JP7024656B2 - モータ - Google Patents
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Description
貫通溝と、前記第1貫通溝の内周側の端部と繋がる第2貫通溝と、を備え、前記第2貫通溝の少なくとも一部は、第1貫通溝と繋がる位置の側とは反対側へ向かうに従って前記配線基板の外周側へ向かう方向へ延びていることを特徴とする。
るために巻線を略直角に曲げる必要はなく、鈍角に曲げる程度でよい。従って、巻線に加わる応力が少ないので、半田付けした巻線が外れにくい。また、第2貫通溝の内面に導通部を設けた場合には、第2貫通溝内で巻線を傾けることによって導通部との接触面積を大きくすることができる。さらに、第2貫通溝内で第2貫通溝の延在方向に巻線が延在するので、第2貫通溝は、巻線によって塞がれる範囲が大きい。従って、第2貫通溝からステータ側へ半田が垂れるおそれが少ない。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したモータの実施形態を説明する。図1は本発明に係るモータ1の断面図である。本明細書において、モータ1の軸線方向Lの一方側と他方側のうち、モータ1の出力軸100が突出している側を出力側L1とし、出力軸100が突出している側とは反対側を反出力側L2とする。モータ1の出力軸100は、モータ1の中心において軸線方向Lに延在する回転軸10の出力側L1の端部に設けられる。
モータは、モータ部2、電磁ブレーキ3、およびエンコーダ4を備えたモータ1に限定されるものではなく、電磁ブレーキ3およびエンコーダ4を備えていなくてもよい。
3との間に挟まれるため、摩擦力によってモータ側回転軸13に回転負荷が加えられ、ブレーキ力が発生する。また、ソレノイド34に通電した通電時(励磁時)においては、アーマチュア32がトルクスプリングに抗してソレノイド34に吸引されるため、アーマチュア32と摩擦板31との間に隙間が発生する。従って、モータ側回転軸13に摩擦による回転負荷が加えられないので、ブレーキ力が作用しない状態となる。
図2はステータ23および配線基板8の斜視図であり、図3はステータ23の平面図である。ステータ23は12本の突極241(図1参照)を備えており、コイル26が配置されるスロット数Nは12である。また、ロータ22のマグネット21は、外周面を8極に分割してN極とS極を周方向に交互に着磁した8極着磁マグネットである。つまり、本形態のモータ部2は、8極12スロットである。なお、ステータ23のスロット数とマグネット21の着磁極数は、8極12スロット以外でもよい。例えば、6極9スロットや、4極6スロットであってもよい。
図4は配線基板8の平面図である。図2、図4に示すように、配線基板8は円環状である。配線基板8は、インシュレータ25の反出力側鍔部251の壁部253に当接するこ
とにより、軸線方向Lに位置決めされる。本形態では、上記のように、ステータ23から軸線方向Lに引き出した巻線261を外周側へ倒すことによって、ステータ23の反出力側L2に配線基板8を配置するスペースを確保することができる。これにより、巻線261と配線基板8との干渉を回避することができる。
。本形態では、配線基板8に巻線接続部80CW、80CCWの組が12組設けられている。
12の間隔を大きくすることができる。従って、周方向で隣り合うランド82の間隔を大きくすることができる。
以上のように、本形態のモータ1は、ステータ23のコイル26に対して、配線基板8を介して駆動電流を供給する。コイル26の巻線261は、配線基板8の係止部81に係止された状態でランド82に半田付けされる。従って、端子ピンに巻線261を絡げる必要がないので、巻線径が太い巻線261であっても配線基板8を用いてコイル26とリード線27とを接続できる。また、係止部81は、配線基板8の外周端から内周側へ延びる第1貫通溝811、および、第1貫通溝811と繋がる第2貫通溝812を備え、第2貫通溝812の少なくとも一部は、第1貫通溝811と繋がる接続位置Pの側とは反対側へ向かうに従って配線基板8の外周側へ向かう方向へ延びている。このように、第2貫通溝812の少なくとも一部が配線基板8の外周側へ向かう形状であれば、巻線261を第2貫通溝812へ入れることによって係止部81から巻線261が外れることを抑制できる
