JP7012279B2 - 配電システム及び設置方法 - Google Patents

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Description

本開示は、一般に、配電システム及び設置方法に関する。本開示は、より詳細には、電力系統からの電力を分配するための配電システム、及び当該配電システムのための設置方法に関する。
特許文献1は、家庭用のハイブリッド自動車や電気自動車の充放電装置を開示する。充放電装置は、家(施設)の分電盤の遮断器に接続される。分電盤は、遮断器を介して商用周波数の電力系統に接続されている。また、一方で分電盤は、家の負荷、例えば照明,エアコンなどに、遮断器を介して、電力を供給する。
特開2009-247090号公報
一般に、電気事業者の電力料金算定用の電力量計は、電力系統から分電盤に供給される電力を測定するために、電力系統と分電盤との間に設置される。特許文献1では、電力系統からの電力は、分電盤を経て、家の負荷及び充放電装置に供給される。そのため、充放電装置に関する電力(電動車両に関する電力)は、電力系統から分電盤に供給される電力に含まれており、家の負荷に関する電力(施設に関する電力)から区別することが難しかった。
本開示の課題は、電動車両に関する電力と施設に関する電力との独立した管理を容易に行える配電システム及び設置方法を提供することである。
本開示の態様に係る配電システムは、第1電力量計と、第2電力量計と、を備えている。前記第1電力量計は、施設の電気機械器具に電力系統から給電する第1電路の電力を測定する電力量計である。前記第2電力量計は、電動車両のバッテリに接続される接続装置と前記電力系統の間に前記電力系統に対して前記第1電路と電気的に並列に接続される第2電路の電力を測定する電力量計である。前記電力系統は、配電線と、前記配電線に一端が電気的に接続され他端が前記施設に物理的に固定された引込線と、を含む。前記第1電路と前記第2電路とは、前記引込線の他端に対して電気的に並列に接続される。前記引込線の他端と、前記第1電路及び前記第2電路の各々とは、前記施設に配置される引込ボックスを介して電気的に接続される。前記第1電力量計は、総消費電力が第1契約電力を超えないことを定める第1電力契約の電力料金算定用の電力量計である。前記第2電力量計は、前記第1電力契約とは異なる、総消費電力が第2契約電力を超えないことを定める第2電力契約の電力料金算定用の電力量計である。
本開示の態様に係る配電システムは、第1電力量計と、第2電力量計と、を備えている。前記第1電力量計は、施設の電気機械器具に電力系統から給電する第1電路の電力を測定する電力量計である。前記第2電力量計は、電動車両のバッテリに接続される接続装置と前記電力系統の間に前記電力系統に対して前記第1電路と電気的に並列に接続される第2電路の電力を測定する電力量計である。前記電力系統は、配電線と、前記配電線に一端が電気的に接続され他端が前記施設に物理的に固定された第1引込線と、前記配電線に一端で電気的に接続され他端が前記施設に物理的に固定され、前記配電線に対して前記第1引込線と電気的に並列に接続されている第2引込線と、を含む。前記第1電力量計は前記施設内に設置される。前記第1電路は前記第1引込線の他端に電気的に接続され、前記第2電路は前記第2引込線の他端に電気的に接続されている。前記第1引込線の他端と、前記第1電路とは、前記施設に配置される第1引込ボックスを介して電気的に接続される。前記第2引込線の他端と、前記第2電路とは、前記施設に配置される第2引込ボックスを介して電気的に接続されている。前記第1電力量計は、総消費電力が第1契約電力を超えないことを定める第1電力契約の電力料金算定用の電力量計である。前記第2電力量計は、前記第1電力契約とは異なる、総消費電力が第2契約電力を超えないことを定める第2電力契約の電力料金算定用の電力量計である。
本開示の別の態様に係る設置方法は、上記態様の配電システムのための設置方法であって、前記第2電路の電力を測定できるように前記第2電力量計を設置することを含む。
本開示の別の態様に係る設置方法は、上記態様の配電システムのための設置方法であって、前記接続装置を設置して前記第2電路に電気的に接続することを含む。
本開示の態様によれば、電動車両に関する電力と施設に関する電力との独立した管理を容易にできるという効果を奏する。
図1は、実施形態1の配電システムの説明図である。 図2は、上記配電システムで用いられる分岐装置のブロック図である。 図3は、上記配電システムに接続される充電器の概略図である。 図4は、上記配電システムの設置方法の説明図である。 図5は、実施形態2の配電システムの説明図である。 図6は、実施形態3の配電システムの説明図である。
1.実施形態
1.1 実施形態1
1.1.1 概要
本実施形態の配電システム100は、図1に示すように、第1電力量計11と、第2電力量計12と、を備えている。第1電力量計11は、第1電路L11の電力を測定するために設けられる。第1電路L11は、電力系統200から施設300の電気機械器具30に給電するために使用される。一方、第2電力量計12は、第2電路L12の電力を測定するために設けられる。第2電路L12は、電動車両400のバッテリ410に接続される接続装置40と電力系統200の間に電力系統200に対して第1電路L11と電気的に並列に接続されている。
