JP7026750B2 - 画像処理装置、その制御方法、及び通信システム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、及び通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP7026750B2
JP7026750B2 JP2020179980A JP2020179980A JP7026750B2 JP 7026750 B2 JP7026750 B2 JP 7026750B2 JP 2020179980 A JP2020179980 A JP 2020179980A JP 2020179980 A JP2020179980 A JP 2020179980A JP 7026750 B2 JP7026750 B2 JP 7026750B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
image processing
mobile terminal
external terminal
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020179980A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021044812A (ja
Inventor
徹 若菜
直哉 角谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Publication of JP2021044812A publication Critical patent/JP2021044812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7026750B2 publication Critical patent/JP7026750B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、モバイル端末から接続可能な画像処理装置、その制御方法、及び通信システムに関する。
近年、様々な無線通信機能を備える情報通信処理の1つである複合機において、モバイル端末との連携機能が提供されている。例えば、無線LANやBluetooth(登録商標)などを搭載した複合機などが知られている。特許文献1ではBluetoothを利用し、モバイル端末から複合機の印刷制御を行う技術が提案されている。
複合機としては、Bluetoothでの印刷制御だけでなく、モバイル端末からBluetoothでの通信を介したユーザ認証機能も考えられる。この場合、モバイル端末が複合機に対してユーザIDとパスワードといった機密情報を送信する必要がある。このパスワードの入力範囲は、英数字記号且つ8文字以上が一般的である。通信経路上に機密情報を扱うため、モバイル端末と複合機との間は経路暗号化通信が行われなければならない。
従来、Bluetoothを利用して経路暗号化通信を行う際は、接続を受けるデバイスがPINコードを表示し、接続を要求するデバイスがそのPINコードを入力し、一致した場合に鍵交換を行い、その鍵で暗号化を実施している。このBluetoothが扱うPINコードは数字6桁である。
特願2014-230178号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。Bluetoothが扱うPINコードは数字6桁であるが、パスワードの入力範囲は一般的にそれ以上広い範囲で設定される。そのため、PINコード入力時に総当たり攻撃などを実施されると、パスワード情報が取得されてしまうというセキュリティの脅威がある。通常、経路暗号を行う場合、PINコードの検証後に、LTK(Long Term Key)をモバイル端末と交換する方式が利用されている。しかし、モバイル端末が正しい複合機からLTKを取得したかどうかを判断できず、悪意のある第三者が複合機になりすまし、モバイル端末側から送られるユーザIDとパスワードを取得されてしまうという脅威がある。したがって、PINコードよりも高い複雑性と暗号強度を保ちつつ、なりすましの無い正しい複合機から暗号化を行い、ユーザ認証情報の経路暗号を実現する必要がある。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、モバイル端末から画像処理装置に対してユーザ認証を行う際に、画像処理装置のなりすましを防止しながら、高いセキュリティの経路暗号化通信を行う仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、Bluetooth通信が可能なBluetooth通信部と、情報を表示可能な表示部と、予め登録されたコードを保持する手段と、処理毎に異なるコードを取得し得るコード取得処理を実行する手段と、前記予め登録されたコードを読み出して前記表示部に表示させ、前記登録されたコードに対応する情報をBluetooth通信部を介して外部端末から受信したことに少なくとも基づいて、前記外部端末との間で所定の通信手続きを行うための所定の画面を前記表示部に表示させ、前記所定の通信手続きが完了したことにしたがって前記外部端末との間での所定の接続関係の確立を許可する手段と、前記コード取得処理によって取得されるコードを前記表示部に表示させ、前記取得されるコードに対応する情報を前記Bluetooth通信部を介して外部端末から受信したことにしたがって、前記所定の画面を前記表示部に表示させることなく前記外部端末の間での所定の接続関係の確立を許可する手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、モバイル端末から画像処理装置に対してユーザ認証を行う際に、画像処理装置のなりすましを防止しながら、高いセキュリティの経路暗号化通信を行うことができる。
一実施形態に係る複合機100とモバイル端末21のブロック図。 複合機100のモバイル端末の認証設定画面の例を示す図。 複合機100のモバイル端末の初回接続設定画面の例を示す図。 モバイル端末21のデバイス接続設定画面の例を示す図。 一実施形態に係る複合機100のモバイル端末からの初回接続設定を受け付ける処理の流れを示すフローチャート。 複合機100のメインメニュー画面の例を示す図。 一実施形態に係る複合機100のモバイル端末とのユーザ認証の処理の流れを示すフローチャート。 モバイル端末21のユーザ認証設定画面の例を示す図。 一実施形態に係る複合機100のモバイル端末からの初回接続設定を受け付ける処理の流れを示すフローチャート。 一実施形態に係る複合機100のモバイル端末の認証設定画面の例を示す図。 複合機100のモバイル端末のPINコード初期設定画面の例を示す図。 一実施形態に係る複合機100のモバイル端末からの初回接続設定を受け付ける処理の流れを示すフローチャート。 一実施形態に係るモバイル端末の処理の流れを示すフローチャート。 一実施形態に係る複合機100のモバイル端末からの初回接続設定を受け付ける処理の流れを示すフローチャート。 一実施形態に係るモバイル端末の処理の流れを示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<画像処理装置及びモバイル端末の構成>
以下では、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像処理装置である複合機100と外部端末であるモバイル端末21との概略構成について説明する。図1の下部は複合機100、上部はモバイル端末21の概略構成を示している。複合機100とモバイル端末21とは通信可能に接続される。本実施形態では、当該通信についてBluetooth接続による通信を例に説明する。
まず、複合機100の構成について説明する。複合機100は、コントロールユニット200、スキャナ部201、プリンタ部202、及び操作部210を備える。コントロールユニット200は、画像入力デバイスであるスキャナ部201や画像出力デバイスであるプリンタ部202と接続し、一方ではネットワーク101や公衆回線204と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。コントロールユニット200は、CPU205、RAM206、ROM207、HDD208、操作部I/F209、ネットワークI/F211、無線通信部212、SRAM213、RTC214、及びイメージバスI/F216を備える。さらに、コントロールユニット200は、RIP部218、デバイスI/F219、スキャナ画像処理部220、プリンタ画像処理部221、暗号処理部222、及び復号化処理部223を備える。
CPU205は複合機100全体を統括的に制御するプロセッサである。RAM206はCPU205が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データやユーザ情報やパスワードなどを一時記憶するためのメモリでもある。ROM207はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD208はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、アプリケーションや、画像データを格納する。また、本実施形態に係る後述のフローチャートを実行するためのプログラムもこのHDD208に格納されている。
