JP7025868B2 - 直接接触熱交換器を備えた冷媒システム - Google Patents
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Description
低GWPの他、サイクル効率(性能)や、不燃性などの安全性も考慮して各種の冷媒の開発が進められている。
特許文献1では、直接接触熱交換器における熱源サイクル冷媒と水冷媒との密度差が冷却運転時と比べて小さい加熱運転時には、直接接触熱交換器を経た熱源サイクル冷媒を減圧させてから分離タンクへと移送することで、熱源サイクル冷媒と水冷媒とを十分に分離させている。
水冷媒に混入した熱源サイクル冷媒は、水冷媒を圧送するポンプの駆動部の発熱の影響を受けて乾き度が大きくなる。それによって水中に発生した熱源サイクル冷媒の気泡がポンプの羽根車等に滞留することで、ポンプを回転させる背圧が不十分となり、ポンプが停止するおそれがある。
それを避けるため、気泡が滞留したとしても動作可能な自給式のポンプを使用すればよいが、自給式ポンプは、液による背圧を必要とする典型的なポンプと比べて非常に高価である。
したがって、搬送冷媒への熱源サイクル冷媒の混入が現実的には避けられず、かつポンプによる入熱により乾き度が大きくなる状況下、ポンプの停止に至ることなく、冷媒システムを安定して動作させることができる。
気液分離器に加え、気泡破壊部を備えていると、気液分離後にも搬送冷媒に含まれる気泡が細分化されるので、ポンプにおける気泡の噛み込みをより十分に防ぐことができる。
〔第1実施形態〕
図1に示す冷媒システム1は、高い熱交換効率を得るため、熱源サイクル冷媒と搬送冷媒とを直接接触させる直接接触熱交換器30を備えている。
冷媒システム1は、熱源サイクル冷媒の冷凍サイクルにより搬送冷媒に得られた冷熱を熱負荷の冷却に利用する。
熱源サイクル冷媒(HSC(Heat Source Cycle)冷媒)としては、例えば、HFC冷媒やHFO冷媒等を用いることができる。
HFC(Hydro Fluoro Carbon)冷媒としては、R410AやR32を例示することができる。
HFO(Hydro Fluoro Olefin)冷媒としては、R1234zeやR1234yfを例示することができる。GWP(Global Warming Potential)の低減を図る観点からは、HFO系の冷媒を用いることが好ましい。
その他、熱源サイクル冷媒として、例えばプロパン、イソブタン等の炭化水素(HC)系冷媒を用いることもできる。それらのHC系冷媒は、R1234zeやR1234yfと比べてもGWPが低い。
水冷媒は、冷媒システム1における温度変化域に亘り液相である。
冷媒システム1は、外気を熱源とし、熱負荷としての室内空気を冷却するために冷却運転(冷房)される空気調和機として構成されている。この冷媒システム1は、室外機1Aと、室内機1Bと、室外機1Aおよび室内機1Bを結ぶ内外接続配管1Cとを備えている。
室内機1Bには、室内熱交換器21と、室内熱交換器21を収容する図示しない筐体とが備わる。
そして、内外接続配管1Cには、ポンプ22と、気液分離器23と、気泡破壊部24と、圧力損失付与部26とが備わる。
直接接触熱交換器30において、熱源サイクル冷媒との熱交換により冷却される搬送冷媒は、直接接触熱交換器30と室内熱交換器21とを結ぶ熱搬送ループ20をポンプ22により駆動されて循環する。
圧縮機11は、HSC冷媒を圧縮して吐出する。環境負荷等の観点からは、冷凍機油(潤滑油)が使用されないオイルフリーの圧縮機を採用することが好ましい。
熱負荷(室内空気)が設定温度になるように、冷媒システム1に備わる図示しない制御部により、設定温度に適合する蒸発圧力を保つように減圧部13が調整されることが好ましい。
HSC冷媒入口32Aは、タンク31の下部に位置しており、HSC冷媒出口32Bは、タンク31の上部に位置している。
