JP2017023477A - 疲労度評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】疲労度を被験者に効率よく提示することができる疲労度評価システムを提供する。
【解決手段】疲労度評価システム1は、演算部2を備える。演算部2は、客観的疲労度を段階的に示す第1マーク群のうちから、被験者の客観的疲労度を示す第1測定結果に対応する1つの第1マークを指定する。また、演算部2は、主観的疲労度を段階的に示す第2マーク群のうちから、被験者の主観的疲労度を示す第2測定結果に対応する1つの第2マークを指定する。演算部2は更に、被験者の第1測定結果及び第2測定結果に基づき、疲労度評価画像の画像データを生成する。疲労度評価画像は、疲労度評価領域に第1マークと第2マークとが配置された第1画像を含む。第1マーク及び第2マークは、被験者の第1測定結果及び第2測定結果により、疲労度評価領域において配置される位置が変化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、疲労度評価システムに関する。
疲労度を定量的に評価するシステムが、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されているシステムは、客観的疲労度(LF値/HF値)と主観的疲労度(因子分析値)とから総合疲労度評価値を算出する。LF値/HF値は、被験者の脈波又は被験者の心拍を周波数解析して低周波成分(LF値)及び高周波成分(HF値)を得ることにより算出される。つまり、LF値/HF値は、自律神経の乱れを示す。したがってLF値/HF値は、被験者の客観的な疲労度を示す。一方、因子分析値は、問診に対する被験者の回答結果から取得される。したがって因子分析値は、被験者が感じている主観的な疲労度を示す。
特許文献1に開示されているシステムによれば、客観的疲労度と、主観的疲労度と、それらを統合した疲労度(総合疲労度評価値)とを被験者に提示することができる。
特開2010−201113号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているシステムでは、主観的疲労度と、客観的疲労度と、それらを統合した疲労度とを個別に被験者に提示する必要があり、効率的ではなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、疲労度を被験者に効率よく提示することができる疲労度評価システムを提供することにある。
本発明の第1の疲労度評価システムは、被験者の疲労度を評価する。第1の疲労度評価システムは、演算部と、出力部とを備える。前記演算部は、客観的疲労度を段階的に示す第1マーク群のうちから、前記被験者の客観的疲労度を示す第1測定結果に対応する1つの第1マークを指定する。また、前記演算部は、主観的疲労度を段階的に示す第2マーク群のうちから、前記被験者の主観的疲労度を示す第2測定結果に対応する1つの第2マークを指定する。前記演算部は更に、前記第1測定結果と前記第2測定結果とに基づき、疲労度評価画像の画像データを生成する。又は、前記演算部は、指定した前記第1マークと指定した前記第2マークとの組み合わせに基づき、疲労度評価画像の画像データを生成する。前記疲労度評価画像は、疲労度評価領域に、前記第1マークと前記第2マークとが配置された第1画像を含む。前記疲労度評価領域において前記第1マークと前記第2マークとが配置される位置は、前記第1測定結果と前記第2測定結果とによって変化する。又は、前記疲労度評価領域において前記第1マークと前記第2マークとが配置される位置は、指定された前記第1マークと指定された前記第2マークとの組み合わせによって変化する。前記出力部は、前記画像データに基づいて前記疲労度評価画像を出力する。
ある実施形態において、前記疲労度評価領域は、複数の領域に分割されている。
ある実施形態において、前記疲労度評価領域は、客観的疲労度を示す第1軸と主観的疲労度を示す第2軸とのうちの少なくとも一方によって、複数の領域に分割されている。
ある実施形態において、前記演算部は、前記第1測定結果と前記第2測定結果とに応じて、複数種類の疲労度軽減アドバイスのうちの1つを選択する。又は、前記演算部は、指定した前記第1マークと指定した前記第2マークとの組み合わせに応じて、複数種類の疲労度軽減アドバイスのうちの1つを選択する。前記疲労度評価画像は、選択された前記疲労度軽減アドバイスを提示する第2画像を更に含む。
ある実施形態において、前記疲労度評価画像は、前記複数種類の疲労度軽減アドバイスと、前記複数種類の疲労度軽減アドバイスの各々を特定する参照記号とを提示する第3画像を更に含む。また、前記第2画像は、選択された前記疲労度軽減アドバイスに対応する前記参照記号を提示する。
ある実施形態において、前記参照記号は、前記第1マークと前記第2マークとに並んで配置される。
ある実施形態において、前記第1マーク及び前記第2マークは、フェイスマークである。
本発明の第2の疲労度評価システムは、被験者の疲労度を評価する。第2の疲労度評価システムは、演算部と、出力部とを備える。前記演算部は、前記被験者の客観的疲労度を示す第1測定結果と、前記被験者の主観的疲労度を示す第2測定結果とに基づき、疲労度評価領域における座標位置を算出する。また、前記演算部は、前記疲労度評価領域において前記座標位置にマークをプロットした第1画像を含む疲労度評価画像の画像データを生成する。前記出力部は、前記画像データに基づいて前記疲労度評価画像を出力する。
ある実施形態において、前記演算部は、前記第1測定結果及び前記第2測定結果が取得された日時に関連付けて、各日時における前記座標位置を記録する履歴テーブルを生成する。また、前記演算部は、前記履歴テーブルに基づき、前記各日時の座標位置にマークをプロットした前記第1画像を含む前記疲労度評価画像の画像データを生成する。
ある実施形態において、前記疲労度評価領域は、複数の領域に分割されている。
ある実施形態において、前記疲労度評価領域は、客観的疲労度を示す第1軸と主観的疲労度を示す第2軸とのうちの少なくとも一方によって、複数の領域に分割されている。
ある実施形態において、前記演算部は、前記第1測定結果と前記第2測定結果とに応じて、複数種類の疲労度軽減アドバイスのうちの1つを選択する。前記疲労度評価画像は、選択された前記疲労度軽減アドバイスを提示する第2画像を更に含む。
ある実施形態において、前記疲労度評価画像は、前記複数種類の疲労度軽減アドバイスと、前記複数種類の疲労度軽減アドバイスの各々を特定する参照記号とを提示する第3画像を更に含む。また、前記第2画像は、選択された前記疲労度軽減アドバイスに対応する前記参照記号を提示する。
ある実施形態において、前記演算部は、客観的疲労度を段階的に示す第1マーク群のうちから、前記第1測定結果に対応する1つの第1マークを指定する。また、前記演算部は、主観的疲労度を段階的に示す第2マーク群のうちから、前記第2測定結果に対応する1つの第2マークを指定する。前記疲労度評価画像は、指定された前記第1マークの画像と、指定された前記第2マークの画像とを更に含む。