本実施形態に係るフローチャートの各ステップは、CPU205がHDD208に記憶されたプログラムをRAM206に読み出して実行することにより実現される。ただし、このCPU205以外のプロセッサが上記フローチャートの各ステップを実行したり、或いは、CPU205と他のプロセッサとが協同して上記フローチャートの処理を実行したりしてもよい。
操作部インターフェース(I/F)209はタッチパネルを有した操作部210とのインターフェース部で、操作部210に表示する画像データを操作部210に対して出力する。また、操作部210から本システム使用者が入力した情報を、CPU205に伝える。操作部210はユーザインターフェースとして表示部の役割も兼ねる。
ネットワークインターフェース(I/F)211はネットワーク101に接続し、情報の入出力を行う。無線通信部212は無線ネットワーク102に接続し、情報の入出力を行う。モバイル端末21との無線通信はこの無線通信部212を介して行う。
SRAM213は高速動作可能な不揮発性の記憶媒体である。RTC214は、リアルタイムクロックであり、コントロールユニット200に電源が入っていない状態でも現在の時刻をカウントし続ける処理を行う。以上のデバイスがシステムバス215上に配置される。
イメージバスI/F216はシステムバス215と画像データを高速で転送する画像バス217を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス217は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス217上には以下のデバイスが配置される。RIP部218はラスターイメージプロセッサでありPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F219は、画像入出力デバイスであるスキャナ部201やプリンタ部202とコントロールユニット200を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部220は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部221は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。暗号処理部222は画像データを含む入力データの暗号化処理を行う。復号化処理部223は暗号化データの複合化処理を行う。
次に、モバイル端末21の構成について説明する。モバイル端末はコントロールユニット20及びモバイル端末操作部23を備える。また、コントロールユニット20は、モバイル端末操作部I/F22、CPU24、内部メモリ25、RAM26、暗号処理部27、復号化処理部28、及び無線通信部29を備える。
CPU24はモバイル端末21全体を統括的に制御するプロセッサである。RAM26はCPU24が動作するためのシステムワークメモリであり、ユーザ情報やパスワードなどを一時記憶するためのメモリでもある。内部メモリ25には、システムのブートプログラムはシステムソフトウェア、アプリケーション、画像データを格納する。また、本実施形態における後述のフローチャートを実行するためのプログラムもこの内部メモリ25に格納されている。暗号処理部27は入力データの暗号化処理や、乱数生成を行う。復号化処理部28は暗号化データの複合化処理を行う。
モバイル端末操作部インターフェース(I/F)22はタッチパネルを有したモバイル端末操作部23とのインターフェース部であり、モバイル端末操作部23に表示する画像データをモバイル端末操作部23に対して出力する。また、モバイル端末操作部23から本システム使用者が入力した情報を、CPU24に伝える。モバイル端末操作部23はユーザインターフェースとして表示部の役割も兼ねる。無線通信部29は無線ネットワーク102に接続し、情報の入出力を行う。複合機100との無線通信はこの無線通信部29を介して行う。
本実施形態のフローチャートの各ステップは、CPU24が内部メモリ25に記憶されたプログラムをRAM26に読み出して実行することにより実現される。ただし、このCPU24以外のプロセッサが上記フローチャートの各ステップを実行したり、あるいは、CPU24と他のプロセッサとが協同して上記フローチャートの処理を実行したりしてもよい。
<画面例>
次に、図2を参照して、複合機100が有するモバイル端末の認証設定画面231について説明する。当該認証設定画面231は、操作部210によって表示される。モバイル端末の認証設定画面231は、Bluetoothユーザ認証設定の有効232と無効233の設定の切り替えを可能とする。Bluetoothユーザ認証設定が有効232となっている場合、複合機100はモバイル端末21とのBluetooth通信の接続要求を受け付ける。Bluetoothユーザ認証設定の無効233となっている場合、複合機100はモバイル端末21とのBluetooth通信接続を行わない。また、Bluetoothユーザ認証設定が有効232となっている場合、Bluetoothセキュリティ通信設定(セキュリティモード)の切り替えを可能とする。
本実施形態において、この設定は「Bluetooth標準モード234(第1モード)」と「セキュリティ強化モード235(第2モード)」との2種類存在する。「Bluetooth標準モード」とは、従来からのBluetoothのPINコードを使った暗号化通信モードである。本実施形態で説明するPINコードとは、通常使用されている6桁以内の暗証番号を示す。「セキュリティ強化モード」はなりすましを防止しながら、高いセキュリティの経路暗号化通信を実現する設定であり、詳細な制御については後述する。Bluetoothセキュリティ通信設定がセキュリティ強化モード235となっている場合、PINコード入力設定の有効236と無効237の設定の切り替えを可能とする。
本実施形態によれば、これらの設定は操作部210によって入力され、その設定値はSRAM213に保持される。図2の例では、Bluetoothユーザ認証設定が有効232となり、セキュリティ強化モード235が選択され、PINコード入力設定は無効237に設定されている。これらの設定が選択された後に、OKボタン238が選択されると当該設定が確定されSRAM213に保持される。一方、キャンセルボタン239が選択されると、当該設定は確定せず、キャンセルされる。
次に、図3を参照して、複合機100が有するモバイル端末の初回接続設定画面311について説明する。初回接続設定画面311は、操作部210によって表示される。初回接続設定画面311は複合機100に対してモバイル端末21がBluetooth通信を行うために必要なメッセージ312を表示する。ユーザは、当該画面を確認すると、キャンセルボタン313を操作することにより前に表示されていた画面へ戻すことができる。初回接続設定画面321、331の詳細については後述する。
次に、図4を参照して、モバイル端末21が有するデバイス接続設定画面411について説明する。デバイス接続設定画面411は、モバイル端末操作部23によって表示される。デバイス接続設定画面411はモバイル端末21がBluetooth接続要求を出すことが可能な接続デバイスリスト412を表示する。ユーザは、当該画面を確認すると、キャンセルボタン413を操作することにより前に表示されていた画面へ戻すことができる。デバイス接続設定画面421、431、441の詳細については後述する。
<処理手順>
次に、図5を参照して、本実施形態に係るモバイル端末から初回接続要求を受けた付けた場合に、ユーザ認証に必要な公開鍵の情報を送信する複合機100の処理手順について説明する。以下で説明する複合機100の処理は、複合機100内のコントロールユニット200によっては制御される。具体的には、以下で説明する処理は、CPU205がHDD208に格納された制御プログラムをRAM206に読み出して実行することにより、実現される。なお、本フローチャートは、CPU205が受付手段として機能し、モバイル端末から接続要求を受け付けた際に実行される。
S501で、CPU205は、図2に示す認証設定画面231で設定されSRAM213に保存されているBluetoothユーザ認証設定を取得する。S502で、CPU205は、取得したBluetoothユーザ認証設定が有効であるか否かを判断する。即ち、図2の認証設定画面231でBluetoothユーザ認証設定が有効232又は無効233に設定されたかを判断する。S502で、CPU205は、取得したBluetoothユーザ認証設定が無効であると判断した場合は本処理を終了する。
