JP7030281B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
複数の図柄が各々表示された複数の回転リールと、
遊技者の操作に基づいて複数の前記回転リールの回転を開始させるスタートスイッチと、
複数の前記回転リールの各々に対応して設けられるとともに、前記遊技者の操作に基づいて回転中の前記回転リールを停止させる複数のストップスイッチと、
前記遊技者による前記スタートスイッチの操作に基づいて内部抽せんを行って、複数の役のフラグから1つのフラグを当せんフラグとして成立させる内部抽せん部と、
遊技状態を、一般遊技状態、および、前記一般遊技状態よりも前記遊技者にとって有利な遊技状態である特別遊技状態のいずれにするかを決定する遊技状態制御部と、
遊技区間を、出玉に影響する操作を前記遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる前記一般遊技状態または出玉に影響する操作を前記遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる前記特別遊技状態で遊技を進行する有利区間、および、前記指示機能に係る処理を行うことができない前記一般遊技状態で遊技を進行する通常区間のいずれにするかを決定する区間制御部と、
前記遊技者にとっての有利度を規定する複数種類の設定値のうちから、あらかじめ1つ選択され決定された前記設定値を用いて遊技進行を実行する設定値制御部と、
店舗側の操作者の操作に基づいて前記設定値が変更された後、初回の前記通常区間においてのみ、2回目の前記通常区間においてのみ、または、初回および2回目の前記通常区間においてのみ、前記設定値を示唆する演出(以下、設定示唆演出)についての複数の確率テーブルのうちいずれか1つを用いて前記設定示唆演出の抽せんをし、前記抽せんの結果に基づいて前記設定示唆演出を前記表示部に表示する制御を行う演出制御部と、
少なくとも前記通常区間に連続して滞在するゲーム数(以下、通常区間連続滞在ゲーム数)をカウントするカウント部と、
前記設定値のそれぞれに対応する前記設定示唆演出の情報が少なくとも記憶されている記憶部と、
を備え、
前記設定示唆演出の情報には、前記遊技者にとって有利度の差がある2つ以上の前記設定示唆演出の情報が含まれ、
前記確率テーブルのそれぞれは、順に、前記通常区間に連続して滞在する所定ゲーム数ごとに1つずつ対応して設定(以下、対応設定)され、かつ、前記対応設定の順に、前記遊技者にとってより前記有利度の高い前記設定示唆演出を前記設定示唆演出の抽せんにおいて選択しやすくする確率値が設定され、
前記演出制御部は、前記設定示唆演出を前記表示部に表示する制御を行う場合、前記設定示唆演出の情報を前記記憶部から読み出し、前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする遊技機である。
複数の図柄が各々表示された複数の回転リールと、
遊技者の操作に基づいて複数の前記回転リールの回転を開始させるスタートスイッチと、
複数の前記回転リールの各々に対応して設けられるとともに、前記遊技者の操作に基づいて回転中の前記回転リールを停止させる複数のストップスイッチと、
前記遊技者による前記スタートスイッチの操作に基づいて内部抽せんを行って、複数の役のフラグから1つのフラグを当せんフラグとして成立させる内部抽せん部と、
遊技状態を、一般遊技状態、および、前記一般遊技状態よりも前記遊技者にとって有利な遊技状態である特別遊技状態のいずれにするかを決定する遊技状態制御部と、
遊技区間を、出玉に影響する操作を前記遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる前記一般遊技状態または出玉に影響する操作を前記遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる前記特別遊技状態で遊技を進行する有利区間、および、前記指示機能に係る処理を行うことができない前記一般遊技状態で遊技を進行する通常区間のいずれにするかを決定する区間制御部と、
前記遊技者にとっての有利度を規定する複数種類の設定値のうちから、あらかじめ1つ選択され決定された前記設定値を用いて遊技進行を実行する設定値制御部と、
前記通常区間において、前記設定値を示唆する演出(以下、設定示唆演出)についての複数の確率テーブルのうちいずれか1つを用いて前記設定示唆演出の抽せんをし、前記抽せんの結果に基づいて前記設定示唆演出を前記表示部に表示する制御を行う演出制御部と、
少なくとも前記通常区間に連続して滞在するゲーム数(以下、通常区間連続滞在ゲーム数)をカウントするカウント部と、
