JP7015594B2 - 情報配信システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報配信システムに関する。詳しくは、取引の安全性を高めることが可能となる情報配信システムを提供することを目的とするものである。
従来、食品を中心として商品の安全性が消費者に注目されており、消費者が商品を選択する際に、消費者は商品自体や商品の原料がどの様な物であるのかという点にまで関心を示すようになっている。
そのため、商品の提供者は、提供する商品や商品の原料の成分や産地、製造年月日等の情報を商品の包装に貼付したラベルに記載したり、ＩＣタグに記録したりして、商品を提供している。
しかし、単に情報を記載や記録したものを商品に添付して提供するだけでは、その情報の改竄や偽造等が容易であり、現に情報の改竄や偽造等が行われている事実もあり、消費者に信用度が低く、消費者が安心して商品を選択することが困難であった。
そこで、本発明の発明者は、単に情報を記載や記録したものを食品に添付するのではなく、食品の原料を粉末にした原料粉末見本を食品に添付して食品を提供する技術を提案している（特許文献１参照）。
特開２００９－５６５６号公報
ところで、食品を含む各種商品の品質は、その商品が消費者に提供されるまでの過程における様々な要因に強く影響を受けるものである。
そのため、食品の原料粉末見本は、食品の品質についての情報を得ることができる要因ではあるものの、たった１つの要因に過ぎず、原料粉末見本を食品に添付して食品を提供するといった特許文献１に記載の技術のみでは、消費者が安心して商品を購入するといった目的を実現するのに充分ではない場合がある。
また、消費者が商品やサービスを購入するにあたって、その購入金額が適切であるか否かの情報を求めるニーズが存在する。同様に、商品提供者やサービス提供者が商品やサービスを販売するにあたって、その販売金額が適切であるか否かの情報を求めるニーズが存在する。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、取引の安全性を高めることが可能となる情報配信システムを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記購入希望情報を外部に送信する第１の送信手段と、該第１の送信手段が送信した前記購入希望情報を受信した確認者の端末から送信された前記購入希望情報の確認結果情報、若しくは、前記第１の送信手段が送信した前記購入希望情報を受信した情報分析手段から送信された前記購入希望情報の分析結果情報、である結果情報を記録する結果情報記録手段と、該結果情報記録手段に記録された前記結果情報に対応する前記購入希望情報、若しくは、前記結果情報記録手段に記録された前記結果情報に対応する前記購入希望情報を修正した修正購入希望情報、を外部に送信する第２の送信手段と、を備え、前記第１の送信手段の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記第２の送信手段の送信先は、制限されていない。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記金額情報を外部に送信する第１の送信手段と、該第１の送信手段が送信した前記金額情報を受信した確認者の端末から送信された前記金額情報の確認結果情報、若しくは、前記第１の送信手段が送信した前記金額情報を受信した情報分析手段から送信された前記金額情報の分析結果情報、である結果情報を記録する結果情報記録手段と、該結果情報記録手段に記録された前記結果情報に対応する前記金額情報、若しくは、前記結果情報記録手段に記録された前記結果情報に対応する前記金額情報を修正した修正金額情報、を外部に送信する第２の送信手段と、を備え、前記第１の送信手段の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記第２の送信手段の送信先は、制限されていない。
ここで、第１の送信手段が、購入希望情報や金額情報を外部に送信することによって、確認対象である購入希望情報や金額情報を確認者に提供することができ、若しくは、分析対象である購入希望情報や金額情報を情報分析手段に提供することができる。
また、第２の送信手段が、購入希望情報や修正購入希望情報、金額情報や修正金額情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報や、情報分析手段による分析作業を経た情報を、外部に提供することができる。
更に、第１の送信手段による送信先が、送信先情報記録手段にその情報が記録された確認者の端末や情報分析手段のみに制限されていることで、確認者による確認が行われていない情報や、情報分析手段による分析が行われていない情報の送信を規制することができる。
本発明の情報配信システムでは、第２の送信手段で情報（購入希望情報や修正購入希望情報、金額情報や修正金額情報）を送信するためには、結果情報が記録される必要があり、結果情報が記録されるためには、確認者の端末や情報分析手段に購入希望情報や金額情報を送信した上で、確認者に確認を行ってもらったり、情報分析手段による分析を行ったりする必要がある。
そのため、確認者による確認や、情報分析手段による分析を行わない限り、情報の送信ができない（但し、第１の送信手段による確認者や情報分析手段への送信は可能）こととなり、確認者による情報チェックや情報分析手段による情報分析が不可避的に行われ、取引の安全性を高めることが可能となる。
また、第１の送信手段が、購入希望情報や金額情報を、商品またはサービスの情報と共に送信する場合には、確認者や情報分析手段による商品またはサービスの把握が容易になり、確認者の確認作業や情報分析手段の分析作業を高精度に実現することが可能となる。
更に、第２の送信手段が、購入希望情報や修正購入希望情報、または、金額情報や修正金額情報を、商品またはサービスの情報と共に送信する場合には、第２の送信手段からの情報を受信した受信者は、対象となる商品やサービスを容易に把握することが可能となる。
また、第２の送信手段が、購入希望情報や修正購入希望情報、または、金額情報や修正金額情報を、対応する結果情報と共に送信する場合には、第２の送信手段からの情報を受信した受信者は、確認者による確認結果である確認結果情報の内容や、情報分析手段による分析結果である分析結果情報の内容をも把握することができ、一層取引の安全性を高めることが可能になる。
更に、第２の送信手段が、購入希望情報及び修正購入希望情報、または、金額情報及び修正金額情報を、対応する結果情報と共に送信する場合には、第２の送信手段からの情報を受信した受信者は、修正後の情報（修正購入希望情報や修正金額情報）のみならず、修正前の情報（購入希望情報や金額情報）や、確認者による確認結果である確認結果情報の内容や、情報分析手段による分析結果である分析結果情報の内容をも把握することができ、より一層取引の安全性を高めることが可能になる。