一方、S502でBluetoothユーザ認証設定が有効であると判断した場合S503に進み、CPU205は、操作部210からモバイル端末の初回接続設定要求を受け付ける。S504で、CPU205はモバイル端末21からのモバイル端末の初回接続設定要求を受信したか否かを判断する。受信していればS505に進み、受信していなければS503に処理を戻す。なお、初回接続設定要求はモバイル端末21の操作部23から図4のデバイス接続設定画面411のデバイスリスト412の中から複合機100が選択された場合に、モバイル端末21から複合機100に送信される。
S505で、CPU205は、受信した初回接続設定要求に従って、モバイル端末21とのBluetooth接続を確立する。続いて、S506で、CPU205は、SRAM213からBluetoothセキュリティ通信設定を取得する。S507で、CPU205は、取得したBluetoothセキュリティ通信設定の設定がBluetooth標準モードであるか又はセキュリティ強化モードであるかを判断する。Bluetooth標準モードであればS508に進み、セキュリティ強化モードであればS515に進む。
S508で、CPU205は、PINコードを複合機100の操作部210に表示する。図3の初回接続設定画面321に示すように、メッセージ322とともに、PINコード324が表示される。初回接続設定画面321では、PINコードに「265862」と表示される例を示している。本実施形態によれば、このPINコードはモバイル端末21から初回接続設定要求を受け付けるごとにランダムで生成される。本実施形態に係る複合機100では、60秒など、ある一定時間が経過すると画面が図6に示す複合機メインメニュー601に戻る仕様となる。複合機メインメニュー601は、各機能ボタン602~605が選択可能に表示される。
続いて、S509で、CPU205は、モバイル端末21からPINコードの入力を受け付ける。S510で、CPU205は、モバイル端末21からPINコードを受信したか否かを判断する。受信していればS511に進み、受信していなければ定期的に当該判定を繰り返す。図4のデバイス接続設定画面421に示すように、モバイル端末21のモバイル端末操作部23に表示された当該画面を介しておいて、PINコードが入力される。このデバイス接続設定画面421はPINコード入力フィールド423を有する。ユーザは、モバイル端末操作部23から当該PINコード入力フィールド423に対して、PINコードの入力を行う。そしてPINコード入力OKボタン425を押下すると、モバイル端末21のCPU24は無線通信部29によって無線ネットワーク102に接続し、入力されたPINコードを複合機100に送信する。送信されたPINコードは上記S509で複合機100によって受信される。
S511で、CPU205は、モバイル端末21から受信したPINコードと操作部210に表示しているPINコードが一致するかを検証する。続いて、S512で、CPU205は、検証結果に基づき、モバイル端末21から受信したPINコードと操作部210に表示しているPINコードが一致するか否かを判断する。一致しない場合は処理をS509に戻し、一致する場合はS513に進む。
S513で、CPU205は、モバイル端末21とLTK(Long Term Key)を交換する。続いて、S514で、CPU205は、SRAM213に交換したLTKを保存し、本処理を終了する。このS508~S514までの処理は従来からのBluetoothのPINコードの機能であり、モバイル端末側がセキュリティ強化モードに対応していない場合、コネクティビティ重視の設定として複合機100で利用可能としている。ただし、セキュリティ重視として後述のセキュリティ強化モードのみしか選択できない場合でもよく、特に限定はしない。
S507で、取得したBluetoothユーザ認証設定がセキュリティ強化モードであると判断した場合はS515に進む。S515で、CPU205はSRAM213からPINコード入力設定を取得する。S516で、CPU205は、取得したPINコード入力設定が有効か無効かを判断する。即ち、図2の設定が有効236又は無効237となっているかを判断する。有効であればS524に進み、無効であればS517に進む。
S517で、CPU205は、乱数を生成し、操作部210に表示する。図3の初回接続設定画面331に示すように、当該画面では、メッセージ332とともに、乱数334が表示される。図3の例では、乱数「16164126」が表示されている。本実施形態によれば、この乱数はモバイル端末21から初回接続設定要求を受け付けるごとに別の値が再生成されるものとする。また、当該乱数は、8桁の数字(第2桁数)であり、6桁(第1桁数)のPINコードよりも桁数が大きい。乱数の当該桁数は一例であって本願発明を限定する意図はなく、さらに大きい桁数であってもよい。なお、本実施形態に係る複合機100は、60秒などある一定時間が経過すると画面が図6の複合機メインメニュー601に戻る仕様となる。
S518で、CPU205は、モバイル端末21に乱数を送信する。図4のデバイス接続設定画面431は、メッセージ432と、モバイル端末21が複合機100から受信した乱数434とを表示する画面であり、モバイル端末操作部23に表示される。
ユーザは複合機100の操作部210に表示されている乱数334とモバイル端末21のモバイル端末操作部23に表示されている乱数434とを比較し、一致しているか否かで正しい複合機100から公開鍵を受信しているか否かを確認することができる。これによって複合機100のなりすましを防止することができる。ユーザは乱数が一致すると判断した場合、モバイル端末操作部23を介して確認OKボタン435を押下する。モバイル端末21のCPU24は確認OKボタン435の押下を判断して、複合機100に対して確認OK情報を送信する。一方、ユーザは、乱数が一致しない場合はなりすましの可能性があると判断し、キャンセルボタン433を押下することで、当該接続設定を終了させることができる。
次に、S519で、CPU205は、モバイル端末21からの確認OK情報を受け付ける。ここで、確認OK情報とは、モバイル端末21が乱数を受信したことを示す確認情報である。S520で、CPU205は、モバイル端末21から確認OK情報を受信したか否かを判断する。受信していればS521に進み、受信していなければ処理をS519に戻す。
S521で、CPU205は、秘密鍵と公開鍵の鍵ペアを生成し、SRAM213に保持する。続いて、S522で、CPU205はモバイル端末21に公開鍵を送信する。ここで、モバイル端末21は複合機100から公開鍵を受信した後、モバイル端末操作部23に図4に示すデバイス接続設定画面441を表示し、初回接続設定の完了をユーザに通知する。次に、S523で、CPU205はモバイル端末21との接続を切断し、本処理を終了する。上述のS517~S522までの処理において、複合機100は、なりすましを防止しながら、モバイル端末21へユーザ認証で利用する公開鍵を送信することができる。
S516で、取得したPINコード入力設定が有効であると判断した場合はS524に進む。S524で、CPU205は操作部210にPINコードを表示する。CPU205が操作部210に表示する画面は図3の初回接続設定画面321と同様である。続いて、S525で、CPU205はモバイル端末21からPINコードの入力を受け付ける。ここで、モバイル端末21では、デバイス接続設定画面421を介してPINコードの入力を受け付け、複合機100に対して受け付けたPINコードを送信する。S526で、CPU205はモバイル端末21からPINコードを受信したか否かを判断する。受信していればS527に進み、受信していなければ当該処理を定期的に繰り返す。
S527で、CPU205はモバイル端末21から受信したPINコードと、操作部210に表示しているPINコードとが一致するかを検証する。続いて、S528で、CPU205は、検証結果に基づき、モバイル端末21から受信したPINコードと、操作部210に表示しているPINコードとが一致するか否かを判断する。一致しないと判断した場合は処理をS525に戻し、一致する場合はS521に進む。S521以降の処理は上述しているため説明を省略する。
上述のS517~S522に対して、S524~S528までの処理ではPINコードをユーザに入力させている。これはS517~S522の処理でもなりすましは防止できるが、より厳密に行いたいユーザを想定して設けている機能である。以上が、本実施形態におけるモバイル端末から初回接続要求を受けた付けた場合の複合機100の制御である。
次に、図7を参照して、複合機100がモバイル端末21からの2回目以降のBluetooth通信によるユーザ認証を受け付け、ユーザ認証を実行する処理手順について説明する。つまり、上述した図5に示した初回接続要求の処理が既に行われている場合は本フローチャートの処理が実行される。以下で説明する複合機100の処理は、複合機100内のコントロールユニット200によっては制御される。具体的には、以下で説明する処理は、CPU205がHDD208に格納された制御プログラムをRAM206に読み出して実行することにより、実現される。
