JP5768792B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、POS(Point Of Sale)システムで利用される情報処理装置、情報処理方法、及びそのプログラムに関する。
企業グループの中で複数のブランドを有しており、それぞれのブランドに対して異なる屋号をつけて店舗展開を行っている企業がある。屋号の異なる各店舗は、各々商品を管理するPOSシステムを構築し、精算処理や売上情報の管理を行っている場合がある。
下記特許文献1に記載のシステムでは、取得された商品コードを用いて、商品に関する情報が格納されたPLUマスタを参照することにより、その商品コードに対応する商品情報(商品名や価格等)を取得し、精算対象の商品として登録して精算処理を行う手法が開示されている。
特開2003−109118号公報
近年、大型ショッピングモール等では、同一の企業が展開する、屋号の異なる複数の店舗が、1つの店舗として集約されて出店されることがある。しかし、商品を管理するシステムが屋号の異なる店舗毎に構築され、各商品を識別する商品識別情報が独自に割り当てられているような状況下で複数の店舗を集約した場合、同一の商品識別情報を有する複数の商品が存在する等の問題が生じ得る。このような場合において、上記特許文献1に記載されているような技術では、屋号の異なる各店舗を識別する構成がなく、精算処理を行うレジを屋号の異なる店舗毎に区別したり、買物客がレジに持ってきた商品がどの屋号の商品かを従業員が判断し、屋号を識別する情報を追加で入力したりしなければならない。ここで、どの屋号の商品かを識別可能とする情報を埋め込んだタグを新たに作成する等すれば、上述のような対応が不要となるが、膨大な数の商品のタグを付け替える作業が発生し、多くの労力を要する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、各々のデータベースで独自に管理されている各商品を、労力をかけずに識別可能とする技術を提供する。
本発明の各態様では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第1の態様は、情報処理装置に関する。第1態様に係る情報処理装置は、各商品と、各商品を識別する各々の商品識別情報とを、各データベース内でユニークに対応付けている、複数のデータベースにアクセスする情報処理装置であって、情報処理装置は、撮像部により商品に付されたタグから取得された情報に基づいて、該タグの特定のデザインを示すデザインデータと、該商品の商品識別情報とをそれぞれ取得する取得部と、デザインデータと、データベースを特定する特定情報とを対応付けて記憶する記憶部から、取得されたデザインデータに対応する特定情報を読み出す読出部と、特定情報と商品識別情報とを対応付けて送信する送信部と、を有する。
第2の態様は、情報処理装置により実行される情報処理方法に関する。第2態様に係る情報処理方法は、各商品と、各商品を識別する各々の商品識別情報とを、各データベース内でユニークに対応付けている、複数のデータベースにアクセスする情報処理装置により実行される情報処理方法であって、情報処理装置が、撮像部により商品に付されたタグから取得された情報に基づいて、該タグの特定のデザインを示すデザインデータと、該商品の商品識別情報とをそれぞれ取得し、デザインデータと、データベースを特定する特定情報とを対応付けて記憶する記憶部から、取得されたデザインデータに対応する特定情報を読み出し、特定情報と商品識別情報とを対応付けて送信する、ことを含む。
なお、本発明の他の態様としては、上記の態様の構成を少なくとも1つの情報処理装置に実現させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
上記各態様によれば、各々のデータベースで独自に管理されている各商品を、労力をかけずに識別することができる。
第1実施形態における情報処理装置及び管理装置のハードウェア構成例を概念的に示す図である。 第1実施形態における情報処理システムの一部の処理構成例を概念的に示す図である。 商品識別ラベルに含まれる情報の一例を示す図である。 記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。 選別部が保持する送信先決定情報の例を示す図である。 第1実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 商品に付されるタグの一例を示す図である。 商品に付されるタグのその他の例を示す図である。 情報処理装置に予め設定される位置情報の一例を示す図である。 第2実施形態における情報処理装置の処理構成例を概念的に示す図である。 第2実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 変形例における情報処理システムの構成例を概念的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に挙げる各実施形態はそれぞれ例示であり、本発明は以下の各実施形態の構成に限定されない。
