JP7019175B2 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は紙幣その他のシート状の紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置に関する。
紙幣その他のシート状の紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置の一例として特許第5926415号(特許文献1)に記載されたものがある。
図16乃至図21は同特許に記載された紙葉類搬送装置を示す。
この紙葉類搬送装置は、紙葉類をその前面で押すことにより当該紙葉類を搬送するキャリア10と、キャリア10の外形と相似し、キャリア10が走行可能な内部空間を有するダクト11と、ダクト11内においてキャリア10を双方向に走行させる駆動手段としての一対の送風機12a及び12bと、ダクト11内においてキャリア10を所定の位置で停止させるストッパー13a及び13bと、キャリア10が搬送してきた紙幣を収容する紙幣収納庫14と、を備えている。
図16は紙葉類搬送装置が使用される環境を示す概略図である。
図16に示すように、複数個のスロット機やパチンコ台20その他の遊戯機器が図16の左右方向に一列に配置されており(図16においては、1個のパチンコ台20のみを示している)、各パチンコ台20の横に紙幣を投入するための紙幣投入装置21が設置されている。
パチンコ台20の裏側には、当該紙葉類搬送装置の一構成要素であるダクト11がパチンコ台20の配列方向と平行に延びるように設置されている。
図17はダクト11の部分的斜視図(一部分解図を含む)である。
図17に示すように、ダクト11は直線状に延びる中空構造を有しており、その断面は、上下方向に長い長方形において上下方向の中央部が内側に突出する形状をなしている。すなわち、ダクト11は上下方向の中央の部分が矩形状にダクト11の内側に突出する突出部11aを構成している。
さらに、ダクト11の側壁には、紙幣投入装置21の位置に対応して、スリット11bが形成されている。後述するように、各紙幣投入装置21に投入された紙幣はスリット11bを通過してダクト11の内部に送られる。
図18はキャリア10の斜視図である。
キャリア10は、上下方向に延びる中心軸10aと、中心軸10aの一方の側に配置された4個の第一ウィング10bと、中心軸10aの他方の側に配置された4個の第二ウィング10cと、からなる。
第一ウィング10bは、中心軸10aの上端及び下端をそれぞれ起点とする長さを有しており、2個一組の第一ウィング10bがV字型になるように、それぞれ配置されている。同様に、第二ウィング10cは、中心軸10aの上端及び下端をそれぞれ起点とする長さを有しており、2個一組の第二ウィング10cがV字型になるように、それぞれ配置されている。後述するように、ダクト11の内部に送られた紙幣は4個の第一ウィング10bにその外縁を押されて搬送される。
図19はキャリア10がダクト11の内部に収納された状態を示す斜視図である。
図19に示すように、ダクト11の突出部11aが、上下の第一ウィング10bの間に形成された空間10d(図18参照)及び上下の第二ウィング10cの間に形成された空間10d(図18参照)に嵌まり込む。
さらに、図16に示すように、ダクト11の一端(図16の右端)には、紙幣投入装置21から投入され、キャリア10によって搬送された紙幣を収容する紙幣収納庫14が配置されている。
ダクト11の両端には、ダクト11の内部に風を送り込む送風機12a及び12bが配置されている。
送風機12a及び12bは何れか一方のみが作動するか、あるいは、双方とも作動しない。双方が同時に作動することはない。送風機12aが作動すると、ダクト11の内部に収容されているキャリア10の第二ウィング10cが風圧を受けて、キャリア10は紙幣収納庫14に向う方向(方向X1)に走行する。一方、送風機12bが作動すると、ダクト11の内部に収容されているキャリア10の第一ウィング10bが風圧を受けて、キャリア10は紙幣収納庫14から離れる方向(方向X2)に走行する。
なお、ダクト11の一方の端部(図16の右端)に連続して紙幣収納庫14が配置されているため、送風機12bは紙幣収納庫14に隣接して配置され、第一通風路153Aを介してダクト11と連結している。
図20は紙幣投入装置21の内部構造を示す概略図である。
図20に示すように、紙幣投入装置21は、ローラーユニット21bと、ダクト11に対して斜めの方向に延びる搬送路21cと、を備えている。
紙幣投入装置21の紙幣投入口21aから投入された紙幣はローラーユニット21bによって搬送され、搬送路21cを介して、ダクト11の内部に投入される。
図21は、ダクト11内においてキャリア10を所定の位置(具体的には、ダクト11の両端の手前)で停止させるストッパー13a及び13bを示す。
ストッパー13a及び13bは、ダクト11の内部に延びるフック状の部材からなる。キャリア10の第一ウィング10bがストッパー13aに引っ掛かることによって、キャリア10は紙幣収納庫14の手前で停止する。また、キャリア10の第二ウィング10cがストッパー13bに引っ掛かることによって、キャリア10は送風機12aの手前で停止する。
上記の構造を有する紙葉類搬送装置は以下のように作動する。
パチンコ台20の顧客が紙幣を紙幣投入装置21の紙幣投入口21aに投入すると、紙幣はローラーユニット21bにより搬送され、搬送路21cを介して、ダクト11のスリット11bからダクト11の内部に投入される。
紙幣投入装置21には紙幣感知センサー(図示せず)が設けられており、紙幣がダクト11の内部に投入されると、紙幣感知センサーは紙幣投入を示す紙幣投入信号を中央制御装置(図示せず)に送信する。
紙幣投入信号を受信した中央制御装置は送風機12aを作動させる。送風機12aが作動を開始すると、ダクト11の内部には紙幣収納庫14に向う方向(方向X1)の風が送られる。キャリア10は、第二ウィング10cがこの風による風圧を受けることにより、紙幣収納庫14に向う方向(方向X1)に走行する。キャリア10は、紙幣収納庫14に到達するまでの間に、ダクト11に投入された紙幣を第一ウィング10bで捕捉する。キャリア10は紙幣収納庫14に向う方向(方向X1)に走行しているため、紙幣を捕捉したキャリア10は捕捉した紙幣を押した状態を維持しながら、走行を続け、次いで、ストッパー13aにより停止させられる。キャリア10が停止することにより、紙幣は慣性力の作用を受けキャリア10から離れ、紙幣収納庫14に収容される。
なお、紙幣は、その紙面がキャリア10の走行方向(ダクト11の長さ方向)と平行であり(あるいは、ダクト11の高さ方向と平行であり)、かつ、その短辺がキャリア10の中心軸10aと平行になる姿勢を維持してキャリア10により搬送される。
ストッパー13aの近傍にはキャリア10を検知するセンサー(図示せず)が配置されており、キャリア10がストッパー13aによって停止すると、センサーは、キャリア10がストッパー13aによって停止したことを示すキャリア停止信号を中央制御装置に送信する。