また、第２の送信手段が、結果情報を送信した確認者や情報分析手段の情報を送信する場合には、第２の送信手段からの情報を受信した受信者は、結果情報の送信源を把握することができ、更に一層取引の安全性を高めることが可能になる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記購入希望情報である確認済購入希望情報、若しくは、前記確認済購入希望情報を修正した修正確認済購入希望情報、または、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記購入希望情報である分析済購入希望情報、若しくは、前記分析済購入希望情報を修正した修正分析済購入希望情報、を記録する確認分析済情報記録手段と、前記購入希望情報と、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済購入希望情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記修正確認済購入希望情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済購入希望情報、若しくは、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記修正分析済購入希望情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、前記送信手段による前記購入希望情報（但し、前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報は除く。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記送信手段による前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報の送信先は、制限されていない。
更に、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記購入希望情報である確認済購入希望情報、または、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記購入希望情報である分析済購入希望情報、を記録する確認分析済情報記録手段と、前記購入希望情報と、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済購入希望情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済購入希望情報を修正した修正確認済購入希望情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済購入希望情報、若しくは、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済購入希望情報を修正した修正分析済購入希望情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、前記送信手段による前記購入希望情報（但し、前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報は除く。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記送信手段による前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報の送信先は、制限されていない。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記金額情報である確認済金額情報、若しくは、前記確認済金額情報を修正した修正確認済金額情報、または、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記金額情報である分析済金額情報、若しくは、前記分析済金額情報を修正した修正分析済金額情報、を記録する確認分析済情報記録手段と、前記金額情報と、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済金額情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記修正確認済金額情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済金額情報、若しくは、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記修正分析済金額情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、前記送信手段による前記金額情報（但し、前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報は除く。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記送信手段による前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報の送信先は、制限されていない。
更に、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記金額情報である確認済金額情報、または、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記金額情報である分析済金額情報、を記録する確認分析済情報記録手段と、前記金額情報と、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済金額情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済金額情報を修正した修正確認済金額情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済金額情報、若しくは、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済金額情報を修正した修正分析済金額情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、前記送信手段による前記金額情報（但し、前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報は除く。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記送信手段による前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報の送信先は、制限されていない。
ここで、送信手段が、購入希望情報（但し、確認済購入希望情報、修正確認済購入希望情報、分析済購入希望情報、修正分析済購入希望情報を除く。）や、金額情報（但し、確認済金額情報、修正確認済金額情報、分析済金額情報、修正分析済金額情報を除く。）を外部に送信することによって、確認対象である購入希望情報や金額情報を確認者に提供することができ、若しくは、分析対象である購入希望情報や金額情報を情報分析手段に提供することができる。
また、送信手段が、確認済購入希望情報、修正確認済購入希望情報、分析済購入希望情報、修正分析済購入希望情報、確認済金額情報、修正確認済金額情報、分析済金額情報、若しくは、修正分析済金額情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報や、情報分析手段による分析作業を経た情報を、外部に提供することができる。
更に、送信手段による購入希望情報（但し、確認済購入希望情報、修正確認済購入希望情報、分析済購入希望情報、修正分析済購入希望情報を除く。）や、金額情報（但し、確認済金額情報、修正確認済金額情報、分析済金額情報、修正分析済金額情報を除く。）の送信先が、送信先情報記録手段にその情報が記録された確認者の端末や情報分析手段のみに制限されていることで、確認者による確認が行われていない情報や、情報分析手段による分析が行われていない情報の送信を規制することができる。