[第1実施形態]
〔装置構成〕
図1は、情報処理装置10及び管理装置20のハードウェア構成例を概念的に示す図である。本実施形態において、情報処理装置10は、撮像部により商品に付されたタグから取得された情報に基づき、タグの特定のデザインから導出される特定情報と、商品識別ラベルから取得される商品識別情報を含む情報とを取得し、当該特定情報と商品識別情報を含む情報とを対応付けて送信する。管理装置20は、情報処理装置10から特定情報と商品識別情報を含む情報とを売上情報として取得し、取得した特定情報に基づいて、当該売上情報を格納するデータベースを選択する。
図1に示されるように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)2、メモリ3、通信装置4、入出力インタフェース(I/F)5等を有する。これら各ユニットは、例えば、バス6に接続される。メモリ3は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク、可搬型記憶媒体等である。通信装置4は、無線又は有線にて、他の装置と通信を行う。
入出力I/F5には入出力装置7が接続されており、入出力I/F5は、CPU2により実行される処理に応じて出力装置に音声等を出力し、入力装置からの入力信号を受け付ける。情報処理装置10は、入出力装置7として、スキャナ装置、キーボード、又はタッチパネル等を有する。
ここで、スキャナ装置は、商品に付されるタグの中から商品識別ラベルを検出し、更に、そのタグの画像を撮像する。スキャナ装置は、撮像部と呼ぶこともできる。スキャナ装置は、手に持って操作するハンディスキャナであって、商品のタグからの光を、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子上に光学像として結像させ、その像に対応する電気信号からそのタグの画像データを取得するものであってもよいし、固定された読取窓を有しており、その読取窓を介し、CCD等を用いてタグの画像データを取得するものであってもよい。スキャナ装置は、撮像素子により撮像されたタグの画像から商品識別ラベルを検出してもよい。この場合には、スキャナ装置は、タグの画像の撮像時と商品識別ラベルの撮像時とで、焦点距離や画角等を自動調整する機能を有する。また、スキャナ装置は、レーザスキャナを更に有し、このレーザスキャナを用いて商品識別ラベルを検出してもよい。なお、本実施形態では、タグの画像から商品識別ラベルを検出する場合を例に説明する。
管理装置20は、情報処理装置10と同様に、CPU2、メモリ3、通信装置4等を有する。管理装置20は、通信装置4を介して情報処理装置10と通信し、情報処理装置10から各種情報を受信する。
なお、本実施形態は、上述のような、情報処理装置10及び管理装置20のハードウェア構成を制限しない。
〔処理構成〕
図2は、第1実施形態における情報処理システム1の一部の処理構成例を概念的に示す図である。また、図2には、精算処理に関する構成のみが示されているため、情報装置10及び管理装置20は、図示される各処理部以外の多数の処理部を有する。
〈情報処理装置〉
情報処理装置10は、取得部101、読出部102、記憶部103、及び送信部104等を有する。これら各処理部は、例えば、CPU2によりメモリ3に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。また、当該プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)、メモリカード等のような可搬型記録媒体や他の装置からインストールされ、メモリ3に格納されてもよい。