ある実施形態において、前記第1マーク及び前記第2マークは、フェイスマークである。
本発明によれば、疲労度を被験者に効率よく提示することができる。
本発明の実施形態に係る疲労度評価システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る第1の問診表の一部を示す図である。 本発明の実施形態に係る第2の問診表の一部を示す図である。 本発明の実施形態に係る3種類のフェイスマークを示す図である。 本発明の第1実施形態に係る疲労度評価画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る第1フェイスマークと第2フェイスマークとの各組を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る疲労度評価画像の他の例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る疲労度評価画像の他の例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る疲労度評価画像の他の例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る疲労度評価画像の他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る疲労度評価画像の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る疲労度評価画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る疲労度評価画像の他の変形例を示す図である。 本発明の実施形態に係る疲労度評価画像の更に他の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る疲労度評価システムの構成を示す図である。図1に示すように、疲労度評価システム1は、演算部2、入力部3、記憶部4、及び出力部5を備える。
演算部2は、記憶部4に記憶された各種のプログラムを実行する。演算部2は、CPU(Central Processing Unit)、又はMPU(micro Processing Unit)のような制御機器を含むコンピュータであり得る。
入力部3は、各種の情報を演算部2に入力する。入力部3は、キーボードやタッチパネルのような入力デバイスを含み得る。また、入力部3は、パーソナルコンピュータのような外部装置から送信された情報を受信する通信インターフェースを含み得る。また、入力部3は、情報担持体から情報(データ)を読み出すための機器又は機構を含み得る。例えば、入力部3は、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のような光ディスクから情報(データ)を読み出すことが可能な光ディスク駆動装置を含み得る。また、入力部3は、USB(Universal Serial Bus)メモリが接続されるUSBインターフェースを含み得る。
記憶部4は、プログラムや設定値などの各種の情報を記憶する。記憶部4は、ROM(Read Only Memory)や、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)のような記憶装置を含み得る。
出力部5は、画像を出力する。出力部5は、液晶ディスプレイ装置のような表示装置を含み得る。表示装置は、画像を表示(出力)する。また、出力部5は、プリンターのような印刷装置を含み得る。印刷装置は、用紙のような記録材に画像を形成(出力)する。
本実施形態において、演算部2は、客観的疲労度を段階的に示す第1マーク群のうちから、被験者の客観的疲労度を示す第1測定結果に対応する1つの第1マークを指定する。また演算部2は、主観的疲労度を段階的に示す第2マーク群のうちから、被験者の主観的疲労度を示す第2測定結果に対応する1つの第2マークを指定する。演算部2は更に、第1測定結果と第2測定結果とに基づき、疲労度評価画像の画像データを生成する。あるいは、演算部2は、指定した第1マークと指定した第2マークとの組み合わせに基づき、疲労度評価画像の画像データを生成してもよい。第1マーク群及び第2マーク群は、記憶部4に予め記憶されている。
第1測定結果は、入力部3を介して演算部2に入力される。例えば、第1測定結果は、ユーザーがキーボードを操作することにより演算部2に入力され得る。又は、第1測定結果は、外部装置から送信されて、通信インターフェースを介して演算部2に入力され得る。又は、光ディスクに記録された第1測定結果が、光ディスク駆動装置によって読み出されて、演算部2に入力されてもよいし、USBメモリが記憶する第1測定結果が、USBインターフェースを介して演算部2に入力されてもよい。第2測定結果も第1測定結果と同様に、入力部3を介して演算部2に入力することができる。
疲労度評価画像は、疲労度評価領域に、指定された第1マークと指定された第2マークとが配置された第1画像を含む。記憶部4は、疲労度評価領域のレイアウト画像(画像データ)を予め記憶している。指定された第1マークと指定された第2マークとは、第1測定結果及び第2測定結果に応じた位置に配置される。又は、指定された第1マークと指定された第2マークとの組み合わせに応じた位置に、その2つのマークが配置される。つまり、疲労度評価領域において第1マーク及び第2マークが配置される位置は、第1測定結果及び第2測定結果に応じて変化する。又は、指定された第1マークと指定された第2マークとの組み合わせに応じて、その2つのマークが配置される位置が変化する。
出力部5は、演算部2が生成した画像データに基づいて、疲労度評価画像を出力する。例えば、出力部5が表示装置を含む場合、演算部2は、表示装置による表示が可能な形式の画像データを生成する。この画像データに基づき、表示装置が疲労度評価画像を表示(出力)する。また、出力部5が印刷装置を含む場合、演算部2は、印刷装置による印刷が可能な形式の画像データを生成する。この画像データに基づき、印刷装置が用紙のような記録材に疲労度評価画像を印刷(出力)する。
客観的疲労度は、例えば以下の各データ(実測値)を用いて取得され得る。なお、客観的疲労度は、以下の各データのうちの1つのデータから取得されてもよいし、以下の各データのうちの2つ以上のデータを組み合わせて取得されてもよい。
・自律神経機能
・活動量や睡眠状況などのライフログ
・血圧
・血液成分
・唾液成分
・生理活性物質(ホルモン)の濃度
・抗酸化物質の濃度
・代謝物の濃度
・体内中のウィルス