本発明の情報配信システムでは、送信手段で情報（確認済購入希望情報、修正確認済購入希望情報、分析済購入希望情報、修正分析済購入希望情報、確認済金額情報、修正確認済金額情報、分析済金額情報、若しくは、修正分析済金額情報）を送信するためには、確認者の端末や情報分析手段に購入希望情報や金額情報を送信した上で、確認者に確認を行ってもらったり、情報分析手段による分析を行ったりする必要がある。
そのため、確認者による確認や、情報分析手段による分析を行わない限り、情報の送信ができない（但し、確認者の端末や情報分析手段への送信は可能）こととなり、確認者による情報チェックや情報分析手段による情報分析が不可避的に行われ、取引の安全性を高めることが可能になる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記購入希望情報である確認済購入希望情報、若しくは、前記確認済購入希望情報を修正した修正確認済購入希望情報、または、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記購入希望情報である分析済購入希望情報、若しくは、前記分析済購入希望情報を修正した修正分析済購入希望情報を、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行う確認分析済情報書込手段と、前記購入希望情報と、前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、若しくは、前記修正分析済購入希望情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、前記送信手段による前記購入希望情報（但し、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得ていない購入希望情報に限る。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記送信手段による前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報の送信先は、制限されていない。
更に、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記購入希望情報である確認済購入希望情報、または、前記購入希望情報のうち、前記確認希望情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記購入希望情報である分析済購入希望情報を、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行う確認分析済情報書込手段と、前記購入希望情報と、前記確認済購入希望情報、前記確認済購入希望情報を修正した修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、若しくは、前記分析済購入希望情報を修正した修正分析済購入希望情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、前記送信手段による前記購入希望情報（但し、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得ていない購入希望情報に限る。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記送信手段による前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報の送信先は、制限されていない。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記金額情報である確認済金額情報、若しくは、前記確認済金額情報を修正した修正確認済金額情報、または、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記金額情報である分析済金額情報、若しくは、前記分析済金額情報を修正した修正分析済金額情報を、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行う確認分析済情報書込手段と、前記金額情報と、前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、若しくは、前記修正分析済金額情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、前記送信手段による前記金額情報（但し、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得ていない金額情報に限る。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記送信手段による前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報の送信先は、制限されていない。
更に、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記金額情報である確認済金額情報、または、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記金額情報である分析金額情報を、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行う確認分析済情報書込手段と、前記金額情報と、前記確認済金額情報、前記確認済金額情報を修正した修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、若しくは、前記分析済金額情報を修正した修正分析済金額情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、前記送信手段による前記金額情報（但し、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得ていない金額情報に限る。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、前記送信手段による前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報の送信先は、制限されていない。
ここで、送信手段が、購入希望情報や金額情報（但し、確認結果情報や分析結果情報を得ていない購入希望情報や金額情報に限る。）を外部に送信することによって、確認対象である購入希望情報や金額情報を確認者に提供することができ、若しくは、分析対象である購入希望情報や金額情報を情報分析手段に提供することができる。
また、送信手段が、購入希望情報や金額情報（但し、確認結果情報や分析結果情報を得た情報に限る。）を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報や、情報分析手段による分析作業を経た情報を、外部に提供することができる。
更に、送信手段による購入希望情報や金額情報（但し、確認結果情報や分析結果情報を得ていない情報に限る。）の送信先が、送信先情報記録手段にその情報が記録された確認者の端末や情報分析手段のみに制限されていることで、確認者による確認が行われていない情報や、情報分析手段による分析が行われていない情報の送信を規制することができる。
