JP7024136B1 - 分析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの疲労状態をより精度よく分析することができる分析システムを提供する。【解決手段】 情報を表示する表示部と、ユーザーによる情報の入力を受け付ける入力部と、ユーザーの顔の画像を撮像する撮像部と、撮像部が撮像したユーザーの顔の画像を表示部に表示するとともに、表示部に表示されているユーザーの顔の所定の部位の状態に関する質問の情報と、ユーザーの顔の画像に対してユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報の入力を促す情報と、を表示部に表示する出力制御部と、撮像部が撮像したユーザーの顔の画像が表示部に表示されている状態で、入力部を介して、質問に対する回答の情報及び感情情報の入力を受け付ける入力受付部と、質問に対する回答の情報及び感情情報から導かれる、ユーザーの感じている主観的な疲労状態の度合を示す値を取得する主観疲労状態情報取得部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザーの疲労状態を分析するシステムに関する。
発明者らは、特許文献1に記載のシステムを特許出願している。
特許文献1に記載のシステムは、ユーザーの疲労状態を分析して、ユーザーの疲労状態に応じた適切なソリューションを簡便に提供できるソリューション提供システムである。
当該システムは、撮像部により撮像されたユーザーの顔の画像を表示部に表示すると共に、表示部に表示されたユーザーの顔に現れている疲労状態と相関関係を有する、顔の状態についての質問を表示部に表示する。また、ユーザーの顔の状態についての質問に対するユーザーによる回答の入力を、顔の画像を前記表示部に表示させた状態で受け付ける。
そして、回答を含む情報に基づいてユーザーの疲労状態が分析されて、当該分析結果に応じたソリューションがユーザーに提供される。
特許文献1に記載のシステムによれば、ユーザーは自身の顔を見ながら顔の状態に関する質問に回答するため、回答は容易である。
また、自身の顔の状態を冷静に顧みる機会を得られるので、疲労状態と密接な関係を有する顔の状態についての自覚が促され、自身の顔の状態を正確に回答できる可能性が高まる。
これにより、ユーザーの感じている疲労状態を精度よく分析できる。
特願2020-200827
なお、特許文献1に記載のシステムでは、顔の状態についての質問への回答を疲労状態の分析に用いているが、顔の状態についての質問への回答から、ユーザーの感情に沿った疲労状態の分析結果を精度よく取得することは難しいという技術的課題があり、さらなる改善が望まれていた。
今般発明者らは、特許文献1に記載のシステムの機能をさらに改良して、ユーザーの疲労状態をより精度よく分析することができる分析システムを開発した。
本発明の分析システムは、
ユーザーの疲労状態を分析するコンピューターシステムであって、
情報を表示する表示部と、
前記ユーザーによる情報の入力を受け付ける入力部と、
前記ユーザーの顔の画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部が撮像した前記ユーザーの顔の画像を前記表示部に表示するとともに、該表示部に表示されている該ユーザーの顔の所定の部位の状態に関する質問の情報と、該ユーザーの顔の画像に対して該ユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報の入力を促す情報と、を該表示部に表示する出力制御部と、
前記撮像部が撮像した前記ユーザーの顔の画像が前記表示部に表示されている状態で、前記入力部を介して、前記質問に対する回答の情報及び前記感情情報の入力を受け付ける入力受付部と、
前記質問に対する回答の情報及び前記感情情報から所定の方式で算定される、前記ユーザーの感じている主観的な疲労状態の度合を示す値を取得する主観疲労状態情報取得部と、を備える
ことを特徴とする。
本発明によれば、入力受付部により、撮像部が撮像したユーザーの顔の画像が表示部に表示されている状態で、入力部を介して、表示部に表示されているユーザーの顔の所定の部位の状態に関する質問に対する回答の情報及び、ユーザーの顔の画像に対してユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報、の入力が受け付けられる。
ユーザーの顔には、ユーザーの疲労状態が如実に表れる。そのため本発明のように、ユーザーに自身の顔を見せながら、顔の所定の部位の状態に関する質問に対する回答を入力させることで、分析システムは、ユーザーの疲労状態に対する理解を効果的に把握することができる。
そして主観疲労状態情報取得部により、質問に対する回答の情報及び感情情報から所定の方式で算定される、ユーザーの感じている主観的な疲労状態の度合を示す値が取得される。
これにより、顔の所定の部位の状態に関する質問に対する回答のみならず、ユーザーの顔の画像に対してユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報も考慮して、ユーザーの感じている主観的な疲労状態の度合の分析結果を得ることができる。従って、疲労状態の分析結果に対するユーザーの納得感を高めることができる。
さらにこれらの行為はユーザーにとって、自分の顔を見ながら、自己認識を含む様々な角度から疲労状態を俯瞰的に知る体験となり、ひいては自分を大事にしようとする意識(セルフケア意識)を向上させるメリットももたらすことができる。
このように、顔の状態に関する質問に対する回答を用いてユーザーの疲労状態を分析する特許文献1のシステムを改良して、ユーザーの顔の画像に対してユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報をも用いてユーザーの疲労状態を分析するようにコンピューターを制御することにより、ユーザーにとって納得感の高い疲労状態の度合を表す値の分析結果を取得できるシステムを実現できるように改善できたことが、本発明の効果である。
なお発明者らの研究により、感情情報の入力を促す情報として、表示部に表示されているユーザーに対して、ユーザー自身が認識している疲労状態の改善に適した励ましまたは慰めの言葉などの、ユーザー自身がかけたい言葉の情報を感情情報として用いて、ユーザーの主観的な疲労状態を分析することで、疲労状態の分析結果に対するユーザーの納得感を高める効果があることが分かった。
そのため、本発明の分析システムにおいて、
前記出力制御部は、前記感情情報の入力を促す情報として、前記表示部に表示されている前記ユーザーに対して該ユーザー自身が認識している疲労状態の改善に適した励ましまたは慰めの言葉の情報の入力を促す情報を該表示部に表示するように構成されている
ことが好ましい。
本発明によれば、感情情報の入力を促す情報として、表示部に表示されているユーザーに対してユーザー自身が認識している疲労状態の改善に適した励ましまたは慰めの言葉の情報の入力が促され、当該言葉の情報が(ユーザー自身が認識している疲労状態に対する感情情報が)用いられて、ユーザーの主観的な疲労状態が分析されるので、より高い納得感をユーザーに与える疲労状態の分析結果を確実に取得することができる。