例えば、客観的疲労度として、自律神経機能に関するデータの一種であるLF値/HF値を採用することができる。LF値/HF値は、自律神経機能の乱れを示す。この場合、第1測定結果(実測値)は、被験者のLF値/HF値である。LF値/HF値は、脈波又は心拍を周波数解析して低周波成分(LF値)及び高周波成分(HF値)を得ることにより算出することができる。LF値/HF値によれば、自律神経機能の一種である交感神経機能の亢進を評価することができる。よって、LF値/HF値から被験者の客観的な疲労度を評価することができる。あるいは、客観的疲労度として、LF値とHF値との加算値(以下、トータルパワー値と記載する)を採用することができる。この場合、第1測定結果(実測値)は、被験者のトータルパワー値である。トータルパワー値は、自律神経機能に関するデータの一種であり、自律神経機能全体の働きを示す。よって、トータルパワー値から被験者の客観的な疲労度を評価することができる。あるいは、客観的疲労度は、LF値/HF値とトータルパワー値とに基づいて取得することができる。
第1マーク群は、客観的疲労度を段階的に区分することができるマーク群であればよい。例えば、第1マーク群としてフェイスマーク群を使用し得る。本実施形態では、第1マーク群として、3種類のフェイスマークが使用される。つまり、本実施形態では、客観的疲労度を3段階に分ける。よって、演算部2は、3種類のフェイスマークのうちから、被験者の第1測定結果に対応する1つのフェイスマークを指定する。例えば、客観的疲労度にLF値/HF値を採用する場合、0.0以上0.8未満及び2.0以上5.0未満の第1の範囲、0.8以上2.0未満の第2の範囲、及び5.0以上の第3の範囲の3つの段階にLF値/HF値(実測値)を分けることができる。この場合、被験者のLF値/HF値が第1の範囲の値である場合、「注意」を示すフェイスマークが指定される。被験者のLF値/HF値が第2の範囲の値である場合、「良好」を示すフェイスマークが指定される。被験者のLF値/HF値が第3の範囲の値である場合、「要注意」を示すフェイスマークが指定される。
一方、主観的疲労度は、例えば以下の各データ(実測値)を用いて取得され得る。なお、主観的疲労度は、以下の各データのうちの1つのデータから取得されてもよいし、以下の各データのうちの2つ以上のデータを組み合わせて取得されてもよい。
・疲労に係る各質問項目が記載された問診表(質問表)に対する回答
・学習意欲と生活習慣に係る各質問項目が記載された問診表(質問表)に対する回答
・疲労度評価用のVAS(Visual Analog Scale)に対する回答
・疲労度評価用のフェイススケールに対する回答
・KOKOROスケール等の主観的な気分を評価するためのスケールに対する回答
例えば、疲労に係る各質問項目が記載された問診表(以下、疲労に関する問診表と記載する)に対する回答結果から主観的疲労度を取得する場合、各質問項目に対する回答に点数をつけて、主観的疲労度を定量化する。この場合、各質問項目に対する被験者の回答結果から得られるスコア(点数)が、第2測定結果(実測値)となる。
第2マーク群は、主観的疲労度を段階的に区分することができるマーク群であればよい。例えば、第2マーク群としてフェイスマーク群を使用し得る。本実施形態では、第2マーク群として、第1マーク群と同じ3種類のフェイスマークが使用される。つまり、客観的疲労度と同様に、主観的疲労度を3段階に分ける。よって、演算部2は、3種類のフェイスマークのうちから、被験者の第2測定結果(実測値)に対応する1つのフェイスマークを指定する。例えば、疲労に関する問診表に対する回答結果から主観的疲労度を取得する場合、演算部2は、各質問項目に対する被験者の回答結果から得られるスコア(点数)に対応する1つのフェイスマークを指定する。例えば、疲労に関する問診表に対する回答結果から取得されるスコア(実測値)を、0以上33未満の第1の範囲、33以上81未満の第2の範囲、及び81以上の第3の範囲の3つの段階に分けることができる。この場合、被験者のスコアが第1の範囲の値である場合、「良好」を示すフェイスマークが指定される。被験者のスコアが第2の範囲の値である場合、「注意」を示すフェイスマークが指定される。被験者のスコアが第3の範囲の値である場合、「要注意」を示すフェイスマークが指定される。
疲労に関する問診表には、例えば図2及び図3に示すような問診表を使用することができる。図2は、第1の問診表の一部を示す図である。図3は、第2の問診表の一部を示す図である。図2及び図3に示すように、問診表を使用することにより、疲労に関する様々な質問に対する被験者の回答を得ることができる。よって、主観的疲労度を取得するために用いるデータに、疲労に関する問診表に対する回答結果が含まれることにより、被験者が感じている主観的な疲労度をより多面的に評価することが可能となる。また、図2及び図3に示すように、疲労に関する問診表を用いることにより、被験者が現在感じている疲労度だけではなく、ある一定の期間(例えば、過去1ヶ月)において被験者が感じた疲労度を評価することが可能となる。なお、図2及び図3に示す問診表のうちの一方が使用されてもよいし、両方が使用されてもよい。
続いて図4を参照して、本実施形態において使用される3種類のフェイスマーク11〜13について説明する。図4は、3種類のフェイスマーク11〜13を示す図である。本実施形態では、第1マーク群及び第2マーク群として、3種類のフェイスマーク11〜13が使用される。フェイスマーク11は、「良好」を示す。フェイスマーク12は、「注意」を示す。フェイスマーク13は、「要注意」を示す。
続いて図5を参照して、疲労度評価画像について説明する。図5は、疲労度評価画像の一例を示す図である。詳しくは、図5は、自律神経機能に関するデータから客観的疲労度を取得し、疲労に関する問診表に対する回答結果から主観的疲労度を取得する場合に出力される疲労度評価画像を示している。また、図5は、第1フェイスマーク10a(第1マークの一例)として、被験者の第1測定結果に応じてフェイスマーク11が指定されるとともに、第2フェイスマーク10b(第2マークの一例)として、被験者の第2測定結果に応じてフェイスマーク11が指定された場合に出力される疲労度評価画像を示している。
図5に示すように、疲労度評価画像は、疲労度評価領域20に、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとが配置された第1画像31を含む。また本実施形態では、疲労度評価画像は、疲労度軽減アドバイスを提示する第2画像32と、疲労度軽減アドバイスの一覧を提示する第3画像33とを含み、第2画像32は、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとに並んで配置される。
詳しくは、第3画像33は、9つ(複数種類の一例)の疲労度軽減アドバイスと、それらを特定する参照記号A〜Iとを提示する。図1を参照して説明した演算部2は、第1測定結果及び第2測定結果に応じて、9つの疲労度軽減アドバイスのうちの1つを選択する。あるいは、演算部2は、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの組み合わせに応じて、9つの疲労度軽減アドバイスのうちの1つを選択する。そして、第2画像32が、選択された疲労度軽減アドバイスに対応する参照記号(図5に示す例では「A」)を提示する。