本発明の情報配信システムでは、送信手段で情報（確認済購入希望情報、修正確認済購入希望情報、分析済購入希望情報、修正分析済購入希望情報、確認済金額情報、修正確認済金額情報、分析済金額情報、若しくは、修正分析済金額情報）を送信するためには、確認者の端末や情報分析手段に送信情報を送信した上で、確認者に確認を行ってもらったり、情報分析手段による分析を行ったりする必要がある。
そのため、確認者による確認や、情報分析手段による分析を行わない限り、情報の送信ができない（但し、確認者の端末や情報分析手段への送信は可能）こととなり、確認者による情報チェックや情報分析手段による情報分析が不可避的に行われ、取引の安全性を高めることが可能となる。
本発明の情報配信システムでは、取引の安全性を高めることが可能となる。
本発明の情報配信システムの構成例（１）を説明するための模式図である。 本発明の情報配信システムの使用方法の一例を示す概略図である。 本発明の情報配信システムの構成例（２）を説明するための模式図である。 本発明の情報配信システムの構成例（３）を説明するための模式図である。 本発明の変形例を説明するための模式図である。
以下、発明を実施するための形態（以下、「実施の形態」と称する）について説明を行う。なお、説明は以下の順序で行う。
１．第１の実施の形態
２．第２の実施の形態
３．第３の実施の形態
４．変形例
＜１．第１の実施の形態＞
図１は、本発明の情報配信システムを適用した購入情報配信システムの構成例（１）を説明するための模式図である。
図１で示す購入情報配信システム１は、販売者の商品を購入しようという意思表示である「購入希望情報」の確認者が利用する確認者端末２と、商品の販売者が利用する販売者端末３と、商品の購入者が利用する購入者端末５とで構成される。なお、ここでの販売者端末３は、購入者端末５とは異なる端末を意味し、利用主体を限定するものではないが、確認者端末２は含まない。
また、確認者端末２、及び、販売者端末３は、各種情報をインターネット４を介して購入者端末５とやり取り可能に構成されている。
また、購入者端末５は、「商品の購入者（厳密には購入予定者）」が「確認者（換言すると、確認者端末２の利用主体）」や「商品の販売者（換言すると、販売者端末３の利用主体）」に送信しようとする購入希望情報（送信情報）を記録する送信情報記録手段６と、購入希望情報（送信情報）の確認者の情報を記録する確認者情報記録手段７を有する。
ここで、送信情報記録手段６は、「商品の購入者（購入予定者）」が購入希望情報（送信情報）を送信しようとする都度、購入希望情報（送信情報）を記録するものであって、購入希望情報（送信情報）を繰り返して書き込み可能（記録可能）に構成されている。
また、確認者情報記録手段７は、確認者の情報を適宜追加や削除ができるように構成されており、購入希望情報（送信情報）に応じて、確認者の情報を変更しても良い。更に、複数の確認者の情報を記録するようにしても良い。
更に、購入者端末５は、確認者からの受信情報（換言すると、確認者端末２からの受信情報）である確認結果情報を記録する確認結果情報記録手段８を有する。
なお、ここでの受信情報は、商品の購入者（購入予定者）が送信した購入希望情報（送信情報）の確認結果情報を意味している。
また、購入者端末５は、送信情報記録手段６に記録された購入希望情報（送信情報）を、確認者端末２に送信する第１の送信手段９を有する。
なお、第１の送信手段９の送信先は、確認者情報記録手段７に記録された確認者の端末に限定されている。
ここで、確認者情報記録手段７に複数の確認者の情報が記録されている場合には、（１）送信の都度、購入希望情報の送信者（商品の購入予定者）に確認者を選択させ、選択された確認者に購入希望情報（送信情報）を送信しても良いし、（２）事前に記録された送信ルールに従って購入希望情報（送信情報）を送信しても良いし、（３）確認者情報記録手段７に記録されている全ての確認者に購入希望情報（送信情報）を送信しても良い。
なお、ここでの「送信ルール」とは、例えば、（１）送信順番を設定しておいて、上位の送信先（確認者）に送信することができない場合に次の送信先（確認者）に送信するといった場合や、（２）送信しようとする購入希望情報（送信情報）の内容に応じて送信先（確認者）を決定する場合や、（３）送信タイミングによって送信先（確認者）を決定する場合（例えば、時間によって送信先を異ならせる、曜日によって送信先を異ならせる、月によって送信先を異ならせる）、が挙げられる。
また、第１の送信手段９による送信タイミングについては、（１）送信情報記録手段６に購入希望情報（送信情報）が記録された直後に送信しても良いし、（２）送信情報記録手段６に購入希望情報（送信情報）が記録された後、購入希望情報の送信者（購入予定者）による送信処理がなされた際に送信しても良いし、（３）事前に記録された送信ルールに従って送信しても良い。
なお、ここでの「送信ルール」とは、例えば、（１）所定の数量、若しくは、容量の購入希望情報（送信情報）が記録された後に送信する場合や、（２）定められた時間（例えば、毎時０分）に送信する場合や、（３）定められた時間毎（例えば、２０分毎、１時間毎）に送信する場合、が挙げられる。
また、購入者端末５は、確認結果情報記録手段８に記録された受信情報（確認結果情報）に対応する購入希望情報（送信情報）を、販売者端末３に送信する第２の送信手段１０を有する。具体的には、第１の送信手段９で確認者に送信した購入希望情報（送信情報）のうち、確認者から確認結果情報が届いたものを対象として、第２の送信手段１０が送信を行う。
なお、第２の送信手段１０の送信先は、特には制限されていない。
更に、第２の送信手段１０は、購入希望情報（送信情報）と共に、購入希望情報（送信情報）に対応する確認結果情報、及び、確認結果情報を送信した確認者の情報を送信する。
ここで、同一の購入希望情報（送信情報）を複数の確認者に送信している場合には、（１）いずれかの確認者から確認結果情報が届いた時点で第２の送信手段１０による送信対象としても良いし、（２）全ての確認者から確認結果情報が届いた時点で第２の送信手段１０による送信対象としても良いし、（３）事前に記録された送信ルールに従って第２の送信手段１０による送信対象としても良い。
なお、ここでの「送信ルール」とは、例えば、（１）所定の数量（例えば、２つ）の確認結果情報が届いた時点で第２の送信手段１０による送信対象とする、（２）送信した確認者のうちの過半数の確認結果情報が届いた時点で第２の送信手段１０による送信対象とする、といった場合が挙げられる。
また、第２の送信手段１０による送信タイミングについては、（１）確認結果情報記録手段８に確認結果情報が記録された後、購入希望情報の送信者（購入予定者）による送信処理がなされた際に送信しても良いし、（２）事前に記録された送信ルールに従って送信しても良い。
なお、ここでの「送信ルール」とは、例えば、（１）所定の数量、若しくは、容量の確認結果情報が記録された後に送信する場合や、（２）定められた時間（例えば、毎時０分）に送信する場合や、（３）定められた時間毎（例えば、２０分毎、１時間毎）に送信する場合、が挙げられる。
図２は、上述した購入情報配信システム１の使用方法の一例を示す概略図である。
なお、以下では、商品購入者（商品購入予定者）１００が送信する購入希望情報を確認者２００が確認し、その後に、商品購入者（商品購入予定者）１００から商品販売者３００に購入希望情報が送信されることを前提として説明を行う。
本発明の購入情報配信システム１の使用方法の一例では、先ず、商品購入者（商品購入予定者）１００が商品販売者３００の店舗（実店舗や通販サイト）に訪れて、商品販売者３００が販売している商品を確認する（図２中符号（１）で示すステップ）。このとき、商品購入者（商品購入予定者）１００は、商品販売者３００が販売している商品の中から、購入しようとする商品を決める。