ここで、減圧部13を経たHSC冷媒は、タンク31内において所定の設定圧力の下、水冷媒と混合されつつ沸騰し、気泡となって水中を浮上する。HSC冷媒の液相から気相への相転移に伴う潜熱、および気泡となり浮上する過程においてHSC冷媒が水冷媒と十分に接触することにより、HSC冷媒と水冷媒との間の伝熱が促進され、タンク31内の水冷媒が冷却される。
HSC冷媒の気相は、タンク31内部の液面よりも上部の空間から、HSC冷媒出口32Bを通じてタンク31の外部へと流出し、圧縮機11へと吸入される。
水冷媒出口33Bからタンク31の外へと流出した水冷媒は、熱負荷の冷却に利用された後、水冷媒入口33Aからタンク31内へと流入する。水冷媒は、ポンプ22により搬送力が与えられて熱搬送ループ20を循環する。
直接接触熱交換器30、ポンプ22、および室内熱交換器21を含んで構成される熱搬送ループ20に水冷媒が存在することにより、HSC冷媒が燃焼性を有していたとしても、冷媒システム1の全体として燃焼性を低減することができる。
本実施形態におけるポンプ22は、直接接触熱交換器30と室内熱交換器21を接続する配管(内外接続配管1Cの一部)に設けられている。
ポンプ22として、容積型、非容積型等の任意の種類のポンプを用いることができる。
ところで、直接接触熱交換器30のタンク31内において、HSC冷媒と水冷媒とをそれぞれの密度の違いに基づいて十分に分離することは難しい。
そのため、熱搬送ループ20を流れる水冷媒には、気相あるいは液相のHSC冷媒が混入している。水冷媒およびHSC冷媒からなる気液二相の流体は、ポンプ22のモータ等の駆動部の発熱の影響を受けて乾き度が大きくなり、特に、熱源であるモータ等の熱の影響を直接的に受けるポンプ22の通過時に乾き度が大きい。そのため、直接接触熱交換器30から流出したHSC冷媒の気泡に加え、直接接触熱交換器30から流出した後、HSC冷媒の気化により水中に発生した気泡が、ポンプの羽根車等に滞留することで背圧が不足すると、ポンプ22は自給式ではないため停止する。ポンプ22が停止すれば、熱負荷への冷熱の搬送が停止してしまう。
本実施形態は、熱搬送ループ20を流れる水冷媒へのHSC冷媒の混入に起因してポンプ22が停止することを未然に防ぐための方策を提供する。本実施形態は、ポンプ22の停止による熱搬送ループ20の機能停止を生ずることなく冷媒システム1を安定して動作させるため、直接接触熱交換器30から水冷媒を受け入れて気液分離を図る気液分離器23を熱搬送ループ20に備えることを主要な特徴とする。
気液分離器23は、直接接触熱交換器30からポンプ22へと向かう水冷媒を、水冷媒に混入したHSC冷媒と共に受け入れ、液相と、気相(HSC冷媒)とに分離させる。気液分離器23により気相と分離された液相(主として水冷媒)が、気液分離器23の水冷媒出口231から流出し、ポンプ22へと流入する。
なお、本実施形態において、第2実施形態(図2)と同様に、気液分離器23により液相と分離された気相が、気液分離器23と圧縮機11の吸入側との圧力差に従い、圧縮機11へと吸入されるように構成することもできる。
重力タンク式、遠心分離式、および衝突分離式では、直接接触熱交換器30から、HSC冷媒の混入した水冷媒をタンクに受け入れ、気相と液相との密度差を利用してタンク内で気液分離を図る。タンクの底部に液相が溜まる重力タンク式および衝突分離式の場合は、タンク内の気相の流れへの液相の巻き込みを抑える観点より、重力の働く上下方向に長い縦長のタンクを用いることが好ましい。衝突分離式では、タンク内に、流体を衝突させるための部材を設置する。
遠心分離式では、遠心力による分離効果を高めるため、直径の大きいタンクを使用することが好ましい。遠心分離式は、タンクの内部における外周側に液相、内周側に気相が分布するため、巻き込み抑止の点で有利である。
表面張力式では、表面張力により液相を溝に保持することで、気相と分離する。