疲労度軽減アドバイスは、疲労度を軽減するための方法を提示するものであり、第3画像33(疲労度軽減アドバイスの一覧)には、客観的疲労度と主観的疲労度との組み合わせごとの疲労度軽減アドバイスが提示される。つまり、第3画像33には、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの組み合わせごとの疲労度軽減アドバイスが提示される。疲労度軽減アドバイスによって示される疲労度を軽減するための方法は、学術的に効果が認められた方法であることが好ましい。例えば、疲労度軽減アドバイスとして「1週間のうち少なくとも○○日は、○○℃のお風呂に○○分間つかることをお勧めします。」のようなアドバイスを採用し得る。なお、第3画像33は、疲労度軽減アドバイスと共に、測定された被験者の客観的疲労度と、主観的疲労度と、各疲労度の関係とを説明する説明文を提示してもよい。
本実施形態では、疲労度評価領域20が、第1象限21〜第4象限24(複数の領域の一例)に分割されている。このように複数の領域(本実施形態では、第1象限21〜第4象限24)に分割された疲労度評価領域20において、第1測定結果及び第2測定結果に応じた位置(又は、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの組み合わせに応じた位置)に、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとが配置される。このように疲労度評価領域20が複数の領域に分割されることにより、被験者の客観的疲労度及び主観的疲労度を把握することが容易となる。
更に本実施形態では、互いに交差する第1軸41と第2軸42とによって、疲労度評価領域20が第1象限21〜第4象限24に分割される。第1軸41は客観的疲労度を示す。詳しくは、第1軸41は、図5において右側ほど客観的疲労度が良好であることを示している。また、第2軸42は主観的疲労度を示す。詳しくは、第2軸42は、図5において上側ほど主観的疲労度が良好であることを示している。このように第1軸41と第2軸42とよって疲労度評価領域20が第1象限21〜第4象限24に分割されることにより、被験者の客観的疲労度及び主観的疲労度を把握することがより容易になる。例えば、図5に示すように、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとが共にフェイスマーク11である場合、第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bは第1象限21に配置される。このように第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bが第1象限21に配置されることにより、被験者は、自身の客観的疲労度と自身の主観的疲労度とが共に良好であることを容易に判断することができる。
なお、好適には、図5に示すように、第1フェイスマーク10aの近傍に、第1フェイスマーク10aが自律神経機能に基づく疲労度を示すことを教示する情報が提示される。これにより、被験者は、第1フェイスマーク10aが自律神経機能に基づく疲労度を示していることを容易に判断することができる。同様に、第2フェイスマーク10bの近傍に、第2フェイスマーク10bが問診表に基づく疲労度を示すことを教示する情報が提示される。これにより、被験者は、第2フェイスマーク10bが問診表に基づく疲労度を示していることを容易に判断することができる。
続いて図6を参照して、疲労度評価領域20に配置され得る第1フェイスマーク10a(客観的疲労度を示すフェイスマーク)と第2フェイスマーク10b(主観的疲労度を示すフェイスマーク)との組み合わせについて説明する。図6は、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの各組51〜59を示す図である。なお、図6には、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの各組51〜59とともに、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの各組51〜59に対応して選択される第2画像32を示している。図6に示すように、客観的疲労度及び主観的疲労度がそれぞれ3段階に分けられた場合、9種類のフェイスマークの組みが可能となる。
続いて図7〜図10を参照して、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの各組51〜59(以下、第1のフェイスマークの組51〜第9のフェイスマークの組59と記載する場合がある。)が疲労度評価領域20に配置される位置について説明する。なお、図6に示す第1のフェイスマークの組51が配置される位置は、図5を参照して既に説明しているため、その説明は割愛する。
図7に示すように、第1フェイスマーク10aとしてフェイスマーク11が指定され、第2フェイスマーク10bとしてフェイスマーク12が指定された場合、第2のフェイスマークの組52が第2象限22に配置される。
なお、図示しないが、図6に示す第3のフェイスマークの組53及び第4のフェイスマークの組54も、第2のフェイスマークの組52と同様に第2象限22に配置される。第3のフェイスマークの組53は、第1フェイスマーク10aとしてフェイスマーク11を含み、第2フェイスマーク10bとしてフェイスマーク13を含む。第4のフェイスマークの組54は、第1フェイスマーク10aとしてフェイスマーク12を含み、第2フェイスマーク10bとしてフェイスマーク13を含む。
但し、第2象限22において、第2のフェイスマークの組52、第3のフェイスマークの組53、及び第4のフェイスマークの組54は、互いに異なる位置に配置され得る。具体的には、第2のフェイスマークの組52、第3のフェイスマークの組53、及び第4のフェイスマークの組54は、この順序で第1軸41に近づいてもよい。つまり、客観的疲労度と主観的疲労度とを総合的に評価した疲労度が高い程、第2象限22において下側の位置に第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの組が配置されてもよい。
また、図8に示すように、第1フェイスマーク10aとしてフェイスマーク12が指定され、第2フェイスマーク10bとしてフェイスマーク12が指定された場合、第5のフェイスマークの組55が、第1軸41と第2軸42とが交差する領域に配置される。