このように、第1電路L11と第2電路L12とは、電力系統200に対して電気的に並列に接続されている。そして、第1電力量計11と第2電力量計12とによって、第1電路L11の電力と第2電路L12の電力とが個別に計測される。よって、配電システム100では、電動車両400に関する電力と施設300に関する電力との独立した管理を容易にできる。これにより、電動車両400に関する電力と施設300に関する電力とを独立して扱うことが可能になる。
電動車両400に関する電力と施設300に関する電力とを合わせて一つの電力契約を結んでいる場合、電動車両400のバッテリ410の充電時には、総消費電力が契約電力を超えないように気を付けて施設300の電気機械器具30を使用する必要がでてくる。特に、電動車両400のバッテリ410の充電を短時間で行おうとするとバッテリ410の充電に使用される電力が増えるため、電気機械器具30をほとんど使用できなくなるおそれがある。これは、施設300の利用者にとって精神的な負担になり得る。今後、電動車両400の充電の短時間化の要望が高まることが予想され、これにより、電動車両400の充電に使用される電力は増加していく可能性が高い。しかしながら、配電システム100では、電動車両400に関する電力と施設300に関する電力とで個々に電力契約を結ぶことが可能となる。この場合、電動車両400のバッテリ410の充電時でも、電動車両400での消費電力を気にせずに施設300の電気機械器具30を使用できる。つまり、電動車両400の充電時かどうかを気にせずに施設300の電気機械器具30を使用できるようになり、利用者の精神的な負担の軽減が期待できる。
1.1.2 構成
以下、本実施形態の配電システム100について更に詳細に説明する。配電システム100は、図1に示すように、第1電力量計11及び第2電力量計12を備えている。本実施形態では、第1電力量計11及び第2電力量計12は、施設300内に設置されている。
施設300は、いわゆる需要場所である。一例として、施設300は、戸建て住宅である。施設300には、図1に示すように、引込ボックス310と、分電盤20と、1以上の電気機械器具30と、接続装置40と、ブレーカ50と、分岐装置60とが設けられている。
引込ボックス310は、施設300の外壁に設置されている。引込ボックス310は、電力系統200との接続に使用される。
ここで、電力系統200は、電気事業者(電力会社)が管理する商用交流電源の電力系統である。電力系統200は、図1に示すように、第1配電線210と、第2配電線220と、変圧器230と、引込線240とを含む。第1配電線210は、所定電圧(例えば6600V)用の交流配電線であり、第2配電線220は、第1配電線210よりも低い電圧(例えば100V又は200V)用の交流配電線である。変圧器230は、第1配電線210と第2配電線220との間に電気的に接続され、第1配電線210からの交流電力の電圧を低下させて第2配電線220に供給する。変圧器230は、いわゆる柱上トランスである。引込線240は、第2配電線220からの交流電力を施設300に供給するために用いられる。引込線240は、一端が第2配電線220に電気的に接続され、他端が施設300(の引込ボックス310)に物理的に固定されている。本実施形態において、第1配電線210、第2配電線220、及び変圧器230は、電信柱等を利用して設置されており、引込線240は、架空引込線である。
分岐装置60は、施設300内に設置されている。分岐装置60は、第1電路L11及び第2電路L12を引込線240に対して並列に電気的に接続するための装置である。分岐装置60は、図2に示すように、主端子61と、第1及び第2分岐端子621,622と、分岐回路63とを備えている。主端子61は、電力系統200の引込線240に電気的に接続される端子である。本実施形態では、主端子61は、共通電路L10を介して引込線240に電気的に接続されている(図1参照)。第1及び第2分岐端子621,622は、異なる電力量計(第1電力量計11及び第2電力量計12)で電力が計測される複数の電路(第1電路L11及び第2電路L12)にそれぞれ電気的に接続される端子である。つまり、第1分岐端子621は、施設300の電気機械器具30への第1電路L11に電気的に接続される。また、第2分岐端子622は、電動車両400のバッテリ410への第2電路L12に電気的に接続される。なお、主端子61及び第1及び第2分岐端子621,622は、従来周知の端子(例えば、ねじ端子、速結端子)であってよい。分岐回路63は、主端子61に対して第1及び第2分岐端子621,622を電気的に並列に接続するように形成されている。なお、第1分岐端子621の数と第2分岐端子622の数とは1つではなく、各々2以上であってもよい。要するに、分岐装置60は、1以上の第1分岐端子621と1以上の第2分岐端子622を有していればよい。
この分岐装置60によって、第1電路L11及び第2電路L12は、共通電路L10を介して、引込線240に対して電気的に並列に接続される。共通電路L10、第1電路L11、及び第2電路L12は、従来周知の電線や導電バーであってよいから、詳細な説明は省略する。
