JP7017937B2 - キャップユニット及びキャップ付き容器 - Google Patents
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Description
〔1〕 上部が開口した容器本体の口頸部に取り付けられるキャップ本体と、
前記容器本体の上部開口部を開閉する蓋体と、
前記キャップ本体に対して前記蓋体を着脱自在に取り付ける蓋脱着機構とを備え、
前記蓋脱着機構は、前記蓋体の上部にスライド自在に設けられた操作部材と、
前記キャップ本体の外周部に設けられた係止部と、
前記蓋体に設けられて、前記係止部に係止されるロック位置と、前記係止部に対する係止状態が解除されるロック解除位置との間で移動する一対のロック部材と、
前記蓋体に設けられて、前記一対のロック部材を前記ロック位置側に向かって付勢する付勢部材とを有し、
前記操作部材をスライド方向の一方側に向けてスライド操作することによって、前記操作部材のスライドに連動して、前記一対のロック部材が前記付勢部材の付勢に抗して前記ロック解除位置側に向かって移動し、
前記一対のロック部材は、前記蓋体の側面の互いに対向する位置から外部に露出された側面形成部を有し、
前記側面形成部は、前記ロック位置にて前記蓋体の側面と連続した状態となる一方、前記ロック解除位置にて前記蓋体の側面よりも外側に突出した状態となることを特徴とするキャップユニット。
〔2〕 前記係止部は、前記キャップ本体の外周部の全周に亘って設けられた係止溝であり、
前記側面形成部には、前記係止溝に係止される爪部が設けられていることを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔3〕 前記蓋脱着機構は、前記蓋体の上部に設けられて、前記一対のロック部材を前記操作部材のスライド方向と直交する方向に向かってスライド自在に案内するガイド部を有し、
前記付勢部材は、前記一対のロック部材を互いに接近する方向に向かって付勢しており、
前記一対のロック部材は、互いに対向する側の端部に位置して、互いに逆向きに傾斜した傾斜面部を有し、
前記操作部材は、そのスライド方向の一方側の端部に位置して、その先端に向かって尖形となる楔部を有し、
前記操作部材をスライド方向の一方側に向けてスライド操作したときに、前記操作部材の一方側の端部が前記一対のロック部材の互いに対向する側の端部の間に挿入されることによって、前記楔部が前記傾斜面部と摺接しながら、前記一対のロック部材が前記付勢部材の付勢に抗して互いに離間する方向に向かってスライドされることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載のキャップユニット。
〔4〕 上部が開口した容器本体の口頸部に取り付けられるキャップ本体と、
前記容器本体の上部開口部を開閉する蓋体と、
前記キャップ本体に対して前記蓋体を着脱自在に取り付ける蓋脱着機構とを備え、
前記蓋脱着機構は、前記蓋体の上部にスライド自在に設けられた操作部材と、
前記キャップ本体の外周部に設けられた係止部と、
前記蓋体に設けられて、前記係止部に係止されるロック位置と、前記係止部に対する係止状態が解除されるロック解除位置との間で移動する一対のロック部材と、
前記蓋体に設けられて、前記一対のロック部材を前記ロック位置側に向かって付勢する付勢部材と、
前記蓋体の上部に設けられて、前記一対のロック部材を前記操作部材のスライド方向と直交する方向に向かってスライド自在に案内するガイド部を有し、
前記付勢部材は、前記一対のロック部材を互いに接近する方向に向かって付勢しており、
前記一対のロック部材は、互いに対向する側の端部に位置して、互いに逆向きに傾斜した傾斜面部を有し、
前記操作部材は、そのスライド方向の一方側の端部に位置して、その先端に向かって尖形となる楔部を有し、
前記操作部材をスライド方向の一方側に向けてスライド操作することによって、前記操作部材のスライドに連動して、前記一対のロック部材が前記付勢部材の付勢に抗して前記ロック解除位置側に向かって移動し、
前記操作部材をスライド方向の一方側に向けてスライド操作したときに、前記操作部材の一方側の端部が前記一対のロック部材の互いに対向する側の端部の間に挿入されることによって、前記楔部が前記傾斜面部と摺接しながら、前記一対のロック部材が前記付勢部材の付勢に抗して互いに離間する方向に向かってスライドされることを特徴とするキャップユニット。
〔5〕 前記操作部材は、前記ロック解除位置にて前記ガイド部に当接されることによって、前記一方側へのスライドが規制されることを特徴とする前記〔3〕又は〔4〕に記載のキャップユニット。