また、図9に示すように、第1フェイスマーク10aとしてフェイスマーク12が指定され、第2フェイスマーク10bとしてフェイスマーク11が指定された場合、第6のフェイスマークの組56が第4象限24に配置される。
なお、図示しないが、図6に示す第7のフェイスマークの組57及び第8のフェイスマークの組58も、第6のフェイスマークの組56と同様に第4象限24に配置される。第7のフェイスマークの組57は、第1フェイスマーク10aとしてフェイスマーク13を含み、第2フェイスマーク10bとしてフェイスマーク11を含む。第8のフェイスマークの組58は、第1フェイスマーク10aとしてフェイスマーク13を含み、第2フェイスマーク10bとしてフェイスマーク12を含む。
但し、第4象限24において、第6のフェイスマークの組56、第7のフェイスマークの組57、及び第8のフェイスマークの組58は、互いに異なる位置に配置され得る。具体的には、第6のフェイスマークの組56、第7のフェイスマークの組57、及び第8のフェイスマークの組58は、この順序で第1軸41から遠ざかってもよい。つまり、客観的疲労度と主観的疲労度とを総合的に評価した疲労度が高い程、第4象限24において下側の位置に第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの組が配置されてもよい。
また、図10に示すように、第1フェイスマーク10aとしてフェイスマーク13が指定され、第2フェイスマーク10bとしてフェイスマーク13が指定された場合、第9のフェイスマークの組59が第3象限23に配置される。
なお、客観的疲労度と主観的疲労度とに対応する2次元座標位置にあわせて、第1のフェイスマークの組51〜第9のフェイスマークの組59が配置されてもよい。具体的には、演算部2が、第1測定結果(実測値)に基づいて、被験者の客観的疲労度に対応する0以上100以下の値を求めるとともに、第2測定結果(実測値)に基づいて、被験者の主観的疲労度に対応する0以上100以下の値を求める。つまり、第1測定結果及び第2測定結果を、直角一様座標系に対応する値にそれぞれ変換する。そして、演算部2が、客観的疲労度と主観的疲労度とに対応する2次元座標位置(直角一様座標系における座標位置)にあわせて、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの組を配置する。この場合、第1軸41及び第2軸42には、0以上100以下の目盛データが付与される。
以上、第1実施形態について説明した。第1実施形態によれば、疲労度評価画像を被験者に提示することにより、第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bの疲労度評価領域20における位置、並びに、第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bのそれぞれの種類(表情)から、被験者が自身の客観的疲労度、主観的疲労度、及びそれらを統合した疲労度を容易に判断することができる。したがって、客観的疲労度、主観的疲労度、及びそれらを統合した疲労度を個別に提示する場合と比べて、疲労度を被験者に効率よく提示することができる。
また、客観的疲労度を示すフェイスマークと、主観的疲労度を示すフェイスマークとを被験者に提示するのみでも、被験者はそれら2つのフェイスマークのそれぞれの表情から自身の疲労度を把握することができるが、第1実施形態のように第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bを疲労度評価領域20に配置することで、フェイスマークのみを使用する場合よりも、被験者が自身の疲労度をより容易に(直観的に)把握することが可能となる。また、客観的疲労度を示すX軸と、主観的疲労度を示すY軸とを含む2次元座標空間を複数の評価区域に分割した上で、被験者の客観的疲労度及び主観的疲労度の交点にマーク(例えば、黒丸)をプロットすることによっても、被験者に疲労度を提示することが可能であるが、第1実施形態のように第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bを疲労度評価領域20に配置することで、複数の評価区域に分割された2次元座標空間のみを使用する場合よりも、被験者が自身の疲労度をより容易に(直観的に)把握することが可能となる。例えば、高齢者層、及び低年齢層(例えば、幼児や小学生)の被験者は、2次元座標を読み取ることができない場合がある。これに対し、第1実施形態によれば、2次元座標空間に、疲労度を示すマーク(本実施形態では、疲労度に応じた表情を有するフェイスマーク)が配置されるため、高齢者層及び低年齢層の被験者であっても、2次元座標空間に黒丸のようなマークを配置する場合に比べて、自身の疲労度を直感的に(瞬時に)把握することが可能となる。
また第1実施形態によれば、主観的疲労度を示すマーク、及び、客観的疲労度を示すマークに、フェイスマーク(第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10b)が使用される。これにより、被験者は、第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bのそれぞれの種類(表情)から、自身の疲労度をより容易に判断することができる。特に、第1軸41と第2軸42とによって、一般人になじみの深い4象限(4つの領域)に疲労度評価領域20を分割した上で、フェイスマーク(第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10b)を使用することにより、被験者が自身の客観的疲労度、主観的疲労度、及びそれらを統合した疲労度をより直感的に把握できるようになる。したがって、疲労度の把握がより容易になり、ユーザーの利便性が向上する。
また、LF値/HF値をそのままの値でグラフによって提示する場合、両対数座標系のグラフが採用される。しかし、一般人には両対数座標系のグラフはなじみの薄いグラフであるため、両対数座標系のグラフが提示されても、被験者は自身の客観的疲労度を判断することができない可能性がある。これに対し、第1実施形態によれば、主観的疲労度の実測値としてLF値/HF値を採用する場合でも、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの組を、両対数座標系よりも一般人になじみの深い直角一様座標系上に配置することができる。したがって、第1実施形態によれば、両対数座標系のグラフを被験者に提示する場合に比べて、被験者に自身の疲労度(客観的疲労度)を瞬時に(直感的に)理解させることが可能となる。
また第1実施形態によれば、客観的疲労度と主観的疲労度との組み合わせに応じた疲労度軽減アドバイスを被験者に提示することができる。したがって、疲労度評価システム1の利便性を向上させることができる。