また、本発明において、
前記ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値と前記感情情報とを組み合わせた情報と、該ユーザーの主観的な疲労状態を該ユーザーに認識させ又は該ユーザーの主観的な疲労状態を改善するための情報からなる疲労認識改善情報と、の対応関係を示す情報を参照して、該組み合わせた情報に対応した、該疲労認識改善情報を決定する決定部を備え、
前記出力制御部は、前記疲労認識改善情報を前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
ことが好ましい。
本発明によれば、決定部により、ユーザーの主観的な疲労状態をユーザーに認識させ又はユーザーの主観的な疲労状態を改善するための情報からなる情報である疲労認識改善情報が決定されて、出力制御部により、当該決定された疲労認識改善情報が、ユーザーに向けて出力される。
なお、本発明のように、顔の所定の部位の状態に関する質問の情報と、ユーザーの顔の画像に対してユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報から主観的な疲労状態の度合を示す値を多角的に分析することには、ユーザーの主観的な疲労状態を精度よく認識することができるという利点がある。
その反面、ユーザーの疲労状態の認識の精度が高くなるだけでは、感情情報を疲労認識改善情報の決定に直接的に反映することができず、ユーザーに向けて提供される疲労認識改善情報に対する納得感が十分に得られない可能性がある。
そのため決定部は、ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値に、さらに感情情報を組み合わせて、当該組み合わせに対応する疲労認識改善情報を決定するように構成されている。
すなわち、ユーザーの感じている主観的な疲労状態の度合を示す値が同じであっても、入力された感情情報の内容(例えば前向きな内容、悲観的な内容など)に応じて、異なる疲労認識改善情報を決定することができる。
これにより、ユーザーの主観的な疲労状態を精度よく認識することができるという利点を損なうことなく、ユーザーの気持ちに寄り添った、ユーザーにとって納得感の高い疲労認識改善情報を決定することができる。
本発明において、
前記決定部は、前記ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値と前記感情情報との組み合わせの情報と、該ユーザーの主観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第1のコメントと、の対応関係を示す情報を参照して、該組み合わせの情報に対応した第1のコメントを前記疲労認識改善情報として決定するように構成されており、
前記出力制御部は、前記決定部により決定された前記第1のコメントを前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
ことが好ましい。
本発明によれば、決定部によりユーザーの主観的な疲労状態を示す第1のコメントが決定されて、出力制御部によりユーザーに向けて出力される。
なお、ユーザーの主観に関する複数の情報を取得して多角的に分析することには、ユーザーの主観的な疲労状態を精度よく認識することができるという利点がある。
その反面、ユーザーの疲労状態の認識の精度が高くなるだけでは、感情情報を第1のコメントの決定に直接的に反映することができず、ユーザーに向けて提供される第1のコメントに対する納得感が十分に得られない可能性がある。
そのため決定部は、ユーザーの主観的な疲労の度合を示す値に、さらに感情情報を組み合わせて、当該組み合わせに応じて第1のコメントを決定する。
これにより、ユーザーの感じている主観的な疲労度の値が同じであっても、入力された感情情報の内容に応じて、異なる第1のコメントを決定することができるので、ユーザーの気持ちに寄り添った、高い納得感をユーザーに与えるコメントを確実に取得することができる。
なお、主観的な疲労状態が低い場合であっても、客観的な疲労状態が高いことも考えられる。あるいは反対に、主観的な疲労状態は高いが、客観的な疲労状態はそれほどでもないということも起こりうる。従って、主観的な疲労状態だけでなく、客観的な疲労状態も併せて分析して、両方の分析結果をユーザーに提示することができれば、より望ましい。
そのため本発明において、
所定の方式で算定される、前記ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値を取得する客観疲労状態情報取得部を備え、
前記決定部は、前記ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値と、該ユーザーの客観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第2のコメントと、の対応関係を示す情報を参照して、該ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値に対応した該第2のコメントを前記疲労認識改善情報として決定するように構成されており、
前記出力制御部は、前記決定部により決定された前記第2のコメントを前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
ことが好ましい。
本発明によれば、主観的な疲労状態だけでなく、客観的な疲労状態も併せて分析して、両方の分析結果をユーザーに提示することができるので、ユーザーに自身の主観的な疲労状態と客観的な疲労状態とを同時に認識させることができる。
そしてユーザーの心拍数の状態は、ユーザーの客観的な疲労状態と密接な関係を有しており、特に、心拍の状態から得られる、自律神経バランスには、ユーザーの客観的な疲労状態が如実に表れる。
そのため本発明において、
前記客観疲労状態情報取得部は、所定の方式により前記ユーザーの心拍に関する情報を取得して、該心拍に関する情報から導かれる該ユーザーの心拍数の状態を示す心拍状態情報と、該ユーザーの自律神経バランスを示す自律神経バランス情報とを取得し、該心拍状態情報及び該自律神経バランス情報に基づいて、該ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値を取得し、
前記決定部は、前記ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値と前記自律神経バランス情報との組み合わせの情報と、該ユーザーの客観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第2のコメントと、の対応関係を示す情報を参照して、該組み合わせの情報に対応した該第2のコメントを前記疲労認識改善情報として決定するように構成されており、
前記出力制御部は、前記決定部により決定された前記第2のコメントを前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