S701で、CPU205は、図2に示す認証設定画面231で設定されSRAM213に保存されているBluetoothユーザ認証設定を取得する。S702で、CPU205は、取得したBluetoothユーザ認証設定が有効であるか否かを判断する。有効であればS703に進み、無効であれば処理を終了する。無効の場合、複合機100は、Bluetooth通信によるユーザ認証を受け付けていない状態である。
S703で、CPU205は、SRAM213からBluetoothセキュリティ通信設定を取得する。S704で、CPU205は取得したBluetoothセキュリティ通信設定の設定がBluetooth標準モードであるか又はセキュリティ強化モードであるかを判断する。Bluetooth標準モードであればS705に進み、セキュリティ強化モードであればS713に進む。
S705で、CPU205はBluetooth標準モードでモバイル端末21からのユーザ認証要求を受け付ける。続いて、S706で、CPU205はBluetooth標準モードでのユーザ認証要求をモバイル端末21から受け付けたか否かを判断する。受け付けていればS707に進み、受け付けていなければ処理をS705に戻す。
S707で、CPU205はモバイル端末21から暗号化されたユーザIDとパスワードを受信し、S708に進む。図8は、モバイル端末21が複合機100に対して送信するユーザIDとパスワードを設定するユーザ認証設定画面801を示す。本実施形態ではユーザがモバイル端末21から複合機100に対してユーザ認証を行う際、予め操作部23からユーザID802とパスワード803とを入力し、複合機100と紐づけて保存しておくものとする。ユーザは、ユーザID802とパスワード803とを入力した状態で、OKボタン804を押下することにより当該入力を確定して保存することができ、一方でキャンセルボタン805を押下することにより当該設定をキャンセルすることができる。このユーザID802とパスワード803はモバイル端末21の設定がリセットされない限りは保持されるものとする。保持することにより、複合機100はモバイル端末21が近づいたことを検知し、Bluetooth通信によってユーザ認証の処理が自動で行われるものとする。
次に、S708で、CPU205は図5を用いて上述した、予めSRAM213に保持しているLTKを利用し、暗号化されたユーザIDとパスワードとを復号化する。S709で、CPU205は復号化したユーザIDとパスワードとが複合機100に登録されている情報と比較して、正しいかを検証する。S710で、CPU205は、検証結果に基づき、ユーザIDとパスワードとが正しいか否かを判断する。正しければS711に進み、正しくなければS712に進む。
S711で、CPU205はユーザ認証OK情報をモバイル端末21に送信し、本処理を終了する。一方、S712で、CPU205はユーザ認証NG情報をモバイル端末21に送信し、本処理を終了する。このS705~S711までの処理は従来からのBluetoothの経路暗号化通信機能である。これはモバイル端末側がセキュリティ強化モードに対応していない場合、コネクティビティ重視の設定として複合機100で利用されることを想定している。
一方、S704で取得したBluetoothユーザ認証設定がセキュリティ強化モードである場合はS713に進む。S713で、CPU205はセキュリティ強化モードでモバイル端末21からのユーザ認証要求を受け付ける。続いて、S714で、CPU205はセキュリティ強化モードでのユーザ認証要求をモバイル端末21から受け付けたか否かを判断する。受け付けていれば「S715に進み、受け付けていなければ処理をS713に戻す。
S715で、CPU205はモバイル端末21とのBluetooth接続を確立する。続いて、S716で、CPU205はチャレンジデータを生成する。ここで、本実施形態に係るチャレンジデータとは、16桁の英数字記号で表現されたランダムな値であり、接続の際に毎回生成されるものである。なお、事前予測不可能な値であればよく特に生成方法については限定しない。
S717で、CPU205はモバイル端末21に生成したチャレンジデータを送信する。S718で、CPU205はモバイル端末21から公開鍵で暗号化された共通鍵とチャレンジデータとを受信し、S719に進む。このS717とS718の間に、モバイル端末21は、受信したチャレンジデータと、モバイル端末21が生成した共通鍵を、図5を用いて上述した制御で予め保持した公開鍵によって暗号化し、複合機100に対して送信する。
S719で、CPU205は受信した暗号化された共通鍵とチャレンジデータをSRAM213に保持している秘密鍵を用いて復号化する。S720で、CPU205は復号化したチャレンジデータと、S716で生成したチャレンジデータとを比較する。S721において、CPU205は、比較結果から、復号化したチャレンジデータと、S716で生成したチャレンジデータとが一致するか否かを判断する。一致すればS722に進み、一致しなければS731に進む。S731で、CPU205は、モバイル端末21に認証NGを送信するし、本処理を終了する。
一方、S722で、CPU205はSRAM213に復号化した共通鍵を保存し、S723でモバイル端末21にOK情報を送信し、S724に進む。このS723の処理の後、即ちモバイル端末21が複合機100からOK情報を受信した後、モバイル端末21は共通鍵を用いて暗号化したユーザIDとパスワードを暗号化し、複合機100に対してその情報を送信する。
S724で、CPU205はモバイル端末21から共通鍵で暗号化されたユーザIDとパスワードを受け付ける。S725で、CPU205はユーザIDとパスワードを受信したか否かを判断する。受信していればS726に進み、受信していなければ処理をS724に戻す。
S726で、CPU205はSRAM213に保持した共通鍵を利用し、受信したユーザIDとパスワードを復号化する。S727で、CPU205は復号化したユーザIDとパスワードが複合機100に登録されている情報と一致するかを検証する。S728で、CPU205はユーザIDとパスワードを検証した結果、一致したか否かを判断する。一致すればS729に進み、一致しなければsS730に進む。
S729で、CPU205はユーザ認証OK情報をモバイル端末21に送信し、本処理を終了する。一方、S730で、CPU205はユーザ認証NG情報をモバイル端末21に送信し、本処理を終了する。以上が、複合機100において、モバイル端末21からのBluetooth通信によるユーザ認証を受け付け、ユーザ認証を実行する制御の説明である。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理装置は、モバイル端末(外部端末)から初回の前記接続要求を受け付けると、モバイル端末に割り当てる、第1桁数(例えば6桁以内)の識別子(PINコード)を生成する。さらに、画像処理装置は、生成した識別子を操作部210に表示し、モバイル端末から識別子に対応する情報を受け付けると、当該情報と、生成した識別子とを比較し、認証を行う。認証が成功すると、公開鍵及び秘密鍵を生成し、生成した公開鍵をモバイル端末へ送信する。これにより、モバイル端末21から画像処理装置に対してユーザ認証を行う上で、画像処理装置のなりすましを防止しながら、高いセキュリティの経路暗号化通信を実現でき、ユーザIDやパスワードなどの機密情報の漏えいを防ぐことが可能となる。
また、本願発明に係る画像処理装置では、PINコードの使用を有効とするか又は無効とするかを設定することができ、無効にされると、PINコードの桁数である第1桁数よりも大きい第2桁数を有する乱数を生成し、モバイル端末へ送信する。この場合、乱数を受信したことを示す確認情報をモバイル端末から受信すれば、公開鍵及び秘密鍵を生成し、当該公開鍵をモバイル端末へ送信する。これにより、ユーザによるPINコードの入力を省略でき、PINコード入力時に総当たり攻撃などが実施された場合であっても、画像処理装置のなりすましを防止してパスワード情報が取得されてしまうというセキュリティ上の脅威を回避することができる。
また、2回目以降の接続要求を受け付けた場合は、画像処理装置は、チャレンジデータをその都度生成し、モバイル端末へ送信し、その応答として、初回の接続要求の際に生成した公開鍵で暗号化されたチャレンジデータ及び共通鍵をモバイル端末から受信する。受信すると、初回の接続要求の際に生成した前記秘密鍵でチャレンジデータ及び共通鍵を復号化し、生成したチャレンジデータと、応答として受信したチャレンジデータとが一致すれば、共通鍵を用いて暗号化通信を行う。
<第2の実施形態>
以下では、本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態では、セキュリティ強化モード且つPIN入力設定が無効の場合、複合機100はモバイル端末10から確認OK情報を受信したことを条件に公開鍵をモバイル端末21に送信していた。しかし、Bluetooth通信ではデバイス側の仕様によっては同時接続数が限定される場合がある。例えば、複合機100がBluetooth接続を確立できる同時接続数が「1」の場合、ユーザがモバイル端末21に初回接続設定を行っている間、他のモバイル端末からの接続が不可能になる。この際、他のモバイル端末がBluetooth端末を探索する際に複合機100自体が見えなくなる場合もある。そのため、複合機とモバイル端末との接続は極力短い時間である方が、他のモバイル端末とのコネクティビティを確保でき、利便性を向上できる。