また第1実施形態によれば、第2画像32(参照記号)が第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとに並んで配置される。これにより、疲労度評価画像を提示された被験者は、どのアドバイスを参照すればよいかについて、より容易に判断することができる。
また、客観的疲労度と主観的疲労度とに対応する2次元座標位置にあわせて、第1のフェイスマークの組51〜第9のフェイスマークの組59が配置されることにより、例えば1ヶ月ごとの測定から得られる第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの組の位置の変化から、被験者の疲労度の推移を捉えることが可能となる。
なお、第1実施形態では、疲労度評価領域20が4つの領域(第1象限21〜第4象限24)に分割されたが、疲労度評価領域20を分割する数は4つに限定されるものではない。例えば、疲労度評価領域20は2つの領域に分割され得る。図11は、疲労度評価画像の変形例を示す図である。図11に示す例では、第1軸41が、疲労度評価領域20の下辺に配置される。また、第2軸42が、疲労度評価領域20の下辺(第1軸41)の中心から垂直に立ち上がる。
[第2実施形態]
続いて図1、及び図12を参照して第2実施形態について説明する。但し、第1実施形態と異なる事項を説明し、第1実施形態と同じ事項についての説明は割愛する。第2実施形態は、疲労度評価画像が第1実施形態と異なる。
まず、図1を参照して、第2実施形態に係る疲労度評価システムについて説明する。第2実施形態では、演算部2が、被験者の客観的疲労度を示す第1測定結果(実測値)と、被験者の主観的疲労度を示す第2測定結果(実測値)とに基づき、疲労度評価領域20における座標位置(以下、疲労度座標と記載する)を算出する。また、演算部2が、第1測定結果及び第2測定結果が取得された日時に関連付けて、各日時における疲労度座標を記録する履歴テーブルを生成する。履歴テーブルは、記憶部4に記憶される。そして、演算部2が、履歴テーブルに基づき、各日時の疲労度座標にマークをプロットした第1画像31を含む疲労度評価画像の画像データを生成する。
図12は、第2実施形態に係る疲労度評価画像を示す図である。詳しくは、図12は、第1日時の疲労度座標a、第2日時の疲労度座標b、及び第3日時の疲労度座標cにマークがプロットされた第1画像31を含む疲労度評価画像を示している。
第2実施形態では、図12に示すように、第1フェイスマーク10aの画像、及び第2フェイスマーク10bの画像が、第1実施形態と同様に、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの組み合わせに対応する第2画像32とともに疲労度評価領域20に配置される。疲労度評価領域20に配置される第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bは、今回取得された第1測定結果及び第2測定結果、即ち最新の第1測定結果及び第2測定結果に対応している。
以上、第2実施形態について説明した。第2実施形態によれば、被験者は、自身の疲労度(客観的疲労度及び主観的疲労度)の推移(履歴)を確認することができる。したがって、被験者がアドバイスに従って日常生活を過ごすことにより、被験者の疲労度を軽減することができたか否かを判断することが可能となる。
また、第2実施形態では、疲労度座標が算出される。したがって、疲労度評価領域20においてマークをプロットする位置を細かく規定することができる。よって、被験者は、マークがプロットされた位置から、自身の客観的疲労度と自身の主観的疲労度とを把握することができる。
また客観的疲労度及び主観的疲労度の履歴を提示する場合、一般的には3つの変数(本実施形態では、主観的疲労度、客観的疲労度、及び測定日時)が必要となる。換言すると、客観的疲労度及び主観的疲労度の履歴は、3次元直交座標によって提示される。これに対し、第2実施形態によれば、1つ又は2つの変数を座標位置ではなくフェイスマークによって被験者に提示することができる。したがって、2次元的に疲労度の履歴を提示することができるため、被験者は自身の疲労度の履歴を容易に把握することができる。
なお、第2実施形態では、履歴テーブルを生成して、各日時の疲労度座標にマークをプロットする形態について説明したが、最新の第1測定結果及び第2測定結果に対応する疲労度座標にのみマークがプロットされてもよい。
また、第2実施形態では、最新の第1測定結果及び第2測定結果に対応する第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bが、疲労度評価領域20に配置される形態について説明したが、第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bは、疲労度評価領域20の外側に配置されてもよい。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。本発明の実施形態によれば、疲労度を被験者に効率よく提示することができる。換言すると、客観的疲労の状態と主観的疲労の状態とを被験者に容易に(直感的に)理解させることが可能となる。特に、疲労度評価領域20を一般人になじみの深い4象限に分割するとともに、客観的疲労度を示すフェイスマーク及び主観的疲労度を示すフェイスマークを、いずれか1つの象限に配置することにより、被験者が自身の客観的疲労度、主観的疲労度、及びそれらを統合した疲労度をより直感的に把握できるようになる。したがって、疲労度の把握がより容易になり、ユーザーの利便性が向上する。
また、疲労の評価は、成人層のみならず、高齢層や低年齢層にも必要とされている。本発明の実施形態によれば、医療関係者でなければ読み取りが難解な数値データを、高齢層の被験者や低年齢層の被験者が直感的に理解可能なマークに置き換えて提示することができる。よって、本発明の実施形態に係る疲労度評価システムは、高齢層から低年齢層まで、幅広い年令層に適応可能である。
また、本発明の実施形態によれば、客観的疲労の状態と主観的疲労の状態との間にズレがあるか否かを、被験者に容易に理解させることが可能となる。更に、本発明の実施形態によれば、客観的疲労の状態と主観的疲労の状態との間のズレの程度を、被験者に容易に理解させることが可能となる。したがって、本発明の実施形態によれば、被験者は、自身の客観的疲労の状態と主観的疲労の状態とを容易に比較することができる。換言すると、客観的疲労の状態と主観的疲労の状態との連関性を被験者に容易に理解させることができる。
また、本発明の実施形態によれば、客観的疲労の状態と主観的疲労の状態とにあわせた疲労度軽減アドバイスを被験者に提示することができる。更に、客観的疲労の状態と主観的疲労の状態との間のズレにあわせた疲労度軽減アドバイスを被験者に提示することができる。