第1電力量計11及び第2電力量計12は、対象の電路の電力(単位時間当たりの電力量)を測定する電力量計である。ここで、第1電力量計11及び第2電力量計12は、対象の電路の電力(例えば単位はW)を積算して計量する。第1電力量計11及び第2電力量計12は、従来周知の電力メータであってもよいし、通信機能を有するいわゆるスマートメータであってもよい。第1電力量計11及び第2電力量計12は、上述したように施設300内に設置されている。
第1電力量計11は、第1電路L11に接続され、これによって、第1電路L11の電力(消費電力)を測定可能となっている。同様に、第2電力量計12は、第2電路L12に接続され、これによって、第2電路L12の電力(消費電力)を測定可能となっている。
第1電力量計11及び第2電力量計12は、電力料金算定用の電力量計である。このような電力量計は、電力契約をしている電気事業者によって設置される。特に、第1電力量計11は、第1電力契約の電力料金算定用の電力量計であり、第2電力量計12は、第1電力契約とは異なる第2電力契約の電力料金算定用の電力量計である。また、第1電力契約と第2電力契約とは、電力料金支払者が同じである。電力料金支払者は、例えば、施設300の所有者や利用者である。
このように配電システム100は、第1電力量計11及び第2電力量計12を備えているから、電動車両400に関する電力と施設300に関する電力との独立した管理が可能になる。ここで、電動車両400に関する電力は、電力系統200から電動車両400(バッテリ410)に供給される電力と、電動車両400(バッテリ410)から電力系統200に供給される電力との少なくとも一方を意味する。また、施設300に関する電力は、電力系統200から電気機械器具30に供給される電力と、電気機械器具30から電力系統200に供給される電力との少なくとも一方を意味する。
分電盤20は、施設300内に設置されている。分電盤20は、主幹ブレーカと、複数の分岐ブレーカとを有している。主幹ブレーカは、一次側が第1電力量計11を介して第1電路L11に電気的に接続されている。複数の分岐ブレーカは、主幹ブレーカの二次側に電気的に接続されている。分電盤20は、従来周知の構成であってよいから、詳細な説明は省略する。
電気機械器具30は、電気で動作する機器である。例えば、電気機械器具30は、施設300に設置され恒常的に分電盤20に電気的に接続される機器(例えば、照明装置、空調装置、冷蔵庫、洗濯機)を含み得る。また、電気機械器具30は、使用時に分電盤20に電気的に接続される機器(例えば、掃除機)を含み得る。さらに、電気機械器具30は、必要に応じて充電される機器(例えば、携帯電話)及び必要に応じて放電する機器(例えば、太陽光発電装置や、蓄電装置、燃料電池)を含み得る。
接続装置40は、電動車両400の充電器である。接続装置40は、施設300の外壁に設置される。接続装置40は、図3に示すように、電力変換回路41と、ケーブル42と、コネクタ43と、筐体44と、を備えている。電力変換回路41は、第2電力量計12を介して第2電路L12に電気的に接続されている。また、電力変換回路41は、ケーブル42を介してコネクタ43に電気的に接続されている。電力変換回路41は、電力系統200からの電力を電動車両400のバッテリ410の充電用の電力に変換して出力する充電回路として機能する。電力変換回路41は、従来周知の構成であってよいから詳細な説明は省略する。ケーブル42は、電力変換回路(充電回路)41とバッテリ410とを電気的に接続するために使用される。ケーブル42は、一端で電力変換回路41に接続され、他端でコネクタ43に接続されている。コネクタ43は、電動車両400の充電コネクタに接続可能に構成されている。つまり、コネクタ43を電動車両400の充電コネクタに接続することで、接続装置40がバッテリ410に電気的に接続される。筐体44は、主に電力変換回路41を収容する。筐体44は、屋外に設置されることを考慮して、防水機能及び防塵機能を有している。
ブレーカ50は、接続装置40の電力変換回路41と第2電力量計12との間に設けられている。ブレーカ50は、従来周知の構成であってよいから、詳細な説明は省略する。
電動車両400は、バッテリ410を備える。電動車両400は、電気自動車(電気を動力源の全部又は一部として用いる自動車をいう)である。電動車両400は、電気自動車に限定されず、電動自転車及び電動二輪車であってもよい。バッテリ410は、電動車両400の動力源(例えばモータ)を駆動させるために用いられる。
1.1.3 設置方法
次に、配電システム100の設置方法の一例について図1及び図4を参照して簡単に説明する。初期状態では、既に第1電力量計11が設置されているとする。つまり、初期状態では、第1電路L11が引込ボックス310を介して引込線240に電気的に接続されている。
まず、第2電路L12を設置する(S11)。本実施形態では、分岐装置60を用いて、第1電路L11と第2電路L12とを引込線240に対して電気的に並列に接続する。分岐装置60の主端子61と引込線240とを共通電路L10により電気的に接続する。また、第1電路L11を分岐装置60の第1分岐端子621に電気的に接続し、第2電路L12を第2分岐端子622に電気的に接続する。