そこで、本実施形態では、モバイル端末とのBluetooth通信機能を有する複合機100において複合機100がモバイル端末からの接続要求を受けてユーザ認証に必要な公開鍵を送信後、すぐにモバイル端末との接続を切断する制御について説明する。図9を参照して、本実施形態に係る処理手順について説明する。以下で説明する複合機100の処理は、複合機100内のコントロールユニット200によっては制御される。具体的には、以下で説明する処理は、CPU205がHDD208に格納された制御プログラムをRAM206に読み出して実行することにより、実現される。なお、図9の処理は、上記第1の実施形態に係る図5の処理に対して、S929~S933の処理が追加されたものである。即ち、本実施形態において、図9に示すフローチャートのS901~S928の処理は、上記第1の実施形態における図5のフローチャートで説明したS501~S528の処理と同じであるため、説明を省略する。
S916で、取得したPINコード入力設定が無効であると判断した場合、S929に進む。S929で、CPU205はSRAM213から初回接続時の接続時間短縮設定(短縮機能の設定)を取得する。その後、S930に進む。
図10は初回接続時の接続時間短縮設定1010を設定することができるモバイル端末の認証設定画面1001であり、操作部210に表示される。なお、初回接続時の接続時間短縮設定1010以外の設定は上記第1の実施形態の図2で説明したものと同じ設定である。初回接続時の接続時間短縮設定1010はPINコード入力設定が無効1007の場合のみ設定することができる。ユーザは当該設定を有効化したい場合、操作部210を介してチェックボックスを有効化する。図10の例ではチェックボックスが有効化され、初回接続時の接続時間短縮設定1010が有効化されている画面例を示している。なお、この設定値は他の設定と同様にSRAM213に保持される。
図9の説明に戻る。S930で、CPU205は、初回接続時の接続時間短縮設定が有効であるか否かを判断する。無効であればS917に進む。その後の制御は上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
一方、有効であれば、S931に進み、CPU205は乱数と、公開鍵及び秘密鍵の鍵ペアとを生成する。続いて、S932で、CPU205は乱数を操作部210に表示する。S933で、CPU205はモバイル端末21に生成した乱数と公開鍵を送信する。続いて、S923で、CPU205はモバイル端末との接続を切断し、本処理を終了する。
上述のS929~S933、及びS923の制御によって、初回接続時の接続時間短縮設定が有効であるならば、モバイル端末からの確認OKの情報の受信を待たずに接続を切断する。これにより、複合機100とモバイル端末21との接続時間を短くし、複合機100の同時接続可能数が少ない場合でも他のモバイル端末への影響を少なくし、利便性を上げることが可能となる。
<第3の実施形態>
以下では、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、初回接続時において使用されるPINコードが固定PINコードであるかワンタイムPINコードであるかを、モバイル端末からPINコードを受信した画像処理装置において判定する。さらに、固定PINコードであると判定した場合にのみ、本実施形態に係る画像処理装置は、乱数を発行する。なお、上記実施形態と同様の構成及び制御については説明を省略する。
<画面例>
まず、図11を参照して、複合機100の操作部210に表示されるPINコード初期設定画面1101について説明する。なお、PINコード初期設定画面1101は複合機100が発行するPINコードを固定PINコードにするか、ワンタイムPINコードにするかの設定を事前に行うものである。
1102はPINコード発行時の設定をするための入力フィールドである。1103は発行されるPINコードを固定PINコードにするためのラジオボタンである。1104は発行されるPINコードをワンタイムPINコードにするためのラジオボタンである。また、1103と1104は排他の関係にあり、両方を同時に有効にすることはできないものとする。なお、通常は複合機の設置時にシステム管理者が設定するものであり、一般ユーザは設定できないものである。また、固定PINコードは複合機とモバイル端末に予め登録されているPINコードであり、ワンタイムPINコードとは重複しない値が用いられるものとする。また、本実施形態では、固定PINコードは複合機100の記憶部(HDD208)とモバイル端末21の記憶部(RAM26)に予め記憶されているものとする。
<処理手順>
次に、図12を参照して、モバイル端末とのBluetooth通信機能を有する複合機100において、複合機100がモバイル端末からの接続要求を受け、接続する処理手順について説明する。以下で説明する複合機100の処理は、複合機100内のコントロールユニット200によっては制御される。具体的には、以下で説明する処理は、CPU205がHDD208に格納された制御プログラムをRAM206に読み出して実行することにより、実現される。
S1201で、CPU205は、モバイル端末の初回接続設定画面311を操作部210に表示する。続いて、S1202で、CPU205は、モバイル端末21から無線通信部212を介してPINコード表示要求が送信されるのを待つ。PINコード表示要求を受け付けると、S1203に進む。S1203で、CPU205は、PINコードの発行を行ない、PINコードをHDD208に格納する。なお、PINコードには固定PINコードとワンタイムPINコードが存在している。コントロールユニット200が固定PINコードを発行する場合には、予め定義されているPINコードをHDD208から読み出す。ワンタイムPINコードを発行する場合には、コントロールユニット200は、演算により求める。なお、コントロールユニット200が固定PINコードを発行するか、ワンタイムPINコードを発行するかは、システム管理者(不図示)によりPINコード初期設定画面1101にて、予め複合機100に設定されているものとする。
S1204で、CPU205は、操作部210にモバイル端末の初回接続設定画面321を表示する。なお、モバイル端末の初回接続設定画面321にはPINコード324が表示される。本実施形態ではPINコードに「265862」と表示されている。続いて、S1205で、CPU205は、モバイル端末21から無線通信部212を介してPINコードを受信したか否かを判断する。PINコードを受信するとS1206に進む。
S1206で、CPU205は、S1205で受信したPINコードと、S1203でコントロールユニット200が発行したPINコードとを比較する。受信したPINコードと、発行したPINコードとが等しい場合は、S1207に進む。そうでない場合は、S1202に進む。
S1207で、CPU205は、使用中のPINコードが固定PINコードかワンタイムPINコードかを判断する。この場合、CPU205は、使用中のPINコードとHDD208に格納されている固定PINコードとを比較する。CPU205は、PINコードが等しいと判断した場合には、固定PINコードが使用されていると判定し、S1208に進む。一方、PINコードが等しくないと判断した場合には、ワンタイムPINコードが使用されていると判定し、S1213に進む。
S1208で、CPU205は、モバイル端末21から無線通信部212を介して乱数発行要求の受信を待つ。乱数発行要求が受信された場合にはS1209に進む。S1209で、CPU205は、乱数を発行し、乱数をHDD208に格納する。S1210で、CPU205は、操作部210にモバイル端末の初回接続設定画面331を表示する。なお、モバイル端末の初回接続設定画面331には乱数が表示されている。本実施形態では乱数として「16164126」が表示されている。
続いて、S1211で、CPU205は、モバイル端末21から無線通信部212を介して乱数の照合結果の受信を待つ。照合結果が受信されるとS1212に進む。S1212で、CPU205は、S1211で受信した照合結果がOKであるか否かを判定する。照合結果がOKであれば、S1213に進み、そうでない場合にはS1202に進む。
S1213で、CPU205は、モバイル端末21との認証可と判定し、モバイル端末21と複合機100の接続を許可する。続いて、S1214で、CPU205は、無線通信部212を介して複合機100をモバイル端末21と接続させて、処理を終了する。
次に、図13を参照して、本実施形態におけるモバイル端末21の処理手順について説明する。なお、本明細書におけるモバイル端末21の処理はモバイル端末21内のコントロールユニット20によっては制御される。具体的には、以下で説明する処理は、CPU24が内部メモリ25に格納された制御プログラムをRAM26に読み出して実行することにより、実現される。
