JP7266205B2 - 配線システム、生産方法、ブレーカ、及び、施工方法 - Google Patents

配線システム、生産方法、ブレーカ、及び、施工方法 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、配線システム、生産方法、ブレーカ、及び、施工方法に関する。本開示は、より詳細には、充電設備のための配線システム、配線システムの生産方法、配線システムに用いられるブレーカ、及び、充電設備の施工方法に関する。
特許文献1は、家庭用のハイブリッド自動車や電気自動車の充放電装置を開示する。充放電装置(充電設備)は、家(施設)の分電盤の遮断器(分岐ブレーカ)に接続される。
特開2009-247090号公報
充放電装置(充電設備)を施工する場合には、充放電装置を分電盤に接続する必要があり、この作業には手間がかかることが多い。
課題は、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる、配線システム、生産方法、ブレーカ、及び、施工方法を提供することである。
本開示の一態様に係る配線システムは、施設の外部に設置される第1のブレーカを有する分岐回路を備える。前記分岐回路は、前記施設への引込線に電気的に接続される共通電路を、第1電路及び第2電路に分岐する。前記第1のブレーカは、前記第1電路を介して、前記共通電路に接続される。前記第1のブレーカは、移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備を前記引込線に電気的に接続するブレーカである。前記分岐回路は、共通電路を介しブレーカを介さずに、前記引込線に電気的に接続される。
本開示の一態様に係る配線システムは、施設の外部に設置される第1のブレーカ及び第2のブレーカを有する分岐回路を備える。前記分岐回路は、前記施設への引込線に電気的に接続される共通電路を、第1電路及び第2電路に分岐する。前記第1のブレーカは、前記第1電路を介して、前記共通電路に接続される。前記第1のブレーカは、移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備を前記引込線に電気的に接続するブレーカである前記第2のブレーカは、前記第2電路を介して、前記共通電路に接続される。前記第2のブレーカは、前記充電設備とは異なる設備を前記引込線に電気的に接続するブレーカである
本開示の一態様に係る配線システムは、施設の外部に設置される第1のブレーカを有する分岐回路を備える。前記配線システムは、前記施設の内部に設置される分電盤の主幹ブレーカを前記施設への引込線に電気的に接続する分電盤用回路を備える。前記配線システムは、前記引込線と前記分岐回路との間に流れる電流を計測する計測装置を備える。前記分岐回路は、前記引込線に電気的に接続される共通電路を、第1電路及び第2電路に分岐する。前記第1のブレーカは、前記第1電路を介して、前記共通電路に接続される。前記第1のブレーカは、移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備を前記引込線に電気的に接続するブレーカである記分電盤用回路は前記分電盤との接続に用いられる配線が接続される接続端子を有する。前記分電盤用回路は、前記接続端子を前記共通電路に接続る。
本開示の一態様に係る配線システムは、施設の外部に設置される第1のブレーカを備える。前記配線システムは、第1端側が前記施設への引込線に電気的に接続され、第2端側が前記第1のブレーカに接続される共通電路を備える。前記配線システムは、前記施設の内部に設置される分電盤の主幹ブレーカを前記施設への引込線に電気的に接続する分電盤用回路を備える。前記第1のブレーカは、移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備を前記引込線に電気的に接続するブレーカである。前記分電盤用回路は、前記分電盤との接続に用いられる配線が接続される接続端子を有する。前記分電盤用回路は、前記接続端子を前記共通電路に電気的に接続する。前記共通電路は、ブレーカを介さずに、前記引込線に電気的に接続される。
本開示の別の態様に係る生産方法は、前記配線システムの生産方法であって、前記分岐回路を、前記施設の外部に設置する。前記生産方法は、前記共通電路を前記引込線と電気的に接続する。前記生産方法は、前記第1のブレーカを用いて、前記充電設備を前記引込線に電気的に接続する。
本開示の別の態様に係る生産方法は、前記配線システムの生産方法であって、前記共通電路を前記引込線と電気的に接続する。前記生産方法は、前記第1のブレーカを用いて、前記充電設備を前記引込線に電気的に接続する。
本開示の別の態様に係るブレーカは、前記配線システムにおいて前記特定のブレーカとして用いられる。