次に、第2電力量計12を設置する(S12)。より詳細には、第2電路L12の電力を測定できるように第2電力量計12を設置する。特に、本実施形態では、第2電力量計12は、施設300内に設置される。
最後に、接続装置40を設置する(S13)。より詳細には、接続装置40を設置して第2電路L12に電気的に接続する。特に、本実施形態では、接続装置40は、施設300の外壁に設置される。ここで、第2電路L12は施設300内にある。そのため、施設300の外壁に、接続装置40と第2電路L12とを接続するための接続線L13を通すための開口が設けられる。接続線L13は、一端が接続装置40に、他端がブレーカ50を介して第2電力量計12に接続され、これによって、接続装置40が第2電路L12に電気的に接続される。
このようにして、配電システム100が設置される。そして、配電システム100では、既存の分電盤20及び電気機械器具30の接続関係を変更する必要がないから、第2電力量計12の設置を容易に行える。これにより、配電システム100の設置コストを低減できる。
1.2 実施形態2
1.2.1 構成
以下、本実施形態の配電システム100Aについて説明する。配電システム100Aは、図5に示すように、第1電力量計11及び第2電力量計12を備えている。本実施形態では、第1電力量計11は施設300内に設置されているが、第2電力量計12は施設300外に設置されている。
施設300には、図5に示すように、複数(本実施形態では2つ)の引込ボックス311,312と、分電盤20と、1以上の電気機械器具30と、接続装置40と、ブレーカ50とが設けられている。
引込ボックス311,312は、それぞれ施設300の外壁に設置されている。引込ボックス311,312は、電力系統200との接続に使用される。
電力系統200は、図5に示すように、第1配電線210と、第2配電線220と、変圧器230と、複数(本実施形態では2つ)の引込線241,242とを含む。引込線(第1引込線)241は、一端が第2配電線220に電気的に接続され、他端が施設300(の引込ボックス311)に物理的に固定されている。引込線(第2引込線)242は、一端が第2配電線220に電気的に接続され、他端が施設300(の引込ボックス312)に物理的に固定されている。本実施形態においても、第1配電線210、第2配電線220、及び変圧器230は、電信柱等を利用して設置されており、引込線241,242は、架空引込線である。
第1電路L11は、施設300内に設置され、引込ボックス311内で第1引込線241に電気的に接続されている。第2電路L12は、施設300外に設置され、引込ボックス312内で第2引込線242に電気的に接続されている。これによって、第1電路L11及び第2電路L12は、電力系統200の第2配電線220に対して電気的に並列に接続される。
第1電力量計11は、上述したように施設300内に設置されている。第1電力量計11は、第1電路L11に接続され、これによって、第1電路L11の電力(消費電力)を測定可能となっている。また、第2電力量計12は、上述したように施設300外に設置されている。より詳細には、第2電力量計12は、施設300の外壁に設置され、第2電路L12に電気的に接続されている。これによって、第2電路L12の電力(消費電力)を測定可能となっている。
接続装置40は、実施形態1と同様に、施設300の外壁に設置される。接続装置40の電力変換回路41は、第2電力量計12を介して第2電路L12に電気的に接続されている。また、ブレーカ50が、接続装置40の電力変換回路41と第2電力量計12との間に設けられている。
このように配電システム100Aは、配電システム100と同様に第1電力量計11及び第2電力量計12を備えているから、電動車両400に関する電力と施設300に関する電力との独立した管理を容易にできる。
1.2.2 設置方法
次に、配電システム100Aの設置方法の一例について図4及び図5を参照して簡単に説明する。初期状態では、既に第1電力量計11が設置されているとする。つまり、初期状態では、第1電路L11が引込ボックス311を介して引込線241に電気的に接続されている。
まず、第2電路L12を設置する(S11)。本実施形態では、引込ボックス312を新たに施設300に設置し、この引込ボックス312に電力系統200からの第2引込線242を固定する。そして、第2電路L12を施設300の外壁に設置するとともに、引込ボックス312内で、第2電路L12を第2引込線242に電気的に接続する。
次に、第2電力量計12を設置する(S12)。より詳細には、第2電路L12の電力を測定できるように第2電力量計12を設置する。特に、本実施形態では、第2電力量計12は、施設300の外壁に設置される。
最後に、接続装置40を設置する(S13)。より詳細には、接続装置40を設置して第2電路L12に電気的に接続する。特に、本実施形態では、接続装置40は、施設300の外壁に設置される。そして、接続装置40は、接続線L13によって第2電力量計12に電気的に接続される。ここで、実施形態1と同様に、ブレーカ50が接続線L13に設けられている。
このようにして、配電システム100Aが設置される。そして、配電システム100Aでは、既存の分電盤20及び電気機械器具30の接続関係を変更する必要がないから、第2電力量計12の設置を容易に行える。これにより、配電システム100Aの設置コストを低減できる。