S1301で、CPU24は、モバイル端末操作部23からの要求によりデバイス接続設定画面411をモバイル端末操作部23に表示する。デバイス接続設定画面411は、モバイル端末21がBluetooth接続要求を出すことが可能な接続デバイスリスト412を表示する。
S1302で、CPU24は、ユーザ入力に従って、モバイル端末操作部23の接続デバイスリスト412の中から接続デバイスを選択する。そして、CPU24は、モバイル端末21の無線通信部29を介して複合機100に対して接続を要求し、接続されるのを待つ。CPU24が複合機100の接続応答を検知すると、S1303に進む。
S1303De、CPU24は、モバイル端末操作部23にデバイス接続設定画面421を表示する。このデバイス接続設定画面421のPINコード入力フィールド423にPINコードの入力を促す画面が表示される。続いて、S1304で、CPU24は、デバイス接続設定画面421のPINコード入力フィールド423にユーザによって入力されたPINコードを検知する。この場合、複合機100の操作部210に表示されているモバイル端末の初回接続設定画面321に表示されているPINコードが入力される。PINコードの入力を検知した場合には、CPU24は、入力されたPINコードをRAM26に記憶し、S1305に進む。
S1305で、CPU24は、モバイル端末21の無線通信部29を介して複合機100にPINコードを送信する。S1306で、CPU24は、S1305でモバイル端末21から複合機100に送信したPINコードの判定結果を複合機100から受信する。判定結果がOKを示す場合はS1307に進み、判定結果がNGを示す場合はS1302に進む。
S1307で、CPU24は、RAM26に記憶された、S1304で入力されたPINコードが固定PINコードかワンタイムPINコードかを判定する。CPU24がS1304で入力されたPINコードが固定PINコードと判定した場合にはS1308に進み、ワンタイムPINコードと判定した場合にはS1313に進む。なお、CPU24は、予め定義されている固定PINコードをRAM26から読み出し、入力されたPINコード(RAM26)と比較することで判定を行うものとする。また、予め定義されている固定PINコード(RAM26)は、複合機100のHDD208に記憶されているPINコードと等しいコードが記憶されているものとする。
S1308で、CPU24は、無線通信部29を介して複合機100の操作部210に対して乱数の表示を要求する。続いて、S1309で、CPU24は、無線通信部29介して複合機100から複合機100の操作部210に表示されている乱数が受信されるのを待つ。乱数値を受信したと判定した場合には、CPU24は、乱数値をRAM26記憶し、S1310に進む。
S1310で、CPU24は、デバイス接続設定画面431に複合機100から受信した乱数値434を表示する。なお、本実施形態では乱数値として「16164126」が表示されている例を示している。
S1311で、CPU24は、モバイル端末操作部23のデバイス接続設定画面431にて、OKボタン435又はキャンセルボタン433が押下されるのを待つ。OKボタン435が押下されると、CPU24は、モバイル端末操作部23に表示されている乱数値と複合機100の操作部210に表示されている乱数値が等しいと判定する。そして、CPU24は、モバイル端末21の無線通信部29を介して複合機100に結果(OK)の旨を送信する。一方、キャンセルボタン433が押下されると、モバイル端末操作部23に表示されている乱数値と複合機100の操作部210に表示されている乱数値が等しくないと判定する。そして、CPU24は、モバイル端末23の無線通信部29を介して複合機100に結果(NG)の旨を送信する。
S1312で、CPU24は、S1311で送信した乱数照合判定結果がOKか否かを判定し、OKであればS1313に進み、そうでない場合はS1302に進む。S1313で、CPU24は、複合機100からの、S1311での乱数照合結果送信に対する応答を待つ。無線通信部29を介して複合機100からの応答があった場合には、モバイル端末21は複合機100との接続が許可される。S1314で、CPU24は、無線通信部29を介して複合機100と接続し、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理装置は、初回接続時において使用されるPINコードが固定PINコードであるかワンタイムPINコードであるかを、モバイル端末から受信したPINコードについて判定する。さらに、画像処理装置は、固定PINコードであると判定した場合にのみ、乱数を発行し、ワンタイムPINコードであると判定されると、乱数を発行することなく認証を成功させ接続が許可される。よって、本実施形態によれば、固定PINコードを用いた認証の場合は、さらにセキュリティを向上させるべく乱数を発行し、ワンタイムPINコードの場合は、そもそもセキュリティ性能が高いため、乱数を発行することなく迅速に認証を行うことができる。なお、本実施形態では、固定PINコードか否かの判定を、使用中のPINコードがHDD208等に格納されている固定PINコードと一致するか否かを判定することにより行う。
<第4の実施形態>
以下では、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態では、複合機100の発行する乱数値によって、固定PINコードの判定を行う処理手順について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成及び制御については説明を省略する。
<処理手順>
まず、図14を参照して、モバイル端末21から初回接続要求を受けた付けた場合の複合機100の処理手順について説明する。以下で説明する複合機100の処理は、複合機100内のコントロールユニット200によっては制御される。具体的には、以下で説明する処理は、CPU205がHDD208に格納された制御プログラムをRAM206に読み出して実行することにより、実現される。なお、ここでは、図12で説明した上記第3の実施形態と同様の制御については、同一のステップ番号を付し、説明を省略する。即ち、S1201乃至S1214の処理は同一であるため説明を省略する。
S1207において、固定PINコードでないと判定されると、S1401に進む。S1401で、CPU205は、既定の乱数値(既定値)の発行を行ない、当該既定の乱数値をHDD208に格納する。なお、CPU205が当該既定値を発行する場合には、予め定義されている既定値をHDD208から読み出すものとする。その後S1213に進む。
次に、図15を参照して、本実施形態におけるモバイル端末21の処理手順について説明する。なお、本明細書におけるモバイル端末21の処理はモバイル端末21内のコントロールユニット20によっては制御される。具体的には、以下で説明する処理は、CPU24が内部メモリ25に格納された制御プログラムをRAM26に読み出して実行することにより、実現される。また、ここでは、図13で説明した上記第3の実施形態と同様の制御については、同一のステップ番号を付し、説明を省略する。即ち、S1301乃至S1306、及び、S1308乃至S1314の処理は同一であるため説明を省略する。なお、図13のフローチャートからS1307の判定が削除され、S1501の判定が、S1309とS1310の間に行われる。
具体的には、S1501で、CPU24は、RAM26に記憶された乱数が既定の乱数値(既定値)であるか否かを判定する。受信した乱数値が既定値でないと判定された場合にはS1310に進み、そうでない場合にはS1313に進む。なお、CPU24は、予め定義されている乱数値(既定値)をRAM26から読み出し、受信した乱数値(RAM26)と比較することで上記判定を行うものとする。また、予め定義されている乱数値(RAM26)は、複合機100のHDD208に記憶されている乱数値(既定値)と等しい値が記憶されているものとする。
以上説明したように、本実施形態に係る画像処理装置は、上記第3の実施形態における制御に加え、さらに、ワンタイムPINコードである場合にも既定の乱数値を発行する。一方、モバイル端末は、乱数を受信した際に既定の乱数値であるか否かを判定し、既定の乱数値であれば、乱数を用いた認証を行わず、既定の乱数値でなければ使用中のPINコードが固定PINコードであると判断し、乱数を用いた認証を実行する。このような制御においても、上記第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
20:コントロールユニット、21:モバイル端末、23:モバイル端末操作部、24:CPU、29:無線通信部、100:複合機、200:コントロールユニット、201:スキャナ部、202:プリンタ部、205:CPU、210:操作部、212:無線通信部

Claims (21)

  1. Bluetooth通信が可能なBluetooth通信部と、
    情報を表示可能な表示部と、