本開示の別の態様に係る施工方法は、移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備の施工方法であって、前記配線システムの前記特定のブレーカに、前記充電設備を電気的に接続する。
本開示の態様によれば、施工にかかる負担の低減が図れる、という利点がある。
図1は、一実施形態の配線システムの概略図である。 図2は、上記配線システムを利用した充電設備の施工方法の説明図である。 図3は、上記充電設備の施工前の施設の概略図である。 図4は、上記配線システムの一部を省略した斜視図である。
1.実施形態
1.1 概要
図1は、一実施形態の配線システム100を示す。配線システム100は、施設300の外部に設置される1以上のブレーカ(図1では、2つのブレーカ31,32)を有する分岐回路30を備える。1以上のブレーカ(31,32)は、施設300への引込線200に対して並列に電気的に接続される。1以上のブレーカ31,32は、移動体400の動力源として用いられる蓄電池410の充電を制御する充電設備10を引込線200に電気的に接続する特定のブレーカ31を含む。
このように、配線システム100では、施設300の外部に設置される分岐回路30によって、施設300の引込線200と充電設備10との間の電路を構築する。そのため、充電設備10を分電盤20(図1参照)に接続する作業が不要になる。分電盤20には種々の電気機械器具が接続されており、分電盤20の配線のし直しは非常に手間がかかる。そのため、充電設備10を分電盤20に接続する必要がなくなることで、施工にかかる負担の低減が図れる。施工にかかる負担の例としては、施工にかかる人的な労力、施工に必要な材料、部品等の費用が挙げられる。
1.2 詳細
以下、本実施形態の配線システム100について更に詳細に説明する。本実施形態の配線システム100は、充電設備10の施設300への施工に利用されるシステムである。
施設300は、いわゆる需要場所である。一例として、施設300は、戸建て住宅である。図1は、本実施形態の配線システム100の設置後(充電設備10の施工後)の施設300の概略図である。図2は、本実施形態の充電設備10の施工方法の説明図である。図3は、本実施形態の配線システム100の設置前(充電設備10の施工前)の施設300の概略図である。
まず、配線システム100の設置前(充電設備10の施工前)の施設300について説明する。充電設備10の施工前は、図3に示すように、施設300には、引込ボックス310と、電力量計320と、分電盤20と、既設設備500とが設けられている。
引込ボックス310は、施設300の外部に設置されている。より詳細には、引込ボックス310は、施設300の外壁に設置されている。引込ボックス310は、電力系統との接続に使用される。ここで、電力系統は、電気事業者(電力会社)が管理する商用交流電源の電力系統である。引込ボックス310は、引込線200を介して、電力系統に電気的に接続される。一例として、引込線200は、架空引込線である。引込線200は、一端が、電力系統の低圧配電線(例えば100V又は200V用の交流配電線)に電気的に接続され、他端が施設300(の引込ボックス310)に物理的に固定される。引込ボックス310は、主電路L30を介して、電力量計320に電気的に接続される。
電力量計320は、対象の電路の電力(単位時間当たりの電力量)を測定する電力量計である。ここで、電力量計320は、対象の電路の電力(例えば単位はW)を積算して計量する。電力量計320は、従来周知の電力メータであってもよいし、通信機能を有するいわゆるスマートメータであってもよい。電力量計320は、施設300の外部に設置されている。より詳細には、電力量計320は、施設300の外壁に設置され、主電路L30上に配置されている。これによって、電力量計320は、主電路L30の電力(消費電力)を測定可能となっている。なお、主電路L30は、従来周知の電線や導電バーであってよいから、詳細な説明は省略する。
分電盤20は、施設300の内部に設置されている。分電盤20は、主幹ブレーカ21と、1以上(本実施形態では複数)の分岐ブレーカとを有している。主幹ブレーカは、一次側が配線(第1配線)L11を介して主電路L30に電気的に接続されている。複数の分岐ブレーカは、主幹ブレーカ21の二次側に電気的に接続されている。なお、分電盤20は、従来周知の構成であってよいから、詳細な説明は省略する。