ことが好ましい。
本発明によれば、決定部によりユーザーの客観的な疲労状態を示す第2のコメントが決定されて、出力制御部によりユーザーに向けて出力される。
なお本発明のように、ユーザーの心拍数の状態を示す心拍状態情報と、ユーザーの自律神経バランスを示す自律神経バランス情報という、ユーザーの客観的な疲労状態に関する複数の情報を取得して多角的に分析することには、ユーザーの客観的な疲労状態を精度よく認識することができるという利点がある。
その反面、ユーザーの客観的な疲労状態の認識の精度が高くなるだけでは、自律神経バランス情報を第2のコメントの決定に直接的に反映することができず、ユーザーに向けて提供される第2のコメントに対する納得感が十分に得られない可能性がある。
そのため決定部は、ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値と、自律神経バランスとの組み合わせに応じて、第2のコメントを決定する。
すなわち、ユーザーの客観的な疲労度が同じであっても、ユーザーの客観的な疲労状態が如実に表れる自律神経バランスの状態に応じて、異なる第2のコメントを決定することができる。
これにより、ユーザーの心拍数という具体的な情報に基づく自律神経バランスを重視して得られた、高い納得感をユーザーに与えるコメントを確実に取得することができる。
本発明において、
所定の方式により算定される、前記ユーザーの客観的な疲労状態の度合を示す値を取得する客観疲労状態情報取得部と、
前記ユーザーの主観的な疲労状態及び客観的な疲労状態を改善するための情報である、複数の改善コンテンツを記憶する記憶部を備え、
前記決定部は、前記ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値と該ユーザーの客観的な疲労状態の度合を示す値との組み合わせの情報と、前記改善コンテンツと、の対応関係を示す情報を参照して、該組み合わせの情報に対応した該改善コンテンツを前記疲労認識改善情報として決定し、
前記出力制御部は、前記決定部により決定された前記改善コンテンツを前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
ことが好ましい。
本発明によれば、決定部によりユーザーの主観的及び客観的な疲労状態を改善するための情報である改善コンテンツが決定されて、ユーザーに向けて出力されるので、ユーザーの疲労状態を効果的に改善することができる。
また改善コンテンツは、顔の所定の部位の状態に関する質問の情報と、ユーザーの顔の画像に対してユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報という、ユーザーの主観に関する複数の情報を取得して多角的に分析することにより認識されたユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値及び、心拍状態情報と、自律神経バランス情報という、ユーザーの客観的な疲労状態に関する複数の情報を取得して多角的に分析することにより認識されたユーザーの客観的な疲労状態の度合を示す値との組み合わせに応じて決定されるので、高い納得感をユーザーに与える改善コンテンツを確実に決定することができる。
本発明において、
前記改善コンテンツは、振動及び音の一方または両方からなる
ことが好ましい。
振動、音には、ユーザーの心身をリラックスした状態に誘導して、疲労状態を改善する効果がある。ユーザーの疲労状態に応じた、振動、音をユーザーに提供すれば効果的である。
本発明によれば、ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値と客観的な疲労状態の度合を示す値との組み合わせに応じて決定される改善コンテンツは、振動及び音の一方または両方からなるので、ユーザーの疲労状態を効果的に改善可能な改善コンテンツをユーザーに提供できる。
本発明において、
前記改善コンテンツは、振動及び音の一方または両方と言葉の情報との組み合わせからなり、
前記決定部は、
前記ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値が、該ユーザーの主観的な疲労状態が所定の第1基準よりも悪い状態であることを示す場合には、該ユーザーの主観的な疲労状態を改善するための前記言葉の情報を決定し、
前記ユーザーの客観的な疲労状態の度合を示す値が、該ユーザーの客観的な疲労状態が所定の第2基準よりも悪い状態であることを示す場合には、該ユーザーの客観的な疲労状態を改善するための前記言葉の情報を決定するように構成されている
ことが好ましい。
本発明によれば、ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値と客観的な疲労状態の度合を示す値との組み合わせに応じて決定される改善コンテンツは、振動及び音の一方または両方と言葉の情報との組み合わせからなる。
これにより、振動及び音の一方または両方のみからなる改善コンテンツよりも、豊富な情報からなる改善コンテンツとなるので、ユーザーの疲労状態をさらに効果的に改善可能な改善コンテンツをユーザーに提供することができる。
また、本発明において、
前記決定部は、
前記感情情報と、前記ユーザーの主観的な疲労状態を改善するための言葉の情報と、の対応関係を示す情報を参照して、該感情情報に対応した該ユーザーの主観的な疲労状態を改善するための言葉の情報を決定し、
所定の方式により取得された前記ユーザーの心拍に関する情報から導かれる該ユーザーの自律神経バランスを示す自律神経バランス情報と、前記ユーザーの客観的な疲労状態を改善するための言葉の情報と、の対応関係を示す情報を参照して、該自律神経バランス情報に対応した該ユーザーの客観的な疲労状態を改善するための言葉の情報を決定するように構成されている
ことが好ましい。
本発明によれば、ユーザーの疲労状態が所定の基準よりも悪い状態に決定される言葉の情報を決定部が決定する際にも、ユーザーの疲労状態の悪さの程度が同じであっても、感情情報又は自律神経バランス情報の内容に応じて、異なる言葉の情報を確実に決定することができる。
本発明の分析システムの全体像の一例を示すブロック図。 本発明の分析システムの全体像のその他の一例を示すブロック図。 本発明の分析システムの処理内容の一例を示すフローチャート。 本発明の分析システムの出力内容の一例を示す図。 本発明の分析システムの処理内容の一例を示すフローチャート。 本発明の分析システムの処理内容の一例を示すフローチャート。 本発明の分析システムが処理に用いる情報の内容の一例を示すフローチャート。 本発明の分析システムが処理に用いる情報の内容の一例を示すフローチャート。
<分析システムの構成>
まず図1を用いて、本実施形態の分析システムの構成について説明する。なお同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略することがある。
