JP7025082B1 - マッサージ機、および、それを用いた血糖値管理システム - Google Patents

マッサージ機、および、それを用いた血糖値管理システム Download PDF

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【課題】これまでのマッサージ機とは、施術場所や施術方法、それによる作用、目的が全く異なる施術を行い、それにより具体的且つ明確な健康改善効果が得られるマッサージ機を提供する。【解決手段】本発明に係るマッサージ機は、踵骨を刺激する踵刺激手段として繰り返し打撃手段を有するものである。この繰り返し打撃手段の周波数を適切なものとすることでで、血糖値の上昇を抑制することができる。また、膝部の振動検知手段を有することで、繰り返し打撃手段の踵骨へのエネルギー伝達を効果的にすることができる。【選択図】 図1

Description

この発明は、主に踵に対して刺激を与えるマッサージ機に関する発明である。また、当該マッサージ機を用いた血糖値の管理システムに関する発明である。
古来より、青竹ふみにより土踏まずを刺激することで、健康増進効果があることが知られている。土踏まずには多くのツボがあり、また血行促進の効果もあると考えられている。
また、ふくらはぎをマッサージすることで、全身の血行改善効果があることも周知になっている。
このようなことから、足裏やふくらはぎのマッサージ機も開発されている。
例えば、使用者の下肢を空気の圧力を用いてマッサージするエアマッサージ部と、前記使用者の足裏に対して振動する施療子を押し付けて足裏のマッサージを行う足裏マッサージ部とを有するマッサージ機が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許第6129638号
しかしながら、これまでの足裏やふくらはぎのマッサージ機は、血液やリンパの流れを良くしたり、健康回復を目的としたりするものであり、具体的な疾患の治療、改善、あるいは予防効果を示すものではなかった。
本発明においては、様々な具体的な治癒、予防効果等を有するマッサージ機を提供するものであり、特に血糖値の低減効果を有するマッサージ機、および、当該マッサージ機を用いた血糖値の低減方法を提供するものである。
本発明に係るマッサージ機は、踵骨を叩くことで刺激を与える繰り返し打撃手段を有し、さらに、膝部の振動を検知する振動検知手段を有するものである。
また、本発明に係る血糖値管理システムは、上記マッサージ機と、血中グルコース濃度のリアルタイム測定器とを備えたことを特徴とするものである。
これまでのマッサージ機は、主に土踏まずに刺激を与えるものがほとんどであり、その刺激も振動が主体であった。すなわち、足裏表面に平行な方向の振動を与えるものであった。作用としては、血行を促進し、またツボに刺激を与えるものであった。
本発明は、土踏まずではなく、踵骨を刺激する踵刺激手段を主とする施術を行うマッサージ機を提供するものである。例えば、踵に対して略垂直方向から、あるいは斜め下方から打撃を与えるものである。この打撃の周波数は一定以上の比較的速い上下動である。作用としては、踵骨に衝撃等の刺激を与えるものである。
このように、これまでのマッサージ機とは、動作や作用、目的が全く異なり、したがって、以下に述べるように、これまでのマッサージ機では得られなかった具体的且つ明確な効果が得られる。
この施術の効果として特筆すべきことは、血糖値を低減できることである。空腹時の血糖値を低下させ、また、食後の血糖値の上昇幅を小さくし、そして、その後の血糖値の低下を速やかにすることができる。このように、血糖値をコントロールすることが可能である。
特に、踵骨への打撃を適切な周波数で行うことで、日常の一般的な食事(カロリー摂取)を行った際に、上述の血糖値抑制効果が得られ、また、施術時間も比較的短時間で効果が表れる。
本発明のマッサージ機の全体斜視図である。 本発明のマッサージ機の足裏マッサージ部の上面図である。 打撃エネルギー伝達を確認するための実験のフロー図である。 打撃エネルギー伝達を確認するための実験の結果を表すグラフである。 検証実験のフロー図である。 検証実験の結果を示すグラフである。 検証実験の結果を示すグラフである。 検証実験の結果を示すグラフである。
本発明のマッサージ機に関して、良好な実施の形態を以下に図を用いて説明する。
なお、本発明は以下に示す実施の形態に限定されるものではなく、同様の発明概念を含むものである。
実施の形態1.