既設設備500は、充電設備10の施工前に、施設300に設置されている設備である。既設設備500は、施設300の外部に設置されている。一例として、既設設備500は、施設300の外壁に設置されている。また、既設設備500は、配線(第2配線)L12を介して、分電盤20に電気的に接続される。特に、既設設備500は、配線L12によって、分電盤20の分岐ブレーカ(複数の分岐ブレーカの一つ)に電気的に接続される。本実施形態では、既設設備500は、充電設備である。つまり、既設設備500は、移動体400の動力源として用いられる蓄電池410の充電を制御するように構成される。一例として、既設設備500は、3kWの普通充電を行う機能を有する。この場合、定格電圧は200V、定格電流は15Aであり得る。既設設備500には、従来周知の充電器を採用可能であるから、詳細な説明は省略する。このように、既設設備500は、充電設備10よりも前に施設300に設置されていた充電設備である。特に、既設設備500は、充電設備10よりも性能が劣る充電設備を想定している。つまり、本実施形態の施工方法は、既存の充電設備を新規の充電設備に交換する方法としての側面を持つといえる。
移動体400は、移動体400の動力源として用いられる蓄電池410を有する。移動体400は、電動車両である。電動車両は、電気自動車(電気を動力源の全部又は一部として用いる自動車をいう)を意味する。移動体400は、電気自動車に限定されず、電動自転車及び電動二輪車であってもよい。蓄電池(バッテリ)410は、移動体400の駆動装置(例えばモータ)を駆動させるために用いられる。
次に、配線システム100の設置後(充電設備10の施工後)の施設300について説明する。配線システム100の設置後は、施設300には、図1に示すように、引込ボックス310と、電力量計320と、分電盤20と、配線システム100と、充電設備10と、設備600とが設けられている。
配線システム100は、図1に示すように、分岐回路30と、分電盤用回路50と、計測装置60とを備える。
分岐回路30は、施設300の外部に設置されている。一例として、分岐回路30は、施設300の外壁に設置されている。分岐回路30は、2つのブレーカ31,32を備える。2つのブレーカ31,32は、施設300への引込線200に対して並列に電気的に接続されている。より詳細には、2つのブレーカ31,32は、共通電路L130、第1電路L131及び第2電路L132を介して、引込線200に対して電気的に並列に接続される。共通電路L130の第1端は主電路L30に電気的に接続され、これによって、引込線200に電気的に接続される。共通電路L130の第2端は第1電路L131及び第2電路L132に電気的に接続されている。ここで、共通電路L130には、ブレーカが設けられていない。つまり、分岐回路30は、ブレーカを介さずに、引込線200に電気的に接続される。第1電路L131は、主電路L30にブレーカ31を接続し、第2電路L132は、主電路L30にブレーカ32を接続する。なお、共通電路L130、第1電路L131、及び第2電路L132は、従来周知の電線や導電バーであってよいから、詳細な説明は省略する。
ブレーカ31は、移動体400の動力源として用いられる蓄電池410の充電を制御する充電設備10を引込線200に電気的に接続する特定のブレーカとして利用される。特定のブレーカは、充電設備10専用のブレーカであるといえる。ブレーカ31は、配線L12を介して充電設備10に電気的に接続され、これによって、充電設備10が引込線200に電気的に接続される。ここで、配線L12は、分電盤20が設置されている施設300において、分電盤20と既設設備500との接続に用いられている配線である。つまり、配線L12は、充電設備10の施工より前に施設300に設置されていた配線である。このような観点から、配線L12を、既設配線ということがある。
ブレーカ32は、充電設備10専用のブレーカではない。ブレーカ32は、充電設備10とは異なる設備600を引込線200に電気的に接続するブレーカである。
これらブレーカ31,32は、熱動式、電磁式(完全電磁式)、及び熱動・電磁式のいずれであってもよい。また、ブレーカ31は、漏電遮断機能を有している。ブレーカ31,32は、従来周知の構成であってよいから、詳細な説明は省略する。
分電盤用回路50は、施設300の外部に設置されている。一例として、分電盤用回路50は、施設300の外壁に設置されている。分電盤用回路50は、分電盤20の主幹ブレーカ21を引込線200に電気的に接続するための回路である。分電盤用回路50は、分電盤20を接続するための接続端子51を有し、接続端子51は、共通電路L130に電気的に接続される。これによって、分岐回路30と分電盤用回路50とは、引込線200に対して並列に電気的に接続される。この分電盤用回路50の接続端子51には、配線L11を介して分電盤20の主幹ブレーカ21が電気的に接続され、これによって、分電盤20が引込線200に電気的に接続される。ここで、配線L11は、分電盤20が設置されている施設300において、分電盤20と引込線200との接続に用いられている配線である。つまり、配線L11は、充電設備10の施工より前に施設300に設置されていた配線である。このような観点から、配線L11を、既設配線ということがある。