また、本発明の実施形態によれば、客観的疲労度と主観的疲労度とを用いて被験者の疲労度を判断することができるため、被験者が自覚していない疲労(隠れ疲労)の顕在化を図ることができる。具体的には、主観的疲労度の測定結果(第2測定結果)が「良好」であっても、客観的疲労度の測定結果(第1測定結果)が「注意」又は「要注意」となっている場合に、隠れ疲労と判断できる。本発明の実施形態では、第1フェイスマーク10aの表情が、第2フェイスマーク10bよりも悪い表情である場合に隠れ疲労と判断できる。つまり、フェイスマークの組として、第6のフェイスマークの組56、第7のフェイスマークの組57、又は第8のフェイスマークの組58が提示される場合に、隠れ疲労と判断できる。換言すると、フェイスマークの組が第4象限24に配置された場合に隠れ疲労と判断できる。更に、本発明の実施形態によれば、隠れ疲労を軽減するための疲労度軽減アドバイスを提示することが可能となる。なお、隠れ疲労であるか否かは、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとの表情のみから判断することができる。したがって、2次元座標を読み取ることができない低年齢層及び高齢者層の被験者であっても、隠れ疲労であるか否かを容易に判断することができる。
また、第2実施形態で説明したように疲労度の履歴を作成することによって、被験者は自身の客観的疲労及び主観的疲労の状態の変化を俯瞰(客観視)することができる。したがって、例えば、前回の測定時に提示された疲労度軽減アドバイスに従って生活習慣を改善し、次回の測定時に生活習慣の改善度を評価することが可能となる。あるいは、次回の測定日までに、前回の測定時に提示された疲労度軽減アドバイスに則った対策を実施する抗疲労期間を取り入れ、次回の測定時に、その抗疲労期間の効果を評価することが可能となる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
例えば、本発明の実施形態では、疲労度評価画像が第2画像32と第3画像33とを含む場合について説明した。即ち、疲労度軽減アドバイスの一覧と、それらを特定する参照記号とを被験者に提示するとともに、被験者の疲労度の測定結果に応じた疲労度軽減アドバイスに対応する参照記号が被験者に提示される形態について説明した。しかし、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば図13に示すように、被験者の疲労度の測定結果に応じた疲労度軽減アドバイスのみが被験者に提示されてもよい。図13は、疲労度評価画像の他の変形例を示す。図13に示す疲労度評価画像の変形例は、第1画像31と第2画像32とを含む。即ち、疲労度評価画像は、第3画像33を含まない。また、第2画像32は疲労度評価領域20の外側に配置されるとともに、疲労度軽減アドバイスを特定する参照記号に替えて、疲労度軽減アドバイスそのものを被験者に提示する。このような疲労度評価画像であっても、客観的疲労度と主観的疲労度との組み合わせに応じた疲労度軽減アドバイスを被験者に提示することができる。
また、本発明の実施形態では、客観的疲労度を3段階に分ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。客観的疲労度は2段階に分けられてもよいし、4段階以上に分けられてもよい。
同様に、本発明の実施形態では、主観的疲労度を3段階に分ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。主観的疲労度は2段階に分けられてもよいし、4段階以上に分けられてもよい。
また、本発明の実施形態では、客観的疲労度と主観的疲労度とを同じ3段階に分ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。客観的疲労度と主観的疲労度とは互いに異なる段階に分けられてもよい。
また、本発明の実施形態では、被験者の客観的疲労度を示す第1測定結果が入力部3を介して入力されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、演算部2が、入力部3を介して演算部2に入力された被験者の心拍データ又は脈拍データを周波数解析して、LF値/HF値を算出してもよい。この場合、疲労度評価システム1は心電計を備えてもよい。また、入力部3は、心電計から直接、心拍データを受信可能な構成を含んでもよい。あるいは、疲労度評価システム1は、脈拍計を備えてもよい。また、入力部3は、脈拍計から直接、脈拍データを受信可能な構成を含んでもよい。
また、本発明の実施形態では、被験者の主観的疲労度を示す第2測定結果が入力部3を介して入力されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、疲労に関する問診表に対する被験者の回答結果が入力部3を介して演算部2に入力されて、演算部2が被験者のスコアを算出してもよい。この場合、演算部2は、疲労に関する問診表を表示装置に表示させてもよい。
また、本発明の実施形態では、第1マーク群と第2マーク群とに同じフェイスマーク群が使用されたが、第1マークと第2マークとは互いに異なるマークであり得る。例えば、第1マーク群として、図4を参照して説明した3種類のフェイスマーク11〜13を使用し、第2マーク群として、「○」、「△」、「×」の各記号が使用されてもよい。
また、本発明の実施形態では、第1フェイスマーク10aと第2フェイスマーク10bとに並んで、疲労軽減アドバイスを特定する参照記号を提示する第2画像32が配置されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、参照記号を提示する第2画像32は、疲労度評価領域20の外側に配置されてもよい。
また、本発明の実施形態では、記憶部4が、図5に示す3種類のフェイスマーク11〜13の各画像(各画像データ)を記憶する場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、記憶部4は、図6に示す9種類の画像(画像データ)を記憶してもよい。詳しくは、記憶部4は、例えば、第1のフェイスマークの組51の画像とそれに対応する第2画像32とを含む画像(画像データ)を記憶してもよい。この場合、9種類の画像のうちの1つを、第1測定結果及び第2測定結果に基づいて演算部2が選択する。
また、本発明の実施形態では、疲労度評価領域20を複数の領域に分割する場合について説明したが、疲労度評価領域20は分割されなくてもよい。図14は、疲労度評価画像の更に他の変形例を示す図である。図14に示す例では、第1軸41が、疲労度評価領域20の下辺に配置される。また、第2軸42が、疲労度評価領域20の左辺に配置される。このように疲労度評価領域20が分割されていない場合でも、第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bの疲労度評価領域20における位置、並びに、第1フェイスマーク10a及び第2フェイスマーク10bのそれぞれの種類(表情)から、被験者が自身の客観的疲労度、主観的疲労度、及びそれらを統合した疲労度を判断することができる。したがって、客観的疲労度、主観的疲労度、及びそれらを統合した疲労度を個別に提示する場合と比べて、疲労度を被験者に効率よく提示することができる。