<マッサージ機の構成>
まず、図1および図2を用いて、マッサージ機の構成について説明する。図1は、マッサージ機の全体斜視図であり、図2は、足裏マッサージ部2の部分上面図である。
本発明に係るマッサージ機は、足の概略位置を規定する足挿入部1と、足挿入部1の底面に設けられた踵を叩く繰り返し打撃手段2aを有するものである。
また、本発明に係るマッサージ機は、叩く、揉む、振動を与えるのうちのいずれかの施術を行うふくらはぎマッサージ手段3をさらに備えたものである。
さらに、本発明に係るマッサージ機は、足挿入部1の底面に設けられた膵臓の反射区を押圧する押圧手段2bをさらに備えたものである。
<マッサージ機の施術方法>
このマッサージ機による施術方法について説明する。まず、椅子に腰かけ、両足を足挿入部1に挿入する。足挿入部1は、人の足の形態に合った内形をしており、内壁にはクッション部2cが設けられ、足を包むように固定する。したがって、概ね足の位置は規定される。例えば、図2に示すように、足裏マッサージ部2において、踵が打撃手段2aの上に、土踏まずにある膵臓の反射区が押圧手段2bの上になるように、足の位置が決められる。
打撃手段2aは足挿入部1の底面に設けられ、上下方向に運動することで、踵を繰り返し叩くものである。踵を叩くことで、足の骨格に刺激が与えられる。後述するように、この打撃手段2aは、比較的速い繰り返しの上下運動であり、また、強い打撃でもある。
押圧手段2bは、膵臓の反射区に圧力を加えるものであり、ツボの指圧に相当する効果がある。
ふくらはぎマッサージ手段3は、例えば、叩く、振動を与える、揉むといった動作であり、いずれであっても良い。
叩く動作は、上述の打撃手段2aと同様の動作である。
振動は、ふくらはぎ表面に対して平衡に動く動作である。
また、揉む動作は、例えば、エアバックによりふくらはぎを挟み込み、圧力を変化させて、ふくらはぎを揉む動作を行う。ふくらはぎを下から上に揉むような動作が特に望ましい。
いずれの動作も、血行を促進することで、打撃手段2aによる踵叩きにより生じる効果を助長するものである。
打撃手段2aによる踵叩き、押圧手段2bによる反射区の押圧、ふくらはぎマッサージ手段3によるマッサージは、全て同時に行っても良い。より効果的には、ふくらはぎマッサージ手段3によるマッサージによって血行を促進した後に、他の施術を行うことが望ましい。
全体の施術時間としては、1回あたり5分から10分程度が適当であり、食前や食後に行うことが効果的である。
これらの施術手段のうち、打撃手段2aによる踵叩き、すなわち踵骨への打撃手段が、本発明のマッサージ機において主な効果を有するものである。その効果とは、空腹時の血糖値の低減や、食事後の血糖値上昇の抑制である。この打撃手段は、繰り返し踵骨への打撃を繰り返すものであり、例えば、上下にピストン運動する棒状体である。
また、押圧手段2bによる反射区の押圧や、ふくらはぎマッサージ手段3によるマッサージは、上述した打撃手段2aによる血糖値低減、あるいは血糖値上昇抑制効果をより効果的にする補助的な施術である。
以下において、打撃手段2aによる施術効果について詳述するが、押圧手段2bによる反射区の押圧や、ふくらはぎマッサージ手段3によるマッサージを併せて行うことがさらに望ましい。
<打撃エネルギーの踵骨への伝達>
打撃手段2aによる踵叩きにより踵骨への刺激が与えられる。この打撃は、踵の下方略垂直方向から、あるいは下方斜め方向から行われる。打撃が踵骨に対して適切に行われた際には、打撃手段2aの運動エネルギーが十分に踵骨に伝達され、期待された効果が得られる。例えば、踵に対する打撃角度、打撃する踵の位置等が適切であれば、大きな施術効果が得られる。被施術者が施術に慣れた者であれば、感覚的に適切な打撃が踵に対してなされているかが分かる。しかし、施術に慣れるには時間が掛かり、ある種のコツを掴むことが必要である。