計測装置60は、施設300の外部に設置されている。一例として、計測装置60は、施設300の外壁に設置されている。計測装置60は、引込線200と分岐回路30との間に流れる電流を計測する。より詳細には、計測装置60は、電流センサ(カレントトランス)61を有する。計測装置60は、電流センサ61によって、共通電路L130において、共通電路L130と分電盤用回路50の接続端子51との接続点と、共通電路L130と第1電路L131及び第2電路L132との接続点との間の部位に流れる電流を測定する。計測装置60は、有線通信又は無線通信によって、電流の測定値を外部装置に送信する機能を有する。外部装置の例としては、施設300に設置される管理装置、端末装置(スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等)、及び、サーバが挙げられる。
配線システム100は、更に、ボックス40(図4参照)を備える。ボックス40は、施設300の外部に設置される。一例として、ボックス40は、施設300の外壁に設置されている。ボックス40は、分岐回路30と、分電盤用回路50と、計測装置60とを収容する(図4では、分電盤用回路50及び計測装置60の図示は省略されている)。より詳細には、ボックス40は、分岐回路30、分電盤用回路50、及び計測装置60を収容するボディ41と、ボディ41に開閉可能に取り付けられる扉42と、扉42の施錠用の錠43とを備える。つまり、ボックス40は、錠43付きの扉42を有する。ボディ41及び扉42は、電気絶縁性を有する。一例として、ボディ41及び扉42は、電気絶縁性を有する樹脂材料製である。ボックス40は、施設300の外部に設置されることから、ボディ41及び扉42は、防水性、防塵性、及び耐候性を有していることが好ましい。また、ボディ41は、電力量計320、分電盤20、充電設備10、及び設備600との接続が可能なように、配線を通す孔や開口を有している。錠43は、扉42の施錠が可能であればよい。錠43の例としては、ウォード錠、シリンダー錠、マグネット錠、レバータンブラー錠、ダイヤル錠が挙げられる。錠43は、扉42から取り外し可能であるが、これに限定されず、扉42に埋め込まれていてもよい。このボックス40では、扉42の施錠が可能であるから、意図しない人物による操作の可能性を低減できる。
充電設備10は、施設300の外部に設置されている。一例として、充電設備10は、施設300の外壁に設置されている。充電設備10は、移動体400の動力源として用いられる蓄電池410の充電を制御するように構成される。より詳細には、図1に示すように、充電設備10は、電力変換回路11と、ケーブル12と、コネクタ13とを備える。電力変換回路11は、配線システム100を介して引込線200(電力系統)に電気的に接続されている。また、電力変換回路11は、ケーブル12を介してコネクタ13に電気的に接続されている。電力変換回路11は、電力系統からの電力を移動体400の蓄電池410の充電用の電力に変換して出力する充電回路として機能する。電力変換回路11は、従来周知の構成であってよいから詳細な説明は省略する。ケーブル12は、電力変換回路(充電回路)11と蓄電池410とを電気的に接続するために使用される。ケーブル12は、一端で電力変換回路11に接続され、他端でコネクタ13に接続されている。コネクタ13は、移動体400の充電コネクタに接続可能に構成されている。つまり、コネクタ13を移動体400の充電コネクタに接続することで、充電設備10が蓄電池410に電気的に接続される。実施形態1では、充電設備10は、既設設備500よりも高速な充電が可能な充電設備である。例えば、充電設備10は、6kWの普通充電を行う機能を有する。一例として、充電設備10の定格電圧は200V、定格電流は30Aである。
設備600は、施設300の外部に設置されている。一例として、設備600は、施設300の外壁に設置されている。設備600は、配線L14を介してブレーカ32に電気的に接続され、これによって、設備600が引込線200に電気的に接続される。設備600は、充電設備10とは異なる設備である。本実施形態では、設備600は、給湯装置である。
1.3 施工方法
以下、図2を参照して、配線システム100を利用した充電設備10の施工方法について説明する。充電設備10の施工前において、施設300には、既設設備500が設置されている。