本実施形態の分析システムは、例えば図1に示すように、ユーザー端末1と、サーバー2とで構成される、コンピューターシステムであり、ユーザー端末1と、サーバー2との間は、例えば無線又は有線の通信ネットワークNWにより接続されている。なお、図1にはユーザー端末1、サーバー2はそれぞれ1台のみ記載しているが、いずれも複数台が備えられていてよい。
ユーザー端末1は、表示部10と、入力部30と、撮像部50と、端末制御部70aと、を備える例えばスマートフォン、タブレットその他のコンピューターである。ユーザー端末1はさらに音の情報を出力するスピーカー110、振動を発生させるバイブレーター130を備えていてもよい。
表示部10は、ユーザー端末1がユーザーに向けて情報を表示するための例えばディスプレイである。
入力部30は、ユーザーによる操作内容などの情報の入力を受け付けるための、例えばタッチパネルであるが、キーボード、マウス、その他のポインティングデバイスであってよい。
撮像部50は、ユーザーの顔の画像を撮像するカメラである。
端末制御部70aは、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置(プロセッサー)、メモリ、及びI/O(Input/Output)デバイスなどにより構成されている。端末制御部70aの演算処理装置(プロセッサー)
が、所定のプログラムを読み込んで実行することにより例えば出力制御部710と、入力受付部730と、として機能する。
出力制御部710は、撮像部50が撮像したユーザーの顔の画像を表示部10に表示するとともに、表示部10に表示されているユーザーの顔の所定の部位の状態に関する質問の情報と、ユーザーの顔の画像に対してユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報の入力を促す情報と、を表示部10に出力する。
入力受付部730は、撮像部50が撮像したユーザーの顔の画像が出力制御部710により表示部10に表示されている状態で、入力部30を介して、質問に対する回答の情報及び感情情報の入力を受け付ける。
サーバー2は、サーバー制御部70bと、記憶部90と、を備える、コンピューターである。
サーバー制御部70bは、CPU等の演算処理装置、メモリ、及びI/Oデバイスなどにより構成されている。サーバー制御部70b演算処理装置(プロセッサー)が、所定のプログラムを読み込んで実行することにより例えば主観疲労状態情報取得部750として機能し、あるいはさらに客観疲労状態情報取得部770と、決定部790と、として機能する。
主観疲労状態情報取得部750は、ユーザー端末1の入力受付部730が受け付けた、質問に対する回答の情報及びユーザーの顔の画像に対して該ユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報から所定の方式で算定される、ユーザーの感じている主観的な疲労状態の度合を示す値を取得する。
客観疲労状態情報取得部770は、所定の手段によりユーザーの心拍に関する情報を取得して、心拍に関する情報から所定の方式で算定されるユーザーの心拍数の状態を示す心拍状態情報と、ユーザーの自律神経バランスを示す自律神経バランス情報とを取得し、心拍状態情報及び自律神経バランス情報に基づいて、ユーザーの客観的な疲労度の情報を取得する。
決定部790は、ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値と感情情報とを組み合わせた情報と、ユーザーの主観的な疲労状態をユーザーに認識させ又はユーザーの主観的な疲労状態を改善するための情報からなる疲労認識改善情報と、の対応関係を示す情報を参照して、当該組み合わせた情報に対応した、疲労認識改善情報を決定する。
疲労認識改善情報とは、例えば、ユーザーの主観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第1のコメント、ユーザーの客観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第2のコメント、ユーザーの主観的な疲労状態及び客観的な疲労状態を改善するための情報である改善コンテンツなどである。
記憶部90は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成されている。記憶部90は、複数の改善コンテンツを格納するコンテンツデータベース(DB)910の他、分析システムの処理に必要な情報、分析システムの処理結果などを記憶している。
図2は、上記の構成がユーザー端末1に備えられている場合の実施形態を示している。図2に示すように、本発明の分析システムは、サーバー2が省略されて、ユーザー端末1のみで構成されていてもよい。
<処理の概要>
次に、本実施形態の分析システムの処理内容について説明する。まず図3を参照して、分析システムによる一連の処理について説明する。以下においては、分析システムがユーザー端末1とサーバー2により構成されている場合について説明する。
処理を開始すると、ユーザー端末1の撮像部50は、ユーザーの顔の画像を撮像する(図3/S11)。
そしてユーザー端末1の出力制御部710は、撮像部50が撮像したユーザーの顔の画像を表示部10に表示するとともに、表示部10に表示されているユーザーの顔の所定の部位の状態に関する質問の情報を表示部10に表示する(図3/S13)。
ユーザーの顔の所定の部位の状態に関する質問の情報とは例えば、疲れた目をしているように見えるかどうか、口角が下がっているように見えるかどうかのほか、顔色がくすんでいると感じるかどうか、顔が凝り固まっていて動かしにくいように感じるかどうかなどの、表示部10に表示されたユーザーの顔に現れている疲労状態と相関関係を有する、顔の状態について質問する情報が含まれる。
出力制御部710は、これらの質問の情報を例えば、一つずつ順番に表示部10に表示し、入力受付部730はこれらの質問に対する回答の情報を順次受け付ける(図3/S15)。
入力受付部730はこれらの質問に対する回答の情報を例えば、各質問で質問された状態に当てはまると感じる度合の大きさを1~5の5段階評価の中からユーザーに選択させることにより、受け付ける。当該度合の大きさは、たとえば1が最も小さく、5が最も大きいことを示している。
次に出力制御部710は、撮像部50が撮像したユーザーの顔の画像を表示部10に表示するとともに、表示部10に表示されているユーザーの顔の画像に対してユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報の入力を促す情報を表示部10に表示し(図3/S17)、入力受付部730は感情情報の入力を受け付ける(図3/S19)。
ユーザーの顔の画像に対してユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報の入力を促す情報とは例えば、「自分の顔を見て、どんな言葉をかけてあげますか?」などの、表示部10に表示されているユーザーに対して、ユーザー自身が認識している疲労状態の改善に適した励ましまたは慰めの言葉などの、ユーザー自身がかけたい言葉の情報の入力を促す情報である。