上述した機構の気液分離器23によっても、気相と液相とが完全には分離されないため、気液分離器23の液相の出口231から流出した液には、気相(気泡)が少ないながらも混入している。しかし、気液分離器23を経たことで、気液分離器23を経ていない場合と比べて乾き度が低下しており、水冷媒中の気相の量が減少している。その分、気液分離器23を経た後にポンプ22の熱の影響を受け乾き度が上がったために水冷媒中に発生する気泡も減少する。そのため、水冷媒中の気泡がポンプ22の部材(羽根車等)の表面に滞留したとしても、気泡が滞留するのは部材の表面の一部に留まり、ポンプ22の部材の表面の大部分には液(ほぼ水冷媒)が接触する。したがって、ポンプ22の背圧が確保されるため、ポンプ22の停止には至らない。
ここで、気液分離器23を経た水冷媒に含まれている気泡の成長や、気泡同士の凝集を防ぐようにすると、ポンプ22の背圧をより十分に確保することができる。そのため、気液分離器23とポンプ22との間に気泡を破壊して細分化する気泡破壊部24を付加し、気液分離器23から流出した水冷媒を気泡破壊部24に流入させることが好ましい。
気泡破壊部24は、例えば、水冷媒を通過させる狭隘な開口を有するオリフィスまたはメッシュ、フィルタ等である。微小な多数の開口が形成された円板等も、気泡破壊部24として用いることができる。気泡破壊部24が気液分離器23と一体に設けられていてもよい。
気泡破壊部24を経た後の水冷媒中の気泡の成長や再凝集を抑えるため、気泡破壊部24は、ポンプ22の近傍に配置することが好ましい。ポンプ22の熱源に近い気泡破壊部24により気泡が破壊されて細分化されるので、その後、気泡が成長、凝集するにしても、ポンプ22の動作には支障を来たさない。
上述したように、直接接触熱交換器30において混合される水冷媒とHSC冷媒とを十分に分離させることは難しいため、直接接触熱交換器30から取り出される水冷媒にはHSC冷媒が混入する。そして、ポンプ22のモータ等の発熱の影響により、乾き度が大きくなり水冷媒中に気泡が発生すること自体は避けられないとしても、本実施形態の冷媒システム1によれば、気液分離器23、そして好ましくは気泡破壊部24を備えていることにより、それらを備えていない場合と比べて、呼び水が必要な典型的なポンプ22に背圧を得ることができる。
そのため、高価な自給式のヒューガルポンプ等を導入することなく、安価な典型的なポンプ22を使用していながら、気泡の滞留によるポンプ22の停止を未然に防止することができる。
例えば、室外機1Aと室内機1Bとを接続する内外接続配管1Cに、気液分離器23および気泡破壊部24を設けることができる。これらを内外接続配管1Cに設けることとすれば、室内機1Bや室外機1Aの筐体サイズに影響しない。
但し、本実施形態の冷媒システム1において、機器の配置への制約を伴うヘッド差は必ずしも必要がなく、最低限、気液分離器23を備えていれば足りる。ヘッド差を与えたとしても、水冷媒中の気泡がポンプ22に流入することを確実に防ぐことは難しいので、ポンプ22における気泡の滞留を抑えるため、気液分離器23による気液分離が必要である。
上記のように気液分離器23からの気相を圧縮機11へと吸入させる場合、現実的な配管(気相流出路25)の取り回しを考えると、気液分離器23は、圧縮機11に近い位置、つまり、通常、圧縮機11が配置される室外機1Aの筐体に収められる。
それに対し、本実施形態では、気液分離器23からの気相を室内熱交換器21の出口211側へと流出させるので、例えば、気液分離器23が内外接続配管1Cに設けられているのであれば、気相流出路25も、内外接続配管1Cに設けることができる。あるいは、気液分離器23が室内機1Bに設けられているのであれば、気相流出路25も、室内機1Bに設けることができる。つまり、冷媒回路の配管が複雑となったり、気液分離器23の設置場所が室外機1Aに限られたりといった制約が加わることを避けることができる。HSC冷媒による熱源サイクル10ではなく、水冷媒による熱搬送ループ20へ気液分離器23からの気相を流出させていれば、気液分離器23からの気相に水が混入していても問題ない。
次に、図2を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。