次に、商品購入者（商品購入予定者）１００が確認者２００に対して、商品販売者３００が販売している商品の情報と共に、商品販売者３００が販売している商品の「購入希望情報」を送信する。具体的には、送信情報記録手段６に「商品販売者３００が販売している商品の情報」と「商品販売者３００が販売している商品の購入を希望する旨の情報（購入希望情報）」を記録し、第１の送信手段９を通じて確認者端末２に「商品販売者３００が販売している商品の情報」と「商品販売者３００が販売している商品の購入を希望する旨の情報（購入希望情報）」を送信する（図２中符号（２）で示すステップ）。
「商品販売者３００が販売している商品の情報」と「商品販売者３００が販売している商品の購入を希望する旨の情報（購入希望情報）」を受信した確認者２００は、「商品販売者３００が販売している商品の情報」を確かめながら、必要に応じて、市場調査等を行い、「商品販売者３００が販売している商品の購入を希望する旨の情報（購入希望情報）」が妥当であるか否かの判断である確認作業を行う。
その後、確認結果情報は、確認者端末２から購入者端末５に送信され、確認結果情報記録手段８に記録される（図２中符号（３）で示すステップ）。
続いて、確認結果情報記録手段８に確認結果情報が記録されると、商品購入者（商品購入予定者）１００が商品販売者３００に対して、「商品販売者３００が販売している商品の情報」と「商品販売者３００が販売している商品の購入を希望する旨の情報（購入希望情報）」を送信する。
具体的には、第２の送信手段１０を通じて販売者端末３に、確認結果情報記録手段８に記録された確認結果情報に対応する「商品販売者３００が販売している商品の情報」と「商品販売者３００が販売している商品の購入を希望する旨の情報（購入希望情報）」を送信する（図２中符号（４）で示すステップ）。
なお、「商品販売者３００が販売している商品の情報」と「商品販売者３００が販売している商品の購入を希望する旨の情報（購入希望情報）」と共に、確認者２００の確認結果情報、及び、確認者２００の情報も送信する。
その後、商品販売者３００は商品購入者１００に対して商品を提供（販売）する（図２中符号（５）で示すステップ）。
［効果］
上記した本発明の購入情報配信システム１では、確認者による確認作業を経ない限り、購入者端末５で外部（確認者は除く）に購入希望情報を送信することができないこととなり、取引の安全性を高めることが可能になる。
また、第１の送信手段９による購入希望情報（送信情報）の送信先が、確認者情報記録手段７に記録された確認者のみに制限されており、購入希望情報が不特定多数に送信されることを規制することによって、購入希望情報（送信情報）の充分な保護が実現する。
［変形例１］
上記した第１の実施の形態では、第２の送信手段１０が送信情報記録手段６に記録された購入希望情報を送信する場合を例に挙げて説明を行っているが、確認者による確認の結果、当初予定していた購入希望情報（送信情報）に修正を加えて送信を希望することも考えられる。
こうした場合に、修正を行った購入希望情報（送信情報）を、再度、送信情報記録手段６に記録し、確認者による確認作業を経るということも考えられるが、確認者による確認作業を経ることなく、修正を行った購入希望情報（修正送信情報）を第２の送信手段１０の送信対象としても良い。
即ち、第１の実施の形態の変形例として、確認者による確認結果情報に基づいて修正を行った購入希望情報（修正送信情報）を第２の送信手段１０の送信対象としても良い。
［変形例２］
上記した第１の実施の形態では、第２の送信手段１０によって、購入希望情報（送信情報）に対応する確認結果情報、及び、確認結果情報を送信した確認者の情報を送信する場合を例に挙げている。
ここで、確認者による購入希望情報（送信情報）のチェックを不可避的に行うことで、取引の安全性を高めることができるのであれば、必ずしも、確認結果情報や確認者の情報を送信する必要は無い。
しかしながら、確認作業主体（確認者の情報）や確認作業結果（確認結果情報）を明確にすることで、より一層、取引の安全性の高まりが期待できる。
なお、上記変形例１のように、修正を行った購入希望情報（修正送信情報）を第２の送信手段１０の送信対象とする場合には、修正前の購入希望情報（送信情報）、換言すると、当初予定していた購入希望情報（送信情報）も併せて送信することで、より一層、取引の安全性の高まりが期待できる。
＜２．第２の実施の形態＞
図３は、本発明の情報配信システムを適用した購入情報配信システムの構成例（２）を説明するための模式図である。
図３で示す購入情報配信システム１は、販売者の商品を購入しようという意思表示である「購入希望情報」の確認者が利用する確認者端末２と、商品の販売者が利用する販売者端末３と、商品の購入者が利用する購入者端末５とで構成される。なお、ここでの販売者端末３は、購入者端末５とは異なる端末を意味し、利用主体を限定するものではないが、確認者端末２は含まない。
また、確認者端末２、及び、販売者端末３は、各種情報をインターネット４を介して購入者端末５とやり取り可能に構成されている。
また、購入者端末５は、「商品の購入者（厳密には購入予定者）」が「確認者（換言すると、確認者端末２の利用主体）」に送信しようとする購入希望情報（送信情報）を記録する送信情報記録手段６と、購入希望情報（送信情報）の確認者の情報を記録する確認者情報記録手段７を有する。
ここで、送信情報記録手段６は、「商品の購入者（購入予定者）」が購入希望情報（送信情報）を送信しようとする都度、購入希望情報（送信情報）を記録するものであって、購入希望情報（送信情報）を繰り返して書き込み可能（記録可能）に構成されている。
また、確認者情報記録手段７は、確認者の情報を適宜追加や削除ができるように構成されており、購入希望情報（送信情報）に応じて、確認者の情報を変更しても良い。更に、複数の確認者の情報を記録するようにしても良い。
更に、購入者端末５は、確認者からの受信情報（換言すると、確認者端末２からの受信情報）に対応する送信情報（以下、「確認済送信情報」と称する）を記録する確認済送信情報記録手段１１を有する。
なお、ここでの受信情報は、商品の購入予定者が送信した購入希望情報（送信情報）の確認結果情報を意味している。
ここで、確認済送信情報記録手段１１に確認済送信情報を記録すると同時に、送信情報記録手段６から対応する購入希望情報（送信情報）を削除するようにしても良い。
また、購入者端末５は、送信情報記録手段６に記録された購入希望情報（送信情報）を、確認者端末２に送信する送信手段１２を有する。更に、送信手段１２は、確認済送信情報記録手段１１に記録された確認済送信情報を、販売者端末３に送信可能に構成されている。
なお、送信手段１２による購入希望情報（確認済送信情報を除く送信情報）の送信先は、確認者情報記録手段７に記録された確認者の端末に限定されている。一方、確認済送信情報の送信先は、特には限定されていない。
ここで、確認者情報記録手段７に複数の確認者の情報が記録されている場合の取り扱いや、送信タイミングについては、上記した第１の実施の形態の第１の送信手段や第２の送信手段と同様である。
［効果］
上記した本発明の購入情報配信システムでは、確認者による確認作業を経ない限り、購入者端末５で外部（確認者は除く）に購入希望情報（送信情報）を送信することができないこととなり、取引の安全性を高めることが可能になる。
また、送信手段１２による送信情報（確認済送信情報を除く送信情報）の送信先が、確認者情報記録手段７に記録された確認者のみに制限されており、第１の実施の形態と同様に、充分な情報の保護が実現する。
［変形例３］