入力受付部730は例えば、ユーザーに対してユーザー自身がかけたい言葉を「頑張ったね!」、「いい日だったね」、「明日も頑張ろう」、「疲れたね・・」、「辛かったね・・・」の中からユーザーに選択させることにより、感情情報の入力を受け付ける。
なお、入力受付部730は、撮像部50が撮像したユーザーの顔の画像が表示部10に表示されている状態で、入力部30を介して、質問に対する回答の情報及び感情情報の入力を受け付ける。
その後、ユーザー端末1の入力受付部730は質問に対する回答の情報及び感情情報を、例えば通信ネットワークNWを介して、サーバー2に送信する。
ユーザー端末1から質問に対する回答の情報及び感情情報を受信したサーバー2では、ユーザーの感じている主観的な疲労状態の度合を示す値を取得する主観疲労状態情報取得処理(図3/S30)、ユーザーの客観的な疲労状態の度合を示す値を取得する客観疲労状態情報取得処理(図3/S50)、疲労認識改善情報を決定する決定処理(図3/S70)が実行される。これらの処理の内容については後述する。
そして、例えばサーバー2の主観疲労状態情報取得部750、客観疲労状態情報取得部770、決定部790は、それぞれ取得、決定した主観疲労状態情報、客観疲労状態情報、疲労認識改善情報をユーザー端末1に送信する。
ユーザー端末1の出力制御部710はサーバー2から受信した主観疲労状態情報、客観疲労状態情報を、表示部10に表示することにより出力し(図3/S91)また、サーバー2から受信した疲労認識改善情報をユーザーに向けて提供(図3/S93)して一連の処理を終了する。
図4は、主観疲労状態情報、客観疲労状態情報を表示し、またユーザーに疲労認識改善情報を提供するための画面の出力イメージである。なお以下においては、ユーザーの主観的な疲労度を「心の健康度」として出力し、ユーザーの客観的な疲労度を「体の健康度」として出力する実施形態について説明する。
図4に示すように、例えば主観疲労状態情報は、心の健康度SFとして、10点満点中の何点であるかを示す表示、ハートマークがどれぐらい満たされているかにより当該点数を示す表示などに変換されて表示される。また客観疲労状態情報は、体の健康度OFとして、10点満点中の何点であるかを示す表示、人型のマークがどれぐらい満たされているかにより当該点数を示す表示などに変換されて表示される。
またその下には、ユーザーの主観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第1のコメントCom1と、ユーザーの客観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第2のコメントCom2とが、それぞれ表示されている。あるいはさらに、画面上部にあるような、主観的、客観的な疲労状態を総合的に評価した総合コメントCom3の情報(例えば「心も体も満たされている心配のない状態です」、「体はやや疲れている程度だが、心は疲れているやや注意すべき状態です」など。)が表示されてもよい。
そして、その下には、決定部790により決定された改善コンテンツを提供させるためのボタンB1が表示されている。例えば図4に示されているように、ユーザーの都合に応じた、所要時間が短めのコンテンツ(ショート)、所要時間が長めのコンテンツ(ディープ)、睡眠を促すコンテンツ(スリープ)それぞれを提供させるためのボタンB1が用意されていてもよい。
ユーザーによるボタンB1のいずれかを押下する操作が受け付けられると、出力制御部710は、疲労認識改善情報に含まれる文字の情報は表示部10に表示することにより、音の情報はスピーカー110を介して再生することにより、振動の情報はバイブレーターを介して振動を発生させることにより、ユーザーに向けて提供する。
あるいはさらに、最下段に表示されているように、より詳細な分析結果などを表示させるためのボタンB2が表示されてもよい。具体的には、例えば自律神経バランス、あるいはLF/HF値、CVR-R(coefficient of variation R-R interval)の値などである。
<主観疲労状態情報取得処理>
処理を開始すると、主観疲労状態情報取得部750は例えば、ユーザー端末1から受信した、質問に対する回答の情報と感情情報とを、所定の方式によりそれぞれユーザーの主観的な疲労度として点数化する。
すなわち例えば主観疲労状態情報取得部750は、各質問で質問された状態に当てはまると感じる度合として入力が受け付けられた5段階評価の合計値(5~20)を算出した値を質問への回答に基づく点数とし、感情情報については、ユーザーが選択した言葉にあらかじめ対応付けられた点数(例えば、「頑張ったね!」は10点、「いい日だったね」は8点・・・、「辛かったね・・・」は0点など。)を感情情報に基づく点数(0~10)とする。
なお、質問に対する回答の情報に関する点数と感情情報に関する点数との重みづけのバランス及び、ユーザーが選択した各言葉に対応付けられた点数については、発明者らが本発明の分析システムの開発中に行った実験において、ユーザーによる納得度の度合が高かったバランス及び点数を採用して設定しているので、ユーザーの納得感に関して、一定の再現性を有する設定となっている。
当該実験の内容は、具体的には、(1)質問への回答に基づく点数を0.2で割って100点換算した値、(2)質問への回答に基づく点数と感情情報に基づく点数とを足し合わせた点数を0.3で割って100点換算した値、の両方をそれぞれ「心の健康度」として被験者100人に提示し、どちらの点数に対する納得感が高いかを回答させた。
その結果、(2)の方が納得感が高いと回答した被験者は89名であり、(1)の方が納得感が高いと回答した被験者は11名であった。そのため、(2)の方が納得感が高いことが確認できた。
そして、本実施形態においては、主観疲労状態情報取得部750は、質問への回答に基づく点数と感情情報に基づく点数とを足し合わせた点数を、所定のアルゴリズムにより10段階評価をして、10点中の何点であるかを示すユーザーの「心の健康度」の情報を主観的な疲労度の値として取得する。「心の健康度」は、値が大きいほど心の健康度が高く(=主観的な疲労度が低く)、値が小さいほど心の健康度が低い(=主観的な疲労度が高い)。
主観疲労状態情報取得部750は、そのようにして取得した「心の健康度」の値をユーザーの主観的な疲労度の値としてユーザー端末1に送信して、主観疲労状態情報取得処理を終了する。
<客観疲労状態情報取得処理>
図5を参照して、客観疲労状態情報取得処理の内容について説明する。
処理を開始すると、客観疲労状態情報取得部770は、ユーザーの心拍に関する情報を取得する(図5/S51)。ユーザーの心拍に関する情報を取得する方式としては、周知の種々の方式が任意に採用されてよいが、例えば本実施形態においては、ユーザー端末1の撮像部50が撮像した顔の画像から、ユーザーの心拍に関する情報を取得する。
より具体的には、例えば入力受付部730が、撮像部50が一定時間(例えば30秒間など)連続して撮像した複数の顔の静止画像又は動画像から、RGBの各色成分の輝度の変化の情報を取得する。そして入力受付部730は、取得したユーザーの顔の画像に基づくRGBの各色成分の輝度の変化の情報をサーバー2に送信する。あるいは例えば入力受付部730が、サーバー2に送信する情報は、ユーザーの顔の画像に基づく特定の色(例えばG)の色成分の輝度の変化の情報であってもよい。