取得部101は、撮像部(不図示)からの情報として、商品に付されるタグの画像を取得し、そのタグの画像から、特定のデザインと商品識別ラベルとを認識する。そして、取得部101は、認識された特定のデザインと商品識別ラベルから、その特定のデザインを示すデザインデータと商品識別情報とをそれぞれ取得する。ここで、撮像部が、自身が検出した商品識別ラベルから、商品識別情報を含む情報を取得し、取得部101は、撮像部により取得された商品識別情報を含む情報を更に取得してもよい。この場合、撮像部は、取得部101の代わりに、後述する商品識別ラベルを認識して商品識別情報を含む情報を取得する処理を行い、取得部101は、撮像部により取得されたタグの画像と商品識別情報を含む情報とを取得する。また、撮像部が、商品に付されるタグから、特定のデザインと商品識別ラベルとを検出し、当該検出された特定のデザインと商品識別ラベルから、デザインデータと商品識別情報を含む情報とをそれぞれ取得して取得部101に送信してもよい。この場合、撮像部は、取得部101の代わりに、後述する特定のデザインを認識してデザインデータを取得する処理、及び商品識別ラベルを認識して商品識別情報を含む情報を取得する処理を行い、取得部101は、撮像部により取得されたデザインデータと商品識別情報を含む情報とを取得する。
ここで、特定のデザインとは、例えば、ロゴマーク、タグの形状、又はタグの色等を意味する。本実施形態では、ロゴマークを特定のデザインとして認識する場合を例に説明する。また、デザインデータとは、特定のデザインの特徴を示す情報であり、例えば、特定のデザインにおける、輪郭線の特徴量や色の特徴量等とすることができる。
また、商品識別ラベルとは、各商品をそれぞれ特定可能とする、文字、数字、記号等から形成される商品コードがエンコードされたコードシンボルであり、一次元バーコードや二次元バーコード等で実現される。また、商品コードとは、各商品をそれぞれ特定可能とする、文字、数字、記号等から形成される識別データである。本実施形態は、商品識別ラベルから商品コードを抽出することができるのであれば、商品識別ラベルの実現形態を制限しない。取得部101は、スキャナ装置等の撮像部が撮像した画像から認識された商品識別ラベルを復号することにより、商品コードを抽出する。商品コードには、例えば、PLU(Price Look Up)コード、Non−PLUコード等が利用される。また、商品識別ラベルを用いて読み取られる商品コードには、例えば、JAN(Japan Article Number)コードが利用される。
なお、第1実施形態における商品識別ラベルにエンコードされる商品コードは、所謂Non−PLUコードであり、図3に示すように、商品を識別する品番コードに加え、その商品の価格を示す価格情報を含んでいる。この品番コードは、商品識別情報と呼ぶことができる。なお、図3は一例であり、品番コードや価格情報の桁数といった、商品識別ラベル内に含まれる情報はこれに限定されない。
記憶部103は、デザインデータと、データベースを特定する特定情報とを対応付けて、メモリ3等の記憶領域に記憶する。図4は、記憶部103が記憶する情報の一例を示す図である。ここで、記憶部103が記憶するデザインデータは、取得部101で取得されるデザインデータと同一の形式であり、後述する読出部102がこれらのデザインデータを比較することにより、取得部101で取得されたデザインデータに対応する特定情報が取得される。
読出部102は、取得部101により取得されたデザインデータを用いて、記憶部103から特定情報を取得する。具体的には、読出部102は、取得されたデザインデータと、記憶部103に記憶されたデザインデータとをマッチングし、対応する特定情報を取得する。
送信部104は、取得部101で取得された商品識別情報及び価格情報と、読出部102で取得された特定情報とを対応付けて、管理装置20へ送信する。
〈管理装置〉
管理装置20は、図2に示されるように、受信部201、選別部202、売上管理データベース203a、203b等を有する。これら各処理部は、例えば、CPU2によりメモリ3に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。また、当該プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)、メモリカード等のような可搬型記録媒体や他の装置からインストールされ、メモリ3に格納されてもよい。
受信部201は、情報処理装置10から、特定情報、その特定情報に対応付けられた商品識別情報、及び価格情報を取得する。さらに、受信部201は、取得された特定情報、商品識別情報、及び価格情報を、選別部202へ送信する。
選別部202は、特定情報に基づいて、商品識別情報及び価格情報の送信先となるデータベースを決定する。例えば、選別部202は、図5に示すような送信先決定情報を保持しており、この送信先決定情報と情報処理装置10から送信された特定情報に基づいて、売上管理データベース206aと売上管理データベース206bのどちらに対して商品識別情報及び価格情報を送信するか決定する。