また、本発明の実施形態では、横軸(下辺を含む)が客観的疲労度を示し、縦軸(左辺を含む)が主観的疲労度を示す形態について説明したが、本発明は、これに限定されない。客観的疲労度を示す軸は上辺に配置されてもよいし、主観的疲労度を示す軸は右辺に配置されてよい。あるいは、客観的疲労度を示す軸が縦軸(左辺及び右辺を含む)に配置され、主観的疲労度を示す軸が横軸(上辺及び下辺を含む)に配置されてもよい。
また、本発明の実施形態では、第1軸41及び第2軸42が疲労度評価領域20に配置される形態について説明したが、本発明はこれに限定されない。第1軸41又は第2軸42もしくは両者が省略されてもよい。
また、本発明の実施形態では、被験者に疲労度評価画像を提示する形態について説明したが、本発明はこれに限定されない、被験者に疲労度評価画像を提示する一方で、被験者の実測値データ(第1測定結果及び第2測定結果)を医療関係者(専門家)が参照できるようしてもよい。
本発明は、被験者の疲労度の評価に有益であり、ひいては被験者の健康管理に資することができる。
1 疲労度評価システム
2 演算部
3 入力部
4 記憶部
5 出力部
10a 第1フェイスマーク
10b 第2フェイスマーク
11〜13 フェイスマーク
20 疲労度評価領域
31 第1画像
32 第2画像
33 第3画像
41 第1軸
42 第2軸

Claims (15)

  1. 被験者の疲労度を評価する疲労度評価システムであって、
    演算部と、
    出力部と
    を備え、
    前記演算部は、
    客観的疲労度を段階的に示す第1マーク群のうちから、前記被験者の客観的疲労度を示す第1測定結果に対応する1つの第1マークを指定し、
    主観的疲労度を段階的に示す第2マーク群のうちから、前記被験者の主観的疲労度を示す第2測定結果に対応する1つの第2マークを指定し、
    前記第1測定結果と前記第2測定結果とに基づき、又は、指定した前記第1マークと指定した前記第2マークとの組み合わせに基づき、疲労度評価画像の画像データを生成し、
    前記疲労度評価画像は、疲労度評価領域に、前記第1マークと前記第2マークとが配置された第1画像を含み、
    前記第1測定結果と前記第2測定結果とにより、又は、指定された前記第1マークと指定された前記第2マークとの組み合わせにより、前記疲労度評価領域において前記第1マークと前記第2マークとが配置される位置が変化し、
    前記出力部は、前記画像データに基づいて前記疲労度評価画像を出力する、疲労度評価システム。
  2. 前記疲労度評価領域は、複数の領域に分割されている、請求項1に記載の疲労度評価システム。
  3. 客観的疲労度を示す第1軸と主観的疲労度を示す第2軸とのうちの少なくとも一方によって、前記疲労度評価領域が複数の領域に分割されている、請求項2に記載の疲労度評価システム。
  4. 前記演算部は、前記第1測定結果と前記第2測定結果とに応じて、又は、指定した前記第1マークと指定した前記第2マークとの組み合わせに応じて、複数種類の疲労度軽減アドバイスのうちの1つを選択し、
    前記疲労度評価画像は、選択された前記疲労度軽減アドバイスを提示する第2画像を更に含む、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の疲労度評価システム。
  5. 前記疲労度評価画像は、前記複数種類の疲労度軽減アドバイスと、前記複数種類の疲労度軽減アドバイスの各々を特定する参照記号とを提示する第3画像を更に含み、
    前記第2画像は、選択された前記疲労度軽減アドバイスに対応する前記参照記号を提示する、請求項4に記載の疲労度評価システム。
  6. 前記参照記号が、前記第1マークと前記第2マークとに並んで配置される、請求項5に記載の疲労度評価システム。
  7. 前記第1マーク及び前記第2マークは、フェイスマークである、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の疲労度評価システム。
  8. 被験者の疲労度を評価する疲労度評価システムであって、
    演算部と、
    出力部と
    を備え、
    前記演算部は、
    前記被験者の客観的疲労度を示す第1測定結果と、前記被験者の主観的疲労度を示す第2測定結果とに基づき、疲労度評価領域における座標位置を算出し、
    前記疲労度評価領域において前記座標位置にマークをプロットした第1画像を含む疲労度評価画像の画像データを生成し、
    前記出力部は、前記画像データに基づいて前記疲労度評価画像を出力する、疲労度評価システム。
  9. 前記演算部は、
    前記第1測定結果及び前記第2測定結果が取得された日時に関連付けて、各日時における前記座標位置を記録する履歴テーブルを生成し、
    前記履歴テーブルに基づき、前記各日時の座標位置にマークをプロットした前記第1画像を含む前記疲労度評価画像の画像データを生成する、請求項8に記載の疲労度評価システム。
  10. 前記疲労度評価領域は、複数の領域に分割されている、請求項8又は請求項9に記載の疲労度評価システム。
  11. 客観的疲労度を示す第1軸と主観的疲労度を示す第2軸とのうちの少なくとも一方によって、前記疲労度評価領域が複数の領域に分割されている、請求項10に記載の疲労度評価システム。
  12. 前記演算部は、前記第1測定結果と前記第2測定結果とに応じて、複数種類の疲労度軽減アドバイスのうちの1つを選択し、
    前記疲労度評価画像は、選択された前記疲労度軽減アドバイスを提示する第2画像を更に含む、請求項8〜請求項11のいずれか1項に記載の疲労度評価システム。
  13. 前記疲労度評価画像は、前記複数種類の疲労度軽減アドバイスと、前記複数種類の疲労度軽減アドバイスの各々を特定する参照記号とを提示する第3画像を更に含み、
    前記第2画像は、選択された前記疲労度軽減アドバイスに対応する前記参照記号を提示する、請求項12に記載の疲労度評価システム。
  14. 前記演算部は、
    客観的疲労度を段階的に示す第1マーク群のうちから、前記第1測定結果に対応する1つの第1マークを指定し、
    主観的疲労度を段階的に示す第2マーク群のうちから、前記第2測定結果に対応する1つの第2マークを指定し、
    前記疲労度評価画像は、指定された前記第1マークの画像と、指定された前記第2マークの画像とを更に含む、請求項8〜請求項13のいずれか1項に記載の疲労度評価システム。
  15. 前記第1マーク及び前記第2マークは、フェイスマークである、請求項14に記載の疲労度評価システム。
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