キャリア停止信号を受信した中央制御装置は送風機12aの作動を停止するとともに、キャリア10がストッパー13aによって停止してから所定の時間(紙幣が紙幣収納庫14に収容されるために必要な時間)が経過したときに、送風機12bを作動させる。
送風機12bが作動を開始すると、ダクト11の内部には紙幣収納庫14から離れる方向(方向X2)の風が送られる。キャリア10は、第一ウィング10bがこの風による風圧を受けることにより、紙幣収納庫14から離れる方向(方向X2)に走行する。
その後、キャリア10はストッパー13bに引っ掛かり、停止する。すなわち、キャリア10は当初の位置に復帰する。
以上の動作が、紙幣が紙幣投入装置21に投入されてから、紙幣収納庫14に収容されるまでの1サイクルの動作である。実際には、複数個のパチンコ台20ひいては紙幣投入装置21があるため、どの紙幣投入装置21に投入された紙幣を優先的に紙幣収納庫14まで搬送するかを中央制御装置が順番決定用プログラムに従って決定する。
特許第5926415号(特開2016-160038:特許公報発行日のほうが公開公報発行日よりも前)
図16乃至図21に示した従来の紙葉類搬送装置は二つの問題点を有していた。
第一の問題点はバイパス通路12cを原因とする問題点である。
図21に示すように、バイパス通路12cはストッパー13aより紙幣収納庫14に近い位置にある。このため、キャリア10が搬送してきた紙幣は、キャリア10とストッパー13aとの衝突により、キャリア10から離れた後にバイパス通路12cを通過する。
このため、従来の紙葉類搬送装置においては、紙幣がバイパス通路12cの周縁に引っ掛かり、紙幣を紙幣収納庫14まで円滑に搬送することが困難になることがあった。
第二の問題点は送風機のメンテナンスについての問題点である。
紙葉類搬送装置を正常に作動させるためには、定期的なメンテナンスを実施することが必要である。特に、送風機12a,12bは作動回数が多いため、定期的なメンテナンスが欠かせない。
図16に示したように、従来の紙葉類搬送装置は横方向に並べられたパチンコ台20の裏側に配置されていた。
しかしながら、パチンコ台20の裏側には多くの各種機器や各種配管が密集して配置されているため、紙葉類搬送装置のメンテナンスのためのスペースを見つけることは極めて困難であるか、または、ほぼ不可能であった。例えば、ダクト11の一端(図16の左端)の近傍にはメダル補給装置やパチンコ玉補給装置などが配置されており、メンテナンスのためのスペースはほぼ皆無である。さらに、ダクト11の途中(ダクト11の両端の間)も同様にほぼスペースがない。例えば、ダクト11の上方には、メダルまたはパチンコ玉補給用の通路があり、この通路から金属製の蛇腹が降りて来ており、メダル貸機にメダルを、あるいは、パチンコ台20にパチンコ玉を補給する。
このように、ダクト11の周囲にはメンテナンスのためのスペースがほぼ存在していないため、紙葉類搬送装置、特に、送風機12aの十分なメンテナンスを行うことは極めて困難であった。
本発明はこのような従来の紙葉類搬送装置における問題点に鑑みてなされたものであり、少なくとも第一の問題点を解決し、さらに、第二の問題点を解決することを目的とする。具体的には、本発明は、少なくとも、紙葉類搬送装置のバイパス通路の周縁に紙幣が引っ掛かることを防止し、さらには、紙葉類搬送装置、特に、送風機の十分なメンテナンスを行うことを可能にする紙葉類搬送装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、第一の態様として、紙葉類をその前面で押すことにより当該紙葉類を搬送するキャリアと、前記キャリアの外形と相似する内部空間を有し、直線状に延びるダクトと、前記ダクトの一端側に配置され、前記ダクト内において前記キャリアを一方向に走行させる第一送風機と、前記ダクトの他端側に配置され、前記ダクト内において前記キャリアを逆方向に走行させる第二送風機と、前記ダクト内において前記キャリアを所定の位置で停止させるストッパーと、前記ダクトの一端側に配置され、前記キャリアが搬送した紙葉類を収容する紙葉類収納庫と、前記ダクトの前記一端から前記紙葉類収納庫に通じる紙葉類搬送路と前記第一送風機とを連通する第一通風路と、を備える紙葉類搬送装置において、前記第一送風機及び前記第二送風機は前記ダクトの一端側に配置され、前記紙葉類搬送路と前記第一通風路とを仕切る第一仕切り壁と、前記ダクトの前記他端と前記第二送風機とを連通する第二通風路と、前記ダクトと前記第二通風路とを仕切る第二仕切り壁と、を備え、前記第一仕切り壁は前記紙葉類搬送路の内壁に沿って配置され、前記第一通風路に対して開閉自在に回動可能であり、前記第二仕切り壁は前記ダクトの内壁に沿って配置され、前記第二通風路に対して開閉自在に回動可能であることを特徴とする紙葉類搬送装置を提供する
本発明は、さらに、第二の態様として、紙葉類をその前面で押すことにより当該紙葉類を搬送するキャリアと、前記キャリアの外形と相似する内部空間を有し、直線状に延びるダクトと、前記ダクト内において前記キャリアを走行させる送風機と、前記ダクト内において前記キャリアを所定の位置で停止させるストッパーと、前記ダクトの一端側に配置され、前記キャリアが搬送した紙葉類を収容する紙葉類収納庫と、を備える紙葉類搬送装置において、前記送風機は前記ダクトの前記一端側に配置され、前記送風機と前記ダクトとを連通する通風路と、切り替え装置と、第一仕切り壁と、を備え、前記通風路は、一端において前記送風機と連通する主通風路と、一端において前記主通風路と連通し、他端において前記ダクトの前記一端から前記紙葉類収納庫に通じる紙葉類搬送路と連通する第一通風路と、一端において前記主通風路と連通し、他端において前記ダクトの他端と連通する第二通風路と、からなり、前記切り替え装置は、前記第一通風路及び前記第二通風路の何れか一方と前記送風機とを連通させるものであり、前記第一仕切り壁は前記紙葉類搬送路と前記第一通風路とを仕切るものであり、前記第一仕切り壁は前記紙葉類搬送路の内壁に沿って配置され、前記第一通風路に対して開閉自在に回動可能であることを特徴とする紙葉類搬送装置を提供する。
本発明に係る第二の態様の紙葉類搬送装置は、前記ダクトと前記第二通風路とを仕切る第二仕切り壁をさらに備えることが好ましい。前記第二仕切り壁は前記ダクトの内壁に沿って配置され、前記第二通風路に対して開閉自在に回動可能に構成される。
本発明に係る第二の態様の紙葉類搬送装置は、前記第一通風路を閉じる方向に前記第一仕切り壁を付勢する付勢部材をさらに備えることが好ましい。この場合、前記第一送風機が作動すると、または、前記切り替え装置が前記主通風路と前記第一通風路とを連通させた後に前記送風機が作動すると、前記第一仕切り壁は前記付勢部材の付勢力に抗して前記第一通風路に対して開くものであることが好ましい。
本発明に係る第二の態様の紙葉類搬送装置においては、前記第一仕切り壁は、前記第一通風路が前記紙葉類搬送路と交差して生じる縁のうち、前記紙葉類収納庫に近い縁を中心として回動するものであることが好ましい。
本発明に係る第二の態様の紙葉類搬送装置においては、前記第一仕切り壁は、前記第一通風路に対して閉じたときには前記第一通風路を塞ぐ大きさを有し、前記第一通風路に対して開いたときには前記紙葉類搬送路を塞ぐ大きさを有することが好ましい。