〔6〕 前記キャップ本体には、前記容器本体の内側と連通される通液孔が設けられていることを特徴とする前記〔1〕~〔5〕の何れか一項に記載のキャップユニット。
〔7〕 前記蓋体は、前記キャップ本体の外周部に着脱自在に取り付けられる外蓋と、前記外蓋の内側に設けられて、前記口頸部又は前記通液孔の内側に嵌め込まれる中栓と、
前記中栓の外周部に設けられて、前記口頸部又は前記通液孔の内側と前記中栓との間を密閉するシール部材とを有することを特徴とする前記〔6〕に記載のキャップユニット。
〔8〕 前記〔1〕~〔7〕の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられた容器本体とを備えるキャップ付き容器。
〔9〕 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする前記〔8〕に記載のキャップ付き容器。
本発明の一実施形態として、例えば図1~図5に示すキャップユニット1を備えたキャップ付き容器100について説明する。なお、図1は、キャップユニット1を備えたキャップ付き容器100の構成を示す断面図である。図2は、キャップユニット1が備える蓋脱着機構22の外蓋11の上面側の構成を示す斜視図である。図3は、キャップユニット1が備える蓋脱着機構22の上蓋14の下面側の構成を示す斜視図である。図4は、蓋脱着機構22の操作部材23がロック位置にある状態を示す斜視図である。図5は、蓋脱着機構22の操作部材23がロック解除位置にある状態を示す斜視図である。
具体的に、上記キャップユニット1では、上述した中栓12が口頸部2cの内側に嵌め込まれ、止水パッキン21が張出部7(口頸部2cの内側)と中栓12との間を密閉する構成となっているが、例えば図6に示すキャップユニット1Aのように、キャップ本体8に容器本体2の内側と連通される通液孔38を設け、この通液孔38を蓋体9が開閉する構成において、本発明を適用することも可能である。
Claims (9)
- 上部が開口した容器本体の口頸部に取り付けられるキャップ本体と、
前記容器本体の上部開口部を開閉する蓋体と、
前記キャップ本体に対して前記蓋体を着脱自在に取り付ける蓋脱着機構とを備え、
前記蓋脱着機構は、前記蓋体の上部にスライド自在に設けられた操作部材と、
前記キャップ本体の外周部に設けられた係止部と、
前記蓋体に設けられて、前記係止部に係止されるロック位置と、前記係止部に対する係止状態が解除されるロック解除位置との間で移動する一対のロック部材と、
前記蓋体に設けられて、前記一対のロック部材を前記ロック位置側に向かって付勢する付勢部材とを有し、
前記操作部材をスライド方向の一方側に向けてスライド操作することによって、前記操作部材のスライドに連動して、前記一対のロック部材が前記付勢部材の付勢に抗して前記ロック解除位置側に向かって移動し、
前記一対のロック部材は、前記蓋体の側面の互いに対向する位置から外部に露出された側面形成部を有し、
前記側面形成部は、前記ロック位置にて前記蓋体の側面と連続した状態となる一方、前記ロック解除位置にて前記蓋体の側面よりも外側に突出した状態となることを特徴とするキャップユニット。 - 前記係止部は、前記キャップ本体の外周部の全周に亘って設けられた係止溝であり、
前記側面形成部には、前記係止溝に係止される爪部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。 - 前記蓋脱着機構は、前記蓋体の上部に設けられて、前記一対のロック部材を前記操作部材のスライド方向と直交する方向に向かってスライド自在に案内するガイド部を有し、
前記付勢部材は、前記一対のロック部材を互いに接近する方向に向かって付勢しており、
前記一対のロック部材は、互いに対向する側の端部に位置して、互いに逆向きに傾斜した傾斜面部を有し、
前記操作部材は、そのスライド方向の一方側の端部に位置して、その先端に向かって尖形となる楔部を有し、
前記操作部材をスライド方向の一方側に向けてスライド操作したときに、前記操作部材の一方側の端部が前記一対のロック部材の互いに対向する側の端部の間に挿入されることによって、前記楔部が前記傾斜面部と摺接しながら、前記一対のロック部材が前記付勢部材の付勢に抗して互いに離間する方向に向かってスライドされることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップユニット。 - 上部が開口した容器本体の口頸部に取り付けられるキャップ本体と、
前記容器本体の上部開口部を開閉する蓋体と、
前記キャップ本体に対して前記蓋体を着脱自在に取り付ける蓋脱着機構とを備え、