前記設定値のそれぞれに対応する前記設定示唆演出の情報が少なくとも記憶されている記憶部と、
を備え、
前記設定示唆演出の情報には、前記遊技者にとって有利度の差がある2つ以上の前記設定示唆演出の情報が含まれ、
前記確率テーブルのそれぞれは、順に、前記通常区間に連続して滞在する所定ゲーム数ごとに1つずつ対応して設定(以下、対応設定)され、かつ、前記対応設定の順に、前記遊技者にとってより前記有利度の高い前記設定示唆演出を前記設定示唆演出の抽せんにおいて選択しやすくする確率値が設定され、
前記演出制御部は、前記通常区間を通過する回数が多いほど、前記設定値をより予測しやすい演出が選択される前記確率値が高く設定されている前記確率テーブルを用いて前記設定示唆演出の抽せんを行い、前記設定示唆演出を前記表示部に表示する制御を行う場合、前記設定示唆演出の情報を前記記憶部から読み出し、前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする遊技機である。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、前記所定ゲーム数は、あらかじめ設定されているゲーム数、または、前記演出制御部による抽せんによって無作為に選択されたゲーム数であることが好ましい。
以下に、本発明の遊技機の実施形態としてのスロットマシンを説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で本発明の実施形態を適宜変更することができる。
図1は、スロットマシン1の筐体10を示す図である。筐体10の正面には、前面扉100が設けられている。
遊技者は、まず、投入口41からメダルを投入して、あるいは、ベットスイッチ42を操作することにより貯留しているメダル(クレジット)を使用して、スロットマシン1にメダルをベットする。スロットマシン1に所定の枚数のメダルがベットされると、有効ラインLが有効化される。その後、レバー43の操作、すなわち、遊技の開始が可能となる。
スロットマシン1は、図4のとおり、RT状態として、RT0~RT6を備える。なお、これらの複数のRT状態のそれぞれには、ART当せん確率および上乗せ当せん確率が当せんした役ごとにあらかじめ定められている。
制御部6は、図2のとおり、主に、メイン制御部61およびサブ制御部62で構成される。メイン制御部61およびサブ制御部62はそれぞれ、演算に用いられるCPU(Central Processing Unit)、ならびに、遊技進行等に必要なプログラムあるいはデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)で構成される記憶部を備える(図示略)。
メイン制御部61は、内部抽せん、回転リール20の制御等、遊技を進行させるための制御を行う。メイン制御部61は、遊技者による、ベットスイッチ42、レバー43およびストップスイッチ40への操作に基づいて、ステッピングモータ21の制御、および、回転リール20の回転開始または停止の制御を行う。
内部抽せん部610は、レバー43の操作信号が出力されたときに取得される乱数と内部抽せん部610が備える内部抽せんテーブルT1とに基づいて内部抽せんを行う。そして、内部抽せんの結果を受けて、内部抽せん結果信号が生成される。この内部抽せん結果信号は、内部抽せん部610から回転開始制御部611、回転停止制御部612、カウント部619、および、演出制御部620を備えるサブ制御部62等へと送信される。
内部抽せんテーブルT1は、当せんの可能性がある役の情報(成立する可能性のある役のフラグの情報)を備える。内部抽せんテーブルT1において、RT状態ごとに「○」となっている欄が成立する可能性のある役のフラグであり、空欄となっている欄が成立する可能性のない役のフラグである。
回転開始制御部611は、レバー43の操作信号に基づいて、ステッピングモータ21を制御して回転リール20を回転させる。なお、回転開始制御部611は、回転リール20が、例えば、80回転/分の速度で回転するように、ステッピングモータ21を制御する。また、回転開始制御部611は、前遊技における回転リール20の回転開始から一定時間(いわゆるウェイト時間である4.1秒間)が経過している場合に、遊技者によるレバー43の操作に基づいて回転リール20の回転を開始する。
回転停止制御部612は、回転リール検出部612a、図柄テーブルT2、図柄判定部612b、および、押し順判定部612cを備える。回転停止制御部612は、内部抽せん部610により出力された内部抽せん結果信号と遊技者によるストップスイッチ40の操作信号と図柄テーブルT2とに基づいて、ステッピングモータ21を制御する。これにより、遊技者がストップスイッチ40を操作したのち、190m秒以内に、対応する回転リール20の回転が停止する。