上記した第２の実施の形態では、「送信情報記録手段６に記録された送信情報」と「確認済送信情報」とが同一である場合を例に挙げて説明を行っているが、上述した変形例１と同様の理由から、「送信情報記録手段６に記録された送信情報」に修正を加えた情報（修正確認済送信情報）を確認済送信情報記録手段１１に記録し、送信手段１２による送信対象としても良い。
［変形例４］
上記した変形例３では、修正確認済送信情報を確認済送信情報記録手段１１に記録し、確認済送信情報記録手段１１に記録された修正確認済送信情報と同一の情報を送信手段１２で送信する場合を例に挙げて説明を行っている。
しかしながら、送信手段１２によって、修正を加えた情報（修正確認済送信情報）を送信することができれば充分であって、「送信情報記録手段６に記録された送信情報」と同一の「確認済送信情報」を確認済送信情報記録手段１１に記録した上で、送信手段１２による送信時に、確認済送信情報に修正を加えた情報（修正確認済送信情報）を送信可能に構成しても良い。
＜３．第３の実施の形態＞
図４は、本発明の情報配信システムを適用した購入情報配信システムの構成例（３）を説明するための模式図である。
図４で示す購入情報配信システム１は、販売者の商品の購入金額である「金額情報」の確認者が利用する確認者端末２と、商品の販売者が利用する販売者端末３と、商品の購入者が利用する購入者端末５とで構成される。なお、ここでの販売者端末３は、購入者端末５とは異なる端末を意味し、利用主体を限定するものではないが、確認者端末２は含まない。
また、確認者端末２、及び、販売者端末３は、各種情報をインターネット４を介して購入者端末５とやり取り可能に構成されている。
また、購入者端末５は、「商品の購入者（厳密には購入予定者）」が「確認者（換言すると、確認者端末２の利用主体）」に送信しようとする金額情報（送信情報）を記録する送信情報記録手段６と、金額情報（送信情報）の確認者の情報を記録する確認者情報記録手段７を有する。
ここで、送信情報記録手段６は、「商品の購入者（購入予定者）」が金額情報（送信情報）を送信しようとする都度、金額情報（送信情報）を記録するものであって、金額情報（送信情報）を繰り返して書き込み可能（記録可能）に構成されている。
また、確認者情報記録手段７は、確認者の情報を適宜追加や削除ができるように構成されており、金額情報（送信情報）に応じて、確認者の情報を変更しても良い。更に、複数の確認者の情報を記録するようにしても良い。
更に、購入者端末５は、確認者からの受信情報（換言すると、確認者端末２からの受信情報）に対応する送信情報（以下、「確認済送信情報」と称する）について、確認済であることが分かるように、送信情報記録手段６に書き込みを行う確認済送信情報書込手段１３を有する。
なお、ここでの受信情報は、商品の購入者（購入予定者）が送信した金額情報（送信情報）の確認結果情報を意味している。
また、購入者端末５は、送信情報記録手段６に記録された金額情報（送信情報）を、確認者端末２に送信する送信手段１２を有する。更に、送信手段１２は、送信情報記録手段６に記録された確認済送信情報を、販売者端末３に送信可能に構成されている。
なお、送信手段１２による送信情報（確認済送信情報を除く送信情報）の送信先は、確認者情報記録手段７に記録された確認者の端末に限定されている。一方、確認済送信情報の送信先は、特には限定されていない。
ここで、確認者情報記録手段７に複数の確認者の情報が記録されている場合の取り扱いや、送信タイミングについては、上記した第１の実施の形態の第１の送信手段や第２の送信手段と同様である。
［効果］
上記した本発明の購入情報配信システム１では、確認者による確認作業を経ない限り、購入者端末５で外部（確認者は除く）に送信情報を送信することができないこととなり、取引の安全性を高めることが可能になる。
また、送信手段１２による送信情報（確認済送信情報を除く送信情報）の送信先が、確認者情報記録手段７に記録された確認者のみに制限されており、第１の実施の形態や第２の実施の形態と同様に、充分な情報の保護が実現できる。
［変形例５］
上記した第３の実施の形態では、「送信情報記録手段６に記録された送信情報」と「確認済送信情報」とが同一である場合を例に挙げて説明を行っているが、上述した変形例１と同様の理由から、確認済送信情報書込手段１３によって、「送信情報記録手段６に記録された送信情報」に修正を加えた情報（修正確認済送信情報）を送信情報記録手段６に書き込んで記録し、送信手段１２による送信対象としても良い。
［変形例６］
上記した変形例５では、修正確認済送信情報を送信情報記録手段６に記録し、送信情報記録手段６に記録された修正確認済送信情報と同一の情報を送信手段１２で送信する場合を例に挙げて説明を行っている。
しかしながら、送信手段１２によって、修正を加えた情報（修正確認済送信情報）を送信することができれば充分であって、「送信情報記録手段６に記録された送信情報」と同一の「確認済送信情報」を送信情報記録手段６に記録した上で、送信手段１２による送信時に、確認済送信情報に修正を加えた情報（修正確認済送信情報）を送信可能に構成しても良い。
＜４．変形例＞
上記した第１の実施の形態、第２の実施の形態、第３の実施の形態では、送信情報を人が利用する端末（確認者端末２）に送信する場合を例に挙げて説明を行っているが、取引の安全性を高めることができるのであれば、必ずしも、送信情報を人（確認者）に送信する必要は無い。
例えば、図５で示す様に、確認者端末２に代えて、ＡＩ技術を活用したＡＩ分析装置１４に送信情報を送信しても良い。この場合には、市場動向や教師データに基づいて、ＡＩ分析装置１４が分析を行う。ＡＩ分析装置１４による分析の結果は、確認者による確認の結果に対応するものであって、購入者端末５に送信されることになる。
なお、ここでのＡＩ分析装置１４は「情報分析手段」の一例であり、ＡＩ分析で得られる結果は「分析結果情報」の一例である。
上記した第１の実施の形態、第２の実施の形態、第３の実施の形態では、販売者が「商品」を取り扱う場合を例に挙げて説明を行っているが、販売者の取扱対象は「商品」に限定されることはなく、「サービス」であっても良い。
上記した第３の実施の形態では、金額情報（送信情報）が「商品の購入金額」である場合を例に挙げて説明を行っているが、「商品の販売金額」であっても良い。
この場合には、商品の販売者（厳密には販売予定者）が、確認者の確認作業を経た後に、外部（商品の購入者）に金額情報を提供することになる。
１ 購入情報配信システム
２ 確認者端末
３ 販売者端末
４ インターネット
５ 購入者端末
６ 送信情報記録手段
７ 確認者情報記録手段
８ 確認結果情報記録手段
９ 第１の送信手段
１０ 第２の送信手段
１１ 確認済送信情報記録手段
１２ 送信手段
１３ 確認結果情報書込手段
１４ ＡＩ分析装置
１００ 商品購入者
２００ 確認者
３００ 商品販売者

Claims (15)

  1. 所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記購入希望情報を外部に送信する第１の送信手段と、
    該第１の送信手段が送信した前記購入希望情報を受信した確認者の端末から送信された前記購入希望情報の確認結果情報、若しくは、前記第１の送信手段が送信した前記購入希望情報を受信した情報分析手段から送信された前記購入希望情報の分析結果情報、である結果情報を記録する結果情報記録手段と、
    該結果情報記録手段に記録された前記結果情報に対応する前記購入希望情報、若しくは、前記結果情報記録手段に記録された前記結果情報に対応する前記購入希望情報を修正した修正購入希望情報、を外部に送信する第２の送信手段と、を備え、