本発明に係る第二の態様の紙葉類搬送装置においては、前記第二通風路には、前記第二通風路の内部と外部とを連通可能に開閉する開閉ドアが設けられており、前記開閉ドアは、前記送風機からの風が前記主通風路、前記第一通風路及び前記ダクトを介して前記第二通風路に到達したときにのみ開くように設定されていることが好ましい。
本発明に係る第一及び第二の態様の紙葉類搬送装置は前記第二通風路を塞ぐ方向に前記第二仕切り壁を付勢する第二付勢部材をさらに備えることが好ましい。この場合、前記第二送風機が作動すると、または、前記切り替え装置が前記主通風路と前記第二通風路とを連通させた後に前記送風機が作動すると、前記第二仕切り壁は前記第二付勢部材の付勢力に抗して前記第二通風路に対して開くものであることが好ましい。
本発明に係る第一及び第二の態様の紙葉類搬送装置においては、前記第二仕切り壁は、前記第二通風路が前記ダクトと交差して生じる縁のうち、前記紙葉類収納庫からより遠い縁を中心として回動するものであることが好ましい。
本発明に係る第一及び第二の態様の紙葉類搬送装置においては、前記第二仕切り壁は、前記第二通風路に対して閉じたときには前記第二通風路を塞ぐ大きさを有し、前記第二通風路に対して開いたときにはその先端が前記ダクトの内壁に接触する大きさを有するものであることが好ましい。
本発明に係る紙葉類搬送装置によれば、紙幣が紙幣搬送路上を搬送されている間は、バイパス通路は第一仕切り壁によって塞がれている。このため、紙幣がバイパス通路の周縁に引っ掛かることを防止でき、紙幣を円滑に紙葉類収納庫まで送ることができる。
さらに、第一送風機が作動すると、第一仕切り壁は自動的に開き、かつ、第一送風機が作動を停止すると、第一仕切り壁は自動的に閉じるように構成することができるので、紙幣の搬送及び収容に支障を来すことはない。
大半のパチンコ店その他の遊技場においては、パチンコ台20の裏側には多くの各種機器や各種配管が密集して配置されているため、二つの送風機12a,12bのうちの一方の送風機(例えば、図16の右側の送風機12b)のメンテナンスのためのスペースを確保することが精一杯であり、他方の送風機(例えば、図16の左側の送風機12a)のメンテナンスのためのスペースを見つけることは極めて困難であるのが現状である。
これに対して、本発明に係る紙葉類搬送装置においては、二つの送風機(第一送風機及び第二送風機)は何れも紙葉類収納庫に隣接して、あるいは、紙葉類収納庫の周辺に配置することが可能である。紙葉類収納庫の近辺は、紙葉類収納庫から紙幣を取り出す作業を行う必要があるため、比較的十分なスペースを確保することが可能である。このため、このスペースを利用して、二つの送風機に対して十分なメンテナンスを行うことが可能である。
このように、本発明に係る紙葉類搬送装置によれば、一方の送風機(従来の紙葉類搬送装置の送風機12b)のみならず、他方の送風機(従来の紙葉類搬送装置の送風機12a)をもメンテナンス可能の状態に置くことが可能である。
また、本発明に係る紙葉類搬送装置は、使用する送風機の数を2から1に減らすことも可能である。これにより、以下の効果を期待することができる。
第一に、送風機の設置スペースを縮小することが可能である。例えば、送風機を2個設置する場合と比較して、送風機の設置スペースは半分になる。前述のように、紙葉類搬送装置の周囲は各種機器及び各種配管が密集しているため、送風機の設置スペースを確保することも困難であることが多い。設置スペースが半分になれば、送風機の設置スペースを確保することが容易になる。
第二に、送風機の数が減ることにより、送風機のメンテナンスに要する時間及び作業量を減らすことができる。単純には、送風機の数が半減すれば、メンテナンスの時間及び作業量も半減する。
図1は本発明の第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置において使用されるキャリアの斜視図である。 図2(A)は図1に示したキャリアの正面図、図2(B)はキャリアを上方から見たときの平面図、図2(C)はキャリアの底面図、図2(D)はキャリアの側面図である。 図3は図1に示したキャリアの一構成要素である第一キャリア部材の斜視図である。 図4は図1に示したキャリアの一構成要素である第二キャリア部材の斜視図である。 図5は本発明の第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置において使用されるダクトの斜視図である。 図6は図5に示したダクトの部分的断面図である。 図7は本発明の第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置の全体を示す概略図である。 図8は本発明の第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置の部分的縦断面図である。 図9は本発明の第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置の部分的縦断面図である。 図10は本発明の第二の実施形態に係る紙葉類搬送装置の全体を示す概略図である。 図11は本発明の第三の実施形態に係る紙葉類搬送装置の全体を示す概略図である。 図12は本発明の第四の実施形態に係る紙葉類搬送装置の全体を示す概略図である。 図13は本発明の第四の実施形態に係る紙葉類搬送装置における切り替え装置と第一通風路、第二通風路及び主通風路との位置関係を示す概略的な断面図である。 図14は、切り替え装置の切り替え板と開閉ドア装置のドアの開閉状況を示す概略的な断面図である。 図15は本発明の第四の実施形態の変形例に係る紙葉類搬送装置の全体を示す概略図である。 図16は従来の紙葉類搬送装置が使用される環境を示す概略図である。 図17は従来の紙葉類搬送装置におけるダクトの部分的斜視図(一部分解図を含む)である。 図18は従来の紙葉類搬送装置におけるキャリアの斜視図である。 図19は従来の紙葉類搬送装置においてキャリアがダクトの内部に収納された状態を示す斜視図である。 図20は従来の紙葉類搬送装置における紙幣投入装置の内部構造を示す概略図である。 図21は従来の紙葉類搬送装置におけるダクト内のストッパーを示す概略図である。
(第一の実施形態)
図7は、本発明の第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置100の全体を示す概略図である。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置100は、従来の紙葉類搬送装置において使用されていたキャリア10及びダクト11に代えて、キャリア105及びダクト130を備えている。
図1は、本実施形態に係る紙葉類搬送装置100において使用されるキャリア105の斜視図であり、図2(A)はキャリア105の正面図、図2(B)はキャリア105を上方から見たときの平面図、図2(C)はキャリア105の底面図、図2(D)はキャリア105の側面図である。
本実施形態におけるキャリア105は第一キャリア部材110と第二キャリア部材120とから構成されている。