遊技結果判定部613は、内部抽せん部610から出力された内部抽せん結果信号と、図柄判定部612bから出力された図柄判定信号とに基づいて、遊技の結果を判定する。遊技の結果は、有効ラインL上に揃った図柄に基づいて、当せん役が入賞したか否かによって判定される。
ホッパー制御部614は、遊技結果判定部613により出力された遊技結果判定信号、あるいは操作部4の精算スイッチ(図示略)を操作することにより出力される操作信号に基づいて、ホッパーユニット(図示略)を制御する。
設定値制御部615は、店舗の操作者の操作に基づいて、複数種類の設定値(例えば、1~6)のうちいずれか1つの設定値を用いて遊技進行を実行する。この設定値は、スロットマシン1ごとに設定される。設定値制御部615によって設定された設定値の情報は、内部抽せん部610のほか、後述する演出制御部620などに送信される。
区間制御部616は、遊技区間を、所定の処理を行うことができる有利区間、および、所定の処理を行うことができない通常区間のいずれにするかを決定する。具体的には、区間制御部616は、遊技区間を、出玉に影響する操作を遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる一般遊技状態または出玉に影響する操作を遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる特別遊技状態で遊技を進行する有利区間、および、指示機能に係る処理を行うことができない一般遊技状態で遊技を進行する通常区間のいずれにするかを決定する。このように、本実施形態において有利区間とは、指示機能にかかる性能を発揮することができる区間のことをいう。すなわち、所定の処理とは指示機能を発揮させる(アシストを行う)か否かの抽せん処理、および、指示機能を発揮させる処理を示す。したがって、遊技区間が有利区間でなければ、スロットマシン1はCZ抽せん処理、および、ART抽せん処理(上乗せ抽せん処理を含む。)を行うことができない。
RT状態制御部617は、複数のRT状態のうちの1つのRT状態を用いて遊技進行を行う。複数のRT状態には、前述のとおり、リプレイのフラグが当せんフラグとして成立する確率(リプレイ確率)がそれぞれあらかじめ定められている。
遊技状態制御部618は、遊技状態を、一般遊技状態と特別遊技状態との間で切り替える。具体的には、遊技状態制御部618は、遊技状態を一般遊技状態から特別遊技状態へと移行させるか否かの移行抽せんを行う。
サブ制御部62は、図2のとおり、演出制御部620、および、報知部621を備える。また、サブ制御部62は、メイン制御部61から送信された信号に基づいて演出内容を決定する。具体的には、サブ制御部62は、演出制御部620、報知部621、電飾部、およびスピーカの制御、ならびに、決定された演出内容の出力といった制御を行う。
演出制御部620は、例えば、内部抽せん結果信号、CZ移行信号、ART移行信号、ART終了信号、および、通常遊技状態移行信号等に応じて、1ゲームごとに、演出パターンを選択する。
具体的には、たとえば、図13に示したように、通常区間滞在ゲーム数が1ゲームから9ゲームはテーブル1、通常区間滞在ゲーム数が10ゲームから19ゲームはテーブル2、通常区間滞在ゲーム数が20ゲーム以上はテーブル3のように確率値が設定されている。
報知部621は、例えば、ART抽せんに当せんしたのちART(RT5あるいはRT6)中に押し順役フラグが当せんフラグとして成立した場合に、メイン制御部61から送信された信号に従って、その押し順役に含まれる複数の押し順役のうちの特定の押し順役を入賞させるための押し順をアシストする。
図14を参照して、店舗の操作者の操作に基づいてスロットマシン1の設定変更がされた後における本発明の設定示唆抽せん処理の一例について説明する。なお、以下に説明される処理の順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更することができる。
以上の手順により、本発明の設定示唆抽せん処理は実行される。
表示部(たとえば液晶画面3)と、
複数の図柄が各々表示された複数の回転リール20と、
遊技者の操作に基づいて複数の回転リール20の回転を開始させるレバー43と、
複数の回転リール20の各々に対応して設けられるとともに、遊技者の操作に基づいて回転中の回転リール20を停止させる複数のストップスイッチ40と、
遊技者によるレバー43の操作に基づいて内部抽せんを行って、複数の役のフラグから1つのフラグを当せんフラグとして成立させる内部抽せん部610と、
