されたとしても、排気ガスが排気通路43および排気通路19を通る際に、ガス発生器11を排気ガスに曝すことができる。
さらに、ガス発生器11の移動許容範囲R1は、接続片39から離れているため、ガス発生器11が排煙カバー8から外れたとしても、ガス発生器11が接続片39と接触することを抑制することができる。これにより、円筒電池3の負極26と、接続片39との接続不良が生じたり、接続片39が損傷・破断することを抑制することができる。
同様に、図9において、ガス発生器10の固定状態が解除されたとしても、ガス発生器10は移動許容範囲R2内に位置しており、ガス発生器10は排気口40の下方に位置する。このため、ガス発生器10の固定状態が解除されたとしても、排気ガスが排気通路43および排気通路18を通る際に、ガス発生器10を排気ガスに曝すことができる。
さらに、ガス発生器10の移動許容範囲R2は、接続片39から離れており、固定状態が解除されたガス発生器10が接続片39と接触することが抑制されている。これにより、接続片39および負極26の接続状態に悪影響が生じたり、接続片39が損傷したりすることを抑制することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
1 蓄電装置、2 ホルダ、3 円筒電池、4 樹脂カバー、5 正極バスバモジュール、6 モジュール、7 接続バスバモジュール、8 排煙カバー、10,11 ガス発生器、12 上面、13 下面、14,15 側面、16,17 端面、18,19,43 排気通路、20a,21a,40,41 排気口、20a17 特開、20b,21b 流入口、22,38 貫通孔、25 正極、26 負極、27,64 周壁部、30A,30B,30C,30D 正極バスバ、31 空隙、32,58 開口部、34 モールド樹脂、35B,35C,35D,35E 負極バスバ、36B,36C,36D,36E 本体部、37B,37C,37D,37E 接合片、39 接続片、42B,42C,42D,42E 接続バスバ、45,46 排気ダクト、47 底面、48 脆弱部、55 ケース、56 フィルム、57 ガス剤、60,62 樹脂層、61 バリア層、63 底部、65 鍔部、66 突出部、67 配線領域、68,69 隣接領域、70,71 規制部材、72,73,74,75,76,77,78 突起部。

Claims (1)

  1. 第1電極および第2電極を含む蓄電セルと、
    前記第1電極に接続された接続部材を含み、前記第1電極側に配置されたバスバと、
    前記バスバとの間に、前記蓄電セルからの排気ガスが流れる排気通路を形成するカバーと、
    前記排気通路内に固定され、内部温度が所定温度以上になるとガスを前記排気通路内に供給するガス発生器と、
    前記ガス発生器の周囲に配置され、固定が解除された前記ガス発生器の移動する範囲を移動許容範囲に規制する規制部材と、
    を備え、
    前記バスバは、前記接続部材が設けられた配線領域と、隣接領域とを含み、
    前記配線領域および前記隣接領域は、前記排気通路に位置しており、
    前記移動許容範囲は、前記隣接領域に位置している、蓄電装置。
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