図1は第一キャリア部材110の斜視図、図1は第二キャリア部材120の斜視図である。
図1に示すように、第一キャリア部材110はフレーム形状をなしている板材からなり、当該板材の厚さ方向から見たときの断面はほぼ長方形である。第一キャリア部材110を構成する板材の幅は一定である。
第一キャリア部材110の内壁の四隅には、相互に隣接する二辺にわたって、L字型の補強部材111が設けられている。
図2に示すように、第二キャリア部材120はフレーム形状をなしている板材からなり、当該板材の厚さ方向から見たときの断面は長方形にほぼ近い形状である。第二キャリア部材120を構成する板材の幅は一定である。
図2に示すように、第二キャリア部材120には、相互に対向する一対の辺において、第二キャリア部材120の外側から内側に向かう凹部121がそれぞれ形成されている。
凹部121の各々は、第二キャリア部材120の外側から内側に向かって相互に平行に延びる一対の第一部材121Aと、一対の第一部材121Aの各々の一方の端部(第二キャリア部材120の内側に位置する端部)を連結する第二部材121Bと、一対の第一部材121Aの各々の他方の端部から相互に近接するように延びる一対の第三部材121Cと、から構成されている。
図1に示すように、第二キャリア部材120は凹部121を介して第一キャリア部材110の内側から第一キャリア部材110に嵌め込まれる。この際、第一キャリア部材110は凹部121の第二部材121Bと一対の第三部材121Cとの間に嵌合された状態となる。すなわち、第一キャリア部材110はその表面側と裏面側とで凹部121の第二部材121B及び一対の第三部材121Cにそれぞれ挟まれた状態になるため、第一キャリア部材110と第二キャリア部材120とは相互に強力に連結し合い、第一キャリア部材110が第二キャリア部材120から容易に外れることはない。
第一キャリア部材110と第二キャリア部材120とが相互に嵌合して構成されるキャリア105は、当該キャリア105の走行方向(図16の方向X1及びX2)から見たときには、十字形状のシルエットとなる。
第一キャリア部材110及び第二キャリア部材120の角の全てには面取りが施されている。あるいは、面取りに代えて、角を曲面形状に形成する(角を丸める)ことも可能である。
さらに、図2(D)に示すように、第二キャリア部材120を構成する部分のうち、キャリア105の走行方向(図16の方向X1及びX2)に延びる部分120Aの両側縁(図2(D)の上下における側縁)には曲線状のテーパ120Bが形成されている。テーパ120Bは、部分120Aの両端(図2(D)の左右方向の両端)から一定の長さにわたって形成されており、部分120Aの幅(図2(D)の上下方向における長さ)は部分120Aの両端に近いほど小さくなるように設定されている。
第二キャリア部材120の部分120Aにテーパ120Bを形成することにより、キャリア105がダクト130内を走行するときのダクト130の第二空間132の上下の内壁に対する抵抗を減少させることができるので、キャリア105の走行を安定させることができる。
第一キャリア部材110及び第二キャリア部材120はともに軽量プラスチック製である。第一キャリア部材110と第二キャリア部材120とでは、同一の材質としてもよく、あるいは、双方の機能を考慮して相互に異なる材質とすることもできる。例えば、第一キャリア部材110には強度と軽量性が求められるため、その材質としてはNA6、第二キャリア部材120は軽量性と耐摩耗性が求められるため、その材質としてはPOMを選択することができる。
図5は本実施形態に係る紙葉類搬送装置100において使用されるダクト130の斜視図である。
図5に示すように、ダクト130は直線状に延びているとともに、キャリア105の外形と相似し、かつ、キャリア105が走行可能である範囲内において最も小さい内部空間を有している。
具体的には、ダクト130の内部空間は、第一方向D1(図5の上下方向)に長い長方形断面を有する第一空間131と、第一空間131の上下方向の中央から外側に向って第一方向D1と直交する第二方向D2(図5の左右方向)にそれぞれ延びる一対の第二空間132と、からなる。第二空間132の各々は、第二キャリア部材120が第一キャリア部材110から外側に突出している部分に対応する長方形断面を有している。
キャリア105の第一キャリア部材110が第一空間131の内部を走行し、キャリア105の第二キャリア部材120のうち第一キャリア部材110から外側に突出している部分が各第二空間132の内部を走行する。ダクト130に投入された紙幣はキャリア105の第一キャリア部材110にその外縁を押されて、第一空間131の内部を通過する。
ダクト130は、例えば、透明のプラスチック製である。
図6は、ダクト130の部分的断面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る紙葉類搬送装置100は、従来のストッパー13a、13bに代えて、ストッパー135を備えている。
ストッパー135はダクト130の終端、すなわち、第一通風路153Aの手前の位置において、第二空間132と重なった状態でダクト130の両側にそれぞれ配置されている。
ストッパー135は、四角柱形状の本体135aと、本体135aの一面を覆う保護シート材135bと、から構成されている。
本体135aは、四角柱形状の軟質のケースと、当該ケースに収容されたゲル状の衝撃吸収材と、からなる。
保護シート材135bは、キャリア105が向かって来る方向における本体135aの一面を覆っている。保護シート材135bは、例えば、軟質のビニール製またはゴム製である。
図6に示されるように、各ストッパー135は第二空間132と重なって配置されている。具体的には、ストッパー135は、第二キャリア部材120が第一キャリア部材110から突出している部分が衝突する位置に配置されている。
風圧を受けて走行してきたキャリア105は、第二キャリア部材120が第一キャリア部材110から突出している部分がストッパー135に衝突することにより、停止する。衝突により生じる衝撃はゲル状の衝撃吸収材からなる本体135aが吸収する。キャリア105が本体135aに直接的に衝突すると、本体135aが破損するため、キャリア105が衝突する面に軟性の保護シート材135bを設け、本体135aが破損することを防止している。キャリア105の衝突による衝撃は保護シート材135bを介して本体135aに伝達され、本体135aに吸収される。
このように、ストッパー135は、高速で走行して来るキャリア105を安全に停止させることが可能である。
なお、保護シート材135bは、一層のみならず、複数の層からなるものとして形成することも可能である。
図7に示すように、ダクト130はその両端130A,130Bの間を一直線状に延びている。
ダクト130の一端130Aから紙幣搬送路133が延びており、紙幣搬送路133の終点において、紙幣収納庫140が紙幣搬送路133と連結して配置されている。紙幣収納庫140には、キャリア105が搬送した紙幣が収容される。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置100は、従来の紙葉類搬送装置において使用されていた送風機12a,12bに代えて、第一送風機151及び第二送風機152を備えている。