遊技状態を、一般遊技状態、および、一般遊技状態よりも遊技者にとって有利な遊技状態である特別遊技状態のいずれにするかを決定する遊技状態制御部618と、
遊技区間を、出玉に影響する操作を遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる一般遊技状態または出玉に影響する操作を遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる特別遊技状態で所定の遊技数を上限として遊技を進行する有利区間、および、指示機能に係る処理を行うことができない一般遊技状態で遊技を進行する通常区間のいずれにするかを決定する区間制御部616と、
前記遊技者にとっての有利度を規定する複数種類の設定値のうちから、遊技者の遊技前においてあらかじめ1つ選択され決定された設定値を用いて遊技進行を実行する設定値制御部615と、
通常区間において、設定値を示唆する演出(以下、設定示唆演出)についての複数の確率テーブルのうちいずれか1つを用いて設定示唆演出の抽せんをし、抽せんの結果に基づいて設定示唆演出を表示部(たとえば液晶画面3)に表示する制御を行う演出制御部620と、
少なくとも前記通常区間に連続して滞在するゲーム数(以下、通常区間連続滞在ゲーム数)をカウントするカウント部619と、
設定値のそれぞれに対応する設定示唆演出の情報が少なくとも記憶されている記憶部(演出制御部620)と、
を備え、
設定示唆演出の情報には、遊技者にとって有利度の差がある2つ以上の設定示唆演出の情報が含まれ、
確率テーブルのそれぞれ(たとえば、図13のテーブル1~3)は、順に、通常区間に連続して滞在する所定ゲーム数ごとに1つずつ対応して設定(以下、対応設定)され、かつ、前記対応設定の順に、遊技者にとってより有利度の高い設定示唆演出(たとえば、設定された設定値をより予測しやすい演出)を設定示唆演出の抽せんにおいて選択しやすくする確率値が設定され、
演出制御部620は、設定示唆演出を表示部(たとえば液晶画面3)に表示する制御を行う場合、設定示唆演出の情報を記憶部(たとえば演出制御部620)から読み出し、表示部(たとえば液晶画面3)に表示する制御を行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、従来よりも遊技の幅を広げる設定示唆を行うことが可能な遊技機を提供することができる。
前記実施形態において、あらかじめ設定されているゲーム数ごとに、異なる確率テーブルを用いて設定示唆演出抽せんを行うものであったが、これに限られない。たとえば、前記演出制御部による抽せんによって無作為に選択されたゲーム数ごとに、異なる確率テーブルを用いて設定示唆演出抽せんを行うものであってもよい。
10 筐体
100 前面扉
2 回転リールユニット
20(20a、20b、20c) 回転リール
200 リール窓
3 液晶画面
4 操作部
40(40a、40b、40c) ストップスイッチ
41 投入口
42 ベットスイッチ
43 レバー(スタートスイッチ)
51 払出口
52 下皿
6 制御部
61 メイン制御部
610 内部抽せん部
611 回転開始制御部
612 回転停止制御部
612a 回転リール検出部
612b 図柄判定部
612c 押し順判定部
613 遊技結果判定部
614 ホッパー制御部
615 設定値制御部
616 区間制御部
617 RT状態制御部
618 遊技状態制御部
619 カウント部
62 サブ制御部
620 演出制御部
621 報知部
T1 内部抽せんテーブル
T2 図柄テーブル
T3 演出テーブル
T4 設定示唆確率テーブル
Claims (3)
- 表示部と、
複数の図柄が各々表示された複数の回転リールと、
遊技者の操作に基づいて複数の前記回転リールの回転を開始させるスタートスイッチと、
複数の前記回転リールの各々に対応して設けられるとともに、前記遊技者の操作に基づいて回転中の前記回転リールを停止させる複数のストップスイッチと、
前記遊技者による前記スタートスイッチの操作に基づいて内部抽せんを行って、複数の役のフラグから1つのフラグを当せんフラグとして成立させる内部抽せん部と、
遊技状態を、一般遊技状態、および、前記一般遊技状態よりも前記遊技者にとって有利な遊技状態である特別遊技状態のいずれにするかを決定する遊技状態制御部と、
遊技区間を、出玉に影響する操作を前記遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる前記一般遊技状態または出玉に影響する操作を前記遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる前記特別遊技状態で遊技を進行する有利区間、および、前記指示機能に係る処理を行うことができない前記一般遊技状態で遊技を進行する通常区間のいずれにするかを決定する区間制御部と、