1.3 実施形態3
1.3.1 構成
以下、本実施形態の配電システム100Bについて説明する。配電システム100Bは、図6に示すように、第1電力量計11及び第2電力量計12を備えている。本実施形態では、第1電力量計11は施設300内に設置されているが、第2電力量計12は施設300とは異なる施設500に設置されている。
施設500は、施設300と同様に、いわゆる需要場所である。一例として、施設500は、駐車場である。施設500には、図6に示すように、ポール510が設けられている。そして、ポール510には、第2電力量計12と、第2電路L12と、接続装置40と、ブレーカ50とが設置されている。
電力系統200は、図6に示すように、第1配電線210と、第2配電線220と、変圧器230と、複数(本実施形態では2つ)の引込線241,242とを含む。引込線(第1引込線)241は、一端が第2配電線220に電気的に接続され、他端が施設300(の引込ボックス310)に物理的に固定されている。引込線(第2引込線)242は、一端が第2配電線220に電気的に接続され、他端が施設300とは別の施設500(のポール510)に物理的に固定されている。本実施形態においても、第1配電線210、第2配電線220、及び変圧器230は、電信柱等を利用して設置されており、引込線241,242は、架空引込線である。
第1電路L11は、施設300内に設置され、引込ボックス310内で第1引込線241に電気的に接続されている。第2電路L12は、施設500のポール510に設置され、第2引込線242に電気的に接続されている。これによって、第1電路L11及び第2電路L12は、電力系統200の第2配電線220に対して電気的に並列に接続される。
第1電力量計11は、上述したように施設300内に設置されている。第1電力量計11は、第1電路L11に接続され、これによって、第1電路L11の電力(消費電力)を測定可能となっている。また、第2電力量計12は、施設500に設置されている。より詳細には、第2電力量計12は、施設500のポール510に設置され、第2電路L12に電気的に接続されている。これによって、第2電路L12の電力(消費電力)を測定可能となっている。
接続装置40は、実施形態1とは異なり、施設500のポール510に設置される。接続装置40の電力変換回路41は、第2電力量計12を介して第2電路L12に電気的に接続されている。また、ブレーカ50が、接続装置40の電力変換回路41と第2電力量計12との間に設けられている。
このように配電システム100Bは、配電システム100と同様に第1電力量計11及び第2電力量計12を備えているから、電動車両400に関する電力と施設300に関する電力との独立した管理を容易にできる。
1.3.2 設置方法
次に、配電システム100Bの設置方法の一例について図4及び図6を参照して簡単に説明する。初期状態では、既に第1電力量計11が設置されているとする。つまり、初期状態では、第1電路L11が引込ボックス310を介して引込線241に電気的に接続されている。
まず、第2電路L12を設置する(S11)。本実施形態では、施設500に新たにポール510を設置し、このポール510に電力系統200からの第2引込線242を固定する。そして、第2電路L12を施設500のポール510に設置するとともに、第2引込線242に電気的に接続する。
次に、第2電力量計12を設置する(S12)。より詳細には、第2電路L12の電力を測定できるように第2電力量計12を設置する。特に、本実施形態では、第2電力量計12は、施設500のポール510に設置される。
最後に、接続装置40を設置する(S13)。より詳細には、接続装置40を設置して第2電路L12に電気的に接続する。特に、本実施形態では、接続装置40は、施設500のポール510に設置される。そして、接続装置40は、接続線L13によって第2電力量計12に電気的に接続される。ここで、実施形態1と同様に、ブレーカ50が接続線L13に設けられている。なお、ブレーカ50もポール510に設置される。
このようにして、配電システム100Bが設置される。そして、配電システム100Bでは、既存の分電盤20及び電気機械器具30の接続関係を変更する必要がないから、第2電力量計12の設置を容易に行える。これにより、配電システム100Bの設置コストを低減できる。また、第2電力量計12を施設300とは別の施設500に設置できる。つまり、第2電力量計12を所望の場所に設置できる。
2.変形例
本開示の実施形態は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は、本開示の課題を解決できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
実施形態1~3では、第2電力量計12は1つであるが、第2電力量計12は2つ以上あってもよい。つまり、配電システムは、電力系統200に対して第1電路L11と電気的に並列に接続される複数の第2電路L12の電力量をそれぞれ測定する複数の第2電力量計12を備えていてもよい。また、施設300における第2電力量計12の位置は特に限定されない。例えば、実施形態2においても、第2電力量計12を施設300内に設置してもよい。