    予め登録されたコードを保持する手段と、
    処理毎に異なるコードを取得し得るコード取得処理を実行する手段と、
    前記予め登録されたコードを読み出して前記表示部に表示させ、前記登録されたコードに対応する情報をBluetooth通信部を介して外部端末から受信したことに少なくとも基づいて、前記外部端末との間で所定の通信手続きを行うための所定の画面を前記表示部に表示させ、前記所定の通信手続きが完了したことにしたがって前記外部端末との間での所定の接続関係の確立を許可する手段と、
    前記コード取得処理によって取得されるコードを前記表示部に表示させ、前記取得されるコードに対応する情報を前記Bluetooth通信部を介して外部端末から受信したことにしたがって、前記所定の画面を前記表示部に表示させることなく前記外部端末の間での所定の接続関係の確立を許可する手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記所定の画面は乱数が配置された画面であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記所定の通信手続きは、前記表示部に表示された乱数と、前記外部端末に表示された乱数の一致を確認するための手続きであることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記所定の通信手続きは、前記所定の画面に表示された乱数に対応する情報を前記外部端末に送信する処理を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記所定の通信手続きは、前記送信する処理の応答として、肯定を示す情報を前記外部端末から受信する処理を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記所定の通信手続きは、前記所定の画面に表示された所定のオブジェクトの選択を受け付ける処理を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. コントローラを備え、
    前記コード取得処理は、前記コントローラの演算によってコードを取得する処理であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記登録されたコードを用いる第1のモードと、前記取得されたコードを用いる第2のモードを含む複数のモードのなかから1つモードを指定する手段と、
    前記第1のモードが指定されている状態において前記外部端末から接続要求を受信したことにしたがって前記予め登録されたコードが前記表示部に表示され、前記第2のモードが指定されている状態において前記外部端末から接続要求を受信したことにしたがって前記コード取得処理によって取得されるコードが前記表示部に表示されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記登録されたコードは第1のPINコードである前記取得されるコードは第2のPINコードであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記登録されたコードは固定PINコードであり、前記取得されるコードはワンタイムPINコードであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記外部端末に公開鍵を送信する手段を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記公開鍵に基づき暗号化されたデータを前記外部端末から受信し、前記公開鍵に対応する秘密鍵を用いて前記データを復号する手段を有することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記公開鍵に基づき暗号化されたデータは、前記画像処理装置から前記外部端末に送信されたチャレンジデータに少なくとも基づくデータであることを特徴とする請求項11または12に記載の画像処理装置。
  14. 前記公開鍵に基づき暗号化されたデータは共通鍵に少なくとも基づくデータであり、前記共通鍵は、前記画像処理装置と前記外部端末の間で通信するデータを暗号化するための情報であることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 前記共通鍵で暗号化されるデータはユーザIDに関するデータであることを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 前記共通鍵で暗号化されるデータはパスワードに関するデータであることを特徴とする請求項14または15に記載の画像処理装置。
  17. 前記所定の接続関係は通信するデータの暗号化がおこなわれる接続関係であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  18. シートに画像を形成する画像形成部を備えることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  19. 原稿を読み取る読取部を備えることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  20. Bluetooth通信が可能なBluetooth通信部と情報を表示可能な表示部とを備える画像処理装置の制御方法であって、
    予め登録されたコードを保持する工程と、
    処理毎に異なるコードを取得し得るコード取得処理を実行する工程と、
    前記予め登録されたコードを読み出して前記表示部に表示させ、前記登録されたコードに対応する情報をBluetooth通信部を介して外部端末から受信したことに少なくとも基づいて、前記外部端末との間で所定の通信手続きを行うための所定の画面を前記表示部に表示させ、前記所定の通信手続きが完了したことにしたがって前記外部端末との間での所定の接続関係の確立を許可する工程と、
    前記コード取得処理によって取得されるコードを前記表示部に表示させ、前記取得されるコードに対応する情報を前記Bluetooth通信部を介して外部端末から受信したことにしたがって前記所定の画面を前記表示部に表示させることなく前記外部端末の間での所定の接続関係の確立を許可する工程と、を有することを特徴とする制御方法。
  21. 画像処理装置と外部端末が通信する通信システムであって、
    前記画像処理装置は、
    Bluetooth通信が可能な第1のBluetooth通信部と、
    情報を表示可能な第1の表示部と、
    予め登録されたコードを保持する手段と、
    処理毎に異なるコードを取得し得るコード取得処理を実行する手段と、
    前記予め登録されたコードを読み出して前記第1の表示部に表示させ、前記登録されたコードに対応する情報をBluetooth通信部を介して外部端末から受信したことに少なくとも基づいて、前記外部端末との間で所定の通信手続きを行うための第1の所定の画面を前記第1の表示部に表示させ、前記所定の通信手続きが完了したことにしたがって前記外部端末との間での所定の接続関係の確立を許可する手段と、
    前記コード取得処理によって取得されるコードを前記第1の表示部に表示させ、前記取得されるコードに対応する情報を前記Bluetooth通信部を介して外部端末から受信したことにしたがって前記所定の画面を前記第1の表示部に表示させることなく前記外部端末の間での所定の接続関係の確立を許可する手段と、を有し、
    前記外部端末は、
    情報を表示する第2の表示部と、
    Bluetooth通信が可能な第2のBluetooth通信部と、
    前記第2の表示部にコードを入力するための画面を表示させる手段と、
    前記入力する画面に入力されたコードに対応する情報を前記第2のBluetooth通信部を介して前記画像処理装置に送信する手段と、
    前記所定の通信手続きを行うための第2の所定の画面を前記第2の表示部に表示させる手段と、を有することを特徴とする通信システム。
JP2020179980A 2015-09-18 2020-10-27 画像処理装置、その制御方法、及び通信システム Active JP7026750B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015185515 2015-09-18
JP2015185515 2015-09-18

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016008289A Division JP6789633B2 (ja) 2015-09-18 2016-01-19 通信システム、及び情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021044812A JP2021044812A (ja) 2021-03-18
JP7026750B2 true JP7026750B2 (ja) 2022-02-28

Family