まず、配線システム100の分岐回路30を設置する(S11)。ここでは、ボックス40を施設300の外部に配置し、分岐回路30、分電盤用回路50、及び計測装置60をボックス40に収容する。特に、分岐回路30を、施設300の外部に、ブレーカ31,32が施設300への引込線200に対して並列に電気的に接続されるように設置する。次に、既設配線である配線L12の再配線を行う(S12)。ここでは、配線L12を、分電盤20ではなく、配線システム100のブレーカ31に接続する。これによって、ブレーカ31(複数のブレーカ31,32のうちの少なくとも1つ)を用いて、充電設備10を引込線200に電気的に接続する。次に、既設配線である配線L11の再配線を行う(S13)。ここでは、配線L11を、主電路L30ではなく、配線システム100の分電盤用回路50の接続端子51に接続する。最後に、既設設備500を充電設備10に交換する(S14)。ここでは、既設設備500を施設300から撤去して、代わりに充電設備10を設置する。つまり、配線L12から既設設備500を外し、代わりに充電設備10を接続する。
なお、ステップS11,S12,S13,S14の順番は、上記の例に限定されず、ステップS11,S12,S13,S14の順番は適宜入れ替え可能である。例えば、配線L12の再配線(S12)と配線L11の再配線(S13)との順序は逆でもよい。また、既設設備500と充電設備10との交換(S14)は最初でもよいし、配線システム100の設置(S11)は最後でもよい。一例として、既設設備500を充電設備10に交換してから(S14)、配線L11の再配線を行い(S13)、配線L12の再配線をした後に(S12)、配線システム100を設置してよい(S11)。
本実施形態の配線システム100は、充電設備10の施工に利用される。配線システム100によれば、電力系統から引込線200を通して得た電力を、充電設備10、設備600、及び、分電盤20に分配することが可能である。配線システム100は、計測装置60を備えており、計測装置60によって、引込線200から分岐回路30に流れる電流を測定可能である。一方、引込線200から施設300に供給される電力は、電力量計320により確認可能である。したがって、計測装置60の測定値と電力量計320の測定値とから、分電盤20に流れる電流の推定が可能である。
1.4 まとめ
以上述べたように、本実施形態の配線システム100は、施設300の外部に設置される1以上のブレーカ(本実施形態では、2つのブレーカ31,32)を有する分岐回路30を備える。ブレーカ31,32は、施設300への引込線200に対して並列に電気的に接続される。ブレーカ31,32は、移動体400の動力源として用いられる蓄電池410の充電を制御する充電設備10を引込線200に電気的に接続する特定のブレーカ31を含む。そのため、本実施形態の施工方法によれば、施工(充電設備10の施工)にかかる負担の低減が図れる。
このような配線システム100を設置(生産)するにあたっては、1以上のブレーカ31,32を有する分岐回路30を、施設300の外部に、1以上のブレーカ31,32が施設300への引込線200に対して並列に電気的に接続されるように設置する。更に、1以上のブレーカ31,32のうちの少なくとも1つを用いて、移動体400の動力源として用いられる蓄電池410の充電を制御する充電設備10を引込線200に電気的に接続する。この配線システム100の生産方法によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
また、配線システム100を利用して、充電設備10を施工することが可能である。つまり、この施工方法は、移動体400の動力源として用いられる蓄電池410の充電を制御する充電設備10の施工方法であって、配線システム100の特定のブレーカ31に、充電設備10を電気的に接続する。この施工方法によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
2.変形例
本開示の実施形態は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は、本開示の課題を解決できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
上記実施形態では、配線システム100は、分岐回路30、ボックス40、分電盤用回路50、及び計測装置60を備えるが、分岐回路30以外は必須ではない。つまり、配線システム100は、少なくとも、分岐回路30を含んでいればよい。
上記実施形態では、分岐回路30は、2つのブレーカ31,32を有するが、これに限定されず、ブレーカ31だけを有していてよい。また、分岐回路30は、ブレーカ31に加えて、複数のブレーカ32を有していてよい。つまり、分岐回路30は、特定のブレーカ31を含むように1以上のブレーカを有していればよい。また、分岐回路30において、1以上のブレーカの少なくとも一つは、漏電遮断機能を有していればよく、1以上のブレーカの全てが漏電遮断機能を有していなくてもよい。ただし、漏電遮断機能を有するのは、特定のブレーカであるとよい。