前記遊技者にとっての有利度を規定する複数種類の設定値のうちから、あらかじめ1つ選択され決定された前記設定値を用いて遊技進行を実行する設定値制御部と、
店舗側の操作者の操作に基づいて前記設定値が変更された後、初回の前記通常区間においてのみ、2回目の前記通常区間においてのみ、または、初回および2回目の前記通常区間においてのみ、前記設定値を示唆する演出(以下、設定示唆演出)についての複数の確率テーブルのうちいずれか1つを用いて前記設定示唆演出の抽せんをし、前記抽せんの結果に基づいて前記設定示唆演出を前記表示部に表示する制御を行う演出制御部と、
少なくとも前記通常区間に連続して滞在するゲーム数(以下、通常区間連続滞在ゲーム数)をカウントするカウント部と、
前記設定値のそれぞれに対応する前記設定示唆演出の情報が少なくとも記憶されている記憶部と、
を備え、
前記設定示唆演出の情報には、前記遊技者にとって有利度の差がある2つ以上の前記設定示唆演出の情報が含まれ、
前記確率テーブルのそれぞれは、順に、前記通常区間に連続して滞在する所定ゲーム数ごとに1つずつ対応して設定(以下、対応設定)され、かつ、前記対応設定の順に、前記遊技者にとってより前記有利度の高い前記設定示唆演出を前記設定示唆演出の抽せんにおいて選択しやすくする確率値が設定され、
前記演出制御部は、前記設定示唆演出を前記表示部に表示する制御を行う場合、前記設定示唆演出の情報を前記記憶部から読み出し、前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする遊技機。 - 表示部と、
複数の図柄が各々表示された複数の回転リールと、
遊技者の操作に基づいて複数の前記回転リールの回転を開始させるスタートスイッチと、
複数の前記回転リールの各々に対応して設けられるとともに、前記遊技者の操作に基づいて回転中の前記回転リールを停止させる複数のストップスイッチと、
前記遊技者による前記スタートスイッチの操作に基づいて内部抽せんを行って、複数の役のフラグから1つのフラグを当せんフラグとして成立させる内部抽せん部と、
遊技状態を、一般遊技状態、および、前記一般遊技状態よりも前記遊技者にとって有利な遊技状態である特別遊技状態のいずれにするかを決定する遊技状態制御部と、
遊技区間を、出玉に影響する操作を前記遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる前記一般遊技状態または出玉に影響する操作を前記遊技者に指示する指示機能に係る処理を行うことができる前記特別遊技状態で遊技を進行する有利区間、および、前記指示機能に係る処理を行うことができない前記一般遊技状態で遊技を進行する通常区間のいずれにするかを決定する区間制御部と、
前記遊技者にとっての有利度を規定する複数種類の設定値のうちから、あらかじめ1つ選択され決定された前記設定値を用いて遊技進行を実行する設定値制御部と、
前記通常区間において、前記設定値を示唆する演出(以下、設定示唆演出)についての複数の確率テーブルのうちいずれか1つを用いて前記設定示唆演出の抽せんをし、前記抽せんの結果に基づいて前記設定示唆演出を前記表示部に表示する制御を行う演出制御部と、
少なくとも前記通常区間に連続して滞在するゲーム数(以下、通常区間連続滞在ゲーム数)をカウントするカウント部と、
前記設定値のそれぞれに対応する前記設定示唆演出の情報が少なくとも記憶されている記憶部と、
を備え、
前記設定示唆演出の情報には、前記遊技者にとって有利度の差がある2つ以上の前記設定示唆演出の情報が含まれ、
前記確率テーブルのそれぞれは、順に、前記通常区間に連続して滞在する所定ゲーム数ごとに1つずつ対応して設定(以下、対応設定)され、かつ、前記対応設定の順に、前記遊技者にとってより前記有利度の高い前記設定示唆演出を前記設定示唆演出の抽せんにおいて選択しやすくする確率値が設定され、
前記演出制御部は、前記通常区間を通過する回数が多いほど、前記設定値をより予測しやすい演出が選択される前記確率値が高く設定されている前記確率テーブルを用いて前記設定示唆演出の抽せんを行い、前記設定示唆演出を前記表示部に表示する制御を行う場合、前記設定示唆演出の情報を前記記憶部から読み出し、前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする遊技機。 - 前記所定ゲーム数は、あらかじめ設定されているゲーム数、または、前記演出制御部による抽せんによって無作為に選択されたゲーム数である、請求項1または2に記載の遊技機。
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