前記蓋脱着機構は、前記蓋体の上部にスライド自在に設けられた操作部材と、
前記キャップ本体の外周部に設けられた係止部と、
前記蓋体に設けられて、前記係止部に係止されるロック位置と、前記係止部に対する係止状態が解除されるロック解除位置との間で移動する一対のロック部材と、
前記蓋体に設けられて、前記一対のロック部材を前記ロック位置側に向かって付勢する付勢部材と、
前記蓋体の上部に設けられて、前記一対のロック部材を前記操作部材のスライド方向と直交する方向に向かってスライド自在に案内するガイド部を有し、
前記付勢部材は、前記一対のロック部材を互いに接近する方向に向かって付勢しており、
前記一対のロック部材は、互いに対向する側の端部に位置して、互いに逆向きに傾斜した傾斜面部を有し、
前記操作部材は、そのスライド方向の一方側の端部に位置して、その先端に向かって尖形となる楔部を有し、
前記操作部材をスライド方向の一方側に向けてスライド操作することによって、前記操作部材のスライドに連動して、前記一対のロック部材が前記付勢部材の付勢に抗して前記ロック解除位置側に向かって移動し、
前記操作部材をスライド方向の一方側に向けてスライド操作したときに、前記操作部材の一方側の端部が前記一対のロック部材の互いに対向する側の端部の間に挿入されることによって、前記楔部が前記傾斜面部と摺接しながら、前記一対のロック部材が前記付勢部材の付勢に抗して互いに離間する方向に向かってスライドされることを特徴とするキャップユニット。 - 前記操作部材は、前記ロック解除位置にて前記ガイド部に当接されることによって、前記一方側へのスライドが規制されることを特徴とする請求項3又は4に記載のキャップユニット。
- 前記キャップ本体には、前記容器本体の内側と連通される通液孔が設けられていることを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載のキャップユニット。
- 前記蓋体は、前記キャップ本体の外周部に着脱自在に取り付けられる外蓋と、前記外蓋の内側に設けられて、前記口頸部又は前記通液孔の内側に嵌め込まれる中栓と、
前記中栓の外周部に設けられて、前記口頸部又は前記通液孔の内側と前記中栓との間を密閉するシール部材とを有することを特徴とする請求項6に記載のキャップユニット。 - 請求項1~7の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられた容器本体とを備えるキャップ付き容器。 - 前記容器本体は、真空断熱構造を有することを特徴とする請求項8に記載のキャップ付き容器。
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JP2018004150A JP7017937B2 (ja) | 2018-01-15 | 2018-01-15 | キャップユニット及びキャップ付き容器 |
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JP2018004150A JP7017937B2 (ja) | 2018-01-15 | 2018-01-15 | キャップユニット及びキャップ付き容器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018004150A Active JP7017937B2 (ja) | 2018-01-15 | 2018-01-15 | キャップユニット及びキャップ付き容器 |
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---|---|---|---|---|
JPS60136944U (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-11 | 株式会社吉野工業所 | キヤツプ付き容器 |
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2018
- 2018-01-15 JP JP2018004150A patent/JP7017937B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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JP2017013855A (ja) | 2015-07-01 | 2017-01-19 | ピーコック魔法瓶工業株式会社 | 栓体付容器、及び栓体付容器の開栓方法 |
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