当該情報を受信した客観疲労状態情報取得部770は、ユーザーの顔の画像に基づくRGBの各色成分の輝度の変化の情報からユーザーの心拍に関する情報として、ユーザーの一定期間中の心拍数を取得する。
その後、客観疲労状態情報取得部770は、ユーザーの心拍数の情報から、ユーザーの心拍数の状態を示す心拍状態情報を取得する(図5/S53)。
客観疲労状態情報取得部770は心拍状態情報として、例えばユーザーの心拍の揺らぎに関する情報であるCVR-Rを取得する。心拍の揺らぎは、ユーザーの客観的な疲労状態と密接に関連しているためである。
また、客観疲労状態情報取得部770は、ユーザーの心拍数の情報から、ユーザーの自律神経バランスを示す自律神経バランス情報を取得する(図5/S55)。
客観疲労状態情報取得部770は例えば、心拍の変動を周波数解析して得られる、心拍の変動の低周波成分であるLF(Low Frequency)と、高周波成分であるHF(High Frequency)との比(LF/HF値)を、自律神経バランス情報として取得する。
その後、客観疲労状態情報取得部770は、心拍状態情報であるCVR-Rと、自律神経バランス情報であるLF/HF値とから、所定の方式により客観的な疲労度の情報を取得する(図5/S57)。
すなわち例えば客観疲労状態情報取得部770は、CVR-Rの値と、LF/HF値とをそれぞれ所定のアルゴリズムにより10段階評価をして、それぞれが10点中の何点であるかを算出し、これらを足し合わせた値を2で割って平均値を得て、当該平均値を「体の健康度」とする。客観疲労状態情報取得部770は、このようにして算出した「体の健康度」の値を客観的な疲労度の値として取得する。「体の健康度」は、値が大きいほど体の健康度が高く(=客観的な疲労度が低く)、値が小さいほど体の健康度が低い(=客観的な疲労度が高い)。
客観疲労状態情報取得部770は、そのようにして心拍状態情報及び自律神経バランス情報に基づいて取得した「体の健康度」の値を、客観的な疲労度の値としてユーザー端末1に送信して、客観疲労状態情報取得処理を終了する。
<決定処理>
図6~図8を参照して、決定処理の内容について説明する。処理を開始すると、決定部790は、以下の処理を順次行う。
・第1のコメントの決定
まず、決定部790は、主観的な疲労度の情報と感情情報との組み合わせの状態に対応した第1のコメントを決定する(図6/S71)。
より具体的には、決定部790は、例えばあらかじめ記憶部90に記憶されている、図7に示すような、ユーザーの主観的な疲労度の値と感情情報との組み合わせの情報と、ユーザーの主観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第1のコメントと、の対応関係を示す情報を参照して、組み合わせの情報に対応した第1のコメントを決定する。
図7は、その対応関係を示す情報の一部を表している。決定部790は、当該情報を参照して、主観的な疲労度の点数と、感情情報との組み合わせに対応する第1のコメントを特定する。
本実施形態においては、主観的な疲労度〇〇点と、感情情報「頑張ったね!」と、の組み合わせに対応する第1のコメントは「ご自身で充足感を感じられていますが、分析では心に大きな負担が表れています…」であり、同じ主観的な疲労度の点と、感情情報「疲れたね・・」と、の組み合わせに対応する第1のコメントは「ご自身でも気持ちが切りかえられずに無理して過ごした自覚があるように、…」である。
このように、主観的な疲労度の点数が同じであっても、感情情報によって、第1のコメントは異なる内容となる。
・第2のコメントの決定
続いて、決定部790は、客観的な疲労度の情報と自律神経バランス情報との組み合わせの状態に対応した第2のコメントを決定する(図6/S73)。
より具体的には、決定部790は、例えばあらかじめ記憶部90に記憶されている、ユーザーの客観的な疲労度の値と自律神経バランス情報との組み合わせの情報と、ユーザーの客観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第2のコメントと、の対応関係を示す情報を参照して、組み合わせの情報に対応した第2のコメントを決定する。
当該対応関係を示す情報のイメージは、図7に示したイメージと同様である。すなわち例えば、上述の客観疲労状態情報取得処理において心拍状態情報であるCVR-Rと自律神経バランス情報であるLF/HF値とから客観的な疲労度の値として取得された「体の健康度」の値と、自律神経バランス情報であるLF/HF値の状態(例えば、LF/HF値が0.8未満であれば最も良い状態である第1状態、…LF/HF値が5以上であれば最も悪い状態である第4状態とするなど)と、の組み合わせそれぞれに対応する第2コメントが当該対応関係を示す情報に格納されている。
このような情報を参照して第2コメントを決定することにより、「体の健康度」の値が同じであっても、自律神経バランス情報であるLF/HF値の状態によって、第2のコメントは異なる内容となる。
・改善コンテンツの決定
続いて決定部790は、ユーザーの主観的な疲労度の情報と客観的な疲労度の情報との組み合わせの状態に対応した振動、音を決定する(図6/S75)。
例えば決定部790は、主観疲労状態情報取得処理で取得した心の健康度の点数(10点満点)と、客観疲労状態情報取得処理で取得した体の健康度の点数(10点満点)と、をそれぞれその点数で3グループに分けた、図8に示すようなマトリックス表を参照して、ユーザーの心の健康度と体の健康度との組み合わせが、A~C3のいずれに該当するかを特定する。
図8のマトリックス表は、ユーザーの心の健康度と体の健康度とがいずれも高い状態「A」が、もっともよい状態であることを示している。
そしてC1~C3は、ユーザーの心の健康度と体の健康度とのいずれかが低い状態であり、その中でも両方が低い「C3」はもっとも悪い状態であることを示している。
決定部790は、このようにして特定した、ユーザーの心の健康度と体の健康度との組み合わせそれぞれにあらかじめ対応付けられた振動、音を改善コンテンツとして決定する。
例えば決定部790は、改善コンテンツに含まれる振動の長さを、当該組み合わせがAであれば相対的に短くする。そして、当該組み合わせがBであれば、振動の長さをやや長くし、C1~C3である場合には振動の長さを最も長くする。これは、振動刺激を提供する時間の長さが一定程度長い方が、振動刺激を提供する時間の長さが短い場合に比して、ユーザーの疲労状態の改善効果が高いためである。
また、決定部790は、改善コンテンツに含まれる音の内容を当該組み合わせに応じて変更する。すなわち例えば決定部790は、当該組み合わせがAであれば音の内容を音楽とする。そして、当該組み合わせがBであれば、音の内容を、音楽と環境音(鳥のさえずり、川のせせらぎなど)との組み合わせ、あるいは音楽と朗読音声との組み合わせとする。これは、音楽だけでなく、環境音や朗読音声を組み合わせて提供する方が、ユーザーの疲労状態の改善効果が高いためである。