。すなわち、巻線261に外周側へ倒れようとする癖が付いている場合には、接続位置Pとは反対側へ巻線261が付勢されるので、第1貫通溝811へ巻線261が戻ることが抑制される。なお、巻線261に外周側へ倒れようとする癖が付いていない場合においても、第2貫通溝812内において巻線261の周方向の移動が抑制される。従って、巻線261が第2貫通溝812内で移動しにくいので、第1貫通溝811へ巻線261が戻ることが抑制される。よって、係止部81から巻線261が外れるおそれが少ないので、半田付けの作業が容易であり、配線基板8に巻線261を接続する作業が容易である。
(1)図7は、係止部の変形例を示す説明図である。図7(a)は、径方向に延びる直線状の第1貫通溝811と、半円形の第2貫通溝812Aとを備えた係止部81Aである。図7(b)は、径方向に延びる直線状の第1貫通溝811と、第1貫通溝811の内周側の端部と繋がる第2貫通溝812Bとを備えた係止部81Bである。第2貫通溝812Bは、第1貫通溝811の内周側の端部から周方向へ延びる第1部分813と、第1部分813から外周側へ屈曲して延びる第2部分814を備える。図7(c)は、径方向に対して傾斜した方向へ延びる直線状の第1貫通溝811Cと、第1貫通溝811に対して鈍角をなすように繋がる第2貫通溝812Cを備えた係止部81Cである。図7(a)~(c)のいずれにおいても、第2貫通溝812A、812B、812Cの少なくとも一部は、第1貫通溝811と繋がる位置の側とは反対側へ向かうに従って外周側へ延びている。従って、上記形態と同様に、第1貫通溝811、811Cへ巻線261が戻ることを抑制でき、係止部81A、81B、81Cから巻線261が外れることを抑制できる。従って、半田付けの作業が容易であり、配線基板8に巻線261を接続する作業が容易である。
、Q…コイルの中心線、R…巻線の引き出し位置
Claims (6)
- 複数の突極を備えたステータコア、および、インシュレータを介して各突極に巻かれるコイルを備えたステータと、
前記コイルに供給される駆動電流が流れる給電線と前記コイルの巻線とを接続する配線基板と、を有し、
前記配線基板には、前記巻線が係止される係止部、および、前記巻線が半田付けされるランドが設けられ、
前記係止部は、前記配線基板の外周端から内周側へ向かって切り欠いた第1貫通溝と、
前記第1貫通溝の内周側の端部と繋がる第2貫通溝と、を備え、
前記第2貫通溝の少なくとも一部は、前記第1貫通溝と繋がる位置の側とは反対側へ向かうに従って前記配線基板の外周側へ向かう方向へ延び、
前記配線基板は、前記係止部を囲む領域に形成された複数のスルーホールを備え、
前記複数のスルーホールは、前記第1貫通溝に対して周方向で前記第2貫通溝とは反対側の領域から、前記第1貫通溝および前記第2貫通溝よりも内周側の領域にかけて配置されていることを特徴とするモータ。 - 前記ランドは、前記第2貫通溝の縁に設けられ、前記第2貫通溝の内面に設けられた導通部と繋がっていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記第1貫通溝と前記第2貫通溝とが繋がる位置は、前記ステータの軸線方向から見て、前記コイルから前記巻線が引き出される引き出し位置と重なる位置であることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
- 前記インシュレータは、前記コイルの外周側に配置される壁部を備え、
前記壁部は、前記壁部の外周側へ引き出される前記巻線が配置される凹溝を備え、
前記凹溝は、前記軸線方向から見て前記第1貫通溝と重なることを特徴とする請求項3に記載のモータ。 - 前記巻線は、前記第2貫通溝の先端側に倒され、前記第2貫通溝内において前記第2貫通溝の延在方向に延在し、
前記ランドの少なくとも一部は、前記第2貫通溝の先端側に設けられることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のモータ。 - 前記配線基板には、前記係止部および前記ランドを備えた巻線接続部が複数設けられ、
各巻線接続部において、前記第1貫通溝に対して前記第2貫通溝が位置する側は、周方向の一方側で隣り合う前記巻線接続部の前記第1貫通溝と、周方向の他方側で隣り合う前記巻線接続部の前記第1貫通溝のうちで周方向の距離が遠い側の前記第1貫通溝が位置する側であることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のモータ。
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