ID=58391016

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016008289A Active JP6789633B2 (ja) 2015-09-18 2016-01-19 通信システム、及び情報処理装置
JP2020179980A Active JP7026750B2 (ja) 2015-09-18 2020-10-27 画像処理装置、その制御方法、及び通信システム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016008289A Active JP6789633B2 (ja) 2015-09-18 2016-01-19 通信システム、及び情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP6789633B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6866209B2 (ja) * 2017-03-31 2021-04-28 キヤノン株式会社 情報処理装置、制御方法、プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007164337A (ja) 2005-12-12 2007-06-28 Hitachi Software Eng Co Ltd 認証システム
JP2010003175A (ja) 2008-06-20 2010-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、同装置におけるジョブ実行方法及びジョブ実行プログラム
JP2010165111A (ja) 2009-01-14 2010-07-29 Intellivoice Co Ltd セキュリティシステム
JP2013239799A (ja) 2012-05-13 2013-11-28 Junya Enomoto セキュア通信方法、被操作装置及び操作プログラム
JP2014096101A (ja) 2012-11-12 2014-05-22 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd ユーザ認証装置及びユーザ認証プログラム
JP2014142902A (ja) 2012-12-28 2014-08-07 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139295A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Seiko Epson Corp 他の通信機器との接続認証のための認証キーを保持する通信機器
JP4337473B2 (ja) * 2002-11-27 2009-09-30 セイコーエプソン株式会社 プリンタ及び印刷システム
JP4281715B2 (ja) * 2004-09-17 2009-06-17 セイコーエプソン株式会社 認証出力システム、ネットワークデバイス、デバイス利用装置、出力データ管理装置、出力制御プログラム、出力要求プログラムおよび出力データ管理プログラム、並びに認証出力方法
JP5369920B2 (ja) * 2009-06-12 2013-12-18 富士通モバイルコミュニケーションズ株式会社 無線通信装置および無線通信方法
JP5927131B2 (ja) * 2013-02-26 2016-05-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007164337A (ja) 2005-12-12 2007-06-28 Hitachi Software Eng Co Ltd 認証システム
JP2010003175A (ja) 2008-06-20 2010-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、同装置におけるジョブ実行方法及びジョブ実行プログラム
JP2010165111A (ja) 2009-01-14 2010-07-29 Intellivoice Co Ltd セキュリティシステム
JP2013239799A (ja) 2012-05-13 2013-11-28 Junya Enomoto セキュア通信方法、被操作装置及び操作プログラム
JP2014096101A (ja) 2012-11-12 2014-05-22 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd ユーザ認証装置及びユーザ認証プログラム
JP2014142902A (ja) 2012-12-28 2014-08-07 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021044812A (ja) 2021-03-18
JP6789633B2 (ja) 2020-11-25
JP2017060147A (ja) 2017-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106547498B (zh) 图像处理装置及其控制方法
EP2963959B1 (en) Method, configuration device, and wireless device for establishing connection between devices
EP2367134B1 (en) Communication apparatus, wireless communication system and method of setting association information
JP7109243B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
EP1868314B1 (en) Communication apparatus and method thereof
US11336781B2 (en) Communication system including information processing apparatus and image processing apparatus, and information processing apparatus thereof, and storage medium that allow displaying of information associated with verified user authentication information
JP6660433B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP7026750B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法、及び通信システム
JP6251535B2 (ja) アクセスポイント制御装置、アクセスポイント制御方法および画像形成装置
JP7353433B2 (ja) 通信装置、制御方法及びプログラム
KR20140013672A (ko) 사용자 인증 방법 및 시스템
JP2019022152A (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
EP3562183B1 (en) Communication apparatus and method of controlling the same
JP2014174920A (ja) 携帯端末、画像出力システム及びプログラム
JP4514566B2 (ja) 画像形成装置
JP2006108898A (ja) 通信インタフェース装置及び暗号通信方法、画像形成装置、プログラム、記録媒体
JP6409275B2 (ja) プリンタと端末装置
JP2008160214A (ja) 通信端末装置及び通信方法
WO2020090443A1 (ja) 通信装置、制御方法及びプログラム
JP2005138322A (ja) プリンタ、印刷システム、及び、位置情報による暗号化データ処理システム
JP2023037733A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム
JP2023176539A (ja) 通信装置、その制御方法及びプログラム
JP2008113128A (ja) 無線通信装置
JP2014191737A (ja) 画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201126

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220215

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7026750

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151