そこで、被施術者の慣れによることなく、施術効果を確実に得られる方法について検討するための実験を行った。
男女各3名の計6名(以下、被検査人と言う)に対して、実験を行った。この6名は、いずれも空腹時血糖値が126mg/dLを超える者である。
踵叩きの施術に用いた施術手段は、周波数40Hzで上下動する打撃手段であり、上下動のストロークは12mmとした。
具体的には、図3に示す実験フローに従って実験を行った。
まず、被検査人は食事を取る。食事はおにぎり3個であり、約550kcalが摂食される。
食事後20分経過時に血糖値を測定する。この血糖値を血糖値Aと呼ぶことにする。
その後、打撃手段2aによる踵叩きの施術を10分間行う。
施術後30分経過時(食事後60分経過時)に血糖値を測定する。この血糖値を血糖値Bと呼ぶことにする。
(血糖値A-血糖値B)が血糖値変化量である。この血糖値変化量で負の値であれば、施術の効果により血糖値が減少したことになる。
以上のフローの実験を3日掛けて3回行った。
第一日目は、踵叩きの施術において、被検査人に踵の打撃手段への当て方を調整してもらい、膝に振動が強く伝達されるようにした。膝に手のひらを当て、膝が強く振動していることを確認する。これにより、踵骨への打撃のエネルギーが膝まで伝達されていると考えられる。
第二日目は、踵叩きの施術において、被検査人に踵の打撃手段への当て方を調整してもらい、膝に振動が弱く伝達されるようにした。膝に手のひらを当て、膝が弱く振動していることを確認する。踵骨への打撃のエネルギーが、十分ではないが、いくらかは膝に伝達されていると考えられる。
第三日目は、踵叩きの施術において、被検査人に踵の打撃手段への当て方を調整してもらい、膝に振動が全く伝達されないようにした。膝に手のひらを当て、膝が全く振動しないことを確認。踵に打撃がなされ、踵骨に強い打撃を感じる場合でも、当て方によっては、膝が全く振動しない場合がある。
以上の3日間の実験結果を図4にまとめる。6人の被検査人の血糖値変化量をプロットしたものである。
膝の振動状態により、血糖値変化量が顕著に変わることが明らかになった。すなわち、膝が強く振動したときには、血糖値変化量は負の値になり、血糖値が低下している。膝が弱く振動したときや全く振動しなかったときには、血糖値変化量は正の値になり、血糖値は増加した。
以上の実験より、膝が強く振動する際には、打撃手段の踵への当て方が適切であり、打撃手段の運動エネルギーが効率よく踵骨から脚部へ、そして膝へと伝達され、その際には、血糖値の低減効果が顕著になることが明らかになった。
また、施術に慣れていない者であっても、膝の振動を確認することで、容易に効果的な施術を行えることも判明した。
<効果検証実験>
次に、踵叩きの施術が血糖値に与える効果について、さらに詳細に検討するための検証実験を行った。
この検証実験においては、上述の実験と同様に、空腹時血糖値が126mg/dLを超える男女各3名の計6名に対して施術を行い、血糖値変化を計測した。踵への打撃の周波数や食事量、施術時間を変えて、この6名の血糖値を計測し、6名の血糖値の平均値を指標とした。
打撃手段は、上記と同様のものを用いた。また、打撃手段のエネルギー伝達を適切に行うため、施術の際には膝への強い振動を確認した。なお、打撃手段の上下動の周波数(1秒当たりの振動数)は、0.1Hzから300Hzまで変化させ、周波数特性を測定した。また、打撃手段の上下動のストロークは4mmから26mmの範囲で変化させたが、いずれも周波数特性に大きな変化はなく、以下の実験では16mmで統一している。