ポンプ22による入熱により乾き度が大きくなることに対し、上述の第1実施形態では、直接接触熱交換器30よりも熱負荷側において、気液分離器23により乾き度を低くする。さらに、第2実施形態では、直接接触熱交換器30よりも熱源側においても、乾き度を低くする。それによって、直接接触熱交換器30における気泡の発生を抑制する。
つまり、内部熱交換器15により過冷却を大きくする分だけボイド率を下げて、直接接触熱交換器30における気泡の発生を抑えている。この作用によれば、水冷媒からの気泡除去の目的で使用する気液分離器23のサイズダウンを図ることができる。
そのため、内部熱交換器15により直接接触熱交換器30における気泡の発生を抑える効果を十分に得る観点より、第1実施形態(図1)において室外熱交換器12と直接接触熱交換器30との間に位置していた減圧部13をなくし、直接接触熱交換器30と気液分離器23との間に直接接触後減圧部27を設けている。
直接接触後減圧部27は、圧縮機11により昇圧されたHSC冷媒の圧力が、所定の下限圧力に減圧しきるまでの熱源サイクル10の減圧範囲の少なくとも一部を受け持っており、気液分離器23により気液二相流が気液分離される前に、気液二相流の圧力を減少させる。
直接接触後減圧部27から気液分離器23に流入し、気液分離器23により液相と分離された気相は、直接接触熱交換器30のタンク31内へと流出し、HSC冷媒出口32Bを通じてタンク31内から圧縮機11へと吸入される。
なお、第2実施形態においても、第1実施形態(図1)と同様に、気液分離器23により液相と分離された気相を室内熱交換器21の出口211側へ流出させるように構成することもできる。
直接接触熱交換器30における気泡の発生を抑制しつつ、気液分離器23による水冷媒からHSC冷媒ガスの分離除去、および気泡破壊部24による気泡の細分化を行うことで、ポンプ22のガス噛み現象のリスクを限りなく小さくすることができる。
次に、図3および図4を参照し、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態により、冷房と暖房とに兼用される空気調和機への適用例を示す。
第3実施形態の冷媒システム3は、第1実施形態(図1)の冷媒システム1の構成要素に加え、方向切替弁18を備えている。
図3に示す冷却運転時に、直接接触熱交換器30は蒸発器として機能する。このとき、直接接触熱交換器30では、HSC冷媒入口32Aからタンク31内に流入したHSC冷媒が、タンク31内で水冷媒と直接接触して混合し、熱交換される。
図4に示す加熱運転時に、直接接触熱交換器30は凝縮器として機能する。加熱運転時に、タンク31内でHSC冷媒と水冷媒とを混合させると、加熱運転時の圧力条件下、所定の凝縮温度において水冷媒とHSC冷媒との密度差が冷却運転時と比べて小さいため、水冷媒とHSC冷媒とを分離させることが難しい。
管路19は、加熱運転時にのみ使用され、冷却運転時には使用されない。圧縮機11から吐出されて管路19を流れ、減圧部13へと向かうHSC冷媒の流路と、冷却運転時に減圧部13から電磁弁14を通過してタンク31に流入し、タンク31の上部から圧縮機11に向けて流出するHSC冷媒の流路とを切り替えるため、本実施形態の冷媒システム3は開閉弁191,192を備えている。
そして、第1実施形態と同様に、ポンプ駆動部による入熱による乾き度の増大を考慮して、予め、気液分離器23により乾き度を低下させ、かつ気泡破壊部24により気泡を細分化させている。そのため、気泡を噛み込んでポンプ22が停止することなく、冷媒システム3を安定して動作させることができる。
加熱運転時にはタンク31から熱搬送ループ20へと取り出される液の乾き度が冷却運転時と比べて小さいため、気泡の噛み込みによるポンプ22停止への対策の必要性が冷却運転時と比べて低いと言える。しかし、加熱運転時にも、冷却運転時と変わらず、HSC冷媒の混入した水冷媒を気液分離器23および気泡破壊部24を介してポンプ22へと流入させればよく、冷媒システム3は安定して動作する。