第一送風機151は紙幣収納庫140に隣接して配置され、さらに、第二送風機152はダクト130の他端130Bに連結して配置されている。
第一送風機151は、第一通風路153Aを介して、紙幣搬送路133と連通している。
第一送風機151は、第一通風路153Aを介して、ダクト130の内部において紙幣収納庫140から離れる方向(図16の方向X2)、すなわち、ダクト130の一端130Aから他端130Bに向かう方向に風を発生させ、キャリア105をその方向に走行させる。
さらに、従来の紙葉類搬送装置と比較して、本実施形態に係る紙葉類搬送装置100は第一仕切り壁310及びバネ部材311を追加的に備えている。
図8及び図9は本実施形態に係る紙葉類搬送装置100の部分的縦断面図である。図8及び図9は何れも紙幣収納庫140、紙幣搬送路133及びダクト130の一端130Aを含む領域の断面図であり(なお、図7と図8及び図9とでは左右の向きが逆になっている)、図8は第一仕切り壁310が閉じている状態、図9は第一仕切り壁310が開いている状態を示している。
第一仕切り壁310は、紙幣搬送路133の内部において紙幣搬送路133の内壁に沿って設置されており、紙幣搬送路133の長さ方向における両端のうち、紙幣収納庫140に近い方の端部を中心として第一通風路153Aに対して回動自在に構成されている。すなわち、第一仕切り壁310は、第一通風路153Aに対して閉じた状態(図8の状態)と第一通風路153Aに対して開いた状態(図9の状態)を取ることができる。
第一仕切り壁310の大きさは、第一仕切り壁310が第一通風路153Aに対して閉じているとき(図8の状態)には、第一通風路153Aを全体的に塞ぐことかできる大きさであり、かつ、第一仕切り壁310が第一通風路153Aに対して開いたとき(図9の状態)には、第一仕切り壁310の他端が紙幣搬送路133の上面に接触する大きさ、すなわち、第一仕切り壁310が紙幣搬送路133を全体的に塞ぐことができる大きさである。
バネ部材311は引張バネであり、その一端が第一通風路153Aの内面に、他端が第一仕切り壁310の裏面(第一通風路153Aに通じる側の面)にそれぞれ止められている。このため、バネ部材311は第一仕切り壁310が第一通風路153Aを塞ぐ方向に第一仕切り壁310を付勢するものであり、図8に示すように、紙幣が搬送されてきていないときには、第一仕切り壁310は第一通風路153Aを塞いでいる状態を維持している。
後述するように、第一送風機151が作動すると、第一送風機151からの風の風力がバネ部材311の引張力に勝るため、第一仕切り壁310は回動し、第一通風路153Aに対して開く(図9の状態)。
以上のような構造を有する本実施形態に係る紙葉類搬送装置100は以下のように作動する。
パチンコ台20の顧客が紙幣を紙幣投入装置21の紙幣投入口21aに投入すると、紙幣はローラーユニット21bにより搬送され、搬送路21cを介して、ダクト130のスリット11b(図17参照)からダクト130の内部に投入される。
紙幣投入装置21には紙幣感知センサー(図示せず)が設けられており、紙幣がダクト130の内部に投入されると、紙幣感知センサーは紙幣投入を示す紙幣投入信号を中央制御装置(図示せず)に送信する。
紙幣投入信号を受信した中央制御装置は第二送風機152を作動させる。第二送風機152が作動を開始すると、ダクト130の内部には紙幣収納庫140に向う方向(図16の方向X1)の風が送られる。キャリア105は、この風による風圧を受けることにより、紙幣収納庫140に向う方向(図16の方向X1)に走行する。キャリア105は、紙幣収納庫140に到達するまでの間に、ダクト130に投入された紙幣を捕捉し、紙幣を捕捉したまま走行を続ける。
次いで、キャリア105はストッパー135に衝突し、紙幣搬送路133の直前の位置で停止する。キャリア105が停止することにより、紙幣は慣性力の作用を受けキャリア105から離れ、紙幣収納庫140に収容される。
紙幣がキャリア105から離れ、紙幣収納庫140に収容されるまでの間においては、第一仕切り壁310はバネ部材311の作用により閉じている。このため、紙幣は第一通風路153Aの周縁に引っ掛かることなく、紙幣収納庫140に収容されることが可能である。
紙幣が紙幣収納庫140に収容されると、中央制御装置は第二送風機152の作動を停止する。
次いで、中央制御装置は第一送風機151の作動を開始する。第一送風機151が作動を開始すると、風が第一通風路153Aに送られる。第一仕切り壁310はバネ部材311の付勢力により第一通風路153Aを閉じているが、第一送風機151が発生する風の風圧による力はバネ部材311の付勢力よりも大きいため、第一仕切り壁310が風を受けると、その風圧により、図9に示すように、第一仕切り壁310はバネ部材311の付勢力に抗してその他端が紙幣搬送路133の上面に接するまで回動する。
これにより、紙幣収納庫140に通じる紙幣搬送路133は第一仕切り壁310により遮断され、第一通風路153Aとダクト130とが連通する。この結果、第一送風機151からの風はダクト130に送られ、ダクト130の内部のキャリア105は風圧を受けて、紙幣収納庫140から離れる方向(図16の方向X2)に走行を開始する。
キャリア105がダクト130の他端130Bの手前においてストッパー135に衝突し、停止すると、センサー(図示せず)がキャリア105を検知し、検知信号を中央制御装置に送信する。センサーからの検知信号を受信した中央制御装置は第一送風機151の作動を停止する。
第一送風機151が作動を停止すると、第一仕切り壁310はバネ部材311の付勢力によって、第一通風路153Aを閉じる位置に再び復帰する(図8の状態)。
なお、第一送風機151からダクト130の内部に送られた風は第二送風機152から、また、第二送風機152からダクト130の内部に送られた風は紙幣収納庫140からそれぞれ紙葉類搬送装置100の外部に抜け出る。
以上が本実施形態に係る紙葉類搬送装置100の動作の1サイクルである。以後、このサイクルが繰り返される。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置100は以下の効果を奏する。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置100においては、紙幣が紙幣搬送路133上を搬送されている間は、第一通風路153Aは第一仕切り壁310によって塞がれている。このため、紙幣が第一通風路153Aの周縁に引っ掛かることを防止でき、紙幣を円滑に紙幣収納庫140まで送ることができる。
加えて、第一送風機151が作動すると、第一仕切り壁310は自動的に開き、かつ、第一送風機151が作動を停止すると、第一仕切り壁310はバネ部材311の作用により自動的に閉じるので、第一仕切り壁310が紙幣の搬送及び収容に支障を来すことはない。
本実施形態におけるダクト130は直線状のものとして形成されているが、ダクト130の形状は直線状のものに限定されるわけではなく、ダクト130の形状として曲線部分を少なくとも部分的に含む形状を選択することも可能である。