上記実施形態では、充電設備10と配線システム100のブレーカ31との接続に、既設配線(配線L12)を用いているが、これに限定されず、新しい配線を利用してよい。ただし、既設配線を利用することによって、施工にかかる作業及びコストの低減が図れるという利点がある。同様に、上記実施形態では、分電盤20と配線システム100の分電盤用回路50との接続に、既設配線(配線L11)を用いているが、これに限定されず、新しい配線を利用してよい。ただし、既設配線を利用することによって、施工にかかる作業及びコストの低減が図れるという利点がある。
一変形例では、充電設備10は、必ずしも、ケーブル12及びコネクタ13を有している必要はない。この場合、充電設備10は、移動体400との接続用のコンセントを有していてもよい。また、充電設備10は、移動体400の蓄電池410からの電力を電力系統に対応する電力に変換して出力する放電回路を備えていてもよい。例えば、充電設備10は、電力変換回路11が放電回路として機能するように構成される。この場合、移動体400の蓄電池410から電力系統に電力を供給すること、つまり、逆潮流が可能になる。これによって、売電が行える。また、充電設備10は、必ずしも、電力変換回路11を有している必要はない。要するに、充電設備10は、電力系統と移動体400との間の接続を可能にするように構成されていればよい。充電設備10の構成は、移動体400の仕様により適宜変更され得る。
一変形例では、施設300は、戸建て住宅に限定されない。施設300は、いわゆる需要場所である。需要場所は、1以上の電気使用場所を含むものであって、戸建て住宅に限定されない。需要場所は、集合住宅及び商業施設などの建物であってもよいし、建物と土地とを含む場所(例えば、駐車場)であってもよい。要するに、需要場所は、電気機械器具(電気設備)が設置された場所であればよい。
一変形例では、引込ボックス310は、必須ではなく、引込線200は、施設300に直接固定されてもよい。また、引込線200は、架空引込線ではなく、地中引込線であってよい。また、電力系統は、電気事業者(電力会社)が管理する商用交流電源の電力系統に限定されない。電力系統は、直流電源の電力系統であってもよい。
一変形例では、主電路L30に電力量計320が接続されている必要はない。つまり、電力量計320は本開示の課題との関係では必須ではない。
一変形例では、既設設備500は、充電設備以外の設備(電気で動作する機器)であってよい。また、設備600は、給湯装置以外の設備(電気で動作する機器)であってよい。既設設備500及び設備600の例は、施設300に設置され恒常的に分電盤20に電気的に接続される機器(例えば、照明装置、空調装置、冷蔵庫、洗濯機、給湯装置)を含み得る。また、既設設備500及び設備600の例は、使用時に分電盤20に電気的に接続される機器(例えば、掃除機)を含み得る。さらに、既設設備500及び設備600の例は、必要に応じて充電される機器(例えば、携帯電話)及び必要に応じて放電する機器(例えば、太陽光発電装置や、蓄電装置、燃料電池)を含み得る。また、既設設備500及び設備600は、施設300の外部に設置される設備であるとよいが、施設300の内部に設置される設備であってもよい。
3.態様
上記実施形態及び変形例から明らかなように、本開示は、下記の態様を含む。以下では、実施形態との対応関係を明示するためだけに、符号を括弧付きで付している。
第1の態様は、配線システム(100)であって、施設(300)の外部に設置される1以上のブレーカ(31,32)を有する分岐回路(30)を備える。前記1以上のブレーカ(31,32)は、前記施設(300)への引込線(200)に対して並列に電気的に接続される。前記1以上のブレーカ(31,32)は、移動体(400)の動力源として用いられる蓄電池(410)の充電を制御する充電設備(10)を前記引込線(200)に電気的に接続する特定のブレーカ(31)を含む。この態様によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
第2の態様は、第1の態様の配線システム(100)に基づく。第2の態様では、前記分岐回路(30)は、ブレーカを介さずに、前記引込線(200)に電気的に接続される。この態様によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
第3の態様は、第1又は第2の態様の配線システム(100)に基づく。第3の態様では、前記1以上のブレーカ(31,32)の少なくとも一つは、漏電遮断機能を有する。この態様によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