売上管理データベース203a、203bは、商品の売上情報を管理するテーブルであり、各商品の精算処理の結果として計上される売上情報を記憶する。図2において、売上管理データベース203aは、店舗Aに関する商品の売上情報を管理するデータベースであり、売上管理データベース203bは、店舗Bに関する商品の売上情報を管理するデータベースである。また、店舗Aに関する商品及び店舗Bに関する商品は、売上管理データベース203a及び売上管理データベース203bのそれぞれにおいて、独自に商品識別情報が対応付けられている。そのため、店舗Aの商品と店舗Bの商品において、同一の商品識別情報が対応付けられている場合が存在し得る。また、売上管理データベース203a、203bは、選別部202から送信される商品識別情報及び価格情報を売上情報として記憶する。
〔動作例〕
以下、第1実施形態における情報処理装置10の動作について図6を用いて説明する。図6は、第1実施形態における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、情報処理装置10は、スキャナ装置等の撮像部により撮像された、商品に付されるタグの画像を取得する(S102)。本実施形態では、撮像対象のタグが、図7に示すようなタグであるとする。この場合、撮像されるタグの画像は、少なくとも特定のデザインであるロゴマークが印刷される領域であるロゴマーク領域70と、商品識別ラベルが印刷される商品識別ラベル領域71とが含まれていればよい。そして、情報処理装置10は、撮像されたタグの画像から、ロゴマークと、商品識別ラベルとを認識する(S104)。取得部101は、例えば、商品識別ラベル及びロゴマークを示すイメージデータを予め保持しており、パターンマッチング等を行うことで、商品識別ラベルやロゴマークを認識することができる。但し、認識の方法はこれに限定されない。
情報処理装置10は、S104で認識された特定のデザインから、デザインデータを取得する(S106)。例えば、情報処理装置10は、S104で認識されたロゴマークの輪郭線等から抽出される特徴量等を、デザインデータとして取得する。
情報処理装置10は、S106で取得されたデザインデータに対応する特定情報を取得する(S108)。具体的には、情報処理装置10は、記憶部103に記憶されるデザインデータと、S106で取得されたデザインデータとをマッチングすることにより、S106で取得されたデザインデータに対応する特定情報を取得する。例えば、記憶部103に図4に示す情報が記憶されており、S106で取得されたデザインデータが「XXX」であると仮定した場合、情報処理装置10は「店舗A」を特定情報として取得する。
情報処理装置10は、S104で認識された商品識別ラベルを復号化し、その商品識別ラベルから商品識別情報を含む情報を取得する(S110)。本実施形態においては、商品識別ラベルが、品番コード及び価格情報が含まれるNon−PLUコードであるため、情報処理装置10は、商品識別情報である品番コードと、価格情報とを取得する。
情報処理装置10は、S108取得された特定情報と、S110で取得された商品識別情報とを対応づけて、価格情報と共に管理装置20へ送信する(S112)。
管理装置20は、情報処理装置10から送信された、特定情報、商品識別情報、及び価格情報を取得する。そして、管理装置20は、取得された特定情報を参照することで、商品識別情報及び価格情報の送信先を特定する。上述の例では、特定情報「店舗A」と、図5に示される送信先決定情報とに基づき、受信した商品識別情報及び価格情報を売上情報として売上管理データベース203aに送信する。
〔第1実施形態における作用及び効果〕
第1実施形態では、商品に付されるタグの画像から、商品を識別可能な商品識別情報とその商品の価格情報と共に、当該商品識別情報及び価格情報を送信するデータベースを特定する特定情報が取得される。そして、この特定情報により、商品識別情報及び価格情報が適切な送信先へ送信される。
このように、第1実施形態によれば、各店舗の各商品に付されている既存のタグに、新たな情報を付すことなく、そのままのタグを用いて商品識別情報及び価格情報を送信すべきデータベースを特定することができる。これにより、タグの貼り替えや、会計時の更なる情報の入力操作を行うことなく各店舗の商品を判別することができ、従業員の労力やシステム改修にかかる費用を削減することができる。
また、本実施形態では、情報処理装置10が、ロゴマークを特定のデザインとして認識する例を示したが、これ以外にも、例えば図8に示すように、タグの形状やタグの色等を特定のデザインとして認識するようにしてもよい。