また、本実施形態においては、第一送風機151は紙幣収納庫140に隣接して配置されているが、第一送風機151を紙幣収納庫140に隣接して配置することは必ずしも必要ではない。第一送風機151及び紙幣収納庫140がダクト130の一端130A側に配置されている限りにおいては、第一送風機151と紙幣収納庫140とを離して配置することも可能である。
(第二の実施形態)
図10は、本発明の第二の実施形態に係る紙葉類搬送装置200の全体を示す概略図である。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置200は、第二送風機152の配置位置に関して、第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置100と相違しており、この点を除いて、本実施形態に係る紙葉類搬送装置200は第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置100と同一の構造を有している。
具体的には、本実施形態における第二送風機152は、図10に示すように、第一送風機151に隣接して配置されている。すなわち、本実施形態においては、第一送風機151及び第二送風機152は何れもダクト130の一端130Aの側に配置されている。
第二送風機152が第一送風機151に隣接して配置されていることに伴い、本実施形態に係る紙葉類搬送装置200は第二通風路153Bを有しており、第二送風機152は、第二通風路153Bを介して、ダクト130の他端130Bと連通している。
第二送風機152は、第二通風路153Bを介して、ダクト130の内部において紙幣収納庫140に向かう方向(図16の方向X1)、すなわち、ダクト130の他端130Bから一端130Aに向かう方向に風を発生させ、キャリア105をその方向に走行させる。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置200は、第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置100による効果に加えて、以下の効果を奏する。
従来の紙葉類搬送装置においては、一対の送風機12a,12bのうちの一方の送風機12aはダクト11の他端(図16の左端)に配置されていた。
前述のように、パチンコ台20の裏側には多くの各種機器や各種配管が密集して配置されているため、送風機12aに近づくことすら困難であり、まして、送風機12aのメンテナンスのためのスペースを見つけることは極めて困難であった。
これに対して、本実施形態に係る紙葉類搬送装置200においては、第一送風機151及び第二送風機152は何れもダクト130の他端130B側に、具体的には、紙幣収納庫140に隣接して配置されている。紙幣収納庫140から紙幣を取り出す作業を行う必要があるため、紙幣収納庫140の近辺は比較的十分なスペースを確保することが可能である。このため、このスペースを利用して、第一送風機151及び第二送風機152に対して十分なメンテナンスを行うことが可能である。
このように、本実施形態に係る紙葉類搬送装置200によれば、一方の送風機(従来の紙葉類搬送装置の送風機12b)のみならず、他方の送風機(従来の紙葉類搬送装置の送風機12a)をもメンテナンス可能の状態に置くことが可能である。
(第三の実施形態)
図11は本発明の第三の実施形態に係る紙葉類搬送装置300の全体を示す概略図である。
第二の実施形態に係る紙葉類搬送装置200においては、図10に示すように、第二通風路153Bは、その終端部分153BXがダクト130と一直線になるように、ダクト130の他端130Bと連結されている。このため、第二送風機152からの風はダクト130の内部に直線通路である終端部分153BXを通って流れ込む。
これに対して、本実施形態に係る紙葉類搬送装置300においては、図11に示すように、第二通風路153Bは、第一通風路153Aと同じように、ダクト130の側壁に連結されている。このため、第二通風路153Bがダクト130と交差する箇所に、第一仕切り壁310と同様の構造を有する第二仕切り壁320(及びバネ部材311に対応するバネ部材)を設置することができる。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置300の動作は、第二仕切り壁320の動作に関する以下の点を除いて、第二の実施形態に係る紙葉類搬送装置200の動作と同様である。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置300においては、ストッパー135は第二仕切り壁320の手前に配置される。
第二送風機152が作動を開始すると、第二仕切り壁320が自動的に開き、ダクトの他端130Bから一端130Aに向かう風がダクト130の内部に流入する。この風により、キャリア105は紙幣収納庫140に向かう方向(図16の方向X1)に走行し、ダクト130の一端130A側のストッパー135により停止すると、中央制御装置からの停止信号により第二送風機152は作動を停止する。
第二送風機152が作動を停止すると、第二仕切り壁320はバネ部材(図示せず)の作用により自動的に回動し、第二通風路153Bを閉じる。
その後、キャリア105は第一送風機151からの風の風圧を受けてダクト130の他端130B側まで走行し、最初の位置に戻る。
なお、第一送風機151及び第二送風機152からダクト130の内部に送られた風は紙幣収納庫140から紙葉類搬送装置100の外部に抜け出る。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置300は以下の効果を奏する。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置300においては、第二通風路153Bはダクト130の側壁に連結されている。このため、第二の実施形態に係る紙葉類搬送装置200における第二通風路153Bと比較して、本実施形態における第二通風路153Bは、終端部分153BXの長さ、すなわち、水平距離134(図10を参照)の分だけ水平方向の敷設長さを短くすることができ、ひいては、紙葉類搬送装置300の全長を短縮することが可能になる。
前述のように、ダクト130の周囲はスペースがほとんどない状態である。水平距離134の分だけ全長が短縮された紙葉類搬送装置300はその設置スペースをより小さくすることができるため、設置条件をより有利にすることが可能である。
(第四の実施形態)
図12は本発明の第四の実施形態に係る紙葉類搬送装置400の全体を示す概略図である。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置400は、図10に示した第二の実施形態に係る紙葉類搬送装置200と比較して、第一送風機151及び第二送風機152に代えて単一の主送風機155を備え、さらに、主通風路153Cと切り替え装置156とを備えている。
