JP7028602B2 - Uvセンサの状態判定装置 - Google Patents
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Description
実施の形態1では、バーナへの燃料の供給開始(燃料弁開)(図1(a)に示すt1点)から火炎有りと判定されるまでの時間(図1(b)に示すt2点までの時間)、すなわちUVセンサからの火炎検出信号(フレーム電圧VF)がVF≧VFminとなるまでの時間をタイマによって計測し(図1(c))、このタイマによって計測された時間を着火遅れ時間Tdとする。
実施の形態2では、着火遅れ時間Tdだけではなく、定常燃焼中のフレーム電圧VFからも、UVセンサの状態が不調か否かの判定を行うようにする。すなわち、着火遅れ時間Tdと定常燃焼中のフレーム電圧VFの両方について、通常範囲からの逸脱があった場合、UVセンサに不調が生じている可能性がさらに高いと判断する。
図4に、本発明に係るUVセンサの状態判定装置の一実施の形態を含む燃焼システムの要部を示す。この燃焼システム100は、燃焼機器1と、燃焼制御装置2と、燃料流路3と、空気流路4とを備えている。
図7に、実施の形態1のUVセンサの状態判定装置(UVセンサ状態判定装置)の要部の機能ブロック図を示す。このUVセンサ状態判定装置21は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。
実施の形態1のUVセンサ状態判定装置21において、VFminを第1の基準レベル(フレーム電圧VFの正常な範囲の下限側の境界値)とし、第2の基準レベルVFmaxをフレーム電圧VFの正常な範囲の上限側の境界値として定め、フレーム電圧VFがVFmaxを超えた場合にUVセンサ9が異常な状態にあると判定するようにしてもよい。
図10に、UVセンサ状態判定装置21Aおよび21Bにおける状態判定のロジックを従来技術と比較して示す。図10(a)は、従来技術の状態判定のロジック、図10(b)はUVセンサ状態判定装置21Aにおける状態判定のロジック、図10(c)はUVセンサ状態判定装置21Bにおける状態判定のロジックを示す。
図11に、実施の形態2のUVセンサ状態判定装置の要部の機能ブロック図を示す。このUVセンサ状態判定装置21(21C)では、実施の形態1のUVセンサ状態判定装置21A(図7)を基本とし、このUVセンサ状態判定装置21Aの構成にさらに燃焼中火炎レベル判定部21-9を設けている。
着火検出が正常に行われず燃焼装置がロックアウトされる現象が発生した場合に、着火遅れ時間とフレーム電圧の変化を確認すれば、UVセンサの汚れが影響しているかどうかの原因究明にも利用できる。
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
Claims (6)
- バーナへの点火を行う点火装置と、前記バーナの火炎の強さをその火炎の発生に伴って生じる紫外線を受けて検出するUVセンサとを備えた燃焼システムにおける前記UVセンサの状態を判定するUVセンサの状態判定装置であって、
前記UVセンサが検出する火炎の強さが予め定められた第1の基準レベルに達した場合に火炎有りと判定するように構成された火炎有無判定部と、
前記バーナへの燃焼開始から前記火炎有無判定部によって火炎有りと判定されるまでの時間を着火遅れ時間として計時するように構成されたタイマと、
前記タイマによって計時された着火遅れ時間が予め定められている正常な範囲内ではあるが通常の範囲内からずれていた場合、前記UVセンサが不調な状態にあると判定するように構成された第1の着火遅れ判定部と、
前記UVセンサが検出する前記バーナの定常燃焼中の火炎の強さを監視する燃焼中火炎レベル判定部と、を備え、
前記燃焼中火炎レベル判定部は、
前記第1の基準レベルを前記火炎の強さの正常な範囲の下限側の境界値とし、
前記第1の基準レベルよりも高い第2の基準レベルを前記火炎の強さの正常な範囲の上限側の境界値とし、
前記第1の基準レベルよりも高く前記第2の基準レベルよりも低い第3の基準レベルを前記火炎の強さの通常の範囲の下限側の境界値とし、
前記第2の基準レベルよりも低く前記第3の基準レベルよりも高い第4の基準レベルを通常の範囲の上限側の境界値としたときに、
前記定常燃焼中の火炎の強さが前記第1の基準レベルと前記第3の基準レベルとの間にある場合あるいは前記第2の基準レベルと前記第4の基準レベルとの間にある場合を前記UVセンサが不調な状態にあると判定し、
前記定常燃焼中の火炎の強さが前記第1の基準レベルを下回った場合あるいは前記第2の基準レベルを超えた場合を前記UVセンサが異常な状態にあると判定し、
前記定常燃焼中の火炎の強さが前記第3の基準レベルと前記第4の基準レベルとの間にある場合を前記UVセンサが通常の状態にあると判定する
ことを特徴とするUVセンサの状態判定装置。 - 請求項1に記載されたUVセンサの状態判定装置において、
前記正常な範囲の上限側の境界値として定められた第1の判定基準時間と、前記通常の範囲の上限側の境界値として定められた第2の判定基準時間とを記憶する判定基準時間記憶部とを備え、
前記第1の着火遅れ判定部は、前記タイマによって計時された着火遅れ時間が前記第1の判定基準時間と前記第2の判定基準時間との間にあった場合に前記UVセンサが不調な状態にあると判定する
ことを特徴とするUVセンサの状態判定装置。 - 請求項2に記載されたUVセンサの状態判定装置において、
前記第1の着火遅れ判定部は、
前記タイマによって計時された着火遅れ時間が前記第1の判定基準時間と前記第2の判定基準時間との間にあった場合に前記UVセンサが不調な状態にあると判定し、
前記タイマによって計時された着火遅れ時間が前記第2の判定基準時間を下回っていた場合に前記UVセンサが通常の状態にあると判定する
ことを特徴とするUVセンサの状態判定装置。 - 請求項2又は3に記載されたUVセンサの状態判定装置において、
前記タイマの計時時間を監視し、この計時時間が前記第1の判定基準時間を超えた場合、前記UVセンサが異常な状態にあると判定するように構成された第2の着火遅れ判定部
を備えることを特徴とするUVセンサの状態判定装置。 - 請求項1~4の何れか1項に記載されたUVセンサの状態判定装置において、
前記第1の基準レベルを前記火炎の強さの正常な範囲の下限側の境界値として、前記第1の基準レベルよりも高い第2の基準レベルを前記火炎の強さの正常な範囲の上限側の境界値として記憶する判定基準レベル記憶部と、
前記UVセンサが検出する火炎の強さが前記第2の基準レベルを超えた場合に前記UVセンサが異常な状態にあると判定するように構成された火炎レベル判定部と
を備えることを特徴とするUVセンサの状態判定装置。 - 請求項1~4の何れか1項に記載されたUVセンサの状態判定装置において、
前記第1の基準レベルを前記火炎の強さの正常な範囲の下限側の境界値として、前記第2の基準レベルを前記火炎の強さの正常な範囲の上限側の境界値として、前記第3の基準レベルを前記火炎の強さの通常の範囲の下限側の境界値として、前記第4の基準レベルを通常の範囲の上限側の境界値として記憶する判定基準レベル記憶部
を備えることを特徴とするUVセンサの状態判定装置。
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Family Applications (1)
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