例えば、特開2015-87051号公報(特許文献1)の図1に記載されているように、直接接触熱交換器のタンク内の水冷媒とHSC冷媒との混合液を減圧してから別の分離タンクへと移送し、その分離タンクにおいて水冷媒とHSC冷媒とを密度差に基づいて分離させるようにしてもよい。HSC冷媒と分離された水冷媒が分離タンクから熱搬送ループへと戻される。
そして、本発明の冷媒システムは、空気調和機に限らず、冷凍庫、給湯機、チラー等に適用することもできる。
1A 室外機
1B 室内機
1C 内外接続配管
10 熱源サイクル
11 圧縮機
12 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
13 減圧部
14 電磁弁
15 内部熱交換器
18 方向切替弁
19 管路
20 熱搬送ループ
21 室内熱交換器(熱負荷側熱交換器)
22 ポンプ
23 気液分離器
24 気泡破壊部
25 気相流出路
26 圧力損失付与部
27 直接接触後減圧部
30 直接接触熱交換器
31 タンク
32A HSC冷媒入口
32B HSC冷媒出口
33A 水冷媒入口
33B 水冷媒出口
191,192 開閉弁
211 室内熱交換器の出口
231 水冷媒出口
Claims (8)
- 熱源と熱源サイクル冷媒とを熱交換させる熱源側熱交換器と、前記熱源サイクル冷媒を圧縮する圧縮機と、前記熱源サイクル冷媒の圧力を減少させる減圧部と、前記熱源サイクル冷媒と、前記熱源サイクル冷媒に直接接触する搬送冷媒とを熱交換させる直接接触熱交換器と、を含む熱源サイクルと、
熱負荷と前記搬送冷媒とを熱交換させる熱負荷側熱交換器と、前記直接接触熱交換器と、前記直接接触熱交換器から前記熱負荷側熱交換器に向けて前記搬送冷媒を圧送するポンプと、前記直接接触熱交換器から前記ポンプへと向かう前記搬送冷媒と、前記搬送冷媒に混入した前記熱源サイクル冷媒とを前記直接接触熱交換器から受け入れて気液分離させる気液分離器と、を含む熱搬送ループと、を備え、
前記熱搬送ループには、前記気液分離器が、前記熱源サイクルからは独立した状態で含まれている、
ことを特徴とする冷媒システム。 - 前記気液分離器を経て前記ポンプへと向かう前記搬送冷媒が通過する狭隘な開口を有する気泡破壊部を備える、
請求項1に記載の冷媒システム。 - 前記気液分離器において前記搬送冷媒から分離した前記熱源サイクル冷媒の気相を前記熱負荷側熱交換器の出口側へと流出させる気相流出経路と、
前記熱負荷側熱交換器の前記出口側に位置し、絞りまたは弁である圧力損失付与部と、
を備える、
請求項1または2に記載の冷媒システム。 - 前記熱負荷側熱交換器が備わる室内機と、
前記熱源側熱交換器、前記圧縮機、および前記直接接触熱交換器が備わる室外機と、
前記室内機および前記室外機を結び、前記ポンプ、前記気液分離器、および前記圧力損失付与部が備わる内外接続配管と、を有する、
請求項3に記載の冷媒システム。 - 前記熱源側熱交換器を経た前記熱源サイクル冷媒と、前記圧縮機へと吸入される前記熱源サイクル冷媒とを熱交換させる内部熱交換器を備える、
請求項1から4のいずれか一項に記載の冷媒システム。 - 前記減圧部は、前記熱源サイクル冷媒の減圧範囲の少なくとも一部を受け持ち、前記直接接触熱交換器を経た前記搬送冷媒と前記熱源サイクル冷媒との気液二相流の圧力を減少させる直接接触後減圧部を有する、
請求項5に記載の冷媒システム。 - 前記直接接触熱交換器は、
前記熱源サイクルにおいて蒸発器として機能し、
前記直接接触熱交換器を経た前記搬送冷媒が前記熱負荷の冷却に供される、
請求項1から6のいずれか一項に記載の冷媒システム。 - 前記圧縮機から吐出された前記熱源サイクル冷媒が前記直接接触熱交換器へと流入する向きと、前記直接接触熱交換器から流出した前記熱源サイクル冷媒が前記圧縮機へと吸入される向きとに前記熱源サイクル冷媒の流れの向きを切り替え可能な方向切替弁を備え、
前記熱源サイクル冷媒の流れの向きに応じて、前記直接接触熱交換器を経た前記搬送冷媒が、前記熱負荷の冷却または加熱に供される、
請求項1から7のいずれか一項に記載の冷媒システム。
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