また、施設300は、戸建て住宅に限定されない。施設300は、いわゆる需要場所である。需要場所は、1以上の電気使用場所を含むものであって、戸建て住宅に限定されない。需要場所は、集合住宅及び商業施設などの建物であってもよいし、建物と土地とを含む場所であってもよい。要するに、需要場所は、電気機械器具(電気設備)が設置された場所であればよい。同様に、施設500は、施設300と同様に需要場所であってよく、駐車場に限定されない。
また、引込ボックス310は、必須ではなく、引込線240は、施設300に直接固定されてもよい。これは、引込ボックス311,312についても同様である。
また、電力系統200の構成は一例であって、特に限定されない。例えば、電力系統200は、地中に設置されていてもよい。つまり、引込線240,241,242は、地中引込線であってよい。また、電力系統200は、電気事業者(電力会社)が管理する商用交流電源の電力系統に限定されない。電力系統200は、直流電源の電力系統であってもよい。要するに、配電システム100,100A,100Bは、直流電力系統にも適用可能である。
また、分岐装置60は、並列及び解列を行う機能を有していてもよい。例えば、分岐装置60の分岐回路63は、第1及び第2分岐端子621,622を個々に主端子61から切り離すための複数の開閉器を有していてもよい。実施形態1では、必要に応じて、分電盤20と接続装置40とを電力系統200から切り離すことができるようになる。例えば、分電盤20に発電装置(太陽光発電装置や燃料電池等)が接続されている場合や、接続装置40が放電回路を備えている場合に、適切に系統連系運転を行えるようになる。なお、分岐装置60は必須ではなく、第1電路L11及び第2電路L12を直接的に引込線240に接続してもよい。
また、実施形態1~3では、第1電路L11に分電盤20が接続されているが、分電盤20は本開示の課題との関係では必須ではない。
また、実施形態1~3の配電システム100,100A,100Bでは、第2電路L12に接続されている接続装置40は1つであるが、2以上の接続装置40が第2電路L12を介して電力系統200に接続されていてもよい。この場合、第2電力量計12は、複数の接続装置40と電力系統200の間に電力系統200に対して第1電路L11と電気的に並列に接続される第2電路L12の電力量を測定するように配置され得る。
また、接続装置40は、必ずしも、ケーブル42及びコネクタ43を有している必要はない。この場合、接続装置40は、電動車両400との接続用のコンセントを有していてもよい。また、接続装置40は、電動車両400のバッテリ410からの電力を電力系統200に対応する電力に変換して出力する放電回路を備えていてもよい。例えば、電力変換回路41が放電回路として機能するように構成される。この場合、電動車両400のバッテリ410から電力系統200に電力を供給すること、つまり、逆潮流が可能になる。これによって、売電が行える。
また、接続装置40において、筐体44は、第2電力量計12を収容するスペースを内部に有していてもよい。つまり、第2電力量計12は、接続装置40の筐体44に収容されていてもよい。特に、実施形態2及び実施形態3において、第2電力量計12は屋外に設置される。そのため、筐体44は第2電力量計12を収容するスペースを有することが好ましい。
また、接続装置40は、必ずしも、電力変換回路41を有している必要はない。要するに、接続装置40は、第2電路L12と電動車両400との間の接続を可能にするように構成されていればよい。接続装置40の構成は、電動車両400の使用により適宜変更され得る。
また、実施形態1~3では、接続装置40は、ブレーカ50を介して第2電力量計12に接続されているが、ブレーカ50は本開示の課題との関係では必須ではない。
3.態様
上記実施形態1~3及び変形例から明らかなように、第1の態様に係る配電システム(100;100A;100B)は、第1電力量計(11)と、第2電力量計(12)と、を備えている。前記第1電力量計(11)は、施設(300)の電気機械器具(30)に電力系統(200)から給電する第1電路(L11)の電力を測定する電力量計である。前記第2電力量計(12)は、第2電路(L12)の電力を測定する電力量計である。前記第2電路(L12)は、電動車両(400)のバッテリ(410)に接続される接続装置(40)と前記電力系統(200)の間に前記電力系統(200)に対して前記第1電路(L11)と電気的に並列に接続される。第1の態様によれば、電動車両(400)に関する電力と施設(300)に関する電力との独立した管理を容易に行える。
第2の態様に係る配電システム(100)は、第1の態様との組み合わせにより実現され得る。第2の態様では、前記電力系統(200)は、配電線(210,220)と、前記配電線(210,220)に一端が電気的に接続され他端が前記施設(300)に物理的に固定された引込線(240)と、を含む。前記第1電路(L11)と前記第2電路(L12)とは、前記引込線(240)に対して電気的に並列に接続されている。第2の態様によれば、第2電力量計(12)の設置を容易に行える。これにより、配電システム(100)の設置コストを低減できる。