具体的には、図5に示す検証実験のフローに従って実験を行った。
まず、検査前日の夕食の前後で踵叩きの施術を行う。検査当日は、起床時の空腹時に血糖値を測定し、その後、朝食前に施術を実施する。さらに、朝食後に踵叩きの施術を実施する。そして、朝食後30分間経過時と、90分経過時にそれぞれ血糖値を測定する。
検査翌日は施術を行わず、施術前の通常の血糖値の状態に戻るように、施術の効果をリセットする。
以上、3日間がひとつの条件の施術に対するものである。次の3日間に、別の条件の施術を行う。このようにして、各条件に対する血糖値の影響を順に調べた。
パラメータは、踵への打撃の周波数(踵叩きの周波数)であり、打撃手段のストロークの周波数を0.1Hzから300Hzまで変化させ、それぞれの周波数における血糖値変化を計測した。
食事量と施術時間に関しては3条件を設定し、それぞれの条件において、血糖値変化の周波数特性を得た。
条件1(朝食:おにぎり1個、施術時間10分)
第1の条件においては、朝食として1個のおにぎりを摂食し、そして、それぞれの施術時間は10分とした。
実験結果を図6に示す。
起床時の空腹時血糖値、朝食後30分経過時の血糖値、90分経過時の血糖値のいずれも、0.8Hz以上、200Hz以下で低い値を示し、踵叩きの施術の効果が得られた。
条件2(朝食:おにぎり1個、施術時間3分)
第2の条件においては、朝食として1個のおにぎりを摂食し、そして、それぞれの施術時間は3分とした。条件1に比べて、施術時間が短くなっている。
実験結果を図7に示す。
起床時の空腹時血糖値、朝食後30分経過時の血糖値のいずれも、3Hz以上、200Hz以下で低い値を示し、踵叩きの施術の効果が得られた。ただし、周波数が3Hzにおいては、朝食後90分経過時の血糖値が比較的高い値を示し、施術による血糖値抑制の継続時間が短いと考えられる。他方、周波数が10Hz以上、200Hz以下では、起床時の空腹時血糖値、朝食後30分経過時の血糖値、90分経過時の血糖値のいずれも低い値を示し、施術による血糖値上昇抑制効果が十分に持続している。このように、踵叩きの施術による顕著な効果が確認できた。
条件3(朝食:おにぎり3個、施術時間3分)
第3の条件においては、朝食として3個のおにぎりを摂食し、そして、それぞれの施術時間は3分とした。条件2に比べて、摂食量が3倍になっている。
実験結果を図8に示す。
摂食量が増加したため、食事後血糖値はかなり高い値になっている。しかし、起床時の空腹時血糖値、朝食後30分経過時の血糖値のいずれも、3Hz以上、200Hz以下で、他の周波数に比べて低い値を示し、踵叩きの施術の効果が確認できる。ただし、周波数が3Hzにおいては、朝食後90分経過時の血糖値が比較的高い値を示し、施術による血糖値抑制の継続時間が短い。他方、周波数が10Hz以上、200Hz以下では、起床時の空腹時血糖値、朝食後30分経過時の血糖値、90分経過時の血糖値のいずれも低い値を示し、踵叩きの施術による顕著な効果が確認できた。
<本実施の形態のまとめ>
本発明のマッサージ機を用い、踵叩きの施術効果について検証実験を行い、以下のことを明らかにできた。
まず、打撃手段の踵への当て方が適切であれば、顕著な血糖値の低減、および食事後の血糖値の上昇抑制効果が得られる。打撃手段の踵への適切な当て方は、施術を受ける者が時間を掛けてコツを習得すれば達成されるが、膝の振動を確認することで、施術に不慣れな者でも容易に達成できる。
このように、踵骨への打撃のエネルギーが脚部の骨から膝へと伝達する際には、顕著な効果が得られる。
したがって、膝の振動を計測するための計測手段と組み合わせれば、施術効果を確実なものにすることができるし、施術を受ける者の習熟度も必要とせず、常に、誰でも高い施術効果が得られる。