タグの形状を特定のデザインとして認識する場合は、情報処理装置10は、撮像部により撮像されたタグの画像から、タグの形状を認識し、その形状から抽出される特徴量をデザインデータとして取得すればよい。タグの形状から抽出される特徴量としては、例えばエッジ検出で検出された特徴量を用いることができる。図8(a)では、タグの外縁の形状から取得される特徴量を、デザインデータとして用いる例を示している。例えば、図8(a)に示すようなタグであれば、エッジ検出の結果として抽出されるデザインデータを用いることにより、形状が異なるタグを区別することできる。
また、タグの色を特定のデザインとして認識する場合は、撮像部により撮像された、タグの画像から、例えば、「色相」、「彩度」、「輝度」といった、色の特徴量を抽出すればよい。情報処理装置10は、タグの画像全体から色の特徴量を抽出してもよいが、例えば図8(b)のようにタグが帯状に彩色されている等、部分的に色の特徴がある場合、該当する部分を更に検出して色の特徴量を抽出してもよい。
また、情報処理装置10は、ロゴマーク、タグの形状、及びタグの色の中から、特定のデザインとして複数を認識し、デザインデータを複数取得するようにしてもよい。このようにすることで、情報処理装置10は、S106の判定を多面的に行うことができ、その結果として精度よく特定情報を取得することができる。
また、情報処理装置10は、図9に示すように、タグに印刷される、特定のデザイン及び商品識別ラベルの大まかな位置情報を有していてもよい。この場合、S104の前に、情報処理装置10が位置情報を取得する処理を追加すればよい。この位置情報を用いることで、特定のデザイン及び商品識別ラベルの位置を予め絞り込むことができ、S104の認識処理の負荷を低減させることができる。
[第2実施形態]
第1実施形態は、商品識別ラベルがNon−PLUコードである場合を説明した。第2実施形態では、商品識別ラベルがPLUコードである場合を説明する。この場合、商品識別ラベルは、図3に示すような価格情報を含まない。
〔処理構成〕
図10は、第2実施形態における情報処理装置10の処理構成例を示す図である。第2実施形態における情報処理装置10は、第1実施形態に加えて、抽出部105、及び商品マスタ106a、106bを更に有する。
商品マスタ106a、106bは、それぞれ異なる店舗の商品の情報を格納している。商品マスタ106aは、店舗Aの商品に関する情報を、商品識別情報に対応付けて記憶している。一方、商品マスタ106bは、店舗Bの商品に関する情報を、商品識別情報に対応付けて記憶している。店舗A、Bそれぞれの商品は、商品マスタ106a、106bにおいて、独自に商品識別情報を割り当てられ、対応付けがされている。
抽出部105は、送信部104から送信される特定情報と商品識別情報とを用いて、商品マスタからその商品に関する情報を抽出する。具体的には、抽出部105は、選別部202と同様に、送信部104から送信された特定情報を用いて、商品マスタ106aと商品マスタ106bのどちらを参照すればよいか特定する。そして、抽出部105は、商品識別情報を用いて特定された商品マスタ内を検索し、商品名や商品の価格といった、商品に関する情報を取得する。そして、抽出部105は、特定情報と、取得された商品に関する情報とを対応付けて、管理装置20へ送信する。
〔動作例〕
以下、第2実施形態における情報処理装置10の動作について図11を用いて説明する。図11は、第2実施形態における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。第2実施形態では、工程(S202)及び工程(S206)が第1実施形態と異なるため、これらの工程についてのみ以下に説明する。
情報処理装置10は、S108において取得された特定情報に基づいて、検索対象の商品マスタを特定する(S202)。例えば、第1実施形態と同様に、S108において特定情報として「店舗A」を取得した場合、選別部202と同様に、情報処理装置10は、商品マスタ106aを検索対象として特定する。
情報処理装置10は、S202で特定された商品マスタから、S110で取得された商品識別情報に対応する商品の情報(商品名や価格等)を取得する(S204)。そして、情報処理装置10は、S108で取得された特定情報と、S204で取得された商品の情報とを対応付けて、管理装置20へ送信する(S206)。
管理装置20は、第1実施形態と同様に、売上管理データベース203a及び203bのうち、受信した特定情報に対応するデータベースに、取得された商品の情報を格納する。