図12に示すように、主送風機155はダクト130の一端130A側において紙幣収納庫140に隣接して配置されている。
主通風路153Cは、一端において主送風機155と連通し、他端において切り替え装置156を介して第一通風路153A及び第二通風路153Bと連結されている。
第一通風路153Aは、一端において紙幣搬送路133と、他端において切り替え装置156を介して主通風路153Cと連結されている。
第二通風路153Bは、一端においてダクト130の他端130Bと、他端において切り替え装置156を介して主通風路153Cと連結されている。
図13は、切り替え装置156と第一通風路153A、第二通風路153B及び主通風路153Cとの位置関係を示す概略的な断面図である。
図13に示すように、切り替え装置156は、第一通風路153Aと第二通風路153Bとの交差点に設けられた支点156Aと、支点156Aを中心として矢印Aの方向に回動可能な切り替え板156Bと、切り替え板156Bを回動させるモーター(図示せず)と、から構成されている。
モーターは、中央制御装置からの作動信号に従って切り替え板156Bを回動させ、第一通風路153Aを閉じ、第二通風路153Bと主通風路153Cとを連通させる第一位置(図13の実線の位置)と、第二通風路153Bを閉じ、第一通風路153Aと主通風路153Cとを連通させる第二位置(図13の破線の位置)とを取ることができる。
図13に示すように、第二通風路153Bには、切り替え装置156の近傍において、開口部157Aが形成されており、第二通風路153Bの外面側周壁上にはこの開口部157Aを開閉する開閉ドア装置157が設けられている。
開閉ドア装置157は、第二通風路153Bの周壁上に設けられた回動支点157Bと、回動支点157Bを中心として矢印Bの方向に回動可能なドア157Cと、ドア157Cを回動させるモーター(図示せず)と、から構成されている。
ドア157Cは開口部157Aを全面的に塞ぐ大きさを有しており、開口部157Aを開いた状態にする第一位置(図13の実線の位置)と、開口部157Aを閉じた状態にする第二位置(図13の破線の位置)との間を、モーターの駆動によって、回動支点157Bを中心として回動する。
ドア157Cは、中央制御装置からの指示がない限りは、開口部157Aを閉じる第二位置にある。
以上のような構造を有する本実施形態に係る紙葉類搬送装置400は以下のように作動する。
紙幣がダクト130の内部に投入されると、紙幣感知センサーは紙幣投入を示す紙幣投入信号を中央制御装置に送信する。
紙幣投入信号を受信した中央制御装置はモーターを作動させ、切り替え板156Bを第一位置(図13の実線の位置)に回動させる。これにより、第一通風路153Aは閉じられ、主通風路153Cと第二通風路153Bとが連通する。その後、中央制御装置は主送風機155を作動させる。
主送風機155が起こした風は主通風路153Cと第二通風路153Bとを介してダクト130の他端130Bからダクト130の内部に送り込まれ、キャリア105は紙幣収納庫140に向う方向(図16の方向X1)に走行を開始する。第一の実施形態の場合と同様に、キャリア105はダクト130の内部で紙幣を捕捉し、ダクト130の一端130Aにおいてストッパー135に衝突し、停止する。その後、紙幣は紙幣収納庫140に収容される。
紙幣が紙幣収納庫140に収容されると、中央制御装置は主送風機155の作動を停止する。
主送風機155からダクト130の内部に送られた風は紙幣収納庫140から紙葉類搬送装置400の外部に抜け出る。
次いで、中央制御装置はモーターを作動させ、切り替え板156Bを第二位置(図13の破線の位置)に回動させる。これにより、第二通風路153Bは閉じられ、主通風路153Cと第一通風路153Aとが連通する。その後、中央制御装置は主送風機155を作動させる。
図14は、切り替え装置156の切り替え板156Bと開閉ドア装置157のドア157Cの開閉状況を示す概略的な断面図である。
中央制御装置は、図14に示すように、切り替え板156Bを第二位置(図13の破線の位置)に回動させるとともに、ドア157Cを第二位置(図13の破線の位置)から第一位置(図13の実線の位置)に回動させ、第二通風路153Bの内部と外部とが開口部157Aを介して連通した状態にする。
主送風機155が起こした風は主通風路153Cと第一通風路153Aとを介して紙幣搬送路133からダクト130の内部に送り込まれ、キャリア105は紙幣収納庫140から離れる方向(図16の方向X2)に走行を開始する。第一の実施形態の場合と同様に、キャリア105はダクト130の他端130Bの手前においてストッパー135に衝突し、停止する。すなわち、キャリア105は当初の位置に戻る。
主送風機155が起こした風は、図14の矢印W1に示すように、主通風路153C、第一通風路153A、紙幣搬送路133及びダクト130を介して第二通風路153Bに送られた後、開口部157Aを介して第二通風路153Bの外部に逃がされる。
キャリア105がダクト130の他端130Bの手前に到達すると、センサー(図示せず)がこれを検知し、中央制御装置に検知信号を発信する。センサーからの検知信号を受信した中央制御装置は主送風機155の作動を停止するとともに、ドア157Cを第一位置から第二位置に回動させる。
以上が本実施形態に係る紙葉類搬送装置400の動作の1サイクルである。以後、このサイクルが繰り返される。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置400は以下の効果を奏する。
第二の実施形態に係る紙葉類搬送装置200は2個の送風機(第一送風機151及び第二送風機152)を備えていたのに対して、本実施形態に係る紙葉類搬送装置400が備える送風機の数は1である。これにより、以下の効果が生じる。
第一に、送風機の設置スペースを縮小することが可能である。具体的には、本実施形態における送風機の設置スペースは第二の実施形態における送風機の設置スペースの半分である。
前述のように、紙葉類搬送装置400の周囲は各種機器及び各種配管が密集しているため、送風機の設置スペースを確保することも困難であることが多い。設置スペースが半分になれば、送風機の設置スペースを確保することが容易になる。
第二に、送風機の数が減ることにより、送風機のメンテナンスに要する時間及び作業量を減らすことができる。単純には、送風機の数が半減すれば、メンテナンスの時間及び作業量も半減する。
本実施形態に係る紙葉類搬送装置400の構造は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
図15は、本発明の第三の実施形態の変形例に係る紙葉類搬送装置400Aの全体を示す概略図である。
本変形例に係る紙葉類搬送装置400Aにおいては、第三の実施形態に係る紙葉類搬送装置300と同様に、第二通風路153Bは、第一通風路153Aと同じように、ダクト130の側壁に連結されている。このため、第二通風路153Bに対して第二仕切り壁320(及びバネ部材311に対応するバネ部材)を設置することができる。
本変形例に係る紙葉類搬送装置400Aによれば、第三の実施形態に係る紙葉類搬送装置300による効果と第四の実施形態に係る紙葉類搬送装置400による効果とを奏することが可能になる。