第4の態様は、第3の態様の配線システム(100)に基づく。第4の態様では、前記特定のブレーカ(31)は、漏電遮断機能を有する。この態様によれば、充電設備(10)の保護が図れる。
第5の態様は、第1~第4の態様のいずれか一つの配線システム(100)に基づく。第5の態様では、前記特定のブレーカ(31)は、前記充電設備(10)専用のブレーカである。この態様によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
第6の態様は、第1~第5の態様のいずれか一つの配線システム(100)に基づく。第6の態様では、前記配線システム(100)は、前記施設(300)の外部に設置され、前記分岐回路(30)を収容するボックス(40)を更に備える。この態様によれば、分岐回路(30)の保護が図れる。
第7の態様は、第6の態様の配線システム(100)に基づく。第7の態様では、前記分岐回路(30)は、前記ボックス(40)に一体に設けられている。この態様によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
第8の態様は、第7の態様の配線システム(100)に基づく。第8の態様では、前記ボックス(40)は、錠(43)付きの扉(42)を有する。この態様によれば、意図しない人物による操作の可能性を低減できる。
第9の態様は、第1~第8の態様のいずれか一つの配線システム(100)に基づく。第9の態様では、前記1以上のブレーカ(31,32)は、前記充電設備(10)とは異なる設備(600)を前記引込線(200)に電気的に接続するブレーカ(32)を含む。この態様によれば、充電設備(10)とは異なる設備(600)の設置が容易になる。
第10の態様は、第1~第9の態様のいずれか一つの配線システム(100)に基づく。第10の態様では、前記配線システム(100)は、前記施設(300)の内部に設置される分電盤(20)の主幹ブレーカ(21)を前記引込線(200)に電気的に接続する分電盤用回路(50)を更に備える。この態様によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
第11の態様は、第10の態様の配線システム(100)に基づく。第11の態様では、前記分岐回路(30)と前記分電盤用回路(50)とは、前記引込線(200)に対して並列に電気的に接続される。この態様によれば、分岐回路(30)と分電盤用回路(50)とで消費電流を区別しやすくなる。
第12の態様は、第11の態様の配線システム(100)に基づく。第12の態様では、前記配線システム(100)は、前記引込線(200)と前記分岐回路(30)との間に流れる電流を計測する計測装置(60)を更に備える。この態様によれば、分岐回路(30)に流れる電流の大きさを確認できる。
第13の態様は、第1~第12の態様のいずれか一つの配線システム(100)の生産方法であって、1以上のブレーカ(31,32)を有する分岐回路(30)を、施設(300)の外部に、前記1以上のブレーカ(31,32)が前記施設(300)への引込線(200)に対して並列に電気的に接続されるように設置する。前記生産方法は、前記1以上のブレーカ(31,32)のうちの少なくとも1つを用いて、移動体(400)の動力源として用いられる蓄電池(410)の充電を制御する充電設備(10)を前記引込線(200)に電気的に接続する。この態様によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
第14の態様は、第1~第12の態様のいずれか一つの配線システム(100)において前記特定のブレーカ(31)として用いられる、ブレーカ(31)である。この態様によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
第15の態様は、移動体(400)の動力源として用いられる蓄電池(410)の充電を制御する充電設備(10)の施工方法であって、第1~第12の態様のいずれか一つの配線システム(100)の前記特定のブレーカ(31)に、前記充電設備(10)を電気的に接続する。この態様によれば、施工にかかる作業及びコストの低減が図れる。
100 配線システム
20 分電盤
21 主幹ブレーカ
30 分岐回路
31 ブレーカ(特定のブレーカ)
32 ブレーカ
40 ボックス
42 扉
43 錠
50 分電盤用回路
60 計測装置
200 引込線
300 施設
400 移動体
410 蓄電池
600 設備

Claims (13)

  1. 施設の外部に設置される第1のブレーカを有する分岐回路を備え、