第3の態様に係る配電システム(100A;100B)は、第1の態様との組み合わせにより実現され得る。第3の態様では、前記電力系統(200)は、配電線(210,220)と、第1引込線(241)と、第2引込線(242)と、を含む。前記第1引込線(241)は、前記配電線(210,220)に一端が電気的に接続され他端が前記施設(300)に物理的に固定されている。前記第2引込線(242)は、前記配電線(210,220)に対して前記第1引込線(241)と電気的に並列に接続されている。前記第1電路(L11)は前記第1引込線(241)を通じて前記配電線(210,220)に、前記第2電路(L12)は前記第2引込線(242)を通じて前記配電線(210,220)に、それぞれ電気的に接続されている。第3の態様よれば、第2電力量計(12)の設置を容易に行える。これにより、配電システム(100A;100B)の設置コストを低減できる。
第4の態様に係る配電システム(100A)は、第3の態様との組み合わせにより実現され得る。第4の態様では、前記第2引込線(242)は、前記配電線(210,220)に一端で電気的に接続され前記施設(300)に他端で物理的に固定されている。第4の態様によれば、第2電力量計(12)の設置を容易に行える。これにより、配電システム(100A)の設置コストを低減できる。
第5の態様に係る配電システム(100B)は、第3の態様との組み合わせにより実現され得る。第5の態様では、前記第2引込線(242)は、前記配電線(210,220)に一端で電気的に接続され前記施設(300)とは異なる施設(500)に他端で物理的に固定されている。第5の態様によれば、第2電力量計(12)の設置を容易に行える。これにより、配電システム(100B)の設置コストを低減できる。また、第2電力量計(12)を所望の場所に設置できる。
第6の態様に係る配電システム(100;100A;100B)は、第1~第5の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第6の態様では、前記接続装置(40)は、充電回路(41)と、ケーブル(42)と、を備えている。前記充電回路(41)は、前記電力系統(200)からの電力を前記電動車両(400)の前記バッテリ(410)の充電用の電力に変換して出力するように構成されている。前記ケーブル(42)は、一端が前記充電回路(41)に接続され、他端が前記バッテリ(410)に接続される。第6の態様によれば、接続装置(40)とバッテリ(410)との接続が容易になる。
第7の態様に係る配電システム(100;100A;100B)は、第1~第6の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第7の態様では、前記接続装置(40)は、前記電動車両(400)の前記バッテリ(410)からの電力を前記電力系統(200)に対応する電力に変換して出力する放電回路(41)を備えている。第7の態様によれば、バッテリ(410)から電力系統(200)への給電が可能になる。
第8の態様に係る配電システム(100;100A;100B)は、第1~第7の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第8の態様では、前記第2電力量計(12)は、前記接続装置(40)の筐体(44)に収容されている。第8の態様によれば、前記接続装置(40)と前記第2電力量計(12)とをまとめ配置できるから、省スペース化が図れる。
第9の態様に係る配電システム(100;100A;100B)は、第1~第8の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第9の態様では、前記第1電力量計(11)は、第1電力契約の電力料金算定用の電力量計である。前記第2電力量計(12)は、前記第1電力契約とは異なる第2電力契約の電力料金算定用の電力量計である。前記第1電力契約と前記第2電力契約とは、電力料金支払者が同じである。第9の態様によれば、電動車両(400)の充電時かどうかを気にせずに施設(300)の電気機械器具(30)を使用できるようになり、利用者の精神的な負担の軽減が期待できる。
第10の態様に係る設置方法は、第1~第9の態様のいずれか一つに係る配電システム(100;100;100B)のための設置方法であって、前記第2電路(L12)の電力を測定できるように前記第2電力量計(12)を設置することを含む。第10の態様によれば、電動車両(400)に関する電力と施設(300)に関する電力との独立した管理を容易にする配電システム(100;100A;100B)を容易に設置できる。
第11の態様に係る設置方法は、第1~第9の態様のいずれか一つに係る配電システム(100;100A;100B)のための設置方法であって、前記接続装置(40)を設置して前記第2電路(L12)に電気的に接続することを含む。第11の態様によれば、電動車両(400)に関する電力と施設(300)に関する電力との独立した管理を容易にする配電システム(100;100A;100B)を容易に設置できる。