本発明に係る紙葉類搬送装置によれば、紙幣が紙幣搬送路上を搬送されている間は、第一通風路は第一仕切り壁によって塞がれている。このため、紙幣が第一通風路の周縁に引っ掛かることを防止でき、紙幣を円滑に紙幣収納庫まで送ることができる。
さらに、本発明に係る紙葉類搬送装置によれば、スペースを確保することが比較的に容易である紙葉類収納庫に隣接した領域、あるいは、紙葉類収納庫の周囲の領域に送風機を配置することが可能になり、送風機のメンテナンスのためのスペースを確保することができる。このため、本発明に係る紙葉類搬送装置は、特に床面積の小さいパチンコ店その他の遊技場に設置するのに適している。
100 本発明の第一の実施形態に係る紙葉類搬送装置
105 キャリア
130 ダクト
133 紙幣搬送路
135 ストッパー
140 紙幣収納庫
151 第一送風機
152 第二送風機
153A 第一通風路
153B 第二通風路
153C 主通風路
155 主送風機
156 切り替え装置
200 本発明の第二の実施形態に係る紙葉類搬送装置
300 本発明の第三の実施形態に係る紙葉類搬送装置
310 第一仕切り壁
320 第二仕切り壁
400 本発明の第四の実施形態に係る紙葉類搬送装置

Claims (10)

  1. 紙葉類をその前面で押すことにより当該紙葉類を搬送するキャリアと、
    前記キャリアの外形と相似する内部空間を有し、直線状に延びるダクトと、
    前記ダクトの一端側から前記ダクトの他端側に向かう空気流を発生させ、前記ダクト内において前記キャリアを一方向に走行させる第一送風機と、
    前記ダクトの前記他端側から前記ダクトの前記一端側に向かう空気流を発生させ、前記ダクト内において前記キャリアを逆方向に走行させる第二送風機と、
    前記ダクト内において前記キャリアを所定の位置で停止させるストッパーと、
    前記ダクトの一端側に配置され、前記キャリアが搬送した紙葉類を収容する紙葉類収納庫と、
    前記ダクトの前記一端から前記紙葉類収納庫に通じる紙葉類搬送路と前記第一送風機とを連通する第一通風路と、
    を備える紙葉類搬送装置において、
    前記第一送風機及び前記第二送風機は前記ダクトの一端側に配置され、
    前記紙葉類搬送路と前記第一通風路とを仕切る第一仕切り壁と、
    前記ダクトの前記他端と前記第二送風機とを連通する第二通風路と、
    前記ダクトと前記第二通風路とを仕切る第二仕切り壁と、
    を備え、
    前記第一仕切り壁は前記紙葉類搬送路の内壁に沿って配置され、前記第一通風路に対して開閉自在に回動可能であり、
    前記第二仕切り壁は前記ダクトの内壁に沿って配置され、前記第二通風路に対して開閉自在に回動可能であることを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 紙葉類をその前面で押すことにより当該紙葉類を搬送するキャリアと、
    前記キャリアの外形と相似する内部空間を有し、直線状に延びるダクトと、
    前記ダクト内において前記キャリアを走行させる送風機と、
    前記ダクト内において前記キャリアを所定の位置で停止させるストッパーと、
    前記ダクトの一端側に配置され、前記キャリアが搬送した紙葉類を収容する紙葉類収納庫と、
    を備える紙葉類搬送装置において、
    前記送風機は前記ダクトの前記一端側に配置され、
    前記送風機と前記ダクトとを連通する通風路と、
    切り替え装置と、
    第一仕切り壁と、
    を備え、
    前記通風路は、
    一端において前記送風機と連通する主通風路と、
    一端において前記主通風路と連通し、他端において前記ダクトの前記一端から前記紙葉類収納庫に通じる紙葉類搬送路と連通する第一通風路と、
    一端において前記主通風路と連通し、他端において前記ダクトの他端と連通する第二通風路と、
    からなり、
    前記切り替え装置は、前記第一通風路及び前記第二通風路の何れか一方と前記送風機とを連通させるものであり、
    前記第一仕切り壁は前記紙葉類搬送路と前記第一通風路とを仕切るものであり、
    前記第一仕切り壁は前記紙葉類搬送路の内壁に沿って配置され、前記第一通風路に対して開閉自在に回動可能であることを特徴とする紙葉類搬送装置。
  3. 前記ダクトと前記第二通風路とを仕切る第二仕切り壁をさらに備え、
    前記第二仕切り壁は前記ダクトの内壁に沿って配置され、前記第二通風路に対して開閉自在に回動可能であることを特徴とする請求項に記載の紙葉類搬送装置。
  4. 前記第二通風路には、前記第二通風路の内部と外部とを連通可能に開閉する開閉ドアが設けられており、前記開閉ドアは、前記送風機からの風が前記主通風路、前記第一通風路及び前記ダクトを介して前記第二通風路に到達したときにのみ開くように設定されていることを特徴とする請求項またはに記載の紙葉類搬送装置。
  5. 前記第一通風路を閉じる方向に前記第一仕切り壁を付勢する付勢部材をさらに備え、
    前記第一送風機が作動すると、または、前記切り替え装置が前記主通風路と前記第一通風路とを連通させた後に前記送風機が作動すると、前記第一仕切り壁は前記付勢部材の付勢力に抗して前記第一通風路に対して開くものであることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の紙葉類搬送装置。
  6. 前記第一仕切り壁は、前記第一通風路が前記紙葉類搬送路と交差して生じる縁のうち、前記紙葉類収納庫に近い縁を中心として回動するものであることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の紙葉類搬送装置。
  7. 前記第一仕切り壁は、前記第一通風路に対して閉じたときには前記第一通風路を塞ぐ大きさを有し、前記第一通風路に対して開いたときには前記紙葉類搬送路を塞ぐ大きさを有することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の紙葉類搬送装置。
  8. 前記第二通風路を塞ぐ方向に前記第二仕切り壁を付勢する第二付勢部材をさらに備え、
    前記第二送風機が作動すると、または、前記切り替え装置が前記主通風路と前記第二通風路とを連通させた後に前記送風機が作動すると、前記第二仕切り壁は前記第二付勢部材の付勢力に抗して前記第二通風路に対して開くものであることを特徴とする請求項またはに記載の紙葉類搬送装置。
  9. 前記第二仕切り壁は、前記第二通風路が前記ダクトと交差して生じる縁のうち、前記紙葉類収納庫からより遠い縁を中心として回動するものであることを特徴とする請求項またはに記載の紙葉類搬送装置。
  10. 前記第二仕切り壁は、前記第二通風路に対して閉じたときには前記第二通風路を塞ぐ大きさを有し、前記第二通風路に対して開いたときにはその先端が前記ダクトの内壁に接触する大きさを有するものである請求項またはに記載の紙葉類搬送装置。
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