    前記第１の送信手段の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記第２の送信手段の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
  2. 前記第１の送信手段は、前記購入希望情報を、前記商品または前記サービスの情報と共に送信する
    請求項１に記載の情報配信システム。
  3. 前記第２の送信手段は、前記購入希望情報または前記修正購入希望情報を、前記商品または前記サービスの情報と共に送信する
    請求項１または請求項２に記載の情報配信システム。
  4. 前記第２の送信手段は、前記購入希望情報または前記修正購入希望情報を、対応する前記結果情報と共に送信する
    請求項１、請求項２または請求項３に記載の情報配信システム。
  5. 前記第２の送信手段は、前記購入希望情報及び前記修正購入希望情報を、対応する前記結果情報と共に送信する
    請求項１、請求項２、請求項３または請求項４に記載の情報配信システム。
  6. 前記第２の送信手段は、前記結果情報を送信した前記確認者または前記情報分析手段の情報を送信する
    請求項１、請求項２、請求項３、請求項４または請求項５に記載の情報配信システム。
  7. 所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記購入希望情報である確認済購入希望情報、若しくは、前記確認済購入希望情報を修正した修正確認済購入希望情報、または、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記購入希望情報である分析済購入希望情報、若しくは、前記分析済購入希望情報を修正した修正分析済購入希望情報、を記録する確認分析済情報記録手段と、
    前記購入希望情報と、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済購入希望情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記修正確認済購入希望情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済購入希望情報、若しくは、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記修正分析済購入希望情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、
    前記送信手段による前記購入希望情報（但し、前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報は除く。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記送信手段による前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
  8. 所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記購入希望情報である確認済購入希望情報、または、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記購入希望情報である分析済購入希望情報、を記録する確認分析済情報記録手段と、
    前記購入希望情報と、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済購入希望情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済購入希望情報を修正した修正確認済購入希望情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済購入希望情報、若しくは、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済購入希望情報を修正した修正分析済購入希望情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、
    前記送信手段による前記購入希望情報（但し、前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報は除く。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記送信手段による前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
  9. 所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記購入希望情報である確認済購入希望情報、若しくは、前記確認済購入希望情報を修正した修正確認済購入希望情報、または、前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記購入希望情報である分析済購入希望情報、若しくは、前記分析済購入希望情報を修正した修正分析済購入希望情報を、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行う確認分析済情報書込手段と、
    前記購入希望情報と、前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、若しくは、前記修正分析済購入希望情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、
    前記送信手段による前記購入希望情報（但し、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得ていない購入希望情報に限る。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記送信手段による前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
  10. 所定の商品またはサービスを購入する意思表示である購入希望情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記購入希望情報のうち、前記購入希望情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記購入希望情報である確認済購入希望情報、または、前記購入希望情報のうち、前記確認希望情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記購入希望情報である分析済購入希望情報を、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行う確認分析済情報書込手段と、
    前記購入希望情報と、前記確認済購入希望情報、前記確認済購入希望情報を修正した修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、若しくは、前記分析済購入希望情報を修正した修正分析済購入希望情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、