〔第2実施形態における作用及び効果〕
以上、第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
〔変形例〕
上述した実施形態において、説明の便宜上、情報処理装置10及び管理装置20がそれぞれ1つである場合を例に挙げたが、情報処理装置10及び管理装置20はそれぞれ複数であってもよい。
また、上述した実施形態において、売上管理データベース203a、203bは基幹装置(図示せず)が保持していてもよい。この場合、管理装置20は、中継装置としての役割を果たし、情報処理装置10から受信した各情報を、特定情報に基づいて基幹装置上の売上管理データベース203a又は売上管理データベース203bに振り分ける。
また、上述した実施形態において、管理装置20は、売上管理データベース203a、203bのみを有し、情報処理装置10が選別部202をさらに有していてもよい。
また、上述した実施形態において、情報処理装置10は、商品情報を一時格納するバッファ領域を有していて、複数の商品情報をまとめて管理装置20に送信するようにしてもよい。
また、上述した実施形態において、記憶部103は、「店舗A」や「店舗B」等の代わりに、売上管理データベース203a、及び売上管理データベース203bの送信先のアドレス等を特定情報として記憶していてもよい。この場合、図5に示すような送信先決定情報が不要となり、抽出部105及び選別部202は、特定情報の送信先アドレスに基づいて送信部104より取得した情報を送信する。
また、上述の実施形態における情報処理装置10は、サーバ装置と店舗端末とを含むPOSシステムとして実現されてもよい。図12は、変形例におけるPOSシステム700の構成例を概念的に示す図である。
POSシステム700は、サーバ装置705及び店舗側構成710から構成され、サーバ装置705と店舗側構成710とは、通信網701により通信可能に接続される。通信網701は、インターネット等のような公衆網、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、無線通信ネットワーク等である。この通信網701の実現形態は制限されない。
店舗側構成710には、通信中継装置711、店舗端末715、スタンド716、ハンディスキャナ717、キャッシュドロア718、レシートプリンタ719等が含まれる。スタンド716は、店舗端末715と、他の機器(ハンディスキャナ717、キャッシュドロア718、レシートプリンタ719)とを通信可能に接続するための機器である。店舗端末715とスタンド716とは、例えば、Bluetooth(登録商標)や赤外線通信等の短距離無線通信や無線LAN等により接続される。スタンド716と他の機器とは各種通信線又は無線により接続される。通信中継装置711は、店舗端末715を通信網701に接続し、店舗端末715とサーバ装置705との間の通信を可能とする。なお、これら各ノード間の通信形態は制限されない。通信中継装置711は省かれ、店舗端末715は、通信中継装置711を介することなく、無線基地局等を介して3G回線等を用いて通信網701に接続されてもよい。
店舗端末715は、PC(Personal Computer)、ノートPC、タブレット型端末、スマートフォン等のような汎用コンピュータであり、サーバ装置705との間でデータのやり取りをすることにより、上述の情報処理装置10のユーザインタフェースを実現する。サーバ装置705は、一般的なサーバコンピュータであり、WEBサーバ、アプリケーションサーバ等として実現される。
上述の実施形態における情報処理装置10がこのようなPOSシステム700として実現される形態では、上述の各処理部は、実現可能な限り、サーバ装置705及び店舗端末715のどちらで実現されてもよい。例えば、サーバ装置705と店舗端末715との間のインタフェースとしてWEBシステムが利用される場合、上述の全処理部がサーバ装置705で実現され、店舗端末715は、単なる表示部として動作してもよい。逆に、店舗端末715において全処理部が実現されてもよい。また、一部の処理部がサーバ装置705で実現され、残りの処理部が店舗端末715で実現されるような形態でもよい。例えば、取得部101が店舗端末715で実現され、その他の処理部がサーバ装置705で実現されてもよい。