    前記分岐回路は、前記施設への引込線に電気的に接続される共通電路を、第1電路及び第2電路に分岐し、
    前記第1のブレーカは、前記第1電路を介して、前記共通電路に接続され、
    前記第1のブレーカは、移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備を前記引込線に電気的に接続するブレーカであり
    前記分岐回路は、前記共通電路を介しブレーカを介さずに、前記引込線に電気的に接続される、
    配線システム。
  2. 施設の外部に設置される第1のブレーカ及び第2のブレーカを有する分岐回路を備え、
    前記分岐回路は、前記施設への引込線に電気的に接続される共通電路を、第1電路及び第2電路に分岐し、
    前記第1のブレーカは、前記第1電路を介して、前記共通電路に接続され、
    前記第1のブレーカは、移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備を前記引込線に電気的に接続するブレーカであり
    前記第2のブレーカは、前記第2電路を介して、前記共通電路に接続され、
    前記第2のブレーカは、前記充電設備とは異なる設備を前記引込線に電気的に接続するブレーカである
    配線システム。
  3. 施設の外部に設置される第1のブレーカを有する分岐回路と、
    前記施設の内部に設置される分電盤の主幹ブレーカを前記施設への引込線に電気的に接続する分電盤用回路と、
    前記引込線と前記分岐回路との間に流れる電流を計測する計測装置と、
    備え、
    前記分岐回路は、前記引込線に電気的に接続される共通電路を、第1電路及び第2電路に分岐し、
    前記第1のブレーカは、前記第1電路を介して、前記共通電路に接続され、
    前記第1のブレーカは、移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備を前記引込線に電気的に接続する特定のブレーカであり
    記分電盤用回路は
    前記分電盤との接続に用いられる配線が接続される接続端子を有し、
    前記接続端子を前記共通電路に電気的に接続る、
    配線システム。
  4. 施設の外部に設置される第1のブレーカと、
    第1端側が前記施設への引込線に電気的に接続され、第2端側が前記第1のブレーカに接続される共通電路と、
    前記施設の内部に設置される分電盤の主幹ブレーカを前記施設への引込線に電気的に接続する分電盤用回路と、
    を備え、
    前記第1のブレーカは、移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備を前記引込線に電気的に接続するブレーカであり、
    前記分電盤用回路は、
    前記分電盤との接続に用いられる配線が接続される接続端子を有し、
    前記接続端子を前記共通電路に電気的に接続し、
    前記共通電路は、ブレーカを介さずに、前記引込線に電気的に接続される、
    配線システム。
  5. 前記第1のブレーカは、漏電遮断機能を有する、
    請求項1~4のいずれか一つの配線システム。
  6. 前記第1のブレーカは、前記充電設備専用のブレーカである、
    請求項1~5のいずれか一つの配線システム。
  7. 前記施設の外部に設置され、前記分岐回路を収容するボックスを更に備える、
    請求項1~のいずれか一つの配線システム。
  8. 前記分岐回路は、前記ボックスに一体に設けられている、
    請求項7の配線システム。
  9. 前記ボックスは、錠付きの扉を有する、
    請求項8の配線システム。
  10. 請求項1~のいずれか一つの配線システムの生産方法であって、
    前記分岐回路を、前記施設の外部に設置し、
    前記共通電路を前記引込線と電気的に接続し、
    前記第1のブレーカを用いて、前記充電設備を前記引込線に電気的に接続する、
    生産方法。
  11. 請求項4の配線システムの生産方法であって、
    前記共通電路を前記引込線と電気的に接続し、
    前記第1のブレーカを用いて、前記充電設備を前記引込線に電気的に接続する、
    生産方法。
  12. 請求項1~9のいずれか一つの配線システムにおいて前記第1のブレーカとして用いられる、
    ブレーカ。
  13. 移動体の動力源として用いられる蓄電池の充電を制御する充電設備の施工方法であって、
    請求項1~9のいずれか一つの配線システムの前記第1のブレーカに、前記充電設備を電気的に接続する、
    施工方法。
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