あるいは当該組み合わせがC1である場合、すなわち心の健康度が低く、体の健康度が中又は高である場合に決定部790は、音の内容を、心の健康度を改善する効果を有する音楽とする。当該組み合わせがC2である場合、すなわち体の健康度が低く、心の健康度が中又は高である場合に決定部790は、音の内容を体の健康度を、改善する効果を有する音楽とする。
そして、当該組み合わせがC3である場合、すなわち心の健康度、体の健康度ともに低い場合に決定部790は、音の内容を、心と体の健康度を改善する効果を有する音楽とする。
・改善コンテンツに含む言葉の情報の決定
続いて決定部790は、ユーザーの主観的な疲労状態が所定の第1基準よりも悪い場合(図6/S77:Yes)には、ユーザーの主観的な疲労状態を改善するための言葉の情報を決定し(図6/S79)、ユーザーの客観的な疲労状態が所定の第2基準よりも悪い場合(図6/S81:Yes)には、ユーザーの客観的な疲労状態を改善するための言葉の情報を決定する(図6/S83)。これは、特に高い疲労状態にある場合には、疲労状態を改善するための具体的な言葉の情報を提供した方が、そのような言葉の情報を提供しない場合に比して、疲労状態の改善効果が高いためである。
より具体的には、例えば決定部790は、心の健康度が3未満である場合であって、体の健康度が3以上である場合、すなわち心の健康度と体の健康度との組み合わせがC1の場合、ユーザーの主観的な疲労状態が所定の第1基準よりも悪いと判断して、ユーザーの心の健康度(主観的な疲労状態)を改善するための言葉の情報を決定する。
ユーザーの心の健康度(主観的な疲労状態)を改善するための言葉の情報とは、例えば、自分を認め、自分に優しい感情を持つ、いわゆるセルフコンパッションを促す、音声ガイド又は文字による言葉の情報である。
なお決定部790は、感情情報と心の健康度(主観的な疲労状態)を改善するための言葉の情報との対応関係を示す情報を参照して、感情情報に対応した心の健康度を改善するための言葉の情報を決定する。
具体的には、決定部790は、感情情報が「辛かったね・・・」であれば心の健康度(主観的な疲労状態)の改善効果が特に高い言葉の情報を決定し、感情情報が「疲れたね・・」であれば改善効果が高い言葉の情報を決定し、感情情報が「頑張ったね!」、「いい日だったね」、「明日も頑張ろう」であれば改善効果が中程度以下の言葉の情報を決定する。
そして、例えば決定部790は、体の健康度が3未満である場合であって、心の健康度が3以上である場合、すなわち体の健康度と心の健康度との組み合わせがC2の場合、ユーザーの客観的な疲労状態が所定の第2基準よりも悪いと判断して、ユーザーの体の健康度(客観的な疲労状態)を改善するための言葉の情報を決定する。
ユーザーの体の健康度(客観的な疲労状態)を改善するための言葉の情報とは、例えば、自分の体の緊張を認識し、緩める、いわゆるセルフリリースを促す、音声ガイド又は文字による言葉の情報である。
なお決定部790は、自律神経バランス情報と体の健康度(客観的な疲労状態)を改善するための言葉の情報との対応関係を示す情報を参照して、自律神経バランス情報に対応した体の健康度(客観的な疲労状態)を改善するための言葉の情報を決定する。
具体的には、決定部790は、自律神経バランス情報であるLF/HF値が5以上であれば体の健康度(客観的な疲労状態)の改善効果が特に高い言葉の情報を決定し、LF/HF値が2以上かつ5未満であれば改善効果が高い言葉の情報を決定し、LF/HF値が2未満であれば改善効果が中程度以下の言葉の情報を決定する。
あるいは、例えば決定部790は、心の健康度と体の健康度との両方が3未満である場合、すなわち体の健康度と心の健康度との組み合わせがC3の場合、ユーザーの主観的な疲労状態及び客観的な疲労状態がともに所定の基準よりも悪いと判断して、ユーザーの体の健康度(客観的な疲労状態)と、心の健康度(主観的な疲労状態)と、の両方の改善効果が特に高い言葉の情報を決定する。
このように、体の健康度(客観的な疲労状態)と、心の健康度(主観的な疲労状態)との組み合わせ、体の健康度と自律神経バランス情報との組み合わせ、心の健康度と感情情報との組み合わせ、に応じた改善コンテンツ、第1のコメント、第2のコメントを決定して、ユーザーに提供できるように、記憶部90には、内容の異なる複数の改善コンテンツ、第1のコメント、第2のコメントが記憶されている。
以上、本実施形態の分析システムについて説明したが、本発明の実施形態はこれに限定されない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、主観疲労状態情報取得処理と、客観疲労状態情報取得処理は、どちらが先に行われてもよい。また客観疲労状態情報取得処理において、入力受付部730が、サーバー2に送信する情報は、撮像部50が撮像した複数の顔の静止画像又は動画像であり、当該画像からユーザーの顔の画像に基づくRGBの各色成分(又は特定の色の色成分)の輝度の変化の情報を取得する処理は客観疲労状態情報取得部770により行われてもよい。
あるいは例えば、改善コンテンツは、振動のみ、音のみ、言葉の情報のみでもよい。あるいは、決定処理において決定部が決定する疲労認識改善情報の一部又は全部は省略されてよい。この場合、スピーカー110、バイブレーター130が不要であれば省略されてよい。
あるいは例えば客観疲労状態情報取得処理の一部又は全部が省略されてもよい。客観疲労状態情報取得処理の全部が省略される場合、客観疲労状態情報取得部770も省略され、ユーザーに向けて出力される情報はユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値となり、ユーザーに向けて提供される疲労認識改善情報は、ユーザーの主観的な疲労状態をユーザーに認識させ又はユーザーの主観的な疲労状態を改善するための情報である。
10…表示部、30…入力部、50…撮像部、70…制御部、90…記憶部、110…スピーカー、130…バイブレーター、710…出力制御部、730…入力受付部、750…主観疲労状態情報取得部、770…客観疲労状態情報取得部、790…決定部。

Claims (10)

  1. ユーザーの疲労状態を分析するコンピューターシステムであって、
    情報を表示する表示部と、
    前記ユーザーによる情報の入力を受け付ける入力部と、
    前記ユーザーの顔の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した前記ユーザーの顔の画像を前記表示部に表示するとともに、該表示部に表示されている該ユーザーの顔の所定の部位の状態に関する質問の情報と、該ユーザーの顔の画像に対して該ユーザー自身が抱いた感情の内容を示す感情情報の入力を促す情報と、を該表示部に表示する出力制御部と、
    前記撮像部が撮像した前記ユーザーの顔の画像が前記表示部に表示されている状態で、前記入力部を介して、前記質問に対する回答の情報及び前記感情情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記質問に対する回答の情報及び前記感情情報から所定の方式で算定される、前記ユーザーの感じている主観的な疲労状態の度合を示す値を取得する主観疲労状態情報取得部と、を備える