このように、本発明における情報処理装置10は、複数の装置(複数のコンピュータ、複数のCPUを持つ筐体)で実現されることを排除するものではない。もちろん、本発明における情報処理装置は、上述の実施形態におけるキャッシャ装置のみで実現されてもよいし、変形例におけるサーバ装置705のみ又は店舗端末715のみで実現されてもよい。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャート図では、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態及び各変形例は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
1 情報処理システム
2 CPU
3 メモリ
4 通信装置
5 入出力I/F
6 バス
7 入出力装置
10 情報処理装置
20 管理装置
70 ロゴマーク領域
71 商品識別ラベル領域
101 取得部
102 読出部
103 記憶部
104 送信部
105 抽出部
106a、106b 商品マスタ
201 受信部
202 選別部
203a、203b 売上管理データベース
700 POSシステム
701 通信網
705 サーバ装置
710 店舗側構成
711 通信中継装置
715 店舗端末
716 スタンド
717 ハンディスキャナ
718 キャッシュドロア
719 レシートプリンタ

Claims (7)

  1. 各商品と、各商品を識別する各々の商品識別情報とを、各データベース内でユニークに対応付けている、複数のデータベースにアクセスする情報処理装置であって、
    撮像部により商品に付されたタグから取得された情報に基づいて、該タグの特定のデザインを示すデザインデータと、該商品の商品識別情報とをそれぞれ取得する取得部と、
    前記デザインデータと、前記データベースを特定する特定情報とを対応付けて記憶する記憶部から、前記取得されたデザインデータに対応する前記特定情報を読み出す読出部と、
    前記特定情報と前記商品識別情報とを対応付けて送信する送信部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記取得部は、特有のロゴマーク、前記タグの形状、及び前記タグの色のうち、少なくともいずれか1つを前記特定のデザインとして前記デザインデータを取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、予め設定された、前記タグの画像における前記特定のデザインの位置情報を用いて前記デザインデータを取得する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 各商品と、各商品を識別する各々の商品識別情報とを、各データベース内でユニークに対応付けている、複数のデータベースにアクセスする情報処理装置により実行される情報処理方法であって、
    前記情報処理装置が、
    撮像部により商品に付されたタグから取得された情報に基づいて、該タグの特定のデザインを示すデザインデータと、該商品の商品識別情報とをそれぞれ取得し、
    前記デザインデータと、前記データベースを特定する特定情報とを対応付けて記憶する記憶部から、前記取得されたデザインデータに対応する前記特定情報を読み出し、
    前記特定情報と前記商品識別情報とを対応付けて送信する、
    ことを含む情報処理方法。
  5. 前記情報処理装置が、
    特有のロゴマーク、前記タグの形状、及び前記タグの色のうち、少なくともいずれか1つを前記特定のデザインとして前記デザインデータを取得する、
    ことを含む請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 前記情報処理装置が、
    予め設定された、前記タグの画像における前記特定のデザインの位置情報を用いて前記デザインデータを取得する、
    ことを含む請求項4または5に記載の情報処理方法。
  7. 各商品と、各商品を識別する各々の商品識別情報とを、各データベース内でユニークに対応付けている、複数のデータベースにアクセスする情報処理装置を動作させるプログラムであって、
    前記情報処理装置に、
    撮像部により商品に付されたタグから取得された情報に基づいて、該タグの特定のデザインを示すデザインデータと、該商品の商品識別情報とをそれぞれ取得する取得部と、
    前記デザインデータと、前記データベースを特定する特定情報とを対応付けて記憶する記憶部から、前記取得されたデザインデータに対応する前記特定情報を読み出す読出部と、
    前記特定情報と前記商品識別情報とを対応付けて送信する送信部と、
    を実現させるプログラム。
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