第12の態様に係る分岐装置(60)は、電力系統(200)の引込線(240)が電気的に接続される主端子(61)と、第1及び第2分岐端子(621,622)と、分岐回路(63)と、を備えている。前記第1及び第2分岐端子(621,622)は、施設(300)の電気機械器具(30)への第1電路(L11)及び電動車両(400)のバッテリ(410)への第2電路(L12)にそれぞれ電気的に接続される。前記分岐回路(63)は、前記主端子(61)に対して前記第1及び第2分岐端子(621,622)を電気的に並列に接続する。第12の態様によれば、電動車両(400)に関する電力と施設(300)に関する電力との独立した管理を容易に行える。
100 配電システム
11 第1電力量計
12 第2電力量計
20 分電盤
30 電気機械器具
40 接続装置
41 電力変換回路
42 ケーブル
43 コネクタ
44 筐体
50 ブレーカ
60 分岐装置
61 主端子
621 第1分岐端子
622 第2分岐端子
63 分岐回路
200 電力系統
210 第1配電線
220 第2配電線
230 変圧器
240 引込線
241 第1引込線
242 第2引込線
300 施設
310、311,312 引込ボックス
400 電動車両
410 バッテリ
500 施設
510 ポール
L10 共通電路
L11 第1電路
L12 第2電路
L13 接続線

Claims (9)

  1. 施設の電気機械器具に電力系統から給電する第1電路の電力を測定する第1電力量計と、
    電動車両のバッテリに接続される接続装置と前記電力系統の間に前記電力系統に対して前記第1電路と電気的に並列に接続される第2電路の電力を測定する第2電力量計と、
    を備え、
    前記電力系統は、配電線と、前記配電線に一端が電気的に接続され他端が前記施設に物理的に固定された引込線と、を含み、
    前記第1電路と前記第2電路とは、前記引込線の他端に対して電気的に並列に接続され、
    前記引込線の他端と、前記第1電路及び前記第2電路の各々とは、前記施設に配置される引込ボックスを介して電気的に接続される、
    前記第1電力量計は、総消費電力が第1契約電力を超えないことを定める第1電力契約の電力料金算定用の電力量計であり、
    前記第2電力量計は、前記第1電力契約とは異なる、総消費電力が第2契約電力を超えないことを定める第2電力契約の電力料金算定用の電力量計である、
    配電システム。
  2. 施設の電気機械器具に電力系統から給電する第1電路の電力を測定する第1電力量計と、
    電動車両のバッテリに接続される接続装置と前記電力系統の間に前記電力系統に対して前記第1電路と電気的に並列に接続される第2電路の電力を測定する第2電力量計と、
    を備え、
    前記電力系統は、
    配電線と、
    前記配電線に一端が電気的に接続され他端が前記施設に物理的に固定された第1引込線と、
    前記配電線に一端が電気的に接続され他端が前記施設に物理的に固定され、前記配電線に対して前記第1引込線と電気的に並列に接続されている第2引込線と、を含み、
    前記第1電力量計は前記施設内に設置され、
    前記第1電路は前記第1引込線の他端に電気的に接続され、前記第2電路は前記第2引込線の他端に電気的に接続されており、
    前記第1引込線の他端と、前記第1電路とは、前記施設に配置される第1引込ボックスを介して電気的に接続され、
    前記第2引込線の他端と、前記第2電路とは、前記施設に配置される第2引込ボックスを介して電気的に接続されている、
    前記第1電力量計は、総消費電力が第1契約電力を超えないことを定める第1電力契約の電力料金算定用の電力量計であり、
    前記第2電力量計は、前記第1電力契約とは異なる、総消費電力が第2契約電力を超えないことを定める第2電力契約の電力料金算定用の電力量計である、
    配電システム。
  3. 前記接続装置は、前記電力系統からの電力を前記電動車両の前記バッテリの充電用の電力に変換して出力する充電回路と、一端が前記充電回路に接続され他端が前記バッテリに接続されるケーブルと、を備えている、
    請求項1又は2の配電システム。
  4. 前記接続装置は、前記電動車両の前記バッテリからの電力を前記電力系統に対応する電力に変換して出力する放電回路を備えている、
    請求項1~3のいずれか一つの配電システム。
  5. 前記第2電力量計は、前記接続装置の筐体に収容されている、
    請求項1~4のいずれか一つの配電システム。
  6. 前記第1電力契約と前記第2電力契約とは、電力料金支払者が同じである、
    請求項1~5のいずれか一つの配電システム。
  7. 前記第1電路と前記第2電路とは、前記施設内に設けられた分岐装置を通じて前記引込線の他端に接続されている、
    請求項1記載の配電システム。
  8. 請求項1~7のいずれか一つの配電システムのための設置方法であって、
    前記第2電路の電力を測定できるように前記第2電力量計を設置することを含む、
    設置方法。
  9. 請求項1~7のいずれか一つの配電システムのための設置方法であって、
    前記接続装置を設置して前記第2電路に電気的に接続することを含む、
    設置方法。
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