JP7025225B2 - マルチダイス - Google Patents
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Description
(実施の形態1)
図1で示すように、実施の形態1に従ったマルチダイス1は、線材を伸線するための第一ダイス10および第二ダイス20と、伸線方向に交差するように延びる溝19が設けられており、第一ダイス10を保持する第一ケース13と、溝19に嵌り合い、第二ダイス20を保持する第二ケース23と、溝19内での第二ケース23の位置を決定する位置決め部としてのボルト123,124とを備える。
図5から図8で示すように、実施の形態2に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段(位置決め部)の一方がバネ126である点で、実施の形態1に従ったマルチダイス1と異なる。
図9から図12で示すように、実施の形態3に従ったマルチダイス1では、溝19の側面127,128は矢印2で示す伸線方向に平行である。第二ケース23の側面242,243も矢印2で示す伸線方向に平行である。側面127,128の間に矢印2で示す伸線方向に垂直な垂直面129が設けられる。第一ケース13は、第二ケース23が伸線方向へ移動することを防止する防止手段としての垂直面129を有する。側面242,243の間に矢印2で示す伸線方向に垂直な垂直面244が設けられる。
図13から図16で示すように、実施の形態4に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態3に従ったマルチダイス1と異なる。
図17から図20で示すように、実施の形態5に従ったマルチダイス1では、溝19の側面125がテーパー面であり、側面127が矢印2で示す伸線方向に対して平行な面である。第一ケース13は、第二ケース23が伸線方向へ移動することを防止する防止手段としてのテーパー形状の側面125を有する。第二ケース23においても、側面241がテーパー面であり、側面242が矢印2で示す伸線方向に対して平行な面である。
図21から図24で示すように、実施の形態6に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態5に従ったマルチダイス1と異なる。
図25から図28で示すように、実施の形態7に従ったマルチダイス1では、溝19の側面127と底面140との間に曲面部130が設けられている。曲面部130は半円形状である。第一ケース13は、第二ケース23が伸線方向へ移動することを防止する防止手段としての曲面部130を有する。第二ケース23においても、側面242と底面240との間に曲面部245が設けられている。曲面部245は半円形状である。
図29から図32で示すように、実施の形態8に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態7に従ったマルチダイス1と異なる。
図33から図36で示すように、実施の形態9に従ったマルチダイス1では、溝19の延びる方向(矢印3で示す方向)および矢印2で示す伸線方向に対して垂直にボルト124が設けられている。ボルト124は第一ケース13に螺合している。ボルト124の先端が第二ケース23に接触している。ボルト124の先端が第二ケース23を押すことで、溝19内で所定の位置に第二ケース23を位置決めすることができる。
図37から図40で示すように、実施の形態10に従ったマルチダイス1では、溝19の側面125がテーパー面であり、側面127が矢印2で示す伸線方向に対して平行な面である。第二ケース23においても、側面241がテーパー面であり、側面242が矢印2で示す伸線方向に対して平行な面である。
図41から図44で示すように、実施の形態11に従ったマルチダイス1では、溝19の側面127と底面140との間に曲面部130が設けられている。曲面部130は半円形状である。第二ケース23においても、側面242と底面240との間に曲面部245が設けられている。曲面部245は半円形状である。
図45から図48で示すように、実施の形態12に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態9に従ったマルチダイス1と異なる。
図49から図52で示すように、実施の形態13に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態10に従ったマルチダイス1と異なる。
図53から図56で示すように、実施の形態14に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態11に従ったマルチダイス1と異なる。
図57から図60で示すように、実施の形態15に従ったマルチダイス1では、溝19の一方の側面125がテーパー面であり、他方の側面127が矢印2で示す伸線方向および矢印3で示すスライド方向に平行な面である点で、実施の形態1に従ったマルチダイス1と異なる。
図61から図64で示すように、実施の形態16に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態15に従ったマルチダイス1と異なる。
図65から図68で示すように、実施の形態17に従ったマルチダイス1では、溝19の一方の側面125,127の間に垂直面129が設けられている点で、実施の形態3に従ったマルチダイス1と異なる。他方の側面125には垂直面は設けられていない。
図69から図72で示すように、実施の形態18に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態17に従ったマルチダイス1と異なる。
図73から図76で示すように、実施の形態19に従ったマルチダイス1では、溝19の一方の側面125のみがテーパー面である点で、実施の形態5に従ったマルチダイス1と異なる。
図77から図80で示すように、実施の形態20に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態19に従ったマルチダイス1と異なる。
図81から図84で示すように、実施の形態21に従ったマルチダイス1では、溝19の一方の側面127のみに曲面部130が設けられる点で、実施の形態7に従ったマルチダイス1と異なる。
図85から図88で示すように、実施の形態22に従ったマルチダイス1では、第二ケース23を位置決めする手段の一方がバネ126である点で、実施の形態21に従ったマルチダイス1と異なる。
図89から図92で示すように、実施の形態23に従ったマルチダイス1では、第二ケース23に流路300が設けられている点で、実施の形態1に従ったマルチダイス1と異なる。マルチダイス1は、第一ダイス10および第二ダイス20間に設けられて第一ダイス10および第二ダイス20間に流体を供給する流路300をさらに備える。
図93で示すように、実施の形態24に従ったマルチダイス1では矢印2で示す伸線方向に対して第一ダイス10下流側、第二ダイス20が上流側に位置している。第一ダイス10が上流側、第二ダイス20が下流側に位置する実施の形態23に従ったマルチダイス1と異なる。
図94で示すように、段付きキャプスタンローラー101,102を備えたスリップ型伸線機では複数のダイス9が配置される。各ダイス9のパス毎に所定の断面積減少率となるように各ダイス9のベアリングの直径を設定する。線材8はダイス9を通過する毎に走行速度が増加する。段付きキャプスタンローラー101,102の各段は、その周速度が、線材の走行速度よりも常に早くなるように設計される。これにより線材8がたわまないようにする。したがって、線材8の走行速度と、段付きキャプスタンローラー101,102の周速度の速度差分だけスリップしながら伸線加工が行われる。スリップしながら伸線されるため、線材8の表面に傷が発生する問題がある。線材8の直径は、最終のパスとなる仕上げ用のマルチダイス1のベアリングの直径によって決定される。最終の仕上げ用のマルチダイス1の精度(ベアリングの直径、真円度)は精密に制御しなければならない。実施の形態で示すマルチダイス1は仕上げ用のダイスとして用いるとその性能を最大限に発揮する。ダイス9を実施の形態のマルチダイス1で構成してもよい。
Claims (5)
- 線材を伸線するための第一ダイスおよび第二ダイスと、
伸線方向に交差するように延びる直線形状の溝が設けられており、前記第一ダイスを保持する第一ケースと、
前記溝に嵌り合い、前記第二ダイスを保持する第二ケースと、
前記溝内での前記第二ケースの位置を決定する位置決め部とを備えた、マルチダイス。 - 前記第一ケースは、前記第二ケースが伸線方向へ移動することを防止する防止手段を有する、請求項1に記載のマルチダイス。
- 前記防止手段は前記溝の側面に設けられている、請求項2に記載のマルチダイス。
- 前記位置決め部はネジ構造を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のマルチダイス。
- 前記第一ダイスおよび前記第二ダイス間に設けられて前記第一ダイスおよび前記第二ダイス間に流体を供給する流路をさらに備えた、請求項1から4のいずれか1項に記載のマルチダイス。
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