    前記送信手段による前記購入希望情報（但し、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得ていない購入希望情報に限る。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記送信手段による前記確認済購入希望情報、前記修正確認済購入希望情報、前記分析済購入希望情報、及び、前記修正分析済購入希望情報の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
  11. 所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記金額情報を外部に送信する第１の送信手段と、
    該第１の送信手段が送信した前記金額情報を受信した確認者の端末から送信された前記金額情報の確認結果情報、若しくは、前記第１の送信手段が送信した前記金額情報を受信した情報分析手段から送信された前記金額情報の分析結果情報、である結果情報を記録する結果情報記録手段と、
    該結果情報記録手段に記録された前記結果情報に対応する前記金額情報、若しくは、前記結果情報記録手段に記録された前記結果情報に対応する前記金額情報を修正した修正金額情報、を外部に送信する第２の送信手段と、を備え、
    前記第１の送信手段の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記第２の送信手段の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
  12. 所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記金額情報である確認済金額情報、若しくは、前記確認済金額情報を修正した修正確認済金額情報、または、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記金額情報である分析済金額情報、若しくは、前記分析済金額情報を修正した修正分析済金額情報、を記録する確認分析済情報記録手段と、
    前記金額情報と、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済金額情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記修正確認済金額情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済金額情報、若しくは、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記修正分析済金額情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、
    前記送信手段による前記金額情報（但し、前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報は除く。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記送信手段による前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
  13. 所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記金額情報である確認済金額情報、または、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記金額情報である分析済金額情報、を記録する確認分析済情報記録手段と、
    前記金額情報と、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済金額情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記確認済金額情報を修正した修正確認済金額情報、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済金額情報、若しくは、前記確認分析済情報記録手段に記録された前記分析済金額情報を修正した修正分析済金額情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、
    前記送信手段による前記金額情報（但し、前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報は除く。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記送信手段による前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
  14. 所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記金額情報である確認済金額情報、若しくは、前記確認済金額情報を修正した修正確認済金額情報、または、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記金額情報である分析済金額情報、若しくは、前記分析済金額情報を修正した修正分析済金額情報を、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行う確認分析済情報書込手段と、
    前記金額情報と、前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、若しくは、前記修正分析済金額情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、
    前記送信手段による前記金額情報（但し、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得ていない金額情報に限る。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記送信手段による前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
  15. 所定の商品またはサービスを購入若しくは販売するための金額情報の送信先を記録する送信先情報記録手段と、
    前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した確認者の端末から確認結果情報を受信した前記金額情報である確認済金額情報、または、前記金額情報のうち、前記金額情報を受信した情報分析手段から分析結果情報を受信した前記金額情報である分析金額情報を、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行う確認分析済情報書込手段と、
    前記金額情報と、前記確認済金額情報、前記確認済金額情報を修正した修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、若しくは、前記分析済金額情報を修正した修正分析済金額情報と、を外部に送信する送信手段と、を備え、
    前記送信手段による前記金額情報（但し、前記確認結果情報または前記分析結果情報を得ていない金額情報に限る。）の送信先は、前記送信先情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末若しくは前記情報分析手段のみに制限され、
    前記送信手段による前記確認済金額情報、前記修正確認済金額情報、前記分析済金額情報、及び、前記修正分析済金額情報の送信先は、制限されていない
    情報配信システム。
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