    ことを特徴とする分析システム。
  2. 請求項1に記載の分析システムにおいて、
    前記出力制御部は、前記感情情報の入力を促す情報として、前記表示部に表示されている前記ユーザーに対して該ユーザー自身が認識している疲労状態の改善に適した励ましまたは慰めの言葉の情報の入力を促す情報を該表示部に表示するように構成されている
    ことを特徴とする分析システム。
  3. 請求項1又は2に記載の分析システムにおいて、
    前記ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値と前記感情情報とを組み合わせた情報と、該ユーザーの主観的な疲労状態を該ユーザーに認識させ又は該ユーザーの主観的な疲労状態を改善するための情報からなる疲労認識改善情報と、の対応関係を示す情報を参照して、該組み合わせた情報に対応した、該疲労認識改善情報を決定する決定部を備え、
    前記出力制御部は、前記疲労認識改善情報を前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
    ことを特徴とする分析システム。
  4. 請求項3に記載の分析システムにおいて、
    前記決定部は、前記ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値と前記感情情報との組み合わせの情報と、該ユーザーの主観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第1のコメントと、の対応関係を示す情報を参照して、該組み合わせの情報に対応した第1のコメントを前記疲労認識改善情報として決定するように構成されており、
    前記出力制御部は、前記決定部により決定された前記第1のコメントを前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
    ことを特徴とする分析システム。
  5. 請求項3又は4に記載の分析システムにおいて、
    所定の方式で算定される、前記ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値を取得する客観疲労状態情報取得部を備え、
    前記決定部は、前記ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値と、該ユーザーの客観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第2のコメントと、の対応関係を示す情報を参照して、該ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値に対応した該第2のコメントを前記疲労認識改善情報として決定するように構成されており、
    前記出力制御部は、前記決定部により決定された前記第2のコメントを前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
    ことを特徴とする分析システム。
  6. 請求項5に記載の分析システムにおいて、
    前記客観疲労状態情報取得部は、所定の方式により前記ユーザーの心拍に関する情報を取得して、該心拍に関する情報から導かれる該ユーザーの心拍数の状態を示す心拍状態情報と、該ユーザーの自律神経バランスを示す自律神経バランス情報とを取得し、該心拍状態情報及び該自律神経バランス情報に基づいて、該ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値を取得し、
    前記決定部は、前記ユーザーの客観的な疲労の度合を示す値と前記自律神経バランス情報との組み合わせの情報と、該ユーザーの客観的な疲労状態を示す言葉の情報からなる第2のコメントと、の対応関係を示す情報を参照して、該組み合わせの情報に対応した該第2のコメントを前記疲労認識改善情報として決定するように構成されており、
    前記出力制御部は、前記決定部により決定された前記第2のコメントを前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
    ことを特徴とする分析システム。
  7. 請求項3~6のいずれかに記載の分析システムにおいて、
    所定の方式により算定される、前記ユーザーの客観的な疲労状態の度合を示す値を取得する客観疲労状態情報取得部と、
    前記ユーザーの主観的な疲労状態及び客観的な疲労状態を改善するための情報である、複数の改善コンテンツを記憶する記憶部を備え、
    前記決定部は、前記ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値と該ユーザーの客観的な疲労状態の度合を示す値との組み合わせの情報と、前記改善コンテンツと、の対応関係を示す情報を参照して、該組み合わせの情報に対応した該改善コンテンツを前記疲労認識改善情報として決定し、
    前記出力制御部は、前記決定部により決定された前記改善コンテンツを前記ユーザーに向けて出力するように構成されている
    ことを特徴とする分析システム。
  8. 請求項7に記載の分析システムにおいて、
    前記改善コンテンツは、振動及び音の一方または両方からなる
    ことを特徴とする分析システム。
  9. 請求項7に記載の分析システムにおいて、
    前記改善コンテンツは、振動及び音の一方または両方と言葉の情報との組み合わせからなり、
    前記決定部は、
    前記ユーザーの主観的な疲労状態の度合を示す値が、該ユーザーの主観的な疲労状態が所定の第1基準よりも悪い状態であることを示す場合には、該ユーザーの主観的な疲労状態を改善するための前記言葉の情報を決定し、
    前記ユーザーの客観的な疲労状態の度合を示す値が、該ユーザーの客観的な疲労状態が所定の第2基準よりも悪い状態であることを示す場合には、該ユーザーの客観的な疲労状態を改善するための前記言葉の情報を決定するように構成されている
    ことを特徴とする分析システム。
  10. 請求項9に記載の分析システムにおいて、
    前記決定部は、
    前記感情情報と、前記ユーザーの主観的な疲労状態を改善するための言葉の情報と、の対応関係を示す情報を参照して、該感情情報に対応した該ユーザーの主観的な疲労状態を改善するための言葉の情報を決定し、
    所定の方式により取得された前記ユーザーの心拍に関する情報から導かれる該ユーザーの自律神経バランスを示す自律神経バランス情報と、前記ユーザーの客観的な疲労状態を改善するための言葉の情報と、の対応関係を示す情報を参照して、該自律神経バランス情報に対応した該ユーザーの客観的な疲労状態を改善するための言葉の情報を決定するように構成されている
    ことを特徴とする分析システム。
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