次に、打撃手段の上下動の周波数、すなわち、踵骨への打撃のエネルギーには適切な範囲がある。
食事量が少ない場合には、0.8Hz程度の低周波数でも効果があるが、食事量が多い場合には、3Hz以上、200Hz以下、さらに望ましくは10Hz以上、且つ200Hz以下の範囲の周波数において、血糖値の抑制、低減が可能になる。例えば、おにぎり3個の場合には、0.8Hz程度の低周波数では効果が殆ど得られない。成人の1回の食事における平均的なカロリー摂取量は500kcalから600kcalであり、おにぎり3個分と同程度である。したがって、日常の生活における効果的な施術としては、3Hz以上、200Hz以下、さらに望ましくは10Hz以上、且つ200Hz以下の範囲の周波数の踵叩き施術が必要と考えられる。
また、高い周波数の踵叩きの施術の場合、比較的短い施術時間でも一定の効果が得られることも確認できた。
実施の形態2.
測定技術の進歩に伴い、CGM(Continuous Glucose Monitoringの略)、あるいは、FGM(Flash Glucose Monitoringの略)と呼ばれる血中グルコース濃度のリアルタイム測定器が一般に利用可能となった。両者とも専用のセンサーを皮膚に取り付けることで皮下の間質液中のグルコース値を持続的に測定できる。さらに、赤外線レーザーを用いた非接触のグルコース濃度測定技術の実用化も近い。測定される血中グルコース濃度は、血糖値とほぼ対応しており、事実上、血糖値のリアルタイム測定が可能となっている。
これらのリアルタイム測定機器から得られるリアルタイムなグルコース濃度データを、本発明の施術装置と連携させることで、以下のような利点が得られる。
A.過度な低血糖症状の防止
本発明の施術は、顕著な血糖値低減効果を有し、また、施術後、直ちに効果が表れるため、施術のやりすぎにより、めまいや立ち眩み、失神等の過度な低血糖症状に陥る危険性がある。それを防止するために、グルコース濃度が所定値以下にならないように監視することにより、施術のやりすぎを抑制することができる。
B.食事量に応じた食後の施術時間等の最適化
食事量や食事の種類によって、食後の血糖値上昇は異なる。血中グルコース濃度のリアルタイム測定器を用いて食後の血糖値変化を計測し、その血糖値変化によって、本発明の血糖値コントロール用マッサージ機を用いて必要な施術を行う。例えば、食事量が通常よりも多く、食後の血糖値低下が不十分な場合には、施術を繰り返し行ったり、施術時間を延長したりする等の判断を行うためのアルゴリズムを持つアプリケーション等と組み合わせることにより、効果的な施術を行うためのシステムの構築が可能である。
C.個々人に最適された施術プログラムの提供
血中グルコース濃度のリアルタイム測定器から得られる日々の血中グルコース濃度の変化から、最適な施術を導き出すAIシステムを構築し、個々人に合った施術プログラムを提供する。
以上は一例であるが、血中グルコース濃度のリアルタイム測定器と組み合わせることで、本発明の血糖値コントロール用マッサージ機をより効果的且つ安全に使用することが可能となる。
1 足挿入部
2 足裏マッサージ部
2a 踵打撃手段(踵骨を刺激する踵刺激手段の一例)
2b 土踏まず押圧手段
3 ふくらはぎマッサージ部


Claims (2)

  1. 踵骨を叩くことで刺激を与える繰り返し打撃手段を有し、さらに、膝部の振動を検知する振動検知手段を有する
    ことを特徴とするマッサージ機。
  2. 請求項1に記載のマッサージ機と、
    血中グルコース濃度のリアルタイム測定器と
    を備えた
    ことを特徴とする血糖値管理システム。
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